【甲子園】敦賀気比の東監督 13点大勝で春夏通算30勝 春は初戦敗退で「リベンジをとやってきた」
[ 2022年8月8日 16:44 ]
第104回全国高校野球選手権第3日・1回戦敦賀気比13―3高岡商 ( 2022年8月8日 甲子園 )
4大会連続11度目出場の敦賀気比(福井)が5大会連続22度目出場の高岡商(富山)と対戦。16安打を放って13-3で勝利し、3大会連続となる初戦突破。甲子園で春夏通算30勝目を挙げた。
初戦唯一の「同地区対決」。敦賀気比打線は初回、1死一、三塁に4番・上加世田、5番・高見沢の連続適時打に6番岡村の左前打を左翼手がファンブルする間の得点など5連打と連続四死球による押し出しで4点を先制。2回にも2死二塁に高見沢の中前適時打で加点した。
5-3で迎えた6回2死一、二塁には上加世田の一塁手への当たりが敵失となり加点、さらに捕逸でも再びリードを広げた。7回1死一、三塁にも9番・渡辺の左前適時打で加点。9回にも暴投や渡辺の一ゴロ、敵失などで5点を奪ってダメを押した。
守っては先発右腕・上加世田が3点を失ったが、5回1死一、ニ塁から登板した2番手の左腕・清野が好リリーフ。9回2死まで無失点に、最後は3番手の1年生左腕・竹下が締めて逃げ切った。
選抜大会は2015年に優勝経験があるが、夏の甲子園大会は1995年、2014年の4強が最高成績。今春選抜は初戦の広陵戦で敗退しており、借りを返しての好発進となった。
東哲平監督は「選手たちが本当にこの夏の甲子園で、春の選抜のリベンジをするということでやってきましたので、なんとか1勝できて次につながることができて良かったと思います」と安堵(あんど)した。初回に4点を先制し、「甘い球が多かったのでそこを逃さず積極的に打っていこうということで」。後半も着実に得点を重ね16安打13得点を奪ったが「まだまだ無駄なフライアウトとかが目立ってるんで、次までに修正して、もっともっといい攻撃ができるようにしていきたいなと思います」と前を向いた。
守りでは14安打を許しながらも高岡商打線を3失点に抑えたが、「本当に高岡商業さんも上加世田のことを凄く研究してるっていうのが分かったので、凄くいい打者が多くて粘り強かったです。(上加世田は)悪くはなかったんですけど、相手の打者も凄く研究して、いいスイングしてたので」と感想。5回、清野への交代については「どうしても他の打者にタイミング合っちゃってたので、変えるしかなかったんですけど。本当に力みなくしっかりと投げ切ってくれてたので、良かったと思います。自信になったのかなと思います」と称えた。
次戦に向けては「こういう甲子園という舞台で野球をやらしてもらっている以上、悔いのないようにしっかりと一戦一戦、精いっぱい戦わせていきたいなと思います」と力を込めた。
ーーーーーー
<高岡商・敦賀気比> 試合に勝利し、挨拶に向かう敦賀気比ナイン (撮影・後藤 大輝)
[ 2022年8月8日 16:44 ]
第104回全国高校野球選手権第3日・1回戦敦賀気比13―3高岡商 ( 2022年8月8日 甲子園 )
4大会連続11度目出場の敦賀気比(福井)が5大会連続22度目出場の高岡商(富山)と対戦。16安打を放って13-3で勝利し、3大会連続となる初戦突破。甲子園で春夏通算30勝目を挙げた。
初戦唯一の「同地区対決」。敦賀気比打線は初回、1死一、三塁に4番・上加世田、5番・高見沢の連続適時打に6番岡村の左前打を左翼手がファンブルする間の得点など5連打と連続四死球による押し出しで4点を先制。2回にも2死二塁に高見沢の中前適時打で加点した。
