#健康要有文化素養 & 健康要有哲學頭腦#
最新がん統計
1.最新がん統計のまとめ
2019年に新たに診断されたがんは999,075例(男性566,460例、女性432,607例)*
*性別不詳があるため男女の合計が総数と一致しません。
2022年にがんで死亡した人は385,797人(男性223,291人、女性162,506人)
2009~2011年にがんと診断された人の5年相対生存率は男女計で64.1 %(男性62.0 %、女性66.9 %)
日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2019年データに基づく)
男性65.5%(2人に1人)
女性51.2%(2人に1人)
日本人ががんで死亡する確率は(2022年のデータに基づく)
男性25.1%(4人に1人)
女性17.5%(6人に1人)
がん罹患数の順位(2019年)
1位 2位 3位 4位 5位
総数 大腸 肺 胃 乳房 前立腺 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸6位
男性 前立腺 大腸 胃 肺 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位
女性 乳房 大腸 肺 胃 子宮 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸7位
元データ:全国がん登録罹患データ(numberシート)
scrollable
がん死亡数の順位(2022年)
1位 2位 3位 4位 5位
男女計 肺 大腸 胃 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸8位
男性 肺 大腸 胃 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位
女性 大腸 肺 膵臓 乳房 胃 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸10位
2.がんの罹患(新たにがんと診断されること)
がんの罹患について詳しく見る
閉じる
1)どの部位のがん罹患が多いか
部位別がん罹患数
【男性 2019年】
部位別がん罹患数
【女性 2019年】
元データ:全国がん登録罹患データ(numberシート)
2)部位別のがん罹患率
(1年間に人口10万人あたり何例がんと診断されるか)
部位別がん罹患率
【男性 2019年】
部位別がん罹患率
【女性 2019年】
元データ:全国がん登録罹患データ(rateシート)
3)がんに罹患する確率~累積罹患リスク
累積罹患リスクとは
ある年齢までにある病気に罹患する(その病気と診断される)おおよその確率
用語集
累積罹患リスク
生涯でがんに罹患する確率は、男性65.5%(2人に1人)、女性51.2%(2人に1人)
累積がん罹患リスク(2019年データに基づく)
部位 生涯がん罹患リスク(%) 何人に1人か
男性 女性 男性 女性
全がん 65.5% 51.2% 2人 2人
食道 2.5% 0.5% 40人 184人
胃 10.0% 4.7% 10人 21人
結腸 6.5% 5.9% 15人 17人
直腸 3.8% 2.3% 26人 44人
大腸 10.3% 8.1% 10人 12人
肝臓 3.0% 1.5% 33人 68人
胆のう・胆管 1.5% 1.3% 66人 76人
膵臓 2.7% 2.6% 38人 38人
肺 10.0% 5.0% 10人 20人
乳房(女性) 11.2% 9人
子宮 3.4% 29人
子宮頸部 1.3% 76人
子宮体部 2.1% 48人
卵巣 1.6% 62人
前立腺 11.0% 9人
甲状腺 0.6% 1.7% 174人 60人
悪性リンパ腫 2.3% 2.1% 43人 48人
白血病 1.1% 0.8% 94人 133人
元データ:累積罹患リスク(グラフデータベース)
3.がんの死亡
がんの死亡について詳しく見る
閉じる
1)どの部位のがん死亡が多いか
部位別がん死亡数
【男性 2022年】
部位別がん死亡数
【女性 2022年】
元データ:人口動態統計がん死亡データ(numberシート)
2)部位別のがん死亡率
(1年間に人口10万人あたり何人死亡するか)
部位別がん死亡率
【男性 2022年】
部位別がん死亡率
【女性 2022年】
元データ:人口動態統計がん死亡データ(rateシート)
3)がんで死亡する確率~累積死亡リスク
累積死亡リスクとは
ある年齢までにある病気で死亡するおおよその確率
用語集
累積死亡リスク
生涯でがんで死亡する確率は、男性25.1%(4人に1人)、女性17.5%(6人に1人)
累積がん死亡リスク(2022年データに基づく)
部位 生涯がん死亡リスク(%) 何人に1人か
男性 女性 男性 女性
全がん 25.1% 17.5% 4人 6人
食道 1.0% 0.2% 102人 433人
胃 3.0% 1.5% 34人 66人
結腸 2.0% 2.0% 49人 50人
