【5/21 侦探之日 喜爱的侦探角色排行️】
1位 江戸川コナン(工藤新一) 『名探偵コナン』
2位 江戸川乱歩 『文豪ストレイドッグス』
3位 シャーロック・ホームズ 『憂国のモリアーティ』
4位 服部平次 『名探偵コナン』
5位 安室透 『名探偵コナン』
6位 世良真純 『名探偵コナン』
7位 折木奉太郎 『氷菓』
8位 金田一一 『金田一少年の事件簿』
8位 毛利小五郎 『名探偵コナン』
10位 シャーロック・シェリンフォード 『探偵オペラ ミルキィホームズ』
11位 シエスタ 『探偵はもう、死んでいる』
11位 双頭院学 『美少年探偵団』
11位 太宰治 『文豪ストレイドッグス』
11位 松野おそ松 『おそ松さん』
15位 名探偵・酒井戸 『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』
15位 ホームズ 『名探偵ホームズ』
15位 カトリーエイル・レイトン 『レイトンミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~』
15位 ダミアン・ダークブラッド 『インビンシブル ~無敵のヒーロー~』
15位 明智吾郎 『ペルソナ5』
15位 綾辻行人 『文豪ストレイドッグス』
15位 ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 『憂国のモリアーティ』
15位 L 『DEATH NOTE』
15位 掟上今日子 『掟上今日子の備忘録』
15位 小林オペラ 『探偵オペラ ミルキィホームズ』
15位 袋井満 『美少年探偵団』
1位は『名探偵コナン』の江戸川コナン。支持率は約25パーセントで、2年連続トップとなりました。
「日本人なら誰もが知っていると言っても過言ではない探偵キャラクター! 推理力や対応力といった探偵スキルが年々進化している気がします」や「真剣に推理する姿や映画でのアクションは、子どもなのに最高にカッコイイ! かと思えば事件を解決するためにぶりっ子するときもあってギャップ萌えです」と“見た目は子供、頭脳は大人”のキャッチコピー通りの活躍ぶりでファンを虜にしています。
『コナン』のキャラクターはトップ10に5人もランクイン。多彩な探偵が登場することも作品の魅力となっています。
2位は『文豪ストレイドッグス』の江戸川乱歩。支持率は約18パーセントで、こちらも2年連続の2位となっています。
「どんな事件でもメガネをかければ一瞬で解決してしまうところがカッコイイ。普段はマイペースにお菓子を食べているところも愛おしいです」や「鋭い洞察力と観察力がまさに探偵。面倒くさがり屋で甘いもの好きな性格がまた良い」、「“犯人は君だ”のセリフがカッコイイ」とビジュアルと抜群の推理力が人気です。
3位は『憂国のモリアーティ』のシャーロック・ホームズ。支持率は約9パーセントで、現在放送中のタイトルのキャラクターがトップ3に入りました。
「ただの天才ではなく、笑ったり、イライラしたりと、ちゃんと人間らしいところが好き」や「一つの物事に対して、裏の裏を読む推理力がすごいから」、「情に熱くとても人間味のあるシャーロック・ホームズが大好きです!」といったコメントが届いています。
なお同率15位にはライバルのウィリアム・ジェームズ・モリアーティもランクイン。事件を解決したこともあるため、投票が寄せられました。
1位 江戸川コナン(工藤新一) 『名探偵コナン』
2位 江戸川乱歩 『文豪ストレイドッグス』
3位 シャーロック・ホームズ 『憂国のモリアーティ』
4位 服部平次 『名探偵コナン』
5位 安室透 『名探偵コナン』
6位 世良真純 『名探偵コナン』
7位 折木奉太郎 『氷菓』
8位 金田一一 『金田一少年の事件簿』
8位 毛利小五郎 『名探偵コナン』
10位 シャーロック・シェリンフォード 『探偵オペラ ミルキィホームズ』
11位 シエスタ 『探偵はもう、死んでいる』
11位 双頭院学 『美少年探偵団』
11位 太宰治 『文豪ストレイドッグス』
11位 松野おそ松 『おそ松さん』
15位 名探偵・酒井戸 『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』
15位 ホームズ 『名探偵ホームズ』
15位 カトリーエイル・レイトン 『レイトンミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~』
15位 ダミアン・ダークブラッド 『インビンシブル ~無敵のヒーロー~』
