スーパー戦隊シリーズ44作目は史上最高にゴージャス!
『宝石×乗り物』をモチーフに、
“かつてないほどに光輝くキラキラヒーロー”が誕生する!
■2020年3月8日、キラキラ輝くスーパー戦隊が誕生! シリーズ44作目は『魔進戦隊キラメイジャー』
人が輝いて生きることを物語のテーマに、“全力で活躍して輝く”ヒーローたち、そのビジュアル、アクション、ロボ戦など、
すべてがキラキラした、これまで見たことのないほどゴージャスなスーパー戦隊が誕生!
不思議なパワーを秘めた美しい宝石に戦士として選ばれた5人の若者が、人々から希望や輝きを奪おうとする闇の軍団と戦います。
そんな本作のヒーローは、攻撃を創造する“創”の戦士・キラメイレッド、多彩な射撃を繰り出す“射”の戦士・キラメイイエロー、
高速攻撃が得意な“速”の戦士・キラメイグリーン、剣撃で敵を倒す“斬”の戦士・キラメイブルー、治癒能力と合気道に秀でる“治”の戦士・キラメイピンクの5人。
それぞれがもつ才能や得意技を生かした華麗かつ痛快なアクションで敵と戦い、人々の希望と輝きを守ります。
■モチーフは『宝石×乗り物』! 不思議なパワーを秘めた宝石が巨大な乗り物に!!
赤、黄、緑、青、桃…不思議なパワーを秘めた“キラメイストーン”という美しい宝石は、
それぞれ意志をもち、自身がタッグを組むにふさわしい戦士を選び出します。
さらに!!キラメイストーンは戦士の個性と共鳴し、巨大な乗り物・魔進(マシン)に変形!
『宝石×乗り物』という斬新なモチーフで、華麗に戦うヒーローたちの活躍を描きます。
キラメイレッドの相棒となる魔進は、巨大な<消防車>!巨大で戦うパワーも強力、さらにハシゴの救助も可能な万能魔進です。
キラメイイエローとタッグを組むのは、ブレーカーで大地や壁を豪快に削る<ショベルカー>。強靭なアームを使って爆弾などを超高速で投げ飛ばします。
キラメイグリーンの相棒は、とにかく速い<スーパーカー>!ターボを効かせると驚きのスピードを叩き出します。
キラメイブルーの相棒は、けた外れの攻撃力を備えた<ジェット機>!主翼をカッターにして、敵を一網打尽にします。
そして、キラメイピンクとタッグを組むのは、自由自在に空を舞う<ヘリコプター>。プロペラであらゆる攻撃を跳ね返します。
個性あふれるキラメイストーン=魔進とヒーローたちのちょっぴりコミカルなやり取りや、気持ちを一つにして敵に立ち向かう姿は本作の大きな見どころの一つです!!お楽しみに!!!
■シリーズ史上初の試みも実施! テレビに先駆けて2020年2月8日に映画を公開!
さらに今回、シリーズ史上初の試みとして、2020年3月8日(日)のテレビ放送スタートに先駆け、2月8日(土)に劇場用映画『魔進戦隊キ ラメイジャー エピソードZERO』を公開!
『スーパー戦隊MOVIEパーティー』と題し、『騎士竜戦隊リュウソウジャーVS快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』と同時上映となる二本立てでの公開が決定しました!
映画では、地球にやってきた宝石の国のお姫様とキラメイストーンが、
キラメンタルという、魅力やずば抜けた才能の源となる強い“輝ける精神”をもった人を探し出し、戦士としてスカウトする様子が描かれます。
強いキラメンタルをもつ、輝きながら活躍している人こそ、闇の軍団を倒すにふさわしいヒーロー。
はたして、どんな人たちがヒーローに抜擢されるのでしょうか――?
テレビの放送よりも先に、ぜひ劇場で『魔進戦隊キラメイジャー』の世界を感じてみてください!
【プロデューサー】
井上千尋 島川博篤(テレビ朝日)
塚田英明 望月卓(東映)
矢田晃一 深田明宏(東映エージェンシー)
【原作】 八手三郎
【脚本】荒川稔久
【音楽】松本淳一
【監督】山口恭平 ほか
【アクション監督】福沢博文
【特撮監督】佛田 洋(特撮研究所)
【制作】テレビ朝日/東映/東映エージエンシー
『宝石×乗り物』をモチーフに、
“かつてないほどに光輝くキラキラヒーロー”が誕生する!
