牡丹燈籠とは?
『四谷怪談』『皿屋敷』、そして『牡丹燈籠(ぼたんどうろう)』と言えば日本の3大怪談話として有名です。幽霊との恋路を描いた『牡丹燈籠』の悲しくもロマンチックなストーリーは題材として人気で、今日に至るまで落語から映画やドラマまで幅広く作品化されています。
本話の主人公の「お露(つゆ)」の名も広く知られており、『四谷怪談』の「お岩さん」、『皿屋敷』の「お菊さん」と並び、日本三大幽霊と呼ばれたりします。『牡丹灯籠』の話は詳しく知らないけれど、「お露さん」の名前は知っているという方も多いのではないでしょうか。
実は『牡丹燈籠』は、古代中国の明で作られた小説集『剪灯(せんとう)新話』の中に収録されている「牡丹燈記」という話が元となっています。明治時代に活躍した落語家・三遊亭圓朝が、『剪灯新話』を江戸時代に翻案した『御伽婢子(おとぎぼうこ)』の実話や怪談から着想を得て、『牡丹燈籠』を創作しました。
また、映像化されたりして私たちがよく知る『牡丹燈籠』のお話は、『牡丹燈籠』本編の前半部分のみを切り取って再編した短編なのです。『牡丹燈籠』本編は幽霊話を交えつつ、人間の敵討ちが複雑に絡み合う長編作品となっています。
牡丹燈籠のあらすじ
その昔、根津の清水谷に浪人の萩原新三郎という内気な男がいました。ある日、新三郎は知り合いの山本志丈に誘われて亀戸の臥龍梅を見に出掛けます。その帰りに山本志丈の知り合いである飯島平左衛門の別荘に立ち寄ることに。
新三郎はそこで「お露」という美人なお嬢様と女中の「お米さん」に出会い、新三郎と「お露」は恋仲になるのでした。そして新三郎の帰り際に「お露」は「また来てくださらなければ私は死んでしまいますよ」と言い残します。
帰ってきた新三郎は来る日も来る日も「お露」に会いたいと思っていましたが、内気なので1人で会いに行く勇気がありません。
数ヶ月経ったある日、新三郎の元にやっと山本志丈が訪ねてきます。そして「お露」が恋焦がれるあまりに死んでしまったこと、「お米」も看病疲れで後を追うように死んでしまったことを伝えたのです。
それからというものの、新三郎は「お露」のために念仏を唱えるだけの毎日を送っていました。盆の十三日の夜、新三郎がいつものように「お露」に思いを馳せていると、カランコロンカランコロンと下駄の音が聞えてきます。
音のする方を見てみると、牡丹芍薬(しゃくやく)の灯籠を携えた「お米」と「お露」が歩いているではありませんか。3人は再開を喜び、次の晩もその次の晩も新三郎と「お露」の逢瀬は続きました。
ある夜に新三郎の元で働く伴蔵という男が、毎夜、新三郎の元に女が通っていることに気づきます。不審に思った伴蔵が新三郎の家を覗くと、骨と皮ばかりで腰から下が無い女が、新三郎の首元にかじりついていたのです。
驚いた伴蔵は、新三郎の相談相手である占い師の白翁堂勇斎(はくおうどうゆうさい)に相談に行きました。白翁堂勇斎は新三郎の家に行き、「二十日を待たずして必ず死ぬ相が出ている」と宣告します。
「お露」が幽霊だとやっと認識した新三郎は、お寺の和尚から幽霊除けのお札と死霊除けの海音如来(かいおんにょらい)像を借りて帰りました。そして新三郎は家の周りにお札を貼り付け、海音如来像を身に着けてお経を読み上げるのでした。
その夜いつものように新三郎の家に「お露」がやって来ますが、お札があって家に入れません。困った「お露」は伴蔵の家に赴いて、お札を剥がすように頼みます。
はじめは幽霊を怖がっていた伴蔵とその妻のお峰でしたが、「お露」からお金を受け取ることを条件に、お札を剥がすことを約束します。次の日、伴蔵とお峰は新三郎の隙を見て、海音如来像を粘土で出来た不動像にすり替えてしまうのです。
