〜 二ヶ月 〜
非常非常非常喜欢的非常对味的稿子…!
主题是中二小情侣(并不是
主题是 新企画·眼镜特辑 这天为了拍素材去了摄影棚 然后两个人在模特来之前在片场胡闹www 等模特来了之后就有好好干活了www
さ「ちょっとモデルさんっぽくない?!」
み「たしかに。後ろめっちゃ派手だし」
さ「ふむふむ」
み「そんなに気に入った?じゃあモデルに転職したらどう?笑」
さ「失礼な事言うね!するわけないじゃん。ミツキもしモデルになりたいなら写真撮るけど」
み「えっ、そんなに俺のことが好き?」
さ「いやもしモデルになったら自然と女装してくれるのかな、と」
み「おい」
#アマミツ企画部今日はお休み#
mzk.s.1205的原帖文:
ファションコーナーの新企画!モデルさんが来る前にちょっと遊ぶ
来自sasayakaka的评论:
顔チャラいw
:そーゆー指示されたの!
非常非常非常喜欢的非常对味的稿子…!
主题是中二小情侣(并不是
主题是 新企画·眼镜特辑 这天为了拍素材去了摄影棚 然后两个人在模特来之前在片场胡闹www 等模特来了之后就有好好干活了www
さ「ちょっとモデルさんっぽくない?!」
み「たしかに。後ろめっちゃ派手だし」
さ「ふむふむ」
み「そんなに気に入った?じゃあモデルに転職したらどう?笑」
さ「失礼な事言うね!するわけないじゃん。ミツキもしモデルになりたいなら写真撮るけど」
み「えっ、そんなに俺のことが好き?」
さ「いやもしモデルになったら自然と女装してくれるのかな、と」
み「おい」
#アマミツ企画部今日はお休み#
mzk.s.1205的原帖文:
ファションコーナーの新企画!モデルさんが来る前にちょっと遊ぶ
来自sasayakaka的评论:
顔チャラいw
:そーゆー指示されたの!
#岚arashi# #大野智# が“また”サイドビジネス報道で嵐での活動は絶望的に!「ジャニーズは副業禁止」の重い足枷 (2月9日発売の「女性セブン」(小学館))
“バリバリ副業”をしていた
嵐は2018年11月から20周年記念ツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」を開催していた中、翌年1月、2020年末をもってグループでの活動を休止すると発表。発端は、大野が「自由な生活」を求めたことだったといい、メンバーの櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤と話し合いを重ね、彼らは大野の気持ちを尊重。その上で「5人でなければ嵐じゃない」という結論に至り、大野不在の間は嵐のグループ活動もストップさせることに決まったそうだ。
その後、大野は個人活動も含めて休止しているが、櫻井ら4人はそれぞれの活動を継続。20周年記念ツアーを撮影したライブ映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が2021年11月に公開され、その先行公開での舞台挨拶に4人がサプライズ登壇した際には、櫻井が大野からのメッセージを代読する一幕もあり、ファンを感激させたものだった。
しかし、同年12月23日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、大野がビジネスパートナー・A氏とともに複数の不動産を所有し、収入を得ていることなどをスクープ。また、22年には「女性自身」(光文社)8月2日発売号で、大野が離島のイタリア料理店オーナーに就任すると伝えられ、同月18日発売の「女性セブン」も、大野とA氏の会社が沖縄・宮古島で巨大リゾートホテルを竣工予定であると報道。
「大野さんが芸能活動を休止するにあたり、ファンや業界関係者も“趣味の釣りでもしながら過ごすのだろう”程度に思っていたはず。それが蓋を開けてみたら、バリバリ副業を展開していることが発覚し、衝撃が走りました。『自由な生活』にも程があるのでは」(アイドル誌ライター)
