#新兰# アニメージュ6月号
樱井武晴&立川让 部分采访内容：
①人物介绍：
毛利兰：对“悪”的反射神经在某种意义上比柯南更加强烈，体现了对“哀酱”极其珍视的强烈感情，本次她展现出了自己战斗的姿态
工藤新一：从蘭的手机里传来他的声音，对蘭来说是一种安心的支持，“如果有什么事，我会去你那里”的话语在背后鼓舞着蘭。
②采访内容
——前号でも少し触れましたが、今回もまずはコナンと灰原の関係性から深掘りを。二人のドラマを描くに当たって、特に気をつけたのはどんなところでしょうか?
櫻井：これはもう絶対的にそうなんですけど、コナンと灰原を描くためには、新一と蘭についても同時に考えなきゃいけないってことですよね。コナンの一番の目的は、"黒ずくめの組織の壊滅"と"元の身体を取り戻す"というこの2つ。その意味で、似た境遇にある灰原は彼にとっても唯一無二の同志ではあるんです。ただ一方で、彼らは最後まで決して交わらないし、少なくとも灰原はそのことを分かってもいる。そこが彼らを描く上でのある種の"キモ"じゃないかな、と。
柯南不在身边——灰原的失落感
正如上一期杂志中稍作提及的那样，本期我们将进一步探讨柯南和灰原的关系。我们在描写他们的故事时，特别注重的是哪些方面呢？
樱井：这个可以说是绝对的，要描写柯南和灰原，就必须同时考虑新一和兰。柯南的最主要目标是“破坏黑暗组织”和“恢复原来的身体”这两个目标。从这个意义上说，灰原作为一个处境相似的同伴，对他来说是独一无二的。然而另一方面，他们最终决不会相遇，至少灰原也明白这一点。这也是在描写他们时的某种“矛盾”吧。
——お互いが強く結びついているのは確かですけど、本作においてもコナンを突き動かしているのは「灰原だから守る」ではないと。櫻井：そう、目の前で苦しんでいる人がいたら誰であっても命懸けで助けるのが、工藤新一という人物の一貫した行動原理なんです。だから今回のコナンも、「灰原だから特別に」ではないと、私は思います。そして灰原こと宮野志保には、内心ではどうあれ「彼のそばにいるべき人は自分じゃない」という予感もずっとある。もっと言えば、新一の隣に立つのは毛利蘭なんだってことも、彼女はちゃんと分かっているんですよね
虽然他们之间有着强烈的纽带，但在本作中推动柯南前进的并不仅仅是因为是"灰原，所以要保护"。
樱井：是的，无论眼前的人是谁，如果他们正在遭受痛苦，工藤新一作为一个有着一贯的行动原则的人，会不惜一切代价去帮助他们。所以我认为，本次柯南也不是因为"是灰原所以特别"。而且对于宫野志保，内心深处无论如何，她一直有种预感："应该站在他身边的人不是我自己。"更进一步说，能站在新一身旁的人是毛利兰，她也非常清楚这一点
——それだけに、映画を見終わった後は、爽快感と同時に切なさも押し寄せました。ED曲がかかる直前のあのモノローグには、彼女の乙女心が凝縮されていた気もして。
櫻井：そうですよね。あのセリフはもちろん、青山(剛昌)先生発信です。コナンと灰原のシーンで言えば、犯人追跡メガネの1号機を早い段階で彼女にかけさせたのも、「ここに入れて」とピンポイントで指定のあった先生のアイデア。ピスコ編に対するセルフオマージュですが、「コナンが寄り添っているようでいて、実はそばにいない」。という灰原の喪失感をより強調するアイテムとしてもすごく効果的でした。
电影看完后，我感受到了一种令人振奋的同时也带有一丝伤感的情绪。在播放片尾曲之前的那段独白中，我感觉她的少女心被凝聚了起来。
樱井：是的，我也是这么觉得。那句台词当然是青山先生创作的。就以柯南和灰原的场景来说，让她早早戴上了犯人追踪眼镜的1号机，也是先生的点子，他指定了“放在这里”的地方。这是对Pisco篇的自我致敬，同时也非常有效地突出了灰原失去的感觉，即“柯南虽然靠近，但实际上并不在身边”
——他方、灰原にとってはライバルとも言うべき蘭も、思うより先に身体が動いてしまうまっすぐな人物です。
櫻井：蘭自身は、黒すくめの組織については何も知りません。けれど、コナンや子どもたちを庇護する立場です。今回に関しても「哀ちゃんを守りたい」という、その一心で動いているだけですよね。でもこの図式が実はとても重要で、コナンが灰原を守っていると思いきや、彼もまた灰原に守られていて、その二人もふと気がついてみると"蘭姉ちゃん"に守られている、というトライアングルがそこにはある。そしてその時に当の蘭はなんて思うか。それは「ありがとう、新一」なわけですよ。
对于灰原来说，兰可以说是她的对手，但兰是一个直率的人，比她想象的更加直接地行动起来。
