台風専門の研究機関 初めて発足 予測精度向上や「台風制御」も
2021年10月1日 18時57分
今後、台風の災害リスクが一層高まると予測される中、全国の大学や民間企業の研究者からなる台風専門の研究機関が、日本で初めて発足しました。航空機を使った直接観測による予測精度の向上のほか、台風の勢力を人為的に弱める「台風制御」など、最先端の研究を加速化させたいとしています。
「台風科学技術研究センター」は横浜市の横浜国立大学の中に設けられ、1日午前、開所式が開かれました。
メンバーには、横浜国立大学や名古屋大学、東京大学などの気象や防災の研究者のほか、気象庁気象研究所や、航空機の開発を行う民間企業も名を連ねています。
近年、台風による災害が相次いでいますが、地球温暖化の進行でさらに激化する可能性が指摘されており、台風による災害リスクの軽減が目的となっています。
センターでは、航空機を使った台風の直接観測による予測精度の向上など、減災に向けた取り組みのほか、将来を見据えた技術の研究も進める方針で、台風の勢力を人為的に弱める「台風制御」や、台風に吹き込む風の力をエネルギーとして利用しようという「台風発電」なども研究を進めるとしています。
台風科学技術研究センターのセンター長を務める横浜国立大学の筆保弘徳教授は「台風のメカニズムの解明や予測の精度を高めることはもちろん、被害のリスクをいかに軽減させるかといった研究も進めていきたい」と話していました。
【「台風制御」本当にできるの?】
台風を発達させる雲や海水温を人為的にコントロールしようという台風制御。
自然をコントロールするなんて、大それた計画では…、と思えますが、アメリカでは台風やハリケーンを弱めようという研究が50年ほど前までは行われていたということです。
しかし、横浜国立大学の筆保教授によると、これまでの技術では効果が確認できず、台風を制御する具体的な手法は確立していないといいます。
それではなぜ今再び研究に取り組もうとするのか。
筆保教授は、温暖化によって今後、台風が強くなり、経済的、人的な被害が甚大なものになるおそれが高まっていることと、コンピューターシミュレーションの進展によって実現可能性の高い手法が確認できる見通しが立ってきたことを挙げています。
台風や豪雨といった気象を制御する技術については、30年後の社会を見据えて科学技術の挑戦的な課題に取り組む国の大型研究プロジェクト「ムーンショット型研究開発制度」の目標のひとつとして、今後採択される見通しになっています。
【“台風の中心付近に水をまいて制御”】
現在、研究している手法です。
まず航空機を使って台風の中心付近に近づき、積乱雲に向かって大量の水をまくと、台風の上部にある雲が水を含むため、その重さで雲の位置が低くなり、中心気圧を上げる=台風を弱くすることができると期待しています。
台風科学技術研究センターの副センター長で、名古屋大学の坪木和久教授が、水素エンジンを搭載した飛行機から大量の水を上からまいた場合をシミュレーションしたところ、中心の気圧が15ヘクトパスカル上がる結果となったということです。
また、台風はあたたかい海の水蒸気をエネルギーとして発達するため、台風の進路にあたる海を強制的にかき混ぜて海面水温を下げることで、台風の発達を抑えられるのでないかという研究もあります。
【進路が変わる?慎重意見も】
一方で、人為的に台風の強さを制御すると、台風の性質そのものを変えてしまい、進路が変わってしまうおそれがあり、当初向かわないはずだった方向へ進んでしまう可能性も指摘されています。
また、海水温を人為的に下げることで、環境破壊につながるおそれも指摘されています。
【上空からの直接観測は台風制御にも重要】
台風制御の研究を進めるうえでは、台風の進路や強さに関する精度の高いデータが欠かせません。
海上にある台風については、気圧や風速など、得られる観測データが少ないためです。
名古屋大学や琉球大学などの研究チームは、航空機で「台風の目」に近づき、風速や風向き、気圧、湿度などのデータを直接観測する取り組みを続けていますが、台風制御の研究が具体化するためには、こうした台風に関するデータを確実に取得できることが必要不可欠だということです。
2021年10月1日 18時57分
今後、台風の災害リスクが一層高まると予測される中、全国の大学や民間企業の研究者からなる台風専門の研究機関が、日本で初めて発足しました。航空機を使った直接観測による予測精度の向上のほか、台風の勢力を人為的に弱める「台風制御」など、最先端の研究を加速化させたいとしています。
「台風科学技術研究センター」は横浜市の横浜国立大学の中に設けられ、1日午前、開所式が開かれました。
