蜘蛛の糸
芥川龍之介
ある日の事でございます。御釈迦様おしゃかさまは極楽の蓮池はすいけのふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮はすの花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色きんいろの蕊ずいからは、何とも云えない好よい匂においが、絶間たえまなくあたりへ溢あふれて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
やがて御釈迦様はその池のふちに御佇おたたずみになって、水の面おもてを蔽おおっている蓮の葉の間から、ふと下の容子ようすを御覧になりました。この極楽の蓮池の下は、丁度地獄じごくの底に当って居りますから、水晶すいしようのような水を透き徹して、三途さんずの河や針の山の景色が、丁度覗のぞき眼鏡めがねを見るように、はっきりと見えるのでございます。
するとその地獄の底に、犍陀多かんだたと云う男が一人、ほかの罪人と一しょに蠢うごめいている姿が、御眼に止まりました。この犍陀多と云う男は、人を殺したり家に火をつけたり、いろいろ悪事を働いた大泥坊でございますが、それでもたった一つ、善い事を致した覚えがございます。と申しますのは、ある時この男が深い林の中を通りますと、小さな蜘蛛くもが一匹、路ばたを這はって行くのが見えました。そこで犍陀多は早速足を挙げて、踏み殺そうと致しましたが、「いや、いや、これも小さいながら、命のあるものに違いない。その命を無暗むやみにとると云う事は、いくら何でも可哀そうだ。」と、こう急に思い返して、とうとうその蜘蛛を殺さずに助けてやったからでございます。御釈迦様は地獄の容子を御覧になりながら、この犍陀多には蜘蛛を助けた事があるのを御思い出しになりました。そうしてそれだけの善い事をした報むくいには、出来るなら、この男を地獄から救い出してやろうと御考えになりました。幸い、側を見ますと、翡翠ひすいのような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美しい銀色の糸をかけて居ります。御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、玉のような白蓮しらはすの間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐにそれを御下おろしなさいました。
こちらは地獄の底の血の池で、ほかの罪人と一しょに、浮いたり沈んだりしていた犍陀多かんだたでございます。何しろどちらを見ても、まっ暗で、たまにそのくら暗からぼんやり浮き上っているものがあると思いますと、それは恐しい針の山の針が光るのでございますから、その心細さと云ったらございません。その上あたりは墓の中のようにしんと静まり返って、たまに聞えるものと云っては、ただ罪人がつく微かすかな嘆息たんそくばかりでございます。これはここへ落ちて来るほどの人間は、もうさまざまな地獄の責苦せめくに疲れはてて、泣声を出す力さえなくなっているのでございましょう。ですからさすが大泥坊の犍陀多も、やはり血の池の血に咽むせびながら、まるで死にかかった蛙かわずのように、ただもがいてばかり居りました。ところがある時の事でございます。何気なにげなく犍陀多が頭を挙げて、血の池の空を眺めますと、そのひっそりとした暗の中を、遠い遠い天上から、銀色の蜘蛛くもの糸が、まるで人目にかかるのを恐れるように、一すじ細く光りながら、するすると自分の上へ垂れて参るのではございませんか。犍陀多はこれを見ると、思わず手を拍うって喜びました。この糸に縋すがりついて、どこまでものぼって行けば、きっと地獄からぬけ出せるのに相違ございません。いや、うまく行くと、極楽へはいる事さえも出来ましょう。そうすれば、もう針の山へ追い上げられる事もなくなれば、血の池に沈められる事もある筈はございません。
こう思いましたから犍陀多かんだたは、早速その蜘蛛の糸を両手でしっかりとつかみながら、一生懸命に上へ上へとたぐりのぼり始めました。元より大泥坊の事でございますから、こう云う事には昔から、慣れ切っているのでございます。
しかし地獄と極楽との間は、何万里となくございますから、いくら焦あせって見た所で、容易に上へは出られません。ややしばらくのぼる中うちに、とうとう犍陀多もくたびれて、もう一たぐりも上の方へはのぼれなくなってしまいました。そこで仕方がございませんから、まず一休み休むつもりで、糸の中途にぶら下りながら、遥かに目の下を見下しました。すると、一生懸命にのぼった甲斐があって、さっきまで自分がいた血の池は、今ではもう暗の底にいつの間にかかくれて居ります。それからあのぼんやり光っている恐しい針の山も、足の下になってしまいました。この分でのぼって行けば、地獄からぬけ出すのも、存外わけがないかも知れません。犍陀多は両手を蜘蛛の糸にからみながら、ここへ来てから何年にも出した事のない声で、「しめた。しめた。」と笑いました。ところがふと気がつきますと、蜘蛛の糸の下の方には、数限かずかぎりもない罪人たちが、自分ののぼった後をつけて、まるで蟻ありの行列のように、やはり上へ上へ一心によじのぼって来るではございませんか。