堂本光一、「俺のEternalが!」衣装の股が裂けたワケ明かす(フジテレビュー!!編集部)
堂本光一が作・構成・演出・主演を手がけるミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」が2月4日(木)より東京・帝国劇場で開幕するにあたり、報道陣向けの公開稽古と取材会が前日に同劇場で行われた。
同作は、「Endless SHOCK」本編のストーリーから3年後が舞台。カンパニーを率いていたコウイチ(堂本)亡き後、タツヤ(KAT-TUN・上田竜也)やコシオカ(ふぉ~ゆ~・越岡裕貴)、マツザキ(ふぉ~ゆ~・松崎祐介)、リカ(梅田彩佳)、オーナー(前田美波里)らの現在、そして、コウイチ最期のステージをカンパニー全員で振り返る形で描かれる。
本編と「Eternal」の違いについて堂本は、「本編をご覧になった方はわかると思うんですが、あ、まだご覧になっていない方はぜひ映画館へ行っていただいて(笑)」と、2週間限定で劇場公開されている「Endless SHOCK」をちゃっかり宣伝し、「映画館でご覧になった後に帝国劇場へ足を運んでくださる方も多いと思うんですけど、そういった意味ではこの『Eternal』という作品がより深く皆さんに届くんじゃないかな」とコメント。
続けて、「3年後の世界でカンパニーのみんなが何を思い、どう過ごしているのかを描いた作品となっております。もう言ってもいいと思いますが、コウイチはこの世からいなくなっちゃった存在なので、ド頭から亡くなっています。どうやって進行するんだと思うでしょうが、あの時と今を行ったり来たりしながらの『Eternal』です」と説明した。
本作では主演のほか、演出も担当している堂本は、昨年12月から今年1月にかけて上演された「DREAM BOYS」の演出も手掛けており、4ヵ月連続で帝劇公演に関わることに。
これに堂本は「恐ろしいことですね」と驚き、「ジャニーさんが数々の演出を手がけたことが記録になっているじゃないですか。でも、コロナ禍の対策をふまえたうえでの演出は、僕はジャニーさんを超えてると思っています。だって、ジャニーさんはゼロだもん(笑)」と、恩師・ジャニー喜多川さんを超えたと自信をのぞかせた。
また、今月1日に行われた本編の舞台あいさつで、コウイチのライバル役を務めている上田が堂本を「ジャニーさんの申し子」と発言したことから、「ジャニーさんを思わせる行動が他にもあれば聞かせてほしい」というリクエストが。
すると、松崎が「ジャニーさんには小さい頃からお年玉をいただていたんですけど、ある日稽古場で光一くんをふと見たら、何かゴソゴソしていたんですよ。稽古を終え、各自のテーブルへ戻ったらピン札の1万円が置いてあって、しかも裸!普通、(袋に)入れますよね。ジャニーさんもそうだった」と、ジャニーさんと堂本が同じ行動をとっていたことを告白。
堂本は「ちゃんと袋に入れたほうがいいんでしょうけど、ちゃんとするのが照れくさいんです。いつもテーブルの上に置いたり、マツ(松崎)のところだけ置かなかったり(笑)」と笑顔で話した。
公演は3月いっぱいまで行われるが、報道陣から「本編が劇場で観られるのはいつ頃になりそう?」という質問が。
堂本は「こればっかりはわからないですね。それができるよう、世界中が今、乗り越えなきゃいけない時だと思うんです。前回の緊急事態宣言の時もそうでしたけど、日本は拘束力のない中できちんと成果が出ている。そこは誇りに思うべきで、ソーシャルディスタンスと言っていますけど、気持ちは今までになく一つになるべきなんじゃないか」
そして、「自分の覚悟としては、もしかしたらもう本編はできないかもしれないという思いの中、明日幕を開けます。こういう言い方をすると誤解を招くかもしれませんが、私の年齢も年齢なので、ちょっとしんどい」と素直な心情をもらした。
最後に公演を楽しみにしているファンへ向け、真摯にメッセージを寄せた堂本だったが、突然「実は私、先ほどとあるシーンで衣装の股が裂けました。どこの場面というと、皆さんそこを放送してしまうので、言いません」と爆弾発言。
続けて、「体重の話をすると、(僕の中で)最大に重くて、今60㎏ぐらいあるんです。だから裂けたんでしょうね(笑)。『俺のEternal』が!」と満面の笑みで、「ジャニーさんに言われていたんです。何か会見があった時には『ちゃんと皆さんにお土産を残さないといけない』と。(ジャニーさんの口調で)『YOU、そのお土産じゃないんだよ!』。スミマセン、これぐらいにしておきましょう」とリップサービスでしっかりと“お土産”を残してくれた。
