【WEB】FAST #中川大志#
“やったことのない役”
“やったことのない仕事”
“会ったことのない人に会う”
初めてのことを沢山やりたい
俳優としての多忙な毎日を送る中で、釣りやゴルフといった趣味にも熱中するなど、とにかくアクティブな印象の中川さん。そんな彼が今、ハマっているものや休みの時にやりたい事、そしてもし1ヶ月休みがあったら何をしたいか、などなどパーソナルな内容をインタビュー。これまで意外と知られることのなかった、素の中川さんの姿に迫りました。
中川さんはゴルフと釣りのイメージが強くあります。特にゴルフはプロ級だとか。
誰が言ったんですか(笑)。全然そんなことはないです。今回の大河ドラマにもゴルフをされている方が多くて、現場でも小栗さんとか大泉さんとかとよく話していますね。
ゴルフのどういったところが楽しいですか?
外の空気を吸うだけでリフレッシュできるので。外に出るのが好きなんですよ。釣りもそうですし。普段は携帯を見たり、パソコンを見たりであまり遠くを見ることってない。ゴルフや釣りをやっていると、遠くみてなかったんだなって気付かされるんですよね。
釣りでも小型船舶免許を持っているなど、趣味へののめり込み方が凄いです!
凝り性なんでしょうね(笑)。船舶免許は川や湖で釣りをする時、自由にボートを動かしたいと思って取りました。今までは釣りは湖がメインでした。でも、ここ数年で海釣りの楽しさに気づきました。僕はこれまでブラックバスを釣っていましたが、バス釣りは釣って終わりでした。海釣りは釣った魚などを食べるまでの楽しみがあって、そこが新鮮で楽しいです!
ゴルフや釣り以外でハマっていることはありますか?
2020年の自粛期間の時からオンラインゲームをやるようになりました。友達からは「お前がオンラインゲームをやる時代がきたか」って驚かれました(笑)。今までは誘われてもやってませんでしたが、家にいる時間が増えて、やってみようかなと思い始めました。友達と会話しながらやってますね。でも始めちゃうと長くなるので、時間がある時にやるようにしています。
休みの日は何をしていますか?
休みの日に何するかは状況によって変わるんですよね。例えば忙しい中でポンと1日空いた時は、めちゃくちゃスケジュール詰め込んで、やりたいことを一気にやります。反対に連休になった時は意外とどこにも行かず、のんびりしちゃいます(笑)。
もし、1ヶ月が丸々休みだったら何をしますか?
まず1週間くらいは旅行に行きたいです。お酒が好きなので、次の日のことを考えずに飲んで食べて、楽しみたいです。残りは何しようかな(笑)。 読もうと思ってた本とか映画を見たりするかもしれません。でも、休みが1ヶ月もあったら逆に怖いです。1ヶ月もいらない(笑)。使いきれないです。
今後プライベートで挑戦したいことはありますか?
最近ちょこちょこ料理をするようになりました。一人だとなかなかやろうというモチベーションが湧きませんでしたが、料理のレシピを紹介しているインスタグラムから影響を受けました。漬物を作ったり、ナムルを作ったりしています。完全にお酒のあてですね(笑)。他にも煮込みうどんとかチャーハンとか作ってます。もうちょっとレパートリーを増やせたらいいなと思っています。
最後に今後、俳優としてどうなっていきたいですか?
ずっと変わっていない目標ですが、30歳くらいまでは、“やったことのない役”“やったことのない仕事”“会ったことのない人に会う”といった初めてのことを沢山やりたいと思っています。自分をどんどんアップデートしていきたいです。見ている人もその方が面白いし、僕も楽しい。その先はどうなっているのか、自分でも分かりません。エネルギーがいっぱいあるうちに、動けるだけ動きたいなと思っています。何事にもビビらずにチャレンジしていきたいです。
中川大志
なかがわ たいし
言葉の一つひとつが丁寧。インタビューには真摯に向き合って答えてくださいました。撮影時はとてもナチュラルで、さまざまな表情を見せてくださいました!スタッフにも冗談交じりで笑わせてくださり、楽しい取材をありがとうございました!
大人になった中川さんが演じる畠山重忠。とても楽しみです!