その晩に「お露」がお金を持ってやって来ると、伴蔵は新三郎の家のお札を全て剥がしてしまいます。そしてお札が無くなると「お露」は、喜んで新三郎の家に入って行くのでした。
夜が明ける頃、幽霊の手引きをした後ろめたい思いがあった伴蔵は、白翁堂勇斎とお峰を連れて新三郎の家の様子を見に行きます。戸を叩いても返事のない新三郎の家におそるおそる入ると、中では新三郎が物凄い形相で虚空を掴みながら息絶えていたのです。そしてその首には髑髏がかじりついていたのでした。日本三大怪談に数えられる牡丹燈籠
明治に作られた『牡丹燈籠』は、日本三大怪談では最も新しい怪談話です。『四谷怪談』と『皿屋敷』は江戸時代に落語怪談として整えられましたが、それ以前にも各地で怪談として語られてきました。
『四谷怪談』の「お岩さん」、『皿屋敷』の「お菊さん」、そして『牡丹燈籠』の「お露さん」と日本三大怪談に名を連ねる女性の幽霊たち。
『四谷怪談』の「お岩さん」は夫に裏切られた末に怨霊と化し、『皿屋敷』の「お菊さん」は無念のうちに死んで幽霊に。そして恋焦がれるあまり死んでしまい、死してなお愛する男を求めた『牡丹燈籠』の「お露さん」。女性の情念は時に恐ろしいものになると言えますね。
『四谷怪談』『皿屋敷』、そして『牡丹燈籠(ぼたんどうろう)』と言えば日本の3大怪談話として有名です。幽霊との恋路を描いた『牡丹燈籠』の悲しくもロマンチックなストーリーは題材として人気で、今日に至るまで落語から映画やドラマまで幅広く作品化されています。
本話の主人公の「お露(つゆ)」の名も広く知られており、『四谷怪談』の「お岩さん」、『皿屋敷』の「お菊さん」と並び、日本三大幽霊と呼ばれたりします。『牡丹灯籠』の話は詳しく知らないけれど、「お露さん」の名前は知っているという方も多いのではないでしょうか。
実は『牡丹燈籠』は、古代中国の明で作られた小説集『剪灯(せんとう)新話』の中に収録されている「牡丹燈記」という話が元となっています。明治時代に活躍した落語家・三遊亭圓朝が、『剪灯新話』を江戸時代に翻案した『御伽婢子(おとぎぼうこ)』の実話や怪談から着想を得て、『牡丹燈籠』を創作しました。
また、映像化されたりして私たちがよく知る『牡丹燈籠』のお話は、『牡丹燈籠』本編の前半部分のみを切り取って再編した短編なのです。『牡丹燈籠』本編は幽霊話を交えつつ、人間の敵討ちが複雑に絡み合う長編作品となっています。
牡丹燈籠のあらすじ
その昔、根津の清水谷に浪人の萩原新三郎という内気な男がいました。ある日、新三郎は知り合いの山本志丈に誘われて亀戸の臥龍梅を見に出掛けます。その帰りに山本志丈の知り合いである飯島平左衛門の別荘に立ち寄ることに。
新三郎はそこで「お露」という美人なお嬢様と女中の「お米さん」に出会い、新三郎と「お露」は恋仲になるのでした。そして新三郎の帰り際に「お露」は「また来てくださらなければ私は死んでしまいますよ」と言い残します。
帰ってきた新三郎は来る日も来る日も「お露」に会いたいと思っていましたが、内気なので1人で会いに行く勇気がありません。
数ヶ月経ったある日、新三郎の元にやっと山本志丈が訪ねてきます。そして「お露」が恋焦がれるあまりに死んでしまったこと、「お米」も看病疲れで後を追うように死んでしまったことを伝えたのです。
それからというものの、新三郎は「お露」のために念仏を唱えるだけの毎日を送っていました。盆の十三日の夜、新三郎がいつものように「お露」に思いを馳せていると、カランコロンカランコロンと下駄の音が聞えてきます。
音のする方を見てみると、牡丹芍薬(しゃくやく)の灯籠を携えた「お米」と「お露」が歩いているではありませんか。3人は再開を喜び、次の晩もその次の晩も新三郎と「お露」の逢瀬は続きました。