5-3で迎えた6回2死一、二塁には上加世田の一塁手への当たりが敵失となり加点、さらに捕逸でも再びリードを広げた。7回1死一、三塁にも9番・渡辺の左前適時打で加点。9回にも暴投や渡辺の一ゴロ、敵失などで5点を奪ってダメを押した。
守っては先発右腕・上加世田が3点を失ったが、5回1死一、ニ塁から登板した2番手の左腕・清野が好リリーフ。9回2死まで無失点に、最後は3番手の1年生左腕・竹下が締めて逃げ切った。
選抜大会は2015年に優勝経験があるが、夏の甲子園大会は1995年、2014年の4強が最高成績。今春選抜は初戦の広陵戦で敗退しており、借りを返しての好発進となった。
東哲平監督は「選手たちが本当にこの夏の甲子園で、春の選抜のリベンジをするということでやってきましたので、なんとか1勝できて次につながることができて良かったと思います」と安堵(あんど)した。初回に4点を先制し、「甘い球が多かったのでそこを逃さず積極的に打っていこうということで」。後半も着実に得点を重ね16安打13得点を奪ったが「まだまだ無駄なフライアウトとかが目立ってるんで、次までに修正して、もっともっといい攻撃ができるようにしていきたいなと思います」と前を向いた。
守りでは14安打を許しながらも高岡商打線を3失点に抑えたが、「本当に高岡商業さんも上加世田のことを凄く研究してるっていうのが分かったので、凄くいい打者が多くて粘り強かったです。(上加世田は)悪くはなかったんですけど、相手の打者も凄く研究して、いいスイングしてたので」と感想。5回、清野への交代については「どうしても他の打者にタイミング合っちゃってたので、変えるしかなかったんですけど。本当に力みなくしっかりと投げ切ってくれてたので、良かったと思います。自信になったのかなと思います」と称えた。
次戦に向けては「こういう甲子園という舞台で野球をやらしてもらっている以上、悔いのないようにしっかりと一戦一戦、精いっぱい戦わせていきたいなと思います」と力を込めた。
ーーーーーー
<高岡商・敦賀気比> 試合に勝利し、挨拶に向かう敦賀気比ナイン (撮影・後藤 大輝)
#中日互译#
①~~とみて:认为是…
②赶到现场:現場に駆け付ける
③不同寻常的…:いつもとは違う/いつもと違った~
④主推…着重宣传…重点突出…:~を前面に押し出す
⑤深入探讨…:~を掘り下げる
⑥毁誉参半:賛否を集めている
⑦播放次数:ヒット/配信再生数
⑧只有…只…:~にとどまる
⑨绝不容忽视的…:決して見逃してはいけない~~
⑩注意里不集中/注意力分散:注意力が散漫になる
#日语考研[超话]# #日语写作[超话]# #日语专业考研[超话]#
①~~とみて:认为是…
②赶到现场:現場に駆け付ける
③不同寻常的…:いつもとは違う/いつもと違った~
④主推…着重宣传…重点突出…:~を前面に押し出す
⑤深入探讨…:~を掘り下げる
⑥毁誉参半:賛否を集めている
⑦播放次数:ヒット/配信再生数
⑧只有…只…:~にとどまる
⑨绝不容忽视的…:決して見逃してはいけない~~
⑩注意里不集中/注意力分散:注意力が散漫になる
#日语考研[超话]# #日语写作[超话]# #日语专业考研[超话]#
【朝日新聞】「近江は山田だけじゃない」示す 申告敬遠後、打者横田が逆転三塁打
7日、全国高校野球選手権大会1回戦 近江 2-8 鳴門
近江は山田陽翔(はると)だけじゃない。意地を乗せた打球が、右翼手の頭上を越えていった。
1点を追う五回2死二塁。一回に適時二塁打を放っている4番山田は、当然のように申告敬遠で歩かされた。勝負を挑まれたのは2年の横田悟だ。