■2020年3月8日、キラキラ輝くスーパー戦隊が誕生! シリーズ44作目は『魔進戦隊キラメイジャー』
人が輝いて生きることを物語のテーマに、“全力で活躍して輝く”ヒーローたち、そのビジュアル、アクション、ロボ戦など、
すべてがキラキラした、これまで見たことのないほどゴージャスなスーパー戦隊が誕生!
不思議なパワーを秘めた美しい宝石に戦士として選ばれた5人の若者が、人々から希望や輝きを奪おうとする闇の軍団と戦います。
そんな本作のヒーローは、攻撃を創造する“創”の戦士・キラメイレッド、多彩な射撃を繰り出す“射”の戦士・キラメイイエロー、
高速攻撃が得意な“速”の戦士・キラメイグリーン、剣撃で敵を倒す“斬”の戦士・キラメイブルー、治癒能力と合気道に秀でる“治”の戦士・キラメイピンクの5人。
それぞれがもつ才能や得意技を生かした華麗かつ痛快なアクションで敵と戦い、人々の希望と輝きを守ります。
■モチーフは『宝石×乗り物』! 不思議なパワーを秘めた宝石が巨大な乗り物に!!
赤、黄、緑、青、桃…不思議なパワーを秘めた“キラメイストーン”という美しい宝石は、
それぞれ意志をもち、自身がタッグを組むにふさわしい戦士を選び出します。
さらに!!キラメイストーンは戦士の個性と共鳴し、巨大な乗り物・魔進(マシン)に変形!
『宝石×乗り物』という斬新なモチーフで、華麗に戦うヒーローたちの活躍を描きます。
キラメイレッドの相棒となる魔進は、巨大な<消防車>!巨大で戦うパワーも強力、さらにハシゴの救助も可能な万能魔進です。
キラメイイエローとタッグを組むのは、ブレーカーで大地や壁を豪快に削る<ショベルカー>。強靭なアームを使って爆弾などを超高速で投げ飛ばします。
キラメイグリーンの相棒は、とにかく速い<スーパーカー>!ターボを効かせると驚きのスピードを叩き出します。
キラメイブルーの相棒は、けた外れの攻撃力を備えた<ジェット機>!主翼をカッターにして、敵を一網打尽にします。
そして、キラメイピンクとタッグを組むのは、自由自在に空を舞う<ヘリコプター>。プロペラであらゆる攻撃を跳ね返します。
個性あふれるキラメイストーン=魔進とヒーローたちのちょっぴりコミカルなやり取りや、気持ちを一つにして敵に立ち向かう姿は本作の大きな見どころの一つです!!お楽しみに!!!
■シリーズ史上初の試みも実施! テレビに先駆けて2020年2月8日に映画を公開!
さらに今回、シリーズ史上初の試みとして、2020年3月8日(日)のテレビ放送スタートに先駆け、2月8日(土)に劇場用映画『魔進戦隊キ ラメイジャー エピソードZERO』を公開!
『スーパー戦隊MOVIEパーティー』と題し、『騎士竜戦隊リュウソウジャーVS快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』と同時上映となる二本立てでの公開が決定しました!
映画では、地球にやってきた宝石の国のお姫様とキラメイストーンが、
キラメンタルという、魅力やずば抜けた才能の源となる強い“輝ける精神”をもった人を探し出し、戦士としてスカウトする様子が描かれます。
強いキラメンタルをもつ、輝きながら活躍している人こそ、闇の軍団を倒すにふさわしいヒーロー。
はたして、どんな人たちがヒーローに抜擢されるのでしょうか――?
テレビの放送よりも先に、ぜひ劇場で『魔進戦隊キラメイジャー』の世界を感じてみてください!