直腸 1.1% 0.6% 91人 156人
大腸 3.1% 2.7% 32人 38人
肝臓 1.8% 0.8% 57人 119人
胆のう・胆管 1.1% 0.9% 93人 115人
膵臓 2.2% 2.1% 46人 47人
肺 6.0% 2.4% 17人 41人
乳房(女性) 1.8% 57人
子宮 0.8% 125人
子宮頸部 0.3% 295人
子宮体部 0.3% 314人
卵巣 0.6% 173人
前立腺 1.5% 65人
甲状腺 0.1% 0.1% 1420人 754人
悪性リンパ腫 0.9% 0.7% 115人 147人
白血病 0.7% 0.4% 147人 241人
元データ:累積死亡リスク(グラフデータベース)
scrollable
4.がんの生存率
がんの生存率について詳しく見る
閉じる
1)5年相対生存率
5年相対生存率
あるがんと診断された場合に治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標の一つで、異なる集団や時点などを比較するために慣例的によく用いられます。あるがんと診断された人のうち5年後に生存している人の割合が、日本人全体*で5年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで表します。100%に近いほど治療で生命を救えるがん、0%に近いほど治療で生命を救い難いがんであることを意味します。
* 正確には、性別、生まれた年、および年齢の分布を同じくする日本人集団
部位別がん5年相対生存率
【男性 2009~2011年】
部位別がん5年相対生存率
【女性 2009~2011年】
元データ:地域がん登録によるがん生存率データ(最新データ(性別) シート)
2)がんの10年相対生存率
ピリオド法
集計対象を最近の数年間(5年程度)に追跡された患者集団に限定し、この期間内の生存・死亡情報のみに基づいて生存率を算出する方法。長期の生存率の算出において最近の医療状況を反映することができます。
部位別がん10年相対生存率(ピリオド法)
【男性 15~99歳 2002~2006年追跡症例】
部位別がん10年相対生存率(ピリオド法)
【女性 15~99歳 2002~2006年追跡症例】
部位別がん10年相対生存率(ピリオド法)
【0~14歳 2002~2006年追跡症例】
部位別がん10年相対生存率(ピリオド法)
【15~29歳 2002~2006年追跡症例】
元データ:地域がん登録生存率データ(10年生存率(年齢別) シート)
3)がんのサバイバー生存率
サバイバー生存率
サバイバー生存率は、診断から一定年数後生存している者(サバイバー)の、その後の生存率です。例えば1年サバイバーの5年生存率は、診断から1年後に生存している者に限って算出した、その後の5年生存率です(診断からは合計6年後)。
サバイバー5年相対生存率(ピリオド法)
【男性 15~99歳 2002~2006年追跡症例】
サバイバー5年相対生存率(ピリオド法)
【女性 15~99歳 2002~2006年追跡症例】
サバイバー5年相対生存率(ピリオド法)
【小児がん 男女計 0~14歳 2002~2006年追跡症例】
サバイバー5年相対生存率(ピリオド法)
【AYAがん 男女計 15~29歳 2002~2006年追跡症例】
元データ:地域がん登録生存率データ(サバイバー5年生存率(年齢別) シート)
更新・確認日:2024年02月28日 [ 履歴 ]
最新がん統計
1.最新がん統計のまとめ
2019年に新たに診断されたがんは999,075例(男性566,460例、女性432,607例)*
*性別不詳があるため男女の合計が総数と一致しません。
2022年にがんで死亡した人は385,797人(男性223,291人、女性162,506人)
2009~2011年にがんと診断された人の5年相対生存率は男女計で64.1 %(男性62.0 %、女性66.9 %)
日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2019年データに基づく)
男性65.5%(2人に1人)
女性51.2%(2人に1人)
日本人ががんで死亡する確率は(2022年のデータに基づく)
男性25.1%(4人に1人)
女性17.5%(6人に1人)
がん罹患数の順位(2019年)
1位 2位 3位 4位 5位
総数 大腸 肺 胃 乳房 前立腺 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸6位
男性 前立腺 大腸 胃 肺 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位
女性 乳房 大腸 肺 胃 子宮 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸7位
元データ:全国がん登録罹患データ(numberシート)
scrollable
がん死亡数の順位(2022年)