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
NHK総合 毎週日曜 20時 放送
作:三谷幸喜
音楽:エバン・コール
語り:長澤まさみ
出演:小栗旬 新垣結衣 菅田将暉 小池栄子 中川大志 宮澤エマ 片岡愛之助 / 山本耕史 青木崇高 江口のりこ 小泉孝太郎 中村獅童 / 松平健 佐藤浩市 國村隼 佐藤二朗 鈴木京香 / 浅野和之 坂東彌十郎 宮沢りえ 大泉洋 西田敏行
※Item credit
コート¥158,400/パーム・エンジェルス
ニット¥165,000、パンツ¥139,700/ともに オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー
(以上すべて イーストランド 03-6231-2970)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
スタイリスト:徳永貴士
ヘアメイク:堤紗也香
ディレクション:半澤暁
インタビュー:山根将悟
記事:山根将悟/近谷奈生
https://t.cn/A6J6H0Bg
#鎌倉殿の13人#
“やったことのない役”
“やったことのない仕事”
“会ったことのない人に会う”
初めてのことを沢山やりたい
俳優としての多忙な毎日を送る中で、釣りやゴルフといった趣味にも熱中するなど、とにかくアクティブな印象の中川さん。そんな彼が今、ハマっているものや休みの時にやりたい事、そしてもし1ヶ月休みがあったら何をしたいか、などなどパーソナルな内容をインタビュー。これまで意外と知られることのなかった、素の中川さんの姿に迫りました。
中川さんはゴルフと釣りのイメージが強くあります。特にゴルフはプロ級だとか。
誰が言ったんですか(笑)。全然そんなことはないです。今回の大河ドラマにもゴルフをされている方が多くて、現場でも小栗さんとか大泉さんとかとよく話していますね。
ゴルフのどういったところが楽しいですか?
外の空気を吸うだけでリフレッシュできるので。外に出るのが好きなんですよ。釣りもそうですし。普段は携帯を見たり、パソコンを見たりであまり遠くを見ることってない。ゴルフや釣りをやっていると、遠くみてなかったんだなって気付かされるんですよね。
釣りでも小型船舶免許を持っているなど、趣味へののめり込み方が凄いです!
凝り性なんでしょうね(笑)。船舶免許は川や湖で釣りをする時、自由にボートを動かしたいと思って取りました。今までは釣りは湖がメインでした。でも、ここ数年で海釣りの楽しさに気づきました。僕はこれまでブラックバスを釣っていましたが、バス釣りは釣って終わりでした。海釣りは釣った魚などを食べるまでの楽しみがあって、そこが新鮮で楽しいです!
ゴルフや釣り以外でハマっていることはありますか?
2020年の自粛期間の時からオンラインゲームをやるようになりました。友達からは「お前がオンラインゲームをやる時代がきたか」って驚かれました(笑)。今までは誘われてもやってませんでしたが、家にいる時間が増えて、やってみようかなと思い始めました。友達と会話しながらやってますね。でも始めちゃうと長くなるので、時間がある時にやるようにしています。
休みの日は何をしていますか?
休みの日に何するかは状況によって変わるんですよね。例えば忙しい中でポンと1日空いた時は、めちゃくちゃスケジュール詰め込んで、やりたいことを一気にやります。反対に連休になった時は意外とどこにも行かず、のんびりしちゃいます(笑)。
もし、1ヶ月が丸々休みだったら何をしますか?
まず1週間くらいは旅行に行きたいです。お酒が好きなので、次の日のことを考えずに飲んで食べて、楽しみたいです。残りは何しようかな(笑)。 読もうと思ってた本とか映画を見たりするかもしれません。でも、休みが1ヶ月もあったら逆に怖いです。1ヶ月もいらない(笑)。使いきれないです。
今後プライベートで挑戦したいことはありますか?
最近ちょこちょこ料理をするようになりました。一人だとなかなかやろうというモチベーションが湧きませんでしたが、料理のレシピを紹介しているインスタグラムから影響を受けました。漬物を作ったり、ナムルを作ったりしています。完全にお酒のあてですね(笑)。他にも煮込みうどんとかチャーハンとか作ってます。もうちょっとレパートリーを増やせたらいいなと思っています。
最後に今後、俳優としてどうなっていきたいですか?
ずっと変わっていない目標ですが、30歳くらいまでは、“やったことのない役”“やったことのない仕事”“会ったことのない人に会う”といった初めてのことを沢山やりたいと思っています。自分をどんどんアップデートしていきたいです。見ている人もその方が面白いし、僕も楽しい。その先はどうなっているのか、自分でも分かりません。エネルギーがいっぱいあるうちに、動けるだけ動きたいなと思っています。何事にもビビらずにチャレンジしていきたいです。
中川大志
なかがわ たいし
言葉の一つひとつが丁寧。インタビューには真摯に向き合って答えてくださいました。撮影時はとてもナチュラルで、さまざまな表情を見せてくださいました!スタッフにも冗談交じりで笑わせてくださり、楽しい取材をありがとうございました!
大人になった中川さんが演じる畠山重忠。とても楽しみです!
