#八木勇征[超话]#
八木勇征「カメと戯れたい」、本田望結は「スイカ割り」 今夏・異色のZドラマ撮影秘話を語る【後編】
――撮影現場の様子を教えてください
八木 早朝から日付を超えて撮影することもあったのですが、基本めちゃくちゃ明るかったですね。大変ではありましたが、スタッフさんやマネージャーさんがいてくださるから成り立つ現場だと改めて感じる日々でした。何より共演者の皆さんがいつも明るい空気を保ってくれたので、楽しい日々を過ごすことができました。
本田 スケジュールがパツパツになってくると、どうしても現場が暗くなっちゃったりしがちなんですけど、この現場は本当に明るくて。みんなでワチャワチャしていたし、スタッフさんのチームワークがすごく好きで。みんなすごく大変だったと思うんですけど、それを忘れちゃうような楽しい現場だったので本当に居心地が良かったですし、ステキな現場だなって思いました。その中でも八木さんが一番大変だったじゃないですか。「みんな何時起き?」って(聞いたら)「4時」「5時」とか(答える中)、「僕、きょう北海道から来ました」とか言うんですよ。皆さん、「八木さんが頑張っているんだから」って言って頑張っていました。
八木 え~、ウソ~。
本田 「今、八木さん、ここにいるらしいよ」とか、「ここでライブされているらしいよ」ってスタッフさんと話して、「私たちも頑張ろう」って言っていました。ホントに八木さんこそ大変なスケジュールの中、完璧なお芝居で、長ゼリフとかも、めちゃめちゃ完璧なんですよ。私はヘアメイクさんたちと「いや、すごいよねぇ」って話してました。
八木 ありがとうございます。いや~、今日はお赤飯を炊くか。うれしいなぁ。
――夏が舞台のドラマということで、夏の思い出とか夏にやってみたいことを教えてください。
八木 ダイビングをしてみたいです。僕、漫画がめっちゃ好きなんですけど、『ぐらんぶる』っていうスキューバーダイビングのお話の漫画にハマっていて。カメと戯れたいです。
本田 私はスイカ割りがしてみたいです。普通に海に行ったりしたことがなくて。今回、海に行くシーンとかあったのですが、私はほぼ初めてで、めっちゃ楽しかった。棒倒しを初めてやって、“ドラマとかで見たことがあるやつ”って思っていました。スイカ割りとか、かき氷を食べて頭がキーンとなるとか、そういうことがしてみたいです。姉妹は、夏休みは海外で合宿したりしていたので、夏に海に行くことがなくて。いつかは大人になったら家族で海に行ってみたいです。
――視聴者へのメッセージをお願いします。
本田 Z世代の皆さんに向けたドラマにはなっているんですけど、どの世代の皆さんが見てもグッとくるドラマに間違いなくなっています。キュンキュンするシーンもあれば、友情のシーンもありますし、メッセージが込められているドラマです。このザ・青春のドラマを皆さん楽しんでいただけたらと思います。
八木勇征「カメと戯れたい」、本田望結は「スイカ割り」 今夏・異色のZドラマ撮影秘話を語る【後編】
――撮影現場の様子を教えてください
八木 早朝から日付を超えて撮影することもあったのですが、基本めちゃくちゃ明るかったですね。大変ではありましたが、スタッフさんやマネージャーさんがいてくださるから成り立つ現場だと改めて感じる日々でした。何より共演者の皆さんがいつも明るい空気を保ってくれたので、楽しい日々を過ごすことができました。
本田 スケジュールがパツパツになってくると、どうしても現場が暗くなっちゃったりしがちなんですけど、この現場は本当に明るくて。みんなでワチャワチャしていたし、スタッフさんのチームワークがすごく好きで。みんなすごく大変だったと思うんですけど、それを忘れちゃうような楽しい現場だったので本当に居心地が良かったですし、ステキな現場だなって思いました。その中でも八木さんが一番大変だったじゃないですか。「みんな何時起き?」って(聞いたら)「4時」「5時」とか(答える中)、「僕、きょう北海道から来ました」とか言うんですよ。皆さん、「八木さんが頑張っているんだから」って言って頑張っていました。
八木 え~、ウソ~。
本田 「今、八木さん、ここにいるらしいよ」とか、「ここでライブされているらしいよ」ってスタッフさんと話して、「私たちも頑張ろう」って言っていました。ホントに八木さんこそ大変なスケジュールの中、完璧なお芝居で、長ゼリフとかも、めちゃめちゃ完璧なんですよ。私はヘアメイクさんたちと「いや、すごいよねぇ」って話してました。
八木 ありがとうございます。いや~、今日はお赤飯を炊くか。うれしいなぁ。
