堂本光一主演「Endless SHOCK -Eternal-」で佐藤勝利、北山宏光が新ライバル役に!5年ぶり博多座公演も
2022年02月18日
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堂本光一がミュージカル単独主演記録を更新し続けている「SHOCK」シリーズの最新公演となる「Endless SHOCK -Eternal-」の制作発表会見が2月17日(木)に行われ、主演の堂本、今年新たにライバル役を務めるKis-My-Ft2・北山宏光、Sexy Zone・佐藤勝利、そして綺咲愛里、島田歌穂、前田美波里の6人が登壇した。会見では、帝国劇場・博多座での「Endless SHOCK -Eternal-」上演に加え、新キャストと共に無観客の劇場でパフォーマンスする「Endless SHOCK」本編の映像配信も発表された。
主演を務める堂本は、「まだ世の中が落ち着かない中、今年の公演をどうしようかというのはすごく悩みました。スピンオフの『~-Eternal-』をお届けすると決めたのは2日前です。今回キャストも大きく変わるので、本編を知らないままご覧になる方もいらっしゃると思います。本編の気持ちを知ったうえで『~-Eternal-』をご覧いただきたいなという思いから、本編を配信でお届けすることにしました。大変なスケジュールの中で撮影をしていきますが、その大変さをエネルギーに変えて皆さんにお届けできたらいいなと思っています。まだどうなるかは分かりませんが、博多座公演では本編の『~SHOCK』をやれたらいいなとも思っています。今こういう状況の中でも安心して楽しんでいただけるエンターテインメントをお届けできるようにやっていきたいなと思っております」と公演への思いを語った。
4、5月の帝国劇場公演でライバル役を演じる佐藤は、「僕は14歳でジャニーズに入ったのですが、それまでエンタメに触れたことはなく、初めて生で触れたエンタメが『Endless SHOCK』でした。その時から、文字どおり“終わらない衝撃”が今も僕の中で続いています。本来なら初日の1か月前くらいに稽古に入るので、3月ごろから準備をするのですが、僕は11月から先走って基礎的な稽古なども始めています。それくらい強い思いを胸に頑張っています。ただ、光一君がそんな僕を見て、『失敗も怖がらずにやった方がいいよ』と言ってくださって。下手だと思われてもいいなという気持ちを胸に、殻を破って、僕の新しい一面だったり、ライバル役の新しい一面を作っていきたいと思います」と意気込んだ。
ヒロインのリカを演じる綺咲は、「長く歴史もあって、ずっと愛されている作品に携わらせていただけることを本当に光栄に思っております。初めて拝見した時は、ダンスや日本舞踊など、全てを詰め込んだダイナミックな舞台だなと思いました。しっかりと食らいついていきながら演じたいと思います」とコメント。
帝国劇場公演でオーナー役を演じる前田は、「また『~-Eternal-』になってしまったんだ、と残念に思ってらっしゃる方もいると思いますが、光一さんは毎回進化させていく方です。作品のために、きっと去年と違う『~-Eternal-』を見せていただけると祈っておりますし、皆様もご期待ください。新しいメンバーと共に一生懸命作っていきたいと思います」と期待を込めた。
博多座公演でオーナー役を演じる島田は、「長い間、光一さんが命を削るような思いで大切に続けてこられた作品に参加させていただけて光栄です。大先輩の(前田)美波里さんが演じて来られたオーナー役というお話を頂き、プレッシャーで押しつぶされそうですが、精いっぱい頑張ります」と心境を明かした。
そして、9月の博多座公演でライバル役を演じる北山は、「博多座で『~-Eternal-』と『~SHOCK』のどっちをやるか分からないと先程前室で初めて聞きました。まずこのご時世の中で、ライバル役で選んでいただいたこと、ものすごく感謝しています。僕も21年くらい前、初めてエンターテインメントに触れたのが『~SHOCK』だったので、その時の自分に『20年後、おまえはライバル役で立ってるぞ』と言ってあげたいです。20年越しにそのステージに立てることも光栄です。自分なりに一生懸命演じたいと思っております」と決意を語った。
また、『~SHOCK』を初めて見る観客に向けて堂本は、「やっぱり『~-Eternal-』はスピンオフなので、まずは本編を配信でご覧いただきたいなと思います」とコメント。さらに「客席上空を飛ぶフライングなどは控えるべきだと判断したのですが、それをなしにしたとしても、昨年よりも進化させてお届けしなきゃいけないんだと今、美波里さんの言葉で思いました(笑)。セットなど、より華やかにしていこうとは思っておりますので、まずは『~SHOCK』の世界を配信でご覧いただいて、出演者の心の奥底を『~-Eternal-』で感じていただけたらと思います」と呼びかけた。
