原点回归归长山田孝之参观「菌酱农场」并与吉田老师对谈。(4)
有機野菜を作るという取り組みに関して、誤解されているようなことはあるのだろうか。
吉田さん「誤解というか『ちょっとそれおかしい、そんなの理屈が合わないじゃない』って言う人たちはいらっしゃいますね。でも、あなたの理屈には合わないかもしれないけど、僕は実際にやってるんだもんって思ってますね」
山田さん「先生が畑で『菌ちゃんありがとう』って言うことが大事って言われるんですが、僕もなるべく『ありがとう』っていうこと人に伝えるようにしています。お店で店員さんを呼ぶときや仕事をしてるときに『あ、すみません』ってという風に『すみません』で終わるのではなく『これをやってくれて、ありがとう』っていう風になるべく言うようにしていますね」
吉田さん「もう山田さんは、ほんとに日ごろから『ありがとう』って言ってるんだなぁ」
山田さん「はい。言ってるとやっぱり感じますね、なんか」
吉田さん「やっぱりちょっと原点に戻ってますね」
山田さん「(笑)。単純にとにかく感謝、とにかくいろんなものに感謝して『ありがとう』って言っておくと、どんどん変わってきます、心も体も」
「いろんな物事への執着がなくなってきた」
山田さん「若いときとかは『もうめんどくさいこと多いから、いつ、俺は死ねるんだろうか』みたいなことを考えたりもしました。そこから『いやもうちょっと、やっぱりちゃんと生きたいな』みたいに思ってきてたけど、いまは別にそういうのもなくて、長く生きられたらラッキーだし、仕事に対してもそうですけど、いろんな物事への執着がどんどんなくなってきましたね。だいぶ減ってきました」
吉田さん「私も少しはそれあるんですよ。皆さん、いろんなことで不安になってるけどね、『なんでそんなに不安なんだろう』って。だって、微生物が私を支えてくれてるから、『微生物が私をもし殺すっていうんだったら、それはそれで死んでもいいか』っていう」
収入が生まれた時にどうするかが大事
有機農法の第一人者である吉田さんが『原点回帰』に期待することについて教えていただいた。
吉田さん「とにかく元気なんですよ。みんな若いからね。あの人たちが本物を作り出したら、それは、どんどん広がると思いますよ。ひとつ心配なのは、楽しかったり、強い動機付けがあってグループができて農業をやる。それがうまくいって収入が生まれると、逆に問題になるっていうことがよくありますんでね。収益を分配しないといけなくなるからね。そこで、そのときに原点に戻って『俺がこんだけ働いたから』じゃなくてね、『みんなで分ければいいじゃん』という、そういうふうにみんながそう思えたらいい」
山田さん「昨年『原点回帰』ではお米を作ったんですが、お米はそうできました。田んぼに行った、行ってない関係なく『全員1キロ』を分けました」
吉田さん「そこですよ。それができるだけの心。心がちゃんと精進してあれば、どんどんうまくいきますね。ある程度お金がないと次の投資もできないしね」
ことし春で4年目の活動となった『原点回帰』の次の目標はあるのだろうか。
山田さん「そんな大きな目標とかないんです。とにかく、みんなが原点回帰を通じて心も体も健康になれれば。会えば笑って『ありがとう』って言える。そう言える場所が『原点回帰』。どんどんその笑顔が全国に増えればいいなって思っています」
#山田孝之##山田孝之[超话]#
有機野菜を作るという取り組みに関して、誤解されているようなことはあるのだろうか。
吉田さん「誤解というか『ちょっとそれおかしい、そんなの理屈が合わないじゃない』って言う人たちはいらっしゃいますね。でも、あなたの理屈には合わないかもしれないけど、僕は実際にやってるんだもんって思ってますね」
山田さん「先生が畑で『菌ちゃんありがとう』って言うことが大事って言われるんですが、僕もなるべく『ありがとう』っていうこと人に伝えるようにしています。お店で店員さんを呼ぶときや仕事をしてるときに『あ、すみません』ってという風に『すみません』で終わるのではなく『これをやってくれて、ありがとう』っていう風になるべく言うようにしていますね」
吉田さん「もう山田さんは、ほんとに日ごろから『ありがとう』って言ってるんだなぁ」
山田さん「はい。言ってるとやっぱり感じますね、なんか」
吉田さん「やっぱりちょっと原点に戻ってますね」
