240406 THE ALFEE 50th Anniversary 風の時代・春 From The Beginning 京都初日
今天也是サラミー。高老师的大波浪和御朱印帳终将成为我永远得不到的两样东西
我查了半天,セトリ和首日好像没有区别。哪块儿是台本哪块儿是现挂也搞清楚了!
(以下ネタバレ)
MC1
幸:趁着没忘,来请大家在各自的位置上就坐
幸:请桜井さん上台!来大家给他热烈的欢呼!虽然后排观众距离有点远,但是没关系,(手在脸附近比划)大きく作ってありますから
桜:(跟随入场节奏扭到center,又扭回工位)
幸:www違う違う(摆手)
桜:実は俺、京都出身です
后接愚人节桥段
~~~
幸:4月生まれのこの方を呼びたいと思います。高見沢さん!
高:(公主登台)其实我是法国凡尔赛宫出身的
幸:いい加減にしろ
幸:おんなじこと言うなっちゅうの!だっちゅうの(这个首日也有,只是我给忘了今天看见才想起来,是90年代末期的流行梗)
高:古い。しかも全然だっちゅうのになってない。
幸:仕方ないだろ(摸自己胸口)ここぺたんこなんだからならないよ。
~~~
高:どの靴が言ってるんだよ
桜:そこは靴じゃなくて苦痛。
桜:いやん〜あそこデリケートなんだから
高:好多前辈可都是四月出生的。加山さんとか、拓郎さんとか
幸:小心我告诉拓郎さん,正好他昨天生日w
桜:やめて!(后接横山弁護士部分)
~~~
高:岡本太郎!(查了一下我终于知道说的是谁了)
幸:桜井のケツに顔があってもいいじゃないか(原话是グラスの底に顔があっても……(年齢層的に私にわかるわけがないよアルフィーさん(でも横山弁護士はすぐわかったx
幸:这梗老得谁也听不明白
高:?(问台下)你们不知道吗?
高:看,人家知道!
(我:我不知道啊啊啊啊啊啊啊啊(但我现在知道了))
高:桜井要是屁股上长脸那可太不方便了,你让他怎么唱ディスタンス(这里好像高老师说了个缩写,星ディス?)把麦克风调下来?
桜:へそ下のディスタンスになっちゃう
合唱:baby come back!(我真记得首日唱的不是这个词儿…可能我错乱了)
幸:得亏是刚把ディスタンス唱完,这要是之后唱我看你怎么办w
~~~
グッズ紹介
桜:坂崎の中学の英語教師、現在派遣で...(下略)
メリーあん介绍时候唱的两句メリーアン比首日长了
桜:夜露に...(略)を抜けて 白い小饅頭…(略)
合(高老师合いの手):メリーアン(極み) メリーアン(極み) メリーアン みんな食べよ〜ね〜
(略)メリーアンみんなで買おうよ〜
~~~
(幸老师叠T恤和高老师叠T恤明显不是一个生活技能水平)
(但高老师他知道把T恤差不多叠一下卷一下再塞回去诶(溺爱)
~~~
高老师举小零食封面的牌子把自己上半身整个都挡住了,只露出腿,可爱
~~~
桜:(自己搬小桌子下场,背朝观众表现出了:桌子好沉!摇摇晃晃!的感觉w(他好瘦,脸型太吃亏了さくちゃん)
幸:小学生都搬得动的www
~~~
幸:桜井さん居然是派遣,我才刚知道
高:(今天背吉他很快,于是一起加入埋汰さくちゃん阵营)そうだね。時給..
幸:1200円ぐらい?
高:没有吧
幸:太多啦?那1050
桜:(回来了)とっぱらい
高:?とっぱらい你知道是啥意思吗(注:工资现结)
高:可不是酔っ払い哈
桜:…(他卡住了)
幸:知道是啥意思吗
桜:…就是不用我交税呗!(税后)
高:?不交税哪儿成啊!
(这里进入了一个俗称楽屋トーク的领域)
高:那你让坂崎帮你交
桜:?俺坂崎に雇われてるの?