さらに、エターナルプロデューサーとしてジャニー喜多川氏の名前を掲げている作品ということに関して、北山は「この作品を見ていると、僕はジャニーさんの香りを感じます。自分が事務所に入ってから21年間、こんなにいろんなことを教えてもらったんだと感じる作品です」、佐藤は「ジャニーさんは無謀なことしか言わない人で…。『Endless SHOCK』からも、命を削るくらいやることの美しさなどを強く感じます。光一君が、本編と『~-Eternal-』どっちもやるぞ、と言ったのが、ジャニーさんイズムだなと思いました。電話していても、ジャニーさんと電話してるんじゃないかなと思ったくらい、最近近づいてきてますね(笑)。座長の胸を借りるつもりで頑張りたいと思います」と笑顔で話した。
最後に、新しいキャストになった今年ならではの舞台の魅力に関して堂本は、「キャストが変われば色もガラッと変わるので…。技術もすごくある方ですから、綺咲さんのリカもすごく楽しみですし、『ナイツ・テイル-騎士物語-』でご一緒した(島田)歌穂さんと新しい場所でご一緒できるのも楽しみです。僕としても新鮮な気持ちで挑めると思っています」と意気込みを語り、会見を締めくくった。
「Endless SHOCK」本編ストーリー
ニューヨーク・ブロードウェイ。繁栄と衰退を繰り返すショービジネスの中心。その中で揉まれながらも常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー、コウイチ(堂本光一)。
彼が率いるカンパニーのスタートはオフ・ブロードウェイの劇場。小さな劇場だが、コウイチのショーはいつも人気で大盛況だった。カンパニーの誰もがコウイチと共にショーを続けたい、と思っていた。
ある日、カンパニーの心を動かすひとつの事件が起きる。新聞に、コウイチのショーを絶賛する記事が載ったのだ。さらにオーナー(前田美波里/島田歌穂)は、コウイチにオン・ブロードウェイからオファーがあったことを告げる。
カンパニーの誰もがショービジネスの頂点に進出出来る!と喜びと期待に胸を膨らませ、コウイチの幼なじみのショウリ/ヒロミツ(佐藤勝利/北山宏光)も溢れんばかりのステージへの夢を描くが、オン・ブロードウェイからのオファーは、次第にコウイチやショウリ/ヒロミツ、オーナーの娘リカ(綺咲愛里)らカンパニーに亀裂と混乱を生じさせる。
そんな時でも…そして、ある事件によって、コウイチの肉体と魂を分かつ最悪の状況に陥っても“Show Must Go On!” コウイチはショーへの信念を持ち続け、カンパニーを一つにしていく…。
■公演概要
Endless SHOCK -Eternal-
2022年4月10日(日)~5月31日(火):帝国劇場(57回)
2022年9月:博多座
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川
作・構成・演出・主演:堂本光一
出演:佐藤勝利(帝国劇場)/北山宏光(博多座)
越岡裕貴、松崎祐介
高田翔、原嘉孝、大東立樹、今村隼人
石川直、綺咲愛里
前田美波里(帝国劇場)/島田歌穂(博多座)
2022年02月18日
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堂本光一がミュージカル単独主演記録を更新し続けている「SHOCK」シリーズの最新公演となる「Endless SHOCK -Eternal-」の制作発表会見が2月17日(木)に行われ、主演の堂本、今年新たにライバル役を務めるKis-My-Ft2・北山宏光、Sexy Zone・佐藤勝利、そして綺咲愛里、島田歌穂、前田美波里の6人が登壇した。会見では、帝国劇場・博多座での「Endless SHOCK -Eternal-」上演に加え、新キャストと共に無観客の劇場でパフォーマンスする「Endless SHOCK」本編の映像配信も発表された。
主演を務める堂本は、「まだ世の中が落ち着かない中、今年の公演をどうしようかというのはすごく悩みました。スピンオフの『~-Eternal-』をお届けすると決めたのは2日前です。今回キャストも大きく変わるので、本編を知らないままご覧になる方もいらっしゃると思います。本編の気持ちを知ったうえで『~-Eternal-』をご覧いただきたいなという思いから、本編を配信でお届けすることにしました。大変なスケジュールの中で撮影をしていきますが、その大変さをエネルギーに変えて皆さんにお届けできたらいいなと思っています。まだどうなるかは分かりませんが、博多座公演では本編の『~SHOCK』をやれたらいいなとも思っています。今こういう状況の中でも安心して楽しんでいただけるエンターテインメントをお届けできるようにやっていきたいなと思っております」と公演への思いを語った。
