北海道や東北 21日にかけ暴風雪など警戒 日本海側は大雪も警戒
2022年2月20日 20時33分
急速に発達している低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、全国的に風が強まっています。
これから21日にかけては低気圧が近づく北海道や東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みで、暴風雪や高波などに警戒してください。
北陸や新潟県を含む日本海側では雪が強まる見込みで、大雪にも警戒が必要です。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北海道付近へ進んでいて、次第に強い冬型の気圧配置になっている影響で、全国的に風が強まっています。
午後8時までの3時間に観測された最大瞬間風速は、
▽伊豆諸島の三宅島で29.3メートル
▽北海道根室市で27.7メートル
▽静岡県の石廊崎で27.5メートル
▽北海道えりも岬で26.3メートル
▽山形県酒田市の飛島で25.1メートル
▽福井県敦賀市で24.6メートルなどとなっています。
北海道や東北に加えて東日本の日本海側でも雪が強まっています。
午後8時までの3時間に降った雪の量は、
▽長野県小谷村で20センチ
▽岐阜県飛騨市河合で18センチ
▽北海道斜里町ウトロで13センチ
▽新潟県津南町で12センチなどとなっています。
【低気圧が急速に発達雪を伴い非常に強い風】
低気圧は急速に発達しながら北海道の東へと進む見込みで、これから21日にかけては北海道や東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みです。
21日にかけて予想される最大風速は北海道と東北で25メートルで、最大瞬間風速は35メートルに達する見込みです。
北海道では21日、陸上でも最大瞬間風速が35メートルと予想されていて、見通しのきかない猛吹雪いわゆる「ホワイトアウト」になって交通機関に影響が出るおそれがあります。
波も高くなり、北海道と東北、それに新潟県で大しけとなる見込みです。
気象庁は暴風雪や猛吹雪、吹きだまりによる交通への影響のほか、暴風や高波にも警戒を呼びかけています。
北海道では高潮にも十分な注意が必要です。
【冬型強まる・大雪にも警戒を】
新潟県や北陸などの日本海側では大雪にも警戒が必要です。
21日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽新潟県で80センチ
▽北海道と長野県で60センチ
▽北陸で50センチと予想されています。
その後、22日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで
▽新潟県で60センチから80センチ
▽北海道と北陸、それに長野県で30センチから50センチと予想されています。
北陸などではその後も雪が降り続く見込みです。
大雪による交通への影響のほか、雪崩や着雪による停電、屋根からの落雪にも十分注意してください。
【“急発達” 低気圧に警戒】
今シーズンはたびたび大雪や暴風、猛吹雪に警戒が呼びかけられています。
今回は「急発達」する低気圧で、暴風のほか、見通しのきかない猛吹雪・いわゆる「ホワイトアウト」などに警戒が必要です。
24時間に40ヘクトパスカルも低下
この低気圧は、もともと太平洋側にあり、中心気圧は、20日午前9時には東北の沖合で996ヘクトパスカルでした。
21日午前9時には、北海道付近で956ヘクトパスカルに低下すると予想されています。
「急発達」する低気圧とは24時間以内に中心の気圧が20ヘクトパスカル以上低下、つまり、勢力を強める低気圧のことを指します。
20日午前9時からの24時間に40ヘクトパスカルもの急発達が見込まれ、その後もさらに気圧が低下する見通しです。
【広範囲で暴風に】
最大瞬間風速は陸上でも35メートルが予想されるなど、風の強さだけみると台風並みとは言えますが、注意が必要なのは中心付近ほど風が強まる台風とは大きく異なり、暴風や強風が吹く範囲が台風より広くなることです。
冬に急発達する低気圧は寒気と暖気がぶつかる範囲が広いため、風の強い範囲も広くなりやすいのです。
【“ホワイトアウト”に警戒を】
上空に強い寒気も流れ込むため、雪も強まる見込みで、北海道を中心にところによって見通しが全くきかない猛吹雪いわゆる「ホワイトアウト」にも警戒が必要です。
去年1月には宮城県の東北自動車道で「ホワイトアウト」の状態の中およそ50台が絡む事故が起きました。
雪が降っていなくても、積もった状態であれば、暴風で地面の雪が巻き上げられ、数メートル先も真っ白になり、見通しがきかなくなることがあります。
視界が悪い中で車を運転すると、突然、前方に車が見えてブレーキが間に合わず、追突するおそれもあります。
暴風雪のおそれがある時は、車の運転は控えるようにしてください。
【暴風に湿った重い雪・停電備えを】
暴風に加え、今回は「湿った重い雪」となるところが多くなる見込みで、着雪による倒木や停電のリスクもあります。
停電に備えた燃料式の暖房器具など、落ち着いて屋内で過ごせる準備をしておくと安心です。
2022年2月20日 20時33分
急速に発達している低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、全国的に風が強まっています。
これから21日にかけては低気圧が近づく北海道や東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みで、暴風雪や高波などに警戒してください。
北陸や新潟県を含む日本海側では雪が強まる見込みで、大雪にも警戒が必要です。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北海道付近へ進んでいて、次第に強い冬型の気圧配置になっている影響で、全国的に風が強まっています。
午後8時までの3時間に観測された最大瞬間風速は、
▽伊豆諸島の三宅島で29.3メートル
▽北海道根室市で27.7メートル
▽静岡県の石廊崎で27.5メートル
▽北海道えりも岬で26.3メートル
▽山形県酒田市の飛島で25.1メートル
▽福井県敦賀市で24.6メートルなどとなっています。
北海道や東北に加えて東日本の日本海側でも雪が強まっています。
午後8時までの3時間に降った雪の量は、
▽長野県小谷村で20センチ
▽岐阜県飛騨市河合で18センチ
▽北海道斜里町ウトロで13センチ
▽新潟県津南町で12センチなどとなっています。
【低気圧が急速に発達雪を伴い非常に強い風】
