#江野沢愛美[超话]#INS更新
カナダでは、メープル生産工程を学びにシュガーシャック、 Les Sucres chez Mickeyへ行きました
こちらのオーナーのレネさん、息子さんのギーさんにお話を聞かせてもらいました。
毎年2月頃寒い中、敷地内の全てのメープルの樹に
樹液を摂取する蛇口を打ち付け、ホースを取り付ける作業を何日もかけて全て手作業で行い、
そうして摂取した樹液は余分な水分を取り除いてメープルウォーターに
糖度66%になるまで煮詰めたら、スーパーなどで売られているメープルシロップになるのですが
66%以下だと保存が短くなったりしてしまうみたいでとっても重要な数字なんだって◎
レネさんのご家族は皆さんとても優しく、メープルに込められた"まごころ"はここからすでに始まっているんだなぁと思いながらお話しさせていただきました。
私はここに来るまで、家族経営のことや、手作業で行なっていることも何も知らなくて本当に感動しました✨
日本で手軽に買えるカナダ産のメープルシロップの背景には、遠く離れた土地の温かいストーリーがあると知ったら
もっと大切に色んなお料理に使って楽しみたいなって思えますね☺
#PR #MapleFromCanada #メープルフロムカナダ #まごころメープル
カナダでは、メープル生産工程を学びにシュガーシャック、 Les Sucres chez Mickeyへ行きました
こちらのオーナーのレネさん、息子さんのギーさんにお話を聞かせてもらいました。
毎年2月頃寒い中、敷地内の全てのメープルの樹に
樹液を摂取する蛇口を打ち付け、ホースを取り付ける作業を何日もかけて全て手作業で行い、
そうして摂取した樹液は余分な水分を取り除いてメープルウォーターに
糖度66%になるまで煮詰めたら、スーパーなどで売られているメープルシロップになるのですが
66%以下だと保存が短くなったりしてしまうみたいでとっても重要な数字なんだって◎
レネさんのご家族は皆さんとても優しく、メープルに込められた"まごころ"はここからすでに始まっているんだなぁと思いながらお話しさせていただきました。
私はここに来るまで、家族経営のことや、手作業で行なっていることも何も知らなくて本当に感動しました✨
日本で手軽に買えるカナダ産のメープルシロップの背景には、遠く離れた土地の温かいストーリーがあると知ったら
もっと大切に色んなお料理に使って楽しみたいなって思えますね☺
#PR #MapleFromCanada #メープルフロムカナダ #まごころメープル
#健康要有文化素養 & 健康要有哲學頭腦#
だから美味しい!きのこの生産現場をのぞいてみよう
写真
秋の味覚としておなじみの「きのこ」。その栽培はどのように行われているのでしょうか?今回は、しいたけの原木栽培について宮崎県の生産者の方に、また、なめこの菌床栽培について新潟県の生産者の方に教えていただきました。
しいたけ栽培がおこなわれている宮崎県椎葉村の集落風景。
宮崎県 高千穂郷・椎葉山地域は、世界農業遺産にも認定されています。
写真提供:世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会「仙人の棚田」(宮崎県椎葉村)
きのこの栽培方法
1
原木栽培
枯れ木や伐採した木に種菌を植え付けて、きのこを育てる方法です。クヌギやコナラなど、主に落葉広葉樹が利用され、山林などの自然環境の中や簡易なハウスの中などで栽培します。しいたけやなめこなどがこの方法で栽培されています。
2
菌床栽培
おが粉に米ぬかやふすまなどの栄養材を加え、水と混ぜ合わせて成形した培地に菌を植え付けてきのこを育てる方法です。主に屋内で栽培環境を管理するため、原木栽培では難しいきのこも栽培できます。えのきたけ、ぶなしめじ、まいたけ、エリンギなどがこの方法で栽培されています。
3
堆肥栽培
