佐藤栞里(@satoshiori727)
MORE連載
"ちょっと食べてみ!?"
最後の目的地は沖縄
地元の方が教えてくれたアーサそばや
ずっとずっと憧れだったステーキ
(A1ソースもばっちりかけたよ!)
ここで働きたいと時給まで調べそうになった
パン屋さんやコーヒー屋さん☕️
絶対行って!と何人もの人たちに言われたタコスに
帰り道にあったら最高じゃんなアイスぜんざい
お店の方や道ゆく方とのお喋りも楽しかった天ぷら屋さん
とんでもない枚数を飲み物のようにたいらげたパンケーキ
そしてやっぱり私たちはこれでしょってことで
餃子でしめっ
これにて、47都道府県全制覇しました!
あーーーーおいしかった!!
食べることが大好きなわたしにとって
毎回、お腹も心もほくほくになる褒美の日☺️
本当に、どの土地も美味しいものに溢れていて
この連載がなかったらあのごはんにもあのスイーツにも
出会えてなかった人生だったなんてもう考えられなくて、笑
それくらい、心に残るごはんたちに出会えた
今までもこれからもずっとずっと
たからものになるような、そんな連載でした。
"私の地元のごはんを紹介してくれてありがとう"
"うちのお店を選んでくれてありがとう"
読者さんやお世話になったお店の方たちからの
あたたかいお言葉もいつもすごく嬉しかったです。
こちらこそ、幸せをたくさん、ありがとうなのです。
これからのわたしの目標は
この連載で出会えたお店の聖地巡礼をすること!
お取り寄せであんなに美味しいんだもの!
出来たてはきっともっともっと美味しい
お取り寄せのリピートは引き続きしつつ
目標達成の旅も、実行しようと思います☺︎☺︎
ああほんとに、最高だったな"ちょっと食べてみ!?"連載。
どの号も、自信を持ってお届けできる
永久保存版です
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"ちょっと食べてみ!?"
最後の目的地は沖縄
地元の方が教えてくれたアーサそばや
ずっとずっと憧れだったステーキ
(A1ソースもばっちりかけたよ!)
ここで働きたいと時給まで調べそうになった
パン屋さんやコーヒー屋さん☕️
絶対行って!と何人もの人たちに言われたタコスに
帰り道にあったら最高じゃんなアイスぜんざい
お店の方や道ゆく方とのお喋りも楽しかった天ぷら屋さん
とんでもない枚数を飲み物のようにたいらげたパンケーキ
そしてやっぱり私たちはこれでしょってことで
餃子でしめっ
これにて、47都道府県全制覇しました!
あーーーーおいしかった!!
食べることが大好きなわたしにとって
毎回、お腹も心もほくほくになる褒美の日☺️
本当に、どの土地も美味しいものに溢れていて
この連載がなかったらあのごはんにもあのスイーツにも
出会えてなかった人生だったなんてもう考えられなくて、笑
それくらい、心に残るごはんたちに出会えた
今までもこれからもずっとずっと
たからものになるような、そんな連載でした。
"私の地元のごはんを紹介してくれてありがとう"
"うちのお店を選んでくれてありがとう"
読者さんやお世話になったお店の方たちからの
あたたかいお言葉もいつもすごく嬉しかったです。
こちらこそ、幸せをたくさん、ありがとうなのです。
これからのわたしの目標は
この連載で出会えたお店の聖地巡礼をすること!
お取り寄せであんなに美味しいんだもの!
