GRANRODEO・KISHOW「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」に衝撃を受ける「俺の音楽の原体験はこれかも」
https://t.cn/A6G0FsGI
放送翌日となる11月11日(水)は「ベースの日」。数字の1が4つならぶ様子を4本のベースの弦に見立てて、2014年に制定されたそうです。そんなベースの日にちなんで、恒例の選曲企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」のテーマは「重低音」。ベースにフォーカスを当てた楽曲をセレクトしました。
【KISHOWが選ぶ“重低音”を感じる1曲】
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
みんなが知っているベースが印象的なメジャーな曲というと、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Give It Away』も浮かんだ」というKISHOWですが、さらに子ども時代を思い出す1曲がありました。
KISHOW:選びました。いろいろあったなかで、もっともキャッチーで俺ら世代の曲を。幼少期ですけど。
e-ZUKA:うん。
KISHOW:親戚のおばちゃん家に行くカーステレオから「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が聴こえてきてびっくりしたんです。だから、俺の音楽の本当の原体験はこれかも。よく(取材で)聴かれるじゃないですか、“音楽のファーストインパクトは何でしたか?”って。(今までは)シブがき隊とかボン・ジョヴィとかって答えてきたけど、ほんとはこの曲かもしれないんですよね。
e-ZUKA:僕なんてバリバリのリアルタイムですからね。
KISHOW:そうですよね、8歳か9歳か。リーゼントだったんですか? 8歳のe-ZUKA少年は(笑)。
e-ZUKA:いやいや(笑)。“この曲、いつ次の展開に入るのかな?”と思って聴いていましたね。和田静男さんのギターソロがまたうまいんですよ。
KISHOW:このベースラインも忘れられないですよね。それこそ(GRANRODEOのサポートベーシストの)瀧田イサムさんが横須賀出身ですね。
e-ZUKA:そうなんですよね~。
KISHOW:横須賀のイメージというと、“革ジャン”“サングラス”“リーゼント”みたいなね。“不良の音楽=ロック”なイメージ。僕は幼少期で物心がつくかつかないかくらいのときにこの曲を聴いて“あー、カッコいいな!”と思ったものでございます。
【e-ZUKAが選ぶ“重低音”を感じる1曲】
「Teen Town」(ウェザー・リポート)
e-ZUKAが最初にベースを意識したのは、小学生時代にテレビでライブを観て憧れたバンド、KISS(キッス)のジーン・シモンズですが、好きなベースのフレーズといえばリズム&ブルース系やファンク系になるそう。ダニー・ハサウェイのバンドに在籍し、ライブアルバム『ライヴ』で数々の名演を披露したウィリー・ウィークスなど、モータウン系のベーシストも好きなのだとか。でもやはり、ベースといえばこの人!
e-ZUKA:やっぱりね、ジャコ・パストリアスが好きなんです。あの人はフレットレスベースで有名じゃないですか。フレットがないから(ベースの代わりにギターで、真似をしながら弾くと……)こう、音が揺れる。ハーモニクスして……(音が)延びたりするんですけども(※ジャコ・パストリアスは、ハーモニクス・グリッサンド奏法も有名)。
僕が好きなのは、ジャコがいたウェザー・リポートの「Teen Town」という曲ですね。前に瀧田さんと一緒にセッションバンドをやったんですけど、そこでも“俺が好きだから”ということで、カバーをしたんですよ。とにかくカッコいいんです! この曲は聴くもんじゃないね、演奏するもんだね(笑)。
KISHOW:あ、そう(笑)。
e-ZUKA:(曲中で)ベースが弾いていたリフというかメロディーというか。これを、ギターとベースでユニゾンするのがとっても楽しいんですよ。もう亡くなっちゃいましたけど、ハイラム・ブロックというギタリストがいて。ジャコも亡くなってるんですが、(ハイラムとジャコの「Teen Town」のセッションは2人とも)バッキバキに弾くので、すごく合うんですよね。そして、ジャコが弾いているのがフレットレスベースだから、ちょっと独特な音がする。