【プロデューサー】
井上千尋 島川博篤(テレビ朝日)
塚田英明 望月卓(東映)
矢田晃一 深田明宏(東映エージェンシー)
【原作】 八手三郎
【脚本】荒川稔久
【音楽】松本淳一
【監督】山口恭平 ほか
【アクション監督】福沢博文
【特撮監督】佛田 洋(特撮研究所)
【制作】テレビ朝日/東映/東映エージエンシー
湖南師範大学の客員教授にしていただきました。
最近、snsで他人の成功や他人の幸せな顔を見るだけで心が傷つく若者たちについての教材作りをしていたので、この朗報を投稿したくなかったのですが、その代りに、こんなことが自分の身に降りかかってきたら心が折れるかも?という話もさせてください。
中国では、わたしは「教師ではなく、商人(ビジネスマン)だ」と思っている人がいると最近わかりました。しかも大成功を遂げたビジネスマンで、だからこそ軽蔑しているという書き込みもあるそうです。大学時代は商社マンに憧れていたのでビジネスマンと呼ばれたら嬉しいですが、商才がないので申し訳ない気持ちになります。ウォルトディズニーは「事業のために映画を撮っているんじゃなく、映画を撮るために事業をしている」と言いましたが、たぶんそれがビジネスの基本だと思います。ですから光栄に思います。ただ、いまは誤った情報によって人の価値が評価される時代なのかもしれないと恐れています。わたしも、人から聞いた話を本人に確認することはほとんどないですし、他の人もきっとそうだと思うからです。
幾つかの大学に協力させていただいていますが、名前だけで、何もしていない場合もあります。何もしていませんし、その大学の学生は上手になりません。
もちろん嫌なことばかりではありません。逆境にいるときに、サポートしてくださる方が現れて、何度も救っていただきました。教師という職業柄、感謝してもらえることも多いと思います。
ゲームに例えると、勇気を出して100頑張っても大抵1か2の成果しか出なくて、そこでやめたらゲームオーバー。そこで頑張ると、どこかでボーナスポイントがもらえることもありますが、どこまで行っても100の努力で100の成果!というのはないと思います。要領良くやって、もし100の成果が出たとしたら、周りの人たちを相当傷つけているかもしれません。だから、小さな成果のかけらを大切にしていったほうが良いと…あっ、説教話みたいになってしまいました。すみません。
「あの仕事良いな!」と思っても、その仕事は相当しんどいかもしれません。アイドルも総理大臣も。「公務員は安定していて良いな、幸せだろうな!」と思いがちですが、心の安定を求めて苦しんでいるかもしれません。いまでも忘れられないのは、放課後留学生会館のロビーでスピーチ指導をしていたとき、夜12時を回っていたのですが、たまたま北京に出張にきていた方から「お金ももらえないのにそんなことやってお前はバカか?」といわれたことがあるのですが、「いま、すごく幸せなんだけど」と思いました。人の幸せを、他人はわからないものなのかもしれません。
肩書きを得て偉ぶる人は嫌いですが、それを励みに頑張ることができるなら、それってすごく良いものだと思うので、今回素直に喜びます。
最近、snsで他人の成功や他人の幸せな顔を見るだけで心が傷つく若者たちについての教材作りをしていたので、この朗報を投稿したくなかったのですが、その代りに、こんなことが自分の身に降りかかってきたら心が折れるかも?という話もさせてください。
中国では、わたしは「教師ではなく、商人(ビジネスマン)だ」と思っている人がいると最近わかりました。しかも大成功を遂げたビジネスマンで、だからこそ軽蔑しているという書き込みもあるそうです。大学時代は商社マンに憧れていたのでビジネスマンと呼ばれたら嬉しいですが、商才がないので申し訳ない気持ちになります。ウォルトディズニーは「事業のために映画を撮っているんじゃなく、映画を撮るために事業をしている」と言いましたが、たぶんそれがビジネスの基本だと思います。ですから光栄に思います。ただ、いまは誤った情報によって人の価値が評価される時代なのかもしれないと恐れています。わたしも、人から聞いた話を本人に確認することはほとんどないですし、他の人もきっとそうだと思うからです。
幾つかの大学に協力させていただいていますが、名前だけで、何もしていない場合もあります。何もしていませんし、その大学の学生は上手になりません。
もちろん嫌なことばかりではありません。逆境にいるときに、サポートしてくださる方が現れて、何度も救っていただきました。教師という職業柄、感謝してもらえることも多いと思います。