犍陀多はこれを見ると、驚いたのと恐しいのとで、しばらくはただ、莫迦ばかのように大きな口を開あいたまま、眼ばかり動かして居りました。自分一人でさえ断きれそうな、この細い蜘蛛の糸が、どうしてあれだけの人数にんずの重みに堪える事が出来ましょう。もし万一途中で断きれたと致しましたら、折角ここへまでのぼって来たこの肝腎かんじんな自分までも、元の地獄へ逆落さかおとしに落ちてしまわなければなりません。そんな事があったら、大変でございます。が、そう云う中にも、罪人たちは何百となく何千となく、まっ暗な血の池の底から、うようよと這はい上って、細く光っている蜘蛛の糸を、一列になりながら、せっせとのぼって参ります。今の中にどうかしなければ、糸はまん中から二つに断れて、落ちてしまうのに違いありません。そこで犍陀多は大きな声を出して、「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己おれのものだぞ。お前たちは一体誰に尋きいて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と喚わめきました。
その途端でございます。今まで何ともなかった蜘蛛の糸が、急に犍陀多のぶら下っている所から、ぷつりと音を立てて断きれました。ですから犍陀多もたまりません。あっと云う間まもなく風を切って、独楽こまのようにくるくるまわりながら、見る見る中に暗の底へ、まっさかさまに落ちてしまいました。
後にはただ極楽の蜘蛛の糸が、きらきらと細く光りながら、月も星もない空の中途に、短く垂れているばかりでございます。御釈迦様おしゃかさまは極楽の蓮池はすいけのふちに立って、この一部始終しじゅうをじっと見ていらっしゃいましたが、やがて犍陀多かんだたが血の池の底へ石のように沈んでしまいますと、悲しそうな御顔をなさりながら、またぶらぶら御歩きになり始めました。自分ばかり地獄からぬけ出そうとする、犍陀多の無慈悲な心が、そうしてその心相当な罰をうけて、元の地獄へ落ちてしまったのが、御釈迦様の御目から見ると、浅間しく思召されたのでございましょう。
しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着とんじゃく致しません。その玉のような白い花は、御釈迦様の御足おみあしのまわりに、ゆらゆら萼うてなを動かして、そのまん中にある金色の蕊ずいからは、何とも云えない好よい匂が、絶間たえまなくあたりへ溢あふれて居ります。極楽ももう午ひるに近くなったのでございましょう。
底本:「芥川龍之介全集2」ちくま文庫、筑摩書房
芥川龍之介
ある日の事でございます。御釈迦様おしゃかさまは極楽の蓮池はすいけのふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮はすの花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色きんいろの蕊ずいからは、何とも云えない好よい匂においが、絶間たえまなくあたりへ溢あふれて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
やがて御釈迦様はその池のふちに御佇おたたずみになって、水の面おもてを蔽おおっている蓮の葉の間から、ふと下の容子ようすを御覧になりました。この極楽の蓮池の下は、丁度地獄じごくの底に当って居りますから、水晶すいしようのような水を透き徹して、三途さんずの河や針の山の景色が、丁度覗のぞき眼鏡めがねを見るように、はっきりと見えるのでございます。
するとその地獄の底に、犍陀多かんだたと云う男が一人、ほかの罪人と一しょに蠢うごめいている姿が、御眼に止まりました。この犍陀多と云う男は、人を殺したり家に火をつけたり、いろいろ悪事を働いた大泥坊でございますが、それでもたった一つ、善い事を致した覚えがございます。と申しますのは、ある時この男が深い林の中を通りますと、小さな蜘蛛くもが一匹、路ばたを這はって行くのが見えました。そこで犍陀多は早速足を挙げて、踏み殺そうと致しましたが、「いや、いや、これも小さいながら、命のあるものに違いない。その命を無暗むやみにとると云う事は、いくら何でも可哀そうだ。」と、こう急に思い返して、とうとうその蜘蛛を殺さずに助けてやったからでございます。御釈迦様は地獄の容子を御覧になりながら、この犍陀多には蜘蛛を助けた事があるのを御思い出しになりました。そうしてそれだけの善い事をした報むくいには、出来るなら、この男を地獄から救い出してやろうと御考えになりました。幸い、側を見ますと、翡翠ひすいのような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美しい銀色の糸をかけて居ります。御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、玉のような白蓮しらはすの間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐにそれを御下おろしなさいました。