――夏が舞台のドラマということで、夏の思い出とか夏にやってみたいことを教えてください。
八木 ダイビングをしてみたいです。僕、漫画がめっちゃ好きなんですけど、『ぐらんぶる』っていうスキューバーダイビングのお話の漫画にハマっていて。カメと戯れたいです。
本田 私はスイカ割りがしてみたいです。普通に海に行ったりしたことがなくて。今回、海に行くシーンとかあったのですが、私はほぼ初めてで、めっちゃ楽しかった。棒倒しを初めてやって、“ドラマとかで見たことがあるやつ”って思っていました。スイカ割りとか、かき氷を食べて頭がキーンとなるとか、そういうことがしてみたいです。姉妹は、夏休みは海外で合宿したりしていたので、夏に海に行くことがなくて。いつかは大人になったら家族で海に行ってみたいです。
――視聴者へのメッセージをお願いします。
本田 Z世代の皆さんに向けたドラマにはなっているんですけど、どの世代の皆さんが見てもグッとくるドラマに間違いなくなっています。キュンキュンするシーンもあれば、友情のシーンもありますし、メッセージが込められているドラマです。このザ・青春のドラマを皆さん楽しんでいただけたらと思います。
自存 「夏の夜の夢」製作発表会 髙地優吾相關
髙地優吾「夏の夜の夢」出演へ「1年前から緊張」
アイドルグループ『SixTONES』の髙地優吾が8日、都内ホテルで舞台『夏の夜の夢』(演出:井上尊晶)製作発表記者会見に俳優・中村芝翫、南果歩、生駒里奈、宇梶剛士、松竹株式会社の山根成之専務取締役、演出を担当する井上尊晶氏、音楽を担当する松任谷正隆氏とともに登場した。
本作は16世紀末に劇作家・シェイクスピアによって生み出された作品。海外はもちろん、日本国内でも幾度となく上演されているが、今回、原作の役名や台詞はそのままに、世界観を日本に移した新演出となる喜劇。芝翫が妖精の王オーベロンと公爵テーセウスの2役を演じ主演の作品となる。
髙地は青年ライサンダー役で出演。ライサンダーのハーミア(生駒)と恋仲という設定だが、彼女の父は別の男に娘を嫁がせたいと考えており、父の命に従わなければ死刑か生涯修道院で過ごすことになると言い渡されており、ライサンダーと駆け落ちすることを決意する……という設定。
濃いブルーのスーツにブラックタイの装いで会見に登場した髙地。「どうも『SixTONES』の髙地優吾です」と爽やかにあいさつしつつ、「僕はジャニーズの舞台にしか出演したことがなくて、外部の舞台に出演することが初めてなんです。それがまさかのシェイクスピア作品ということで、お話を頂いたのは1年くらい前でしたけど、1年前から緊張していました。自分に務まるかなという不安があったんです」と、心情を吐露。
そんな心配がある時期に、「『SixTONES』メンバーの京本大我のお父さんの京本政樹さんとつながっている方々で、『すごい良い人たちだから大丈夫』と言われていたんです。それで、けいこに入って、思い描いていた厳しい現場とは違って。けいこ場に行くのが楽しみで早くけいこしたいなというというので、ありがたく思っています」と、不安は払拭されたそう。
作品へは、芝翫や南らが難解というなか、髙地は「台本を読ませて頂いたときに面白い作品だなと思って」といいつつ、芝翫らがそういった意見だったことから戦々恐々としながらコメントしたとも。具体的には「芝翫さんのシーンとかシーン変わりがすごくあって、楽しく感じています。はやく最後まで通したけいこしてどういう感じるのか楽しみです」とのことだった。
カンパニーの雰囲気としては生駒を含め同世代のキャストとは、「初めてお会いしたのに打ち解けるのが早くて、これから1ヶ月仲良くなっていくのが楽しみだなと思います」と、胸が弾んでいるそうだ。
舞台を通して楽しみにしていることへは、「自分の成長を1公演1公演重ねてどうなるかと楽しみですし、恋人役の4人との関係性がどうなるかなというのと、要所要所の楽しみのところがあります」と、成長が楽しみと話したり、『SixTONES』メンバーが観に来る?との質問には「あんまり来てほしくはないですけど、『SixTONES』にいる髙地優吾とは違う姿を。いつメンバーが来てもいいように、頑張っていきたいと思います!」と意気込んだ。
また、日生劇場が初めてと話すキャスト陣が多かったが、それを聞いた髙地は「日生劇場はめちゃめちゃ立たせていただいています。楽屋とか迷子になったら僕に聞いてください!」と、買って出ると南は頼りにしたいと話して、髙地は嬉しげに頭を下げていた。
舞台『夏の夜の夢』は9月6日から同28日まで日生劇場で上演予定!