1位 2位 3位 4位 5位
男女計 肺 大腸 胃 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸8位
男性 肺 大腸 胃 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位
女性 大腸 肺 膵臓 乳房 胃 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸10位
2.がんの罹患(新たにがんと診断されること)
がんの罹患について詳しく見る
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1)どの部位のがん罹患が多いか
部位別がん罹患数
【男性 2019年】
部位別がん罹患数
【女性 2019年】
元データ:全国がん登録罹患データ(numberシート)
2)部位別のがん罹患率
(1年間に人口10万人あたり何例がんと診断されるか)
部位別がん罹患率
【男性 2019年】
部位別がん罹患率
【女性 2019年】
元データ:全国がん登録罹患データ(rateシート)
3)がんに罹患する確率~累積罹患リスク
累積罹患リスクとは
ある年齢までにある病気に罹患する(その病気と診断される)おおよその確率
用語集
累積罹患リスク
生涯でがんに罹患する確率は、男性65.5%(2人に1人)、女性51.2%(2人に1人)
累積がん罹患リスク(2019年データに基づく)
部位 生涯がん罹患リスク(%) 何人に1人か
男性 女性 男性 女性
全がん 65.5% 51.2% 2人 2人
食道 2.5% 0.5% 40人 184人
胃 10.0% 4.7% 10人 21人
結腸 6.5% 5.9% 15人 17人
直腸 3.8% 2.3% 26人 44人
大腸 10.3% 8.1% 10人 12人
肝臓 3.0% 1.5% 33人 68人
胆のう・胆管 1.5% 1.3% 66人 76人
膵臓 2.7% 2.6% 38人 38人
肺 10.0% 5.0% 10人 20人
乳房(女性) 11.2% 9人
子宮 3.4% 29人
子宮頸部 1.3% 76人
子宮体部 2.1% 48人
卵巣 1.6% 62人
前立腺 11.0% 9人
甲状腺 0.6% 1.7% 174人 60人
悪性リンパ腫 2.3% 2.1% 43人 48人
白血病 1.1% 0.8% 94人 133人
元データ:累積罹患リスク(グラフデータベース)
3.がんの死亡
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1)どの部位のがん死亡が多いか
部位別がん死亡数
【男性 2022年】
部位別がん死亡数
【女性 2022年】
元データ:人口動態統計がん死亡データ(numberシート)
2)部位別のがん死亡率
(1年間に人口10万人あたり何人死亡するか)
部位別がん死亡率
【男性 2022年】
部位別がん死亡率
【女性 2022年】
元データ:人口動態統計がん死亡データ(rateシート)
3)がんで死亡する確率~累積死亡リスク
累積死亡リスクとは
ある年齢までにある病気で死亡するおおよその確率
用語集
累積死亡リスク
生涯でがんで死亡する確率は、男性25.1%(4人に1人)、女性17.5%(6人に1人)
累積がん死亡リスク(2022年データに基づく)
部位 生涯がん死亡リスク(%) 何人に1人か
男性 女性 男性 女性
全がん 25.1% 17.5% 4人 6人
食道 1.0% 0.2% 102人 433人
胃 3.0% 1.5% 34人 66人
結腸 2.0% 2.0% 49人 50人
直腸 1.1% 0.6% 91人 156人
大腸 3.1% 2.7% 32人 38人
肝臓 1.8% 0.8% 57人 119人
胆のう・胆管 1.1% 0.9% 93人 115人
膵臓 2.2% 2.1% 46人 47人
肺 6.0% 2.4% 17人 41人
乳房(女性) 1.8% 57人
子宮 0.8% 125人
子宮頸部 0.3% 295人
子宮体部 0.3% 314人
卵巣 0.6% 173人
前立腺 1.5% 65人
甲状腺 0.1% 0.1% 1420人 754人
悪性リンパ腫 0.9% 0.7% 115人 147人
白血病 0.7% 0.4% 147人 241人
元データ:累積死亡リスク(グラフデータベース)
scrollable
4.がんの生存率
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1)5年相対生存率
5年相対生存率
あるがんと診断された場合に治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標の一つで、異なる集団や時点などを比較するために慣例的によく用いられます。あるがんと診断された人のうち5年後に生存している人の割合が、日本人全体*で5年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで表します。100%に近いほど治療で生命を救えるがん、0%に近いほど治療で生命を救い難いがんであることを意味します。
