神奈川県 新型コロナ 2082人感染確認 過去最多
2021年8月6日
神奈川県内では6日、これまでで最も多い合わせて2082人が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。
1日に発表された感染者の数が2000人を超えたのはこれが初めてで、1週間前の金曜日に比べて664人増え、感染の急激な拡大が続いています。
発表の内訳は、横浜市が905人、川崎市が500人、県の発表分が343人、相模原市が143人、藤沢市が78人、横須賀市が64人、茅ヶ崎市が49人でした。
居住地別では、横浜市が936人、川崎市が422人、相模原市が136人、藤沢市が81人、横須賀市が63人、大和市が54人、厚木市が49人、茅ヶ崎市が41人、座間市が38人、平塚市が35人、鎌倉市が26人、海老名市が25人、秦野市が21人、小田原市が20人、伊勢原市が15人、綾瀬市が10人、逗子市が9人、南足柄市が7人、葉山町と寒川町、それに愛川町が6人、三浦市と湯河原町が3人、大磯町、二宮町、松田町、山北町、それに箱根町が2人、中井町と大井町が1人、都内が27人、埼玉県が2人、住んでいる自治体が明らかにされていない人も29人いました。
年代別では、10歳未満が129人、10代が254人、20代が585人、30代が354人、40代が360人、50代が284人、60代が73人、70代が25人、80代が12人、90代が5人、年齢を調査中の人が1人となっていて、50代までの感染者が全体の9割以上を占めています。
また全体の3分の2を超える1434人は感染経路が不明だということです。
症状別では、重症が1人、中等症が12人、軽症または無症状が1553人でしたが、川崎市では感染拡大で業務がひっ迫し、発表した感染者のほとんどの498人が調査中となるなど、あわせて515人が調査中となっています。
一方、男女5人の死亡が発表され、死亡した人の累計は1004人と、1000人を超えました。
このほか、神奈川県は5日感染を発表した男性1人について、詳しい検査の結果、陰性が判明したとして感染者数から除くと発表しました。
NHKのまとめでは、神奈川県内で発表された感染者はこれで9万3000人で、このうち1004人が死亡しています。
2021年8月6日
神奈川県内では6日、これまでで最も多い合わせて2082人が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。
1日に発表された感染者の数が2000人を超えたのはこれが初めてで、1週間前の金曜日に比べて664人増え、感染の急激な拡大が続いています。
発表の内訳は、横浜市が905人、川崎市が500人、県の発表分が343人、相模原市が143人、藤沢市が78人、横須賀市が64人、茅ヶ崎市が49人でした。
居住地別では、横浜市が936人、川崎市が422人、相模原市が136人、藤沢市が81人、横須賀市が63人、大和市が54人、厚木市が49人、茅ヶ崎市が41人、座間市が38人、平塚市が35人、鎌倉市が26人、海老名市が25人、秦野市が21人、小田原市が20人、伊勢原市が15人、綾瀬市が10人、逗子市が9人、南足柄市が7人、葉山町と寒川町、それに愛川町が6人、三浦市と湯河原町が3人、大磯町、二宮町、松田町、山北町、それに箱根町が2人、中井町と大井町が1人、都内が27人、埼玉県が2人、住んでいる自治体が明らかにされていない人も29人いました。
年代別では、10歳未満が129人、10代が254人、20代が585人、30代が354人、40代が360人、50代が284人、60代が73人、70代が25人、80代が12人、90代が5人、年齢を調査中の人が1人となっていて、50代までの感染者が全体の9割以上を占めています。
また全体の3分の2を超える1434人は感染経路が不明だということです。
症状別では、重症が1人、中等症が12人、軽症または無症状が1553人でしたが、川崎市では感染拡大で業務がひっ迫し、発表した感染者のほとんどの498人が調査中となるなど、あわせて515人が調査中となっています。
一方、男女5人の死亡が発表され、死亡した人の累計は1004人と、1000人を超えました。
このほか、神奈川県は5日感染を発表した男性1人について、詳しい検査の結果、陰性が判明したとして感染者数から除くと発表しました。
NHKのまとめでは、神奈川県内で発表された感染者はこれで9万3000人で、このうち1004人が死亡しています。
日本国内の累計感染者数100万人超 新型コロナ 急激な感染拡大続く
2021年8月6日 18時05分
国内でこれまでに新型コロナウイルスの感染が確認された人が6日、100万人を超えました。
先月29日以降はほぼ連日、感染者が1万人を超え、感染拡大のペースが急激に上がっていました。
「第5波」で急増
国内で新型コロナウイルスの感染が確認された人の数は、国内での感染が始まってから1年半余りで、100万人を超えました。
ことし6月下旬以降の感染の「第5波」では、6日までの9日間だけで感染者数が10万人余りに上り、感染力の強い「デルタ株」の影響もあって、これまでにないスピードで感染拡大が進んでいます。