こちらは地獄の底の血の池で、ほかの罪人と一しょに、浮いたり沈んだりしていた犍陀多かんだたでございます。何しろどちらを見ても、まっ暗で、たまにそのくら暗からぼんやり浮き上っているものがあると思いますと、それは恐しい針の山の針が光るのでございますから、その心細さと云ったらございません。その上あたりは墓の中のようにしんと静まり返って、たまに聞えるものと云っては、ただ罪人がつく微かすかな嘆息たんそくばかりでございます。これはここへ落ちて来るほどの人間は、もうさまざまな地獄の責苦せめくに疲れはてて、泣声を出す力さえなくなっているのでございましょう。ですからさすが大泥坊の犍陀多も、やはり血の池の血に咽むせびながら、まるで死にかかった蛙かわずのように、ただもがいてばかり居りました。ところがある時の事でございます。何気なにげなく犍陀多が頭を挙げて、血の池の空を眺めますと、そのひっそりとした暗の中を、遠い遠い天上から、銀色の蜘蛛くもの糸が、まるで人目にかかるのを恐れるように、一すじ細く光りながら、するすると自分の上へ垂れて参るのではございませんか。犍陀多はこれを見ると、思わず手を拍うって喜びました。この糸に縋すがりついて、どこまでものぼって行けば、きっと地獄からぬけ出せるのに相違ございません。いや、うまく行くと、極楽へはいる事さえも出来ましょう。そうすれば、もう針の山へ追い上げられる事もなくなれば、血の池に沈められる事もある筈はございません。
こう思いましたから犍陀多かんだたは、早速その蜘蛛の糸を両手でしっかりとつかみながら、一生懸命に上へ上へとたぐりのぼり始めました。元より大泥坊の事でございますから、こう云う事には昔から、慣れ切っているのでございます。
しかし地獄と極楽との間は、何万里となくございますから、いくら焦あせって見た所で、容易に上へは出られません。ややしばらくのぼる中うちに、とうとう犍陀多もくたびれて、もう一たぐりも上の方へはのぼれなくなってしまいました。そこで仕方がございませんから、まず一休み休むつもりで、糸の中途にぶら下りながら、遥かに目の下を見下しました。すると、一生懸命にのぼった甲斐があって、さっきまで自分がいた血の池は、今ではもう暗の底にいつの間にかかくれて居ります。それからあのぼんやり光っている恐しい針の山も、足の下になってしまいました。この分でのぼって行けば、地獄からぬけ出すのも、存外わけがないかも知れません。犍陀多は両手を蜘蛛の糸にからみながら、ここへ来てから何年にも出した事のない声で、「しめた。しめた。」と笑いました。ところがふと気がつきますと、蜘蛛の糸の下の方には、数限かずかぎりもない罪人たちが、自分ののぼった後をつけて、まるで蟻ありの行列のように、やはり上へ上へ一心によじのぼって来るではございませんか。犍陀多はこれを見ると、驚いたのと恐しいのとで、しばらくはただ、莫迦ばかのように大きな口を開あいたまま、眼ばかり動かして居りました。自分一人でさえ断きれそうな、この細い蜘蛛の糸が、どうしてあれだけの人数にんずの重みに堪える事が出来ましょう。もし万一途中で断きれたと致しましたら、折角ここへまでのぼって来たこの肝腎かんじんな自分までも、元の地獄へ逆落さかおとしに落ちてしまわなければなりません。そんな事があったら、大変でございます。が、そう云う中にも、罪人たちは何百となく何千となく、まっ暗な血の池の底から、うようよと這はい上って、細く光っている蜘蛛の糸を、一列になりながら、せっせとのぼって参ります。今の中にどうかしなければ、糸はまん中から二つに断れて、落ちてしまうのに違いありません。そこで犍陀多は大きな声を出して、「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己おれのものだぞ。お前たちは一体誰に尋きいて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と喚わめきました。
その途端でございます。今まで何ともなかった蜘蛛の糸が、急に犍陀多のぶら下っている所から、ぷつりと音を立てて断きれました。ですから犍陀多もたまりません。あっと云う間まもなく風を切って、独楽こまのようにくるくるまわりながら、見る見る中に暗の底へ、まっさかさまに落ちてしまいました。
後にはただ極楽の蜘蛛の糸が、きらきらと細く光りながら、月も星もない空の中途に、短く垂れているばかりでございます。御釈迦様おしゃかさまは極楽の蓮池はすいけのふちに立って、この一部始終しじゅうをじっと見ていらっしゃいましたが、やがて犍陀多かんだたが血の池の底へ石のように沈んでしまいますと、悲しそうな御顔をなさりながら、またぶらぶら御歩きになり始めました。自分ばかり地獄からぬけ出そうとする、犍陀多の無慈悲な心が、そうしてその心相当な罰をうけて、元の地獄へ落ちてしまったのが、御釈迦様の御目から見ると、浅間しく思召されたのでございましょう。
しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着とんじゃく致しません。その玉のような白い花は、御釈迦様の御足おみあしのまわりに、ゆらゆら萼うてなを動かして、そのまん中にある金色の蕊ずいからは、何とも云えない好よい匂が、絶間たえまなくあたりへ溢あふれて居ります。極楽ももう午ひるに近くなったのでございましょう。
底本:「芥川龍之介全集2」ちくま文庫、筑摩書房
#日本首相演说现场传出爆炸声#
尊皇讨奸,
令和维新!