低気圧は急速に発達しながら北海道の東へと進む見込みで、これから21日にかけては北海道や東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みです。
21日にかけて予想される最大風速は北海道と東北で25メートルで、最大瞬間風速は35メートルに達する見込みです。
北海道では21日、陸上でも最大瞬間風速が35メートルと予想されていて、見通しのきかない猛吹雪いわゆる「ホワイトアウト」になって交通機関に影響が出るおそれがあります。
波も高くなり、北海道と東北、それに新潟県で大しけとなる見込みです。
気象庁は暴風雪や猛吹雪、吹きだまりによる交通への影響のほか、暴風や高波にも警戒を呼びかけています。
北海道では高潮にも十分な注意が必要です。
【冬型強まる・大雪にも警戒を】
新潟県や北陸などの日本海側では大雪にも警戒が必要です。
21日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽新潟県で80センチ
▽北海道と長野県で60センチ
▽北陸で50センチと予想されています。
その後、22日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで
▽新潟県で60センチから80センチ
▽北海道と北陸、それに長野県で30センチから50センチと予想されています。
北陸などではその後も雪が降り続く見込みです。
大雪による交通への影響のほか、雪崩や着雪による停電、屋根からの落雪にも十分注意してください。
【“急発達” 低気圧に警戒】
今シーズンはたびたび大雪や暴風、猛吹雪に警戒が呼びかけられています。
今回は「急発達」する低気圧で、暴風のほか、見通しのきかない猛吹雪・いわゆる「ホワイトアウト」などに警戒が必要です。
24時間に40ヘクトパスカルも低下
この低気圧は、もともと太平洋側にあり、中心気圧は、20日午前9時には東北の沖合で996ヘクトパスカルでした。
21日午前9時には、北海道付近で956ヘクトパスカルに低下すると予想されています。
「急発達」する低気圧とは24時間以内に中心の気圧が20ヘクトパスカル以上低下、つまり、勢力を強める低気圧のことを指します。
20日午前9時からの24時間に40ヘクトパスカルもの急発達が見込まれ、その後もさらに気圧が低下する見通しです。
【広範囲で暴風に】
最大瞬間風速は陸上でも35メートルが予想されるなど、風の強さだけみると台風並みとは言えますが、注意が必要なのは中心付近ほど風が強まる台風とは大きく異なり、暴風や強風が吹く範囲が台風より広くなることです。
冬に急発達する低気圧は寒気と暖気がぶつかる範囲が広いため、風の強い範囲も広くなりやすいのです。
【“ホワイトアウト”に警戒を】
上空に強い寒気も流れ込むため、雪も強まる見込みで、北海道を中心にところによって見通しが全くきかない猛吹雪いわゆる「ホワイトアウト」にも警戒が必要です。
去年1月には宮城県の東北自動車道で「ホワイトアウト」の状態の中およそ50台が絡む事故が起きました。
雪が降っていなくても、積もった状態であれば、暴風で地面の雪が巻き上げられ、数メートル先も真っ白になり、見通しがきかなくなることがあります。
視界が悪い中で車を運転すると、突然、前方に車が見えてブレーキが間に合わず、追突するおそれもあります。
暴風雪のおそれがある時は、車の運転は控えるようにしてください。
【暴風に湿った重い雪・停電備えを】
暴風に加え、今回は「湿った重い雪」となるところが多くなる見込みで、着雪による倒木や停電のリスクもあります。
停電に備えた燃料式の暖房器具など、落ち着いて屋内で過ごせる準備をしておくと安心です。
暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第3号
2022年02月20日16時50分 気象庁発表
北日本と北陸地方では21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があり、北日本と東日本の日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。暴風雪や高波、大雪による交通障害に警戒してください。
[気圧配置など]
前線を伴った低気圧が北海道の東にあって、急速に発達しながら21日は千島近海を東北東へ進むでしょう。また、北日本の上空約5000メートルには氷点下39度以下の、東日本の上空約5000メートルには氷点下33度以下の寒気が流れ込み、日本付近は21日にかけて強い冬型の気圧配置となる見込みです。
[防災事項]
<暴風雪・高波>
北日本と北陸地方では21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。
21日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方、東北地方 25メートル(35メートル)
21日にかけて予想される波の高さは、
北海道地方、東北地方、北陸地方 6メートル
の見込みです。
暴風、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、高波に警戒してください。
<大雪>
低気圧や強い冬型の気圧配置の影響により、北日本と東日本の日本海側を中心に、21日にかけて大雪となる所がある見込みです。
21日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 80センチ
北海道地方、関東甲信地方 60センチ
その後、22日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 60から80センチ
北海道地方、関東甲信地方 30から50センチ
の見込みです。
大雪による交通障害に警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は21日5時頃に発表する予定です。
2022年02月20日16時50分 気象庁発表
北日本と北陸地方では21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があり、北日本と東日本の日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。暴風雪や高波、大雪による交通障害に警戒してください。
[気圧配置など]
前線を伴った低気圧が北海道の東にあって、急速に発達しながら21日は千島近海を東北東へ進むでしょう。また、北日本の上空約5000メートルには氷点下39度以下の、東日本の上空約5000メートルには氷点下33度以下の寒気が流れ込み、日本付近は21日にかけて強い冬型の気圧配置となる見込みです。