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
NHK総合 毎週日曜 20時 放送
作:三谷幸喜
音楽:エバン・コール
語り:長澤まさみ
出演:小栗旬 新垣結衣 菅田将暉 小池栄子 中川大志 宮澤エマ 片岡愛之助 / 山本耕史 青木崇高 江口のりこ 小泉孝太郎 中村獅童 / 松平健 佐藤浩市 國村隼 佐藤二朗 鈴木京香 / 浅野和之 坂東彌十郎 宮沢りえ 大泉洋 西田敏行
※Item credit
コート¥158,400/パーム・エンジェルス
ニット¥165,000、パンツ¥139,700/ともに オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー
(以上すべて イーストランド 03-6231-2970)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
スタイリスト:徳永貴士
ヘアメイク:堤紗也香
ディレクション:半澤暁
インタビュー:山根将悟
記事:山根将悟/近谷奈生
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#鎌倉殿の13人#
【20220101冬婚repo】
KinKi Kidsが伝えたエンターテインメントへの思い
https://t.cn/A6JLSFPJ
今年、CDデビューから25周年を迎えたKinKi Kidsが、6年ぶりとなる元日の東京ドームコンサートを開催した。
1998年に初めて東京ドームでのライブを行ってから、今回で24回、公演回数は59回となり、自身の持つ「単独アーティストによる東京ドーム最多公演数」の記録を更新。そんなメモリアルなライブは、コロナ禍の影響もあり、ジャニーズでは異例のステージだった。
——キンキらしいやりとりに笑いも
舞台上には、ピンスポットが当たったグランドピアノ一台。1曲目「新しい時代」のイントロを弾き始めると2人が登場した。
曲終わりには、光一が「さて、新しい時代が始まりました。こうして急遽決まった我々のコンサートなんですけど、こんなにも来ていただいてありがとうございます」と挨拶。
そんな姿を横で見つめていた剛は、「まま、座れば?」と光一に言いながら先にイスに座り始めると、「君の家みたいな言い方しないでくれる(笑)」とツッコミ。キンキらしいやりとりに観客から笑いがこぼれた。
今回のライブは昨年11月に発表されてから、準備期間があまり取れないなかで進められた。結果的にピアノ一本で行うことに、光一は「ものすごい贅沢な使い方じゃないですか。今回はもうピアノ演奏者の園田さん頼りだからね」と笑いながら話すと、剛は「ただ我々も女性でいうと、ノーメイクの素顔に近い状態ですよ」とコメント。
プレッシャーを感じている様子を見せながらも、剛が「ピアノ1本だから、いつもとは違う歌に聞こえると思う。いかにプロだっていうところを見せますよ」と意気込む。その後、「to Heart」「スワンソング」をピアノアレンジのバージョンで披露した。
——コロナ禍でのライブエンターテイメントへの思い
MCでは、このライブの前日に同場所で2年ぶりに行われた「ジャニーズカウントダウンコンサート」の話題へ。
総合司会としてライブを盛り上げた2人。光一は、「やっぱり若いグループだとファンも若い子が多いじゃない。そういう若い子が思わず漏れ出ちゃう声を押さえながらも楽しんでる姿がとても素敵な空間でした」と話す。
これに剛は「こういう姿勢をもっと世の中の人に見てもらいたい。ほかのアーティストの人たちもやればやるほど、いろいろ言われたりするけど、一生懸命にやってるやんか。イメージが先行して言いたくなる気持ちは分かるけど、今を一緒に生きてるんだから、エンターテインメントを通して、1つになれている事実も知ってもらいたいと思う」と訴えた。
その一方で、「1グループの人数も多いからね、お年玉がえげつない。昨日だと我々が一番上になっちゃったから、そうなるじゃない。デビューしてない子達もいるからね。計算していく段階で、もうしんどかったよね」と剛が切り出すと、光一も「すんげー出費だった」と声を合わせて、年長グループの役割の大変さも笑いながら語っていた。
——コロナ禍で変わった「楽曲の響き方」
また、コロナ禍で自分たちの楽曲の響き方も変わってきたという。
「雪白の月」を歌い終えると、光一が「この曲が収録されたのはコロナ前だったけど、音楽や歌詞がすべてそこに寄り添っているように聞こえる部分があるよね」と感想を話すと、剛も「別れの曲でラブソングなんだけど、好きな人ほど近くにいけないとか、手を繋げないとか抱きしめられないとか。ラブソングのなかにあるそういうのが、不思議な響き方をしてきちゃうなと思う」とうなずいた。
そして、剛が吉田拓郎の新曲のアレンジ発注を受けていることを明かしたうえで、「拓郎さんがコロナを経験してきて感じたことが色濃く出てる。ちょっと悲しいフレーズがポロッと入ってたりしていて、家で泣きそうになっちゃって」と言うと、光一は「わかる。拓郎さんに作ってもらった『全部だきしめて』も今聴くと泣けるし、キュンキュンしちゃう」と話す。
それに対して、「当時我々は暗かったですからねえ。年取ったんですね、早い話」と、2人が笑い合う姿が印象的だった。
25円でCMに出演!?