さらに、今月9日発売の「女性セブン」にも大野の近況が掲載され、やはりビジネスの計画が進んでいる様子。なお、つい最近タレント・中村昌也が宮古島に移住してバーを開店したが、同誌によると、このバーにも大野が出資しているという。
嵐の活動再開が絶望的な理由
「まもなく嵐25周年のアニバーサリーイヤーに入るとあって、ファンは記念コンサートを期待しています。そのためには嵐が活動再開しなければならず、つまり大野さんの復帰が必須。ジャニーズ側も当然、それを望んでいるでしょうし、メンバーも“いつでもリーダーが帰ってこられる雰囲気作り”に努めてきた印象があります。21年のライブ映画舞台挨拶で櫻井さんが大野さんのメッセージを代読したこともそうですが、メンバーはこれまでさまざまな場で彼の名前を出してきました」(スポーツ紙記者)
たとえば、2022年1月に相葉の冠番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系)にゲスト出演して“自然薯掘り”に挑戦した松本は、過去に大野が同番組で“98cmの自然薯”を掘り当てたという話を聞き、「あんな休んでる人には負けらんないよ!」と発言して笑いを誘っていた。
また、同年2月に放送された二宮の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)では進行役の芸人・陣内智則が「(アスレチックに挑戦するなら)嵐だったら誰がいけそう?」と問いかけた際、二宮は「リーダー」と回答。さらに、笑いながら「(番組に)出てくんないかな? 今、暇しているらしいから」とも口にしたのだった。
「メンバーがちょこちょこ名前を出しているので、大野さんが帰ってきやすい雰囲気はたしかにあると思います。ただ、問題はジャニーズが副業を禁止していること。ちなみに、かつてKAT-TUNの一員だった田中聖さんが2013年9月にジャニーズから専属契約を解除された主な原因も、バー経営などのサイドビジネスが問題視されたことだったとみられています。
そのため、大野さんがジャニーズで活動を再開するなら副業から手を引かなければなりませんが、一連の報道によるとかなり出資しているようですし、簡単な話ではないのかも。そうなると、大野さんはジャニーズへの復帰も難しく、ほかのメンバーが『5人でなければ嵐じゃない』という主張を崩さないなら、グループ活動の再開は絶望的でしょう」(前出・テレビ局関係者)
なお、ジャニーズのアイドルグループといえばKing&Princeが今年5月、デビュー5周年のタイミングで岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が脱退し、永瀬廉、高橋海人の2人組になることが決まっている。嵐の25周年は、一体どのような形になるだろうか。
“バリバリ副業”をしていた
嵐は2018年11月から20周年記念ツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」を開催していた中、翌年1月、2020年末をもってグループでの活動を休止すると発表。発端は、大野が「自由な生活」を求めたことだったといい、メンバーの櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤と話し合いを重ね、彼らは大野の気持ちを尊重。その上で「5人でなければ嵐じゃない」という結論に至り、大野不在の間は嵐のグループ活動もストップさせることに決まったそうだ。
その後、大野は個人活動も含めて休止しているが、櫻井ら4人はそれぞれの活動を継続。20周年記念ツアーを撮影したライブ映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が2021年11月に公開され、その先行公開での舞台挨拶に4人がサプライズ登壇した際には、櫻井が大野からのメッセージを代読する一幕もあり、ファンを感激させたものだった。
