丰田露娜
bit.ly/48rZNfK
↑ #リベジョ テンチュー劇、みた〜?
見事にやられてるのでぜひみてくださいね
ネットサイン会とか、ドラマ完成披露イベントとか、来年も皆と楽しい思い出作れそうで嬉しいな
私は明日のイベントでお仕事納め!(一般はソールドアウトです!)
楽しもうね
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2023.12.28
FANTASTICS中島颯太インタビュー ロングバージョン<2>
2023年12月28日 12時0分スポーツ報知
人気ダンス&ボーカルグループのFANTASTICSの3枚目のアルバム「FANTASTIC ROCKET」が5日発売された。リード曲の「STARBOYS」についてボーカルの中島颯太(24)は「サビも分かりやすくキャッチーな曲」と手応えを感じている。俳優としてはフジテレビ系「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(1月6日スタート、土曜・後11時40分)が控えるが「役者として一つの勝負になる」とも。2月からの初のアリーナツアーや人生イチしんどかった“事件”なども聞いた。(ペン・国分 敦)
今年はホールツアーを完走し、来年はアリーナツアーが控える。確実にステップアップしているが、ファンタが目指すグループ像はどう描いているのか…。
「2024年はアリーナツアーから始まりますが、そこでいい流れを作って、一気にファンタスティックの年にしたいです。ライブでいうとドームやスタジアムツアーもやりたいですけど、一番はヒット曲を出して誰もが『ファンタのこの曲知ってる』っていうのが欲しいです。それに僕らしかないできない新しいエンタメを作りたいっていう気持ちもあります。ファンタって変幻自在で何色にも染まれる。アルバムでもいろんなジャンルの音楽が入っているし、メンバー全員が舞台やドラマに出演したり。いろんなエンタメ性も出せる可能性があるグループだと思っています」
個人としては出演ドラマ「おっパン」が1月からスタートする。中島は凝り固まった偏見を持つ主人公・沖田誠(原田泰造)の固定観念を打ち壊して、アップデートさせるゲイ役の青年・五十嵐大地を演じる。
「大地君ってドラマのキーパーソンなんです。いろんな悔しいことや大変なことを乗り越えた、とことん前向きなポジティブな青年です。そこは個人的にも重なる部分があったんで、オファーを頂いた時に絶対やりたいと思いました。今回、ドラマでは原作とちょっと違ったアプローチになっています。脚本の藤井清美さんが漫画にはない部分をドラマ用に描いてくれているので、新しい大地君にパワーもらいながら楽しくやっています」
―ゲイの役で何か参考にすることとかはあったのか。
「特になかったです。大地君はゲイで彼氏もいますが、ドラマはBL(ボーイズ・ラブ)がメインではなく『多様性の時代で、泰造さん演じる沖田誠をいろんな面でアップデートさせていく』っていうことがテーマです。そこは監督さんとも話し合って『誠さん含めて出会った方を尊敬しながら“好き”っていうモノに重きを置いて、それぞれの形で愛を表現していくことが大知君に当てはまる』ということになりました。今は多様性の時代ですし、皆さんに知ってほしい温かい作品です」
―原田泰造との共演はどうか。
「劇中で泰造さんとの掛け合いが多いんですが、演技にすごく本気なんですよ。僕の話やセリフを聞いた上での演技をしてもらったりとか、逆に泰造さんが持ってくるプランとかもあって…。お互いいろいろやり合いながらも、僕は泰造さんに乗せられて心から演技をさせてもらっている感じです。いいシーンもめちゃくちゃ多いですよ(笑い)。アドリブはないんですが、泰造さんってアドリブっぽい演技がうまくて、監督さんもクスっと笑ったりすることもあります。『おっパン』の沖田誠は泰造さんにははまり役過ぎます」
撮影前に脚本が全話完成していたことも、プラスに働いたようだ。
「今回、僕にとって良かったの撮影前にドラマ全体が見えたことでした。藤井さんが本読みの段階で、すでに全11話作ってくださっていたんです。これってなかなかないことですが、内容を全部分かった状態で取り組めたのラッキーでした。今、6話ぐらいを撮影中ですが、完全な順撮りじゃないんです。最初に10話のシーンも撮ったし、ある日は1話で次の日は11話の撮影もありました。自分は順撮りでもいけますが、全話分がしっかり頭に入っている方が、何も分からず進んでいくよりはやりやすいです」