山田さん「(笑)。単純にとにかく感謝、とにかくいろんなものに感謝して『ありがとう』って言っておくと、どんどん変わってきます、心も体も」
「いろんな物事への執着がなくなってきた」
山田さん「若いときとかは『もうめんどくさいこと多いから、いつ、俺は死ねるんだろうか』みたいなことを考えたりもしました。そこから『いやもうちょっと、やっぱりちゃんと生きたいな』みたいに思ってきてたけど、いまは別にそういうのもなくて、長く生きられたらラッキーだし、仕事に対してもそうですけど、いろんな物事への執着がどんどんなくなってきましたね。だいぶ減ってきました」
吉田さん「私も少しはそれあるんですよ。皆さん、いろんなことで不安になってるけどね、『なんでそんなに不安なんだろう』って。だって、微生物が私を支えてくれてるから、『微生物が私をもし殺すっていうんだったら、それはそれで死んでもいいか』っていう」
収入が生まれた時にどうするかが大事
有機農法の第一人者である吉田さんが『原点回帰』に期待することについて教えていただいた。
吉田さん「とにかく元気なんですよ。みんな若いからね。あの人たちが本物を作り出したら、それは、どんどん広がると思いますよ。ひとつ心配なのは、楽しかったり、強い動機付けがあってグループができて農業をやる。それがうまくいって収入が生まれると、逆に問題になるっていうことがよくありますんでね。収益を分配しないといけなくなるからね。そこで、そのときに原点に戻って『俺がこんだけ働いたから』じゃなくてね、『みんなで分ければいいじゃん』という、そういうふうにみんながそう思えたらいい」
山田さん「昨年『原点回帰』ではお米を作ったんですが、お米はそうできました。田んぼに行った、行ってない関係なく『全員1キロ』を分けました」
吉田さん「そこですよ。それができるだけの心。心がちゃんと精進してあれば、どんどんうまくいきますね。ある程度お金がないと次の投資もできないしね」
ことし春で4年目の活動となった『原点回帰』の次の目標はあるのだろうか。
山田さん「そんな大きな目標とかないんです。とにかく、みんなが原点回帰を通じて心も体も健康になれれば。会えば笑って『ありがとう』って言える。そう言える場所が『原点回帰』。どんどんその笑顔が全国に増えればいいなって思っています」
#山田孝之##山田孝之[超话]#
在日本巴士上突然莫名其妙地被日本人骂了,这种情况该如何应对?
早上六点多,坐巴士回寮。刚上巴士,就听到一个四十多岁的日本男性突然莫名其妙地大声骂我们。可能是听到我们用中文聊天,就开始作妖,说中国人不好什么的(悪い言葉)。很不爽,已经是第二次遇到了。上次是在KFC正常地吃东西聊天,突然听到一个日本人很生气地骂我们。
上去跟他理论就会吵起来,还可能会打起来。不搭理他就很不爽。该如何应对这种情况呢?
今天在日本版知乎上有人问提问如何看待有中国人说日本人看扁中国人⁉️只能日语回答,懂日语的人看一下我的回答。
個別の事情は事実として存在するとは思いますが、日本人全体がそうかというと其れは違うでしょう。しかし、日本人としての心の根底にある優越感は確かなものかと思われます。言い方を変えれば、自負心とも解釈できるんですが、やはり其れは大和民族としての優越感、特に中華民族よりは次元が違うんだと思い込んでいる部分も否定できないでしょう。何れにせよ、多くの日本人から見れば香港や台湾の方が大陸より「素晴らしい」、だから大陸は行かなくても分かる!という発想が自然かもしれません。
もちろん近年の「爆買い」などといった「メディア騒ぎ」のおかげてもあって、中国経済力そのものへの認識は大きく変わってきた。でも、お金がすべてではないが、敢えて言うなら、頭の隅っこの「軽蔑感」より「ライバル」感覚が広まっている、とも言えるでしょう。
日本のマスコミ全体から見ると、昔よりは随分と客観的な報道も増えているが、其れにしてもまだまだ「偏見」を見受けとれる。せめて、モノコトへの「二重基準」に対した「黙認」が主流メディアとなっている。ここまで言い出したらアレなんでここら辺で「良い加減」にしておく。
結論から見ると、「見下ろしているかどうか」より、「見下ろされると感じている」かが「問題」かもしれません。
大和民族は、世界から見てもとても優秀な民族である事は誰も文句無しでしょう!