しかし、同年12月23日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、大野がビジネスパートナー・A氏とともに複数の不動産を所有し、収入を得ていることなどをスクープ。また、22年には「女性自身」(光文社)8月2日発売号で、大野が離島のイタリア料理店オーナーに就任すると伝えられ、同月18日発売の「女性セブン」も、大野とA氏の会社が沖縄・宮古島で巨大リゾートホテルを竣工予定であると報道。
「大野さんが芸能活動を休止するにあたり、ファンや業界関係者も“趣味の釣りでもしながら過ごすのだろう”程度に思っていたはず。それが蓋を開けてみたら、バリバリ副業を展開していることが発覚し、衝撃が走りました。『自由な生活』にも程があるのでは」(アイドル誌ライター)
さらに、今月9日発売の「女性セブン」にも大野の近況が掲載され、やはりビジネスの計画が進んでいる様子。なお、つい最近タレント・中村昌也が宮古島に移住してバーを開店したが、同誌によると、このバーにも大野が出資しているという。
嵐の活動再開が絶望的な理由
「まもなく嵐25周年のアニバーサリーイヤーに入るとあって、ファンは記念コンサートを期待しています。そのためには嵐が活動再開しなければならず、つまり大野さんの復帰が必須。ジャニーズ側も当然、それを望んでいるでしょうし、メンバーも“いつでもリーダーが帰ってこられる雰囲気作り”に努めてきた印象があります。21年のライブ映画舞台挨拶で櫻井さんが大野さんのメッセージを代読したこともそうですが、メンバーはこれまでさまざまな場で彼の名前を出してきました」(スポーツ紙記者)
たとえば、2022年1月に相葉の冠番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系)にゲスト出演して“自然薯掘り”に挑戦した松本は、過去に大野が同番組で“98cmの自然薯”を掘り当てたという話を聞き、「あんな休んでる人には負けらんないよ!」と発言して笑いを誘っていた。
また、同年2月に放送された二宮の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)では進行役の芸人・陣内智則が「(アスレチックに挑戦するなら)嵐だったら誰がいけそう?」と問いかけた際、二宮は「リーダー」と回答。さらに、笑いながら「(番組に)出てくんないかな? 今、暇しているらしいから」とも口にしたのだった。
「メンバーがちょこちょこ名前を出しているので、大野さんが帰ってきやすい雰囲気はたしかにあると思います。ただ、問題はジャニーズが副業を禁止していること。ちなみに、かつてKAT-TUNの一員だった田中聖さんが2013年9月にジャニーズから専属契約を解除された主な原因も、バー経営などのサイドビジネスが問題視されたことだったとみられています。
そのため、大野さんがジャニーズで活動を再開するなら副業から手を引かなければなりませんが、一連の報道によるとかなり出資しているようですし、簡単な話ではないのかも。そうなると、大野さんはジャニーズへの復帰も難しく、ほかのメンバーが『5人でなければ嵐じゃない』という主張を崩さないなら、グループ活動の再開は絶望的でしょう」(前出・テレビ局関係者)
なお、ジャニーズのアイドルグループといえばKing&Princeが今年5月、デビュー5周年のタイミングで岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が脱退し、永瀬廉、高橋海人の2人組になることが決まっている。嵐の25周年は、一体どのような形になるだろうか。
【blog】2023.02.17
祈冬
とても自分勝手な文章です。
何を書いても、そう感じる。
今の僕をよく表している気がする。
こんな赤裸々な自分を公開することに、意味があるのかわからない。
それでもやってみる。
誇りもプライドも捨てて、たった一つの大切な何かが、手元に残るのか知りたい。
/
思いやりを持った人間になりたい。
自分を脱却し、誰かを楽しませる人になりたい。
このLINEブログも6月にはサービスが終了されることが決まっている。