堆肥(わら、もみがら、樹皮、動物の排せつ物などの動植物質の有機質物を堆積又は撹拌し腐熱させたもの)などに種菌を植え付けてきのこを育てる方法です。マッシュルームがこの方法で栽培されています。
原木栽培についてもっと知りたい
主に山林の中で営まれる原木栽培は、天然に近い味わいのきのこを育てることができる半面、気温や降水量など、自然環境が収穫に大きく影響するため、それらの変化に応じた細やかな対応が求められます。
“しいたけ”ができるまで
しいたけの原木栽培は、原木の調達から収穫まで2年以上の歳月がかかるといいます。宮崎県東臼杵郡椎葉村で約200年続くしいたけ農家の椎葉さんに、しいたけの原木栽培の工程やポイントについて伺いました。
1.原木の伐採
しいたけの菌を植えるクヌギを伐採します。葉が3分から7分に紅葉した10月下旬から11月上旬の晴れた日が伐採のタイミング。伐採後は葉がついた状態で約1ヶ月間寝かせて乾燥させ、自然に水分が抜けるのを待ちます。
原木に水分が多すぎると雑菌が増えてしいたけの菌が負けてしまうため、水分量の見極めが重要です。
伐採作業中。
ポイント
このタイミングの見極めが腕の見せ所です。
伐採前の木にナタで一筋切り込みをいれ、すぐに耳をあてて原木の中を流れている「樹液の音」を聞きます。音がピタッと止まれば伐採しどき。しかし、水の音が止まらず流れるようであれば伐採には向きません。
2.原木に植菌
110センチメートル程度に切りそろえた原木に、直径約1センチメートルの穴を開け、駒状の種菌を植え付けていきます。
駒うち作業。
種菌は、おが粉に栄養分を与えてしいたけの菌糸を培養した「オガ菌」や、駒状に成形した木片に菌糸を培養した「駒菌」、オガ菌を駒菌のように固めた「形成菌」があります。
オガ菌。
駒菌。
形成菌。
ポイント
菌種によってしいたけが発生する温度や時期が異なるため、地域の環境や収穫したい時期にあわせて菌種を選びます。植菌作業は毎年1月から4月上旬頃まで続きます。
3.原木の仮伏せ、本伏せ
植菌した原木を、日当たりの良い林の中などに横積みしておきます。これを「仮伏せ」といいます。膝の高さまで積み上げて、乾燥する場所では、ネットや小枝で覆い、1カ月から2ヶ月間寝かせて菌を定着させます。
その後、5月から6月頃に、原木を組み上げる「本伏せ」を行います。小枝やネットを掛け、そのまま約1年半寝かせます。その年の秋口に積んでいる原木の上下、表裏を積み替えることもあります。
原木の本伏せ(野伏せ)。
ポイント
原木の表面温度が28度を超えると約3時間で菌が死んでしまうため、仮伏せ・本伏せの際は、雨が十分に通り、直射日光が当たらないようにネットや小枝で覆うことが大切です。
4.しいたけの発生と収穫
植菌した年の翌年の秋口に、原木をきのこの発生に適した「ほだ場(雨がよく当たり、直射日光が当たらない林の中など)」に移し、きのこを採取しやすい様に立てかけます。
10月中旬から下旬頃にきのこが生え始め、翌年の4月頃まで収穫作業が続きます。
発生したしいたけ。
林内のほだ場。
ポイント
きのこのかさが開いて、裏の薄い膜が切れたら収穫のサイン。手作業で、一つ一つ丁寧に摘み取っていきます。雨が降った後や暖かい日はきのこが一気に成長するため、タイミングを逃さないように収穫を急ぎます。
\生産者の方に伺いました!/
Q.
しいたけの生産を行う上で、こだわっていることを教えて下さい。
A.
収穫したしいたけを乾燥させ、乾ししいたけとして出荷しています。
栽培から収穫したしいたけの乾燥まで自然と寄り添い、手間暇を惜しまず、長い時間をかけて育てることで椎葉村ならではの美味しいしいたけが生まれます。
Q.
しいたけの生産を続ける中で、嬉しかった出来事を教えて下さい。
A.
しいたけが苦手だった小学生が、試食販売のしいたけを「美味しい」と言って食べてくれた事です。
Q.
お気に入りのしいたけ料理を教えて下さい。
A.