一方、過去五千年の歴史を遡って見ても、中華文明は間違いなく世界で最も長くトップの座で輝いていた国だったのも事実です。
我々百姓にとって、最も大事なのは「平凡」で「安心安全」な暮らしです。誰が偉いとか優越だとかより、平等な立場で互いのことを尊重し合うこと、日本語の「思いやり」をもっと広げていきましょう。
中国も日本も「和为贵」を大事にしていますからね❣️この「和」を何より大事にしていきましょう。
⚠️看一些人看不懂日语或者和自己想法不同就吐槽 喜欢用外语交流的人可以在我的知乎群里发表想法,中英日韩等语言可以畅所欲言,现在各国留学生很多,总会有人看得懂的 ⬇️知乎圈#秋武ノ日本留学#
https://t.cn/A6TIqHmj
#日本[地点]#
早上六点多,坐巴士回寮。刚上巴士,就听到一个四十多岁的日本男性突然莫名其妙地大声骂我们。可能是听到我们用中文聊天,就开始作妖,说中国人不好什么的(悪い言葉)。很不爽,已经是第二次遇到了。上次是在KFC正常地吃东西聊天,突然听到一个日本人很生气地骂我们。
上去跟他理论就会吵起来,还可能会打起来。不搭理他就很不爽。该如何应对这种情况呢?
今天在日本版知乎上有人问提问如何看待有中国人说日本人看扁中国人⁉️只能日语回答,懂日语的人看一下我的回答。
個別の事情は事実として存在するとは思いますが、日本人全体がそうかというと其れは違うでしょう。しかし、日本人としての心の根底にある優越感は確かなものかと思われます。言い方を変えれば、自負心とも解釈できるんですが、やはり其れは大和民族としての優越感、特に中華民族よりは次元が違うんだと思い込んでいる部分も否定できないでしょう。何れにせよ、多くの日本人から見れば香港や台湾の方が大陸より「素晴らしい」、だから大陸は行かなくても分かる!という発想が自然かもしれません。
もちろん近年の「爆買い」などといった「メディア騒ぎ」のおかげてもあって、中国経済力そのものへの認識は大きく変わってきた。でも、お金がすべてではないが、敢えて言うなら、頭の隅っこの「軽蔑感」より「ライバル」感覚が広まっている、とも言えるでしょう。
日本のマスコミ全体から見ると、昔よりは随分と客観的な報道も増えているが、其れにしてもまだまだ「偏見」を見受けとれる。せめて、モノコトへの「二重基準」に対した「黙認」が主流メディアとなっている。ここまで言い出したらアレなんでここら辺で「良い加減」にしておく。
結論から見ると、「見下ろしているかどうか」より、「見下ろされると感じている」かが「問題」かもしれません。
大和民族は、世界から見てもとても優秀な民族である事は誰も文句無しでしょう!