25周年イヤーには、様々なプロジェクトが用意されていることも発表され、その1つが、KinKi Kidsが契約料25円(税別)でCM出演するというもの。また、このCMで流れる楽曲は久しぶりに2人が作詞作曲を担当する。
剛は「コロナ禍で音楽を続けられなくなって辞めた仲間もいるし、生活環境が変わってしまった会社の方々もたくさんいると思うので。今年から盛り上げて明るい時代にしたいなっていう想いをその会社や商品と一緒に伝えていければいい」と語り、光一も「KinKiって出演料高いんでしょって思われていた方も、本当に25円で出ますから。商店街の一角にある練り物屋さんのCMでも全然やります。事務所が引いて、その二等分が僕らのギャラですからね(笑)。僕らも25周年なのでたくさんの方に協力したいし、ありがとうの恩返しをしたい」とコメントした。
さらに他のプロジェクトについては、光一が「すべて形にするのは難しいかもしれないけど、それらが形になったら喜んでもらえると思うので楽しみに待っていてください!」と呼びかけた。
ファンに直接伝えた25周年の感謝
ライブも終盤戦。新年に相応しい楽曲「Happy Happy Greeting」や、「愛のかたまり」「Family~ひとつになること」を披露した。
続いて、ステージ中央の大型モニターに、KinKi Kidsのデビューから現在に至るまでの楽曲やライブ映像が流れると、ハンカチで涙を拭うファンの姿も多かった。
映像の終わりとともに「Anniversary」を歌い始める。さらに曲の途中でステージの大型モニターが開いて、オーケストラが登場。その重厚な演奏とKinKi Kidsのハーモニーが重なり、東京ドームを包み込んでいった。
ライブの最後の挨拶には、ファンと共にあった25周年に感謝の想いが溢れていた。
光一「貴重な元旦という日に、しかもこんな急遽なお知らせにも関わらず、参加していただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。私事ですが、毎年(元日の)誕生日を祝ってもらえることが嬉しいことですし、なによりも2022年はKinKi Kidsにとって25周年だということ。その感謝を多方面の方々に伝えていくことかなと思っております。2人の活動も増えていくと思いますし、そういった時間をみなさんと共有していければいいなと思っておりますので、25周年のその先もどうか我々について来てほしいなと思います」
剛「僕たちは今までいろんなステージに立ってきました。そして、色んな時代を歩いてきました。そのときに、いつも傍にいてくださったのは、応援してくださる皆さん。そんな皆さんにも家庭ができたり、月日はどんどん移り変わっていって。それでも、こうして一緒に居てくださる方たちがいて、大変な時代のなかでKinKi Kidsと一緒に時間を過ごしてくださる方がこんなにいるんだということに幸せに感じていますし、感謝しています。2022年はみんなにとっても、僕らにとっても、愛の一年になるといいなと思っています。一緒に歩いていきましょう!」
そしてラストナンバーに選んだのは、デビュー曲「硝子の少年」。オーケストラとピアノの演奏に乗せて、KinKi Kidsの歌声がペンライトの揺れる会場に染み渡っていった。
どんな状況下でも、与えられた環境で最大限のエンターテインメントを提供する。2時間20分の贅沢な空間を堪能したライブだった。2人のプロとしての姿勢と想いに感謝を伝えるように、幕が下りたあとも、しばらく拍手は鳴りやまなかった。
取材・文/吉岡 俊
KinKi Kidsが伝えたエンターテインメントへの思い
https://t.cn/A6JLSFPJ
今年、CDデビューから25周年を迎えたKinKi Kidsが、6年ぶりとなる元日の東京ドームコンサートを開催した。
1998年に初めて東京ドームでのライブを行ってから、今回で24回、公演回数は59回となり、自身の持つ「単独アーティストによる東京ドーム最多公演数」の記録を更新。そんなメモリアルなライブは、コロナ禍の影響もあり、ジャニーズでは異例のステージだった。
——キンキらしいやりとりに笑いも
舞台上には、ピンスポットが当たったグランドピアノ一台。1曲目「新しい時代」のイントロを弾き始めると2人が登場した。
曲終わりには、光一が「さて、新しい時代が始まりました。こうして急遽決まった我々のコンサートなんですけど、こんなにも来ていただいてありがとうございます」と挨拶。
そんな姿を横で見つめていた剛は、「まま、座れば?」と光一に言いながら先にイスに座り始めると、「君の家みたいな言い方しないでくれる(笑)」とツッコミ。キンキらしいやりとりに観客から笑いがこぼれた。
今回のライブは昨年11月に発表されてから、準備期間があまり取れないなかで進められた。結果的にピアノ一本で行うことに、光一は「ものすごい贅沢な使い方じゃないですか。今回はもうピアノ演奏者の園田さん頼りだからね」と笑いながら話すと、剛は「ただ我々も女性でいうと、ノーメイクの素顔に近い状態ですよ」とコメント。
プレッシャーを感じている様子を見せながらも、剛が「ピアノ1本だから、いつもとは違う歌に聞こえると思う。いかにプロだっていうところを見せますよ」と意気込む。その後、「to Heart」「スワンソング」をピアノアレンジのバージョンで披露した。
——コロナ禍でのライブエンターテイメントへの思い
MCでは、このライブの前日に同場所で2年ぶりに行われた「ジャニーズカウントダウンコンサート」の話題へ。
総合司会としてライブを盛り上げた2人。光一は、「やっぱり若いグループだとファンも若い子が多いじゃない。そういう若い子が思わず漏れ出ちゃう声を押さえながらも楽しんでる姿がとても素敵な空間でした」と話す。