メンバーには、横浜国立大学や名古屋大学、東京大学などの気象や防災の研究者のほか、気象庁気象研究所や、航空機の開発を行う民間企業も名を連ねています。
近年、台風による災害が相次いでいますが、地球温暖化の進行でさらに激化する可能性が指摘されており、台風による災害リスクの軽減が目的となっています。
センターでは、航空機を使った台風の直接観測による予測精度の向上など、減災に向けた取り組みのほか、将来を見据えた技術の研究も進める方針で、台風の勢力を人為的に弱める「台風制御」や、台風に吹き込む風の力をエネルギーとして利用しようという「台風発電」なども研究を進めるとしています。
台風科学技術研究センターのセンター長を務める横浜国立大学の筆保弘徳教授は「台風のメカニズムの解明や予測の精度を高めることはもちろん、被害のリスクをいかに軽減させるかといった研究も進めていきたい」と話していました。
【「台風制御」本当にできるの?】
台風を発達させる雲や海水温を人為的にコントロールしようという台風制御。
自然をコントロールするなんて、大それた計画では…、と思えますが、アメリカでは台風やハリケーンを弱めようという研究が50年ほど前までは行われていたということです。
しかし、横浜国立大学の筆保教授によると、これまでの技術では効果が確認できず、台風を制御する具体的な手法は確立していないといいます。
それではなぜ今再び研究に取り組もうとするのか。
筆保教授は、温暖化によって今後、台風が強くなり、経済的、人的な被害が甚大なものになるおそれが高まっていることと、コンピューターシミュレーションの進展によって実現可能性の高い手法が確認できる見通しが立ってきたことを挙げています。
台風や豪雨といった気象を制御する技術については、30年後の社会を見据えて科学技術の挑戦的な課題に取り組む国の大型研究プロジェクト「ムーンショット型研究開発制度」の目標のひとつとして、今後採択される見通しになっています。
【“台風の中心付近に水をまいて制御”】
現在、研究している手法です。
まず航空機を使って台風の中心付近に近づき、積乱雲に向かって大量の水をまくと、台風の上部にある雲が水を含むため、その重さで雲の位置が低くなり、中心気圧を上げる=台風を弱くすることができると期待しています。
台風科学技術研究センターの副センター長で、名古屋大学の坪木和久教授が、水素エンジンを搭載した飛行機から大量の水を上からまいた場合をシミュレーションしたところ、中心の気圧が15ヘクトパスカル上がる結果となったということです。
また、台風はあたたかい海の水蒸気をエネルギーとして発達するため、台風の進路にあたる海を強制的にかき混ぜて海面水温を下げることで、台風の発達を抑えられるのでないかという研究もあります。
【進路が変わる?慎重意見も】
一方で、人為的に台風の強さを制御すると、台風の性質そのものを変えてしまい、進路が変わってしまうおそれがあり、当初向かわないはずだった方向へ進んでしまう可能性も指摘されています。
また、海水温を人為的に下げることで、環境破壊につながるおそれも指摘されています。
【上空からの直接観測は台風制御にも重要】
台風制御の研究を進めるうえでは、台風の進路や強さに関する精度の高いデータが欠かせません。
海上にある台風については、気圧や風速など、得られる観測データが少ないためです。
名古屋大学や琉球大学などの研究チームは、航空機で「台風の目」に近づき、風速や風向き、気圧、湿度などのデータを直接観測する取り組みを続けていますが、台風制御の研究が具体化するためには、こうした台風に関するデータを確実に取得できることが必要不可欠だということです。
【新宿车站附近的两室一厅低层公寓】
交通:JR山手線「代々木」歩5分,小田急線「南新宿」歩5分,東京メトロ副都心線「北参道」歩9分
所在地:東京都渋谷区代々木1丁目
推荐人群: 三个车站三条电车路线可以利用,本身就位于新宿,上班,出行都很方便三年前,室内全部翻新,可以饲养宠物
周边环境:参考上一条视频️
物件概要:1999年3月,34户,土地,建筑物永久产权,7层楼的5楼,两室一厅84.69平,管理,修缮费每月2344元
售价:1.18亿日元(约692万元)
#阿奋推荐房产##日本房产-居住房# https://t.cn/RJqepsh
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9月12日的Flow 木村拓哉对话中村安
【多亏了有狗才能身体健康这种话真是…[笑cry]AMU表示狂笑】
第百六十二回目「拓哉キャプテン × 中村アン」Part2
今月9月のゲストは、9月17日から公開となる映画『マスカレード・ナイト』でも共演している、中村アンさん。ここでしか聞けないトーク、お楽しみに!