幸:我负责给他开工资?一小时1050
桜:…www那我这一趟巡演下来能挣几个钱啊
幸:一小时1050,一场能给你开个3000吧w
(观众席发出了:才这么点儿!的感叹)
幸:彩排给你按一小时600算
桜:那我连车都坐不起!
桜:厳しいの我要加入公会w
~~~
MC2
高:坂崎今天有记得让大家坐下,挺好。首日好多人反馈说累了w
幸:(上台)ごめん
高:今日は大丈夫だよwあんたも忘れごとするんだねw
高:每次我迟到,谁也不担心我。他俩一迟到所有人都担心发生什么事儿了。怎么这样!
幸:日頃の行いだよそれ
幸:(突然走到高老师右手边弯腰捡起了高老师掉在地上的拨片)(?高老师什么时候弄掉的??)
幸:(揣裤兜里了)
高:你可不许挂到煤炉上卖(威胁
幸:我这个人很おっちょこちょい[doge]おちよこちよい
高:知ってるわ!でもやることはちゃんとやるよ
幸:やることはちゃんとやる。
高:そだよ
幸:…也是。
(奇妙的气氛w)
高:我就不该递给他这个话茬儿www
~~~
高:桜井さんはどうですか今日
桜:Feel so good
台下:woooooohooooooooo
(发音超标准的我芜湖得好大声)
桜:干嘛呀!我不就说句英文嘛…
幸:他还教过你英文呢,我听说过
高:大一的时候
桜:为啥老把这种事儿拿到台面上说
~~~
高:alfee的曲子新旧混合,粉丝也是新旧混合。新的和旧的混到一起就会变成新的w我在说什么w
~~~
谢幕好像不是介绍たろすけ(他俩站在后头)应该是桜井さん高見沢さん都在伸手介绍…自己旁边的两个人…?更尊い了
~~~
返场1
またさきトリオ
高老师握鼓槌两只手都是小军鼓的左手握法w
ヲタ芸有要把手灯调成黄色的部分,只有幸老师的手灯是黄色的
高:(打call正嗨,突然发现手灯是白色的!赶紧调灯)(肉眼可见的慌张w可爱)(调完之后头两个小节眼睛还左看右看手上的灯确认颜色w)
桜:(高老师调好颜色的时候他还没发现自己的灯是白色的)(快跳完了才发现,一脸慌张赶快调灯)
高:(但是曲子快结束的时候高老师左手的灯又被他碰成白色了w)
~~~
高:今年第2回目の!みんな大好き!sweat&tears!
这首的打光特别特别减龄
高:70歳になっても、80歳になっても、100歳になっても!鋼鉄の巨人!
~~~
アンコール2
高:一直出新曲,我们才能一直保持巡演。要是总唱老歌,就会变成怀旧金曲大会。
高:俗话说积土成山(チリも積もれば山となる)俺たちチリかよ!
高:初日这首歌我つまずいちゃった今天一定好好唱(我这才想起来3号新歌他好像唱丢一句词儿,还挺明显的w突然就没声儿了)
高:新歌不都是归你唱吗(桜井)
桜:?没听说过!
谢幕:好喜欢さくちゃん捂胸口鞠躬啊啊啊
~~~
然后是一些不知道在哪儿的:
幸老师有一次鞠躬双手交握在身后翘好高w小さい子どもみたくてかわいかった
今天观测到了桜井さん的护心毛,以及高老师上臂的一点点汗水
有一次谢幕桜井さん和たろうさん贴贴,节奏组w
说到节奏,桜井さん好稳
幸老师的十二弦吉他到底是12根弦还是只上了6根 我座位好远看不清
また来月!
#则安的走穴日记# 自掏腰包版
今天也是サラミー。高老师的大波浪和御朱印帳终将成为我永远得不到的两样东西
我查了半天,セトリ和首日好像没有区别。哪块儿是台本哪块儿是现挂也搞清楚了!