味噌炒めです。商品にならない規格外のしいたけを適当なサイズに刻んで油でサッと炒め、味噌と砂糖少々を加えてさらに炒めれば完成です。
今回教えてくれたのは・・・
椎葉村椎茸部会会長(宮崎県東臼杵郡椎葉村)
椎葉 豊 さん
プロフィール写真
およそ200年続くしいたけ農家。全国のしいたけ生産の未来に思いを馳せ、生産者の後継者不足や価格低迷等の不安要素を乗り越えるためにも「中山間地域ではエリア全体の活性化」が必要と語る。何よりも生産者自身が満足のいく品質の、安全で美味しい“いいしいたけ”を作り、手頃な値段で消費者に届けるために、新たな仕組み作りを模索中。
菌床栽培についてもっと知りたい
菌床栽培は、すべての工程を温度や湿度が管理された室内で行うため、生育が早く、安定して収穫することができます。しかし、わずかな条件の変化によって育ち方が変わるため、温度や湿度、種菌の選び方、栄養の配合、雑菌対策など、細やかな調整が求められます。
“なめこ”ができるまで
温度管理や雑菌対策を徹底し、丹精込めて育てられるなめこの菌床栽培について、新潟県中魚沼郡津南町にある割野きのこ組合の今井さんにお話を伺いました。
1.培地仕込み
なめこを育てるための培地(菌床)を作ります。おが粉と栄養材(米ぬかやふすま、おからなど)を混ぜた菌床をプラスチック瓶に詰め、培地を作ります。
培地仕込みの様子。
ポイント
いいなめこを作るためには、じっくり菌を培養する必要がありますが、栄養材の配合によって、この適正な培養期間にはバラツキがあります。各生産者ごとに栄養材の配合に工夫をこらし、日々検討を重ねてよりよいバランスを追求しています。
2.培地の殺菌、放冷
1の菌床を詰めた瓶に蓋をして高圧殺菌釜に入れます。最高120度の高熱で6時間から7時間加熱して十分に殺菌し、その後、一晩おいて冷まします。
高圧釜に入れ殺菌。
3.培地に種苗を接種
雑菌が入らないように、クリーンルームで培地に種菌を撒きます。
クリーンルームにて接種。
ポイント
クリーンルームの室温は約15度。雑菌が増殖しにくく、なめこの菌には影響がない温度に設定されています。
4.培養
瓶に蓋をして培養室に移し、60日間培養します。室温は18度から20度で菌糸が満遍なく瓶内に行き渡るよう管理します。
瓶に蓋をして培養。
5.なめこの発生と収穫
蓋をはずしてシャワーで水をあたえると、3日から4日で小さななめこが発生し、それから約2週間で収穫できる大きさに育ちます。
1つの瓶から2回収穫しています。一番採りは機械で収穫しますが、収穫後の瓶からもう一度生えてくる二番採りのなめこは、大きく不揃いな形で育つため、手作業でひとつひとつカットします。
(上)機械収穫、(下)手切り収穫。
ポイント
室温は約16度から17度。なめこは17度を超えると状態が悪化して黒ずんだり雑菌が増えてしまいます。外気温や湿度の変化を踏まえ、収穫予定日から逆算して慎重に室内の湿度をコントロールするテクニックが求められます。
\生産者の方に伺いました!/
Q.
なめこの生産を行う上で、気をつけていることを教えて下さい。
A.
スタッフ全員が栽培の全ての過程に気を配っていますが、中でも雑菌対策として清掃を徹底しています。
Q.
なめこの生産を続ける中で、嬉しかった出来事を教えて下さい。
A.
昔は小粒のなめこが主流で、大きいものやカサがひらいたものはB級品として扱われていました。
大きいものやカサがひらいたものにも独自の美味しさがありますので、それを知ってもらうため、「ひらき」「大粒」と名付けて販売したところヒット商品となり、それぞれの美味しさが広まったことは作り手として嬉しかったです。
Q.
お気に入りのなめこ料理を教えて下さい。
A.