ゲームに例えると、勇気を出して100頑張っても大抵1か2の成果しか出なくて、そこでやめたらゲームオーバー。そこで頑張ると、どこかでボーナスポイントがもらえることもありますが、どこまで行っても100の努力で100の成果!というのはないと思います。要領良くやって、もし100の成果が出たとしたら、周りの人たちを相当傷つけているかもしれません。だから、小さな成果のかけらを大切にしていったほうが良いと…あっ、説教話みたいになってしまいました。すみません。
「あの仕事良いな!」と思っても、その仕事は相当しんどいかもしれません。アイドルも総理大臣も。「公務員は安定していて良いな、幸せだろうな!」と思いがちですが、心の安定を求めて苦しんでいるかもしれません。いまでも忘れられないのは、放課後留学生会館のロビーでスピーチ指導をしていたとき、夜12時を回っていたのですが、たまたま北京に出張にきていた方から「お金ももらえないのにそんなことやってお前はバカか?」といわれたことがあるのですが、「いま、すごく幸せなんだけど」と思いました。人の幸せを、他人はわからないものなのかもしれません。
肩書きを得て偉ぶる人は嫌いですが、それを励みに頑張ることができるなら、それってすごく良いものだと思うので、今回素直に喜びます。
「もっとアーティスティックに歌ってもいいと」、海宝直人&平野綾対談(下)
https://t.cn/AieyRCnp
オリジナルミュージカル『ロカビリー☆ジャック』が、2019年12月5日(木)から30日(月)まで日比谷・シアタークリエで上演されます(福岡、愛知公演あり)。森雪之丞さんが書き下ろす新作ミュージカルで、1950年代のアメリカで光り輝いたロカビリー音楽をテーマに、スターになるために悪魔と契約をかわすシンガーを中心に描かれる楽しくも切ない若者たちの青春エンターテインメントです。演出を手掛けるのは『SONG WRITERS』以来2度目のタッグとなる岸谷五朗さん。テーマ音楽はミュージカル初参加の斉藤和義さん。さらに、さかいゆうさん、福田裕彦さんが作曲に加わります。海宝直人さんと平野綾さんのインタビュー、後半をお届けします。有料部分では、おふたりの最初の共演作品である、2015年『レ・ミゼラブル』当時の印象なども語っていただきました。
海宝直人さん(右)と平野綾さん(左)=撮影・岩村美佳
――いろいろと、コメディー要素について伺いましたが、物語全体を通しての印象をどう感じていますか?
平野:いわゆる映画『クロスロード』で悪魔と契約してという有名な伝説が、雪之丞さんによって、こうも面白くというか、お洒落に書きかえられるんだなと思いました。その意外性だったり、チラシにも書いてあるどんでん返しみたいのが、割と大きくひとつあるのではなくて、立て続けにがんがんがんがん、と来るんです。それが、多分あっという間だなと感じさせるのではないかなと。早く、観てくださった方の意見が聞きたいです。
――二転三転で終わるかと思いきや、四転五転していくような?
海宝:そうですね。最後の最後まで展開します。でも、本当にハートフルな物語なんですよね。この作品のテーマにもなっていますが、みんなが“愛しい嘘”をついている。それぞれのキャラクターに愛すべきポイントがあって、それもすごく魅力だなと思います。キャラクターたちのとがり方と、チャーミングさがあるんです。それぞれが何かを獲得しようとしたり、何かを成し遂げようとして、奮闘して頑張っている。それが最後に、大円団につながるような、カタルシスというか。観劇後に「楽しかったなぁ」「ハッピーだなぁ」と思って帰ってもらえる作品に仕上がればと思います。
――悪人がいないですよね。
海宝&平野:いないですね。
平野:みんな、何となく生きているんです。何となく生きて、何となく夢があって、何となく追いかけてみたいなことが、本当にひょんなことから、がらっと運命が変わる。突き進まざるを得なくなるというのは、割と誰にでもあることだなと思います。あと、この年代のいい意味でのロック感とか、ちょっとけだるく生きてる感じが、音楽と合います。
――その音楽は、斉藤和義さん、さかいゆうさん、福田裕彦さんによる楽曲ですね。
平野:音楽が難しいです。
海宝:そうですね。自分の中でもずっと思ってるんですが、ミュージカルでありながら、このアーティストの方々が書いてくださっていることが課題でもあるんです。普通のミュージカルならば、詞として語っていくことが、演劇なので大切になってきますが、やっぱりそれぞれのアーティスト性が立っている曲でもあるので、歌うことも結構大事になってくるというか。(音楽監督補・ヴォーカルデザインの福井)小百合さんとも話していて、「ここはちょっと芝居に寄りすぎているから、もっとアーティスティックに歌ってもいいんじゃない?」とか、「ちょっとここはアーティスティックになりすぎるから、もっと言葉をシンプルに歌ってみよう」とか、狙いどころやバランスの取り方が難しいですね。
平野:ちょっとミュージカルっぽいからやめてと言われたりね(笑)。
(一同笑)