中村:“ワルツ““酔う“で一回調べましたもん。
木村:(笑)。
中村:“これ病気かなぁ“と思って不安になって(笑)。それで先生に「タンゴとかワルツを踊って酔う人はいないんですか?」って聞いたら「初めの頃はいますよ〜」って言われて、“タンゴとかワルツで普通に酔う人がいるにはいるんだ。良かった!”とか思って(笑)。
木村:でも、アンちゃんって、高校で…だっけ?
中村:そうです! 高校、大学ってチアリーディングをしてたんです。
木村:その時は問題なかったの?
中村:私は下で支える方だったんです。上で回る子じゃなかったんです。
木村:下の子だったんだ。
中村:上で回る子だったら多分ダメだったなと、アレをやって思いました。上で回る子って、こんな気持ちなんだって…あんな7年間もやったのに(笑)。だから、落ちてきたものを「支える」とか「飛ばす」とか「耐える」っていう方だったので大丈夫でしたね。
木村:アンちゃん、トレーニングってどれぐらいやってるの?
中村:今は姿勢改善とかを。
木村:姿勢改善?
中村:なんか肩甲骨を寄せるとか、なんて言うんですか…筋膜リリース!
木村:出た! 一番嫌なやつ(笑)。
中村:ええ〜(笑)。
木村:一番嫌なやつ(笑)。
中村:うそぉ! あれ嫌いですか?
木村:いや…あの…その〜…。
中村:痛いから?(笑)
木村:『木村さ〜〜ん!』ってやつでやらされたんですけど…。
中村:(笑)。
木村:何アレ?
中村:えっ、むしろ、あのコロコロローラーとかでやっていると思ってました。
木村:あんな痛ってぇーのやんないよ。
中村:え〜! 癒着してるんですって。
木村:だとしたら俺は相当、癒着してますよ。やだもん、あんな痛いの…。
中村:(笑)。重いもの持ったりしてると、くびれとかできないんですって。その癒着を取ると呼吸もしやすくなるし、女性らしい身体になるんですって。だから解してます。自粛を機に“家でできることはなんだろう?”って思って出会ったんですけど、だからひたすら(やってます)。痛いですよね。
木村:痛いよ!
中村:(笑)。嫌ですか?
木村:いや〜…うん。どちらかと言うとSの方なんで。
中村:そうですよね。私はMの方なので、たぶん大丈夫なんですよね。
木村:そうなんですか。
中村:でも、痛いを超えると、めちゃくちゃ気持ち良いに変わりますよ。
木村:もう、ずっと痛いですよ。それをちゃんとやってるんだ。
中村:週に1回行って、それをやっています。
木村:どっかに行ってやってるの?
中村:そういう先生がいるんですよ。
木村:筋膜リリース…。“筋膜”って聞いただけでも痛いもん。
中村:じゃあ、筋トレが良いですか? トレーニングは何してるんですか?
木村:いや、そんなにしてない。あ、雨が降らない限り歩いてはいますね。
中村:そっか! ワンちゃんとね。インスタグラムを見ていると、歩いている歩数がけっこうすごいですよね。1時間か2時間くらい歩くんですか?
木村:2時間弱。
中村:ええっ。
木村:でもこの間、「健康歩数っていうのが昔と今は違いますよ」って言われて。昔は(健康歩数は)1万歩って言われたらしいですけど、1万歩っていうのが「わりと歩きすぎですよ」とか言われましたね。
中村:そうなんですか?
木村:今(健康歩数は)8000歩ぐらいらしいですね。
中村:でも散歩でもしない限り8000歩も歩かないですよね。歩きますか?
木村:だから、犬がいるおかげでフィジカルは整っている感じがありますね。
最初こういうお仕事をする前、大学生の時は就職活動って経験したんですか?