15位 明智吾郎 『ペルソナ5』
15位 綾辻行人 『文豪ストレイドッグス』
15位 ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 『憂国のモリアーティ』
15位 L 『DEATH NOTE』
15位 掟上今日子 『掟上今日子の備忘録』
15位 小林オペラ 『探偵オペラ ミルキィホームズ』
15位 袋井満 『美少年探偵団』
1位は『名探偵コナン』の江戸川コナン。支持率は約25パーセントで、2年連続トップとなりました。
「日本人なら誰もが知っていると言っても過言ではない探偵キャラクター! 推理力や対応力といった探偵スキルが年々進化している気がします」や「真剣に推理する姿や映画でのアクションは、子どもなのに最高にカッコイイ! かと思えば事件を解決するためにぶりっ子するときもあってギャップ萌えです」と“見た目は子供、頭脳は大人”のキャッチコピー通りの活躍ぶりでファンを虜にしています。
『コナン』のキャラクターはトップ10に5人もランクイン。多彩な探偵が登場することも作品の魅力となっています。
2位は『文豪ストレイドッグス』の江戸川乱歩。支持率は約18パーセントで、こちらも2年連続の2位となっています。
「どんな事件でもメガネをかければ一瞬で解決してしまうところがカッコイイ。普段はマイペースにお菓子を食べているところも愛おしいです」や「鋭い洞察力と観察力がまさに探偵。面倒くさがり屋で甘いもの好きな性格がまた良い」、「“犯人は君だ”のセリフがカッコイイ」とビジュアルと抜群の推理力が人気です。
3位は『憂国のモリアーティ』のシャーロック・ホームズ。支持率は約9パーセントで、現在放送中のタイトルのキャラクターがトップ3に入りました。
「ただの天才ではなく、笑ったり、イライラしたりと、ちゃんと人間らしいところが好き」や「一つの物事に対して、裏の裏を読む推理力がすごいから」、「情に熱くとても人間味のあるシャーロック・ホームズが大好きです!」といったコメントが届いています。
なお同率15位にはライバルのウィリアム・ジェームズ・モリアーティもランクイン。事件を解決したこともあるため、投票が寄せられました。
#田村正和[超话]#
悼文 马克
自称「この程度の俳優」田村正和さん、ルックスもハートも二枚目だった
俳優田村正和(たむら・まさかず)さんが心不全のため亡くなっていたことが18日、明らかになりました。77歳。インタビューは年に1回、1社だけ。今の芸能界では考えられないマイペースな大物のプラチナインタビューを06年に行い、チャーミングな人柄が思い出されます。
主演ドラマ「誰よりもママを愛す」(TBS)のタイミングで話を聞く機会を得ました。当時62歳。二枚目俳優の代名詞である人が、専業主夫役の水色のポロシャツ姿で現れたのを覚えています。周囲によれば、自分のイメージを全然気にしない人。「僕はこの衣装で構わないの。んー、ダメ? あはは」。育ちのいいおっとりした人当たりと、ポロシャツでもキレキレの「田村正和」の存在感。無双のオーラが痛快でした。
銀幕のスター、阪東妻三郎の三男。スケールの違う幼少時代を根掘り葉掘り聞くと、「そういう話も必要なわけね」と理解し、懐かしそうにあれこれ教えてくれました。現在の東映京都撮影所(太秦)は阪妻プロの跡地。嵯峨野の家は、1000坪以上の土地に川が流れる「とんでもなくデカい家」だったそうです。テニスコートが2面あり、阪妻主催で近所の子どもと運動会。中学生のころには祇園で「ぼん」とかわいがられ、家には常に映画関係者が出入り。これが生粋のサラブレッドなのだと、話のすべてが新鮮でした。
父親を亡くしたのは9歳の時。4人兄弟のうち、父親に俳優志望を伝えていたのは彼だけでした。「子供だったから、軽い気持ちで『やる』と言ったと思うんだけど、おやじは僕のために家に扮装(ふんそう)テストのスタッフまで呼んでくれるほど喜んだ」。
大学卒業とともに、松竹が主演映画を4本用意してくれましたが、「責任の大きさを理解できないまま、チャラチャラと取り組んでいた」。映画界では結果を残せず、「うちの子にかぎって」(TBS、84年)などのコメディードラマでブレークしたのは40を過ぎてからです。
若い頃を振り返ると、後悔と反省の弁。「俳優という花の根っこの部分や、ほかの俳優たちがどれだけ鍛錬してその場にいるのかを見極められなかった。だからこの程度の俳優にしかなれなかった」。売れっ子の大スターが自らを“この程度の俳優”と評したことに驚くと同時に、謙遜ではなく、本心とも感じました。理想はやはり、偉大な父、阪東妻三郎だったのだと思います。