4、5月の帝国劇場公演でライバル役を演じる佐藤は、「僕は14歳でジャニーズに入ったのですが、それまでエンタメに触れたことはなく、初めて生で触れたエンタメが『Endless SHOCK』でした。その時から、文字どおり“終わらない衝撃”が今も僕の中で続いています。本来なら初日の1か月前くらいに稽古に入るので、3月ごろから準備をするのですが、僕は11月から先走って基礎的な稽古なども始めています。それくらい強い思いを胸に頑張っています。ただ、光一君がそんな僕を見て、『失敗も怖がらずにやった方がいいよ』と言ってくださって。下手だと思われてもいいなという気持ちを胸に、殻を破って、僕の新しい一面だったり、ライバル役の新しい一面を作っていきたいと思います」と意気込んだ。
ヒロインのリカを演じる綺咲は、「長く歴史もあって、ずっと愛されている作品に携わらせていただけることを本当に光栄に思っております。初めて拝見した時は、ダンスや日本舞踊など、全てを詰め込んだダイナミックな舞台だなと思いました。しっかりと食らいついていきながら演じたいと思います」とコメント。
帝国劇場公演でオーナー役を演じる前田は、「また『~-Eternal-』になってしまったんだ、と残念に思ってらっしゃる方もいると思いますが、光一さんは毎回進化させていく方です。作品のために、きっと去年と違う『~-Eternal-』を見せていただけると祈っておりますし、皆様もご期待ください。新しいメンバーと共に一生懸命作っていきたいと思います」と期待を込めた。
博多座公演でオーナー役を演じる島田は、「長い間、光一さんが命を削るような思いで大切に続けてこられた作品に参加させていただけて光栄です。大先輩の(前田)美波里さんが演じて来られたオーナー役というお話を頂き、プレッシャーで押しつぶされそうですが、精いっぱい頑張ります」と心境を明かした。
そして、9月の博多座公演でライバル役を演じる北山は、「博多座で『~-Eternal-』と『~SHOCK』のどっちをやるか分からないと先程前室で初めて聞きました。まずこのご時世の中で、ライバル役で選んでいただいたこと、ものすごく感謝しています。僕も21年くらい前、初めてエンターテインメントに触れたのが『~SHOCK』だったので、その時の自分に『20年後、おまえはライバル役で立ってるぞ』と言ってあげたいです。20年越しにそのステージに立てることも光栄です。自分なりに一生懸命演じたいと思っております」と決意を語った。
また、『~SHOCK』を初めて見る観客に向けて堂本は、「やっぱり『~-Eternal-』はスピンオフなので、まずは本編を配信でご覧いただきたいなと思います」とコメント。さらに「客席上空を飛ぶフライングなどは控えるべきだと判断したのですが、それをなしにしたとしても、昨年よりも進化させてお届けしなきゃいけないんだと今、美波里さんの言葉で思いました(笑)。セットなど、より華やかにしていこうとは思っておりますので、まずは『~SHOCK』の世界を配信でご覧いただいて、出演者の心の奥底を『~-Eternal-』で感じていただけたらと思います」と呼びかけた。
さらに、エターナルプロデューサーとしてジャニー喜多川氏の名前を掲げている作品ということに関して、北山は「この作品を見ていると、僕はジャニーさんの香りを感じます。自分が事務所に入ってから21年間、こんなにいろんなことを教えてもらったんだと感じる作品です」、佐藤は「ジャニーさんは無謀なことしか言わない人で…。『Endless SHOCK』からも、命を削るくらいやることの美しさなどを強く感じます。光一君が、本編と『~-Eternal-』どっちもやるぞ、と言ったのが、ジャニーさんイズムだなと思いました。電話していても、ジャニーさんと電話してるんじゃないかなと思ったくらい、最近近づいてきてますね(笑)。座長の胸を借りるつもりで頑張りたいと思います」と笑顔で話した。
最後に、新しいキャストになった今年ならではの舞台の魅力に関して堂本は、「キャストが変われば色もガラッと変わるので…。技術もすごくある方ですから、綺咲さんのリカもすごく楽しみですし、『ナイツ・テイル-騎士物語-』でご一緒した(島田)歌穂さんと新しい場所でご一緒できるのも楽しみです。僕としても新鮮な気持ちで挑めると思っています」と意気込みを語り、会見を締めくくった。