なめこの柄を使用した野菜炒めです。粘り気が少なくシャキシャキとした食感が楽しめます。
また、お客様やスタッフからなめこの食べ方を聞いたりして、色々なレシピに挑戦しています。
今回教えてくれたのは・・・
農事組合法人 割野きのこ組合
(新潟県中魚沼郡津南町)代表理事
今井 美津代 さん
プロフィール写真
大学で林学などについて学び、大学卒業後は住宅メーカー勤務を経て、2009年に自然豊かなふるさとにUターン。現在は父親が始めた同法人の代表として勤務。消費者に安心を届けるため、世界基準の「GLOBAL GAP(グローバルギャップ)」など、第三者認証の取得に積極的に取り組む。
しいたけの“ふるさと”はどこ?
菌床製造地表示&どんぐりマークをチェック!
菌床栽培きのこの「原産地」の項目には、きのこが収穫された場所が表示されています。近年、輸入した菌床を使用して、国内で栽培、収穫されるきのこが増加していることから、原産地の表示だけでは菌床製造地は分かりません。このため、2017年より、全国食用きのこ種菌協会は、菌床の原料やほだ木が国産材であることを示す「どんぐりマーク(栽培原料原産地商標)」の表示に取り組んでいます。また、2020年3月には、消費者庁の「食品表示基準Q&A」が一部改正され、「しいたけ菌床栽培について、種菌を植え付けた場所も原産地とは区別して表示することが望ましい」ことが明記され、しいたけの「菌床製造地」を表示するよう呼びかけています。菌床製造地はきのこの「ふるさと」にあたります。きのこを購入する際は、「原産地」と合わせて「菌床製造地」と「どんぐりマーク」をぜひチェックしてみて下さい。
図:「食品表示基準Q&A」の一部改正による追記」
図:「どんぐりマーク(栽培原料原産地商標)」
だから美味しい!きのこの生産現場をのぞいてみよう
写真
秋の味覚としておなじみの「きのこ」。その栽培はどのように行われているのでしょうか?今回は、しいたけの原木栽培について宮崎県の生産者の方に、また、なめこの菌床栽培について新潟県の生産者の方に教えていただきました。
しいたけ栽培がおこなわれている宮崎県椎葉村の集落風景。
宮崎県 高千穂郷・椎葉山地域は、世界農業遺産にも認定されています。
写真提供:世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会「仙人の棚田」(宮崎県椎葉村)
きのこの栽培方法
1
原木栽培
枯れ木や伐採した木に種菌を植え付けて、きのこを育てる方法です。クヌギやコナラなど、主に落葉広葉樹が利用され、山林などの自然環境の中や簡易なハウスの中などで栽培します。しいたけやなめこなどがこの方法で栽培されています。
2
菌床栽培
おが粉に米ぬかやふすまなどの栄養材を加え、水と混ぜ合わせて成形した培地に菌を植え付けてきのこを育てる方法です。主に屋内で栽培環境を管理するため、原木栽培では難しいきのこも栽培できます。えのきたけ、ぶなしめじ、まいたけ、エリンギなどがこの方法で栽培されています。
3
堆肥栽培
堆肥(わら、もみがら、樹皮、動物の排せつ物などの動植物質の有機質物を堆積又は撹拌し腐熱させたもの)などに種菌を植え付けてきのこを育てる方法です。マッシュルームがこの方法で栽培されています。
原木栽培についてもっと知りたい
主に山林の中で営まれる原木栽培は、天然に近い味わいのきのこを育てることができる半面、気温や降水量など、自然環境が収穫に大きく影響するため、それらの変化に応じた細やかな対応が求められます。