その先のことは決めていない。
こんなに好き勝手な表現をするのは、もうそろそろ最後かもしれないと思う。
思いやりに欠けるほど、僕が書きたいことを書き、
僕が読みたい詩を、読みたいように読む。
その難しさや責任に苦しみ、大切な生活を犠牲にするような表現は卒業すべきかもしれない。
一人黙々と、独りよがりな稽古をするのも、もう終わりだ。
今回の朗読は、観に来てくださった人々と、改めて繋がることができた朗読だった。その存在の大切さに深く気付かされ、感謝した。
僕が一人で完成させようとしていた表現は、決して一人じゃ完成しなかった。
共にステージにいる高井息吹さんの楽音に耳を澄ませ、僕らを見つめる一人一人の心にアクセスする。
その術を知るまでに、時間がかかってしまった。
僕が一人だったからだ。
/
独りよがりの文章も
「祈冬」も、もうすぐ終わる。
もうすぐ春が来る。
書きたいように、最後まで書きます。
今回の朗読で僕が読んだのは、
童話「雪渡り」と
「春と修羅」のなかにあるいくつかの心象スケッチだ。
宮沢賢治は自分の詩を、詩ではなく心象スケッチと呼んだ。
スケッチだからとても生々しい、その時の心が書かれている。
僕が読んだのは、宮沢賢治の妹のトシが亡くなった当日、その日に書かれた悲しみのスケッチだ。
そしてその翌年、花巻から北海道を旅した鉄道の中でトシを想いながら書いたスケッチだ。
/
宮沢賢治を読もうと決めたのは、2022年の11月末だった。後から知ったのだが、賢治の妹のトシが亡くなったのは1922年の11月27日だった。奇しくも、ちょうど百年の時が経っていた。
「百年待っていてください。きっと会いに来ますから」
いつかの朗読で読んだ夏目漱石の「夢十夜」において、死にゆく女が叫ぶ台詞だ。百年という言葉を聞くと、この台詞を思い出す。
宮沢賢治の言葉たちは、トシがかくれている雲の向こうの、天の青に向かって昇ってゆく。
もしくはそのさらに向こうの銀河まで。
亡くなった少年と、その友人は鉄道に乗って銀河を旅をした。
かなしみに満ちた世界を、美しく強さに変えてゆく。それが宮沢賢治の言葉だ。
/
一方僕は日々、言葉を失っている。
トルコとシリアで亡くなった人たちの数を思えば、その悲しみは想像力の外にある。
悲しみは海の向こう側だ。
最近友人に「お節介」と言われた。
雑誌かなんかに載っていた星占いに、
「お節介を、励ましや静かな祈りに変えて」
みたいなことが書かれていた。
励ましや、静かな祈りのいかに難しいことか。
でも、そんな人間になりたいな。
落ち込んでいる人がいたら
「大丈夫。君はめちゃくちゃ最高だ。今まで出会ったことないくらいイケてるよ」
と励まして抱きしめてあげたい。
苦しんでいる人がいたら、何もしてやることが出来なくても、静かに祈りたい。そうして自分の生活を明るく送りたい。
僕のお節介は、どうしたら助けてあげられるんだろうと、自分まで苦しんでしまうことだ。
おかげでずいぶんスマートじゃない生き方をしてきてしまった。
それに気づいたのが、最近だ。
僕はこれから変わっていってしまうかもしれない。
痛みに鈍感になるかもしれない。
人の弱さにも鈍感になるかもしれない。
そのことを、少し悲しく思う。
/
童話「雪渡り」は少年の四郎と妹のかん子の冒険物語だ。
この物語を読みながら、僕は少年に返った。
きっと心をシンクロして音楽を奏でていた高井息吹さんも童心に返っていたかもしれない。
青白い銀世界で歌い踊りながら、自分はこれからどんな人間になるんだろうと思った。
純真な心はどこまでも傷つきやすく、脆い。
悲しみに満ちた世界の暗闇と、少年と妹がキラキラの瞳で見つめた光明、その間に僕は立っていた。
/
なんかわからないけど。
負けたくないな。
なんかわからないけど。
負けてたまるか。
朝、目が覚める。
このまま眠っていたら本番は中止だろうな。
劇場に着く。
このまま逃げ出せばこの緊張から解放される。
幕が開き、舞台袖で出番が来る。
この足を進めなければ、朗読は始まらないんだ。