「Endless SHOCK」本編ストーリー
ニューヨーク・ブロードウェイ。繁栄と衰退を繰り返すショービジネスの中心。その中で揉まれながらも常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー、コウイチ(堂本光一)。
彼が率いるカンパニーのスタートはオフ・ブロードウェイの劇場。小さな劇場だが、コウイチのショーはいつも人気で大盛況だった。カンパニーの誰もがコウイチと共にショーを続けたい、と思っていた。
ある日、カンパニーの心を動かすひとつの事件が起きる。新聞に、コウイチのショーを絶賛する記事が載ったのだ。さらにオーナー(前田美波里/島田歌穂)は、コウイチにオン・ブロードウェイからオファーがあったことを告げる。
カンパニーの誰もがショービジネスの頂点に進出出来る!と喜びと期待に胸を膨らませ、コウイチの幼なじみのショウリ/ヒロミツ(佐藤勝利/北山宏光)も溢れんばかりのステージへの夢を描くが、オン・ブロードウェイからのオファーは、次第にコウイチやショウリ/ヒロミツ、オーナーの娘リカ(綺咲愛里)らカンパニーに亀裂と混乱を生じさせる。
そんな時でも…そして、ある事件によって、コウイチの肉体と魂を分かつ最悪の状況に陥っても“Show Must Go On!” コウイチはショーへの信念を持ち続け、カンパニーを一つにしていく…。
■公演概要
Endless SHOCK -Eternal-
2022年4月10日(日)~5月31日(火):帝国劇場(57回)
2022年9月:博多座
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川
作・構成・演出・主演:堂本光一
出演:佐藤勝利(帝国劇場)/北山宏光(博多座)
越岡裕貴、松崎祐介
高田翔、原嘉孝、大東立樹、今村隼人
石川直、綺咲愛里
前田美波里(帝国劇場)/島田歌穂(博多座)
#井浦新##最愛# 新采访【井浦新:「最愛」加瀬“真犯人”説に「そう簡単にフラグ立たせてたまるか」 「蛇にピアス」から13年、吉高由里子に尊敬の念も】
連続ドラマ「最愛」(TBS系、金曜午後10時)に出演する俳優の井浦新さん。あらゆる手段を使って真田梨央(吉高由里子さん)をフォローし、守っている弁護士・加瀬賢一郎を演じており、SNSでは「加瀬キュン」「加瀬さんかっこよすぎる」などと話題を集めている。一方で、12月3日放送の第8話のラストでは、渡辺昭(酒向芳さん)の遺体と一緒に池から発見された“赤いペン”にまつわるエピソードが描かれ、加瀬が意味深に映し出されたことから“真犯人”説も浮上している。「そう簡単に犯人フラグ立たせてたまるかと思っています」と話す井浦さんに、“加瀬キュン”にまつわるエピソードや、「尊敬への念が突然膨れ上がった」という吉高さんへの思いを聞いた。
◇加瀬は「すごくシンプルなマインドの人物」
「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった実業家の真田梨央、その初恋の相手で事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、弁護士・加瀬賢一郎を中心にしたラブサスペンス。井浦さん演じる加瀬は、「真田ウェルネス」の法務部に所属する弁護士で、早くに両親を亡くしながらも、東大法学部を首席で卒業した努力の人。頭の回転が速く論理的だが、どこか不器用なところもある……という役どころ。
加瀬を演じるにあたり、「常に梨央に優しく寄り添う。そこがぶれないように徹底してきた」という井浦さん。橘しおり(田中みな実さん)の取材を受けるな、と伝えていても会ってしまう“おてんば”な梨央社長。梨央が引き起こしてしまうさまざまなスキャンダルに、「大変だな」と思うことはあるものの、第1話から積み重ねてきた加瀬の人間性が、だんだんと明確になってきたことを感じていると話す。
第6話(11月19日放送)では、加瀬の尽力により、優(高橋文哉さん)は昭の死には関与していないことが証明され、梨央、優、加瀬の3人でハグをする場面が登場。また、第8話では、梨央への思いを「家族だと思っている」と話す加瀬の姿が描かれた。
井浦さんは、「(加瀬は)大切なものにかける情熱は、数多く持っているわけではなくて、ただひたすら真田ファミリーを支え続けている。支えることで、梨央の夢や、見ようとしている景色を一緒に見たいという思いだけというか……。すごくシンプルなマインドの人物なんだなと、演じてきて確信してきたという感じです」と話す。
◇“本人発信”の「加瀬キュン」 「バチフレ」って?
