【中村屋酒店の兄弟】
たった1行のセリフに隠された感情 藤原季節が23歳新人監督から気付かされたこと
昨年、「くれなずめ」「明日の食卓」「空白」「のさりの島」など映画に出演、ドラマでも活躍する藤原季節(29)。本作の映画「中村屋酒店の兄弟」(白磯大知監督)は第30回東京学生映画祭でグランプリなどを受賞し、撮影から3年たっての劇場公開が決まった。監督からオファーを受けた当初、「出演をお断りした」と明かす。そのワケは?
映画「中村屋酒店の兄弟」、オファー当初は「出演をお断りした」
昨年、「くれなずめ」「明日の食卓」「空白」「のさりの島」など映画に出演、ドラマでも活躍する藤原季節(29)。本作の映画「中村屋酒店の兄弟」(白磯大知監督)は第30回東京学生映画祭でグランプリなどを受賞し、撮影から3年たっての劇場公開が決まった。監督からオファーを受けた当初、「出演をお断りした」と明かす。そのワケは?(取材・文=平辻哲也)
同作は昨今、なくなりつつある酒店を舞台に、親からの店を継いだ兄・弘文(長尾卓磨)と東京からワケあって帰ってきた弟・和馬(藤原)を描く45分の中編。兄弟の近くて遠い距離感を絶妙に描き、第13回田辺・弁慶映画祭TBSラジオ賞、第30回東京学生映画祭グランプリ、第11回下北沢映画祭観客賞などを受賞。この快挙に、W主演の長尾が劇場公開へと動き、3月4日、東京・シネクイントでのレイトショー先行公開、同18日からの全国17館での順次公開が決まった。
「長尾さんをはじめとしたみなさんの努力の積み重ねですね。今だからこそ、誰かの心に届くかもしれない。その可能性を感じてくれた人が積み重なって全国まで行けたんだと思います」
しかし、3年前は劇場公開など思いもよらないことだった。監督は17歳から俳優活動し、独学で脚本を学んだという当時23歳の白磯大知。スタッフも映画未経験という自主映画だった。
「共通の知人を介してオファーを頂きました。最初は『この作品の面白さを理解することができません』とお断りしました。この脚本は、何も激しいことは起こらない。当時は何を撮りたいかつかめなかったんですよ。今思えば、安易な考えだったし、監督の白磯君に敬意をちゃんと払っていなかったんですよね。自分の未熟さですけども」
その後、一度も会わずに断ったことが脳裏に引っかかり、改めて渋谷のカフェで監督との時間を作ってもらった。「そこで白磯君がどういうことを描きたいかっていうことを丁寧に教えてくれたんですが、人となりがとても魅力的だった。『兄弟の距離感を描きたい』という言葉を聞いて、その場でもう一度読み直しました。そうしたら、たった1行のセリフにたくさんの語られてない感情が隠れているんだと気づき、僕にとってチャレンジになるのでやらせてください、とお願いしたんです」。
北海道札幌市出身、19歳で上京「最初から俳優をやるつもりで東京に出てきた」
劇中では、微妙なすれ違いの感情が描かれる。「トークイベントのゲストに来てくれた村上虹郎君が『褒めてばかりでもつまらないので、思ったことを言います。兄弟が楽しすぎる気がした』と言ってくれたんですね。その事をずっと考えました。それで分かったのは、楽しんでいるんじゃなくて、楽しんでいるふりをしているんだな、ということ。その裏にはきっと語られてない感情がたくさんあって、家族や兄弟としゃべっている時の自分も、何かを演じているんだなってことです。そんなことがちょっとずつ見えてきました」。
妹と姉がいるそうで、和馬の気持ちには「自分にも思い当たる節がありますね。気恥ずかしさだったり、東京で好き勝手やっていることの後ろめたさ、それをカモフラージュするためにちょっと明るく話してみたり……」。