一方、過去五千年の歴史を遡って見ても、中華文明は間違いなく世界で最も長くトップの座で輝いていた国だったのも事実です。
我々百姓にとって、最も大事なのは「平凡」で「安心安全」な暮らしです。誰が偉いとか優越だとかより、平等な立場で互いのことを尊重し合うこと、日本語の「思いやり」をもっと広げていきましょう。
中国も日本も「和为贵」を大事にしていますからね❣️この「和」を何より大事にしていきましょう。
⚠️看一些人看不懂日语或者和自己想法不同就吐槽 喜欢用外语交流的人可以在我的知乎群里发表想法,中英日韩等语言可以畅所欲言,现在各国留学生很多,总会有人看得懂的 ⬇️知乎圈#秋武ノ日本留学#
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#日本[地点]#
#荒牧慶彦##荒牧慶彦[超话]##荒牧庆彦#
荒牧慶彦&末原拓馬がオリジナル作品で新たな挑戦に
https://t.cn/A6TtvrZV
2024年4月5日(金)より開幕する剣劇「三國志演技~孫呉」。本作は2.5次元舞台のトップランナーである俳優の荒牧慶彦が出演のみならず企画を担当し、新進気鋭のクリエイター・末原拓馬(おぼんろ)が脚本、演出を務めるオリジナル作品となっている。
本作にて2度目のタッグを組むこととなった荒牧と末原に、本作に込めた思いはもちろん、お互いの初対面での印象などを語ってもらった。
――まず、本作の企画がどのような思いから立ち上がったのか教えてください。
荒牧 僕はもともと「三國志」が大好きで、いつか「三國志」をテーマにした舞台をやりたいと考えていました。以前、舞台「サザエさん」に出演させていただいたことをキッカケに、明治座のスタッフの方々とお話をする機会が多々あったのですが、その中で僕が「三國志」をテーマとした舞台をやりたいというお話をしたところ、「ぜひうちで」と言っていただき、本作の企画が動き出しました。
末原 慶彦は本当に「三國志」が好きだよね。「三國志」の話になるとめちゃくちゃ話し始めるんですよ、しかも早口で。最初見たときはビックリしちゃった。
荒牧 こだわりがあるので(笑)。
――本作の見どころとなる殺陣をメインにという部分は、いつ頃から考えていたのでしょうか?
荒牧 最初の段階ではまだ漠然としか構想をしていなかったので、殺陣をメインという話はもう少しあとから生まれてきたアイディアでした。舞台はさまざまな見せ方があるので、ミュージカルか、ストレートプレイにするか等を考えていたところ、やっぱり僕は殺陣がすごく好きですし、ありがたいことに殺陣を評価していただいているところもあるので、最終的に殺陣をフィーチャーしていこうとなりました。
――荒牧さんと末原さんはStray Cityシリーズ「Club キャッテリア」でも共演されていましたが、本作でもタッグを組まれたのにはどのような経緯があったのでしょう?
荒牧 本作の演出家を決める段階では、まだ「キャッテリア」も始まる前だったので、全くご一緒したことのない状態でした。ただ、スタッフの方々から「末原拓馬という新進気鋭の演出家がいて、すごく面白い作品を作るんだ」というお話を聞いて、すごく興味が湧きましたし、実際にその後、「キャッテリア」でご一緒させていただいて、本当にすごい方だなと感じました。
末原 僕ももちろん、荒牧慶彦という名前は知っていましたけど、それまで住んでいる世界は全く交わっていなかったですし、「キャッテリア」で初めて会うときはすごく緊張したのを覚えています。俳優かつプロデューサーという立場ですし、どんな方なんだろう?と。そしたら、稽古初日に2人っきりで話す機会があって。
荒牧 2人で小部屋に1時間半くらい押し込められましたね。「あとは2人で」って。
末原 そこで自己紹介をして、今に至るんですけど、僕は慶彦とすごく馬が合うと思っているんです。話をしていてもすごく楽しいですし。だから、本作でも一緒にやれるということで本当に嬉しい。
――お互いの第一印象はいかがでしたか?
荒牧 すごく物腰が柔らかいお兄さんという感じがしました。演出の印象としては、とても理論的だなと。最初に、拓馬さんは僕に座学をしてくれたんです。世の中にあふれている作品は、ほとんどが起承転結の4つで構成されていますが、実際は起承転結の中でももっと細かく分かれているんですよね。そういう漠然とは理解しているけど、理論的には分かっていない部分について説明していただいて、すごく面白かったですし、理にかなっているなと。
末原 慶彦の印象は、柔らかいというのと、ちょっと言い方悪いけど、めちゃくちゃ頭が切れる人なんだなと思ったかな。
荒牧 言い方悪くないですよ?(笑)
末原 すごく視野が広くて、北風か太陽かというと、完全に太陽。関わる人がみんなリスペクトを持ってしまうし、彼のやることを叶えたいと思ってしまう。若手の子たちに対しても、すごく自由にやらせてあげているけど、でもしっかり管理もしているし、演出も自由にやってくださいと任せてくれているけど、ちゃんと厳しく見ていることが分かる。厳しく言われるわけではなくて、慶彦自身が自分に厳しいから、その姿勢を見て、僕たちも厳しくやらないとダメだという空気に自然となるんです。だから、背中で見せてくれているという感じですかね。
――本作は荒牧さんと梅津瑞樹さんのW主演に加えて、お二人の周りを固めているキャスト陣も豪華な方々が集結しています。本作のキャスト陣に期待したいことは?