第6話では、加瀬が梨央とカフェに訪れるシーンも登場。クリームなどがたっぷりとのったパフェを頬張る加瀬に、梨央は「なんでこんな可愛いお店知ってるの?」と質問すると、「言わなきゃダメそれ?」と照れくさそうにする加瀬が描かれた。
SNSでは「加瀬キュン」と盛り上がりを見せたが、この“加瀬キュン”について、「加瀬キュン、大(大輝)キュンは僕が勝手に作ったやつで(笑い)」と裏側を明かした井浦さん。「僕は普段、(キュンなどは)興味なくて。でも新井Pが『このドラマはジリキュンだよね』って言っていて面白いなと思って。僕がSNSでいじり始めて……」と振り返る。
自身のツイッターでは、「新井順子プロデューサーへ ジリキュンがいまいち浸透しないので新しいワードお願いします」と投稿するなど、“いじって”いた井浦さん。「だんだん面白くなって、全部にキュンをつけておこうと思って。本当に適当に、『加瀬キュン』、大輝にキュンで『大キュン』と勝手にやってたら、視聴者の方たちもありがたいことにひろってくださって」と明かす。
最近は飽きてしまい、「加瀬キュン」は使っていないという井浦さんだが、「広がっていくってすごいなとも思いますし、楽しんでくださっていることは本当にありがたいな」と笑顔を見せる。
ほかにも、「大輝と加瀬はバチフレです」とつぶやいたこともある井浦さん。バチフレとは「バチバチフレッシュ」の略。加瀬と大輝は、何度も“バチバチ”としたやりとりが登場したが、「バチバチの芝居をしていくのも、やっていくと予定調和になっていったり、慣れてしまったりもするので、そうはならないぞ! と、僕の中では目標みたいなものだった」と明かす。
井浦さんによると、松下さんは「体の中に流れているリズムが個性的」という。「こんなところで止めてきて、最後の言葉はこんなふうに吐き出してくるんだって。それを受ける加瀬がまたリズムが狂わされて、加瀬のリズムにもってくるためにも、自分の中でもエンジンがどんどん回転する」と明かしながら、「自分が予測したものじゃないものが毎回くるので、ホント楽しいなと思います」と話す。「大輝と加瀬のお芝居の間合い、空気感がいまだにフレッシュでいられているのは、洸平くんのおかげだと感謝しています」と続ける。
◇「蛇にピアス」から13年 吉高由里子に「ありがたい」
映画「蛇にピアス」(2008年公開、蜷川幸雄監督)でも共演した吉高さんについての思いを聞いてみると、「これは人様には言いたくないんですけど……」としつつも、語り始めた井浦さん。
撮影現場では、新井さんらスタッフから「天才」と言われているという吉高さんだが、「僕はそんな天才と思っていなくて。そんな簡単に天才というひと言でくくれるタイプじゃない」と話す。
「不器用だと思っていますし、不器用だからこそ努力を惜しまない。彼女は力で芝居しないので、そこに流れている空気感や、彼女自身の体に流れているリズムを最大限に自然にいかすことにたけた人なんだなと思う」と表現。吉高さんの芝居が自然に見えることについては、「どんなときでも肩の力を抜いて、役と本人を同化させることができるタイプの女優さんだからだと思う。それって誰でもできることでない」と話す。
「(『蛇にピアス」撮影当時は)彼女は19歳、僕も34歳とかで、今でもそうですけど、お互いにとてもとても未熟な時期に会っていますから。そんな未熟者同士だった二人が、また十数年たって、『まだまだ未熟者だね』と感じ取れてしまうのが気恥ずかしい」とも続ける。