“しいたけ”ができるまで
しいたけの原木栽培は、原木の調達から収穫まで2年以上の歳月がかかるといいます。宮崎県東臼杵郡椎葉村で約200年続くしいたけ農家の椎葉さんに、しいたけの原木栽培の工程やポイントについて伺いました。
1.原木の伐採
しいたけの菌を植えるクヌギを伐採します。葉が3分から7分に紅葉した10月下旬から11月上旬の晴れた日が伐採のタイミング。伐採後は葉がついた状態で約1ヶ月間寝かせて乾燥させ、自然に水分が抜けるのを待ちます。
原木に水分が多すぎると雑菌が増えてしいたけの菌が負けてしまうため、水分量の見極めが重要です。
伐採作業中。
ポイント
このタイミングの見極めが腕の見せ所です。
伐採前の木にナタで一筋切り込みをいれ、すぐに耳をあてて原木の中を流れている「樹液の音」を聞きます。音がピタッと止まれば伐採しどき。しかし、水の音が止まらず流れるようであれば伐採には向きません。
2.原木に植菌
110センチメートル程度に切りそろえた原木に、直径約1センチメートルの穴を開け、駒状の種菌を植え付けていきます。
駒うち作業。
種菌は、おが粉に栄養分を与えてしいたけの菌糸を培養した「オガ菌」や、駒状に成形した木片に菌糸を培養した「駒菌」、オガ菌を駒菌のように固めた「形成菌」があります。
オガ菌。
駒菌。
形成菌。
ポイント
菌種によってしいたけが発生する温度や時期が異なるため、地域の環境や収穫したい時期にあわせて菌種を選びます。植菌作業は毎年1月から4月上旬頃まで続きます。
3.原木の仮伏せ、本伏せ
植菌した原木を、日当たりの良い林の中などに横積みしておきます。これを「仮伏せ」といいます。膝の高さまで積み上げて、乾燥する場所では、ネットや小枝で覆い、1カ月から2ヶ月間寝かせて菌を定着させます。
その後、5月から6月頃に、原木を組み上げる「本伏せ」を行います。小枝やネットを掛け、そのまま約1年半寝かせます。その年の秋口に積んでいる原木の上下、表裏を積み替えることもあります。
原木の本伏せ(野伏せ)。
ポイント
原木の表面温度が28度を超えると約3時間で菌が死んでしまうため、仮伏せ・本伏せの際は、雨が十分に通り、直射日光が当たらないようにネットや小枝で覆うことが大切です。
4.しいたけの発生と収穫
植菌した年の翌年の秋口に、原木をきのこの発生に適した「ほだ場(雨がよく当たり、直射日光が当たらない林の中など)」に移し、きのこを採取しやすい様に立てかけます。
10月中旬から下旬頃にきのこが生え始め、翌年の4月頃まで収穫作業が続きます。
発生したしいたけ。
林内のほだ場。
ポイント
きのこのかさが開いて、裏の薄い膜が切れたら収穫のサイン。手作業で、一つ一つ丁寧に摘み取っていきます。雨が降った後や暖かい日はきのこが一気に成長するため、タイミングを逃さないように収穫を急ぎます。
\生産者の方に伺いました!/
Q.
しいたけの生産を行う上で、こだわっていることを教えて下さい。
A.
収穫したしいたけを乾燥させ、乾ししいたけとして出荷しています。
栽培から収穫したしいたけの乾燥まで自然と寄り添い、手間暇を惜しまず、長い時間をかけて育てることで椎葉村ならではの美味しいしいたけが生まれます。
Q.
しいたけの生産を続ける中で、嬉しかった出来事を教えて下さい。
A.
しいたけが苦手だった小学生が、試食販売のしいたけを「美味しい」と言って食べてくれた事です。
Q.
お気に入りのしいたけ料理を教えて下さい。
A.