2020年にグループ初主演ドラマ「マネキン・ナイト・フィーバー」で俳優業に挑戦した。以来、バラエティーのドラマ企画や単発でのゲスト出演を重ねてきたが、自身の中で役者の比重はどのくらいなのか…。
「お芝居はずっとやりたかったです。僕、基本的に人がすごい好きで『人ってどう考えてんだろう』って、よく人の仕草とか人間観察しています。いろんな人と会って話をするのも好きで、それも演技につながっている感じもしていたので、めちゃくちゃ挑戦したかったです。今までファンタのメンバーとドラマや舞台で演技をやったり、単発のドラマはありましたが、しっかりした役をもらって全話に出演したと思っていたので『おっパン』はうれしかったです」
―今回のドラマは満を持しての出演か。
「自分は音楽もめちゃくちゃ好きで、最初はアーティストとしてデビューしています。“音楽第一”のスタンスは昔から変わっていませんが『演技をやってみたい』と、以前からマネジャーさんには伝えていました。ただいろんなことに手を出して、変に器用貧乏にはなりたくない気持ちも強かった。そういう意味では、今回のドラマは一つ勝負だと思っています」(明日に続く)
FANTASTICS中島颯太インタビュー ロングバージョン<2>
2023年12月28日 12時0分スポーツ報知
人気ダンス&ボーカルグループのFANTASTICSの3枚目のアルバム「FANTASTIC ROCKET」が5日発売された。リード曲の「STARBOYS」についてボーカルの中島颯太(24)は「サビも分かりやすくキャッチーな曲」と手応えを感じている。俳優としてはフジテレビ系「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(1月6日スタート、土曜・後11時40分)が控えるが「役者として一つの勝負になる」とも。2月からの初のアリーナツアーや人生イチしんどかった“事件”なども聞いた。(ペン・国分 敦)
今年はホールツアーを完走し、来年はアリーナツアーが控える。確実にステップアップしているが、ファンタが目指すグループ像はどう描いているのか…。
「2024年はアリーナツアーから始まりますが、そこでいい流れを作って、一気にファンタスティックの年にしたいです。ライブでいうとドームやスタジアムツアーもやりたいですけど、一番はヒット曲を出して誰もが『ファンタのこの曲知ってる』っていうのが欲しいです。それに僕らしかないできない新しいエンタメを作りたいっていう気持ちもあります。ファンタって変幻自在で何色にも染まれる。アルバムでもいろんなジャンルの音楽が入っているし、メンバー全員が舞台やドラマに出演したり。いろんなエンタメ性も出せる可能性があるグループだと思っています」
個人としては出演ドラマ「おっパン」が1月からスタートする。中島は凝り固まった偏見を持つ主人公・沖田誠(原田泰造)の固定観念を打ち壊して、アップデートさせるゲイ役の青年・五十嵐大地を演じる。
「大地君ってドラマのキーパーソンなんです。いろんな悔しいことや大変なことを乗り越えた、とことん前向きなポジティブな青年です。そこは個人的にも重なる部分があったんで、オファーを頂いた時に絶対やりたいと思いました。今回、ドラマでは原作とちょっと違ったアプローチになっています。脚本の藤井清美さんが漫画にはない部分をドラマ用に描いてくれているので、新しい大地君にパワーもらいながら楽しくやっています」
―ゲイの役で何か参考にすることとかはあったのか。
「特になかったです。大地君はゲイで彼氏もいますが、ドラマはBL(ボーイズ・ラブ)がメインではなく『多様性の時代で、泰造さん演じる沖田誠をいろんな面でアップデートさせていく』っていうことがテーマです。そこは監督さんとも話し合って『誠さん含めて出会った方を尊敬しながら“好き”っていうモノに重きを置いて、それぞれの形で愛を表現していくことが大知君に当てはまる』ということになりました。今は多様性の時代ですし、皆さんに知ってほしい温かい作品です」
―原田泰造との共演はどうか。
「劇中で泰造さんとの掛け合いが多いんですが、演技にすごく本気なんですよ。僕の話やセリフを聞いた上での演技をしてもらったりとか、逆に泰造さんが持ってくるプランとかもあって…。お互いいろいろやり合いながらも、僕は泰造さんに乗せられて心から演技をさせてもらっている感じです。いいシーンもめちゃくちゃ多いですよ(笑い)。アドリブはないんですが、泰造さんってアドリブっぽい演技がうまくて、監督さんもクスっと笑ったりすることもあります。『おっパン』の沖田誠は泰造さんにははまり役過ぎます」