(以下ネタバレ)
MC1
幸:趁着没忘,来请大家在各自的位置上就坐
幸:请桜井さん上台!来大家给他热烈的欢呼!虽然后排观众距离有点远,但是没关系,(手在脸附近比划)大きく作ってありますから
桜:(跟随入场节奏扭到center,又扭回工位)
幸:www違う違う(摆手)
桜:実は俺、京都出身です
后接愚人节桥段
~~~
幸:4月生まれのこの方を呼びたいと思います。高見沢さん!
高:(公主登台)其实我是法国凡尔赛宫出身的
幸:いい加減にしろ
幸:おんなじこと言うなっちゅうの!だっちゅうの(这个首日也有,只是我给忘了今天看见才想起来,是90年代末期的流行梗)
高:古い。しかも全然だっちゅうのになってない。
幸:仕方ないだろ(摸自己胸口)ここぺたんこなんだからならないよ。
~~~
高:どの靴が言ってるんだよ
桜:そこは靴じゃなくて苦痛。
桜:いやん〜あそこデリケートなんだから
高:好多前辈可都是四月出生的。加山さんとか、拓郎さんとか
幸:小心我告诉拓郎さん,正好他昨天生日w
桜:やめて!(后接横山弁護士部分)
~~~
高:岡本太郎!(查了一下我终于知道说的是谁了)
幸:桜井のケツに顔があってもいいじゃないか(原话是グラスの底に顔があっても……(年齢層的に私にわかるわけがないよアルフィーさん(でも横山弁護士はすぐわかったx
幸:这梗老得谁也听不明白
高:?(问台下)你们不知道吗?
高:看,人家知道!
(我:我不知道啊啊啊啊啊啊啊啊(但我现在知道了))
高:桜井要是屁股上长脸那可太不方便了,你让他怎么唱ディスタンス(这里好像高老师说了个缩写,星ディス?)把麦克风调下来?
桜:へそ下のディスタンスになっちゃう
合唱:baby come back!(我真记得首日唱的不是这个词儿…可能我错乱了)
幸:得亏是刚把ディスタンス唱完,这要是之后唱我看你怎么办w
~~~
グッズ紹介
桜:坂崎の中学の英語教師、現在派遣で...(下略)
メリーあん介绍时候唱的两句メリーアン比首日长了
桜:夜露に...(略)を抜けて 白い小饅頭…(略)
合(高老师合いの手):メリーアン(極み) メリーアン(極み) メリーアン みんな食べよ〜ね〜
(略)メリーアンみんなで買おうよ〜
~~~
(幸老师叠T恤和高老师叠T恤明显不是一个生活技能水平)
(但高老师他知道把T恤差不多叠一下卷一下再塞回去诶(溺爱)
~~~
高老师举小零食封面的牌子把自己上半身整个都挡住了,只露出腿,可爱
~~~
桜:(自己搬小桌子下场,背朝观众表现出了:桌子好沉!摇摇晃晃!的感觉w(他好瘦,脸型太吃亏了さくちゃん)
幸:小学生都搬得动的www
~~~
幸:桜井さん居然是派遣,我才刚知道
高:(今天背吉他很快,于是一起加入埋汰さくちゃん阵营)そうだね。時給..
幸:1200円ぐらい?
高:没有吧
幸:太多啦?那1050
桜:(回来了)とっぱらい
高:?とっぱらい你知道是啥意思吗(注:工资现结)
高:可不是酔っ払い哈
桜:…(他卡住了)
幸:知道是啥意思吗
桜:…就是不用我交税呗!(税后)
高:?不交税哪儿成啊!
(这里进入了一个俗称楽屋トーク的领域)
高:那你让坂崎帮你交
桜:?俺坂崎に雇われてるの?
幸:我负责给他开工资?一小时1050
桜:…www那我这一趟巡演下来能挣几个钱啊
幸:一小时1050,一场能给你开个3000吧w
(观众席发出了:才这么点儿!的感叹)
幸:彩排给你按一小时600算
桜:那我连车都坐不起!