* 正確には、性別、生まれた年、および年齢の分布を同じくする日本人集団
部位別がん5年相対生存率
【男性 2009~2011年】
部位別がん5年相対生存率
【女性 2009~2011年】
元データ:地域がん登録によるがん生存率データ(最新データ(性別) シート)
2)がんの10年相対生存率
ピリオド法
集計対象を最近の数年間(5年程度)に追跡された患者集団に限定し、この期間内の生存・死亡情報のみに基づいて生存率を算出する方法。長期の生存率の算出において最近の医療状況を反映することができます。
部位別がん10年相対生存率(ピリオド法)
【男性 15~99歳 2002~2006年追跡症例】
部位別がん10年相対生存率(ピリオド法)
【女性 15~99歳 2002~2006年追跡症例】
部位別がん10年相対生存率(ピリオド法)
【0~14歳 2002~2006年追跡症例】
部位別がん10年相対生存率(ピリオド法)
【15~29歳 2002~2006年追跡症例】
元データ:地域がん登録生存率データ(10年生存率(年齢別) シート)
3)がんのサバイバー生存率
サバイバー生存率
サバイバー生存率は、診断から一定年数後生存している者(サバイバー)の、その後の生存率です。例えば1年サバイバーの5年生存率は、診断から1年後に生存している者に限って算出した、その後の5年生存率です(診断からは合計6年後)。
サバイバー5年相対生存率(ピリオド法)
【男性 15~99歳 2002~2006年追跡症例】
サバイバー5年相対生存率(ピリオド法)
【女性 15~99歳 2002~2006年追跡症例】
サバイバー5年相対生存率(ピリオド法)
【小児がん 男女計 0~14歳 2002~2006年追跡症例】
サバイバー5年相対生存率(ピリオド法)
【AYAがん 男女計 15~29歳 2002~2006年追跡症例】
元データ:地域がん登録生存率データ(サバイバー5年生存率(年齢別) シート)
更新・確認日:2024年02月28日 [ 履歴 ]
#白岩瑠姫[超话]##白岩瑠姫 jo1王子#[240517] music station官方X更新
【#Mステ】
今夜の1曲目は #JO1
ポップでコミカルな振付が話題の新曲
「Love seeker」をTV初披露
コメント
白岩さん「ファンクなサウンドにキャッチーな振り付けを踊りますので、そこにご注目いただければと思います」
#ウラステ 楽屋で
【#Mステ】
今夜の1曲目は #JO1
ポップでコミカルな振付が話題の新曲
「Love seeker」をTV初披露
コメント
白岩さん「ファンクなサウンドにキャッチーな振り付けを踊りますので、そこにご注目いただければと思います」
#ウラステ 楽屋で
#健康要有文化素養 & 健康要有哲學頭腦#
乳がん末期
公開日:2016年7月25日 18時00分
更新日:2019年6月20日 09時49分
乳がん末期の症状
乳がん末期とは、がんが乳房以外の他の臓器にまで転移している状態のことを言います。乳がんを発症してから末期に至るまでの間には、乳房の痛みやしこり、腋窩リンパ節の腫脹など、いくつか特徴的な症状が見られます。しかし乳がんは、早い段階から転移しやすいという特徴があり、症状が自覚できる頃には、既にがんが転移を起こして末期の状態になっているというケースもあるのです。
乳がんの末期になると、多くの場合、耐え難い痛みに悩まされるようになります。増殖したがん組織に炎症や潰瘍が発生することによって生じる痛みのほか、がん治療のために行った乳房切除術に関連した疼痛、がんが転移した臓器を障害することによって生じる疼痛などがあります。
さらに、痛みだけでなく強い疲労感や倦怠感、発熱などの症状を呈することもあります。
乳がんの末期には、がんが転移した先の臓器が機能不全に陥り、様々な症状が表れるようになります。乳がんは骨や肺、肝臓、リンパ節などに転移しやすいがんですが、例えば骨に転移した場合は、転移した部位に激しい痛みが生じます。また、骨がもろくなってしまうため、ちょっとしたことで骨折を起こしやすくなります。
乳がん末期における診断
通常の乳がんの検査は、医師による乳房の視触診、マンモグラフィ、超音波検査の3つを組み合わせて行うことが基本となります。これらの検査では、がんの大きさや浸潤の程度を判断することができますが、より診断の精度を上げるためには造影剤を用いてCTやMRIを行います。これらはがんの広がりの程度だけでなく、リンパ節や肺、肝臓などへの転移の有無も確認することができます。骨シンチグラフィでは骨転移の有無や程度を確認します。
血液検査からは腫瘍マーカーの値や炎症反応の有無、貧血の状態などが診断に用いられます。
乳がん末期の治療
乳がんの治療には、手術によるがんの切除、化学療法、放射線治療などがあります。乳がん末期の状態では、既に全身にがんが転移した状態なので、全てのがんを手術で切除することは困難です。そのため、ホルモン剤や抗がん剤を使う化学療法で全身のがんの進行を遅らせるための治療を行います。