樱井：兰本人对于黑衣组织一无所知，但她担任着保护柯南和孩子们的角色。在这次事件中，她只是出于保护小哀的一片赤诚之心而行动。但这种关系实际上非常重要，柯南虽然在保护灰原，但他自己也在受到灰原的保护，这两个人有时会突然意识到自己受到了兰姐姐的保护，这就构成了一个三角关系。而在那个时刻，兰会怎么想呢？她会想着：“谢谢你，新一。”
——コナン、新一、蘭の関係性は初期の頃からファンの間で「二人で三角関係のよう」とも言われてきましたからね。
櫻井：蘭の中にある「コナン君を守らなきゃ」という使命感と、「自分は新一に守られている」という安心感。でもその守ってくれる新一は、自分が守っているコナンである、というのがいいんですよね。この流れがあるからこそ、「名探偵コナン」という作品で。"守り、守られ"の話が書ける。灰原が入ったことで、その関係性がちょっといびつにはなりましたけど、いびつなりにちゃんとパランスは保たなきゃな、というのはすごく意識したところです。
由于从一开始就有这种说法，柯南、新一和兰之间的关系被粉丝们形容为“两人的三角关系”。
樱井：兰内心的使命感是要保护柯南君，而她也感到自己被新一保护着的安心感。但是那个保护她的新一实际上就是她自己保护的柯南，这样的构架才能让《名侦探柯南》这部作品展现出保护与被保护的故事。灰原的加入稍微让这种关系有些扭曲，但我非常有意识地努力保持这种扭曲的平衡感。
——コナンと灰原がいくら物理的に近くにいても、新一と蘭の精神的な結びつきの強さには敵わない。そのバランスは確かにかなり重要です。
櫻井：そうですね。物理的にどれだけ離れようが、新一と蘭というのは最終的には交わる二人。未来が約束されているんです。その対比があるからこそ、新一と蘭、コナンと灰原というそれぞれの関係性がくっきり浮き上がって、お互いがより魅力的になるんじゃないかと思っています。
无论柯南和灰原物理上有多近，他们的精神纽带都无法与新一和兰的强大联系相媲美。这种平衡确实非常重要。
樱井：是的。无论物理上有多么远离，新一和兰最终会相遇。他们的未来是被承诺的。正是通过这种对比，新一和兰、柯南和灰原这两对关系才能鲜明地凸显出来，使彼此更加迷人
——コナンと灰原の関係についてはどうでしょう?脚本の櫻井さんは、ことコナンに関しては「灰原だから特別にという気持ちはなかったのでは」とも言っていましたが
立川：僕もそう思います。自分と同じように薬で小さくなっている、というところでは強い信頼感はあると思いますけど、大事な仲間という意味においては探偵団の面々とも位置づけは同じ。僕としても、灰原だけにしか見せない顔というのはない、というつもりでコナンのことは描いています。今回に関しては、むしろコナンの言動を受けて、灰原が見せる表情の変化にこそ力を注ぎました。灰原の感情としては、もはや仲間意識を超えて、尊敬や憧れの域にまでいっている、ぐらいのイメージでやっています。灰原の視点から見るコナンがめちゃくちゃカッコよくなるように頑張りました。
关于柯南和灰原的关系，樱井先生在剧本中也说过：“我并没有因为是灰原而特别对待柯南的感觉”。
立川：我也同样这样认为。虽然在某种程度上，他们都是因为服用了药物而变小，但就重要的伙伴关系而言，他们与侦探团的成员定位是一样的。对我来说，我没有将柯南描绘成只对灰原展示独特一面的角色。在这次创作中，我更注重的是根据柯南的言行描绘出灰原面部表情的变化。从灰原的情感来看，已经超越了仅仅是伙伴意识，达到了尊敬和憧憬的程度。我努力让灰原从自己的视角看到柯南变得非常帅气。
——しかしコナンは鈍感というか、灰原のそういった複雑な想いには気づく素振りすらありませんね。
立川：そうなんですよ(笑)。ともあれ、どんな時でも絶対にあきらめないコナンは、なろうと思ってなれるものじゃないじゃない。灰原にとっては絶対的なヒーロー。特に最終盤の海中シーンに関しては、そんなイメージで作りましたね。
但是柯南对灰原的这种复杂感情似乎完全没有察觉，甚至没有显示出任何迹象。
立川：是的，确实是这样（笑）。总之，无论何时，柯南都是绝不会放弃的，成为他想成为的人，并非易事。对灰原来说，柯南是绝对的英雄。特别是在最后的海底场景中，我们创造了那样的形象。
樱井武晴&立川让 部分采访内容：
①人物介绍：
毛利兰：对“悪”的反射神经在某种意义上比柯南更加强烈，体现了对“哀酱”极其珍视的强烈感情，本次她展现出了自己战斗的姿态
工藤新一：从蘭的手机里传来他的声音，对蘭来说是一种安心的支持，“如果有什么事，我会去你那里”的话语在背后鼓舞着蘭。
②采访内容
——前号でも少し触れましたが、今回もまずはコナンと灰原の関係性から深掘りを。二人のドラマを描くに当たって、特に気をつけたのはどんなところでしょうか?