桜:厳しいの我要加入公会w
~~~
MC2
高:坂崎今天有记得让大家坐下,挺好。首日好多人反馈说累了w
幸:(上台)ごめん
高:今日は大丈夫だよwあんたも忘れごとするんだねw
高:每次我迟到,谁也不担心我。他俩一迟到所有人都担心发生什么事儿了。怎么这样!
幸:日頃の行いだよそれ
幸:(突然走到高老师右手边弯腰捡起了高老师掉在地上的拨片)(?高老师什么时候弄掉的??)
幸:(揣裤兜里了)
高:你可不许挂到煤炉上卖(威胁
幸:我这个人很おっちょこちょい[doge]おちよこちよい
高:知ってるわ!でもやることはちゃんとやるよ
幸:やることはちゃんとやる。
高:そだよ
幸:…也是。
(奇妙的气氛w)
高:我就不该递给他这个话茬儿www
~~~
高:桜井さんはどうですか今日
桜:Feel so good
台下:woooooohooooooooo
(发音超标准的我芜湖得好大声)
桜:干嘛呀!我不就说句英文嘛…
幸:他还教过你英文呢,我听说过
高:大一的时候
桜:为啥老把这种事儿拿到台面上说
~~~
高:alfee的曲子新旧混合,粉丝也是新旧混合。新的和旧的混到一起就会变成新的w我在说什么w
~~~
谢幕好像不是介绍たろすけ(他俩站在后头)应该是桜井さん高見沢さん都在伸手介绍…自己旁边的两个人…?更尊い了
~~~
返场1
またさきトリオ
高老师握鼓槌两只手都是小军鼓的左手握法w
ヲタ芸有要把手灯调成黄色的部分,只有幸老师的手灯是黄色的
高:(打call正嗨,突然发现手灯是白色的!赶紧调灯)(肉眼可见的慌张w可爱)(调完之后头两个小节眼睛还左看右看手上的灯确认颜色w)
桜:(高老师调好颜色的时候他还没发现自己的灯是白色的)(快跳完了才发现,一脸慌张赶快调灯)
高:(但是曲子快结束的时候高老师左手的灯又被他碰成白色了w)
~~~
高:今年第2回目の!みんな大好き!sweat&tears!
这首的打光特别特别减龄
高:70歳になっても、80歳になっても、100歳になっても!鋼鉄の巨人!
~~~
アンコール2
高:一直出新曲,我们才能一直保持巡演。要是总唱老歌,就会变成怀旧金曲大会。
高:俗话说积土成山(チリも積もれば山となる)俺たちチリかよ!
高:初日这首歌我つまずいちゃった今天一定好好唱(我这才想起来3号新歌他好像唱丢一句词儿,还挺明显的w突然就没声儿了)
高:新歌不都是归你唱吗(桜井)
桜:?没听说过!
谢幕:好喜欢さくちゃん捂胸口鞠躬啊啊啊
~~~
然后是一些不知道在哪儿的:
幸老师有一次鞠躬双手交握在身后翘好高w小さい子どもみたくてかわいかった
今天观测到了桜井さん的护心毛,以及高老师上臂的一点点汗水
有一次谢幕桜井さん和たろうさん贴贴,节奏组w
说到节奏,桜井さん好稳
幸老师的十二弦吉他到底是12根弦还是只上了6根 我座位好远看不清
また来月!