自身は北海道札幌市出身。実家を飛び出したことも共通点。19歳の時に大学進学を機に上京したのだ。「最初から俳優をやるつもりで東京に出てきたんです。正確には大学には入学しているんですけど、3か月も通っていませんね……。なので、親には入学金の無駄遣いをさせてしまいました。泣いてましたね。だから、東京と実家で安息の地を探している和馬の気持ちは分かる部分もありました。実家に帰っても、どこかで何かを演じなきゃならない。自分の居場所を彼も探していたんだと思います」。
2013年に本格的に俳優活動をスタートし、以降、映画、ドラマ、舞台でキャリアを積み上げてきた。20年に第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を、21年には、第13回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を授賞した。
今は、居場所を見つけられたのではないか。「確かに、カメラの前での居場所はできたように思えます。でも、僕ら俳優は、現実に帰ってこなきゃいけないですから。現実の世の中で生活をして生きていかなきゃいけないわけで、その居場所は自分自身でもう1回見つけないといけないと思っています」。
「中村屋酒店の兄弟」はいろんな気付きを与えてくれた作品になった。特に教えてくれたのは兄役の長尾だ。「スタッフは映画が初めての人が多く、不慣れな部分もあったんですけども、長尾さんは最後まで一つも文句を言わなかったんです。だから、僕も何も言わないようにしたんです。そうしたら、3日目から、スタッフが“段取りファースト”から“お芝居ファースト”に変わっていった。それは、僕たちの意識が伝わったんだと思います。はっきり伝えるっていうのは、自分の気持ちを伝えたいだけで、コミュニケーションって、そういうことだけではないんだと思いました」。
出演後は新たな関係性も生まれている。「長尾さんとは全然似ていないんですけど、映画を見ていると、兄弟に見えてくるから不思議ですね。日常生活でも、長男・長尾さん、次男・僕、三男・白磯君の三兄弟みたいな感じなんです。頻繁に連絡を取ったり、お酒を飲んだりするわけじゃないけど、久々に会うことができたら、みんなで近況報告を恥じらいながらする。そんな関係ができあがりました」。
コロナ禍となり自宅で映画鑑賞「インディーズ、メジャーに関わらず必要なもの」
映画は自身の原点だ。「(コロナ禍で)自宅での時間が増えると、大作ばかり観ていました。大好きなアル・パチーノの出演作とかを見ていましたが、先日は、インディーズ映画を見て、衝撃を受けました。『フタリノセカイ』(公開中)というトランスジェンダーの男性とシスジェンダーの女性カップルの話で、2人には子供が作れない。そこである決断をするシーンがあるんですけども、幸せにはあらゆるカタチがあっていいんだという希望の描き方に感動しました。そんな体験をすると、インディーズ、メジャーに関わらず、映画体験は必要なものだと改めて実感しました」。
藤原もそんな体験を与えられるような新しい映画との出会いを求めている。「新しい何かに出会うときって、自分を解体しないと出会えないんじゃないかな、と思っています。常に自分を疑ってみたり、自分は間違っているかもしれないと考え続けて、誰かが書いたセリフを言ってみた時に出会えるような気がします。そんな破壊と再生の旅を続けたいと思っています」。
「中村屋酒店の兄弟」は佳作というべき小作だが、藤原にとってはターニングポイントになったようだ。
たった1行のセリフに隠された感情 藤原季節が23歳新人監督から気付かされたこと
昨年、「くれなずめ」「明日の食卓」「空白」「のさりの島」など映画に出演、ドラマでも活躍する藤原季節(29)。本作の映画「中村屋酒店の兄弟」(白磯大知監督)は第30回東京学生映画祭でグランプリなどを受賞し、撮影から3年たっての劇場公開が決まった。監督からオファーを受けた当初、「出演をお断りした」と明かす。そのワケは?