堂本光一が作・構成・演出・主演を手がけるミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」が2月4日(木)より東京・帝国劇場で開幕するにあたり、報道陣向けの公開稽古と取材会が前日に同劇場で行われた。
同作は、「Endless SHOCK」本編のストーリーから3年後が舞台。カンパニーを率いていたコウイチ(堂本)亡き後、タツヤ(KAT-TUN・上田竜也)やコシオカ(ふぉ~ゆ~・越岡裕貴)、マツザキ(ふぉ~ゆ~・松崎祐介)、リカ(梅田彩佳)、オーナー(前田美波里)らの現在、そして、コウイチ最期のステージをカンパニー全員で振り返る形で描かれる。
本編と「Eternal」の違いについて堂本は、「本編をご覧になった方はわかると思うんですが、あ、まだご覧になっていない方はぜひ映画館へ行っていただいて(笑)」と、2週間限定で劇場公開されている「Endless SHOCK」をちゃっかり宣伝し、「映画館でご覧になった後に帝国劇場へ足を運んでくださる方も多いと思うんですけど、そういった意味ではこの『Eternal』という作品がより深く皆さんに届くんじゃないかな」とコメント。
続けて、「3年後の世界でカンパニーのみんなが何を思い、どう過ごしているのかを描いた作品となっております。もう言ってもいいと思いますが、コウイチはこの世からいなくなっちゃった存在なので、ド頭から亡くなっています。どうやって進行するんだと思うでしょうが、あの時と今を行ったり来たりしながらの『Eternal』です」と説明した。
本作では主演のほか、演出も担当している堂本は、昨年12月から今年1月にかけて上演された「DREAM BOYS」の演出も手掛けており、4ヵ月連続で帝劇公演に関わることに。
これに堂本は「恐ろしいことですね」と驚き、「ジャニーさんが数々の演出を手がけたことが記録になっているじゃないですか。でも、コロナ禍の対策をふまえたうえでの演出は、僕はジャニーさんを超えてると思っています。だって、ジャニーさんはゼロだもん(笑)」と、恩師・ジャニー喜多川さんを超えたと自信をのぞかせた。
また、今月1日に行われた本編の舞台あいさつで、コウイチのライバル役を務めている上田が堂本を「ジャニーさんの申し子」と発言したことから、「ジャニーさんを思わせる行動が他にもあれば聞かせてほしい」というリクエストが。
すると、松崎が「ジャニーさんには小さい頃からお年玉をいただていたんですけど、ある日稽古場で光一くんをふと見たら、何かゴソゴソしていたんですよ。稽古を終え、各自のテーブルへ戻ったらピン札の1万円が置いてあって、しかも裸!普通、(袋に)入れますよね。ジャニーさんもそうだった」と、ジャニーさんと堂本が同じ行動をとっていたことを告白。
堂本は「ちゃんと袋に入れたほうがいいんでしょうけど、ちゃんとするのが照れくさいんです。いつもテーブルの上に置いたり、マツ(松崎)のところだけ置かなかったり(笑)」と笑顔で話した。
公演は3月いっぱいまで行われるが、報道陣から「本編が劇場で観られるのはいつ頃になりそう?」という質問が。
堂本は「こればっかりはわからないですね。それができるよう、世界中が今、乗り越えなきゃいけない時だと思うんです。前回の緊急事態宣言の時もそうでしたけど、日本は拘束力のない中できちんと成果が出ている。そこは誇りに思うべきで、ソーシャルディスタンスと言っていますけど、気持ちは今までになく一つになるべきなんじゃないか」
そして、「自分の覚悟としては、もしかしたらもう本編はできないかもしれないという思いの中、明日幕を開けます。こういう言い方をすると誤解を招くかもしれませんが、私の年齢も年齢なので、ちょっとしんどい」と素直な心情をもらした。
最後に公演を楽しみにしているファンへ向け、真摯にメッセージを寄せた堂本だったが、突然「実は私、先ほどとあるシーンで衣装の股が裂けました。どこの場面というと、皆さんそこを放送してしまうので、言いません」と爆弾発言。
続けて、「体重の話をすると、(僕の中で)最大に重くて、今60㎏ぐらいあるんです。だから裂けたんでしょうね(笑)。『俺のEternal』が!」と満面の笑みで、「ジャニーさんに言われていたんです。何か会見があった時には『ちゃんと皆さんにお土産を残さないといけない』と。(ジャニーさんの口調で)『YOU、そのお土産じゃないんだよ!』。スミマセン、これぐらいにしておきましょう」とリップサービスでしっかりと“お土産”を残してくれた。
福山雅治さんにインタビュー! 30年目の今、伝えたいこと
25ans2月号のスペシャルカバー版に登場。常に挑戦を続ける理由とは?