中村:(就職試験は)受けなかったんですけど、エントリーシートは書きました。普通に就職してほしいって言う両親の元で育ったので、割と就職活動はしたんですよ。ビッグサイトとかでやるアパレルとかの就職説明会とかにも行きました。大学にチアリーディングの推薦を使って入ったので、スカウトとかもしていただいていたんですけど、あまりそういう活動ができなくて(チアリーディングを)引退して、“どんな仕事に就こう”ってなった時に、ずっと引っかかってたんですよね。“何か芸能のお仕事やってみたいなぁ”みたいな。でも親は銀行とか保険会社とか、わりと堅めな安定志向だったので。誠意を見せるだけ、色々やってみようと思って(笑)。
木村:じゃあ、芸能に進むきっかけはどこから?
中村:きっかけは、本当に興味本位で、事務所でお話しをいただいていた所に行ってみて、もう“やってみたい!”っていう一心で強行突破しちゃった感じです。
木村:その反対してた両親とは?
中村:「3年だけ見ててほしい!」って言って説得しました。全然納得してなかったですけど(笑)。
木村・中村:(笑)。
中村:光が見えなかったら潔く諦めて、ちゃんと働くって言って3年目…まあ4年目ぐらいの最後の方で、ちょっと光が見えて。光と言っても朝の番組のレギュラーとかなんですけど、何か繋ぎ止めてもらってるような感じを上手いことごまかして(笑)。
木村:(笑)。
中村:25歳で「バラエティ番組に挑戦しよう!」っていうことで、そこから(両親を)納得させられるように頑張った感じですかね。
木村:でも、「無造作かきあげヘアー」っていうのを女子たち、みんなやってたじゃん。
中村:あれは大学生の頃からやっていたんですよ(笑)。小さい時にお母さんがすぐ髪を切っちゃうんで、自分の意思で伸ばせるようになったら髪をかきあげたいって、ずっと思ってたんですよ(笑)。
木村:そうなんだ(笑)。
中村:「大人になったら、いくらでもやりなさいよ」みたいな感じで(笑)。
木村:けっこう、お父さんもお母さんも「アンちゃん! アンちゃん!」じゃなかったんだね。
中村:全然。今思うと、けっこうスパルタでしたよ。だから「自立した人になりなさい」って、すごい言われました。
木村:で、2015年に連続ドラマに出演されて。
中村:そこからバラエティで、(髪を)かきあげ出した頃も…。
木村:かきあげだした(笑)。
中村:かきあげてる頃も(笑)。
木村:天ぷらっぽく言うなよ(笑)。
中村:いろんな発言というか、思ったこをと言うっていうのが…。両親はヒヤヒヤしてたでしょうけど、ドラマとかをやってからはすごい喜んでくれますね。だから、私も両親から離れてスイッチが入った感じがします。26(歳)ぐらいで一人暮らしをして、そこからは自分でもスイッチを入れることができました。
木村:お芝居は、もう面白くなりました?
中村:おかげさまで。私の中でドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)は、すごく大きかったです。フードライターで木村さんたちに仕返しするために潜んでたじゃないですか。あのチームでやらせていただいて、(演技の)「何が楽しい」って言えるまでに全然到達もしてないし、(演技が何か)わからないまま、でも“頑張りたい”と思ってやっていたんですけど、あの辺りから“もっと(演技を)やってみたい!”と思うようになりました。
木村:マジですか?
中村:はい。
木村:良かったです。でも本当に良い現場だったからね。
中村:素敵な現場でした。なんだろ、みんな木村さんのことが好き。
木村:ん?
中村:(笑)。やっぱり木村さんの話をする時とか、(みんな)けっこう目がキラキラしますもん。それはスタッフさんもそうだし、この前、ドラマ『グランメゾン東京』でパティシエを演っていた吉谷彩子さんに会った時も、『グランメゾン』の話をしていて。ご自身だったら多分わからないと思いますけど、木村さんのパワーはすごいです。
木村:全くわからないです。
中村:なんていうんですかね。昨日とかも考えてたんですよ。これはご一緒させていただいて感じることというか…ん〜、純粋に、みんな木村さんのことが好きです。座長でもあるけど、“ついて行こう”っていうか、気付いたら“ついて行くしか(ない)”っていうか…。なんだろ、上手く言えなくてごめんなさい(笑)。みんな、木村さんと一緒にお芝居できることは楽しいっていうのはあると思います。
木村:マジですか。
中村:逆に、木村さんは何か意識してることは?