[防災事項]
<暴風雪・高波>
北日本と北陸地方では21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。
21日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方、東北地方 25メートル(35メートル)
21日にかけて予想される波の高さは、
北海道地方、東北地方、北陸地方 6メートル
の見込みです。
暴風、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、高波に警戒してください。
<大雪>
低気圧や強い冬型の気圧配置の影響により、北日本と東日本の日本海側を中心に、21日にかけて大雪となる所がある見込みです。
21日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 80センチ
北海道地方、関東甲信地方 60センチ
その後、22日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 60から80センチ
北海道地方、関東甲信地方 30から50センチ
の見込みです。
大雪による交通障害に警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は21日5時頃に発表する予定です。
暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第1号
2022年02月19日16時17分 気象庁発表
北日本と北陸地方では、20日から21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。また、北日本と東日本の日本海側を中心に、21日にかけて大雪となる所がある見込みです。暴風雪、高波に警戒し、大雪による交通障害に注意・警戒してください。
[気圧配置など]
20日は、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら三陸沖から千島近海へ進み、21日は千島近海で更に発達するでしょう。また、北日本の上空約5000メートルには氷点下39度以下の、東日本の上空約5000メートルには氷点下33度以下の寒気が流れ込み、日本付近は21日にかけて強い冬型の気圧配置となる見込みです。
[防災事項]
<暴風雪・高波>
北日本と北陸地方では、20日から21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。
20日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方、東北地方 23メートル(35メートル)
21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方 25から29メートル(35から45メートル)
東北地方 20から24メートル(25から35メートル)
21日に予想される波の高さは、
北海道地方、東北地方、北陸地方 6メートル
の見込みです。
暴風、猛ふぶきによる交通障害、高波に警戒してください。
<大雪>
低気圧や強い冬型の気圧配置の影響により、北日本と東日本の日本海側を中心に、21日にかけて大雪となる所がある見込みです。
21日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 60から80センチ
北海道地方 40から60センチ
の見込みです。
大雪による交通障害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。なお、その後22日頃にかけて積雪が更に増える所があるでしょう。
[補足事項]
地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は20日5時頃に発表する予定です。
2022年02月19日16時17分 気象庁発表
北日本と北陸地方では、20日から21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。また、北日本と東日本の日本海側を中心に、21日にかけて大雪となる所がある見込みです。暴風雪、高波に警戒し、大雪による交通障害に注意・警戒してください。
[気圧配置など]
20日は、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら三陸沖から千島近海へ進み、21日は千島近海で更に発達するでしょう。また、北日本の上空約5000メートルには氷点下39度以下の、東日本の上空約5000メートルには氷点下33度以下の寒気が流れ込み、日本付近は21日にかけて強い冬型の気圧配置となる見込みです。
[防災事項]
<暴風雪・高波>
北日本と北陸地方では、20日から21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。
20日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方、東北地方 23メートル(35メートル)
21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方 25から29メートル(35から45メートル)
東北地方 20から24メートル(25から35メートル)
21日に予想される波の高さは、
北海道地方、東北地方、北陸地方 6メートル
の見込みです。
暴風、猛ふぶきによる交通障害、高波に警戒してください。
<大雪>
低気圧や強い冬型の気圧配置の影響により、北日本と東日本の日本海側を中心に、21日にかけて大雪となる所がある見込みです。
21日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 60から80センチ
北海道地方 40から60センチ
の見込みです。
大雪による交通障害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。なお、その後22日頃にかけて積雪が更に増える所があるでしょう。
[補足事項]
地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は20日5時頃に発表する予定です。
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