髙地優吾「夏の夜の夢」出演へ「1年前から緊張」
アイドルグループ『SixTONES』の髙地優吾が8日、都内ホテルで舞台『夏の夜の夢』(演出:井上尊晶)製作発表記者会見に俳優・中村芝翫、南果歩、生駒里奈、宇梶剛士、松竹株式会社の山根成之専務取締役、演出を担当する井上尊晶氏、音楽を担当する松任谷正隆氏とともに登場した。
本作は16世紀末に劇作家・シェイクスピアによって生み出された作品。海外はもちろん、日本国内でも幾度となく上演されているが、今回、原作の役名や台詞はそのままに、世界観を日本に移した新演出となる喜劇。芝翫が妖精の王オーベロンと公爵テーセウスの2役を演じ主演の作品となる。
髙地は青年ライサンダー役で出演。ライサンダーのハーミア(生駒)と恋仲という設定だが、彼女の父は別の男に娘を嫁がせたいと考えており、父の命に従わなければ死刑か生涯修道院で過ごすことになると言い渡されており、ライサンダーと駆け落ちすることを決意する……という設定。
濃いブルーのスーツにブラックタイの装いで会見に登場した髙地。「どうも『SixTONES』の髙地優吾です」と爽やかにあいさつしつつ、「僕はジャニーズの舞台にしか出演したことがなくて、外部の舞台に出演することが初めてなんです。それがまさかのシェイクスピア作品ということで、お話を頂いたのは1年くらい前でしたけど、1年前から緊張していました。自分に務まるかなという不安があったんです」と、心情を吐露。
そんな心配がある時期に、「『SixTONES』メンバーの京本大我のお父さんの京本政樹さんとつながっている方々で、『すごい良い人たちだから大丈夫』と言われていたんです。それで、けいこに入って、思い描いていた厳しい現場とは違って。けいこ場に行くのが楽しみで早くけいこしたいなというというので、ありがたく思っています」と、不安は払拭されたそう。
作品へは、芝翫や南らが難解というなか、髙地は「台本を読ませて頂いたときに面白い作品だなと思って」といいつつ、芝翫らがそういった意見だったことから戦々恐々としながらコメントしたとも。具体的には「芝翫さんのシーンとかシーン変わりがすごくあって、楽しく感じています。はやく最後まで通したけいこしてどういう感じるのか楽しみです」とのことだった。
カンパニーの雰囲気としては生駒を含め同世代のキャストとは、「初めてお会いしたのに打ち解けるのが早くて、これから1ヶ月仲良くなっていくのが楽しみだなと思います」と、胸が弾んでいるそうだ。
舞台を通して楽しみにしていることへは、「自分の成長を1公演1公演重ねてどうなるかと楽しみですし、恋人役の4人との関係性がどうなるかなというのと、要所要所の楽しみのところがあります」と、成長が楽しみと話したり、『SixTONES』メンバーが観に来る?との質問には「あんまり来てほしくはないですけど、『SixTONES』にいる髙地優吾とは違う姿を。いつメンバーが来てもいいように、頑張っていきたいと思います!」と意気込んだ。
また、日生劇場が初めてと話すキャスト陣が多かったが、それを聞いた髙地は「日生劇場はめちゃめちゃ立たせていただいています。楽屋とか迷子になったら僕に聞いてください!」と、買って出ると南は頼りにしたいと話して、髙地は嬉しげに頭を下げていた。
舞台『夏の夜の夢』は9月6日から同28日まで日生劇場で上演予定!