撮影前に脚本が全話完成していたことも、プラスに働いたようだ。
「今回、僕にとって良かったの撮影前にドラマ全体が見えたことでした。藤井さんが本読みの段階で、すでに全11話作ってくださっていたんです。これってなかなかないことですが、内容を全部分かった状態で取り組めたのラッキーでした。今、6話ぐらいを撮影中ですが、完全な順撮りじゃないんです。最初に10話のシーンも撮ったし、ある日は1話で次の日は11話の撮影もありました。自分は順撮りでもいけますが、全話分がしっかり頭に入っている方が、何も分からず進んでいくよりはやりやすいです」
2020年にグループ初主演ドラマ「マネキン・ナイト・フィーバー」で俳優業に挑戦した。以来、バラエティーのドラマ企画や単発でのゲスト出演を重ねてきたが、自身の中で役者の比重はどのくらいなのか…。
「お芝居はずっとやりたかったです。僕、基本的に人がすごい好きで『人ってどう考えてんだろう』って、よく人の仕草とか人間観察しています。いろんな人と会って話をするのも好きで、それも演技につながっている感じもしていたので、めちゃくちゃ挑戦したかったです。今までファンタのメンバーとドラマや舞台で演技をやったり、単発のドラマはありましたが、しっかりした役をもらって全話に出演したと思っていたので『おっパン』はうれしかったです」
―今回のドラマは満を持しての出演か。
「自分は音楽もめちゃくちゃ好きで、最初はアーティストとしてデビューしています。“音楽第一”のスタンスは昔から変わっていませんが『演技をやってみたい』と、以前からマネジャーさんには伝えていました。ただいろんなことに手を出して、変に器用貧乏にはなりたくない気持ちも強かった。そういう意味では、今回のドラマは一つ勝負だと思っています」(明日に続く)
綾瀬はるか「亜希子さん、頑張ってきたんだな」 5年演じた『ぎぼむす』FINALへの思い
2018年にスタートした綾瀬はるか主演の人気シリーズ『義母と娘のブルース』(TBS系)がついに完結。最終章となる『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』が2024年1月2日21時より放送される。足掛け6年、連続ドラマ、3本のスペシャルドラマで、主人公・亜希子を生き生きと演じてきた綾瀬に話を聞くと、愛と笑いと優しさ、そして温かい涙が詰まった“ぎぼむす”への思いが伝わるインタビューとなった。
◆ファイナルに驚きも「すごく幸せな終わり方だからこれで終わりでよかった」
『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴による4コマ漫画「義母と娘のブルース」(ぶんか社刊)を原作に、2018年7月期に火曜ドラマ枠で放送。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いたヒューマンドラマだ。
ファイナルとなる本作では、綾瀬演じる亜希子、上白石萌歌演じるみゆき、共に支え合ってきた2人の新たな門出を描く。竹野内豊、佐藤健、井之脇海、麻生祐未ら“ぎぼむす”には欠かせないキャストが再集結するほか、松下由樹が新たな“義母”として参戦する。
ファイナルの台本を手にし、「義母と娘が積み重ねてきた時間や関係性みたいなつながりをすごく感じて。心が温かくなってホロッとする、笑えるのに泣けて温かい気持ちになる、とっても幸せな作品だな」と感じたという綾瀬。ファイナルを迎えると聞き「え、ほんとに終わるの?」と思ったそうだが、「撮影中は本当に終わりなんだなと思うと、亜希子さんをもう演じられないというすごく寂しい気持ちと、すごく幸せな終わり方だからこれで終わりでよかったって思う気持ち、登場人物のみんなにもう会えないんだという寂しさ」などいろいろな思いがあふれた。
「みんなクランクアップでは泣いていましたね。自分のクランクアップじゃなく、ほかのキャストのクランクアップでも泣くみたいな」ファイナルとなったという。「やっぱり連ドラからスペシャルと重ねてきて、自然に体に染みついている思い入れみたいなものがすごく深く残っているなっていう実感が改めてしましたし、妥協せずにいい作品にしようという志や熱量がみんな高くて、そういうものもあったので余計に…」としみじみ振り返る。