味噌炒めです。商品にならない規格外のしいたけを適当なサイズに刻んで油でサッと炒め、味噌と砂糖少々を加えてさらに炒めれば完成です。
今回教えてくれたのは・・・
椎葉村椎茸部会会長(宮崎県東臼杵郡椎葉村)
椎葉 豊 さん
プロフィール写真
およそ200年続くしいたけ農家。全国のしいたけ生産の未来に思いを馳せ、生産者の後継者不足や価格低迷等の不安要素を乗り越えるためにも「中山間地域ではエリア全体の活性化」が必要と語る。何よりも生産者自身が満足のいく品質の、安全で美味しい“いいしいたけ”を作り、手頃な値段で消費者に届けるために、新たな仕組み作りを模索中。
菌床栽培についてもっと知りたい
菌床栽培は、すべての工程を温度や湿度が管理された室内で行うため、生育が早く、安定して収穫することができます。しかし、わずかな条件の変化によって育ち方が変わるため、温度や湿度、種菌の選び方、栄養の配合、雑菌対策など、細やかな調整が求められます。
“なめこ”ができるまで
温度管理や雑菌対策を徹底し、丹精込めて育てられるなめこの菌床栽培について、新潟県中魚沼郡津南町にある割野きのこ組合の今井さんにお話を伺いました。
1.培地仕込み
なめこを育てるための培地(菌床)を作ります。おが粉と栄養材(米ぬかやふすま、おからなど)を混ぜた菌床をプラスチック瓶に詰め、培地を作ります。
培地仕込みの様子。
ポイント
いいなめこを作るためには、じっくり菌を培養する必要がありますが、栄養材の配合によって、この適正な培養期間にはバラツキがあります。各生産者ごとに栄養材の配合に工夫をこらし、日々検討を重ねてよりよいバランスを追求しています。
2.培地の殺菌、放冷
1の菌床を詰めた瓶に蓋をして高圧殺菌釜に入れます。最高120度の高熱で6時間から7時間加熱して十分に殺菌し、その後、一晩おいて冷まします。
高圧釜に入れ殺菌。
3.培地に種苗を接種
雑菌が入らないように、クリーンルームで培地に種菌を撒きます。
クリーンルームにて接種。
ポイント
クリーンルームの室温は約15度。雑菌が増殖しにくく、なめこの菌には影響がない温度に設定されています。
4.培養
瓶に蓋をして培養室に移し、60日間培養します。室温は18度から20度で菌糸が満遍なく瓶内に行き渡るよう管理します。
瓶に蓋をして培養。
5.なめこの発生と収穫
蓋をはずしてシャワーで水をあたえると、3日から4日で小さななめこが発生し、それから約2週間で収穫できる大きさに育ちます。
1つの瓶から2回収穫しています。一番採りは機械で収穫しますが、収穫後の瓶からもう一度生えてくる二番採りのなめこは、大きく不揃いな形で育つため、手作業でひとつひとつカットします。
(上)機械収穫、(下)手切り収穫。
ポイント
室温は約16度から17度。なめこは17度を超えると状態が悪化して黒ずんだり雑菌が増えてしまいます。外気温や湿度の変化を踏まえ、収穫予定日から逆算して慎重に室内の湿度をコントロールするテクニックが求められます。
\生産者の方に伺いました!/
Q.
なめこの生産を行う上で、気をつけていることを教えて下さい。
A.
スタッフ全員が栽培の全ての過程に気を配っていますが、中でも雑菌対策として清掃を徹底しています。
Q.
なめこの生産を続ける中で、嬉しかった出来事を教えて下さい。
A.
昔は小粒のなめこが主流で、大きいものやカサがひらいたものはB級品として扱われていました。
大きいものやカサがひらいたものにも独自の美味しさがありますので、それを知ってもらうため、「ひらき」「大粒」と名付けて販売したところヒット商品となり、それぞれの美味しさが広まったことは作り手として嬉しかったです。
Q.
お気に入りのなめこ料理を教えて下さい。
A.
なめこの柄を使用した野菜炒めです。粘り気が少なくシャキシャキとした食感が楽しめます。
また、お客様やスタッフからなめこの食べ方を聞いたりして、色々なレシピに挑戦しています。
今回教えてくれたのは・・・
農事組合法人 割野きのこ組合
(新潟県中魚沼郡津南町)代表理事
今井 美津代 さん
プロフィール写真
大学で林学などについて学び、大学卒業後は住宅メーカー勤務を経て、2009年に自然豊かなふるさとにUターン。現在は父親が始めた同法人の代表として勤務。消費者に安心を届けるため、世界基準の「GLOBAL GAP(グローバルギャップ)」など、第三者認証の取得に積極的に取り組む。
しいたけの“ふるさと”はどこ?
菌床製造地表示&どんぐりマークをチェック!