ある夜に新三郎の元で働く伴蔵という男が、毎夜、新三郎の元に女が通っていることに気づきます。不審に思った伴蔵が新三郎の家を覗くと、骨と皮ばかりで腰から下が無い女が、新三郎の首元にかじりついていたのです。
驚いた伴蔵は、新三郎の相談相手である占い師の白翁堂勇斎(はくおうどうゆうさい)に相談に行きました。白翁堂勇斎は新三郎の家に行き、「二十日を待たずして必ず死ぬ相が出ている」と宣告します。
「お露」が幽霊だとやっと認識した新三郎は、お寺の和尚から幽霊除けのお札と死霊除けの海音如来(かいおんにょらい)像を借りて帰りました。そして新三郎は家の周りにお札を貼り付け、海音如来像を身に着けてお経を読み上げるのでした。
その夜いつものように新三郎の家に「お露」がやって来ますが、お札があって家に入れません。困った「お露」は伴蔵の家に赴いて、お札を剥がすように頼みます。
はじめは幽霊を怖がっていた伴蔵とその妻のお峰でしたが、「お露」からお金を受け取ることを条件に、お札を剥がすことを約束します。次の日、伴蔵とお峰は新三郎の隙を見て、海音如来像を粘土で出来た不動像にすり替えてしまうのです。
その晩に「お露」がお金を持ってやって来ると、伴蔵は新三郎の家のお札を全て剥がしてしまいます。そしてお札が無くなると「お露」は、喜んで新三郎の家に入って行くのでした。
夜が明ける頃、幽霊の手引きをした後ろめたい思いがあった伴蔵は、白翁堂勇斎とお峰を連れて新三郎の家の様子を見に行きます。戸を叩いても返事のない新三郎の家におそるおそる入ると、中では新三郎が物凄い形相で虚空を掴みながら息絶えていたのです。そしてその首には髑髏がかじりついていたのでした。日本三大怪談に数えられる牡丹燈籠
明治に作られた『牡丹燈籠』は、日本三大怪談では最も新しい怪談話です。『四谷怪談』と『皿屋敷』は江戸時代に落語怪談として整えられましたが、それ以前にも各地で怪談として語られてきました。
『四谷怪談』の「お岩さん」、『皿屋敷』の「お菊さん」、そして『牡丹燈籠』の「お露さん」と日本三大怪談に名を連ねる女性の幽霊たち。
『四谷怪談』の「お岩さん」は夫に裏切られた末に怨霊と化し、『皿屋敷』の「お菊さん」は無念のうちに死んで幽霊に。そして恋焦がれるあまり死んでしまい、死してなお愛する男を求めた『牡丹燈籠』の「お露さん」。女性の情念は時に恐ろしいものになると言えますね。
yf第五卷阅读理解,不小心写了很长,剧透有,个人解释有,胡言乱语有,个人喜好有(可能有点在无脑夸了但真的好喜欢)。ok的话请看↓
。
。
。
。
。
。
。
。
。
这卷结尾跟前面几卷相比是没有过的沉重……一不小心就写了很长的阅读理解(/。\)
关于Echika的感情:虽然前几卷也有提过这份「薄汚い感情」,但记忆里好像没有这么直白地指出这是慧周单方面对哈罗德的恋心的(也可能第四卷有但我忘了)(说到底这算直白吗明明还是没明确说)。终于懂了Echika为什么会用「薄汚い」来形容,之前感觉这两人是木头完全是我的问题orz。这样看来Echika其实早就已经知道了这份感情的正体,不仅如此她还更深入地想到了对于这份感情所指向的对象来说这意味着什么,以及在这基础上这对自己又意味着什么,并且也尽自己的一切努力去推翻这一设想。虽然在这卷来看是失败了……应该算失败了吧?但相信接下来会好起来的()
关于犯下的罪:客观来看这罪比绝大多数轻/漫/游戏剧情里的罪都要重得多得多了……哪怕是一些主打角色是恶人的故事里也很难有这种程度的罪……(看向bf)(移开视线)被揭发(或者自爆)感觉也只是时间的问题,很好奇之后菊石会怎样收场。虽然也有很多作品里描写了(各种各样的令人难以形容的)共犯关系但形势一转开始写共犯做不下去了的作品感觉还蛮少见的?