櫻井：これはもう絶対的にそうなんですけど、コナンと灰原を描くためには、新一と蘭についても同時に考えなきゃいけないってことですよね。コナンの一番の目的は、"黒ずくめの組織の壊滅"と"元の身体を取り戻す"というこの2つ。その意味で、似た境遇にある灰原は彼にとっても唯一無二の同志ではあるんです。ただ一方で、彼らは最後まで決して交わらないし、少なくとも灰原はそのことを分かってもいる。そこが彼らを描く上でのある種の"キモ"じゃないかな、と。
柯南不在身边——灰原的失落感
正如上一期杂志中稍作提及的那样，本期我们将进一步探讨柯南和灰原的关系。我们在描写他们的故事时，特别注重的是哪些方面呢？
樱井：这个可以说是绝对的，要描写柯南和灰原，就必须同时考虑新一和兰。柯南的最主要目标是“破坏黑暗组织”和“恢复原来的身体”这两个目标。从这个意义上说，灰原作为一个处境相似的同伴，对他来说是独一无二的。然而另一方面，他们最终决不会相遇，至少灰原也明白这一点。这也是在描写他们时的某种“矛盾”吧。
——お互いが強く結びついているのは確かですけど、本作においてもコナンを突き動かしているのは「灰原だから守る」ではないと。櫻井：そう、目の前で苦しんでいる人がいたら誰であっても命懸けで助けるのが、工藤新一という人物の一貫した行動原理なんです。だから今回のコナンも、「灰原だから特別に」ではないと、私は思います。そして灰原こと宮野志保には、内心ではどうあれ「彼のそばにいるべき人は自分じゃない」という予感もずっとある。もっと言えば、新一の隣に立つのは毛利蘭なんだってことも、彼女はちゃんと分かっているんですよね
虽然他们之间有着强烈的纽带，但在本作中推动柯南前进的并不仅仅是因为是"灰原，所以要保护"。
樱井：是的，无论眼前的人是谁，如果他们正在遭受痛苦，工藤新一作为一个有着一贯的行动原则的人，会不惜一切代价去帮助他们。所以我认为，本次柯南也不是因为"是灰原所以特别"。而且对于宫野志保，内心深处无论如何，她一直有种预感："应该站在他身边的人不是我自己。"更进一步说，能站在新一身旁的人是毛利兰，她也非常清楚这一点
——それだけに、映画を見終わった後は、爽快感と同時に切なさも押し寄せました。ED曲がかかる直前のあのモノローグには、彼女の乙女心が凝縮されていた気もして。
櫻井：そうですよね。あのセリフはもちろん、青山(剛昌)先生発信です。コナンと灰原のシーンで言えば、犯人追跡メガネの1号機を早い段階で彼女にかけさせたのも、「ここに入れて」とピンポイントで指定のあった先生のアイデア。ピスコ編に対するセルフオマージュですが、「コナンが寄り添っているようでいて、実はそばにいない」。という灰原の喪失感をより強調するアイテムとしてもすごく効果的でした。
电影看完后，我感受到了一种令人振奋的同时也带有一丝伤感的情绪。在播放片尾曲之前的那段独白中，我感觉她的少女心被凝聚了起来。
樱井：是的，我也是这么觉得。那句台词当然是青山先生创作的。就以柯南和灰原的场景来说，让她早早戴上了犯人追踪眼镜的1号机，也是先生的点子，他指定了“放在这里”的地方。这是对Pisco篇的自我致敬，同时也非常有效地突出了灰原失去的感觉，即“柯南虽然靠近，但实际上并不在身边”
——他方、灰原にとってはライバルとも言うべき蘭も、思うより先に身体が動いてしまうまっすぐな人物です。
櫻井：蘭自身は、黒すくめの組織については何も知りません。けれど、コナンや子どもたちを庇護する立場です。今回に関しても「哀ちゃんを守りたい」という、その一心で動いているだけですよね。でもこの図式が実はとても重要で、コナンが灰原を守っていると思いきや、彼もまた灰原に守られていて、その二人もふと気がついてみると"蘭姉ちゃん"に守られている、というトライアングルがそこにはある。そしてその時に当の蘭はなんて思うか。それは「ありがとう、新一」なわけですよ。
对于灰原来说，兰可以说是她的对手，但兰是一个直率的人，比她想象的更加直接地行动起来。
樱井：兰本人对于黑衣组织一无所知，但她担任着保护柯南和孩子们的角色。在这次事件中，她只是出于保护小哀的一片赤诚之心而行动。但这种关系实际上非常重要，柯南虽然在保护灰原，但他自己也在受到灰原的保护，这两个人有时会突然意识到自己受到了兰姐姐的保护，这就构成了一个三角关系。而在那个时刻，兰会怎么想呢？她会想着：“谢谢你，新一。”
