【blog】2017.06.15

高校の夏、剣道をやめた
2017/6/15 20:58

高校の夏、剣道をやめた。

あの時の顧問の先生の悲しそうな顔を今でも覚えている。学校中から恐がられてた先生だったけどその時は何も言わなかった。ただ悲しそうな顔をしていた。
その辺りから自分の人生は大きく変わっていったと思う。授業にもあんまり行かなくなって、思えば眠ってばかりの青春だったと思う。
ちびっ子の頃からライバルだった仲間はどんどん強くなっていって、立派に高校・大学を卒業して今は教師になったやつもいる。あのとき剣道をやめていなかったら僕もそうなっていたのかもしれない。それに辞めてから疎遠になってしまった剣道部の皆ともずっと一緒にいられたかもしれない。お菓子を片手に自転車を漕ぎながらありえない坂道をスイスイ登っていく先輩たちの背中は今でも遠い。

でもそれと同時に、もしやめていなかったら今ここにはいないんだ、とも思う。あいつにもあの人にもあの子にも出会えてなかったんだって。
もちろん高校を卒業してからの6年間は僕にとってはなかなか大変だったし、今も相変わらずだけど、その6年間にはちゃんと価値があったと思う。現在進行形で。
あの時、続けた先に一生の友達がいたのか、それとも辞めた先に一生の友達がいたのかなんてわからない。選択は怖いことだし、あのときああしていたらなって思い続けることもあるけど、今自分がいる環境を好きになることから始めていかないとって思う。ちびっ子剣道少年だった頃に先生から教えてもらったことは今も自分の中に生き続けてる。何もあの選択で全てを失ったわけじゃない。

「部屋の乱れは心の乱れ！」

「はい、先生！」

つってね。

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目にうつる 桜の舞う，
ある日の午後，
目にうつる 君と僕の，
つないだ手と手，
あの日のコト，
忘れたわけじゃないけど，
さよなら しようと思うんだ，
君のコト 思い出せば，
涙があふれてくる，
君のコト 思い出せば，
涙があふれてくる。
大切に思っていた，
僕の恋しいヒト，
大切な時間さえも，
あげられなかった，
一人にして 悲しませた，
僕の失った恋しいヒト，
君のコト 思い出せば，
涙があふれてくる，
君のコト 思い出せば，
涙があふれてくる，
君のコト 思い出せば，
涙があふれてくる，
君のコト 思い出せば，
涙があふれてくる。

しあわせの

しあわせとは、と考えてみます。お金があると幸せ。も一理あります。経済的な困苦は厳しいものです。しかし、それは「状況」です。状況、が必ずしも人生の豊かさを約束してくれるわけではないようです。暗示としてのキーワードは「状態」。心に波風の立たない、平安な状態、満ち足りた思い。
状況的な幸福感は、達成感や満足感をもたらせます。好きな人と過ごし、お金を儲け、おしいしいものを食べ・・・。いわゆる成功の人生。しかし、好きな人でも別れは回避できず、ものやお金には失うことへの不安がつきまといます。
自然界は、みごとに充足しているように見えます。いえ、充足と言う言葉も不足と言う言葉も、幸不幸という言葉もない、調和の世界です。あるものがあるままの状態で調和をはかる世界です。山が鮮やかな緑に変わりました。生れて、祝福されて、いまあるものたちが息づいて、なんとも豊かないのちの光景・・・。そのひとつのピースとしても「私」。
感じる力、考える力を持っている人間がしあわせとはなにかに気付かないはずないですね。
汲めども尽きないもののあること、それが「私」を含む身近にあることに、いまさらの感謝を抱きます。