KISHOW:うんうん。
e-ZUKA:“どぅるどぅる♪”“ぼぉぉ~ん♪”みたいな。ビブラートも独特で。
KISHOW:なるほど。フレットがないんですよね。
e-ZUKA:そうなんです。瀧田さんもね、これみよがしにフレットレスベースをよく使うんですよ。
KISHOW:これみよがしに(笑)。
e-ZUKA:GRANRODEOでいうと、フレットレスベースを最初に使ったのは「ネジレタユガミ」。
KISHOW:あったね~。
e-ZUKA:たまに(GRANRODEOのレコーディングで瀧田さんが)「この曲はフレットレスベースで弾きたいな」なんて言うこともあります。
番組ではこのほか、GRANRODEOの楽器レコーディング前にデモ音源を作る際、作曲・編曲のe-ZUKAはベースラインを決め込まず、あえてコード進行とベースのルート音だけを指定しておき、細かいフレージングは瀧田さんにお任せする、という話もありました。30年以上の付き合いになるというe-ZUKAと瀧田さんの信頼関係が、GRANRODEOのサウンド作りにいかされているようです。
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放送翌日となる11月11日(水)は「ベースの日」。数字の1が4つならぶ様子を4本のベースの弦に見立てて、2014年に制定されたそうです。そんなベースの日にちなんで、恒例の選曲企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」のテーマは「重低音」。ベースにフォーカスを当てた楽曲をセレクトしました。
【KISHOWが選ぶ“重低音”を感じる1曲】
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
みんなが知っているベースが印象的なメジャーな曲というと、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Give It Away』も浮かんだ」というKISHOWですが、さらに子ども時代を思い出す1曲がありました。
KISHOW:選びました。いろいろあったなかで、もっともキャッチーで俺ら世代の曲を。幼少期ですけど。
e-ZUKA:うん。
KISHOW:親戚のおばちゃん家に行くカーステレオから「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が聴こえてきてびっくりしたんです。だから、俺の音楽の本当の原体験はこれかも。よく(取材で)聴かれるじゃないですか、“音楽のファーストインパクトは何でしたか?”って。(今までは)シブがき隊とかボン・ジョヴィとかって答えてきたけど、ほんとはこの曲かもしれないんですよね。
e-ZUKA:僕なんてバリバリのリアルタイムですからね。
KISHOW:そうですよね、8歳か9歳か。リーゼントだったんですか? 8歳のe-ZUKA少年は(笑)。
e-ZUKA:いやいや(笑)。“この曲、いつ次の展開に入るのかな?”と思って聴いていましたね。和田静男さんのギターソロがまたうまいんですよ。
KISHOW:このベースラインも忘れられないですよね。それこそ(GRANRODEOのサポートベーシストの)瀧田イサムさんが横須賀出身ですね。
e-ZUKA:そうなんですよね~。
KISHOW:横須賀のイメージというと、“革ジャン”“サングラス”“リーゼント”みたいなね。“不良の音楽=ロック”なイメージ。僕は幼少期で物心がつくかつかないかくらいのときにこの曲を聴いて“あー、カッコいいな!”と思ったものでございます。
【e-ZUKAが選ぶ“重低音”を感じる1曲】
「Teen Town」(ウェザー・リポート)
e-ZUKAが最初にベースを意識したのは、小学生時代にテレビでライブを観て憧れたバンド、KISS(キッス)のジーン・シモンズですが、好きなベースのフレーズといえばリズム&ブルース系やファンク系になるそう。ダニー・ハサウェイのバンドに在籍し、ライブアルバム『ライヴ』で数々の名演を披露したウィリー・ウィークスなど、モータウン系のベーシストも好きなのだとか。でもやはり、ベースといえばこの人!