“士兵们,警员们,
国民苦不堪言,你们的家人也一样吧。
在工厂里打螺丝的工人,他们的姐妹要靠直播来换饭吃。
老农种出来的米,换不来农药钱。
百姓没有工作,他们房贷深重,疲惫不堪。
而天皇绝不希望百姓如此受苦,是他身边的特权派,对他隐瞒国民的苦况,隐瞒真实的国情。”
汨罗の渊に波騒ぎ
巫山の云は乱れ飞ぶ
混浊の世に我れ立てば
义愤に燃えて血潮涌く
権门上に傲れども
国を忧ふる诚なし
财阀富を夸れども
社稷を思ふ心なし
ああ人栄え国亡ぶ
盲たる民世に踊る
治乱兴亡梦に似て
世は一局の碁なりけり
昭和维新の春の空
正义に结ぶ丈夫が
胸里百万兵足りて
散るや万朶の桜花
古びし死骸乗り越えて
云漂揺の身は一つ
国を忧ひて立つからは
丈夫の歌なからめや
天の怒りか地の声か
そもただならぬ响あり
民永劫の眠りより
醒めよ日本の朝ぼらけ
见よ九天の云は垂れ
四海の水は雄叫びて
革新の机到りぬと
吹くや日本の夕岚
ああうらぶれし天地の
迷ひの道を人はゆく
栄华を夸る尘の世に
谁が高楼の眺めぞや
功名何ぞ梦の迹
消えざるものはただ诚
人生意気に感じては
成否を谁かあげつらふ
やめよ离騒の一悲曲
悲歌慷慨の日は去りぬ
われらが剣今こそは
廓清の血に跃るかな
尊皇讨奸,
令和维新!
“士兵们,警员们,
国民苦不堪言,你们的家人也一样吧。
在工厂里打螺丝的工人,他们的姐妹要靠直播来换饭吃。
老农种出来的米,换不来农药钱。
百姓没有工作,他们房贷深重,疲惫不堪。
而天皇绝不希望百姓如此受苦,是他身边的特权派,对他隐瞒国民的苦况,隐瞒真实的国情。”
汨罗の渊に波騒ぎ
巫山の云は乱れ飞ぶ
混浊の世に我れ立てば
义愤に燃えて血潮涌く
権门上に傲れども
国を忧ふる诚なし
财阀富を夸れども
社稷を思ふ心なし
ああ人栄え国亡ぶ
盲たる民世に踊る
治乱兴亡梦に似て
世は一局の碁なりけり
昭和维新の春の空
正义に结ぶ丈夫が
胸里百万兵足りて
散るや万朶の桜花
古びし死骸乗り越えて
云漂揺の身は一つ
国を忧ひて立つからは
丈夫の歌なからめや
天の怒りか地の声か
そもただならぬ响あり
民永劫の眠りより
醒めよ日本の朝ぼらけ
见よ九天の云は垂れ
四海の水は雄叫びて
革新の机到りぬと
吹くや日本の夕岚
ああうらぶれし天地の
迷ひの道を人はゆく
栄华を夸る尘の世に
谁が高楼の眺めぞや
功名何ぞ梦の迹
消えざるものはただ诚
人生意気に感じては
成否を谁かあげつらふ
やめよ离騒の一悲曲
悲歌慷慨の日は去りぬ
われらが剣今こそは
廓清の血に跃るかな
2010-07-19 10:15:00
ロケがはじまりました!