今回のスペシャルでは、大学4年生となった娘・みゆきの就職活動や結婚騒動が描かれる。ウエディングドレス姿のみゆきと並ぶ亜希子のカットも公開されたが、“花嫁の母”を演じ、「やっぱりとてもうれしいことだなと思いました。育ててきた娘がそんなふうに幸せな家庭を作りたい人と出会って、巣立っていくけども自分の娘としては変わりない中でまた新たに大人になっていくんだなと感じられた」そう。
「結婚式のシーンは印象に残ってますね。ひとつの節目であり、でもこれからまだ続いていくんだなというのを感じるんですけど、ちっちゃいころからこんなふうに成長して、娘のほうが母親を気遣っていく形になってきたなというのを考えたりしていると、ウルッとするような瞬間がありました。亜希子さん、十何年いろんなことがあった中で頑張ってきたんだなって思ったりして…。結婚式っていいなって思いました」と笑顔。
今回、亜希子、みゆきと対峙する“義母”として、松下由樹がゲスト出演する。「(2004年放送のドラマ)『世界の中心で、愛をさけぶ』で松下さんは学校の先生役で、それ以来の共演だったのですが、『久しぶりに共演できてうれしいわ』っておっしゃってくださって、すごくジーンとしました」と、新たな思い出も刻まれた。
また、“ぎぼむす”と言えば、亜希子と、亜希子に思いを寄せる麦田(佐藤健)の関係も人気を集める。「そこはいつもと変わらない、相変わらずな感じがあって」と笑いつつ、「そこが好きなところでもあるんですけれど、麦田の一途な愛すべきあのキャラクターと、亜希子さんがいつも相手にしていない感じなんだけど、でもそんな麦田も広い意味ではすごく大事な人っていう感じ。そこはとても面白い2人ですよね」と話す。ファイナルで2人の関係性に変化が起きるのか、注目したい。
5年以上にわたり丁寧に向き合ってきた『義母と娘のブルース』という作品の魅力を、綾瀬自身はどんなところに感じているのだろう?「出てくる登場人物みんなが魅力的だなと。それぞれに愛があって、そんなに悪い人が出てこないという意味でも、愛にあふれていて。日常のささいなことを描いているところもとても共感を呼ぶ部分が多いのではないかなと思います」。
亜希子という女性については、「とにかく何事も一生懸命で、キチッとしている感じもかっこよくて。女性らしい美しさみたいな凛としたエレガントな佇まいもありつつ、ちょっと抜けてるところもある。そのギャップで、またすごく亜希子さんを好きになる。本当に何事にも一生懸命で、愛情深くて優しい女性」だと語る。「演じている時はいつも、“亜希子さん、大好き!”って感じです。ひとつひとつのことも丁寧だし、愛情深いし一生懸命だし、抜けてるところはとってもチャーミングで、なんか面白いし。すごく好きです。近くに住んでいたらいいのに!って思ってます(笑)」。
そんな思い入れのある亜希子を演じるにあたっては、今回変化も感じた。「最初の頃は“母親”というよりも“戦国部長”みたいな、部長の強さが10くらいでした。連ドラの途中からちょっとずつちょっとずつ、お芝居をする中で『子育てってこんな感じなんだ』という思いが私自身に生まれるのと共に、亜希子さんの中にもたぶん生まれていった感じ」があったそう。「今回は、部長が1か2で、8母親みたいな、自分の中ではそんな感じでしたね」と振り返り、「『部長の時のように』って言われると、“あれ? どんな感じだったっけ?”って、逆にちょっと違和感があるくらい、母親感がありました」と明かす。
娘役の上白石も、この5年で数々の作品に出演し、女優としても1人の女性としても大きな成長を遂げた。「今回、就活中のみゆきと亜希子さんが同じようなスーツ姿で並んでいると、萌歌ちゃんが『感慨深いですね』って言ってたりして。連ドラの時は女の子っていう感じだったんですけど、会話をしていると、『大人になったねー』と感じることが多かったです」と本当の母親のようにうれしそうな笑顔を見せた。
改めて、“ぎぼむす”の歴史の中で思い出に残るシーンを尋ねると、「良一さんのお葬式のシーンが終わったあとに、みゆきと2人で生きていこうと決めた時に初めて亜希子さんが笑って、『亜希子さん、顔動いてる!』みたいにお家で言われている」場面を挙げた。「初めて亜希子さんが人間ぽくなったというか、泣いて体が柔らかくなったのか、心も解放されて、初めて感情を出したあとに表情が変わっている。好きなシーンですね」。
「基本的に、自分自身も楽しんで、いい作品を作りたいっていう目的がみんな一緒だったら、自然に仲良くなっていくという感じ」なので、座長として意識することはあまりないという。「健さんに『おまえ先輩なんだから、おまえやれよ!』ってたまに言われて、『うるさい!』って返したり(笑)」と、キャスト・スタッフみんなに愛される綾瀬の姿勢が、『ぎぼむす』のチームワークを生み出したことは間違いない。