感染拡大 これまでのスピードは
新型コロナウイルスに感染した人が日本国内で初めて確認されたのは去年1月16日。中国の武漢に渡航していた神奈川県に住む30代の男性が肺炎の症状を訴え、感染が確認されたケースでした。
その後、国内でも感染拡大が起き、去年4月7日に初めての緊急事態宣言が出されたあと、国内の感染者数は4月18日に1万人を超えました。
そして、感染の「第2波」で8月11日に5万人を超え、最初に確認されてから9か月半後の10月30日には10万人を超えました。
これ以降、感染者が増加するスピードは上がり、20万人を超えたのは感染の「第3波」のさなかの12月21日で、30万人を超えたのはことし1月13日と、10万人から20万人になるまでは2か月足らず、20万人から30万人までは23日でした。
さらに、イギリスで最初に確認された変異ウイルス「アルファ株」の感染が広がったことし3月以降、関西を中心に「第4波」の急速な感染拡大が起き、国内の感染者数は4月9日に50万人を超えました。
続いて6月以降の感染の「第5波」では、感染力がさらに強い「デルタ株」が首都圏を中心に広がり、国内の感染者数はおよそ1年7か月で累計が100万人を超えることになりました。
50万人を超えたのは最初の感染が確認されてからおよそ1年3か月でしたが、50万人から100万人になるまではわずか4か月足らずとなっていて、特に「第5波」では、6日までのわずか9日間で感染者数が10万人余り増えるなど、これまでに経験したことのない規模での感染拡大が起きています。
医療体制はひっ迫
高齢者のワクチン接種が進んだ効果で、感染の「第5波」では亡くなる人の数の増加は、感染者数の増加に比べて緩やかになっていますが、感染の急拡大が続く中、重症患者が増加し、医療体制がひっ迫してきていて、厚生労働省の専門家会合は「通常であれば助かる命も助からない状況になることも強く懸念される。今後、死亡例も増加に転じていく可能性がある」と強い危機感を示しています。
世界の感染状況は
一方、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、国別の累計の感染者数は、アメリカで3544万人、インドで3186万人、ブラジルで2007万人、フランスとロシアで630万人、イギリスで601万人などとなっていて、世界各地で100万人を超えている国は日本以外に31か国あり、このところ、デルタ株の世界的な拡大で感染は再び増加傾向にあります。
専門家「感染リスク高い行動 できるだけ避けることが重要」
政府の分科会のメンバーで東邦大学の舘田一博教授は「日本は人口当たりの感染者数や死亡者を欧米などの国より少なく維持できてきたが、今、デルタ株の出現で急激な感染者数の増加がみられるようになっている。ワクチンの接種を進めながら、人に感染させてしまう、うつされてしまうかもしれないという意識で、感染リスクの高い行動をできるだけ避けることが重要だ」と話しています。
2021年8月6日 18時05分
国内でこれまでに新型コロナウイルスの感染が確認された人が6日、100万人を超えました。
先月29日以降はほぼ連日、感染者が1万人を超え、感染拡大のペースが急激に上がっていました。
「第5波」で急増
国内で新型コロナウイルスの感染が確認された人の数は、国内での感染が始まってから1年半余りで、100万人を超えました。
ことし6月下旬以降の感染の「第5波」では、6日までの9日間だけで感染者数が10万人余りに上り、感染力の強い「デルタ株」の影響もあって、これまでにないスピードで感染拡大が進んでいます。
感染拡大 これまでのスピードは
新型コロナウイルスに感染した人が日本国内で初めて確認されたのは去年1月16日。中国の武漢に渡航していた神奈川県に住む30代の男性が肺炎の症状を訴え、感染が確認されたケースでした。
その後、国内でも感染拡大が起き、去年4月7日に初めての緊急事態宣言が出されたあと、国内の感染者数は4月18日に1万人を超えました。
そして、感染の「第2波」で8月11日に5万人を超え、最初に確認されてから9か月半後の10月30日には10万人を超えました。
これ以降、感染者が増加するスピードは上がり、20万人を超えたのは感染の「第3波」のさなかの12月21日で、30万人を超えたのはことし1月13日と、10万人から20万人になるまでは2か月足らず、20万人から30万人までは23日でした。
さらに、イギリスで最初に確認された変異ウイルス「アルファ株」の感染が広がったことし3月以降、関西を中心に「第4波」の急速な感染拡大が起き、国内の感染者数は4月9日に50万人を超えました。
続いて6月以降の感染の「第5波」では、感染力がさらに強い「デルタ株」が首都圏を中心に広がり、国内の感染者数はおよそ1年7か月で累計が100万人を超えることになりました。
50万人を超えたのは最初の感染が確認されてからおよそ1年3か月でしたが、50万人から100万人になるまではわずか4か月足らずとなっていて、特に「第5波」では、6日までのわずか9日間で感染者数が10万人余り増えるなど、これまでに経験したことのない規模での感染拡大が起きています。