これに剛は「こういう姿勢をもっと世の中の人に見てもらいたい。ほかのアーティストの人たちもやればやるほど、いろいろ言われたりするけど、一生懸命にやってるやんか。イメージが先行して言いたくなる気持ちは分かるけど、今を一緒に生きてるんだから、エンターテインメントを通して、1つになれている事実も知ってもらいたいと思う」と訴えた。
その一方で、「1グループの人数も多いからね、お年玉がえげつない。昨日だと我々が一番上になっちゃったから、そうなるじゃない。デビューしてない子達もいるからね。計算していく段階で、もうしんどかったよね」と剛が切り出すと、光一も「すんげー出費だった」と声を合わせて、年長グループの役割の大変さも笑いながら語っていた。
——コロナ禍で変わった「楽曲の響き方」
また、コロナ禍で自分たちの楽曲の響き方も変わってきたという。
「雪白の月」を歌い終えると、光一が「この曲が収録されたのはコロナ前だったけど、音楽や歌詞がすべてそこに寄り添っているように聞こえる部分があるよね」と感想を話すと、剛も「別れの曲でラブソングなんだけど、好きな人ほど近くにいけないとか、手を繋げないとか抱きしめられないとか。ラブソングのなかにあるそういうのが、不思議な響き方をしてきちゃうなと思う」とうなずいた。
そして、剛が吉田拓郎の新曲のアレンジ発注を受けていることを明かしたうえで、「拓郎さんがコロナを経験してきて感じたことが色濃く出てる。ちょっと悲しいフレーズがポロッと入ってたりしていて、家で泣きそうになっちゃって」と言うと、光一は「わかる。拓郎さんに作ってもらった『全部だきしめて』も今聴くと泣けるし、キュンキュンしちゃう」と話す。
それに対して、「当時我々は暗かったですからねえ。年取ったんですね、早い話」と、2人が笑い合う姿が印象的だった。
25円でCMに出演!?
25周年イヤーには、様々なプロジェクトが用意されていることも発表され、その1つが、KinKi Kidsが契約料25円(税別)でCM出演するというもの。また、このCMで流れる楽曲は久しぶりに2人が作詞作曲を担当する。
剛は「コロナ禍で音楽を続けられなくなって辞めた仲間もいるし、生活環境が変わってしまった会社の方々もたくさんいると思うので。今年から盛り上げて明るい時代にしたいなっていう想いをその会社や商品と一緒に伝えていければいい」と語り、光一も「KinKiって出演料高いんでしょって思われていた方も、本当に25円で出ますから。商店街の一角にある練り物屋さんのCMでも全然やります。事務所が引いて、その二等分が僕らのギャラですからね(笑)。僕らも25周年なのでたくさんの方に協力したいし、ありがとうの恩返しをしたい」とコメントした。
さらに他のプロジェクトについては、光一が「すべて形にするのは難しいかもしれないけど、それらが形になったら喜んでもらえると思うので楽しみに待っていてください!」と呼びかけた。
ファンに直接伝えた25周年の感謝
ライブも終盤戦。新年に相応しい楽曲「Happy Happy Greeting」や、「愛のかたまり」「Family~ひとつになること」を披露した。
続いて、ステージ中央の大型モニターに、KinKi Kidsのデビューから現在に至るまでの楽曲やライブ映像が流れると、ハンカチで涙を拭うファンの姿も多かった。
映像の終わりとともに「Anniversary」を歌い始める。さらに曲の途中でステージの大型モニターが開いて、オーケストラが登場。その重厚な演奏とKinKi Kidsのハーモニーが重なり、東京ドームを包み込んでいった。
ライブの最後の挨拶には、ファンと共にあった25周年に感謝の想いが溢れていた。
光一「貴重な元旦という日に、しかもこんな急遽なお知らせにも関わらず、参加していただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。私事ですが、毎年(元日の)誕生日を祝ってもらえることが嬉しいことですし、なによりも2022年はKinKi Kidsにとって25周年だということ。その感謝を多方面の方々に伝えていくことかなと思っております。2人の活動も増えていくと思いますし、そういった時間をみなさんと共有していければいいなと思っておりますので、25周年のその先もどうか我々について来てほしいなと思います」
剛「僕たちは今までいろんなステージに立ってきました。そして、色んな時代を歩いてきました。そのときに、いつも傍にいてくださったのは、応援してくださる皆さん。そんな皆さんにも家庭ができたり、月日はどんどん移り変わっていって。それでも、こうして一緒に居てくださる方たちがいて、大変な時代のなかでKinKi Kidsと一緒に時間を過ごしてくださる方がこんなにいるんだということに幸せに感じていますし、感謝しています。2022年はみんなにとっても、僕らにとっても、愛の一年になるといいなと思っています。一緒に歩いていきましょう!」
そしてラストナンバーに選んだのは、デビュー曲「硝子の少年」。オーケストラとピアノの演奏に乗せて、KinKi Kidsの歌声がペンライトの揺れる会場に染み渡っていった。
どんな状況下でも、与えられた環境で最大限のエンターテインメントを提供する。2時間20分の贅沢な空間を堪能したライブだった。2人のプロとしての姿勢と想いに感謝を伝えるように、幕が下りたあとも、しばらく拍手は鳴りやまなかった。
取材・文/吉岡 俊
#日剧美丽的他[超话]##八木勇征##萩原利久# 采访
cr.wotopi 2021/11/18
——お二人は初共演ですが、最初に会った時の印象は?