2021/01/31
2020年にデビュー30周年を迎え、昨年12月に12枚目となるオリジナルアルバム『AKIRA』をリリースした福山雅治さん。自らの表現のルーツに真摯に向き合ったという世界観、常に挑戦を続けるその内側に迫ります。
【音楽づくりに注力し自分の役割を模索した時期】
大人の男性の色香を感じさせるスーツ姿から、ライブを彷彿とさせるスポットライトを浴びたシーン、そして愛用のヴィンテージギターを奏でる静かな表情までと、多彩な撮影に応じてくれた福山雅治さん。まずは25ansのキーワード“エレガント”についてのイメージを伺いました。
「気品、知性、そういった言葉が思い浮かびますね。僕にエレガントな部分はほぼないと自覚してますが(笑)、ただ、もともと持ち合わせてないものだとしても、学校の勉強とは違った意味での学びで、知性や教養というものは死ぬまで自分なりに勉強し、身につける努力をしていくものだと思ってます。年を取る上でも、気をつけていたいことです」
インタビュー冒頭からかっこいい年齢の重ね方の秘訣を聞く思いですが、そうした意識こそ、その人の品性を決めるものなのかもしれません。
「品性…そうですね。僕自身、仕事でもプライベートでも人と会っているときは、品のあるなしは気になってしまいますね。ということは、他の人もこちらをそう見ているわけですから、“品のある人だな”と思われたほうがやはりいいですよね。ただそれは、“人気者になりたい”といったことではなく、相手に対して気持ちよくありたいということなんです。おそらくその気持ちよさは、エレガントであるとか、知性、教養といったものに裏打ちされている。そうして、気持ちのいい対人関係の空気感が生まれるんじゃないでしょうか。だから、そこは努力すべきだと思っています」
シンガーソングライター、俳優、ラジオパーソナリティなど多才な活躍のなかで、2020年はアーティストデビュー30周年の節目でした。ただしコロナ禍ゆえに、予定していた全国ツアーは'21年に延期。福山さんもまた、ライブパフォーマンスの機会を閉ざされたミュージシャンのひとりでした。
「単純に比較すべきものではないですが、東日本大震災や阪神・淡路大震災、近年の豪雨災害など、僕がデビューしてからの30年でも日本を揺るがす大きな自然災害が何度もありました。その度に当然ながら、僕たちエンターテインメントの出番は一瞬なくなるんです。被災された方たちにいちばん必要なのは、まず救助や支援、ボランティアの方々のお力など、生活に必要最低限なインフラですから。でも衣食住が整えば、本を読まなくても、テレビを見なくても、音楽を聴かなくてもいいかといえば、そうじゃない。気持ちや心の部分に寄り添えるものとして、エンターテインメントの出番がやってくる。今回のコロナウィルスでは、全世界が恐怖と不安に襲われている。そのなかで、やるべきこと、できることがあるはずだと模索していました。その結果プライベートスタジオを整えて音楽制作をし、スタジオライブを生放送したり、リモートでファンの皆さまとの新たなコミュニケーションを試みた。自分のやるべき役割を、より意識するようになりました」
【17歳で経験した父の死とニューアルバムでの覚悟】
福山さんはこのほど、オリジナルアルバムとしては6年8カ月ぶりとなる『AKIRA』をリリースしました。そのタイトルは亡きお父さまの名前。アルバムと同名の収録曲「AKIRA」には、デビュー以来テーマにしてきたという“死生観”が色濃く表現されています。そこに紡がれるのは、父から自身へとつながる、その命の連鎖への熱い想いです。
「17歳のときに父ががんで他界したんですが、そのときに起こった出来事、自分の心に刻まれた感情を歌にしようと、死生観を描くという作業はデビュー当時から着手してはいたんです。だけど、なかなかに難しいテーマですから、当時の僕自身の作曲技術や作詞の力では伝えたいことを描ききることができず、つくってはボツにしていました。でも、父親が他界した年齢に自分が近づいてきて、これはある種の締め切りだと自分自身で覚悟して。そこで父親の死に再度想いを巡らせ向き合いました」
家にいることは少なく、酒好きで、働いているところをあまり見なかった。けれど、地元長崎にスーパーカーショーのイベントが開催されたときには、息子を連れていってくれる、人を楽しませることが上手な“かっこいい父ちゃん”だった。
「フェラーリやランボルギーニを見て、『スーパーカー、乗りたか』と言ってたら、フェアレディZを友人から借りてきてくれて『ほら、ドライブ行こうや』と。子どもにとっては、小さな夢やちょっとした憧れをパパッと叶えてくれるかっこいい人でした」
その父を若くして失った悲しみや苦しみは、自らのソングライティング、表現そのもののベースになっているのだとも。
「父は相当に無念だったと思います。その父の“無念の向こう側”を僕が生きているのなら、『雅治が生まれてきてよかったな』と思ってもらいたい。その気持ちが自分の生き方や死生観につながっているんです。これまでも、自分の陽の部分で明るい歌を描きつつも、その死生観を土台にして楽曲を描き続けてきました」
福山さんが生み出す歌詞には、失敗や傷つくことをも含め、生きること全てを肯定してくれる懐の深さ、温かさを感じますが…。
「でもやはり、その向こうにあるのは言うなれば致死率100%という我々の人生です。人間は生まれたそのときから1分1秒、死に向かっている。17歳で父の闘病と他界を間近で見て、それからはその刹那を常に意識して生きてきたような気がします。ポップな歌でも、自分の死生観の表現をひと言でも加味することでより奥行きが生まれるし、伝えたかったテーマのより深い部分を補強することもできる」