出来たてはきっともっともっと美味しい
お取り寄せのリピートは引き続きしつつ
目標達成の旅も、実行しようと思います☺︎☺︎
ああほんとに、最高だったな"ちょっと食べてみ!?"連載。
どの号も、自信を持ってお届けできる
永久保存版です
#动漫##东之伊甸#
2009年に放送されたテレビアニメ「東のエデン」を全11話見返しました。「この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語」という公式のキャッチコピーに相応しい、ソフトに描かれたハードな社会ストーリーに、ユーモアを混ぜつつもちょいビターな仕上がりでした。
主役の一人である男の子は、いきなり記憶を全部無なったた上、左手に電話、右手に拳銃、あとは真っ裸の状態でホワイトハウスの前に立ちすくんでいるところから物語はスタートします。もう一人の主役は大学の卒業旅行でアメリカに行った普通の女の子で、ホワイトハウスの噴水にコインを投げたところ警察に目を付けられるが、真っ裸の彼に助けられます。その後記憶喪失の彼と行動を共にし、一緒に日本へ帰国します。そして日本は今、10発のミサイルを撃ち込まれるも一人の死者もいない「迂闊な月曜日」事件と、約2万人のニートが姿を消した「二万人ニート失踪」事件で騒いでいることを彼に伝えました。二人が空港に着いた時、11発目のミサイルでついに死者が出たことが報じられました。
やがて男の子は、自分がMr.OUTSIDEと名乗る人物に選ばれた12人の「セレソン」の一人として、用意された100億円で日本を救済するゲームに参加させられていたことを知ります。
うーん、もうあらすじからしてこの作品がいかに難解なのかわかると思います。しかし冒頭でも言ったように、結構ソフトに描かれており、ユーモアもある作品なので、ただただ脳細胞を燃やされるわけではないのでご安心を。またアニメのラストは一応ちゃんとした結末を迎えているし、そのさらに後を描いた劇場版(2部作)もあるので、中途半端な結末ではないことも記しておきます。なんなら劇場版がなくても、アニメ全11話だけで見終わるのもアリでしょう。あ、でも劇場版は個人的にちょっと過程がアニメ版ほど面白くなかったけど、ラストはしっかりしていますよ。完全に蛇足というわけではありません。
またヒロインを演じたのは、今じゃ超人気声優の早見沙織さんですが、本作のアフレコ当時はまだ18歳くらいで、今のようにどんな役でもどんなセリフでも自分の色を滲ませることができておらず、ところところ誰だか判別つかない人並みの声になるが、声豚ならこれもまた聞いておきたいのではないでしょうか。よかったらチェックしてみてください。
2009年に放送されたテレビアニメ「東のエデン」を全11話見返しました。「この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語」という公式のキャッチコピーに相応しい、ソフトに描かれたハードな社会ストーリーに、ユーモアを混ぜつつもちょいビターな仕上がりでした。
主役の一人である男の子は、いきなり記憶を全部無なったた上、左手に電話、右手に拳銃、あとは真っ裸の状態でホワイトハウスの前に立ちすくんでいるところから物語はスタートします。もう一人の主役は大学の卒業旅行でアメリカに行った普通の女の子で、ホワイトハウスの噴水にコインを投げたところ警察に目を付けられるが、真っ裸の彼に助けられます。その後記憶喪失の彼と行動を共にし、一緒に日本へ帰国します。そして日本は今、10発のミサイルを撃ち込まれるも一人の死者もいない「迂闊な月曜日」事件と、約2万人のニートが姿を消した「二万人ニート失踪」事件で騒いでいることを彼に伝えました。二人が空港に着いた時、11発目のミサイルでついに死者が出たことが報じられました。
やがて男の子は、自分がMr.OUTSIDEと名乗る人物に選ばれた12人の「セレソン」の一人として、用意された100億円で日本を救済するゲームに参加させられていたことを知ります。
うーん、もうあらすじからしてこの作品がいかに難解なのかわかると思います。しかし冒頭でも言ったように、結構ソフトに描かれており、ユーモアもある作品なので、ただただ脳細胞を燃やされるわけではないのでご安心を。またアニメのラストは一応ちゃんとした結末を迎えているし、そのさらに後を描いた劇場版(2部作)もあるので、中途半端な結末ではないことも記しておきます。なんなら劇場版がなくても、アニメ全11話だけで見終わるのもアリでしょう。あ、でも劇場版は個人的にちょっと過程がアニメ版ほど面白くなかったけど、ラストはしっかりしていますよ。完全に蛇足というわけではありません。