映画「中村屋酒店の兄弟」、オファー当初は「出演をお断りした」
昨年、「くれなずめ」「明日の食卓」「空白」「のさりの島」など映画に出演、ドラマでも活躍する藤原季節(29)。本作の映画「中村屋酒店の兄弟」(白磯大知監督)は第30回東京学生映画祭でグランプリなどを受賞し、撮影から3年たっての劇場公開が決まった。監督からオファーを受けた当初、「出演をお断りした」と明かす。そのワケは?(取材・文=平辻哲也)
同作は昨今、なくなりつつある酒店を舞台に、親からの店を継いだ兄・弘文(長尾卓磨)と東京からワケあって帰ってきた弟・和馬(藤原)を描く45分の中編。兄弟の近くて遠い距離感を絶妙に描き、第13回田辺・弁慶映画祭TBSラジオ賞、第30回東京学生映画祭グランプリ、第11回下北沢映画祭観客賞などを受賞。この快挙に、W主演の長尾が劇場公開へと動き、3月4日、東京・シネクイントでのレイトショー先行公開、同18日からの全国17館での順次公開が決まった。
「長尾さんをはじめとしたみなさんの努力の積み重ねですね。今だからこそ、誰かの心に届くかもしれない。その可能性を感じてくれた人が積み重なって全国まで行けたんだと思います」
しかし、3年前は劇場公開など思いもよらないことだった。監督は17歳から俳優活動し、独学で脚本を学んだという当時23歳の白磯大知。スタッフも映画未経験という自主映画だった。
「共通の知人を介してオファーを頂きました。最初は『この作品の面白さを理解することができません』とお断りしました。この脚本は、何も激しいことは起こらない。当時は何を撮りたいかつかめなかったんですよ。今思えば、安易な考えだったし、監督の白磯君に敬意をちゃんと払っていなかったんですよね。自分の未熟さですけども」
その後、一度も会わずに断ったことが脳裏に引っかかり、改めて渋谷のカフェで監督との時間を作ってもらった。「そこで白磯君がどういうことを描きたいかっていうことを丁寧に教えてくれたんですが、人となりがとても魅力的だった。『兄弟の距離感を描きたい』という言葉を聞いて、その場でもう一度読み直しました。そうしたら、たった1行のセリフにたくさんの語られてない感情が隠れているんだと気づき、僕にとってチャレンジになるのでやらせてください、とお願いしたんです」。
北海道札幌市出身、19歳で上京「最初から俳優をやるつもりで東京に出てきた」
劇中では、微妙なすれ違いの感情が描かれる。「トークイベントのゲストに来てくれた村上虹郎君が『褒めてばかりでもつまらないので、思ったことを言います。兄弟が楽しすぎる気がした』と言ってくれたんですね。その事をずっと考えました。それで分かったのは、楽しんでいるんじゃなくて、楽しんでいるふりをしているんだな、ということ。その裏にはきっと語られてない感情がたくさんあって、家族や兄弟としゃべっている時の自分も、何かを演じているんだなってことです。そんなことがちょっとずつ見えてきました」。
妹と姉がいるそうで、和馬の気持ちには「自分にも思い当たる節がありますね。気恥ずかしさだったり、東京で好き勝手やっていることの後ろめたさ、それをカモフラージュするためにちょっと明るく話してみたり……」。
自身は北海道札幌市出身。実家を飛び出したことも共通点。19歳の時に大学進学を機に上京したのだ。「最初から俳優をやるつもりで東京に出てきたんです。正確には大学には入学しているんですけど、3か月も通っていませんね……。なので、親には入学金の無駄遣いをさせてしまいました。泣いてましたね。だから、東京と実家で安息の地を探している和馬の気持ちは分かる部分もありました。実家に帰っても、どこかで何かを演じなきゃならない。自分の居場所を彼も探していたんだと思います」。
2013年に本格的に俳優活動をスタートし、以降、映画、ドラマ、舞台でキャリアを積み上げてきた。20年に第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を、21年には、第13回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を授賞した。
今は、居場所を見つけられたのではないか。「確かに、カメラの前での居場所はできたように思えます。でも、僕ら俳優は、現実に帰ってこなきゃいけないですから。現実の世の中で生活をして生きていかなきゃいけないわけで、その居場所は自分自身でもう1回見つけないといけないと思っています」。