生まれ変わっても俳優になるかという質問には、決まって「やりたくない気持ち」と答えてきたそうですが、インタビューではこうも語りました。「シャクだからもう1回この仕事を志して、しっかり教えてくれる人がいて、それを受け止める自分がいて、そういう状態でもう1度俳優をやりたいという気持ちもあるんだよね。今回の人生は満足しないまま終わるけど、残された時間を、フェードアウトするまでベストを尽くして頑張ってみようって」。
ここまで話して、「あ、なんか寂しい感じで終わっちゃいました」と古畑任三郎のように笑い、「前向きなんですよ。来世でもっと頑張ります、って話なんだから」。言葉通り、フェードアウトするまで第一線であり続けた俳優人生に圧倒されるばかりです。ルックスもハートも、とことん二枚目。書ききれない貴重な話の数々と、すてきな時間をありがとうございました。
【梅田恵子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能記者コラム「梅ちゃんねる」)
悼文 马克
自称「この程度の俳優」田村正和さん、ルックスもハートも二枚目だった
俳優田村正和(たむら・まさかず)さんが心不全のため亡くなっていたことが18日、明らかになりました。77歳。インタビューは年に1回、1社だけ。今の芸能界では考えられないマイペースな大物のプラチナインタビューを06年に行い、チャーミングな人柄が思い出されます。
主演ドラマ「誰よりもママを愛す」(TBS)のタイミングで話を聞く機会を得ました。当時62歳。二枚目俳優の代名詞である人が、専業主夫役の水色のポロシャツ姿で現れたのを覚えています。周囲によれば、自分のイメージを全然気にしない人。「僕はこの衣装で構わないの。んー、ダメ? あはは」。育ちのいいおっとりした人当たりと、ポロシャツでもキレキレの「田村正和」の存在感。無双のオーラが痛快でした。
銀幕のスター、阪東妻三郎の三男。スケールの違う幼少時代を根掘り葉掘り聞くと、「そういう話も必要なわけね」と理解し、懐かしそうにあれこれ教えてくれました。現在の東映京都撮影所(太秦)は阪妻プロの跡地。嵯峨野の家は、1000坪以上の土地に川が流れる「とんでもなくデカい家」だったそうです。テニスコートが2面あり、阪妻主催で近所の子どもと運動会。中学生のころには祇園で「ぼん」とかわいがられ、家には常に映画関係者が出入り。これが生粋のサラブレッドなのだと、話のすべてが新鮮でした。
父親を亡くしたのは9歳の時。4人兄弟のうち、父親に俳優志望を伝えていたのは彼だけでした。「子供だったから、軽い気持ちで『やる』と言ったと思うんだけど、おやじは僕のために家に扮装(ふんそう)テストのスタッフまで呼んでくれるほど喜んだ」。
大学卒業とともに、松竹が主演映画を4本用意してくれましたが、「責任の大きさを理解できないまま、チャラチャラと取り組んでいた」。映画界では結果を残せず、「うちの子にかぎって」(TBS、84年)などのコメディードラマでブレークしたのは40を過ぎてからです。
若い頃を振り返ると、後悔と反省の弁。「俳優という花の根っこの部分や、ほかの俳優たちがどれだけ鍛錬してその場にいるのかを見極められなかった。だからこの程度の俳優にしかなれなかった」。売れっ子の大スターが自らを“この程度の俳優”と評したことに驚くと同時に、謙遜ではなく、本心とも感じました。理想はやはり、偉大な父、阪東妻三郎だったのだと思います。
生まれ変わっても俳優になるかという質問には、決まって「やりたくない気持ち」と答えてきたそうですが、インタビューではこうも語りました。「シャクだからもう1回この仕事を志して、しっかり教えてくれる人がいて、それを受け止める自分がいて、そういう状態でもう1度俳優をやりたいという気持ちもあるんだよね。今回の人生は満足しないまま終わるけど、残された時間を、フェードアウトするまでベストを尽くして頑張ってみようって」。
ここまで話して、「あ、なんか寂しい感じで終わっちゃいました」と古畑任三郎のように笑い、「前向きなんですよ。来世でもっと頑張ります、って話なんだから」。言葉通り、フェードアウトするまで第一線であり続けた俳優人生に圧倒されるばかりです。ルックスもハートも、とことん二枚目。書ききれない貴重な話の数々と、すてきな時間をありがとうございました。
【梅田恵子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能記者コラム「梅ちゃんねる」)