——コナン、新一、蘭の関係性は初期の頃からファンの間で「二人で三角関係のよう」とも言われてきましたからね。
櫻井：蘭の中にある「コナン君を守らなきゃ」という使命感と、「自分は新一に守られている」という安心感。でもその守ってくれる新一は、自分が守っているコナンである、というのがいいんですよね。この流れがあるからこそ、「名探偵コナン」という作品で。"守り、守られ"の話が書ける。灰原が入ったことで、その関係性がちょっといびつにはなりましたけど、いびつなりにちゃんとパランスは保たなきゃな、というのはすごく意識したところです。
由于从一开始就有这种说法，柯南、新一和兰之间的关系被粉丝们形容为“两人的三角关系”。
樱井：兰内心的使命感是要保护柯南君，而她也感到自己被新一保护着的安心感。但是那个保护她的新一实际上就是她自己保护的柯南，这样的构架才能让《名侦探柯南》这部作品展现出保护与被保护的故事。灰原的加入稍微让这种关系有些扭曲，但我非常有意识地努力保持这种扭曲的平衡感。
——コナンと灰原がいくら物理的に近くにいても、新一と蘭の精神的な結びつきの強さには敵わない。そのバランスは確かにかなり重要です。
櫻井：そうですね。物理的にどれだけ離れようが、新一と蘭というのは最終的には交わる二人。未来が約束されているんです。その対比があるからこそ、新一と蘭、コナンと灰原というそれぞれの関係性がくっきり浮き上がって、お互いがより魅力的になるんじゃないかと思っています。
无论柯南和灰原物理上有多近，他们的精神纽带都无法与新一和兰的强大联系相媲美。这种平衡确实非常重要。
樱井：是的。无论物理上有多么远离，新一和兰最终会相遇。他们的未来是被承诺的。正是通过这种对比，新一和兰、柯南和灰原这两对关系才能鲜明地凸显出来，使彼此更加迷人
——コナンと灰原の関係についてはどうでしょう?脚本の櫻井さんは、ことコナンに関しては「灰原だから特別にという気持ちはなかったのでは」とも言っていましたが
立川：僕もそう思います。自分と同じように薬で小さくなっている、というところでは強い信頼感はあると思いますけど、大事な仲間という意味においては探偵団の面々とも位置づけは同じ。僕としても、灰原だけにしか見せない顔というのはない、というつもりでコナンのことは描いています。今回に関しては、むしろコナンの言動を受けて、灰原が見せる表情の変化にこそ力を注ぎました。灰原の感情としては、もはや仲間意識を超えて、尊敬や憧れの域にまでいっている、ぐらいのイメージでやっています。灰原の視点から見るコナンがめちゃくちゃカッコよくなるように頑張りました。
关于柯南和灰原的关系，樱井先生在剧本中也说过：“我并没有因为是灰原而特别对待柯南的感觉”。
立川：我也同样这样认为。虽然在某种程度上，他们都是因为服用了药物而变小，但就重要的伙伴关系而言，他们与侦探团的成员定位是一样的。对我来说，我没有将柯南描绘成只对灰原展示独特一面的角色。在这次创作中，我更注重的是根据柯南的言行描绘出灰原面部表情的变化。从灰原的情感来看，已经超越了仅仅是伙伴意识，达到了尊敬和憧憬的程度。我努力让灰原从自己的视角看到柯南变得非常帅气。
——しかしコナンは鈍感というか、灰原のそういった複雑な想いには気づく素振りすらありませんね。
立川：そうなんですよ(笑)。ともあれ、どんな時でも絶対にあきらめないコナンは、なろうと思ってなれるものじゃないじゃない。灰原にとっては絶対的なヒーロー。特に最終盤の海中シーンに関しては、そんなイメージで作りましたね。
但是柯南对灰原的这种复杂感情似乎完全没有察觉，甚至没有显示出任何迹象。
立川：是的，确实是这样（笑）。总之，无论何时，柯南都是绝不会放弃的，成为他想成为的人，并非易事。对灰原来说，柯南是绝对的英雄。特别是在最后的海底场景中，我们创造了那样的形象。
#雨湖的动漫[超话]#『江户前废柴精灵』第6話「Stand by Me」
テスト勉強に追われながらも集中できない小糸。小糸と遊べず愛想を尽かされたと不安になるエルダ。しかも小糸が学業成就のお守りを落とし、別の神社への浮気を疑われる始末！このすれ違いを解決する策とは……!?