生命の儚さを知るから、愛や希望の有難さ、生の輝きを描き出せる。最も深くパーソナルな心情こそ多くの人が共有できる普遍的な真実なのだと、福山さんの楽曲は気づかせてもくれます。
【ファンに支えられた30年。自分らしさと努力の軌跡】
「音楽活動30周年って、自分がよくやってきたというより、むしろファンの方たちの応援あってこその30周年だと。いま、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。育てていただいたし、活かしてもいただきました。僕は、作詞作曲を全部自分でできるようになったのは4枚目のアルバムからで、その前の3枚の間、技術や経験を積むまでの期間の猶予を、応援しながら与えてくれたのがファンの存在です。いまも応援してくれるから活動が続けられるし、新たなトライもできる。その挑戦がダメなら、『それは違うよ』と言ってもくれる。トライ&エラーを繰り返させてもらえるのはファンの方たちのおかげ。30周年はそのファンの皆さまへの感謝の年で、言うなれば内々のお祝いの年です」
ライブやラジオなどでファンとの交流を大切にしてきた福山さん。アルバム『AKIRA』の初回限定版には、リクエストから収録曲を決める『Slow Collection』という30周年記念のバラード作品集も企画されました。ファンだからこそ聴きたい名曲の数々が、ラインナップに連なっています。
「ファンの方たちの熱い気持ちが表れた投票結果でした。『家族になろうよ』といったメジャーな曲のなかで、『恋の中』のようなライブでしか歌ったことのない他アーティストへ楽曲提供した曲が上位になっていて。当初は投票結果を選曲の参考にする予定でしたが、ランキングを見て『いや、もうこの投票ランキングどおりじゃないとダメだ』と。おかげで未発表音源だった曲を弾き語りで再録する機会を得て、世の中に作品として誕生させることもできた。アルバム作品として幸せな着地ができたと思います」
「振り返れば福山さんの歌があった」という人は世に少なくないはずですが、多くの人々の想いを受け取る“スター”であることと、創作の根幹である“自分らしさ”とのバランスはどんなふうに?
「“スター”は(大泉)洋ちゃんの話が面白いからですよ(笑)。ただ、映画『マチネの終わりに』でご一緒した原作者の平野啓一郎さんの“分人”という考えに近いかもしれません。おそらく皆さんも、ひとりのとき、友だちや恋人、家族と一緒のとき、職場などにいるときの人格って、その場、その時で少しずつ違うと思うんです。状況で自分の人格を自動的に最適化している。僕も同じで、今回の撮影のようなポージングは日常ではしません(笑)。SNSネイティブ世代は公私の境界線があまりない傾向があると言われがちですが、僕なんかの世代だと本音と建前が当たり前にある。根っこは変わりませんが、枝葉は時々に使い分けていると思います」
楽曲の世界観を掘り下げる情熱と音楽づくりへのひたむきな努力、ファンへの愛情、自らへの客観視。福山さんがスターであり続ける理由、時代を切り拓く源が、垣間見えるようです。
25ans2月号のスペシャルカバー版に登場。常に挑戦を続ける理由とは?
2021/01/31
2020年にデビュー30周年を迎え、昨年12月に12枚目となるオリジナルアルバム『AKIRA』をリリースした福山雅治さん。自らの表現のルーツに真摯に向き合ったという世界観、常に挑戦を続けるその内側に迫ります。
【音楽づくりに注力し自分の役割を模索した時期】
大人の男性の色香を感じさせるスーツ姿から、ライブを彷彿とさせるスポットライトを浴びたシーン、そして愛用のヴィンテージギターを奏でる静かな表情までと、多彩な撮影に応じてくれた福山雅治さん。まずは25ansのキーワード“エレガント”についてのイメージを伺いました。
「気品、知性、そういった言葉が思い浮かびますね。僕にエレガントな部分はほぼないと自覚してますが(笑)、ただ、もともと持ち合わせてないものだとしても、学校の勉強とは違った意味での学びで、知性や教養というものは死ぬまで自分なりに勉強し、身につける努力をしていくものだと思ってます。年を取る上でも、気をつけていたいことです」
インタビュー冒頭からかっこいい年齢の重ね方の秘訣を聞く思いですが、そうした意識こそ、その人の品性を決めるものなのかもしれません。
「品性…そうですね。僕自身、仕事でもプライベートでも人と会っているときは、品のあるなしは気になってしまいますね。ということは、他の人もこちらをそう見ているわけですから、“品のある人だな”と思われたほうがやはりいいですよね。ただそれは、“人気者になりたい”といったことではなく、相手に対して気持ちよくありたいということなんです。おそらくその気持ちよさは、エレガントであるとか、知性、教養といったものに裏打ちされている。そうして、気持ちのいい対人関係の空気感が生まれるんじゃないでしょうか。だから、そこは努力すべきだと思っています」
シンガーソングライター、俳優、ラジオパーソナリティなど多才な活躍のなかで、2020年はアーティストデビュー30周年の節目でした。ただしコロナ禍ゆえに、予定していた全国ツアーは'21年に延期。福山さんもまた、ライブパフォーマンスの機会を閉ざされたミュージシャンのひとりでした。