关于结尾的描述(菊石まれほ夸夸):
「エチカは何だかめまいがして、ゆるゆるとその場に屈み込んだ。背中を丸めると、少しずつ膨らみ始めた雑踏が、散らばったキャンディの如く降り注ぐ。やがて堪えきれなかったひとしずくが、ぼたりと靴先に滴り落ちていって。
それは照りつける陽光の下で、失われた透明な湖のように、淡く光った。」
!!!!!!!(比划)(努力表达出一种无法表达的赞美与感动之情)(特别是一句里接连用キャンディ和降り注ぐ来形容雑踏真的很神很喜欢)(疯狂比划)(再看一遍的话突然想到这里散らばったキャンディ是否在暗示慧周小时候送给爸爸的糖果被摔得粉碎一事……?就连事件前后感情的流动也是类似的)
关于后记里说的「第二の一巻」:感觉不久前就在某篇后记里看到过这个说法……好像是间谍教室的第五卷……那边是把四卷比作 动画的一季 这种感觉。说实话sk我看得不是特别认真,但就算不注意也能发现这卷与sk有些地方描写是共通(?)的,比如在大群人一起说话时一个段落里一口气写一长串对话擅自推进剧情(特别是对着技术团队呀还有法拉嘉岛民们说话的时候)(或者应该称之为把对话一来一回所需的情报量压缩到近乎于独白的程度)(说实话我不太喜欢这种方式)(现在想来在博士登场时就有些这种倾向,不过我当时还没看sk,就算前几卷有这种也不太会注意到)个人是很喜欢yf的行文,因为有些地方的描写风格真的很特别,像是说出口的句子「滑り落ちていく」啊、客观上相同的眼瞳有的是像平静的湖水有的是像冬日的暴风雪有的像是冻住的湖泊etc、还有谈话时抛接球的方式,还有上面提到的结尾那里的描写方式我都很喜欢,有一种很克制但又充满感情的微妙的纤细感,与之相比其他作品里这种感觉就没有那么突出(也可能是翻译风格不同毕竟我大多没看过日文版)……呃总之对于多人对话这一点确实在两部作品中看到了共性……(为了说明这一点而扯到别的说了好多……)
(因为先看到后记说下一卷可能会迟些于是推迟了这么长时间才看第五卷那么什么时候才能出下一卷……)
。
。
。
。
。
。
。
。
。
这卷结尾跟前面几卷相比是没有过的沉重……一不小心就写了很长的阅读理解(/。\)
关于Echika的感情:虽然前几卷也有提过这份「薄汚い感情」,但记忆里好像没有这么直白地指出这是慧周单方面对哈罗德的恋心的(也可能第四卷有但我忘了)(说到底这算直白吗明明还是没明确说)。终于懂了Echika为什么会用「薄汚い」来形容,之前感觉这两人是木头完全是我的问题orz。这样看来Echika其实早就已经知道了这份感情的正体,不仅如此她还更深入地想到了对于这份感情所指向的对象来说这意味着什么,以及在这基础上这对自己又意味着什么,并且也尽自己的一切努力去推翻这一设想。虽然在这卷来看是失败了……应该算失败了吧?但相信接下来会好起来的()
关于犯下的罪:客观来看这罪比绝大多数轻/漫/游戏剧情里的罪都要重得多得多了……哪怕是一些主打角色是恶人的故事里也很难有这种程度的罪……(看向bf)(移开视线)被揭发(或者自爆)感觉也只是时间的问题,很好奇之后菊石会怎样收场。虽然也有很多作品里描写了(各种各样的令人难以形容的)共犯关系但形势一转开始写共犯做不下去了的作品感觉还蛮少见的?