木村:意識していることは…普段も役で作業する時も100で相手を感じたいなぁっていうのありますね。
中村:うんうん。
木村:普段もお芝居、本番中も100かな。
中村:なるほど。
木村:100で感じてると、例えば普段のアンちゃんの時に“今疲れてんなぁ”とか“今はちょっと一人タイムだなぁ”とかいうのも何となく自分なりに感じられると思うし。本番は本番で役としてですけど、木村(拓哉)として感じるというよりは、『グランメゾン』の時であれば、尾花として感じられるというか。あとは何も考えてないですね。
中村:そうなんですね。何て言うんですかね…木村さんは全員に平等だなって思います。相手が誰であれ、何をやってきたとかも関係なく、平等に接してくれるってすごい。
木村:どうですかね。そんなことないですよ。
中村:あとは、自分が映ってない時も、それこそ100っていうか、全力なんですよね。そういうのって、すごい感じますよね。
木村:いやいや、違うことやったらダメでしょ。
中村:でも、なんかいろんな人がいるじゃないですか。
木村:僕は、なんかそうするのが好きじゃないです。
中村:そうですよね、相手ありきの。
木村:だって相手がいてくれて成り立つものだから。
中村:あと、優しいですね。
木村:誰が?
中村:木村さん。
木村:俺? 全然普通っすよ。
中村:なんかちゃんと言ってくれるし。スタッフさんとかにも言うじゃないですか。
木村:何を?
中村:『グランメゾン』の時に、1回機材を雑に扱っている人がいて、「そういうのはちゃんと丁寧に持て」みたいなことを木村さんが言ってて。「確かにそうだよな」ってみんなで言ってたんですよね。そういう人いないから(笑)。
木村:だから僕は、ちょっとうるさいんですよ。お節介おじさんなんですよ。
中村:お節介おじさんではないですよ。それを言われなかったら、その人はずっと雑に扱ってるじゃないですか。
木村:だって、すごい大事なものだからね。それを雑に扱うっていうのはね。(機材は)大事っていうのをわかってもらいたいと思って、あの時言っちゃったんですよね。
中村:”すごい!さすがだな!”と思って。言いづらいことをすんなり言ってくれるみたいな。それで木村さんがうるさいとは、絶対に思わないですよ。
M1.RECIPE(レシピ)/山下達郎
【多亏了有狗才能身体健康这种话真是…[笑cry]AMU表示狂笑】
第百六十二回目「拓哉キャプテン × 中村アン」Part2
今月9月のゲストは、9月17日から公開となる映画『マスカレード・ナイト』でも共演している、中村アンさん。ここでしか聞けないトーク、お楽しみに!
中村:“ワルツ““酔う“で一回調べましたもん。
木村:(笑)。
中村:“これ病気かなぁ“と思って不安になって(笑)。それで先生に「タンゴとかワルツを踊って酔う人はいないんですか?」って聞いたら「初めの頃はいますよ〜」って言われて、“タンゴとかワルツで普通に酔う人がいるにはいるんだ。良かった!”とか思って(笑)。
木村:でも、アンちゃんって、高校で…だっけ?
中村:そうです! 高校、大学ってチアリーディングをしてたんです。
木村:その時は問題なかったの?
中村:私は下で支える方だったんです。上で回る子じゃなかったんです。
木村:下の子だったんだ。
中村:上で回る子だったら多分ダメだったなと、アレをやって思いました。上で回る子って、こんな気持ちなんだって…あんな7年間もやったのに(笑)。だから、落ちてきたものを「支える」とか「飛ばす」とか「耐える」っていう方だったので大丈夫でしたね。
木村:アンちゃん、トレーニングってどれぐらいやってるの?
中村:今は姿勢改善とかを。
木村:姿勢改善?
中村:なんか肩甲骨を寄せるとか、なんて言うんですか…筋膜リリース!
木村:出た! 一番嫌なやつ(笑)。
中村:ええ〜(笑)。
木村:一番嫌なやつ(笑)。
中村:うそぉ! あれ嫌いですか?
木村:いや…あの…その〜…。
中村:痛いから?(笑)
木村:『木村さ〜〜ん!』ってやつでやらされたんですけど…。
中村:(笑)。
木村:何アレ?