e-ZUKA:やっぱりね、ジャコ・パストリアスが好きなんです。あの人はフレットレスベースで有名じゃないですか。フレットがないから(ベースの代わりにギターで、真似をしながら弾くと……)こう、音が揺れる。ハーモニクスして……(音が)延びたりするんですけども(※ジャコ・パストリアスは、ハーモニクス・グリッサンド奏法も有名)。
僕が好きなのは、ジャコがいたウェザー・リポートの「Teen Town」という曲ですね。前に瀧田さんと一緒にセッションバンドをやったんですけど、そこでも“俺が好きだから”ということで、カバーをしたんですよ。とにかくカッコいいんです! この曲は聴くもんじゃないね、演奏するもんだね(笑)。
KISHOW:あ、そう(笑)。
e-ZUKA:(曲中で)ベースが弾いていたリフというかメロディーというか。これを、ギターとベースでユニゾンするのがとっても楽しいんですよ。もう亡くなっちゃいましたけど、ハイラム・ブロックというギタリストがいて。ジャコも亡くなってるんですが、(ハイラムとジャコの「Teen Town」のセッションは2人とも)バッキバキに弾くので、すごく合うんですよね。そして、ジャコが弾いているのがフレットレスベースだから、ちょっと独特な音がする。
KISHOW:うんうん。
e-ZUKA:“どぅるどぅる♪”“ぼぉぉ~ん♪”みたいな。ビブラートも独特で。
KISHOW:なるほど。フレットがないんですよね。
e-ZUKA:そうなんです。瀧田さんもね、これみよがしにフレットレスベースをよく使うんですよ。
KISHOW:これみよがしに(笑)。
e-ZUKA:GRANRODEOでいうと、フレットレスベースを最初に使ったのは「ネジレタユガミ」。
KISHOW:あったね~。
e-ZUKA:たまに(GRANRODEOのレコーディングで瀧田さんが)「この曲はフレットレスベースで弾きたいな」なんて言うこともあります。
番組ではこのほか、GRANRODEOの楽器レコーディング前にデモ音源を作る際、作曲・編曲のe-ZUKAはベースラインを決め込まず、あえてコード進行とベースのルート音だけを指定しておき、細かいフレージングは瀧田さんにお任せする、という話もありました。30年以上の付き合いになるというe-ZUKAと瀧田さんの信頼関係が、GRANRODEOのサウンド作りにいかされているようです。
GRANRODEO もしも「格闘家」だったら…入場曲にしたい洋楽をセレクト!
https://t.cn/A6LttcmH
レギュラー企画第5弾! 毎回お題に沿った楽曲を音楽サブスクリプションサービス「Spotify」からセレクトし、Spotify上のプレイリストをどんどん更新していく「ハートに火がつく、プレイリスト!」のコーナーをお届け。KISHOWとe-ZUKAそれぞれが、“Fight=戦い”をイメージする洋楽ナンバーを選びました。
【KISHOWが選ぶFightな1曲】「Can't Stop」(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
KISHOW:最初、このテーマで僕が思ったのは“if”。やっぱり滾る(たぎる)んですよ。自分がボクサーや格闘家だったら、“入場曲はなんだろうな?”と。GRANRODEOの楽曲だったら、アレかな? あえての「Can Do」かな? とか。そして、この5、6年で、そのifシリーズに決着が着いたんですね。それが、レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)ですね。
e-ZUKA:おぉ~。
KISHOW:レッチリって、世界的な人気。日本でもすごいでしょ、好きな人が、めちゃめちゃ多いじゃん。e-ZUKAさんってどうでした? 世代的に。