梨央と加瀬の関係性を“芝居場”だけで作るのは「正直簡単」という井浦さんだが、「お互いの関係性や、気恥ずかしさを織り交ぜながら、梨央と加瀬を作れるのはなかなかできないことでもある」と話す。「吉高さんにありがたいな、って思ったことなんかなかったのに、今回、自分の中でもびっくりするぐらい、彼女に対して尊敬の念というものが、突然大きく膨れ上がりました」と明かしていた。
最後に、視聴者に向けて、「8話までに積み重ねてきたそれぞれの最愛の大きさが、9話、10話とそれがぶつかりあったり、混ざりあったり、どんどん開いていったり、閉じていく人もいるかも……」と予告しつつ、「2話にかけて、人間ドラマがさらに加速していくと思うので、犯人捜し以上に、登場人物たちの最愛の物語を楽しんでいただけるのではないのか」と呼びかけていた。
連続ドラマ「最愛」(TBS系、金曜午後10時)に出演する俳優の井浦新さん。あらゆる手段を使って真田梨央(吉高由里子さん)をフォローし、守っている弁護士・加瀬賢一郎を演じており、SNSでは「加瀬キュン」「加瀬さんかっこよすぎる」などと話題を集めている。一方で、12月3日放送の第8話のラストでは、渡辺昭(酒向芳さん)の遺体と一緒に池から発見された“赤いペン”にまつわるエピソードが描かれ、加瀬が意味深に映し出されたことから“真犯人”説も浮上している。「そう簡単に犯人フラグ立たせてたまるかと思っています」と話す井浦さんに、“加瀬キュン”にまつわるエピソードや、「尊敬への念が突然膨れ上がった」という吉高さんへの思いを聞いた。
◇加瀬は「すごくシンプルなマインドの人物」
「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった実業家の真田梨央、その初恋の相手で事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、弁護士・加瀬賢一郎を中心にしたラブサスペンス。井浦さん演じる加瀬は、「真田ウェルネス」の法務部に所属する弁護士で、早くに両親を亡くしながらも、東大法学部を首席で卒業した努力の人。頭の回転が速く論理的だが、どこか不器用なところもある……という役どころ。
加瀬を演じるにあたり、「常に梨央に優しく寄り添う。そこがぶれないように徹底してきた」という井浦さん。橘しおり(田中みな実さん)の取材を受けるな、と伝えていても会ってしまう“おてんば”な梨央社長。梨央が引き起こしてしまうさまざまなスキャンダルに、「大変だな」と思うことはあるものの、第1話から積み重ねてきた加瀬の人間性が、だんだんと明確になってきたことを感じていると話す。
第6話(11月19日放送)では、加瀬の尽力により、優(高橋文哉さん)は昭の死には関与していないことが証明され、梨央、優、加瀬の3人でハグをする場面が登場。また、第8話では、梨央への思いを「家族だと思っている」と話す加瀬の姿が描かれた。
井浦さんは、「(加瀬は)大切なものにかける情熱は、数多く持っているわけではなくて、ただひたすら真田ファミリーを支え続けている。支えることで、梨央の夢や、見ようとしている景色を一緒に見たいという思いだけというか……。すごくシンプルなマインドの人物なんだなと、演じてきて確信してきたという感じです」と話す。
◇“本人発信”の「加瀬キュン」 「バチフレ」って?