#则安的走穴日记# 自掏腰包版
「育てるに優先すべきは育む、人財を育む良質な土壌を創ろう」
人間という者はとかく弱い生き物であり、それだけに環境に左右されやすい。生真面目だった人でも取り巻く人達がいい加減であったり、無気力だったりすると何かと染まってしまいがちである。「入社当時の気持ちを思い出して頑張ろう」その気持ちは健気だが残念ながら長く続かないことが多い。大事なのは人を取り巻く環境を変えることであり、会社であれば組織風土であり、規律ある制度設計である。企業は、人を育てる人財育成にはとても熱心だが、それに比べて組織風土の真因にまで踏み込んだ事例は未だ少ないように感じる。
悪貨は良貨を駆逐すると言う言葉がある。金銭価値の違う同一表記の通貨が同時期に流通した場合、人々は銀の含有量が低い悪貨を先に使い、質の高い良貨は手元に蓄えたそうである。結果として市場には悪貨だけが流通するようになり、貨幣が不足していった。つまり、悪いものほど世の中に流通し、良いものはなくなる。悪がはびこると善が滅びる、不正を働く人ばかりだと善人も不正を働くようになるか、それが嫌で職場を離れていってしまい、益々職場は悪人であふれる。即ち、モチベーションの低い人がはびこると周囲へ伝染し、職場の活気をかき消してしまうのである。
自分が善人であり続けることはとても大事なことだがそれにも限界がある。もっと大事なこと、それは職場の雰囲気を変えること、風土改善である。育てる前に人財を育む良質な土壌を創ろうではないか。
(1)まずは社員の意識の実態を把握
一般的に職場の風土改善には、エンゲージメントサーベイなどといったアンケート調査がよく用いられる。留意すべきは、社内の人事部などではなく社外の第三者で客観的に実施したい。社内アンケートだと誰が何を言ったかがばれるのではないか、正直に回答した者が後から追求されるのではないかといった誤解が生じる。誤解ではなく実際に犯人捜しを行う会社もいるが、全く何のためにやっているか理解さえもされてなく、それ自体が最大の要因と言える。
(2)アンケート結果の定性データに着目
ありがちなのが、定量化されたアンケートが多いだけにどの部署に比べて点数が良い悪い、前回に比べて上がった下がったなど、点数と言う結果だけ一喜一憂しがちになる。大事なのは、結果に対する根拠であり、それが補足的に記載された定性データである。それを見れば結果に至った原因が見つかり、誤解も含めて少なくともこのような気持ちでこの判定をしたのだと理解できる。リストアップされた数々の生の声である定性データ、これは選択式の定量データに対して読み解いていくのにとても時間がかかるもののまさに探し求める課題の宝庫であり、この記載内容に十分に耳を傾けたいものである。一般的にモチベーションが高い職場とは、やりたいことをやらせてもらえる、公平に評価される、給与など処遇に満足している、上司や同僚、部下とのコミュニケーションが良い、育成のためのシステムや知識ノウハウを共有するツールが整備されている、などといった内容が多い。
(3)結果だけでなく対策内容をフィードバックする
最後に大事なことは悪い点はいつまでにどのように改善するのか、給与や処遇と言った即答しにくいものは今後どのようにして継続検討していくのか、それらを誠実にフィードバックすることである。聴いていて何もやらないとそれは失望感となり、次のアンケートからは本気で応えなくなっていくだろう。最悪は離職である。
真に「企業は人なり」と思うのであれば、人事考課や1on1等々、単に人事制度上の作業としてこなしていくのではなく、もっと時間をかけて人と向き合い、直面する課題や悩みに真摯に耳を傾け、解決の筋道をつける努力を惜しまないでいたいものだ。
https://t.cn/A6Owg5ck
人間という者はとかく弱い生き物であり、それだけに環境に左右されやすい。生真面目だった人でも取り巻く人達がいい加減であったり、無気力だったりすると何かと染まってしまいがちである。「入社当時の気持ちを思い出して頑張ろう」その気持ちは健気だが残念ながら長く続かないことが多い。大事なのは人を取り巻く環境を変えることであり、会社であれば組織風土であり、規律ある制度設計である。企業は、人を育てる人財育成にはとても熱心だが、それに比べて組織風土の真因にまで踏み込んだ事例は未だ少ないように感じる。