荒牧 各々が持っている今の魅力を引き出してもらえれば、相乗効果ですごいものになるんだろうなと思っています。ただ、ひとつ言うなら、殺陣が多くなるので体力づけを頑張ってほしいですかね。
末原 期待することが体力をつけてほしいって(笑)。
荒牧 この年代でそんなこと言われるのもなかなかなさそうですよね。
――末原さんはいかがでしょうか?
末原 僕は今回初めましての方が多いので、稽古場に入るのが今から楽しみです。すでに僕の方でもいろいろと創造はしていますが、この座組で一ヶ月稽古をするというのは、まさに冒険をするということでもあって。僕は稽古場でキャストの皆さんの人となりが見えてきてこういう人なんだと理解していく段階がすごく面白いと思いますし、そこに幸せを感じているから演劇をやっているのかもと思えるぐらいなので、これから稽古に入っていろいろなことを模索していくのが本当に楽しみです。
――本作は1部の本編と2部の特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)の2部構成となっています。どのような理由や狙いからこのような構成になったのでしょうか?
荒牧 いろいろなエンタメの楽しみ方を、ファンの方や業界の方々にアピール、プレゼンしたいという想いがあります。今、2.5次元作品でいうと本編とライブパートに分かれているものはあるんですけど、殺陣パートがある作品はあまりないなと感じていて。そこに、殺陣が入っていってもいいんじゃないかと思ったので、今回、新たな挑戦をしようと思いました。
――2部では、本編では見られない組み合わせでの殺陣も披露されるとのことですね。
荒牧 僕自身、これまでさまざまな殺陣がある作品をやらせていただきましたが、この人物とこの人物で戦いたかったなと思うこともありましたし、観客として観ている中でもこことここが戦ったら面白いのにな、でも物語の進行上しかたないよなと感じることがあったので、本作ではこれまで皆さんがそう感じてきた部分をifストーリーとして組み込めたらと思っています。だから、ぜひ期待していただけたら嬉しいですね。
――荒牧さんはこれまで数々の作品で殺陣をやられてきましたが、殺陣をやる上で一番大切にしているものはなんでしょう?
荒牧 相手との呼吸の合わせ方ですね。間合いというか、そこが狂ってしまうとケガに繋がってしまうので。殺陣は実際に当てていないとはいっても、どちらかがミスをするだけで骨折をするぐらいの危険性があるものなので、やっぱり呼吸の合わせ方は大事にしています。あと、これは芝居でも同じことが言えるのですが、そのキャラクター特有の殺陣の癖を作ろうと考えています。猫背なのか、スンと佇んでいるのか、大股なのか、どういう刀の持ち方をしているのかとか。人間はみんな絶対にその人ならではの癖というものがあると思うので、それを殺陣にも取り入れたいなと考えています。
――末原さんは、殺陣の演出をつける上で大切にされていることは?
末原 物語性と痛みですかね。物語性というのは、どのような流れがあって殺陣に入るかで全く見え方が違ってくるので、どういう見せ方をするのかということ。痛みというのは、本作の殺陣のシーンはストーリーとしては人を死なせてしまうものになるので、僕は戦場に出たことはないですけど、斬るというのは痛いことだし、斬った相手の返り血を浴びるということでもある。そこを表現しないというのはしたくないなと思っているので、斬られる側にもいろいろあってその場にいるということを無視せずに描けたらいいなと。
――演出はお二人でお話をされながら作っているのでしょうか?
荒牧 いえ、基本的には拓馬さんにお任せしています。ただ、要望があった場合にはちょっとお伝えして、という感じですね。
末原 僕は優柔不断なところがあるんですけど、迷ったときはわざと慶彦の近くに行って「こうかな?どうかな?」って呟くんです。そうすると「これはこっちですね」とサクッと決めてくれて。だから、すごく助けられています。
荒牧 なんでもスパッと決めちゃうタイプなんですよね。
末原 自分の中でのやりたいことがしっかりと固まっているよね。だからすぐ決断できるんだろうね。
荒牧 そうですね。自分の中に漠然としたイメージ図があって、そこのイメージ図の中にあるものだったらすぐに決められます。ただ、全くないことだったらやっぱり悩むと思います。拓馬さんは、例えば服を買うときもめっちゃ悩むタイプですか?