萩原:勇征くんは、明るくていい人です。僕は初対面のとき緊張して遠慮がちになってしまうのですが、勇征くんはすごく丁寧な挨拶をしてくれました。「なんて気持ちのいい挨拶なんだ」と感動して、次に現場で会うときは僕も元気を多めに出していこうって思ったほどです。そういうポジティブな印象が今日まで変わらないです。第一印象って変わっていくものだと思うのですが、最初の印象のままという珍しいタイプの人です。
八木:今、とてもいい気分です(笑)。
萩原:実年齢では僕が1歳年下なので、時々お兄さんのように接してくれたりしつつ、同級生のような気さくさもあって。丁寧で明るくて話しやすい。頼れる人ですね。
八木:ありがとう。僕は利久くんとは真逆で、今では第一印象がひっくり返っています。最初は真面目で物静かなタイプなのかと思ったのですが、利久くんは「少年」です。活発な短パン小僧!という感じですね。
萩原:あはは!(笑)。
八木:この明るさが本当に素敵で。現場にいると体力的にも精神的にもちょっとハードだなと思う瞬間があるのですが、そんな時に雰囲気を変えてくれるのが利久くんなんです。演者だけでなく、スタッフさんたちも巻き込んで現場を明るくしてくれる。そんな魅力を持つ人だと思います。
——萩原さんは役者としてキャリアを積み、八木さんはグループでアーティストとしても活動をされています。普段のフィールドが違うからこそ、刺激を受けた部分があれば教えてください。
八木:僕が受け取ったのは、空間を共有する力。利久くんと演技をしていると、今こんな空間にいて、だからこういう芝居なんだなというのが伝わってくるんです。経験を重ねないとできないことだと思いますし、現場でたくさんのことを学ばせてもらっています。役者として学んでいることがライブにも活かせるなって思う瞬間もあるんですよ。
萩原:そうなんだ。
八木:たとえば、ライブ会場でどんな世界観や空間を作るのか、自分たちがちゃんと空間を把握できていなければ、ただ歌って踊っているだけになってしまいます。自分たちの空間を作り上げてこそ、ライブに来てくださるたくさんの人とも感情を共有できるなって。逆にライブの経験で得たことも俳優としての活動に活かせるかもしれないと思っていて、それぞれ影響を与え合っているんだなと感じます。
萩原:僕が感じたのは……。まず、体力が桁違いです。普段から運動をたくさんしているのもあると思いますが、朝の状態が僕とは全然違うんですよね。僕が「目が開かないよー」としょぼしょぼしているのに対して、勇征くんはいつでもぱっちりしているんです。
八木:そうかな?(笑)
萩原:とにかく元気。というか……気持ちがいいんです。存在自体が。同じようなスケジュールのはずなのに、どうしてここまで違うのか驚いています。たとえば、翌日が撮休で僕が「やったー」と喜ぶ側で、勇征くんは「ライブのリハ行ってきます」みたいな。全然休みがないんですよ。そんな姿を見ると休みたいなんて口が裂けても言えないです。隣にものすごい努力をしている人がいると、引っ張ってもらえるというか。自分も頑張らなきゃ、踏ん張りたいなという刺激を受けます。勇征くんと居ると、元気な人は周囲にもポジティブな影響を与えるんだと実感しますね。
——八木さんのその元気は、どこから?
八木:自分が感じる楽しいという感情からですかね。好きなことをしているのに元気じゃない状態になるのは不自然というか、100%で楽しめないのはもったいないと思ってしまうんです。何より、グループ活動があるからこそ、こういった個人活動もさせていただけるので。感謝して、楽しんで。好きなことに対して楽しまなきゃ損だって思う気持ちが、僕の原動力だと思います。あとはよく食べてよく寝る!
——よく食べてよく寝る、大事ですよね。萩原さんはいかがですか?