e-ZUKA:そんなに積極的には聴いていないんだけど、若者がやっている“ファンク”みたいなイメージがあった。P-Funkの人とも付き合いがあったとか、なかったとかで。デイヴ・ナヴァロ(Gt.)が途中加入したアルバムがあるじゃないですか。
KISHOW:『one hot minute』ね。じつは、僕すごく好きなんですよ。
e-ZUKA:あれは、すごくいい。
KISHOW:やっぱり? ギタリストだもんね。
e-ZUKA:ああいうサウンドのほうが、俺は好きだった。
KISHOW:(脱退したオリジナルメンバーの)“ジョン・フルシアンテ(Gt.)じゃないとダメ”って言われてね。『one hot minute』はアルバム的に本当に好きなんだけど、クサされちゃったんだよね、オールドファンに。
――ここで、「Can't Stop」をOA。
KISHOW:入りから、テンションが否応なしに上がっていく。いいっすね。“戦えるな”って感じ。
e-ZUKA:やんちゃな感じがしますね。でもこれで入場するんだったら、タトゥーとかけっこう入れていないと(笑)。
KISHOW:タトゥー入ってないと、様になんないよね(笑)。
e-ZUKA:これで(アントニオ)猪木さんとかは、入場してこないですよ(笑)。
KISHOW:猪木さんとか長州力さんはね。あ、長州さんで思い出した。(長州力の入場テーマを作ったのは)平沢進さんなんですよ、知ってる?(※作曲者のクレジットは平沢進さんの別名義・異母犯抄)
e-ZUKA:そうなんだ。P-MODELのね。
KISHOW:「パワーホール」っていう有名な曲ね。「Can't Stop」を聴きながら思ったけど、GRANRODEOのライブ直前って、(楽屋で流す曲は)Perfumeの「Baby cruising Love」とかだったでしょ。今後ツアーに行くとしたら、たぶんレッチリの「Can't Stop」か、長州さんの「パワーホール」しかないっすね(笑)。
【e-ZUKAが選ぶFightな1曲】「Eye of the Tiger」(サバイバー)
e-ZUKA:やっぱり“Fight”っていうと、中島みゆきさんしか出てこないですけどね。
KISHOW:“ファーイト♪”ですね。
e-ZUKA:そうそう(笑)。……なんですけど、僕もやっぱり入場曲ということで、映画「ロッキー3」の主題歌、サバイバーの「Eye of the Tiger」を選びました。
KISHOW:この曲は知らない人がいない。
e-ZUKA:いまの人が聴くと、どうなのか分からないけど、出た当時はすごく洗練された音楽に聴こえたんですよ。
KISHOW:そうなんだ。
e-ZUKA:メロディアスで、オシャレなハードロックに聴こえた。ジャーニーとかにも通じるようなね。
KISHOW:時代を感じる楽曲ですよね。いま聴くと、あの時代の空気感をまとっているよなあと。否応なしにロッキーが思い浮かぶもんね。シルヴェスター・スタローンが。
e-ZUKA:でしょ? ロッキーが、レッチリを流しながら出てこれるか! ってことなんですよ(笑)。
KISHOW:うはははっ! その通りだけどさ。
e-ZUKA:それをまず想像してほしいよね。そうしたら、やっぱり肩を揺らしながら出てこなきゃいけないでしょ、レッチリだと(笑)。だから(ロッキーには)「Eye of the Tiger」がすごく合うわけです。
――ここで、「Eye of the Tiger」をOA。
e-ZUKA:いいですね。画が浮かんでくるね。ロッキーの。
KISHOW:斜に構えて聴くこともできるけど、正面切って、「いや~カッコいいじゃない!」って、言いたいよね。こういう曲を。
e-ZUKA:逆に、こう洗練されていると、僕らの世代では“商業ロック”や“産業ロック”と言われたわけですよ。
KISHOW:あったね、80年代に。
e-ZUKA:「こんなのロックじゃねぇ!」みたいなことを言われたわけですよ。そんな奴は、ロッキーがブッ飛ばしにくるからね! こっちにはロッキーがついてんだ(笑)!