俳優・高良健吾さん、日常を離れ、アナログな「時」を楽しむ旅【後編】2
見えるのは空だけ。波に身を任せる至上のひととき
スカイダイビングに続いては、しばしのドライブ。「乗り物は車とチャリ」という高良さんは、普段から都内や東京近郊でドライブを楽しんでいるそうだ。海に向かって山中に車を走らせながら、金色に輝く麦畑、風格ある家が集まった集落など、過ぎ去る美しい景色にも目を向ける。田んぼに張られた水は鏡のように山々を映し出し、思わず「すごいキレイ」と呟(つぶや)く高良さん。このロケーションも、すっかり気に入ったようだ。
潮の香りを楽しみながら「気持ちよかった」という海沿いの道を過ぎ、たどり着いたのはSUP(サップ)体験。サーフボードの上に立ち、パドルで水面を進むウォータースポーツだ。アクティビティーが満載の2日目は、まさしく「動の旅」と言えよう。この日の波は少し強め。この状態でサーフボードの上に立つのは、なかなか難しそうだ。
太陽が沈み始めようとするころ、ウェットスーツに身を包んだ高良さんは、インストラクターの方と共に海へ出ていく。ボードにひざ立ちしてパドルを漕(こ)ぎながら、少しずつ立ち上がろうとするものの、すぐにボードが裏返って海中へ。それでもすぐに体勢を整え、再びのトライで早くも立ち上がれる身体能力の高さには、ただ舌を巻くばかりだ。数分もすればまるで陸にいるかのように佇(たたず)み、バランスを崩してもすぐに立て直している。
沈み行く夕日を見つめ、時には万歳をするようにオールを掲げる高良さん。両足を開いて仁王立ちする姿が、夕焼けの中でシルエットとなって浮かび上がる。この間、表情は常に笑顔。ボードの上でヨガのポーズを取ったり、寝そべって波にたゆたったり、心のままに楽しんでいる。
それこそ、陸とも空とも違う時間の流れに、ただ身を任せている感じ。この2日間の中で、一番満たされたように見える表情は、自然に癒やされる旅の成功も示しているようだった。
「あんまり海に行かないんですよ、僕。海で泳ぐってこともなくて、見るだけが好きなんですけど、何だろうな、あの気持ち。癒やされるって言うのかな。波のリズムであったりとか、流れる雲の速さだったりとか、それこそわかりやすく夕日が落ちていって時間の流れがわかったりとか。明るさも変わっていきますし、そこに体ひとつで自然に任せているって状態が多分、好きだったのかな。結構、感動していたんですよ、ずっと。これからもしたいですね、SUP。波の上の良さを知ってしまいました」
「動の旅」の時を刻んだ、半袖に合う腕時計
アナログ旅2日目、高良さんの相棒となったのは「セイコー プレザージュ Style 60’s SARY209」。この機械式腕時計を「半袖が合う1本」と高良さんは語っている。
「普段の自分の格好に合うのは、これかなって思いますね。つけ心地がしっかりしていて、つけている感もありますし、シンプルでいい。素敵ですね。スチール(のブレスレット)もかっこいいですけど、黒のナイロンベルトに替えても合いそうなデザインだと思います」
「半袖に合う」という点では、昨年の自転車旅で共に時を刻んだ「セイコー プレザージュ Sharp Edged Series SARF005」にも、同じ思いを抱くという。
「ケースサイズが42.2mmで、自分にはちょっとデカいかなって思ったんですけど、つけると大きさを感じないんです。しかも半袖にハマるんですよね。小さいのって年中つけられますけど、半袖のときは良くも悪くも控えめ感があるので、このケースサイズは半袖に映えるなと思いました。旅好きで海外にもよく行くので、自分の一番好きなのがGMT。今もあの1本は活躍しています」
あのときの自転車旅を振り返り、「お話をいただいたときに、ご褒美だと思った」という高良さん。そんな彼は、今回の旅を終えてどのような感想をもったのだろうか。
「前回からそんなに時間が経たないうちにまたやりたいことを叶えてくれて、今回もご褒美のような旅だったので、自分にできることを精いっぱいやりたかったですね。ただ楽しむだけじゃなく、自分のルーツに通ずる場所であったり、好きなファッション、カルチャーだったり、そういうものを身に纏(まと)って何かやれたっていうのは、おもしろかったと思います。自分の好きなことで機械式時計がもたらしてくれる“贅沢な時間”を表現できる企画なんて、 ご褒美です、もう。最高でした。すいません、とかも出てきちゃいますね。こんなに楽しんじゃって(笑)」