■平野:ミュージカルをやるに当たって、封印してきた歌い方を、今出してます
■海宝:(2015年に『レ・ミゼラブル』で共演した時は?)イケメンゴリラの話を
■平野:久し振りの共演で、投げ飛ばすとは思ってなかったです。いいのかな、と
■海宝:(平野さんは)幅がすごい。コメディーからシリアスな作品まで
■平野:『ロカビリー☆ジャック』、ゾゾッとなってもらえるような作品に
■海宝:個性に合わせて要素を足していくのは、オリジナルじゃないとできない
https://t.cn/AieyRCnp
オリジナルミュージカル『ロカビリー☆ジャック』が、2019年12月5日(木)から30日(月)まで日比谷・シアタークリエで上演されます(福岡、愛知公演あり)。森雪之丞さんが書き下ろす新作ミュージカルで、1950年代のアメリカで光り輝いたロカビリー音楽をテーマに、スターになるために悪魔と契約をかわすシンガーを中心に描かれる楽しくも切ない若者たちの青春エンターテインメントです。演出を手掛けるのは『SONG WRITERS』以来2度目のタッグとなる岸谷五朗さん。テーマ音楽はミュージカル初参加の斉藤和義さん。さらに、さかいゆうさん、福田裕彦さんが作曲に加わります。海宝直人さんと平野綾さんのインタビュー、後半をお届けします。有料部分では、おふたりの最初の共演作品である、2015年『レ・ミゼラブル』当時の印象なども語っていただきました。
海宝直人さん(右)と平野綾さん(左)=撮影・岩村美佳
――いろいろと、コメディー要素について伺いましたが、物語全体を通しての印象をどう感じていますか?
平野:いわゆる映画『クロスロード』で悪魔と契約してという有名な伝説が、雪之丞さんによって、こうも面白くというか、お洒落に書きかえられるんだなと思いました。その意外性だったり、チラシにも書いてあるどんでん返しみたいのが、割と大きくひとつあるのではなくて、立て続けにがんがんがんがん、と来るんです。それが、多分あっという間だなと感じさせるのではないかなと。早く、観てくださった方の意見が聞きたいです。
――二転三転で終わるかと思いきや、四転五転していくような?
海宝:そうですね。最後の最後まで展開します。でも、本当にハートフルな物語なんですよね。この作品のテーマにもなっていますが、みんなが“愛しい嘘”をついている。それぞれのキャラクターに愛すべきポイントがあって、それもすごく魅力だなと思います。キャラクターたちのとがり方と、チャーミングさがあるんです。それぞれが何かを獲得しようとしたり、何かを成し遂げようとして、奮闘して頑張っている。それが最後に、大円団につながるような、カタルシスというか。観劇後に「楽しかったなぁ」「ハッピーだなぁ」と思って帰ってもらえる作品に仕上がればと思います。
――悪人がいないですよね。
海宝&平野:いないですね。
平野:みんな、何となく生きているんです。何となく生きて、何となく夢があって、何となく追いかけてみたいなことが、本当にひょんなことから、がらっと運命が変わる。突き進まざるを得なくなるというのは、割と誰にでもあることだなと思います。あと、この年代のいい意味でのロック感とか、ちょっとけだるく生きてる感じが、音楽と合います。
――その音楽は、斉藤和義さん、さかいゆうさん、福田裕彦さんによる楽曲ですね。
平野:音楽が難しいです。
海宝:そうですね。自分の中でもずっと思ってるんですが、ミュージカルでありながら、このアーティストの方々が書いてくださっていることが課題でもあるんです。普通のミュージカルならば、詞として語っていくことが、演劇なので大切になってきますが、やっぱりそれぞれのアーティスト性が立っている曲でもあるので、歌うことも結構大事になってくるというか。(音楽監督補・ヴォーカルデザインの福井)小百合さんとも話していて、「ここはちょっと芝居に寄りすぎているから、もっとアーティスティックに歌ってもいいんじゃない?」とか、「ちょっとここはアーティスティックになりすぎるから、もっと言葉をシンプルに歌ってみよう」とか、狙いどころやバランスの取り方が難しいですね。
平野:ちょっとミュージカルっぽいからやめてと言われたりね(笑)。
(一同笑)
■平野:ミュージカルをやるに当たって、封印してきた歌い方を、今出してます
■海宝:(2015年に『レ・ミゼラブル』で共演した時は?)イケメンゴリラの話を
■平野:久し振りの共演で、投げ飛ばすとは思ってなかったです。いいのかな、と
■海宝:(平野さんは)幅がすごい。コメディーからシリアスな作品まで
■平野:『ロカビリー☆ジャック』、ゾゾッとなってもらえるような作品に
■海宝:個性に合わせて要素を足していくのは、オリジナルじゃないとできない
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