#吉田羊[超话]#「日経XWOMAN」の「生きるとか働くとか吉田羊とか」連載の二回目
ラジオ番組の「お悩み相談コーナー」で活躍するラジオパーソナリティー、ジェーン・スーさんの役を、俳優・吉田羊さんが演じる、ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』。それにちなんで、吉田さん自身の「生きるとか働くとか」について聞く連載。前回は、吉田さんが俳優を目指したきっかけや、ポジティブ思考で仕事をする方法について聞きました。今回は、人気俳優と呼ばれることへの葛藤と、活躍し続けるために心掛けていることについてです。
―― 駆け出しの頃と現在とで、俳優としての「自信」に変化はありますか?
吉田羊さん(以下、敬称略) コンプレックスがあったり、学ぶことだらけだったりで、気持ちはあまり変わっていないです。一方で、周りの環境は変わったと思います。人気俳優と言ってもらう機会もあり、それは本当にありがたいですが、自分のことではないみたいで、言葉に追いつけていないんです。
私は映像デビューが遅くて、まだまだキャリアは浅いと思っています。また、俳優の仕事に正解はないですから、やってもやっても、満足できる達成感は、なかなか得られないです。役って、毎回違う人を演じるので、過去に積み上げた経験がそのまま生きるとは限らないですし。
なので、人気俳優というお褒めの言葉はありがたく受け取りつつ、いい意味で「真に受けない」ようにしています。いつも心のどこかに新人の気持ちを持って精いっぱい取り組み、最後は「私ならできる!」と自分を信じる。「客観視・学ぶ姿勢」と「自分を信じる気持ち」のバランスを取りながら仕事をしています。
20年後も変わらず元気でオファーを受けるための心掛けとは?
―― 俳優として活躍し続けるために、気をつけていることはありますか?
吉田 役を任されたら代わりがきかないので、健康にはとても気をつけています。目標は、20年後も、オファーが来たら「はい! やります!」と不安なく答えられる体です。そのため、運動は積極的にしています。例えば、週に1回、パーソナルトレーニングを受けています。他に、ランニングとウォーキングを1日おきに。仕事に支障がない日の、午前中にしています。
俳優業は、始業時間や就業時間が決まっていなくて、現場ごとに違います。1日は24時間なのに、「25時終わり」とスケジュールに書かれている日もあります。それが数カ月に及ぶ場合もありますから、体力、特に持久力をつけることは、本当に大切です。
食事面では、野菜中心の食生活を心掛けるようになりました。きっかけは、菜食主義のアスリートの、運動能力や健康を探求するドキュメンタリー映画を見たことです。名の知れたアスリートたちが、健康や体力づくりのために菜食主義をしている話で、とても興味深い内容でしたので、私も野菜中心の食事に切り替えてみようと思いました。
ただ、食事の時間や場所、役柄などによって、「野菜しか食べません」とは言えない場合もありますので、なかなか100%野菜だけ、とはいきませんが。なるべく肉を食べないようにして、油分が必要なときは魚から摂り、ご飯(米)を食べるときはおかゆにするなど、野菜以外の食品を食べるときは、消化に良さそうな食事を意識しています。
先ほど、「任された役は代わりがきかない」と言いましたが、同時に「年齢を重ねることを喜ばれる」職業でもあります。年齢を重ねることで表現の幅や奥行きが出たり、その年齢にしかできない役があったり。
いくつになっても「羊さんにこの役をお願いしたい」と言ってもらえるよう、どんな役でも最後まで全うできるよう、これからも心と体のことに気を配っていきたいと思います。
次回はこれまであまり知られていない、吉田さんと家族の関係について語ってもらいます。
取材・文/力武亜矢(日経クロスウーマン編集部)
写真/稲垣純也
衣装協力/TASAKI(吉田羊さんアクセサリー)
ラジオ番組の「お悩み相談コーナー」で活躍するラジオパーソナリティー、ジェーン・スーさんの役を、俳優・吉田羊さんが演じる、ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』。それにちなんで、吉田さん自身の「生きるとか働くとか」について聞く連載。前回は、吉田さんが俳優を目指したきっかけや、ポジティブ思考で仕事をする方法について聞きました。今回は、人気俳優と呼ばれることへの葛藤と、活躍し続けるために心掛けていることについてです。
―― 駆け出しの頃と現在とで、俳優としての「自信」に変化はありますか?