「中村屋酒店の兄弟」はいろんな気付きを与えてくれた作品になった。特に教えてくれたのは兄役の長尾だ。「スタッフは映画が初めての人が多く、不慣れな部分もあったんですけども、長尾さんは最後まで一つも文句を言わなかったんです。だから、僕も何も言わないようにしたんです。そうしたら、3日目から、スタッフが“段取りファースト”から“お芝居ファースト”に変わっていった。それは、僕たちの意識が伝わったんだと思います。はっきり伝えるっていうのは、自分の気持ちを伝えたいだけで、コミュニケーションって、そういうことだけではないんだと思いました」。
出演後は新たな関係性も生まれている。「長尾さんとは全然似ていないんですけど、映画を見ていると、兄弟に見えてくるから不思議ですね。日常生活でも、長男・長尾さん、次男・僕、三男・白磯君の三兄弟みたいな感じなんです。頻繁に連絡を取ったり、お酒を飲んだりするわけじゃないけど、久々に会うことができたら、みんなで近況報告を恥じらいながらする。そんな関係ができあがりました」。
コロナ禍となり自宅で映画鑑賞「インディーズ、メジャーに関わらず必要なもの」
映画は自身の原点だ。「(コロナ禍で)自宅での時間が増えると、大作ばかり観ていました。大好きなアル・パチーノの出演作とかを見ていましたが、先日は、インディーズ映画を見て、衝撃を受けました。『フタリノセカイ』(公開中)というトランスジェンダーの男性とシスジェンダーの女性カップルの話で、2人には子供が作れない。そこである決断をするシーンがあるんですけども、幸せにはあらゆるカタチがあっていいんだという希望の描き方に感動しました。そんな体験をすると、インディーズ、メジャーに関わらず、映画体験は必要なものだと改めて実感しました」。
藤原もそんな体験を与えられるような新しい映画との出会いを求めている。「新しい何かに出会うときって、自分を解体しないと出会えないんじゃないかな、と思っています。常に自分を疑ってみたり、自分は間違っているかもしれないと考え続けて、誰かが書いたセリフを言ってみた時に出会えるような気がします。そんな破壊と再生の旅を続けたいと思っています」。
「中村屋酒店の兄弟」は佳作というべき小作だが、藤原にとってはターニングポイントになったようだ。
明天举办的“传递思念的巧克力礼物”提前一步展示视觉图……
拥有超群品味的neon认真的眼神……像设计师一样让人憧憬呢
明日開催の《想い届けるショコラギフト》ピックアップガチャより、一足先に新メモリーのビジュアルをチラ見せ……
抜群のセンスを誇るネオンさんの真剣な眼差し……デザイナーさんみたいで憧れちゃいますネ
拥有超群品味的neon认真的眼神……像设计师一样让人憧憬呢
明日開催の《想い届けるショコラギフト》ピックアップガチャより、一足先に新メモリーのビジュアルをチラ見せ……
抜群のセンスを誇るネオンさんの真剣な眼差し……デザイナーさんみたいで憧れちゃいますネ
【WEB】FAST #中川大志#
“やったことのない役”
“やったことのない仕事”
“会ったことのない人に会う”
初めてのことを沢山やりたい
俳優としての多忙な毎日を送る中で、釣りやゴルフといった趣味にも熱中するなど、とにかくアクティブな印象の中川さん。そんな彼が今、ハマっているものや休みの時にやりたい事、そしてもし1ヶ月休みがあったら何をしたいか、などなどパーソナルな内容をインタビュー。これまで意外と知られることのなかった、素の中川さんの姿に迫りました。
中川さんはゴルフと釣りのイメージが強くあります。特にゴルフはプロ級だとか。
誰が言ったんですか(笑)。全然そんなことはないです。今回の大河ドラマにもゴルフをされている方が多くて、現場でも小栗さんとか大泉さんとかとよく話していますね。
ゴルフのどういったところが楽しいですか?
外の空気を吸うだけでリフレッシュできるので。外に出るのが好きなんですよ。釣りもそうですし。普段は携帯を見たり、パソコンを見たりであまり遠くを見ることってない。ゴルフや釣りをやっていると、遠くみてなかったんだなって気付かされるんですよね。
釣りでも小型船舶免許を持っているなど、趣味へののめり込み方が凄いです!
凝り性なんでしょうね(笑)。船舶免許は川や湖で釣りをする時、自由にボートを動かしたいと思って取りました。今までは釣りは湖がメインでした。でも、ここ数年で海釣りの楽しさに気づきました。僕はこれまでブラックバスを釣っていましたが、バス釣りは釣って終わりでした。海釣りは釣った魚などを食べるまでの楽しみがあって、そこが新鮮で楽しいです!
ゴルフや釣り以外でハマっていることはありますか?