全ての自由が、全ての選択が、僕のこの足にある。
それでも僕は進んだ。進んでいった。
この反省も、恥も、友愛も、絶望も、希望も、暖かい拍手も、涙も、三日間で味わい尽くした。
/
たくさんの人と出会った。
花巻の人々、闘病中の大切な人、友達、家族や親戚。
この公演をやるために、宮沢賢治の言葉を考え続け、何日も何日も列車に乗って、旅をしながら、たくさんの人と出会った。
そうして劇場に辿り着いた。
劇場には友達であり企画者の八十嶋淳(ヤソシマジュン)がいて、高井息吹さんがいて、スタッフたちがいた。
そして観客のみんながいた。
たくさんの出会いだ。
/
もうすぐ、季節と朗読「祈冬」が終わる。
明日からの一週間、千秋楽公演の配信をもってして、僕の宮沢賢治との旅は終わる。
終わって、また始まる。
少しだけ、少しだけ、貴方の悲しみに触れた。
土沢駅。
銀河鉄道の始発駅のモデルになった列車に乗って、僕はこっそり泣いた。
この客車の窓が水族館の窓になって、
大きな水素のりんごの中をかけていって、
サザンクロスを目指して昇っていったんだ。
/
かなしみはちからに。
負けない。悲しみに負けるな。
勝たなくていい。負けるな。
悲しみは心にあっていい。
それを美しく強さに変えるんだ。
僕が物語を読むから。
明日読む物語があれば生きられる。
明日聴く物語があれば生きられる。
がんばろうよ。
君は最高だ。
最高にイケてる。
思慮深くて賢くて優しい人間だ。
部屋の片隅でスマホに文字を打ち込みながら、
僕は静かに祈っている。
この物語と、自分勝手な表現が、誰か一人の心に届きますように。
花巻で出会った七十七歳の伊藤諒子さんは、
僕のために、かつて宮沢賢治がいた川岸で、朗読をしてくれた。
僕の心はあのとき救われた。
役所の人に「宮沢賢治は古い」と言われて落ち込んでいた諒子さん。
「古くなんかないですよ。こんなに歳が離れて、遠くに住んでいる僕たちが賢治を通して出会ったんですよ。すごいことじゃないですか」
/
「朗読、緊張してるんですよね」
「なるようにしかならね。
努力した上で、なるようにしかならね。
みんなじゃなくて、
誰か一人でも感動してくれればいいんだから」
読み続ける。
下手くそでも。誰もいなくなってしまっても。
世界で戦争していても。海の向こうで悲しみが広がっても。
目の前のたった一人のために。
あの諒子さんの川岸に立つ凛とした姿と声を思い出して。
昨夜、配信の映像を見た。
高井息吹さんの歌う曲が、最後まで素晴らしかった。
こんなにまでも心がシンクロして、物語を歌い上げていたんだと改めて知った。
そして自分が高井さんの歌に、ピアノに、無意識のうちにどれだけ助けられていたかを知った。
高井息吹さん、音を捧げてくださって、ほんとうに、ありがとうございました。
/
ご来場いただいた皆さま、心から、ありがとうございました。
あの暖かい拍手を忘れません。
よければまたあの空間に会いに来てください。もっと成長します。
そして、まだ物語を届けることが出来ていない全国の皆さまも、「祈冬」をどうぞよろしくお願いします。
感想があれば、ぜひここに書き込んでください。
ブログのサービスが終了しても、いただいたコメントは保管したいです。
パーソナルBOOKもコツコツ執筆中です。
少しでも恩返しになればと、ひーひー言いながら書いています。
「祈冬」の配信は明日から一週間です。
寂しいとき、眠る前、料理を作りながら、ぜひ何度でも再生してお楽しみください。
https://t.cn/A69hgnp7
本日もおつかれさまでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2023年2月17日
藤原季節
写真:垂水佳菜
https://t.cn/A6C2nJb0
祈冬
とても自分勝手な文章です。
何を書いても、そう感じる。
今の僕をよく表している気がする。
こんな赤裸々な自分を公開することに、意味があるのかわからない。
それでもやってみる。
誇りもプライドも捨てて、たった一つの大切な何かが、手元に残るのか知りたい。