吉田羊さん(以下、敬称略) コンプレックスがあったり、学ぶことだらけだったりで、気持ちはあまり変わっていないです。一方で、周りの環境は変わったと思います。人気俳優と言ってもらう機会もあり、それは本当にありがたいですが、自分のことではないみたいで、言葉に追いつけていないんです。
私は映像デビューが遅くて、まだまだキャリアは浅いと思っています。また、俳優の仕事に正解はないですから、やってもやっても、満足できる達成感は、なかなか得られないです。役って、毎回違う人を演じるので、過去に積み上げた経験がそのまま生きるとは限らないですし。
なので、人気俳優というお褒めの言葉はありがたく受け取りつつ、いい意味で「真に受けない」ようにしています。いつも心のどこかに新人の気持ちを持って精いっぱい取り組み、最後は「私ならできる!」と自分を信じる。「客観視・学ぶ姿勢」と「自分を信じる気持ち」のバランスを取りながら仕事をしています。
20年後も変わらず元気でオファーを受けるための心掛けとは?
―― 俳優として活躍し続けるために、気をつけていることはありますか?
吉田 役を任されたら代わりがきかないので、健康にはとても気をつけています。目標は、20年後も、オファーが来たら「はい! やります!」と不安なく答えられる体です。そのため、運動は積極的にしています。例えば、週に1回、パーソナルトレーニングを受けています。他に、ランニングとウォーキングを1日おきに。仕事に支障がない日の、午前中にしています。
俳優業は、始業時間や就業時間が決まっていなくて、現場ごとに違います。1日は24時間なのに、「25時終わり」とスケジュールに書かれている日もあります。それが数カ月に及ぶ場合もありますから、体力、特に持久力をつけることは、本当に大切です。
食事面では、野菜中心の食生活を心掛けるようになりました。きっかけは、菜食主義のアスリートの、運動能力や健康を探求するドキュメンタリー映画を見たことです。名の知れたアスリートたちが、健康や体力づくりのために菜食主義をしている話で、とても興味深い内容でしたので、私も野菜中心の食事に切り替えてみようと思いました。
ただ、食事の時間や場所、役柄などによって、「野菜しか食べません」とは言えない場合もありますので、なかなか100%野菜だけ、とはいきませんが。なるべく肉を食べないようにして、油分が必要なときは魚から摂り、ご飯(米)を食べるときはおかゆにするなど、野菜以外の食品を食べるときは、消化に良さそうな食事を意識しています。
先ほど、「任された役は代わりがきかない」と言いましたが、同時に「年齢を重ねることを喜ばれる」職業でもあります。年齢を重ねることで表現の幅や奥行きが出たり、その年齢にしかできない役があったり。
いくつになっても「羊さんにこの役をお願いしたい」と言ってもらえるよう、どんな役でも最後まで全うできるよう、これからも心と体のことに気を配っていきたいと思います。
次回はこれまであまり知られていない、吉田さんと家族の関係について語ってもらいます。
取材・文/力武亜矢(日経クロスウーマン編集部)
写真/稲垣純也
衣装協力/TASAKI(吉田羊さんアクセサリー)
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