悪貨は良貨を駆逐すると言う言葉がある。金銭価値の違う同一表記の通貨が同時期に流通した場合、人々は銀の含有量が低い悪貨を先に使い、質の高い良貨は手元に蓄えたそうである。結果として市場には悪貨だけが流通するようになり、貨幣が不足していった。つまり、悪いものほど世の中に流通し、良いものはなくなる。悪がはびこると善が滅びる、不正を働く人ばかりだと善人も不正を働くようになるか、それが嫌で職場を離れていってしまい、益々職場は悪人であふれる。即ち、モチベーションの低い人がはびこると周囲へ伝染し、職場の活気をかき消してしまうのである。
自分が善人であり続けることはとても大事なことだがそれにも限界がある。もっと大事なこと、それは職場の雰囲気を変えること、風土改善である。育てる前に人財を育む良質な土壌を創ろうではないか。
(1)まずは社員の意識の実態を把握
一般的に職場の風土改善には、エンゲージメントサーベイなどといったアンケート調査がよく用いられる。留意すべきは、社内の人事部などではなく社外の第三者で客観的に実施したい。社内アンケートだと誰が何を言ったかがばれるのではないか、正直に回答した者が後から追求されるのではないかといった誤解が生じる。誤解ではなく実際に犯人捜しを行う会社もいるが、全く何のためにやっているか理解さえもされてなく、それ自体が最大の要因と言える。
(2)アンケート結果の定性データに着目
ありがちなのが、定量化されたアンケートが多いだけにどの部署に比べて点数が良い悪い、前回に比べて上がった下がったなど、点数と言う結果だけ一喜一憂しがちになる。大事なのは、結果に対する根拠であり、それが補足的に記載された定性データである。それを見れば結果に至った原因が見つかり、誤解も含めて少なくともこのような気持ちでこの判定をしたのだと理解できる。リストアップされた数々の生の声である定性データ、これは選択式の定量データに対して読み解いていくのにとても時間がかかるもののまさに探し求める課題の宝庫であり、この記載内容に十分に耳を傾けたいものである。一般的にモチベーションが高い職場とは、やりたいことをやらせてもらえる、公平に評価される、給与など処遇に満足している、上司や同僚、部下とのコミュニケーションが良い、育成のためのシステムや知識ノウハウを共有するツールが整備されている、などといった内容が多い。
(3)結果だけでなく対策内容をフィードバックする
最後に大事なことは悪い点はいつまでにどのように改善するのか、給与や処遇と言った即答しにくいものは今後どのようにして継続検討していくのか、それらを誠実にフィードバックすることである。聴いていて何もやらないとそれは失望感となり、次のアンケートからは本気で応えなくなっていくだろう。最悪は離職である。
真に「企業は人なり」と思うのであれば、人事考課や1on1等々、単に人事制度上の作業としてこなしていくのではなく、もっと時間をかけて人と向き合い、直面する課題や悩みに真摯に耳を傾け、解決の筋道をつける努力を惜しまないでいたいものだ。
https://t.cn/A6Owg5ck
2024.03.16
めざましmedia (旧フジテレビュー!!)
@mezamashimedia
https://t.cn/A6TvoBLk
<試写室>『おっパン!』見ている僕らも
「少しだけ“アップデート”に成功したんだな」
と思える素晴らしい最終回!!!
3月16日(土)23時50分~土ドラ
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』最終話
大石庸平
こんなに素晴らしい最終回、久しく出会ってない…
う・・うううぅぅ・・・・
うぉぉおおおぉぉおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーー!!!(結局号泣)
いやー、前回の最終回前、あまりにも僕がとり乱しすぎて、内容が1だった(ゼロではなく、1)、つまり内容が「大地くん(中島颯太)が小動物♡♡♡♡♡♡」のみで、こんなにも素晴らしいドラマのはずなのに、内容がなさすぎる!いや、内容とかいうレベルじゃなく、中身が一方的過ぎて、それがあまりにも不純すぎる!こんなに“いいドラマ”を目の前にしてんのに、「大地くんが小動物♡♡♡♡♡♡」だけ、じゃねーだろ!!