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レギュラー企画第5弾! 毎回お題に沿った楽曲を音楽サブスクリプションサービス「Spotify」からセレクトし、Spotify上のプレイリストをどんどん更新していく「ハートに火がつく、プレイリスト!」のコーナーをお届け。KISHOWとe-ZUKAそれぞれが、“Fight=戦い”をイメージする洋楽ナンバーを選びました。
【KISHOWが選ぶFightな1曲】「Can't Stop」(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
KISHOW:最初、このテーマで僕が思ったのは“if”。やっぱり滾る(たぎる)んですよ。自分がボクサーや格闘家だったら、“入場曲はなんだろうな?”と。GRANRODEOの楽曲だったら、アレかな? あえての「Can Do」かな? とか。そして、この5、6年で、そのifシリーズに決着が着いたんですね。それが、レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)ですね。
e-ZUKA:おぉ~。
KISHOW:レッチリって、世界的な人気。日本でもすごいでしょ、好きな人が、めちゃめちゃ多いじゃん。e-ZUKAさんってどうでした? 世代的に。
e-ZUKA:そんなに積極的には聴いていないんだけど、若者がやっている“ファンク”みたいなイメージがあった。P-Funkの人とも付き合いがあったとか、なかったとかで。デイヴ・ナヴァロ(Gt.)が途中加入したアルバムがあるじゃないですか。
KISHOW:『one hot minute』ね。じつは、僕すごく好きなんですよ。
e-ZUKA:あれは、すごくいい。
KISHOW:やっぱり? ギタリストだもんね。
e-ZUKA:ああいうサウンドのほうが、俺は好きだった。
KISHOW:(脱退したオリジナルメンバーの)“ジョン・フルシアンテ(Gt.)じゃないとダメ”って言われてね。『one hot minute』はアルバム的に本当に好きなんだけど、クサされちゃったんだよね、オールドファンに。
――ここで、「Can't Stop」をOA。
KISHOW:入りから、テンションが否応なしに上がっていく。いいっすね。“戦えるな”って感じ。
e-ZUKA:やんちゃな感じがしますね。でもこれで入場するんだったら、タトゥーとかけっこう入れていないと(笑)。
KISHOW:タトゥー入ってないと、様になんないよね(笑)。
e-ZUKA:これで(アントニオ)猪木さんとかは、入場してこないですよ(笑)。
KISHOW:猪木さんとか長州力さんはね。あ、長州さんで思い出した。(長州力の入場テーマを作ったのは)平沢進さんなんですよ、知ってる?(※作曲者のクレジットは平沢進さんの別名義・異母犯抄)
e-ZUKA:そうなんだ。P-MODELのね。
KISHOW:「パワーホール」っていう有名な曲ね。「Can't Stop」を聴きながら思ったけど、GRANRODEOのライブ直前って、(楽屋で流す曲は)Perfumeの「Baby cruising Love」とかだったでしょ。今後ツアーに行くとしたら、たぶんレッチリの「Can't Stop」か、長州さんの「パワーホール」しかないっすね(笑)。
【e-ZUKAが選ぶFightな1曲】「Eye of the Tiger」(サバイバー)
e-ZUKA:やっぱり“Fight”っていうと、中島みゆきさんしか出てこないですけどね。
KISHOW:“ファーイト♪”ですね。
e-ZUKA:そうそう(笑)。……なんですけど、僕もやっぱり入場曲ということで、映画「ロッキー3」の主題歌、サバイバーの「Eye of the Tiger」を選びました。
KISHOW:この曲は知らない人がいない。
e-ZUKA:いまの人が聴くと、どうなのか分からないけど、出た当時はすごく洗練された音楽に聴こえたんですよ。
KISHOW:そうなんだ。
e-ZUKA:メロディアスで、オシャレなハードロックに聴こえた。ジャーニーとかにも通じるようなね。
KISHOW:時代を感じる楽曲ですよね。いま聴くと、あの時代の空気感をまとっているよなあと。否応なしにロッキーが思い浮かぶもんね。シルヴェスター・スタローンが。
e-ZUKA:でしょ? ロッキーが、レッチリを流しながら出てこれるか! ってことなんですよ(笑)。
KISHOW:うはははっ! その通りだけどさ。
e-ZUKA:それをまず想像してほしいよね。そうしたら、やっぱり肩を揺らしながら出てこなきゃいけないでしょ、レッチリだと(笑)。だから(ロッキーには)「Eye of the Tiger」がすごく合うわけです。
――ここで、「Eye of the Tiger」をOA。
e-ZUKA:いいですね。画が浮かんでくるね。ロッキーの。
KISHOW:斜に構えて聴くこともできるけど、正面切って、「いや~カッコいいじゃない!」って、言いたいよね。こういう曲を。
e-ZUKA:逆に、こう洗練されていると、僕らの世代では“商業ロック”や“産業ロック”と言われたわけですよ。
KISHOW:あったね、80年代に。
e-ZUKA:「こんなのロックじゃねぇ!」みたいなことを言われたわけですよ。そんな奴は、ロッキーがブッ飛ばしにくるからね! こっちにはロッキーがついてんだ(笑)!