「単純に比較すべきものではないですが、東日本大震災や阪神・淡路大震災、近年の豪雨災害など、僕がデビューしてからの30年でも日本を揺るがす大きな自然災害が何度もありました。その度に当然ながら、僕たちエンターテインメントの出番は一瞬なくなるんです。被災された方たちにいちばん必要なのは、まず救助や支援、ボランティアの方々のお力など、生活に必要最低限なインフラですから。でも衣食住が整えば、本を読まなくても、テレビを見なくても、音楽を聴かなくてもいいかといえば、そうじゃない。気持ちや心の部分に寄り添えるものとして、エンターテインメントの出番がやってくる。今回のコロナウィルスでは、全世界が恐怖と不安に襲われている。そのなかで、やるべきこと、できることがあるはずだと模索していました。その結果プライベートスタジオを整えて音楽制作をし、スタジオライブを生放送したり、リモートでファンの皆さまとの新たなコミュニケーションを試みた。自分のやるべき役割を、より意識するようになりました」
【17歳で経験した父の死とニューアルバムでの覚悟】
福山さんはこのほど、オリジナルアルバムとしては6年8カ月ぶりとなる『AKIRA』をリリースしました。そのタイトルは亡きお父さまの名前。アルバムと同名の収録曲「AKIRA」には、デビュー以来テーマにしてきたという“死生観”が色濃く表現されています。そこに紡がれるのは、父から自身へとつながる、その命の連鎖への熱い想いです。
「17歳のときに父ががんで他界したんですが、そのときに起こった出来事、自分の心に刻まれた感情を歌にしようと、死生観を描くという作業はデビュー当時から着手してはいたんです。だけど、なかなかに難しいテーマですから、当時の僕自身の作曲技術や作詞の力では伝えたいことを描ききることができず、つくってはボツにしていました。でも、父親が他界した年齢に自分が近づいてきて、これはある種の締め切りだと自分自身で覚悟して。そこで父親の死に再度想いを巡らせ向き合いました」
家にいることは少なく、酒好きで、働いているところをあまり見なかった。けれど、地元長崎にスーパーカーショーのイベントが開催されたときには、息子を連れていってくれる、人を楽しませることが上手な“かっこいい父ちゃん”だった。
「フェラーリやランボルギーニを見て、『スーパーカー、乗りたか』と言ってたら、フェアレディZを友人から借りてきてくれて『ほら、ドライブ行こうや』と。子どもにとっては、小さな夢やちょっとした憧れをパパッと叶えてくれるかっこいい人でした」
その父を若くして失った悲しみや苦しみは、自らのソングライティング、表現そのもののベースになっているのだとも。
「父は相当に無念だったと思います。その父の“無念の向こう側”を僕が生きているのなら、『雅治が生まれてきてよかったな』と思ってもらいたい。その気持ちが自分の生き方や死生観につながっているんです。これまでも、自分の陽の部分で明るい歌を描きつつも、その死生観を土台にして楽曲を描き続けてきました」
福山さんが生み出す歌詞には、失敗や傷つくことをも含め、生きること全てを肯定してくれる懐の深さ、温かさを感じますが…。
「でもやはり、その向こうにあるのは言うなれば致死率100%という我々の人生です。人間は生まれたそのときから1分1秒、死に向かっている。17歳で父の闘病と他界を間近で見て、それからはその刹那を常に意識して生きてきたような気がします。ポップな歌でも、自分の死生観の表現をひと言でも加味することでより奥行きが生まれるし、伝えたかったテーマのより深い部分を補強することもできる」
生命の儚さを知るから、愛や希望の有難さ、生の輝きを描き出せる。最も深くパーソナルな心情こそ多くの人が共有できる普遍的な真実なのだと、福山さんの楽曲は気づかせてもくれます。
【ファンに支えられた30年。自分らしさと努力の軌跡】
「音楽活動30周年って、自分がよくやってきたというより、むしろファンの方たちの応援あってこその30周年だと。いま、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。育てていただいたし、活かしてもいただきました。僕は、作詞作曲を全部自分でできるようになったのは4枚目のアルバムからで、その前の3枚の間、技術や経験を積むまでの期間の猶予を、応援しながら与えてくれたのがファンの存在です。いまも応援してくれるから活動が続けられるし、新たなトライもできる。その挑戦がダメなら、『それは違うよ』と言ってもくれる。トライ&エラーを繰り返させてもらえるのはファンの方たちのおかげ。30周年はそのファンの皆さまへの感謝の年で、言うなれば内々のお祝いの年です」
ライブやラジオなどでファンとの交流を大切にしてきた福山さん。アルバム『AKIRA』の初回限定版には、リクエストから収録曲を決める『Slow Collection』という30周年記念のバラード作品集も企画されました。ファンだからこそ聴きたい名曲の数々が、ラインナップに連なっています。
「ファンの方たちの熱い気持ちが表れた投票結果でした。『家族になろうよ』といったメジャーな曲のなかで、『恋の中』のようなライブでしか歌ったことのない他アーティストへ楽曲提供した曲が上位になっていて。当初は投票結果を選曲の参考にする予定でしたが、ランキングを見て『いや、もうこの投票ランキングどおりじゃないとダメだ』と。おかげで未発表音源だった曲を弾き語りで再録する機会を得て、世の中に作品として誕生させることもできた。アルバム作品として幸せな着地ができたと思います」
「振り返れば福山さんの歌があった」という人は世に少なくないはずですが、多くの人々の想いを受け取る“スター”であることと、創作の根幹である“自分らしさ”とのバランスはどんなふうに?