見えるのは空だけ。波に身を任せる至上のひととき
スカイダイビングに続いては、しばしのドライブ。「乗り物は車とチャリ」という高良さんは、普段から都内や東京近郊でドライブを楽しんでいるそうだ。海に向かって山中に車を走らせながら、金色に輝く麦畑、風格ある家が集まった集落など、過ぎ去る美しい景色にも目を向ける。田んぼに張られた水は鏡のように山々を映し出し、思わず「すごいキレイ」と呟(つぶや)く高良さん。このロケーションも、すっかり気に入ったようだ。
潮の香りを楽しみながら「気持ちよかった」という海沿いの道を過ぎ、たどり着いたのはSUP(サップ)体験。サーフボードの上に立ち、パドルで水面を進むウォータースポーツだ。アクティビティーが満載の2日目は、まさしく「動の旅」と言えよう。この日の波は少し強め。この状態でサーフボードの上に立つのは、なかなか難しそうだ。
太陽が沈み始めようとするころ、ウェットスーツに身を包んだ高良さんは、インストラクターの方と共に海へ出ていく。ボードにひざ立ちしてパドルを漕(こ)ぎながら、少しずつ立ち上がろうとするものの、すぐにボードが裏返って海中へ。それでもすぐに体勢を整え、再びのトライで早くも立ち上がれる身体能力の高さには、ただ舌を巻くばかりだ。数分もすればまるで陸にいるかのように佇(たたず)み、バランスを崩してもすぐに立て直している。
沈み行く夕日を見つめ、時には万歳をするようにオールを掲げる高良さん。両足を開いて仁王立ちする姿が、夕焼けの中でシルエットとなって浮かび上がる。この間、表情は常に笑顔。ボードの上でヨガのポーズを取ったり、寝そべって波にたゆたったり、心のままに楽しんでいる。
それこそ、陸とも空とも違う時間の流れに、ただ身を任せている感じ。この2日間の中で、一番満たされたように見える表情は、自然に癒やされる旅の成功も示しているようだった。
「あんまり海に行かないんですよ、僕。海で泳ぐってこともなくて、見るだけが好きなんですけど、何だろうな、あの気持ち。癒やされるって言うのかな。波のリズムであったりとか、流れる雲の速さだったりとか、それこそわかりやすく夕日が落ちていって時間の流れがわかったりとか。明るさも変わっていきますし、そこに体ひとつで自然に任せているって状態が多分、好きだったのかな。結構、感動していたんですよ、ずっと。これからもしたいですね、SUP。波の上の良さを知ってしまいました」
「動の旅」の時を刻んだ、半袖に合う腕時計
アナログ旅2日目、高良さんの相棒となったのは「セイコー プレザージュ Style 60’s SARY209」。この機械式腕時計を「半袖が合う1本」と高良さんは語っている。
「普段の自分の格好に合うのは、これかなって思いますね。つけ心地がしっかりしていて、つけている感もありますし、シンプルでいい。素敵ですね。スチール(のブレスレット)もかっこいいですけど、黒のナイロンベルトに替えても合いそうなデザインだと思います」
「半袖に合う」という点では、昨年の自転車旅で共に時を刻んだ「セイコー プレザージュ Sharp Edged Series SARF005」にも、同じ思いを抱くという。
「ケースサイズが42.2mmで、自分にはちょっとデカいかなって思ったんですけど、つけると大きさを感じないんです。しかも半袖にハマるんですよね。小さいのって年中つけられますけど、半袖のときは良くも悪くも控えめ感があるので、このケースサイズは半袖に映えるなと思いました。旅好きで海外にもよく行くので、自分の一番好きなのがGMT。今もあの1本は活躍しています」
あのときの自転車旅を振り返り、「お話をいただいたときに、ご褒美だと思った」という高良さん。そんな彼は、今回の旅を終えてどのような感想をもったのだろうか。
「前回からそんなに時間が経たないうちにまたやりたいことを叶えてくれて、今回もご褒美のような旅だったので、自分にできることを精いっぱいやりたかったですね。ただ楽しむだけじゃなく、自分のルーツに通ずる場所であったり、好きなファッション、カルチャーだったり、そういうものを身に纏(まと)って何かやれたっていうのは、おもしろかったと思います。自分の好きなことで機械式時計がもたらしてくれる“贅沢な時間”を表現できる企画なんて、 ご褒美です、もう。最高でした。すいません、とかも出てきちゃいますね。こんなに楽しんじゃって(笑)」
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