そんなキャスト・スタッフ・視聴者の愛にあふれる“ぎぼむす”のファイナルに向けて、「メンバーみんなが魅力的で本当にすてきだから、そのチームワークと、その中で義母と娘の変わってゆくさまとか、積み重ねてきた年月も感じてもらえると思います。笑えるのに泣ける、そういう温かいドラマってそんなにないのかなと思うので、そこもすごく見どころだなと思います」とファンにメッセージを送った綾瀬。ファイナルと言わず、いつでも戻ってきてほしいと伝えると、「それはそれでうれしいですけどね!」ととびきりの笑顔を見せてくれた。(取材・文:編集部)
『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』は、TBS系にて2024年1月2日21時放送。
https://t.cn/A6lTbk48
2018年にスタートした綾瀬はるか主演の人気シリーズ『義母と娘のブルース』(TBS系)がついに完結。最終章となる『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』が2024年1月2日21時より放送される。足掛け6年、連続ドラマ、3本のスペシャルドラマで、主人公・亜希子を生き生きと演じてきた綾瀬に話を聞くと、愛と笑いと優しさ、そして温かい涙が詰まった“ぎぼむす”への思いが伝わるインタビューとなった。
◆ファイナルに驚きも「すごく幸せな終わり方だからこれで終わりでよかった」
『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴による4コマ漫画「義母と娘のブルース」(ぶんか社刊)を原作に、2018年7月期に火曜ドラマ枠で放送。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いたヒューマンドラマだ。
ファイナルとなる本作では、綾瀬演じる亜希子、上白石萌歌演じるみゆき、共に支え合ってきた2人の新たな門出を描く。竹野内豊、佐藤健、井之脇海、麻生祐未ら“ぎぼむす”には欠かせないキャストが再集結するほか、松下由樹が新たな“義母”として参戦する。
ファイナルの台本を手にし、「義母と娘が積み重ねてきた時間や関係性みたいなつながりをすごく感じて。心が温かくなってホロッとする、笑えるのに泣けて温かい気持ちになる、とっても幸せな作品だな」と感じたという綾瀬。ファイナルを迎えると聞き「え、ほんとに終わるの?」と思ったそうだが、「撮影中は本当に終わりなんだなと思うと、亜希子さんをもう演じられないというすごく寂しい気持ちと、すごく幸せな終わり方だからこれで終わりでよかったって思う気持ち、登場人物のみんなにもう会えないんだという寂しさ」などいろいろな思いがあふれた。
「みんなクランクアップでは泣いていましたね。自分のクランクアップじゃなく、ほかのキャストのクランクアップでも泣くみたいな」ファイナルとなったという。「やっぱり連ドラからスペシャルと重ねてきて、自然に体に染みついている思い入れみたいなものがすごく深く残っているなっていう実感が改めてしましたし、妥協せずにいい作品にしようという志や熱量がみんな高くて、そういうものもあったので余計に…」としみじみ振り返る。
今回のスペシャルでは、大学4年生となった娘・みゆきの就職活動や結婚騒動が描かれる。ウエディングドレス姿のみゆきと並ぶ亜希子のカットも公開されたが、“花嫁の母”を演じ、「やっぱりとてもうれしいことだなと思いました。育ててきた娘がそんなふうに幸せな家庭を作りたい人と出会って、巣立っていくけども自分の娘としては変わりない中でまた新たに大人になっていくんだなと感じられた」そう。
「結婚式のシーンは印象に残ってますね。ひとつの節目であり、でもこれからまだ続いていくんだなというのを感じるんですけど、ちっちゃいころからこんなふうに成長して、娘のほうが母親を気遣っていく形になってきたなというのを考えたりしていると、ウルッとするような瞬間がありました。亜希子さん、十何年いろんなことがあった中で頑張ってきたんだなって思ったりして…。結婚式っていいなって思いました」と笑顔。
今回、亜希子、みゆきと対峙する“義母”として、松下由樹がゲスト出演する。「(2004年放送のドラマ)『世界の中心で、愛をさけぶ』で松下さんは学校の先生役で、それ以来の共演だったのですが、『久しぶりに共演できてうれしいわ』っておっしゃってくださって、すごくジーンとしました」と、新たな思い出も刻まれた。