「“スター”は(大泉)洋ちゃんの話が面白いからですよ(笑)。ただ、映画『マチネの終わりに』でご一緒した原作者の平野啓一郎さんの“分人”という考えに近いかもしれません。おそらく皆さんも、ひとりのとき、友だちや恋人、家族と一緒のとき、職場などにいるときの人格って、その場、その時で少しずつ違うと思うんです。状況で自分の人格を自動的に最適化している。僕も同じで、今回の撮影のようなポージングは日常ではしません(笑)。SNSネイティブ世代は公私の境界線があまりない傾向があると言われがちですが、僕なんかの世代だと本音と建前が当たり前にある。根っこは変わりませんが、枝葉は時々に使い分けていると思います」
楽曲の世界観を掘り下げる情熱と音楽づくりへのひたむきな努力、ファンへの愛情、自らへの客観視。福山さんがスターであり続ける理由、時代を切り拓く源が、垣間見えるようです。
【新闻】『レッドアイズ』髙橋ひかる 魅力は演技としゃべりのハイブリッド
ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』で松下奈緒の妹役を好演する新星!
学生の時にクラスにいなかっただろうか? 男子とも女子とも分け隔てなく仲が良く、その子がクラスに入ってくるだけでパッと華やかになるような明るい子。
髙橋ひかるはまさにそんな女性だ。とにかくよく笑い、よくしゃべり、知識も豊富。限られた時間のインタビューでは話しきれないほど、いろいろと聞いてみたくなる。
そんな彼女だからこそ、近頃バラエティ番組では引っ張りだこで、明石家さんまなどをはじめとした大御所芸人たちにも臆することなく突っ込み、『スクール革命!』では関西弁バリバリのキレ芸で笑いを巻き起こしている。
そんな彼女が一変、亀梨和也が主演を務めるシリアスなサイバークライムサスペンスドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(毎土/夜10時〜/日テレ系)に出演する。実在する警察組織をモデルとした架空の組織・KSBC(神奈川県警捜査分析センター)を舞台に、愛する人の命を奪われた元刑事と天才的な頭脳を持った元犯罪者たちが連続殺人犯に迫る本作で、髙橋はKSBCのセンター長である島原由梨(松下奈緒)の妹、大塩はるかを演じる。
「松下さんとは2度目の共演になります。前回は『俺のスカート、どこいった?』(日テレ系)で先生と生徒という間柄だったのですが、今回は姉妹ということでまた違った二人の関係性を見せることができるかなと思います。とはいえ、先日の撮影で隣に並んでお話をさせていただいた時に、すごく近くに松下さんのお顔があって、ドキドキしちゃいました(笑)」
今回演じるはるかという役は、物語の途中で性格が一変してしまうほどの大きな出来事に巻き込まれるという。
「実際に起きては欲しくない壮絶な出来事なだけに、演じる前はかなり重い気持ちになりましたし、正直その思いを演じることができるか不安でした。
でも、私がすごい心動かされたのは、そんなつらい目に遭いながらも、はるかは決して人に“つらそうだね”と気を遣わせるような態度をとらないんです。そんな彼女の負けない強さに憧れました。
私自身もうまくいかないことや悩んだ時に人に相談などしないで自分で解決しようとするタイプなので、共通するところかなと思いました」
「スリリングで、どのシーンも目が離せない作品」と髙橋が話すように、本作では全国に張り巡らされた監視カメラやNシステム、ネット解析・画像分析など日本中から集まるビッグデータを駆使した最新の科学情報捜査がスリリングな物語を生み出していく。そんなこだわりの詰まった作品だけに役作りに向けていろいろとリサーチもしたという。
「海外の警察モノのドラマや映画を見て自分がその世界にいたらどうするだろうと想像力を膨らませました。あと、今回のドラマはそれぞれのキャラクターがとても個性的で面白いのですが、それをイメージするために、昔から好きだった『グランド・イリュージョン』という、大金を盗んだマジシャンとFBI捜査官の攻防戦を描いている作品を観なおしたりしました」
打てば響くように、明るくハキハキと話す彼女の聡明さは、与えられたことに全力で打ち込むからこそ得たものなのだろう。それは自身の冠番組のラジオに対して熱く語る姿からも垣間見ることができる。
「滋賀県出身なので車で移動がてらラジオを聴くことは多かったのですが、自分の番組を持つようになって改めてトークをメインとしたラジオを勉強として聴かせていただくようになりました。
ラジオって耳からしか情報を得ることができないので、小説みたいなんですよね。その聞いた情報から情景を考えたりするのが本当に面白くて、特にオードリーさんのラジオは勉強としてはもちろんですが、いちファンとして大好きです! 言葉の選び方の面白さはもちろん、“こんなことまで聴かせてくれるの⁉”というサービス精神も含めて毎回楽しんでいます。