2020年の自粛期間の時からオンラインゲームをやるようになりました。友達からは「お前がオンラインゲームをやる時代がきたか」って驚かれました(笑)。今までは誘われてもやってませんでしたが、家にいる時間が増えて、やってみようかなと思い始めました。友達と会話しながらやってますね。でも始めちゃうと長くなるので、時間がある時にやるようにしています。
休みの日は何をしていますか?
休みの日に何するかは状況によって変わるんですよね。例えば忙しい中でポンと1日空いた時は、めちゃくちゃスケジュール詰め込んで、やりたいことを一気にやります。反対に連休になった時は意外とどこにも行かず、のんびりしちゃいます(笑)。
もし、1ヶ月が丸々休みだったら何をしますか?
まず1週間くらいは旅行に行きたいです。お酒が好きなので、次の日のことを考えずに飲んで食べて、楽しみたいです。残りは何しようかな(笑)。 読もうと思ってた本とか映画を見たりするかもしれません。でも、休みが1ヶ月もあったら逆に怖いです。1ヶ月もいらない(笑)。使いきれないです。
今後プライベートで挑戦したいことはありますか?
最近ちょこちょこ料理をするようになりました。一人だとなかなかやろうというモチベーションが湧きませんでしたが、料理のレシピを紹介しているインスタグラムから影響を受けました。漬物を作ったり、ナムルを作ったりしています。完全にお酒のあてですね(笑)。他にも煮込みうどんとかチャーハンとか作ってます。もうちょっとレパートリーを増やせたらいいなと思っています。
最後に今後、俳優としてどうなっていきたいですか?
ずっと変わっていない目標ですが、30歳くらいまでは、“やったことのない役”“やったことのない仕事”“会ったことのない人に会う”といった初めてのことを沢山やりたいと思っています。自分をどんどんアップデートしていきたいです。見ている人もその方が面白いし、僕も楽しい。その先はどうなっているのか、自分でも分かりません。エネルギーがいっぱいあるうちに、動けるだけ動きたいなと思っています。何事にもビビらずにチャレンジしていきたいです。
中川大志
なかがわ たいし
言葉の一つひとつが丁寧。インタビューには真摯に向き合って答えてくださいました。撮影時はとてもナチュラルで、さまざまな表情を見せてくださいました!スタッフにも冗談交じりで笑わせてくださり、楽しい取材をありがとうございました!
大人になった中川さんが演じる畠山重忠。とても楽しみです!
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
NHK総合 毎週日曜 20時 放送
作:三谷幸喜
音楽:エバン・コール
語り:長澤まさみ
出演:小栗旬 新垣結衣 菅田将暉 小池栄子 中川大志 宮澤エマ 片岡愛之助 / 山本耕史 青木崇高 江口のりこ 小泉孝太郎 中村獅童 / 松平健 佐藤浩市 國村隼 佐藤二朗 鈴木京香 / 浅野和之 坂東彌十郎 宮沢りえ 大泉洋 西田敏行
※Item credit
コート¥158,400/パーム・エンジェルス
ニット¥165,000、パンツ¥139,700/ともに オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー
(以上すべて イーストランド 03-6231-2970)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
スタイリスト:徳永貴士
ヘアメイク:堤紗也香
ディレクション:半澤暁
インタビュー:山根将悟
記事:山根将悟/近谷奈生
https://t.cn/A6J6H0Bg
#鎌倉殿の13人#
“やったことのない役”
“やったことのない仕事”
“会ったことのない人に会う”
初めてのことを沢山やりたい
俳優としての多忙な毎日を送る中で、釣りやゴルフといった趣味にも熱中するなど、とにかくアクティブな印象の中川さん。そんな彼が今、ハマっているものや休みの時にやりたい事、そしてもし1ヶ月休みがあったら何をしたいか、などなどパーソナルな内容をインタビュー。これまで意外と知られることのなかった、素の中川さんの姿に迫りました。
中川さんはゴルフと釣りのイメージが強くあります。特にゴルフはプロ級だとか。
誰が言ったんですか(笑)。全然そんなことはないです。今回の大河ドラマにもゴルフをされている方が多くて、現場でも小栗さんとか大泉さんとかとよく話していますね。
ゴルフのどういったところが楽しいですか?