萩原:僕は玉置浩二さんが好きで、朝、玉置さんの曲を聴いて1日を始めます。それから、好きなスポーツを観ること。好きなことや好きな人から元気をもらっています。
——それは、萩原さん演じる平良が清居に強烈に惹かれてしまう部分と通じるところもあるかもしれませんね。
萩原:そうですね。平良と清居の関係はアイドルファンとアイドルに近いのかもしれないと思いました。僕も好きなスポーツ選手を日々のモチベーションにするので、誰かに強く憧れる平良の心境に共感できました。そして、そういう存在の人が身近にいたら、生活が激変するのもよくわかる。ただ、あんなに何度も突き放されたら心が折れると思いますけど(苦笑)。
八木:毎日(撮影で)「キモい」って言ってるからね。
萩原:はい。毎日言われてます(笑)。
八木:僕は人に「キモい」と言えない……というか言いません。そこは明らかに清居と違う点。でも、いただいた設定資料に書かれていた、清居の生い立ちを見て共感する部分はありました。僕自身も、母と二人の生活だったので。母の帰りが遅くなるときは寂しくて、友達と遅くまで遊んで一人でいる時間を少なくしたいと思ったこともありましたし……。孤独だから誰かを求めたり、人に囲まれていても孤独を感じたり、というのはわかる気がしました。
——今作のオファーを受けた時のことは覚えていらっしゃいますか?
萩原:初めてのジャンルだったので、挑戦だなと思いました。高校生の役は10代の頃にもありましたが、今の自分としてどう入っていこうかなという楽しみな気持ちと、緊張と挑戦と。同時にいろんな感情が浮かんできました。
八木:僕自身は、連続ドラマの主演が初めてなので、全てが新鮮で衝撃的でした。BLというジャンルにも、全く戸惑いはありません。恋愛観はそれぞれですし、今は(それらを含む作品があることが)浸透してきていますよね。実際に自分がこの作品に携わったことで、愛は自由なものだとより思うようにもなりました。
萩原:先ほど挑戦と言いましたが、それは自分がこのジャンルの作品に出演することに対する思いではなく、作品として表現するうえでの挑戦です。たとえば、身長が同じだと目線も同じですし。そういう二人が同じ画面の中に存在するときに、どういう見え方になるのだろうとか。いち視聴者として見ている時には深く考えたことがなかったので、挑戦だと思いました。
——撮影の感想は?
八木:酒井(麻衣)監督は、きれいな画を撮りたいと最初からおっしゃっていて。どう見えるか考えながら演じるのは楽しかったですね。顔を寄せるシーンも、「こっちのほうがきれいに見えるかな」と現場でアイデアを出して確認して。リハーサルや段取りの時間も楽しいなと感じました。
萩原:酒井監督とご一緒するのは3回目になります。僕は、監督のことを全面的に信頼しているんです。演者が余計なことを考えなくていいように、演者ファーストな現場を作ってくださるから。そして、酒井監督が撮る作品は映像が本当にきれいなんです。僕らが想像する何倍も細部までこだわりを持って作られているんですよ。本作も、会話、動き、目線、風景どれも丁寧に作っているので、画面の隅々まで注目して見ていただけるとうれしいです。
八木:清居と平良以外の人間関係も見ていただきたいです。いろんな感情を投影できるような作品になっていると思いますので、楽しみに待っていてください。
cr.wotopi 2021/11/18
——お二人は初共演ですが、最初に会った時の印象は?
萩原:勇征くんは、明るくていい人です。僕は初対面のとき緊張して遠慮がちになってしまうのですが、勇征くんはすごく丁寧な挨拶をしてくれました。「なんて気持ちのいい挨拶なんだ」と感動して、次に現場で会うときは僕も元気を多めに出していこうって思ったほどです。そういうポジティブな印象が今日まで変わらないです。第一印象って変わっていくものだと思うのですが、最初の印象のままという珍しいタイプの人です。
八木:今、とてもいい気分です(笑)。
萩原:実年齢では僕が1歳年下なので、時々お兄さんのように接してくれたりしつつ、同級生のような気さくさもあって。丁寧で明るくて話しやすい。頼れる人ですね。
八木:ありがとう。僕は利久くんとは真逆で、今では第一印象がひっくり返っています。最初は真面目で物静かなタイプなのかと思ったのですが、利久くんは「少年」です。活発な短パン小僧!という感じですね。
萩原:あはは!(笑)。
八木:この明るさが本当に素敵で。現場にいると体力的にも精神的にもちょっとハードだなと思う瞬間があるのですが、そんな時に雰囲気を変えてくれるのが利久くんなんです。演者だけでなく、スタッフさんたちも巻き込んで現場を明るくしてくれる。そんな魅力を持つ人だと思います。
——萩原さんは役者としてキャリアを積み、八木さんはグループでアーティストとしても活動をされています。普段のフィールドが違うからこそ、刺激を受けた部分があれば教えてください。
八木:僕が受け取ったのは、空間を共有する力。利久くんと演技をしていると、今こんな空間にいて、だからこういう芝居なんだなというのが伝わってくるんです。経験を重ねないとできないことだと思いますし、現場でたくさんのことを学ばせてもらっています。役者として学んでいることがライブにも活かせるなって思う瞬間もあるんですよ。
萩原:そうなんだ。
八木:たとえば、ライブ会場でどんな世界観や空間を作るのか、自分たちがちゃんと空間を把握できていなければ、ただ歌って踊っているだけになってしまいます。自分たちの空間を作り上げてこそ、ライブに来てくださるたくさんの人とも感情を共有できるなって。逆にライブの経験で得たことも俳優としての活動に活かせるかもしれないと思っていて、それぞれ影響を与え合っているんだなと感じます。
萩原:僕が感じたのは……。まず、体力が桁違いです。普段から運動をたくさんしているのもあると思いますが、朝の状態が僕とは全然違うんですよね。僕が「目が開かないよー」としょぼしょぼしているのに対して、勇征くんはいつでもぱっちりしているんです。
八木:そうかな?(笑)
萩原:とにかく元気。というか……気持ちがいいんです。存在自体が。同じようなスケジュールのはずなのに、どうしてここまで違うのか驚いています。たとえば、翌日が撮休で僕が「やったー」と喜ぶ側で、勇征くんは「ライブのリハ行ってきます」みたいな。全然休みがないんですよ。そんな姿を見ると休みたいなんて口が裂けても言えないです。隣にものすごい努力をしている人がいると、引っ張ってもらえるというか。自分も頑張らなきゃ、踏ん張りたいなという刺激を受けます。勇征くんと居ると、元気な人は周囲にもポジティブな影響を与えるんだと実感しますね。
——八木さんのその元気は、どこから?