またヒロインを演じたのは、今じゃ超人気声優の早見沙織さんですが、本作のアフレコ当時はまだ18歳くらいで、今のようにどんな役でもどんなセリフでも自分の色を滲ませることができておらず、ところところ誰だか判別つかない人並みの声になるが、声豚ならこれもまた聞いておきたいのではないでしょうか。よかったらチェックしてみてください。
电子版采访也来一遍
メジャーデビューから6年、一層エネルギッシュなパフォーマンスで覚醒している、THE RAMPAGE。
現在は、5度目となるアリーナツアーの真っ只中。16人グループの中でボーカルを務めるRIKUさんは、その熱い歌声で会場を沸かせている。
“肉好き”を公言する彼をお連れしたのは、由緒正しい鴨料理の名店。焼きたての鴨を堪能したあと、私生活から仕事まで、29歳のリアルを伺った。
1️⃣「鴨とワインのマリアージュって、こんな幸せな気持ちになるんですね」
出演者と店舗のマッチングが100%と言っていい撮影だった。RIKUさんが筋金入りの鴨好きだったからだ。
「実は、ついこの間も自分で鴨せいろを作って食べたんですよ。スーパーで鴨を買って低温調理をして、鴨だしと鰹昆布だしをブレンドしてつゆも作りました。
体づくりはトレーニングも大事ですけど、一番は食事。鴨は高タンパクで低脂肪なのでよく食べますね」
実食すると、「本当に幸せです。もう将軍になった気持ち(笑)。取材が終わったら(武知)海青とかに連絡して“出合ってしまった”と伝えます」と口にする。
この鴨は誰と一緒に食べたいか聞くと、答えはメンバーかと思いきや、「まずはここにいるスタッフさんたちと。僕だけ食べてズルいですから」と優し過ぎる。
麻布十番に来たのは久しぶりだが、デビュー当時の思い出の街だとか。
「デビューして2〜3年は一ノ橋の交番近くでレコーディングをしていたのでよく来ていました。当時は自分たちでの電車移動。ボーカル3人で寮を出て地下鉄に乗り、六本木で乗り換えて麻布十番駅まで。
3人とも歌唱力が未熟でレコーディングに時間がかかってしまい、ようやく終わった後にディレクターが近くのラーメン屋さんでご馳走してくれたのがいい思い出です。
夏は駅まで汗だくになって歩き、電車で涼んで、スタジオまでまた汗ばんでという記憶。近くのコンビニではいつもフライドチキンを買っていましたね」
2️⃣物理的な距離を、心の距離とイコールにしたくない
数年経ち、今は鴨とワインのマリアージュを知る29歳に。
普段の外食は個室が多くなったが、地元の友達と下北沢でハシゴ酒をして相席になった客と乾杯なんて夜もある。
外食も楽しみつつ、基本は自炊。最近では鯖の味噌煮や豆腐入りハンバーグを作ったという。
メンバーとも互いの家を行き来して料理を楽しむ。
「少し前に海青の家ですき焼きパーティをしました。その時いたのは(神谷)健太とやましょー(山本彰吾)。
海青がいい肉を用意してくれたので、僕と健太はちょっといいウイスキーを持っていき、割り下はやましょーが手際よく作ってくれました」
ライブ直前はアスリートの食生活だ。「本番4時間前までにお米とたまごと鶏肉とサラダといった栄養価の高い固形物を摂り、以降は水分だけ」と、1回で体重が2キロ落ちるほどハードなライブに備える。
加えて格闘技にジョギング、自重トレーニングを行い、8割以上のハイパワーの持続を目指す。そうして備えても、稼働が大きい、とあるパーツの筋肉痛は防げない。
「ファンのみなさんを煽る時は、手を上げて動かすので、実は背中が1番重要。ライブが終わった後の筋肉痛も背中が一番きついです。
ただ大きく煽ればいいわけではなく、自分が一番後ろの席にいたらどう見えるかを意識して動きます。
僕は学生時代、親にEXILEの大きな会場のライブに連れて行ってもらっていて、あの時の端からの景色を知っているからこそ、最前列も後ろの席も同じように楽しんでいただきたい。
物理的な距離を心の距離とイコールにしたくないんです。だから分かりやすく動き、分かりやすく歌うことを心がけています」
昔、遠くから見た憧れのワンシーンが鮮明に残っているから、逆の立場になった時に広い視野でみんなを見ることができる。
元は歌が好きなファンのひとり。少年時代、歌詞カードがぐちゃぐちゃになるまで真似して歌っていた。
サッカー選手を夢見たこともあったが、周りがボーカルの可能性に気づかせてくれた。
「とにかく誰かの“夢”になりたかった。何かをして人を喜ばせたり笑わせたりするのが好きで、じゃあ自分は何なら人に喜んでもらえる可能性が高いかって考えていた中学2年生の頃。
カラオケに行ったら、友達が“RIKUって歌上手いよね”と褒めてくれました。採点ゲームも高得点が出る。
もしかして僕、人より歌うことに長けているのかなって子供ながらに思って、じゃあ本格的にやってみようとネットで調べて、動画で発声の真似を始めました。些細な言葉から前に進めました」