また、“ぎぼむす”と言えば、亜希子と、亜希子に思いを寄せる麦田(佐藤健)の関係も人気を集める。「そこはいつもと変わらない、相変わらずな感じがあって」と笑いつつ、「そこが好きなところでもあるんですけれど、麦田の一途な愛すべきあのキャラクターと、亜希子さんがいつも相手にしていない感じなんだけど、でもそんな麦田も広い意味ではすごく大事な人っていう感じ。そこはとても面白い2人ですよね」と話す。ファイナルで2人の関係性に変化が起きるのか、注目したい。
5年以上にわたり丁寧に向き合ってきた『義母と娘のブルース』という作品の魅力を、綾瀬自身はどんなところに感じているのだろう?「出てくる登場人物みんなが魅力的だなと。それぞれに愛があって、そんなに悪い人が出てこないという意味でも、愛にあふれていて。日常のささいなことを描いているところもとても共感を呼ぶ部分が多いのではないかなと思います」。
亜希子という女性については、「とにかく何事も一生懸命で、キチッとしている感じもかっこよくて。女性らしい美しさみたいな凛としたエレガントな佇まいもありつつ、ちょっと抜けてるところもある。そのギャップで、またすごく亜希子さんを好きになる。本当に何事にも一生懸命で、愛情深くて優しい女性」だと語る。「演じている時はいつも、“亜希子さん、大好き!”って感じです。ひとつひとつのことも丁寧だし、愛情深いし一生懸命だし、抜けてるところはとってもチャーミングで、なんか面白いし。すごく好きです。近くに住んでいたらいいのに!って思ってます(笑)」。
そんな思い入れのある亜希子を演じるにあたっては、今回変化も感じた。「最初の頃は“母親”というよりも“戦国部長”みたいな、部長の強さが10くらいでした。連ドラの途中からちょっとずつちょっとずつ、お芝居をする中で『子育てってこんな感じなんだ』という思いが私自身に生まれるのと共に、亜希子さんの中にもたぶん生まれていった感じ」があったそう。「今回は、部長が1か2で、8母親みたいな、自分の中ではそんな感じでしたね」と振り返り、「『部長の時のように』って言われると、“あれ? どんな感じだったっけ?”って、逆にちょっと違和感があるくらい、母親感がありました」と明かす。
娘役の上白石も、この5年で数々の作品に出演し、女優としても1人の女性としても大きな成長を遂げた。「今回、就活中のみゆきと亜希子さんが同じようなスーツ姿で並んでいると、萌歌ちゃんが『感慨深いですね』って言ってたりして。連ドラの時は女の子っていう感じだったんですけど、会話をしていると、『大人になったねー』と感じることが多かったです」と本当の母親のようにうれしそうな笑顔を見せた。
改めて、“ぎぼむす”の歴史の中で思い出に残るシーンを尋ねると、「良一さんのお葬式のシーンが終わったあとに、みゆきと2人で生きていこうと決めた時に初めて亜希子さんが笑って、『亜希子さん、顔動いてる!』みたいにお家で言われている」場面を挙げた。「初めて亜希子さんが人間ぽくなったというか、泣いて体が柔らかくなったのか、心も解放されて、初めて感情を出したあとに表情が変わっている。好きなシーンですね」。
「基本的に、自分自身も楽しんで、いい作品を作りたいっていう目的がみんな一緒だったら、自然に仲良くなっていくという感じ」なので、座長として意識することはあまりないという。「健さんに『おまえ先輩なんだから、おまえやれよ!』ってたまに言われて、『うるさい!』って返したり(笑)」と、キャスト・スタッフみんなに愛される綾瀬の姿勢が、『ぎぼむす』のチームワークを生み出したことは間違いない。
そんなキャスト・スタッフ・視聴者の愛にあふれる“ぎぼむす”のファイナルに向けて、「メンバーみんなが魅力的で本当にすてきだから、そのチームワークと、その中で義母と娘の変わってゆくさまとか、積み重ねてきた年月も感じてもらえると思います。笑えるのに泣ける、そういう温かいドラマってそんなにないのかなと思うので、そこもすごく見どころだなと思います」とファンにメッセージを送った綾瀬。ファイナルと言わず、いつでも戻ってきてほしいと伝えると、「それはそれでうれしいですけどね!」ととびきりの笑顔を見せてくれた。(取材・文:編集部)
『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』は、TBS系にて2024年1月2日21時放送。
https://t.cn/A6lTbk48
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