末原 僕は悩みすぎて最終的に買わないタイプ。
荒牧 あはは! 僕は一撃で決めます。目的の場所に行って目的のものを発見したら、それしか買わない。だから買い物というかピックアップですね。
末原 それは楽しいの?
荒牧 楽しいですよ!
末原 すごいね、変な人だね(笑)。
――最後に、本作を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
荒牧 プレッシャーもありますが、やっぱりお客様にどういう感情で帰ってもらうかというところに重きを置いて作っていきたいと考えているので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
末原 演劇は上演期間中にしかそこに存在できないものとなるので、その楽しさとすごさをぜひ味わってほしいと思っています。来てくださるお客様がいてこそ成立するものだと、僕らは本当に強く思いながら作っていますので、初日まで誠心誠意、準備していきます。皆さんも、体調と気持ちを整えて劇場にお越しいただけたらと。ぜひよろしくお願いします!
取材・文:榎本麻紀恵
撮影:源賀津己
剣劇「三國志演技~孫呉」
2024年4月5日(金)~ 4月16日(火) 明治座
脚本・演出:末原拓馬(おぼんろ)
【出演】
周瑜:荒牧慶彦
孫策:梅津瑞樹
孫権:廣野凌大
程普:富田 翔 黄蓋:高木トモユキ
韓当:郷本直也
劉表:冨田昌則
太史慈:早乙女友貴
黄祖:玉城裕規
孫堅:松本利夫(EXILE)
ほか
企画:荒牧慶彦
公式サイト:
https://t.cn/A6lHfRtg
公式X:
@kg_sangokushi
公式ハッシュタグ:#剣劇三國志
主催:剣劇「三國志演技~孫呉」製作委員会
チケット:
https://t.cn/A6TtvrZc
荒牧慶彦&末原拓馬がオリジナル作品で新たな挑戦に
https://t.cn/A6TtvrZV
2024年4月5日(金)より開幕する剣劇「三國志演技~孫呉」。本作は2.5次元舞台のトップランナーである俳優の荒牧慶彦が出演のみならず企画を担当し、新進気鋭のクリエイター・末原拓馬(おぼんろ)が脚本、演出を務めるオリジナル作品となっている。
本作にて2度目のタッグを組むこととなった荒牧と末原に、本作に込めた思いはもちろん、お互いの初対面での印象などを語ってもらった。
――まず、本作の企画がどのような思いから立ち上がったのか教えてください。
荒牧 僕はもともと「三國志」が大好きで、いつか「三國志」をテーマにした舞台をやりたいと考えていました。以前、舞台「サザエさん」に出演させていただいたことをキッカケに、明治座のスタッフの方々とお話をする機会が多々あったのですが、その中で僕が「三國志」をテーマとした舞台をやりたいというお話をしたところ、「ぜひうちで」と言っていただき、本作の企画が動き出しました。
末原 慶彦は本当に「三國志」が好きだよね。「三國志」の話になるとめちゃくちゃ話し始めるんですよ、しかも早口で。最初見たときはビックリしちゃった。
荒牧 こだわりがあるので(笑)。
――本作の見どころとなる殺陣をメインにという部分は、いつ頃から考えていたのでしょうか?
荒牧 最初の段階ではまだ漠然としか構想をしていなかったので、殺陣をメインという話はもう少しあとから生まれてきたアイディアでした。舞台はさまざまな見せ方があるので、ミュージカルか、ストレートプレイにするか等を考えていたところ、やっぱり僕は殺陣がすごく好きですし、ありがたいことに殺陣を評価していただいているところもあるので、最終的に殺陣をフィーチャーしていこうとなりました。
――荒牧さんと末原さんはStray Cityシリーズ「Club キャッテリア」でも共演されていましたが、本作でもタッグを組まれたのにはどのような経緯があったのでしょう?