がん末期においては、さまざまな臓器に転移したがんが、転移先の臓器の機能を低下させることで多彩な症状引き起こします。これらを抑制する目的で転移した部位への放射線療法や、それぞれの症状に応じて外科的な手術で対応することもあります。
乳がん末期の予後、ケア
乳がん末期の状態ともいえるステージⅣの方の5年生存率は30%から40%程度です。この数字は他のがんと比べて高い割合であり、乳がんは比較的治療効果が表れやすいがんであると言えます。がん末期の状態で完全な治癒が難しい場合でも、症状を抑えながらがんと長く付き合っていくことも可能になりつつあります。しかしながら、70人に1人の割合で、乳がんで命を落とす女性がいるということもまた事実1)であり、乳がんが油断はできない病気であることには変わりがありません。
乳がん末期のケアは、痛みや苦痛を取り除くための緩和ケアが中心となります。乳がんの末期には転移による様々な全身症状や激しい痛み、倦怠感などが出現しやすく、こうした辛い症状が続くことで精神的にも不安定になりがちです。緩和ケアではがん末期の精神的・肉体的な苦痛を開放し、穏やかに生活を送ることができるような支援が行われます。緩和ケアを上手に利用することで残された人生を前向きに、自分らしく送ることができるようになるでしょう。
乳がん末期
公開日:2016年7月25日 18時00分
更新日:2019年6月20日 09時49分
乳がん末期の症状
乳がん末期とは、がんが乳房以外の他の臓器にまで転移している状態のことを言います。乳がんを発症してから末期に至るまでの間には、乳房の痛みやしこり、腋窩リンパ節の腫脹など、いくつか特徴的な症状が見られます。しかし乳がんは、早い段階から転移しやすいという特徴があり、症状が自覚できる頃には、既にがんが転移を起こして末期の状態になっているというケースもあるのです。
乳がんの末期になると、多くの場合、耐え難い痛みに悩まされるようになります。増殖したがん組織に炎症や潰瘍が発生することによって生じる痛みのほか、がん治療のために行った乳房切除術に関連した疼痛、がんが転移した臓器を障害することによって生じる疼痛などがあります。
さらに、痛みだけでなく強い疲労感や倦怠感、発熱などの症状を呈することもあります。
乳がんの末期には、がんが転移した先の臓器が機能不全に陥り、様々な症状が表れるようになります。乳がんは骨や肺、肝臓、リンパ節などに転移しやすいがんですが、例えば骨に転移した場合は、転移した部位に激しい痛みが生じます。また、骨がもろくなってしまうため、ちょっとしたことで骨折を起こしやすくなります。
乳がん末期における診断
通常の乳がんの検査は、医師による乳房の視触診、マンモグラフィ、超音波検査の3つを組み合わせて行うことが基本となります。これらの検査では、がんの大きさや浸潤の程度を判断することができますが、より診断の精度を上げるためには造影剤を用いてCTやMRIを行います。これらはがんの広がりの程度だけでなく、リンパ節や肺、肝臓などへの転移の有無も確認することができます。骨シンチグラフィでは骨転移の有無や程度を確認します。
血液検査からは腫瘍マーカーの値や炎症反応の有無、貧血の状態などが診断に用いられます。
乳がん末期の治療
乳がんの治療には、手術によるがんの切除、化学療法、放射線治療などがあります。乳がん末期の状態では、既に全身にがんが転移した状態なので、全てのがんを手術で切除することは困難です。そのため、ホルモン剤や抗がん剤を使う化学療法で全身のがんの進行を遅らせるための治療を行います。
がん末期においては、さまざまな臓器に転移したがんが、転移先の臓器の機能を低下させることで多彩な症状引き起こします。これらを抑制する目的で転移した部位への放射線療法や、それぞれの症状に応じて外科的な手術で対応することもあります。
乳がん末期の予後、ケア
乳がん末期の状態ともいえるステージⅣの方の5年生存率は30%から40%程度です。この数字は他のがんと比べて高い割合であり、乳がんは比較的治療効果が表れやすいがんであると言えます。がん末期の状態で完全な治癒が難しい場合でも、症状を抑えながらがんと長く付き合っていくことも可能になりつつあります。しかしながら、70人に1人の割合で、乳がんで命を落とす女性がいるということもまた事実1)であり、乳がんが油断はできない病気であることには変わりがありません。
乳がん末期のケアは、痛みや苦痛を取り除くための緩和ケアが中心となります。乳がんの末期には転移による様々な全身症状や激しい痛み、倦怠感などが出現しやすく、こうした辛い症状が続くことで精神的にも不安定になりがちです。緩和ケアではがん末期の精神的・肉体的な苦痛を開放し、穏やかに生活を送ることができるような支援が行われます。緩和ケアを上手に利用することで残された人生を前向きに、自分らしく送ることができるようになるでしょう。
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