でも、自分は聴いて楽しむばかりで、ラジオで“一人で語る”ということはまだまだです。でも、そんな私が成長する姿まで番組で楽しんでもらえるとうれしいですね」
そう、実は彼女はもともとおしゃべりなタイプではなかったのだそうだ。
「デビュー当時の私を知っている人は、今のおしゃべりな私に驚くと思います。当時は喋ることは好きでも、自分に自信がなくて私が話すことで会話を止めるのが怖かったんです。でもお笑いや落語に興味を持ち出して、徐々にお仕事として話す機会ももらうようになって“話す”ということの楽しさと魅力にハマっています」
好きなものについて語り出すと、つい熱が入って早口になる……そんなところもチャーミングな髙橋。そんな彼女が今プライベートで好きなことを尋ねてみると「やりたいことがありすぎて困っています!」とまた早口に語り出した。
「盆栽と俳句と、サウナにも興味があります! あとゲームも好きだし。あと水彩画と油絵もやりたいんです! 時間も足りなくてオーバーヒート気味なんですけど、この“好き”がまた新しい自分を見つけるきっかけになるかなと思います」
真正面から“好き!!”という一生懸命な気持ちをぶつけてくる彼女を嫌いになれる人なんていないだろう。きっと2021年は“髙橋ひかるの顔を見ない日はない”というくらいに活躍してくれるはずだ。
髙橋ひかるに5つの質問
Q1あなたが人に自慢できることは?
A1好き嫌いせずにいろんなことに興味を持てる
人に勧められたものは先入観を持たずに興味を持ちます。あ、でもめちゃくちゃ流行っているのは落ち着いてから楽しもうかなと思うタイプかも(笑)。
Q2今、プレイリストに入っているお気に入りの音楽は?
A2オメガトライブ、竹内まりや
80、90年代の曲が好きなんです! この時代のレトロな音がすごく好きで、聴いていると自然とワクワクして、体温が上がる感じがします。
Q3影響を受けた作品は?
A3『プラダを着た悪魔』
じっくり観なおすのはもちろん、移動中とかにも観てしまうくらい好きです。かっこいい女性の生き様とサクセスストーリーというところに勇気をもらえるし、映像に映るすべてが美しいです。観るたびにテンションが上がる映画です。
Q4毎日していることはありますか?
A4塩で洗顔
お店で売っている塩をぬるま湯で溶いて、それで軽く顔を洗っています。肌の汚れが落ちて引き締まるような気がします。
Q5好きなタイプを教えてください
A5タートルネックとインカムとベストの似合う男性
スパイ映画が好きなので、文化祭とかで先生がインカムとかをつけていると無駄に「きゅーん」としていました(笑)。私、ちょっと優しくされたりと思わせぶりなことをされるとすぐに好きになっちゃうんです。その瞬間に「ステキ!」ってなってしまいます。でもすぐ冷めちゃうんですけどね(笑)。
#高桥光[超话]# #高桥光# #髙橋ひかる#
ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』で松下奈緒の妹役を好演する新星!
学生の時にクラスにいなかっただろうか? 男子とも女子とも分け隔てなく仲が良く、その子がクラスに入ってくるだけでパッと華やかになるような明るい子。
髙橋ひかるはまさにそんな女性だ。とにかくよく笑い、よくしゃべり、知識も豊富。限られた時間のインタビューでは話しきれないほど、いろいろと聞いてみたくなる。
そんな彼女だからこそ、近頃バラエティ番組では引っ張りだこで、明石家さんまなどをはじめとした大御所芸人たちにも臆することなく突っ込み、『スクール革命!』では関西弁バリバリのキレ芸で笑いを巻き起こしている。
そんな彼女が一変、亀梨和也が主演を務めるシリアスなサイバークライムサスペンスドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(毎土/夜10時〜/日テレ系)に出演する。実在する警察組織をモデルとした架空の組織・KSBC(神奈川県警捜査分析センター)を舞台に、愛する人の命を奪われた元刑事と天才的な頭脳を持った元犯罪者たちが連続殺人犯に迫る本作で、髙橋はKSBCのセンター長である島原由梨(松下奈緒)の妹、大塩はるかを演じる。
「松下さんとは2度目の共演になります。前回は『俺のスカート、どこいった?』(日テレ系)で先生と生徒という間柄だったのですが、今回は姉妹ということでまた違った二人の関係性を見せることができるかなと思います。とはいえ、先日の撮影で隣に並んでお話をさせていただいた時に、すごく近くに松下さんのお顔があって、ドキドキしちゃいました(笑)」
今回演じるはるかという役は、物語の途中で性格が一変してしまうほどの大きな出来事に巻き込まれるという。
「実際に起きては欲しくない壮絶な出来事なだけに、演じる前はかなり重い気持ちになりましたし、正直その思いを演じることができるか不安でした。