近江の右腕山田と鳴門の左腕冨田遼弥。息詰まる投手戦が続いていた。勝敗を分ける山場がやってきた。
冨田対策はできていた。右打者は内角に食い込む速球を意識し、少しベースから離れて立った。変化球を見極め、四回まで左腕に76球を投げさせていた。
この場面、横田もまさにその対策通りの打撃を見せた。右の軸足に体重を残し、低めのスライダーに手を出さない。3ボールと有利なカウントを作った。
フルカウントからの6球目。冨田が決めに来た胸元の速球を懸命にファウルで逃げた。そして7球目、根負けした冨田の浮いたスライダーを仕留めた。
「バットを短く持ってコンパクトにいきました」。粘り勝ちの右越え三塁打。ベンチに向かって、笑顔で腕を突き上げた。
横田は二回に遊撃の守備で、失点につながる失策をしていた。「自分でカバーしないといけない」。強い気持ちで取り返した。
近江は昨夏の全国4強に続き、今春の選抜でも準優勝した。だが、攻守ともエースで4番で主将の山田に頼りっぱなしだった。山田が疲れ果てた決勝は、大阪桐蔭に1―18と大敗した。
大阪桐蔭と再戦した春季近畿大会準決勝でも山田が降板した後に失点を重ね、2桁失点で敗れた。
「山田頼み」を脱することがチームの課題だった。滋賀大会は山田以外の投手が好投。打線は打率1割台の山田を全員でカバーして甲子園に帰って来た。
「山田さんが歩かされることはよくある。準備はしていた」と横田。選抜では控えだった6番石浦暖大も4安打。山田の後ろを打つ打者が存在感を示した。
春からの確かな成長を描き、近江が好発進した。(編集委員・稲崎航一)
7日、全国高校野球選手権大会1回戦 近江 2-8 鳴門
近江は山田陽翔(はると)だけじゃない。意地を乗せた打球が、右翼手の頭上を越えていった。
1点を追う五回2死二塁。一回に適時二塁打を放っている4番山田は、当然のように申告敬遠で歩かされた。勝負を挑まれたのは2年の横田悟だ。
近江の右腕山田と鳴門の左腕冨田遼弥。息詰まる投手戦が続いていた。勝敗を分ける山場がやってきた。
冨田対策はできていた。右打者は内角に食い込む速球を意識し、少しベースから離れて立った。変化球を見極め、四回まで左腕に76球を投げさせていた。
この場面、横田もまさにその対策通りの打撃を見せた。右の軸足に体重を残し、低めのスライダーに手を出さない。3ボールと有利なカウントを作った。
フルカウントからの6球目。冨田が決めに来た胸元の速球を懸命にファウルで逃げた。そして7球目、根負けした冨田の浮いたスライダーを仕留めた。
「バットを短く持ってコンパクトにいきました」。粘り勝ちの右越え三塁打。ベンチに向かって、笑顔で腕を突き上げた。
横田は二回に遊撃の守備で、失点につながる失策をしていた。「自分でカバーしないといけない」。強い気持ちで取り返した。
近江は昨夏の全国4強に続き、今春の選抜でも準優勝した。だが、攻守ともエースで4番で主将の山田に頼りっぱなしだった。山田が疲れ果てた決勝は、大阪桐蔭に1―18と大敗した。
大阪桐蔭と再戦した春季近畿大会準決勝でも山田が降板した後に失点を重ね、2桁失点で敗れた。
「山田頼み」を脱することがチームの課題だった。滋賀大会は山田以外の投手が好投。打線は打率1割台の山田を全員でカバーして甲子園に帰って来た。
「山田さんが歩かされることはよくある。準備はしていた」と横田。選抜では控えだった6番石浦暖大も4安打。山田の後ろを打つ打者が存在感を示した。
春からの確かな成長を描き、近江が好発進した。(編集委員・稲崎航一)
✋热门推荐