医療体制はひっ迫
高齢者のワクチン接種が進んだ効果で、感染の「第5波」では亡くなる人の数の増加は、感染者数の増加に比べて緩やかになっていますが、感染の急拡大が続く中、重症患者が増加し、医療体制がひっ迫してきていて、厚生労働省の専門家会合は「通常であれば助かる命も助からない状況になることも強く懸念される。今後、死亡例も増加に転じていく可能性がある」と強い危機感を示しています。
世界の感染状況は
一方、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、国別の累計の感染者数は、アメリカで3544万人、インドで3186万人、ブラジルで2007万人、フランスとロシアで630万人、イギリスで601万人などとなっていて、世界各地で100万人を超えている国は日本以外に31か国あり、このところ、デルタ株の世界的な拡大で感染は再び増加傾向にあります。
専門家「感染リスク高い行動 できるだけ避けることが重要」
政府の分科会のメンバーで東邦大学の舘田一博教授は「日本は人口当たりの感染者数や死亡者を欧米などの国より少なく維持できてきたが、今、デルタ株の出現で急激な感染者数の増加がみられるようになっている。ワクチンの接種を進めながら、人に感染させてしまう、うつされてしまうかもしれないという意識で、感染リスクの高い行動をできるだけ避けることが重要だ」と話しています。
大阪府 新型コロナ 1310人感染確認 過去最多
大阪知事“感染抑えるチャンス” 外出自粛改めて呼びかけ
08月06日 17時28分
大阪府は6日、府内で新たに1310人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
これはことし5月1日と4月28日の1260人を上回り、過去最多です。
1日の感染者が1000人を超えるのは4日連続です。
府内の感染者の累計は12万0171人となりました。
また、2人の死亡が発表され、府内で新型コロナに感染して亡くなった人は2728人となりました。
新型コロナウイルスの感染の急拡大を受けて、大阪府の吉村知事は記者団に対し、「会社などが休みになるこの時期が感染を抑えるチャンスだ」と述べ、7日からの3連休やお盆の期間中、不要不急の外出を自粛し、都道府県をまたぐ移動は極力、控えるよう、改めて府民に呼びかけました。
このなかで吉村知事は、「感染拡大力が非常に強い『デルタ株』が大阪でも猛威をふるい、感染は急拡大の傾向にある。東京で起きていることが、少し遅れて大阪で起こることは十分あり得る」と述べました。
そのうえで、「会社などが休みになるこの時期に、できるだけ人と人の接触を減らし、感染を抑えていく。これが最後のチャンスだ」と述べ、7日からの3連休やお盆の期間中、不要不急の外出を自粛し、都道府県をまたぐ移動は極力、控えるよう、改めて呼びかけました。
また、吉村知事は、感染の急拡大などをふまえ、軽症・中等症患者の病床の運用方針を、5段階のレベルのうち最も高い「災害級非常事態」のレベルに引き上げ、大阪府が確保している2589床の軽症・中等症病床のすべてを実際に運用していく方針を明らかにしました。
大阪知事“感染抑えるチャンス” 外出自粛改めて呼びかけ
08月06日 17時28分
大阪府は6日、府内で新たに1310人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
これはことし5月1日と4月28日の1260人を上回り、過去最多です。
1日の感染者が1000人を超えるのは4日連続です。
府内の感染者の累計は12万0171人となりました。
また、2人の死亡が発表され、府内で新型コロナに感染して亡くなった人は2728人となりました。
新型コロナウイルスの感染の急拡大を受けて、大阪府の吉村知事は記者団に対し、「会社などが休みになるこの時期が感染を抑えるチャンスだ」と述べ、7日からの3連休やお盆の期間中、不要不急の外出を自粛し、都道府県をまたぐ移動は極力、控えるよう、改めて府民に呼びかけました。
このなかで吉村知事は、「感染拡大力が非常に強い『デルタ株』が大阪でも猛威をふるい、感染は急拡大の傾向にある。東京で起きていることが、少し遅れて大阪で起こることは十分あり得る」と述べました。
そのうえで、「会社などが休みになるこの時期に、できるだけ人と人の接触を減らし、感染を抑えていく。これが最後のチャンスだ」と述べ、7日からの3連休やお盆の期間中、不要不急の外出を自粛し、都道府県をまたぐ移動は極力、控えるよう、改めて呼びかけました。
また、吉村知事は、感染の急拡大などをふまえ、軽症・中等症患者の病床の運用方針を、5段階のレベルのうち最も高い「災害級非常事態」のレベルに引き上げ、大阪府が確保している2589床の軽症・中等症病床のすべてを実際に運用していく方針を明らかにしました。
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