しかも、最終回前に、改まって、当たり前のことをいまさらに(大地くんが小動物なのは、あたりまえだかんな!!…逆ギレ)、そして何より、“アップデート”を大テーマに掲げた今作に対して、ルッキズムとも捉えかねない、ただのどうでもいい“私情”を、恥ずかしげもなく、むしろ堂々と、あけすけに言い放つだなんて、作品に対して失礼すぎる!!…と、少しは反省してた…(嘘つけ)、いや、こないだの原稿書きあげたときの、これまでにない達成感たるや、なかったよね!!?(やっぱり嘘だった)
いや、だけど、最終回くらいは、ホントに最終回くらいは、真面目に、自分の私情発露!だけじゃない、真面目なことを書こう…と思って、今回こそは、最後だから、気合い入れて、それこそ前半は、久しぶりに、メモ帳までとりだして、要点抑えながら視聴してたんだけど…
・・・・
しゃらくせぇぇぇぇぇ~~~~~~~ぇぇぇうぇぇぇぇ―――――!!!
メモとってる場合かぁぁぁぁーーーーー!?!?!ごるぁぁぁぁあああぁぁぁーーーーーああぁぁぁーー!!!
うん。はい。案の定でした。
…ということで、もうさすがに“しつこい”、ので、ここからは、ドラマ中盤、しゃらくせぇーーー!っと、グチャグチャにして投げ捨てた、メモを広げながら、いかにこのドラマが素晴らしいか、最後くらいは真面目に(たぶん)振り返りたいと思います。
フィクションの世界だけじゃなく、現実の世界も、少しだけ“変わった”気がしたんです!
“バイオリズム”の素晴らしさ
なんといってもこのドラマ、“バイオリズム”が素晴らしいですよね?(急に)いや、“バイオリズム”って言うのは、波長ってことなんですけどね(知ってる)。
誰かが“下がる”と誰かが“上がって”、誰かが“下がる”と誰かが“上がって”…って、そういうこと、です。
例えば初回、主人公の誠(原田泰造)が、“アップデート”できていなくて“下がって”いたとき、大地くんは“上がって”いて(っていう言い方も変だけど)、後半、大地くんがある意味“上がり過ぎて”いるとき、円(東啓介)は“下がりまくって”すれ違いが起きてたし、で、それはメインの登場人物たちだけじゃなく、細部にまで行き渡ってて、第9話でお姉ちゃんが人と関わる才能がないって“下がって”たとき、お父さんの誠は順調にアップデートできていて、“上がって”たもんだから、的確に励まし、アドバイスもできるし…という、そのそれぞれの登場人物の“バイオリズム”が絶妙で、しかもそれが作為的…物語の作劇上であえてそうしてる、みたいには見えないもんだから、お互いが助けあって理解し合う世界=“ダイバーシティ”という、このドラマのテーマ、世界観を見事に表現できていたし。
で、実際の現実でも、上がってる人もいれば下がっている人もいる…しかもそれは不思議と申し合わせてるかのように呼応しあっていることが多いから、とてつもないリアリティまでも生んでいた…と思うんです。
うん、だけど、そうは言っても、ここまでの10回。毎回毎回、“上がってる”人と、“下がってる”人が対(つい)になっている、わけがなくて…全員が全員“下がって”いるときもあれば、全員が全員“上がって”るときだって、ある…よね…ってことで、その“バイオリズム”の美しさが、最終回、見事に、見事に、美しく重なり合う!!!!その、瞬間、大ラスを迎えるのです!