菌床栽培きのこの「原産地」の項目には、きのこが収穫された場所が表示されています。近年、輸入した菌床を使用して、国内で栽培、収穫されるきのこが増加していることから、原産地の表示だけでは菌床製造地は分かりません。このため、2017年より、全国食用きのこ種菌協会は、菌床の原料やほだ木が国産材であることを示す「どんぐりマーク(栽培原料原産地商標)」の表示に取り組んでいます。また、2020年3月には、消費者庁の「食品表示基準Q&A」が一部改正され、「しいたけ菌床栽培について、種菌を植え付けた場所も原産地とは区別して表示することが望ましい」ことが明記され、しいたけの「菌床製造地」を表示するよう呼びかけています。菌床製造地はきのこの「ふるさと」にあたります。きのこを購入する際は、「原産地」と合わせて「菌床製造地」と「どんぐりマーク」をぜひチェックしてみて下さい。
図:「食品表示基準Q&A」の一部改正による追記」
図:「どんぐりマーク(栽培原料原産地商標)」
#当前事##知识点# イギリスで考古学を学ぶ学生が、5000年前のチューインガムのかけらを発見。これは現在までに発見されたガムの中で最も古いもののうちのひとつだそうです。
ガムは樺の樹液から作られたもので、23才のSarah Picken氏がフィンランドで発掘をしているときに発見。ガムには歯形がついていたそうです。
ダービー大学の教師によると、「樺の樹液にはフェノールが含まれており、これには防腐作用がある。新石器時代の人々はこれを噛むことによって体調を整える効果があることを知っていたと考えられる。ガムにくっきりと残った歯形がはっきりとそれを示している」とのこと。
Kierikki CentreのSini Annala氏はこのガムの作り方を述べています。
「樺の樹皮を加熱して樹液を作り、それをボイルした後に冷やすと固まります。それからもう一度加熱するとやわらかくなり、チューイングガムの一種として使うことができます」
香料も何も入っていないので味のほうは期待できなさそう。
Is this the world's oldest chewing gum?
A 5,000-year-old piece of chewing gum - one of the oldest ever to be discovered - has been found by a British archaeology student.
The discovery of the Neolithic gum, made from birch bark tar, was made by Sarah Pickin, 23, during a dig in Finland. The gum had tooth prints in it.
Trevor Brown, her tutor at the University of Derby, said: "Birch bark tar contains phenols, which are antiseptic compounds. It is generally believed that Neolithic people found that by chewing this stuff if they had gum infections it helped to treat the condition."
Sini Annala, from the Kierikki Centre, said: "The actual material is some kind of tar, that was made by heating birch bark. After the tar was made ... it was boiled, and when it cooled, it became solid. "When it was heated again, it became softer, and it was used as some kind of chewing gum."
ガムは樺の樹液から作られたもので、23才のSarah Picken氏がフィンランドで発掘をしているときに発見。ガムには歯形がついていたそうです。
ダービー大学の教師によると、「樺の樹液にはフェノールが含まれており、これには防腐作用がある。新石器時代の人々はこれを噛むことによって体調を整える効果があることを知っていたと考えられる。ガムにくっきりと残った歯形がはっきりとそれを示している」とのこと。
Kierikki CentreのSini Annala氏はこのガムの作り方を述べています。
「樺の樹皮を加熱して樹液を作り、それをボイルした後に冷やすと固まります。それからもう一度加熱するとやわらかくなり、チューイングガムの一種として使うことができます」
香料も何も入っていないので味のほうは期待できなさそう。
Is this the world's oldest chewing gum?
A 5,000-year-old piece of chewing gum - one of the oldest ever to be discovered - has been found by a British archaeology student.
The discovery of the Neolithic gum, made from birch bark tar, was made by Sarah Pickin, 23, during a dig in Finland. The gum had tooth prints in it.
Trevor Brown, her tutor at the University of Derby, said: "Birch bark tar contains phenols, which are antiseptic compounds. It is generally believed that Neolithic people found that by chewing this stuff if they had gum infections it helped to treat the condition."
Sini Annala, from the Kierikki Centre, said: "The actual material is some kind of tar, that was made by heating birch bark. After the tar was made ... it was boiled, and when it cooled, it became solid. "When it was heated again, it became softer, and it was used as some kind of chewing gum."
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