第6話では、加瀬が梨央とカフェに訪れるシーンも登場。クリームなどがたっぷりとのったパフェを頬張る加瀬に、梨央は「なんでこんな可愛いお店知ってるの?」と質問すると、「言わなきゃダメそれ?」と照れくさそうにする加瀬が描かれた。
SNSでは「加瀬キュン」と盛り上がりを見せたが、この“加瀬キュン”について、「加瀬キュン、大(大輝)キュンは僕が勝手に作ったやつで(笑い)」と裏側を明かした井浦さん。「僕は普段、(キュンなどは)興味なくて。でも新井Pが『このドラマはジリキュンだよね』って言っていて面白いなと思って。僕がSNSでいじり始めて……」と振り返る。
自身のツイッターでは、「新井順子プロデューサーへ ジリキュンがいまいち浸透しないので新しいワードお願いします」と投稿するなど、“いじって”いた井浦さん。「だんだん面白くなって、全部にキュンをつけておこうと思って。本当に適当に、『加瀬キュン』、大輝にキュンで『大キュン』と勝手にやってたら、視聴者の方たちもありがたいことにひろってくださって」と明かす。
最近は飽きてしまい、「加瀬キュン」は使っていないという井浦さんだが、「広がっていくってすごいなとも思いますし、楽しんでくださっていることは本当にありがたいな」と笑顔を見せる。
ほかにも、「大輝と加瀬はバチフレです」とつぶやいたこともある井浦さん。バチフレとは「バチバチフレッシュ」の略。加瀬と大輝は、何度も“バチバチ”としたやりとりが登場したが、「バチバチの芝居をしていくのも、やっていくと予定調和になっていったり、慣れてしまったりもするので、そうはならないぞ! と、僕の中では目標みたいなものだった」と明かす。
井浦さんによると、松下さんは「体の中に流れているリズムが個性的」という。「こんなところで止めてきて、最後の言葉はこんなふうに吐き出してくるんだって。それを受ける加瀬がまたリズムが狂わされて、加瀬のリズムにもってくるためにも、自分の中でもエンジンがどんどん回転する」と明かしながら、「自分が予測したものじゃないものが毎回くるので、ホント楽しいなと思います」と話す。「大輝と加瀬のお芝居の間合い、空気感がいまだにフレッシュでいられているのは、洸平くんのおかげだと感謝しています」と続ける。
◇「蛇にピアス」から13年 吉高由里子に「ありがたい」
映画「蛇にピアス」(2008年公開、蜷川幸雄監督)でも共演した吉高さんについての思いを聞いてみると、「これは人様には言いたくないんですけど……」としつつも、語り始めた井浦さん。
撮影現場では、新井さんらスタッフから「天才」と言われているという吉高さんだが、「僕はそんな天才と思っていなくて。そんな簡単に天才というひと言でくくれるタイプじゃない」と話す。
「不器用だと思っていますし、不器用だからこそ努力を惜しまない。彼女は力で芝居しないので、そこに流れている空気感や、彼女自身の体に流れているリズムを最大限に自然にいかすことにたけた人なんだなと思う」と表現。吉高さんの芝居が自然に見えることについては、「どんなときでも肩の力を抜いて、役と本人を同化させることができるタイプの女優さんだからだと思う。それって誰でもできることでない」と話す。
「(『蛇にピアス」撮影当時は)彼女は19歳、僕も34歳とかで、今でもそうですけど、お互いにとてもとても未熟な時期に会っていますから。そんな未熟者同士だった二人が、また十数年たって、『まだまだ未熟者だね』と感じ取れてしまうのが気恥ずかしい」とも続ける。
梨央と加瀬の関係性を“芝居場”だけで作るのは「正直簡単」という井浦さんだが、「お互いの関係性や、気恥ずかしさを織り交ぜながら、梨央と加瀬を作れるのはなかなかできないことでもある」と話す。「吉高さんにありがたいな、って思ったことなんかなかったのに、今回、自分の中でもびっくりするぐらい、彼女に対して尊敬の念というものが、突然大きく膨れ上がりました」と明かしていた。
最後に、視聴者に向けて、「8話までに積み重ねてきたそれぞれの最愛の大きさが、9話、10話とそれがぶつかりあったり、混ざりあったり、どんどん開いていったり、閉じていく人もいるかも……」と予告しつつ、「2話にかけて、人間ドラマがさらに加速していくと思うので、犯人捜し以上に、登場人物たちの最愛の物語を楽しんでいただけるのではないのか」と呼びかけていた。
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