でも、私がすごい心動かされたのは、そんなつらい目に遭いながらも、はるかは決して人に“つらそうだね”と気を遣わせるような態度をとらないんです。そんな彼女の負けない強さに憧れました。
私自身もうまくいかないことや悩んだ時に人に相談などしないで自分で解決しようとするタイプなので、共通するところかなと思いました」
「スリリングで、どのシーンも目が離せない作品」と髙橋が話すように、本作では全国に張り巡らされた監視カメラやNシステム、ネット解析・画像分析など日本中から集まるビッグデータを駆使した最新の科学情報捜査がスリリングな物語を生み出していく。そんなこだわりの詰まった作品だけに役作りに向けていろいろとリサーチもしたという。
「海外の警察モノのドラマや映画を見て自分がその世界にいたらどうするだろうと想像力を膨らませました。あと、今回のドラマはそれぞれのキャラクターがとても個性的で面白いのですが、それをイメージするために、昔から好きだった『グランド・イリュージョン』という、大金を盗んだマジシャンとFBI捜査官の攻防戦を描いている作品を観なおしたりしました」
打てば響くように、明るくハキハキと話す彼女の聡明さは、与えられたことに全力で打ち込むからこそ得たものなのだろう。それは自身の冠番組のラジオに対して熱く語る姿からも垣間見ることができる。
「滋賀県出身なので車で移動がてらラジオを聴くことは多かったのですが、自分の番組を持つようになって改めてトークをメインとしたラジオを勉強として聴かせていただくようになりました。
ラジオって耳からしか情報を得ることができないので、小説みたいなんですよね。その聞いた情報から情景を考えたりするのが本当に面白くて、特にオードリーさんのラジオは勉強としてはもちろんですが、いちファンとして大好きです! 言葉の選び方の面白さはもちろん、“こんなことまで聴かせてくれるの⁉”というサービス精神も含めて毎回楽しんでいます。
でも、自分は聴いて楽しむばかりで、ラジオで“一人で語る”ということはまだまだです。でも、そんな私が成長する姿まで番組で楽しんでもらえるとうれしいですね」
そう、実は彼女はもともとおしゃべりなタイプではなかったのだそうだ。
「デビュー当時の私を知っている人は、今のおしゃべりな私に驚くと思います。当時は喋ることは好きでも、自分に自信がなくて私が話すことで会話を止めるのが怖かったんです。でもお笑いや落語に興味を持ち出して、徐々にお仕事として話す機会ももらうようになって“話す”ということの楽しさと魅力にハマっています」
好きなものについて語り出すと、つい熱が入って早口になる……そんなところもチャーミングな髙橋。そんな彼女が今プライベートで好きなことを尋ねてみると「やりたいことがありすぎて困っています!」とまた早口に語り出した。
「盆栽と俳句と、サウナにも興味があります! あとゲームも好きだし。あと水彩画と油絵もやりたいんです! 時間も足りなくてオーバーヒート気味なんですけど、この“好き”がまた新しい自分を見つけるきっかけになるかなと思います」
真正面から“好き!!”という一生懸命な気持ちをぶつけてくる彼女を嫌いになれる人なんていないだろう。きっと2021年は“髙橋ひかるの顔を見ない日はない”というくらいに活躍してくれるはずだ。
髙橋ひかるに5つの質問
Q1あなたが人に自慢できることは?
A1好き嫌いせずにいろんなことに興味を持てる
人に勧められたものは先入観を持たずに興味を持ちます。あ、でもめちゃくちゃ流行っているのは落ち着いてから楽しもうかなと思うタイプかも(笑)。
Q2今、プレイリストに入っているお気に入りの音楽は?
A2オメガトライブ、竹内まりや
80、90年代の曲が好きなんです! この時代のレトロな音がすごく好きで、聴いていると自然とワクワクして、体温が上がる感じがします。
Q3影響を受けた作品は?
A3『プラダを着た悪魔』
じっくり観なおすのはもちろん、移動中とかにも観てしまうくらい好きです。かっこいい女性の生き様とサクセスストーリーというところに勇気をもらえるし、映像に映るすべてが美しいです。観るたびにテンションが上がる映画です。
Q4毎日していることはありますか?
A4塩で洗顔
お店で売っている塩をぬるま湯で溶いて、それで軽く顔を洗っています。肌の汚れが落ちて引き締まるような気がします。
Q5好きなタイプを教えてください
A5タートルネックとインカムとベストの似合う男性
スパイ映画が好きなので、文化祭とかで先生がインカムとかをつけていると無駄に「きゅーん」としていました(笑)。私、ちょっと優しくされたりと思わせぶりなことをされるとすぐに好きになっちゃうんです。その瞬間に「ステキ!」ってなってしまいます。でもすぐ冷めちゃうんですけどね(笑)。
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