中村:えっ、むしろ、あのコロコロローラーとかでやっていると思ってました。
木村:あんな痛ってぇーのやんないよ。
中村:え〜! 癒着してるんですって。
木村:だとしたら俺は相当、癒着してますよ。やだもん、あんな痛いの…。
中村:(笑)。重いもの持ったりしてると、くびれとかできないんですって。その癒着を取ると呼吸もしやすくなるし、女性らしい身体になるんですって。だから解してます。自粛を機に“家でできることはなんだろう?”って思って出会ったんですけど、だからひたすら(やってます)。痛いですよね。
木村:痛いよ!
中村:(笑)。嫌ですか?
木村:いや〜…うん。どちらかと言うとSの方なんで。
中村:そうですよね。私はMの方なので、たぶん大丈夫なんですよね。
木村:そうなんですか。
中村:でも、痛いを超えると、めちゃくちゃ気持ち良いに変わりますよ。
木村:もう、ずっと痛いですよ。それをちゃんとやってるんだ。
中村:週に1回行って、それをやっています。
木村:どっかに行ってやってるの?
中村:そういう先生がいるんですよ。
木村:筋膜リリース…。“筋膜”って聞いただけでも痛いもん。
中村:じゃあ、筋トレが良いですか? トレーニングは何してるんですか?
木村:いや、そんなにしてない。あ、雨が降らない限り歩いてはいますね。
中村:そっか! ワンちゃんとね。インスタグラムを見ていると、歩いている歩数がけっこうすごいですよね。1時間か2時間くらい歩くんですか?
木村:2時間弱。
中村:ええっ。
木村:でもこの間、「健康歩数っていうのが昔と今は違いますよ」って言われて。昔は(健康歩数は)1万歩って言われたらしいですけど、1万歩っていうのが「わりと歩きすぎですよ」とか言われましたね。
中村:そうなんですか?
木村:今(健康歩数は)8000歩ぐらいらしいですね。
中村:でも散歩でもしない限り8000歩も歩かないですよね。歩きますか?
木村:だから、犬がいるおかげでフィジカルは整っている感じがありますね。
最初こういうお仕事をする前、大学生の時は就職活動って経験したんですか?
中村:(就職試験は)受けなかったんですけど、エントリーシートは書きました。普通に就職してほしいって言う両親の元で育ったので、割と就職活動はしたんですよ。ビッグサイトとかでやるアパレルとかの就職説明会とかにも行きました。大学にチアリーディングの推薦を使って入ったので、スカウトとかもしていただいていたんですけど、あまりそういう活動ができなくて(チアリーディングを)引退して、“どんな仕事に就こう”ってなった時に、ずっと引っかかってたんですよね。“何か芸能のお仕事やってみたいなぁ”みたいな。でも親は銀行とか保険会社とか、わりと堅めな安定志向だったので。誠意を見せるだけ、色々やってみようと思って(笑)。
木村:じゃあ、芸能に進むきっかけはどこから?
中村:きっかけは、本当に興味本位で、事務所でお話しをいただいていた所に行ってみて、もう“やってみたい!”っていう一心で強行突破しちゃった感じです。
木村:その反対してた両親とは?
中村:「3年だけ見ててほしい!」って言って説得しました。全然納得してなかったですけど(笑)。
木村・中村:(笑)。
中村:光が見えなかったら潔く諦めて、ちゃんと働くって言って3年目…まあ4年目ぐらいの最後の方で、ちょっと光が見えて。光と言っても朝の番組のレギュラーとかなんですけど、何か繋ぎ止めてもらってるような感じを上手いことごまかして(笑)。
木村:(笑)。
中村:25歳で「バラエティ番組に挑戦しよう!」っていうことで、そこから(両親を)納得させられるように頑張った感じですかね。
木村:でも、「無造作かきあげヘアー」っていうのを女子たち、みんなやってたじゃん。
中村:あれは大学生の頃からやっていたんですよ(笑)。小さい時にお母さんがすぐ髪を切っちゃうんで、自分の意思で伸ばせるようになったら髪をかきあげたいって、ずっと思ってたんですよ(笑)。
木村:そうなんだ(笑)。
中村:「大人になったら、いくらでもやりなさいよ」みたいな感じで(笑)。
木村:けっこう、お父さんもお母さんも「アンちゃん! アンちゃん!」じゃなかったんだね。
中村:全然。今思うと、けっこうスパルタでしたよ。だから「自立した人になりなさい」って、すごい言われました。
木村:で、2015年に連続ドラマに出演されて。
中村:そこからバラエティで、(髪を)かきあげ出した頃も…。
木村:かきあげだした(笑)。
中村:かきあげてる頃も(笑)。
木村:天ぷらっぽく言うなよ(笑)。
中村:いろんな発言というか、思ったこをと言うっていうのが…。両親はヒヤヒヤしてたでしょうけど、ドラマとかをやってからはすごい喜んでくれますね。だから、私も両親から離れてスイッチが入った感じがします。26(歳)ぐらいで一人暮らしをして、そこからは自分でもスイッチを入れることができました。
木村:お芝居は、もう面白くなりました?