/
思いやりを持った人間になりたい。
自分を脱却し、誰かを楽しませる人になりたい。
このLINEブログも6月にはサービスが終了されることが決まっている。
その先のことは決めていない。
こんなに好き勝手な表現をするのは、もうそろそろ最後かもしれないと思う。
思いやりに欠けるほど、僕が書きたいことを書き、
僕が読みたい詩を、読みたいように読む。
その難しさや責任に苦しみ、大切な生活を犠牲にするような表現は卒業すべきかもしれない。
一人黙々と、独りよがりな稽古をするのも、もう終わりだ。
今回の朗読は、観に来てくださった人々と、改めて繋がることができた朗読だった。その存在の大切さに深く気付かされ、感謝した。
僕が一人で完成させようとしていた表現は、決して一人じゃ完成しなかった。
共にステージにいる高井息吹さんの楽音に耳を澄ませ、僕らを見つめる一人一人の心にアクセスする。
その術を知るまでに、時間がかかってしまった。
僕が一人だったからだ。
/
独りよがりの文章も
「祈冬」も、もうすぐ終わる。
もうすぐ春が来る。
書きたいように、最後まで書きます。
今回の朗読で僕が読んだのは、
童話「雪渡り」と
「春と修羅」のなかにあるいくつかの心象スケッチだ。
宮沢賢治は自分の詩を、詩ではなく心象スケッチと呼んだ。
スケッチだからとても生々しい、その時の心が書かれている。
僕が読んだのは、宮沢賢治の妹のトシが亡くなった当日、その日に書かれた悲しみのスケッチだ。
そしてその翌年、花巻から北海道を旅した鉄道の中でトシを想いながら書いたスケッチだ。
/
宮沢賢治を読もうと決めたのは、2022年の11月末だった。後から知ったのだが、賢治の妹のトシが亡くなったのは1922年の11月27日だった。奇しくも、ちょうど百年の時が経っていた。
「百年待っていてください。きっと会いに来ますから」
いつかの朗読で読んだ夏目漱石の「夢十夜」において、死にゆく女が叫ぶ台詞だ。百年という言葉を聞くと、この台詞を思い出す。
宮沢賢治の言葉たちは、トシがかくれている雲の向こうの、天の青に向かって昇ってゆく。
もしくはそのさらに向こうの銀河まで。
亡くなった少年と、その友人は鉄道に乗って銀河を旅をした。
かなしみに満ちた世界を、美しく強さに変えてゆく。それが宮沢賢治の言葉だ。
/
一方僕は日々、言葉を失っている。
トルコとシリアで亡くなった人たちの数を思えば、その悲しみは想像力の外にある。
悲しみは海の向こう側だ。
最近友人に「お節介」と言われた。
雑誌かなんかに載っていた星占いに、
「お節介を、励ましや静かな祈りに変えて」
みたいなことが書かれていた。
励ましや、静かな祈りのいかに難しいことか。
でも、そんな人間になりたいな。
落ち込んでいる人がいたら
「大丈夫。君はめちゃくちゃ最高だ。今まで出会ったことないくらいイケてるよ」
と励まして抱きしめてあげたい。
苦しんでいる人がいたら、何もしてやることが出来なくても、静かに祈りたい。そうして自分の生活を明るく送りたい。
僕のお節介は、どうしたら助けてあげられるんだろうと、自分まで苦しんでしまうことだ。
おかげでずいぶんスマートじゃない生き方をしてきてしまった。
それに気づいたのが、最近だ。
僕はこれから変わっていってしまうかもしれない。
痛みに鈍感になるかもしれない。
人の弱さにも鈍感になるかもしれない。
そのことを、少し悲しく思う。
/
童話「雪渡り」は少年の四郎と妹のかん子の冒険物語だ。
この物語を読みながら、僕は少年に返った。
きっと心をシンクロして音楽を奏でていた高井息吹さんも童心に返っていたかもしれない。
青白い銀世界で歌い踊りながら、自分はこれからどんな人間になるんだろうと思った。
純真な心はどこまでも傷つきやすく、脆い。
悲しみに満ちた世界の暗闇と、少年と妹がキラキラの瞳で見つめた光明、その間に僕は立っていた。
/
なんかわからないけど。
負けたくないな。
なんかわからないけど。
負けてたまるか。
朝、目が覚める。
このまま眠っていたら本番は中止だろうな。
劇場に着く。