最後の特集は堂本光一 上演20周年「Endless SHOCK」にささげる思いとは?
3月13日(金)25時15分~『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(関東ローカル)
3月13日(金)25時15分より放送のフジテレビ『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』。一昨年の10月にスタートし、休止を経て、昨年10月に再スタートした。その放送が今月で最後となるが、トリを飾るのは「堂本光一」特集。 前後編の2週にわたって放送する。
堂本は、舞台「Endless SHOCK」の主演として21歳から帝国劇場のステージに立ち、40歳を超えた今なお身体を張った演出でその作品を守り続ける。20年という長きにわたり、この舞台で生きてきた者の強い信念を追った。
「Endless SHOCK」は、歌やダンス、フライング、22段にも及ぶ大階段落ちなどを盛り込んだミュージカル。ニューヨークの小劇場でショーに出演する若者たちが、ブロードウェイでの成功を夢見る姿を描いた物語だ。堂本が演じるのは、カンパニーの中心となってショー作りにまい進する主人公。座長である本人さながらの役どころだ。
2000年11月に「MILLENNIUM SHOCK」として帝国劇場で初演されて以来、進化を重ねてきたこの作品は、今年で上演20周年を迎えた。
当初は、ジャニー喜多川氏が脚本と演出を手掛け、アクションやイリュージョンなど、次々と繰り広げられる派手な演出を重視していた。2005年、「Endless SHOCK」にタイトルを変え、堂本自身も演出、脚本に参加するようになった。恩師から演出を引き継ぐも、指摘されることも多く、意見をぶつけ合いながら作り上げてきた。
それまでの派手な演出をストーリーの中に組み込み、登場人物の生き様として表現するようになったことで、作品は一層高く評価された。そして、20周年というメモリアルイヤーのライバル役キャストに、KAT-TUNの上田竜也が指名された。その他の共演者も半数以上が一新された今年の「Endless SHOCK」は、どのように作り上げられたのだろうか。
昨年11月、20周年記念公演の製作発表が行われた。堂本は、記者の質問の前に「後ほど、おそらく質疑応答で、新しい演出は考えていますか?という質問があると思います。先に言います、考えていません」と話し、笑いを取る。しかし、堂本は、毎年新たな演出を加え、より良いものを作ろうと目指してきた。
作品の進化について「ちっちゃいことなんですけどね。よくメディアの方に、どう進化するんですか?どう変更するんですか?と質問される。それこそ音楽を変えましたとかはわかりやすいですよね。そんなことよりもっと細かいところをどうしようかなって。あそこの照明のタイミングを0.5秒早くしたんですっていう変更の方が大事だったりする。長くやるってそういうことなんですよね。自分の中ではそういう無駄と思える時間も絶対的に無駄じゃないと思える信念があるんですよね」と話す。
堂本は、「作品を愛してほしいんですよ。全員が『Endless SHOCK』を好きになってほしいんです。それが一番ですね。俺を見てくれって思ったことないです」と語る。舞台人としてのこだわりを、一つの作品にささげてきた20年。
演者としてだけでなく作り手としても関わり続けた堂本がこのステージにかける思いとは。「カメラを向けられるのが嫌い。ドキュメンタリーみたいな素の自分を見せるのは恐怖がありますね」と語る堂本光一を、「Endless SHOCK」を通して徹底的に紐(ひも)解いていく。
また、番組は3月で終了となる。
※舞台「Endless SHOCK」は、新型コロナウイルスに関する情勢に鑑み、現在公演中止となっている(3月12日現在)。