脚本：ヤスカワショウゴ
絵コンテ：齋藤徳明
演出：堀内直樹
総作画監督：SAI
作画監督：杭 新華、葉 増堯、程 震雷、堀 ほのか、後藤玲奈、葉 宇静
プロップ作画監督：横山友紀#动漫#
テスト勉強に追われながらも集中できない小糸。小糸と遊べず愛想を尽かされたと不安になるエルダ。しかも小糸が学業成就のお守りを落とし、別の神社への浮気を疑われる始末！このすれ違いを解決する策とは……!?
脚本：ヤスカワショウゴ
絵コンテ：齋藤徳明
演出：堀内直樹
総作画監督：SAI
作画監督：杭 新華、葉 増堯、程 震雷、堀 ほのか、後藤玲奈、葉 宇静
プロップ作画監督：横山友紀#动漫#
「Vリーグにも世界一になれるチャンスがある」常に“新しい挑戦”を追い求める先駆者・石川祐希が考えるバレーボール界の未来
2023/05/10 11:02
田中夕子
4月26日、日本時間早朝。イタリア・セリエA、ファイナル進出をかけたプレーオフ。石川祐希（27歳）が所属するミラノは、1対3で昨年の覇者・チヴィタノーヴァに敗れた。
3戦先勝方式の直接対決は5戦目までもつれた。しかも、セットカウント1―3とはいえ、落としたうちの2つのセットはどちらも25対27。石川はその試合で、チームをけん引する中心選手として攻守両面はもちろん、精神的支柱とも言うべき活躍を見せた。
レギュラーシーズンを8位で終えたミラノが、プレーオフで最初に対戦したのは今季無敗のペルージャ。これがサッカーや野球ならば「銀河系軍団」とか「超スーパースター軍団」と報じられるような世界のトップ選手が揃う相手に、ジャイアントキリングを成し遂げた。最後の1点をもぎ取ったのは、石川のバックアタックだった。
ADVERTISEMENT
この試合でMVPにも選出されている石川は、勝利の瞬間、満面の笑みでまるで少年のようにコートを駆け回った。ただ勝利の喜びを露わにしただけでなく、世界最高峰と呼ばれる場所でガチンコ勝負を戦う喜びと楽しさは、画面越しにも伝わってきた。
そんな姿を見て、ふと思い出した。2月末にイタリアの石川を訪れた時のことだ。
石川が語り始めたVリーグのこと
ミラノのカフェでコーヒーを飲みながら、石川の口からは何度も「世界一になるために」という言葉が飛び出した。1人の選手として世界一を目指すだけでなく、日本のバレーボールが世界一になるために、組織としてどのようにして高みを目指していくべきか。
「バスケだったらNBA、野球だったらMLB、サッカーもイタリア、スペイン、イングランドと、世界一をイメージした時に浮かぶものがたくさんある中で、バレーボールに関してはどこが世界一か、というのはなかなかイメージしにくい。でも、逆に言えば、日本のリーグにもそれだけチャンスがあるということだと思うし、そういう競技になってほしいな、という思いはあります」
その言葉と、また別の事案が重なる。石川がプレーオフでチヴィタノーヴァとの戦いを終えた約12時間後の日本時間4月26日13時、Vリーグが世界一のリーグを目指して2024/25シーズンにスタートさせる「SVリーグ」と「新Vリーグ」に関する記者発表が行われた。
ライセンスは6月の発表を待たなければならず、実際にどれだけのクラブが参入を表明するのかは未定。リーグ自体もプロ化するわけではなく、選手の雇用もプロ契約、社員契約などさまざまで「何が変わるのか」という全貌はまだはっきり見えてこないのが正直な印象だ。選手たちからも「新リーグはどうなるのか」という声も聞こえる。
ただ、イタリアにいる石川は日本のリーグが変わろうとしていることを、前向きにとらえていた。
強い日本人選手を増やすために
ADVERTISEMENT
「なかなか難しい課題ではありますけど、チャンスはある。実際に日本が世界一のリーグになれば、世界一を目指して海外へ行かなければいけない、という必要性はなくなります。あくまで僕個人の意見ですけど、外国籍選手の枠も今より増やして3、4枠になれば日本にいながら外国籍選手と常に試合ができるので、レベルも上がる。必然的に、強い日本人選手が増えることにもつながると思いますね」
Vリーグが2018-19年にアジア枠を導入する際も、アジアへの知名度が広がる一方、日本人選手の出場機会が減るのではないかというネガティブな見方もあった。だが、自らプロ選手として海を渡った石川の見解はこうだ。