中村:おかげさまで。私の中でドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)は、すごく大きかったです。フードライターで木村さんたちに仕返しするために潜んでたじゃないですか。あのチームでやらせていただいて、(演技の)「何が楽しい」って言えるまでに全然到達もしてないし、(演技が何か)わからないまま、でも“頑張りたい”と思ってやっていたんですけど、あの辺りから“もっと(演技を)やってみたい!”と思うようになりました。
木村:マジですか?
中村:はい。
木村:良かったです。でも本当に良い現場だったからね。
中村:素敵な現場でした。なんだろ、みんな木村さんのことが好き。
木村:ん?
中村:(笑)。やっぱり木村さんの話をする時とか、(みんな)けっこう目がキラキラしますもん。それはスタッフさんもそうだし、この前、ドラマ『グランメゾン東京』でパティシエを演っていた吉谷彩子さんに会った時も、『グランメゾン』の話をしていて。ご自身だったら多分わからないと思いますけど、木村さんのパワーはすごいです。
木村:全くわからないです。
中村:なんていうんですかね。昨日とかも考えてたんですよ。これはご一緒させていただいて感じることというか…ん〜、純粋に、みんな木村さんのことが好きです。座長でもあるけど、“ついて行こう”っていうか、気付いたら“ついて行くしか(ない)”っていうか…。なんだろ、上手く言えなくてごめんなさい(笑)。みんな、木村さんと一緒にお芝居できることは楽しいっていうのはあると思います。
木村:マジですか。
中村:逆に、木村さんは何か意識してることは?
木村:意識していることは…普段も役で作業する時も100で相手を感じたいなぁっていうのありますね。
中村:うんうん。
木村:普段もお芝居、本番中も100かな。
中村:なるほど。
木村:100で感じてると、例えば普段のアンちゃんの時に“今疲れてんなぁ”とか“今はちょっと一人タイムだなぁ”とかいうのも何となく自分なりに感じられると思うし。本番は本番で役としてですけど、木村(拓哉)として感じるというよりは、『グランメゾン』の時であれば、尾花として感じられるというか。あとは何も考えてないですね。
中村:そうなんですね。何て言うんですかね…木村さんは全員に平等だなって思います。相手が誰であれ、何をやってきたとかも関係なく、平等に接してくれるってすごい。
木村:どうですかね。そんなことないですよ。
中村:あとは、自分が映ってない時も、それこそ100っていうか、全力なんですよね。そういうのって、すごい感じますよね。
木村:いやいや、違うことやったらダメでしょ。
中村:でも、なんかいろんな人がいるじゃないですか。
木村:僕は、なんかそうするのが好きじゃないです。
中村:そうですよね、相手ありきの。
木村:だって相手がいてくれて成り立つものだから。
中村:あと、優しいですね。
木村:誰が?
中村:木村さん。
木村:俺? 全然普通っすよ。
中村:なんかちゃんと言ってくれるし。スタッフさんとかにも言うじゃないですか。
木村:何を?
中村:『グランメゾン』の時に、1回機材を雑に扱っている人がいて、「そういうのはちゃんと丁寧に持て」みたいなことを木村さんが言ってて。「確かにそうだよな」ってみんなで言ってたんですよね。そういう人いないから(笑)。
木村:だから僕は、ちょっとうるさいんですよ。お節介おじさんなんですよ。
中村:お節介おじさんではないですよ。それを言われなかったら、その人はずっと雑に扱ってるじゃないですか。
木村:だって、すごい大事なものだからね。それを雑に扱うっていうのはね。(機材は)大事っていうのをわかってもらいたいと思って、あの時言っちゃったんですよね。
中村:”すごい!さすがだな!”と思って。言いづらいことをすんなり言ってくれるみたいな。それで木村さんがうるさいとは、絶対に思わないですよ。
M1.RECIPE(レシピ)/山下達郎
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