おはようございます。たおです!
今、私は地方ロケで、九州に来ています(^-^)/
雨がたくさん降って心配された地域でしたが、
今日はきれいな青空が見えてすっきりとした朝です!
久しぶりに飛行機にのって、ワクワクしながら九州に来たんですけど、
今回はなんと、飛行機の席が窓側で(≧▽≦)
撮影で飛行機に乗る時は、
なかなか窓側になりたくてもなれないものなので、嬉しくて嬉しくて…(≧∇≦)
一緒にロケに来て下さっているマネージャーさんは、
飛行機が飛ぶときの助走がすごい好きなんだそうで、
ゴーーーー!!!っと助走が始まった時は、
二人で「来た来た来た!!!」っと大興奮してました(=^▽^=)
飛行機が飛んでからはほとんど外を眺めていたんですけど、
それがスッゴくきれいで…(*^o^*)
飛行機が飛んだ直後は、街がどん小さくなっていって、
東京は山などがないので、街がずぅ…っと続くんですけど、
いつも下から見ている街が、上から見た瞬間、
まるでおもちゃみたいに小さく見えて驚きましたよ。
その後は雲の上に出たんですけど、その雲がとてもきれいで…*"゜
初めて見る光景でした。
今は夏なので入道雲が多いのですが、
モクモクして本当に綿菓子みたいなんです!
ジブリの映画で、雲のギリギリに飛ぶ場面がありますが、
本当にそんな感じでした!(b^ー°)
飛行機の上を見れば、薄い雲がサッー!っと通り過ぎていって、
自分たちが地球という部屋の天井を飛んでるみたいでした(#^O^#)
その空の、もっとずーーーっと高いところは宇宙に繋がってるんだと思うと、
ウルトラマンが飛んでいる時の気分もしたりして\(^◇^)/
エメラナ姫は宇宙の姫なので、こんな光景をたくさん見て育ったかもしれないと思うと、
すごく勉強にもなりましたo(^-^)o
九州の北部では、もう梅雨が終わったのかな??
実は、私が行く前から九州で撮影が始まっていたんですけど、
梅雨で撮影がなかなか進まなかったりしたそうなんです…。
やっぱり自然の力は大きいですね。
私が泊まっているホテルからは、海と山が見えるんですけど、
海の上に山がひょいっ!っと乗っているように見えて面白い景色です(^O^)
実は今日はまたまた移動するんですよ。
そして、着いたら現地リハーサルに行きます!
そこは広くて影がないところだから、日焼けにはかなり注意しないと!
私は本当に焼けやすいので、一応考えられるものは全部持ってきたんですけど…
日焼けっていえば肌のことを考える人が多いと思いますが、
髪の日焼けもすごくダメージがあるので、気をつけなきゃなんですよ。
髪といえば実は私は今回、
異世界のお姫さま役ということもあって、
衣装合わせを何回もした結果、
髪を茶色に染めることになったんです。
なんとなく「髪を染める」って、
私の人生の中で一番遠いことのような気がしてたので、
私は最初それを聞いた時、とても驚きました。
髪を染めるのは役でも初めてだし、プライベートでも初めてなので、
心配もしたんですけど、
ワクワクドキドキしながら染めてきましたよ(*^o^*)
人生で初めてやるものって、こんなにワクワクドキドキするものなんですねぇ(≧∇≦*)
私の髪は、かなり色が染み込みやすいタイプだったので、
染める薬剤を塗ってから「えっもう?」って思うくらい、すぐシャンプーだったんです。
「こんなちょっとの時間で、本当に髪の色変わったのかな…」と思ってたんですが、
髪を乾かしてみたら…前の自分の髪と比べて、かなり茶色になっていて驚きました。
もともと私の髪は真っ黒ではなかったんですけど、
やっぱり「染めた茶色」っていうのは、全然違うものなんですね。
でも、あまりパキッ!とした茶色じゃなくて、
「もとからこんな感じの色で生えてます!」って感じの自然な色で、
とても安心したし、気に入ってるし、
何よりも、自分が人間界の自分から一歩出て、
エメラナ姫に近づけたような気がして嬉しかったです(*^-^*)
今回は、日程がゆっくりとしたロケなので、
エメラナ姫に確実に近づけるよう頑張ります(^O^)/
とにかく今日は日が強いから、日焼けしないように気をつけますね(^-^)┛
それでは行ってきますー!\(-^〇^-)/
たお
ロケがはじまりました!