「外国籍選手が増えて、その選手と渡り合えない、試合に出る機会が得られない選手は日本を出て、海外のリーグに挑戦するのも1つの選択肢だと僕は思います。試合に出て経験を積めば力はつくし、そうやって強くなった選手が戻ってきたらまた日本のバレーボールも強くなる。ビジネス的な側面は僕にはわからないですが、新たなリーグが活性化していけば、もっと身近な、子供たちから憧れられるスポーツになっていくきっかけにはなるんじゃないかな、と期待しています」
何を目的にして、どこを目指すのか。決めるのは選手自身だ。試合に出ることが一番なのか、契約金を含めた報酬か。選手生活だけでなくセカンドキャリアの安定を求めるならば、また選択肢も変わる。
石川の場合は、常にシンプルだ。
「僕は強くなりたい。世界一になりたいと思ってイタリアに来ているので、正直、第一はお金ではないです。もちろん活躍して、評価された結果として年俸が増えたというのは一番いいですけど、最初がそこではない。むしろ誰とプレーしたいか。誰に教わりたいか。どの環境でバレーボールがしたい、どこの街でやりたい。そういう基準のほうが僕にとっては大切で、今の僕にとってはイタリアでプレーすることがベストだと思うので、選んでここにいる。やっぱりイタリアのリーグ戦やカップ戦のような雰囲気、演出の中で僕は戦いたい。あの盛り上がりは、選手からすれば間違いなく魅力ですから」
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求めるのは常に、新たなチャレンジ。先駆者としての一歩を、自ら踏み出すこと。今季は主将のマッテオ・ピアノが不在の中、キャプテンマークをつけて試合に出場した。それも日本人選手としては初の快挙であり、試合出場数や得点などすべての通算記録を石川は更新し続けている。
「僕は本気になれば、気持ちと情熱さえあれば何でもできると思うタイプなんです。だからこれからもっと上がっていくイメージしかないので、選択肢も山ほどあると思っています」
頭の中で描く新しいチャレンジ
今季は惜しくもファイナル進出を逃し、ピアチェンツァとの3位決定戦にも敗れたが、前人未到となるチャンピオンズリーグへの出場権にあと1歩まで迫った。考えれば考えるだけ、さまざまな「日本人初」を更新する可能性ばかりだが、当の本人は自身の“これから”をどう見ているのか。
「イタリアでキャプテンをする。それも新しいチャレンジだし、何億ももらえるような選手になれば夢を与えられるかもしれない。イタリアだけでなくポーランドや日本のリーグで戦うこともあるかもしれない。逆に、日本人選手でありながら一度も日本でプレーしないまま現役を終えるのも面白いな、とか。もしもずっと先に日本代表を引退して、それでもイタリアで4年ぐらいプレーをし続けたら、イタリア国籍を取得できる権利も得られるんです。そういういろいろな選択肢の中で、僕は常に新しいこと、今まで人がやったことがないようなことをやっていきたい、というのは、すごく強く思っていることでもあります」
3位決定戦を終えた石川は早々に帰国し、直後に日本代表へ合流する。主将として臨む、また新たなシーズンが始まる。9月にはパリ五輪出場をかけた予選が日本で行われる。8カ国中2位に入れば出場権が得られる大事な戦いだ。
視野を広げれば、今年は福岡で水泳の世界選手権、沖縄で男子バスケットボールのW杯が開催され、東京で開催されるバレーボールの五輪予選と同時期には、フランスでラグビーW杯もある。
昨年末のサッカーW杯や、今春のWBCに目を輝かせた子どもたちが、少しでもバレーボールに興味と関心を持てるような戦いを――。
五輪の出場権を得るだけでなく、日本代表として戦う以上、背負う責務もあることは石川に限らず、代表選手ならば重々理解している。
「ミラノも日本代表も状況が似ているんです。どちらも、あと一歩、二歩のところで負けている。だから、ここでちゃんと勝つためのプレーをしていけば、代表にも自然とつながっていく。クラブだろうと代表だろうと、勝たせる選手になる、ということに変わりはないです」
ブレずに見据える今、そしてこれから。どんな選択を重ね、この先どれだけの扉を開いていくのだろう。