关于结尾的描述(菊石まれほ夸夸):
「エチカは何だかめまいがして、ゆるゆるとその場に屈み込んだ。背中を丸めると、少しずつ膨らみ始めた雑踏が、散らばったキャンディの如く降り注ぐ。やがて堪えきれなかったひとしずくが、ぼたりと靴先に滴り落ちていって。
それは照りつける陽光の下で、失われた透明な湖のように、淡く光った。」
!!!!!!!(比划)(努力表达出一种无法表达的赞美与感动之情)(特别是一句里接连用キャンディ和降り注ぐ来形容雑踏真的很神很喜欢)(疯狂比划)(再看一遍的话突然想到这里散らばったキャンディ是否在暗示慧周小时候送给爸爸的糖果被摔得粉碎一事……?就连事件前后感情的流动也是类似的)
关于后记里说的「第二の一巻」:感觉不久前就在某篇后记里看到过这个说法……好像是间谍教室的第五卷……那边是把四卷比作 动画的一季 这种感觉。说实话sk我看得不是特别认真,但就算不注意也能发现这卷与sk有些地方描写是共通(?)的,比如在大群人一起说话时一个段落里一口气写一长串对话擅自推进剧情(特别是对着技术团队呀还有法拉嘉岛民们说话的时候)(或者应该称之为把对话一来一回所需的情报量压缩到近乎于独白的程度)(说实话我不太喜欢这种方式)(现在想来在博士登场时就有些这种倾向,不过我当时还没看sk,就算前几卷有这种也不太会注意到)个人是很喜欢yf的行文,因为有些地方的描写风格真的很特别,像是说出口的句子「滑り落ちていく」啊、客观上相同的眼瞳有的是像平静的湖水有的是像冬日的暴风雪有的像是冻住的湖泊etc、还有谈话时抛接球的方式,还有上面提到的结尾那里的描写方式我都很喜欢,有一种很克制但又充满感情的微妙的纤细感,与之相比其他作品里这种感觉就没有那么突出(也可能是翻译风格不同毕竟我大多没看过日文版)……呃总之对于多人对话这一点确实在两部作品中看到了共性……(为了说明这一点而扯到别的说了好多……)
(因为先看到后记说下一卷可能会迟些于是推迟了这么长时间才看第五卷那么什么时候才能出下一卷……)
菅総理大臣「全国への宣言は過剰な規制 『ロックダウン』決め手にならず」
2021年8月17日21時01分
菅総理大臣は「今回、閣僚の間で、全国に緊急事態宣言を出す選択肢についても議論した。感染状況や医療体制には差があり、全国となると、一部の県の皆さんに過剰な規制となってしまう。地域ごとに最も効果的な対策を行っていくため、今回の判断になった。今後、宣言解除という出口に向かって、医療体制をしっかり構築したうえで、重症者を減らす対策を徹底していきたい」と述べました。
そのうえで「諸外国の『ロックダウン』=都市封鎖は、感染対策の決め手とはならず、結果的には、各国ともワクチン接種を進めることで日常を取り戻してきていると理解している。新型コロナという非常事態について、今後しっかり検証して、感染症に対する法整備も含めて幅広く検討しなければならない」と述べました。
菅総理大臣は「緊急事態宣言の地域などでは、デパートやショッピングモールなどの混雑する場所について、自治体と連携して、人数制限を呼びかけていく。旅行や帰省は控えてもらったうえで、日々の買い物といった混雑した場所への外出を、半分減らしてもらうなど、人流の抑制への協力をお願いしたい」と述べました。
また「それぞれの職場では、談話室などの共有部分での対策を徹底するとともに、テレワークの推進を改めて行い、昨年春に多くの企業が達成した出勤者7割減をお盆休み明けに、もう一度目指してもらうようお願いする」と述べました。