八木:自分が感じる楽しいという感情からですかね。好きなことをしているのに元気じゃない状態になるのは不自然というか、100%で楽しめないのはもったいないと思ってしまうんです。何より、グループ活動があるからこそ、こういった個人活動もさせていただけるので。感謝して、楽しんで。好きなことに対して楽しまなきゃ損だって思う気持ちが、僕の原動力だと思います。あとはよく食べてよく寝る!
——よく食べてよく寝る、大事ですよね。萩原さんはいかがですか?
萩原:僕は玉置浩二さんが好きで、朝、玉置さんの曲を聴いて1日を始めます。それから、好きなスポーツを観ること。好きなことや好きな人から元気をもらっています。
——それは、萩原さん演じる平良が清居に強烈に惹かれてしまう部分と通じるところもあるかもしれませんね。
萩原:そうですね。平良と清居の関係はアイドルファンとアイドルに近いのかもしれないと思いました。僕も好きなスポーツ選手を日々のモチベーションにするので、誰かに強く憧れる平良の心境に共感できました。そして、そういう存在の人が身近にいたら、生活が激変するのもよくわかる。ただ、あんなに何度も突き放されたら心が折れると思いますけど(苦笑)。
八木:毎日(撮影で)「キモい」って言ってるからね。
萩原:はい。毎日言われてます(笑)。
八木:僕は人に「キモい」と言えない……というか言いません。そこは明らかに清居と違う点。でも、いただいた設定資料に書かれていた、清居の生い立ちを見て共感する部分はありました。僕自身も、母と二人の生活だったので。母の帰りが遅くなるときは寂しくて、友達と遅くまで遊んで一人でいる時間を少なくしたいと思ったこともありましたし……。孤独だから誰かを求めたり、人に囲まれていても孤独を感じたり、というのはわかる気がしました。
——今作のオファーを受けた時のことは覚えていらっしゃいますか?
萩原:初めてのジャンルだったので、挑戦だなと思いました。高校生の役は10代の頃にもありましたが、今の自分としてどう入っていこうかなという楽しみな気持ちと、緊張と挑戦と。同時にいろんな感情が浮かんできました。
八木:僕自身は、連続ドラマの主演が初めてなので、全てが新鮮で衝撃的でした。BLというジャンルにも、全く戸惑いはありません。恋愛観はそれぞれですし、今は(それらを含む作品があることが)浸透してきていますよね。実際に自分がこの作品に携わったことで、愛は自由なものだとより思うようにもなりました。
萩原:先ほど挑戦と言いましたが、それは自分がこのジャンルの作品に出演することに対する思いではなく、作品として表現するうえでの挑戦です。たとえば、身長が同じだと目線も同じですし。そういう二人が同じ画面の中に存在するときに、どういう見え方になるのだろうとか。いち視聴者として見ている時には深く考えたことがなかったので、挑戦だと思いました。
——撮影の感想は?
八木:酒井(麻衣)監督は、きれいな画を撮りたいと最初からおっしゃっていて。どう見えるか考えながら演じるのは楽しかったですね。顔を寄せるシーンも、「こっちのほうがきれいに見えるかな」と現場でアイデアを出して確認して。リハーサルや段取りの時間も楽しいなと感じました。
萩原:酒井監督とご一緒するのは3回目になります。僕は、監督のことを全面的に信頼しているんです。演者が余計なことを考えなくていいように、演者ファーストな現場を作ってくださるから。そして、酒井監督が撮る作品は映像が本当にきれいなんです。僕らが想像する何倍も細部までこだわりを持って作られているんですよ。本作も、会話、動き、目線、風景どれも丁寧に作っているので、画面の隅々まで注目して見ていただけるとうれしいです。
八木:清居と平良以外の人間関係も見ていただきたいです。いろんな感情を投影できるような作品になっていると思いますので、楽しみに待っていてください。
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