間違いなく言えるのは1つだけ。日本のバレーボール界に、石川祐希がいること。だからこそ広がる未来がある。これ以上ない誇りだ。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
2023/05/10 11:02
田中夕子
4月26日、日本時間早朝。イタリア・セリエA、ファイナル進出をかけたプレーオフ。石川祐希（27歳）が所属するミラノは、1対3で昨年の覇者・チヴィタノーヴァに敗れた。
3戦先勝方式の直接対決は5戦目までもつれた。しかも、セットカウント1―3とはいえ、落としたうちの2つのセットはどちらも25対27。石川はその試合で、チームをけん引する中心選手として攻守両面はもちろん、精神的支柱とも言うべき活躍を見せた。
レギュラーシーズンを8位で終えたミラノが、プレーオフで最初に対戦したのは今季無敗のペルージャ。これがサッカーや野球ならば「銀河系軍団」とか「超スーパースター軍団」と報じられるような世界のトップ選手が揃う相手に、ジャイアントキリングを成し遂げた。最後の1点をもぎ取ったのは、石川のバックアタックだった。
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この試合でMVPにも選出されている石川は、勝利の瞬間、満面の笑みでまるで少年のようにコートを駆け回った。ただ勝利の喜びを露わにしただけでなく、世界最高峰と呼ばれる場所でガチンコ勝負を戦う喜びと楽しさは、画面越しにも伝わってきた。
そんな姿を見て、ふと思い出した。2月末にイタリアの石川を訪れた時のことだ。
石川が語り始めたVリーグのこと
ミラノのカフェでコーヒーを飲みながら、石川の口からは何度も「世界一になるために」という言葉が飛び出した。1人の選手として世界一を目指すだけでなく、日本のバレーボールが世界一になるために、組織としてどのようにして高みを目指していくべきか。
「バスケだったらNBA、野球だったらMLB、サッカーもイタリア、スペイン、イングランドと、世界一をイメージした時に浮かぶものがたくさんある中で、バレーボールに関してはどこが世界一か、というのはなかなかイメージしにくい。でも、逆に言えば、日本のリーグにもそれだけチャンスがあるということだと思うし、そういう競技になってほしいな、という思いはあります」
その言葉と、また別の事案が重なる。石川がプレーオフでチヴィタノーヴァとの戦いを終えた約12時間後の日本時間4月26日13時、Vリーグが世界一のリーグを目指して2024/25シーズンにスタートさせる「SVリーグ」と「新Vリーグ」に関する記者発表が行われた。
ライセンスは6月の発表を待たなければならず、実際にどれだけのクラブが参入を表明するのかは未定。リーグ自体もプロ化するわけではなく、選手の雇用もプロ契約、社員契約などさまざまで「何が変わるのか」という全貌はまだはっきり見えてこないのが正直な印象だ。選手たちからも「新リーグはどうなるのか」という声も聞こえる。
ただ、イタリアにいる石川は日本のリーグが変わろうとしていることを、前向きにとらえていた。
強い日本人選手を増やすために
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「なかなか難しい課題ではありますけど、チャンスはある。実際に日本が世界一のリーグになれば、世界一を目指して海外へ行かなければいけない、という必要性はなくなります。あくまで僕個人の意見ですけど、外国籍選手の枠も今より増やして3、4枠になれば日本にいながら外国籍選手と常に試合ができるので、レベルも上がる。必然的に、強い日本人選手が増えることにもつながると思いますね」
Vリーグが2018-19年にアジア枠を導入する際も、アジアへの知名度が広がる一方、日本人選手の出場機会が減るのではないかというネガティブな見方もあった。だが、自らプロ選手として海を渡った石川の見解はこうだ。
「外国籍選手が増えて、その選手と渡り合えない、試合に出る機会が得られない選手は日本を出て、海外のリーグに挑戦するのも1つの選択肢だと僕は思います。試合に出て経験を積めば力はつくし、そうやって強くなった選手が戻ってきたらまた日本のバレーボールも強くなる。ビジネス的な側面は僕にはわからないですが、新たなリーグが活性化していけば、もっと身近な、子供たちから憧れられるスポーツになっていくきっかけにはなるんじゃないかな、と期待しています」