さらに「時間短縮、酒類提供の停止を続けてもらう事業者には、協力金を早期に給付し、雇用調整助成金や緊急小口資金などの特例措置も期限を延長し、事業と暮らしを守っていく。全国の都道府県と市町村が、きめ細かく事業者の支援を実施できるよう3000億円の交付金を新たに配分する」と述べました。
菅総理大臣は「長きにわたる新型コロナとの戦いで、多くの皆様に精いっぱいご協力をいただいてきたが、ここに来て、感染の急拡大に『この先どうなってしまうのか』という強い不安や『対策を守っても仕方がない』という諦めを抱いているのではないかと懸念している」と述べました。
そのうえで「これからワクチン接種が40代、50代、さらに若い世代の方々へと進めば、明らかな予防効果が期待でき、はっきりとした明かりが見えてくる。10月から11月のできるだけ早い時期に、希望するすべての方への2回のワクチン接種の完了を目指していく」と述べました。
そして「今回の宣言を解除する前提は、国民の命と健康を守ることができる医療提供体制の確保だ。ワクチンの接種状況、重症者数、病床利用数などを分析し、適切に解除の判断をしていく。その先には、飲食店の利用、旅行、イベントなど、社会経済活動の回復が視野に入ってくるので、総力を挙げて取り組む。ご理解とご協力を心からお願い申し上げる」と述べました。
菅総理大臣は「全国各地で新規感染者の数が急増し、これまでに経験のない感染拡大が続いている。重症者の数も増加し、入院者や、自宅、ホテルで療養する方も急速に増加している。保健所の体制や医療提供体制がひっ迫し、首都圏を中心に非常に厳しい状況となっている」と述べました。
そのうえで「要因は、感染力が極めて強いとされる『デルタ株』だ。わが国においても急速な置き換わりが進み、残念ながら、全く異なる様相をもたらしている」と指摘しました。
菅総理大臣は「多くの国民の皆様、関係者の皆様には、これまでも多大な苦労をおかけしており、心苦しいかぎりだ。国民の皆様のご協力をいただきながら、この危機を乗り越えるという強い決意のもとで、医療体制の構築、感染防止、ワクチン接種という3つの柱からなる対策を確実に進めていく」と述べました。
そして、「自宅にいる患者の皆さんは、大変不安な気持ちでいると思う。自治体や地域の医療機関と連携して、必ず連絡がとれるようにする。医師による電話診察を強化するために、そのための診療報酬や、訪問診療の報酬の引き上げを行う。また、酸素投与が、必要になった場合には、病院などに設ける酸素ステーションに滞在していただくなど、速やかに、酸素投与ができる体制を各地に構築していく」と述べました。
また「先月導入された中和抗体薬は、重症化リスクを7割も減らすことができる画期的な薬だ。政府は、十分な量を確保しており、今後、病院のみならず、療養するホテルなどでも投薬できるよう、自治体と協力を進めていく方針だ。対象となる50代以上や、基礎疾患のある方々に対して、集中的に使用し重症化を防いでいく」と述べました。
2021年8月17日21時01分
菅総理大臣は「今回、閣僚の間で、全国に緊急事態宣言を出す選択肢についても議論した。感染状況や医療体制には差があり、全国となると、一部の県の皆さんに過剰な規制となってしまう。地域ごとに最も効果的な対策を行っていくため、今回の判断になった。今後、宣言解除という出口に向かって、医療体制をしっかり構築したうえで、重症者を減らす対策を徹底していきたい」と述べました。
そのうえで「諸外国の『ロックダウン』=都市封鎖は、感染対策の決め手とはならず、結果的には、各国ともワクチン接種を進めることで日常を取り戻してきていると理解している。新型コロナという非常事態について、今後しっかり検証して、感染症に対する法整備も含めて幅広く検討しなければならない」と述べました。