おはようございます。たおです!
今、私は地方ロケで、九州に来ています(^-^)/
雨がたくさん降って心配された地域でしたが、
今日はきれいな青空が見えてすっきりとした朝です!
久しぶりに飛行機にのって、ワクワクしながら九州に来たんですけど、
今回はなんと、飛行機の席が窓側で(≧▽≦)
撮影で飛行機に乗る時は、
なかなか窓側になりたくてもなれないものなので、嬉しくて嬉しくて…(≧∇≦)
一緒にロケに来て下さっているマネージャーさんは、
飛行機が飛ぶときの助走がすごい好きなんだそうで、
ゴーーーー!!!っと助走が始まった時は、
二人で「来た来た来た!!!」っと大興奮してました(=^▽^=)
飛行機が飛んでからはほとんど外を眺めていたんですけど、
それがスッゴくきれいで…(*^o^*)
飛行機が飛んだ直後は、街がどん小さくなっていって、
東京は山などがないので、街がずぅ…っと続くんですけど、
いつも下から見ている街が、上から見た瞬間、
まるでおもちゃみたいに小さく見えて驚きましたよ。
その後は雲の上に出たんですけど、その雲がとてもきれいで…*"゜
初めて見る光景でした。
今は夏なので入道雲が多いのですが、
モクモクして本当に綿菓子みたいなんです!
ジブリの映画で、雲のギリギリに飛ぶ場面がありますが、
本当にそんな感じでした!(b^ー°)
飛行機の上を見れば、薄い雲がサッー!っと通り過ぎていって、
自分たちが地球という部屋の天井を飛んでるみたいでした(#^O^#)
その空の、もっとずーーーっと高いところは宇宙に繋がってるんだと思うと、
ウルトラマンが飛んでいる時の気分もしたりして\(^◇^)/
エメラナ姫は宇宙の姫なので、こんな光景をたくさん見て育ったかもしれないと思うと、
すごく勉強にもなりましたo(^-^)o
九州の北部では、もう梅雨が終わったのかな??
実は、私が行く前から九州で撮影が始まっていたんですけど、
梅雨で撮影がなかなか進まなかったりしたそうなんです…。
やっぱり自然の力は大きいですね。
私が泊まっているホテルからは、海と山が見えるんですけど、
海の上に山がひょいっ!っと乗っているように見えて面白い景色です(^O^)
実は今日はまたまた移動するんですよ。
そして、着いたら現地リハーサルに行きます!
そこは広くて影がないところだから、日焼けにはかなり注意しないと!
私は本当に焼けやすいので、一応考えられるものは全部持ってきたんですけど…
日焼けっていえば肌のことを考える人が多いと思いますが、
髪の日焼けもすごくダメージがあるので、気をつけなきゃなんですよ。
髪といえば実は私は今回、
異世界のお姫さま役ということもあって、
衣装合わせを何回もした結果、
髪を茶色に染めることになったんです。
なんとなく「髪を染める」って、
私の人生の中で一番遠いことのような気がしてたので、
私は最初それを聞いた時、とても驚きました。
髪を染めるのは役でも初めてだし、プライベートでも初めてなので、
心配もしたんですけど、
ワクワクドキドキしながら染めてきましたよ(*^o^*)
人生で初めてやるものって、こんなにワクワクドキドキするものなんですねぇ(≧∇≦*)
私の髪は、かなり色が染み込みやすいタイプだったので、
染める薬剤を塗ってから「えっもう?」って思うくらい、すぐシャンプーだったんです。
「こんなちょっとの時間で、本当に髪の色変わったのかな…」と思ってたんですが、
髪を乾かしてみたら…前の自分の髪と比べて、かなり茶色になっていて驚きました。
もともと私の髪は真っ黒ではなかったんですけど、
やっぱり「染めた茶色」っていうのは、全然違うものなんですね。
でも、あまりパキッ!とした茶色じゃなくて、
「もとからこんな感じの色で生えてます!」って感じの自然な色で、
とても安心したし、気に入ってるし、
何よりも、自分が人間界の自分から一歩出て、
エメラナ姫に近づけたような気がして嬉しかったです(*^-^*)
今回は、日程がゆっくりとしたロケなので、
エメラナ姫に確実に近づけるよう頑張ります(^O^)/
とにかく今日は日が強いから、日焼けしないように気をつけますね(^-^)┛
それでは行ってきますー!\(-^〇^-)/
たお
✋热门推荐