3️⃣「僕たちの“雑草魂”の強さは、LDH随一だと思います」
高校の文化祭では千人の前で歌い、2014年には遂にTHE RAMPAGEのメンバーに。
でも、すんなりスポットライトを浴びたわけではない。
「デビュー前は自分たちでビラを配ってフリーライブをやっても、5人しか来ない日もありました。
デビューしても寮時代、プロのアーティストとして1番忙しくあるべき年末年始にお仕事がなくて、先輩方がテレビの音楽番組で活躍している姿を指をくわえて見ていただけ。
あの悔しさを絶対に忘れないようにしようと当時から話していたから、僕たちの“雑草魂”の強さはLDH随一だと思います。
だから、どこまでいっても満足することはないし、満足したら終わり。常に腹を空かしたハイエナのようでいないと(笑)」
ツアーで全国のアリーナを周る今もストイックな姿勢は揺るがない。
「エンターテインメントはそれぐらい極めていくことに貪欲でないといけないと思うし、ライブを何度も見てくださる方に、お会いする度に強く大きく進化した姿で再会するのが、僕らプロのアーティストの筋。
そこに向かって頑張るエネルギーをくれるのもRAVERS(ファンネーム)であって、本当に素敵な関係を築けていると感謝しかないです。
だから、会場にいる全員が同じ満足度で帰るのは難しいことかもしれないですけど、不可能で終わらせないのがTHE RAMPAGEですよっていう感じです。絶対やってやるんだって気持ちで、僕らは舞台に立っています」
今号のタイトルは「麻布十番の熱気」だが、改めてベストな巡り合わせであった。
RIKUさんの熱気はこれからも冷めることはないだろう。貪欲さというガソリンを絶やさず、同じく熱い仲間とファンが味方でいるからだ。
■プロフィール
RIKU 1994年生まれ、埼玉県出身。2014年にTHE RAMPAGEのメンバーとなり、2017年にメジャーデビュー。この8月2日に「Summer Riot~熱帯夜~ / Everest」が両A面シングルとして発売された。和太鼓演奏グループDRUM TAOとのコラボ、ワイルドなヒップホップと異なる個性で魅了する。
■衣装
ジャケット 115,500円〈タリアトーレ/トレメッツォ TEL:03-5464-1158〉、シャツ 55,000円、パンツ 53,900円〈ともにピーティートリノ/PT JAPAN TEL:03-5485-0058〉、その他スタイリスト私物
メジャーデビューから6年、一層エネルギッシュなパフォーマンスで覚醒している、THE RAMPAGE。
現在は、5度目となるアリーナツアーの真っ只中。16人グループの中でボーカルを務めるRIKUさんは、その熱い歌声で会場を沸かせている。
“肉好き”を公言する彼をお連れしたのは、由緒正しい鴨料理の名店。焼きたての鴨を堪能したあと、私生活から仕事まで、29歳のリアルを伺った。
1️⃣「鴨とワインのマリアージュって、こんな幸せな気持ちになるんですね」
出演者と店舗のマッチングが100%と言っていい撮影だった。RIKUさんが筋金入りの鴨好きだったからだ。
「実は、ついこの間も自分で鴨せいろを作って食べたんですよ。スーパーで鴨を買って低温調理をして、鴨だしと鰹昆布だしをブレンドしてつゆも作りました。
体づくりはトレーニングも大事ですけど、一番は食事。鴨は高タンパクで低脂肪なのでよく食べますね」
実食すると、「本当に幸せです。もう将軍になった気持ち(笑)。取材が終わったら(武知)海青とかに連絡して“出合ってしまった”と伝えます」と口にする。
この鴨は誰と一緒に食べたいか聞くと、答えはメンバーかと思いきや、「まずはここにいるスタッフさんたちと。僕だけ食べてズルいですから」と優し過ぎる。
麻布十番に来たのは久しぶりだが、デビュー当時の思い出の街だとか。
「デビューして2〜3年は一ノ橋の交番近くでレコーディングをしていたのでよく来ていました。当時は自分たちでの電車移動。ボーカル3人で寮を出て地下鉄に乗り、六本木で乗り換えて麻布十番駅まで。
3人とも歌唱力が未熟でレコーディングに時間がかかってしまい、ようやく終わった後にディレクターが近くのラーメン屋さんでご馳走してくれたのがいい思い出です。
夏は駅まで汗だくになって歩き、電車で涼んで、スタジオまでまた汗ばんでという記憶。近くのコンビニではいつもフライドチキンを買っていましたね」
2️⃣物理的な距離を、心の距離とイコールにしたくない
数年経ち、今は鴨とワインのマリアージュを知る29歳に。
普段の外食は個室が多くなったが、地元の友達と下北沢でハシゴ酒をして相席になった客と乾杯なんて夜もある。
外食も楽しみつつ、基本は自炊。最近では鯖の味噌煮や豆腐入りハンバーグを作ったという。