3月13日(金)25時15分~『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(関東ローカル)
3月13日(金)25時15分より放送のフジテレビ『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』。一昨年の10月にスタートし、休止を経て、昨年10月に再スタートした。その放送が今月で最後となるが、トリを飾るのは「堂本光一」特集。 前後編の2週にわたって放送する。
堂本は、舞台「Endless SHOCK」の主演として21歳から帝国劇場のステージに立ち、40歳を超えた今なお身体を張った演出でその作品を守り続ける。20年という長きにわたり、この舞台で生きてきた者の強い信念を追った。
「Endless SHOCK」は、歌やダンス、フライング、22段にも及ぶ大階段落ちなどを盛り込んだミュージカル。ニューヨークの小劇場でショーに出演する若者たちが、ブロードウェイでの成功を夢見る姿を描いた物語だ。堂本が演じるのは、カンパニーの中心となってショー作りにまい進する主人公。座長である本人さながらの役どころだ。
2000年11月に「MILLENNIUM SHOCK」として帝国劇場で初演されて以来、進化を重ねてきたこの作品は、今年で上演20周年を迎えた。
当初は、ジャニー喜多川氏が脚本と演出を手掛け、アクションやイリュージョンなど、次々と繰り広げられる派手な演出を重視していた。2005年、「Endless SHOCK」にタイトルを変え、堂本自身も演出、脚本に参加するようになった。恩師から演出を引き継ぐも、指摘されることも多く、意見をぶつけ合いながら作り上げてきた。
それまでの派手な演出をストーリーの中に組み込み、登場人物の生き様として表現するようになったことで、作品は一層高く評価された。そして、20周年というメモリアルイヤーのライバル役キャストに、KAT-TUNの上田竜也が指名された。その他の共演者も半数以上が一新された今年の「Endless SHOCK」は、どのように作り上げられたのだろうか。
昨年11月、20周年記念公演の製作発表が行われた。堂本は、記者の質問の前に「後ほど、おそらく質疑応答で、新しい演出は考えていますか?という質問があると思います。先に言います、考えていません」と話し、笑いを取る。しかし、堂本は、毎年新たな演出を加え、より良いものを作ろうと目指してきた。
作品の進化について「ちっちゃいことなんですけどね。よくメディアの方に、どう進化するんですか?どう変更するんですか?と質問される。それこそ音楽を変えましたとかはわかりやすいですよね。そんなことよりもっと細かいところをどうしようかなって。あそこの照明のタイミングを0.5秒早くしたんですっていう変更の方が大事だったりする。長くやるってそういうことなんですよね。自分の中ではそういう無駄と思える時間も絶対的に無駄じゃないと思える信念があるんですよね」と話す。
堂本は、「作品を愛してほしいんですよ。全員が『Endless SHOCK』を好きになってほしいんです。それが一番ですね。俺を見てくれって思ったことないです」と語る。舞台人としてのこだわりを、一つの作品にささげてきた20年。
演者としてだけでなく作り手としても関わり続けた堂本がこのステージにかける思いとは。「カメラを向けられるのが嫌い。ドキュメンタリーみたいな素の自分を見せるのは恐怖がありますね」と語る堂本光一を、「Endless SHOCK」を通して徹底的に紐(ひも)解いていく。
また、番組は3月で終了となる。
※舞台「Endless SHOCK」は、新型コロナウイルスに関する情勢に鑑み、現在公演中止となっている(3月12日現在)。
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