菅総理大臣は「緊急事態宣言の地域などでは、デパートやショッピングモールなどの混雑する場所について、自治体と連携して、人数制限を呼びかけていく。旅行や帰省は控えてもらったうえで、日々の買い物といった混雑した場所への外出を、半分減らしてもらうなど、人流の抑制への協力をお願いしたい」と述べました。
また「それぞれの職場では、談話室などの共有部分での対策を徹底するとともに、テレワークの推進を改めて行い、昨年春に多くの企業が達成した出勤者7割減をお盆休み明けに、もう一度目指してもらうようお願いする」と述べました。
さらに「時間短縮、酒類提供の停止を続けてもらう事業者には、協力金を早期に給付し、雇用調整助成金や緊急小口資金などの特例措置も期限を延長し、事業と暮らしを守っていく。全国の都道府県と市町村が、きめ細かく事業者の支援を実施できるよう3000億円の交付金を新たに配分する」と述べました。
菅総理大臣は「長きにわたる新型コロナとの戦いで、多くの皆様に精いっぱいご協力をいただいてきたが、ここに来て、感染の急拡大に『この先どうなってしまうのか』という強い不安や『対策を守っても仕方がない』という諦めを抱いているのではないかと懸念している」と述べました。
そのうえで「これからワクチン接種が40代、50代、さらに若い世代の方々へと進めば、明らかな予防効果が期待でき、はっきりとした明かりが見えてくる。10月から11月のできるだけ早い時期に、希望するすべての方への2回のワクチン接種の完了を目指していく」と述べました。
そして「今回の宣言を解除する前提は、国民の命と健康を守ることができる医療提供体制の確保だ。ワクチンの接種状況、重症者数、病床利用数などを分析し、適切に解除の判断をしていく。その先には、飲食店の利用、旅行、イベントなど、社会経済活動の回復が視野に入ってくるので、総力を挙げて取り組む。ご理解とご協力を心からお願い申し上げる」と述べました。
菅総理大臣は「全国各地で新規感染者の数が急増し、これまでに経験のない感染拡大が続いている。重症者の数も増加し、入院者や、自宅、ホテルで療養する方も急速に増加している。保健所の体制や医療提供体制がひっ迫し、首都圏を中心に非常に厳しい状況となっている」と述べました。
そのうえで「要因は、感染力が極めて強いとされる『デルタ株』だ。わが国においても急速な置き換わりが進み、残念ながら、全く異なる様相をもたらしている」と指摘しました。
菅総理大臣は「多くの国民の皆様、関係者の皆様には、これまでも多大な苦労をおかけしており、心苦しいかぎりだ。国民の皆様のご協力をいただきながら、この危機を乗り越えるという強い決意のもとで、医療体制の構築、感染防止、ワクチン接種という3つの柱からなる対策を確実に進めていく」と述べました。
そして、「自宅にいる患者の皆さんは、大変不安な気持ちでいると思う。自治体や地域の医療機関と連携して、必ず連絡がとれるようにする。医師による電話診察を強化するために、そのための診療報酬や、訪問診療の報酬の引き上げを行う。また、酸素投与が、必要になった場合には、病院などに設ける酸素ステーションに滞在していただくなど、速やかに、酸素投与ができる体制を各地に構築していく」と述べました。
また「先月導入された中和抗体薬は、重症化リスクを7割も減らすことができる画期的な薬だ。政府は、十分な量を確保しており、今後、病院のみならず、療養するホテルなどでも投薬できるよう、自治体と協力を進めていく方針だ。対象となる50代以上や、基礎疾患のある方々に対して、集中的に使用し重症化を防いでいく」と述べました。
✋热门推荐