荒牧 本作の演出家を決める段階では、まだ「キャッテリア」も始まる前だったので、全くご一緒したことのない状態でした。ただ、スタッフの方々から「末原拓馬という新進気鋭の演出家がいて、すごく面白い作品を作るんだ」というお話を聞いて、すごく興味が湧きましたし、実際にその後、「キャッテリア」でご一緒させていただいて、本当にすごい方だなと感じました。
末原 僕ももちろん、荒牧慶彦という名前は知っていましたけど、それまで住んでいる世界は全く交わっていなかったですし、「キャッテリア」で初めて会うときはすごく緊張したのを覚えています。俳優かつプロデューサーという立場ですし、どんな方なんだろう?と。そしたら、稽古初日に2人っきりで話す機会があって。
荒牧 2人で小部屋に1時間半くらい押し込められましたね。「あとは2人で」って。
末原 そこで自己紹介をして、今に至るんですけど、僕は慶彦とすごく馬が合うと思っているんです。話をしていてもすごく楽しいですし。だから、本作でも一緒にやれるということで本当に嬉しい。
――お互いの第一印象はいかがでしたか?
荒牧 すごく物腰が柔らかいお兄さんという感じがしました。演出の印象としては、とても理論的だなと。最初に、拓馬さんは僕に座学をしてくれたんです。世の中にあふれている作品は、ほとんどが起承転結の4つで構成されていますが、実際は起承転結の中でももっと細かく分かれているんですよね。そういう漠然とは理解しているけど、理論的には分かっていない部分について説明していただいて、すごく面白かったですし、理にかなっているなと。
末原 慶彦の印象は、柔らかいというのと、ちょっと言い方悪いけど、めちゃくちゃ頭が切れる人なんだなと思ったかな。
荒牧 言い方悪くないですよ?(笑)
末原 すごく視野が広くて、北風か太陽かというと、完全に太陽。関わる人がみんなリスペクトを持ってしまうし、彼のやることを叶えたいと思ってしまう。若手の子たちに対しても、すごく自由にやらせてあげているけど、でもしっかり管理もしているし、演出も自由にやってくださいと任せてくれているけど、ちゃんと厳しく見ていることが分かる。厳しく言われるわけではなくて、慶彦自身が自分に厳しいから、その姿勢を見て、僕たちも厳しくやらないとダメだという空気に自然となるんです。だから、背中で見せてくれているという感じですかね。
――本作は荒牧さんと梅津瑞樹さんのW主演に加えて、お二人の周りを固めているキャスト陣も豪華な方々が集結しています。本作のキャスト陣に期待したいことは?
荒牧 各々が持っている今の魅力を引き出してもらえれば、相乗効果ですごいものになるんだろうなと思っています。ただ、ひとつ言うなら、殺陣が多くなるので体力づけを頑張ってほしいですかね。
末原 期待することが体力をつけてほしいって(笑)。
荒牧 この年代でそんなこと言われるのもなかなかなさそうですよね。
――末原さんはいかがでしょうか?
末原 僕は今回初めましての方が多いので、稽古場に入るのが今から楽しみです。すでに僕の方でもいろいろと創造はしていますが、この座組で一ヶ月稽古をするというのは、まさに冒険をするということでもあって。僕は稽古場でキャストの皆さんの人となりが見えてきてこういう人なんだと理解していく段階がすごく面白いと思いますし、そこに幸せを感じているから演劇をやっているのかもと思えるぐらいなので、これから稽古に入っていろいろなことを模索していくのが本当に楽しみです。
――本作は1部の本編と2部の特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)の2部構成となっています。どのような理由や狙いからこのような構成になったのでしょうか?
荒牧 いろいろなエンタメの楽しみ方を、ファンの方や業界の方々にアピール、プレゼンしたいという想いがあります。今、2.5次元作品でいうと本編とライブパートに分かれているものはあるんですけど、殺陣パートがある作品はあまりないなと感じていて。そこに、殺陣が入っていってもいいんじゃないかと思ったので、今回、新たな挑戦をしようと思いました。
――2部では、本編では見られない組み合わせでの殺陣も披露されるとのことですね。
荒牧 僕自身、これまでさまざまな殺陣がある作品をやらせていただきましたが、この人物とこの人物で戦いたかったなと思うこともありましたし、観客として観ている中でもこことここが戦ったら面白いのにな、でも物語の進行上しかたないよなと感じることがあったので、本作ではこれまで皆さんがそう感じてきた部分をifストーリーとして組み込めたらと思っています。だから、ぜひ期待していただけたら嬉しいですね。
――荒牧さんはこれまで数々の作品で殺陣をやられてきましたが、殺陣をやる上で一番大切にしているものはなんでしょう?