外の空気を吸うだけでリフレッシュできるので。外に出るのが好きなんですよ。釣りもそうですし。普段は携帯を見たり、パソコンを見たりであまり遠くを見ることってない。ゴルフや釣りをやっていると、遠くみてなかったんだなって気付かされるんですよね。
釣りでも小型船舶免許を持っているなど、趣味へののめり込み方が凄いです!
凝り性なんでしょうね(笑)。船舶免許は川や湖で釣りをする時、自由にボートを動かしたいと思って取りました。今までは釣りは湖がメインでした。でも、ここ数年で海釣りの楽しさに気づきました。僕はこれまでブラックバスを釣っていましたが、バス釣りは釣って終わりでした。海釣りは釣った魚などを食べるまでの楽しみがあって、そこが新鮮で楽しいです!
ゴルフや釣り以外でハマっていることはありますか?
2020年の自粛期間の時からオンラインゲームをやるようになりました。友達からは「お前がオンラインゲームをやる時代がきたか」って驚かれました(笑)。今までは誘われてもやってませんでしたが、家にいる時間が増えて、やってみようかなと思い始めました。友達と会話しながらやってますね。でも始めちゃうと長くなるので、時間がある時にやるようにしています。
休みの日は何をしていますか?
休みの日に何するかは状況によって変わるんですよね。例えば忙しい中でポンと1日空いた時は、めちゃくちゃスケジュール詰め込んで、やりたいことを一気にやります。反対に連休になった時は意外とどこにも行かず、のんびりしちゃいます(笑)。
もし、1ヶ月が丸々休みだったら何をしますか?
まず1週間くらいは旅行に行きたいです。お酒が好きなので、次の日のことを考えずに飲んで食べて、楽しみたいです。残りは何しようかな(笑)。 読もうと思ってた本とか映画を見たりするかもしれません。でも、休みが1ヶ月もあったら逆に怖いです。1ヶ月もいらない(笑)。使いきれないです。
今後プライベートで挑戦したいことはありますか?
最近ちょこちょこ料理をするようになりました。一人だとなかなかやろうというモチベーションが湧きませんでしたが、料理のレシピを紹介しているインスタグラムから影響を受けました。漬物を作ったり、ナムルを作ったりしています。完全にお酒のあてですね(笑)。他にも煮込みうどんとかチャーハンとか作ってます。もうちょっとレパートリーを増やせたらいいなと思っています。
最後に今後、俳優としてどうなっていきたいですか?
ずっと変わっていない目標ですが、30歳くらいまでは、“やったことのない役”“やったことのない仕事”“会ったことのない人に会う”といった初めてのことを沢山やりたいと思っています。自分をどんどんアップデートしていきたいです。見ている人もその方が面白いし、僕も楽しい。その先はどうなっているのか、自分でも分かりません。エネルギーがいっぱいあるうちに、動けるだけ動きたいなと思っています。何事にもビビらずにチャレンジしていきたいです。
中川大志
なかがわ たいし
言葉の一つひとつが丁寧。インタビューには真摯に向き合って答えてくださいました。撮影時はとてもナチュラルで、さまざまな表情を見せてくださいました!スタッフにも冗談交じりで笑わせてくださり、楽しい取材をありがとうございました!
大人になった中川さんが演じる畠山重忠。とても楽しみです!
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
NHK総合 毎週日曜 20時 放送
作:三谷幸喜
音楽:エバン・コール
語り:長澤まさみ
出演:小栗旬 新垣結衣 菅田将暉 小池栄子 中川大志 宮澤エマ 片岡愛之助 / 山本耕史 青木崇高 江口のりこ 小泉孝太郎 中村獅童 / 松平健 佐藤浩市 國村隼 佐藤二朗 鈴木京香 / 浅野和之 坂東彌十郎 宮沢りえ 大泉洋 西田敏行
※Item credit
コート¥158,400/パーム・エンジェルス
ニット¥165,000、パンツ¥139,700/ともに オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー
(以上すべて イーストランド 03-6231-2970)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
スタイリスト:徳永貴士
ヘアメイク:堤紗也香
ディレクション:半澤暁
インタビュー:山根将悟
記事:山根将悟/近谷奈生
https://t.cn/A6J6H0Bg
#鎌倉殿の13人#
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