何を目的にして、どこを目指すのか。決めるのは選手自身だ。試合に出ることが一番なのか、契約金を含めた報酬か。選手生活だけでなくセカンドキャリアの安定を求めるならば、また選択肢も変わる。
石川の場合は、常にシンプルだ。
「僕は強くなりたい。世界一になりたいと思ってイタリアに来ているので、正直、第一はお金ではないです。もちろん活躍して、評価された結果として年俸が増えたというのは一番いいですけど、最初がそこではない。むしろ誰とプレーしたいか。誰に教わりたいか。どの環境でバレーボールがしたい、どこの街でやりたい。そういう基準のほうが僕にとっては大切で、今の僕にとってはイタリアでプレーすることがベストだと思うので、選んでここにいる。やっぱりイタリアのリーグ戦やカップ戦のような雰囲気、演出の中で僕は戦いたい。あの盛り上がりは、選手からすれば間違いなく魅力ですから」
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求めるのは常に、新たなチャレンジ。先駆者としての一歩を、自ら踏み出すこと。今季は主将のマッテオ・ピアノが不在の中、キャプテンマークをつけて試合に出場した。それも日本人選手としては初の快挙であり、試合出場数や得点などすべての通算記録を石川は更新し続けている。
「僕は本気になれば、気持ちと情熱さえあれば何でもできると思うタイプなんです。だからこれからもっと上がっていくイメージしかないので、選択肢も山ほどあると思っています」
頭の中で描く新しいチャレンジ
今季は惜しくもファイナル進出を逃し、ピアチェンツァとの3位決定戦にも敗れたが、前人未到となるチャンピオンズリーグへの出場権にあと1歩まで迫った。考えれば考えるだけ、さまざまな「日本人初」を更新する可能性ばかりだが、当の本人は自身の“これから”をどう見ているのか。
「イタリアでキャプテンをする。それも新しいチャレンジだし、何億ももらえるような選手になれば夢を与えられるかもしれない。イタリアだけでなくポーランドや日本のリーグで戦うこともあるかもしれない。逆に、日本人選手でありながら一度も日本でプレーしないまま現役を終えるのも面白いな、とか。もしもずっと先に日本代表を引退して、それでもイタリアで4年ぐらいプレーをし続けたら、イタリア国籍を取得できる権利も得られるんです。そういういろいろな選択肢の中で、僕は常に新しいこと、今まで人がやったことがないようなことをやっていきたい、というのは、すごく強く思っていることでもあります」
3位決定戦を終えた石川は早々に帰国し、直後に日本代表へ合流する。主将として臨む、また新たなシーズンが始まる。9月にはパリ五輪出場をかけた予選が日本で行われる。8カ国中2位に入れば出場権が得られる大事な戦いだ。
視野を広げれば、今年は福岡で水泳の世界選手権、沖縄で男子バスケットボールのW杯が開催され、東京で開催されるバレーボールの五輪予選と同時期には、フランスでラグビーW杯もある。
昨年末のサッカーW杯や、今春のWBCに目を輝かせた子どもたちが、少しでもバレーボールに興味と関心を持てるような戦いを――。
五輪の出場権を得るだけでなく、日本代表として戦う以上、背負う責務もあることは石川に限らず、代表選手ならば重々理解している。
「ミラノも日本代表も状況が似ているんです。どちらも、あと一歩、二歩のところで負けている。だから、ここでちゃんと勝つためのプレーをしていけば、代表にも自然とつながっていく。クラブだろうと代表だろうと、勝たせる選手になる、ということに変わりはないです」
ブレずに見据える今、そしてこれから。どんな選択を重ね、この先どれだけの扉を開いていくのだろう。
間違いなく言えるのは1つだけ。日本のバレーボール界に、石川祐希がいること。だからこそ広がる未来がある。これ以上ない誇りだ。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
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