このまま逃げ出せばこの緊張から解放される。
幕が開き、舞台袖で出番が来る。
この足を進めなければ、朗読は始まらないんだ。
全ての自由が、全ての選択が、僕のこの足にある。
それでも僕は進んだ。進んでいった。
この反省も、恥も、友愛も、絶望も、希望も、暖かい拍手も、涙も、三日間で味わい尽くした。
/
たくさんの人と出会った。
花巻の人々、闘病中の大切な人、友達、家族や親戚。
この公演をやるために、宮沢賢治の言葉を考え続け、何日も何日も列車に乗って、旅をしながら、たくさんの人と出会った。
そうして劇場に辿り着いた。
劇場には友達であり企画者の八十嶋淳(ヤソシマジュン)がいて、高井息吹さんがいて、スタッフたちがいた。
そして観客のみんながいた。
たくさんの出会いだ。
/
もうすぐ、季節と朗読「祈冬」が終わる。
明日からの一週間、千秋楽公演の配信をもってして、僕の宮沢賢治との旅は終わる。
終わって、また始まる。
少しだけ、少しだけ、貴方の悲しみに触れた。
土沢駅。
銀河鉄道の始発駅のモデルになった列車に乗って、僕はこっそり泣いた。
この客車の窓が水族館の窓になって、
大きな水素のりんごの中をかけていって、
サザンクロスを目指して昇っていったんだ。
/
かなしみはちからに。
負けない。悲しみに負けるな。
勝たなくていい。負けるな。
悲しみは心にあっていい。
それを美しく強さに変えるんだ。
僕が物語を読むから。
明日読む物語があれば生きられる。
明日聴く物語があれば生きられる。
がんばろうよ。
君は最高だ。
最高にイケてる。
思慮深くて賢くて優しい人間だ。
部屋の片隅でスマホに文字を打ち込みながら、
僕は静かに祈っている。
この物語と、自分勝手な表現が、誰か一人の心に届きますように。
花巻で出会った七十七歳の伊藤諒子さんは、
僕のために、かつて宮沢賢治がいた川岸で、朗読をしてくれた。
僕の心はあのとき救われた。
役所の人に「宮沢賢治は古い」と言われて落ち込んでいた諒子さん。
「古くなんかないですよ。こんなに歳が離れて、遠くに住んでいる僕たちが賢治を通して出会ったんですよ。すごいことじゃないですか」
/
「朗読、緊張してるんですよね」
「なるようにしかならね。
努力した上で、なるようにしかならね。
みんなじゃなくて、
誰か一人でも感動してくれればいいんだから」
読み続ける。
下手くそでも。誰もいなくなってしまっても。
世界で戦争していても。海の向こうで悲しみが広がっても。
目の前のたった一人のために。
あの諒子さんの川岸に立つ凛とした姿と声を思い出して。
昨夜、配信の映像を見た。
高井息吹さんの歌う曲が、最後まで素晴らしかった。
こんなにまでも心がシンクロして、物語を歌い上げていたんだと改めて知った。
そして自分が高井さんの歌に、ピアノに、無意識のうちにどれだけ助けられていたかを知った。
高井息吹さん、音を捧げてくださって、ほんとうに、ありがとうございました。
/
ご来場いただいた皆さま、心から、ありがとうございました。
あの暖かい拍手を忘れません。
よければまたあの空間に会いに来てください。もっと成長します。
そして、まだ物語を届けることが出来ていない全国の皆さまも、「祈冬」をどうぞよろしくお願いします。
感想があれば、ぜひここに書き込んでください。
ブログのサービスが終了しても、いただいたコメントは保管したいです。
パーソナルBOOKもコツコツ執筆中です。
少しでも恩返しになればと、ひーひー言いながら書いています。
「祈冬」の配信は明日から一週間です。
寂しいとき、眠る前、料理を作りながら、ぜひ何度でも再生してお楽しみください。
https://t.cn/A69hgnp7
本日もおつかれさまでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2023年2月17日
藤原季節
写真:垂水佳菜
https://t.cn/A6C2nJb0
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