荒牧 相手との呼吸の合わせ方ですね。間合いというか、そこが狂ってしまうとケガに繋がってしまうので。殺陣は実際に当てていないとはいっても、どちらかがミスをするだけで骨折をするぐらいの危険性があるものなので、やっぱり呼吸の合わせ方は大事にしています。あと、これは芝居でも同じことが言えるのですが、そのキャラクター特有の殺陣の癖を作ろうと考えています。猫背なのか、スンと佇んでいるのか、大股なのか、どういう刀の持ち方をしているのかとか。人間はみんな絶対にその人ならではの癖というものがあると思うので、それを殺陣にも取り入れたいなと考えています。
――末原さんは、殺陣の演出をつける上で大切にされていることは?
末原 物語性と痛みですかね。物語性というのは、どのような流れがあって殺陣に入るかで全く見え方が違ってくるので、どういう見せ方をするのかということ。痛みというのは、本作の殺陣のシーンはストーリーとしては人を死なせてしまうものになるので、僕は戦場に出たことはないですけど、斬るというのは痛いことだし、斬った相手の返り血を浴びるということでもある。そこを表現しないというのはしたくないなと思っているので、斬られる側にもいろいろあってその場にいるということを無視せずに描けたらいいなと。
――演出はお二人でお話をされながら作っているのでしょうか?
荒牧 いえ、基本的には拓馬さんにお任せしています。ただ、要望があった場合にはちょっとお伝えして、という感じですね。
末原 僕は優柔不断なところがあるんですけど、迷ったときはわざと慶彦の近くに行って「こうかな?どうかな?」って呟くんです。そうすると「これはこっちですね」とサクッと決めてくれて。だから、すごく助けられています。
荒牧 なんでもスパッと決めちゃうタイプなんですよね。
末原 自分の中でのやりたいことがしっかりと固まっているよね。だからすぐ決断できるんだろうね。
荒牧 そうですね。自分の中に漠然としたイメージ図があって、そこのイメージ図の中にあるものだったらすぐに決められます。ただ、全くないことだったらやっぱり悩むと思います。拓馬さんは、例えば服を買うときもめっちゃ悩むタイプですか?
末原 僕は悩みすぎて最終的に買わないタイプ。
荒牧 あはは! 僕は一撃で決めます。目的の場所に行って目的のものを発見したら、それしか買わない。だから買い物というかピックアップですね。
末原 それは楽しいの?
荒牧 楽しいですよ!
末原 すごいね、変な人だね(笑)。
――最後に、本作を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
荒牧 プレッシャーもありますが、やっぱりお客様にどういう感情で帰ってもらうかというところに重きを置いて作っていきたいと考えているので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
末原 演劇は上演期間中にしかそこに存在できないものとなるので、その楽しさとすごさをぜひ味わってほしいと思っています。来てくださるお客様がいてこそ成立するものだと、僕らは本当に強く思いながら作っていますので、初日まで誠心誠意、準備していきます。皆さんも、体調と気持ちを整えて劇場にお越しいただけたらと。ぜひよろしくお願いします!
取材・文:榎本麻紀恵
撮影:源賀津己
剣劇「三國志演技~孫呉」
2024年4月5日(金)~ 4月16日(火) 明治座
脚本・演出:末原拓馬(おぼんろ)
【出演】
周瑜:荒牧慶彦
孫策:梅津瑞樹
孫権:廣野凌大
程普:富田 翔 黄蓋:高木トモユキ
韓当:郷本直也
劉表:冨田昌則
太史慈:早乙女友貴
黄祖:玉城裕規
孫堅:松本利夫(EXILE)
ほか
企画:荒牧慶彦
公式サイト:
https://t.cn/A6lHfRtg
公式X:
@kg_sangokushi
公式ハッシュタグ:#剣劇三國志
主催:剣劇「三國志演技~孫呉」製作委員会
チケット:
https://t.cn/A6TtvrZc
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