メンバーとも互いの家を行き来して料理を楽しむ。
「少し前に海青の家ですき焼きパーティをしました。その時いたのは(神谷)健太とやましょー(山本彰吾)。
海青がいい肉を用意してくれたので、僕と健太はちょっといいウイスキーを持っていき、割り下はやましょーが手際よく作ってくれました」
ライブ直前はアスリートの食生活だ。「本番4時間前までにお米とたまごと鶏肉とサラダといった栄養価の高い固形物を摂り、以降は水分だけ」と、1回で体重が2キロ落ちるほどハードなライブに備える。
加えて格闘技にジョギング、自重トレーニングを行い、8割以上のハイパワーの持続を目指す。そうして備えても、稼働が大きい、とあるパーツの筋肉痛は防げない。
「ファンのみなさんを煽る時は、手を上げて動かすので、実は背中が1番重要。ライブが終わった後の筋肉痛も背中が一番きついです。
ただ大きく煽ればいいわけではなく、自分が一番後ろの席にいたらどう見えるかを意識して動きます。
僕は学生時代、親にEXILEの大きな会場のライブに連れて行ってもらっていて、あの時の端からの景色を知っているからこそ、最前列も後ろの席も同じように楽しんでいただきたい。
物理的な距離を心の距離とイコールにしたくないんです。だから分かりやすく動き、分かりやすく歌うことを心がけています」
昔、遠くから見た憧れのワンシーンが鮮明に残っているから、逆の立場になった時に広い視野でみんなを見ることができる。
元は歌が好きなファンのひとり。少年時代、歌詞カードがぐちゃぐちゃになるまで真似して歌っていた。
サッカー選手を夢見たこともあったが、周りがボーカルの可能性に気づかせてくれた。
「とにかく誰かの“夢”になりたかった。何かをして人を喜ばせたり笑わせたりするのが好きで、じゃあ自分は何なら人に喜んでもらえる可能性が高いかって考えていた中学2年生の頃。
カラオケに行ったら、友達が“RIKUって歌上手いよね”と褒めてくれました。採点ゲームも高得点が出る。
もしかして僕、人より歌うことに長けているのかなって子供ながらに思って、じゃあ本格的にやってみようとネットで調べて、動画で発声の真似を始めました。些細な言葉から前に進めました」
3️⃣「僕たちの“雑草魂”の強さは、LDH随一だと思います」
高校の文化祭では千人の前で歌い、2014年には遂にTHE RAMPAGEのメンバーに。
でも、すんなりスポットライトを浴びたわけではない。
「デビュー前は自分たちでビラを配ってフリーライブをやっても、5人しか来ない日もありました。
デビューしても寮時代、プロのアーティストとして1番忙しくあるべき年末年始にお仕事がなくて、先輩方がテレビの音楽番組で活躍している姿を指をくわえて見ていただけ。
あの悔しさを絶対に忘れないようにしようと当時から話していたから、僕たちの“雑草魂”の強さはLDH随一だと思います。
だから、どこまでいっても満足することはないし、満足したら終わり。常に腹を空かしたハイエナのようでいないと(笑)」
ツアーで全国のアリーナを周る今もストイックな姿勢は揺るがない。
「エンターテインメントはそれぐらい極めていくことに貪欲でないといけないと思うし、ライブを何度も見てくださる方に、お会いする度に強く大きく進化した姿で再会するのが、僕らプロのアーティストの筋。
そこに向かって頑張るエネルギーをくれるのもRAVERS(ファンネーム)であって、本当に素敵な関係を築けていると感謝しかないです。
だから、会場にいる全員が同じ満足度で帰るのは難しいことかもしれないですけど、不可能で終わらせないのがTHE RAMPAGEですよっていう感じです。絶対やってやるんだって気持ちで、僕らは舞台に立っています」
今号のタイトルは「麻布十番の熱気」だが、改めてベストな巡り合わせであった。
RIKUさんの熱気はこれからも冷めることはないだろう。貪欲さというガソリンを絶やさず、同じく熱い仲間とファンが味方でいるからだ。
■プロフィール
RIKU 1994年生まれ、埼玉県出身。2014年にTHE RAMPAGEのメンバーとなり、2017年にメジャーデビュー。この8月2日に「Summer Riot~熱帯夜~ / Everest」が両A面シングルとして発売された。和太鼓演奏グループDRUM TAOとのコラボ、ワイルドなヒップホップと異なる個性で魅了する。
■衣装
ジャケット 115,500円〈タリアトーレ/トレメッツォ TEL:03-5464-1158〉、シャツ 55,000円、パンツ 53,900円〈ともにピーティートリノ/PT JAPAN TEL:03-5485-0058〉、その他スタイリスト私物
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