“テーマ”と“ドラマティック”の“食べ合わせ”
『おっパン!』のように、時代の変化に合わせて自らを“アップデートする”っていう、“テーマ”が明確なドラマって、“ドラマティック”との“食べ合わせ”が、すごく悪いような気がするんです。
だって、テーマ先行だと説教臭くなってしまうし、ドラマティックが先行してしまうと何を言いたいのか?がぼやけてしまったり、物語のためだけにテーマを乱用してるみたいになっちゃうじゃないですか。
で、今回の『おっパン!』も、ともすれば、説教臭くなってもおかしくないし、テーマを掲げるためだけに大地くんと円の関係性を安易に当てはめた作品になってしまう可能性だってあった、わけです。で、それはもう、みなさんもおわかりの通り、ここまでは、決してそうならなかった…。
うん、そう、なんだけど、そこまではいいとして、ことドラマの最終回(とその前の回)っていうのは、どうしてもこれまで以上のドラマティックを用意しなければならない宿命があるわけです。だから、これまでは良くても、最終回前~最終回にかけてのドラマティック、最終回への“引き”、は、とてつもなく慎重にならなければならなかったと思うんです。
で、で、その最終回への、大一番への“引き”が、大地くんと円の“結婚”に反対する大地くんの父(相島一之)が現れる…って、言ってしまえば、結婚に反対する敵=ラスボスが現れるっていう、とてつもないドラマティック、なわけじゃないですか。なんだけど、字面からすると、とてつもなく危険。だって、これまで散々、いろんな紆余曲折を経て、大地くんと円は“結婚”を決意したっていうのに、最終回の“ためだけ”に、大きな“引き”をつけるためだけに、ドラマティックを用意した、みたいになるじゃないですか。
だけど、決してそうでは、なかったですよね?(誰に確かめてんだよ!)だって、大地くんと円の“結婚”は、このドラマにおいて、“その先”も描かなければならない。当事者ではない第三者だけが判断して、“愛し合ってる同士”なんだからって、“その先”は曖昧(あいまい)にして、コトが進められるドラマではない…じゃないですか。
責任のとれない他人よりも何よりも、責任が伴う親の反対をどう乗り越えるか、は、このドラマこそが描くべきで、“理解し合える世界”の、最も高い場所、かつ、険しい場所、と言ってもいいわけじゃないですか。
うん、だって、そう、このドラマは「恋愛ドラマ」じゃないんですからね。人は生きていくなかで、仕事もするし、親とケンカもするし、友情もはぐくむし、恋愛もする…それらを描いた、「人間ドラマ」、なんですからね。
で、まさか、その、危険、にも思えた、“結婚の反対”ってのが、“ドラマティック”的にも、“テーマ”的も、最終回前で、見事に合致するという奇跡!!!!!…では、“その先”を描く、最終回とは?…そう!期待を裏切らないわけがないのです!!
“恋愛ドラマ”としての着地点
ついさっき、「恋愛ドラマ」じゃない、とか断言しといて、舌の根の乾かぬうち…どころの騒ぎじゃないですが、ま、そうはいっても、大地くんと円の、「恋愛ドラマ」としての着地点が、気にならないわけ、ないですよね!??!(間違いない)
だって、男女の恋愛ドラマであれば、好き同士、で、話は完結。結婚する。どうぞどうぞ。じゃないですか。なのに、大地くんと円の場合、好き同士、だけでは完結しなくて、“結婚する”とは言っても、日本では“認められていない”わけだから、それがどう着地するのか?こんなにも二人の恋愛模様に、ラストどうなるのか?に、ドキドキしてしまうこと、ないですよね。往年の月9なら、タイトルバックでもうどう結ばれるかどうかなんて、わかっちゃうしね。
だけど、大地くんと円は好き同士、とはいっても、その先どうなるのか、どんな決着を迎えるのか…。あぁ、もう、無理…。最後の場面…いや、最後のお衣装、二人のビジュアル(そこ!?)、を思い出しただけで泣けてくる…。
そんな(!?)僕のように、不純に、「恋愛ドラマ」として楽しんでいる方にも…いいや!大地くんと円の恋愛模様を見守ることの、どこが、不純だって言えます!?(自分で言うたんやん!)ねぇ?!?!どこが、不純ですか!?(いい加減にしろ!)
うん、そう、結局は、最後の最後まで、どうなってしまうのか?ハラハラドキドキがたっぷりの、「至高の恋愛ドラマ」にも仕上がっておりますので、どうぞ、お楽しみに!!
“フィクション”飛び越えたよね?
最後に、僕がこれまで、あまりにもひとりで身勝手に熱狂し過ぎてしまったせいで、ずっと言い忘れていた大切なこと、があるので、最後ですし、ちゃんとここに記しておこうと思います。
それは、さっきも例に挙げた、お姉ちゃん(大原梓)が人付き合いがうまくないことで悩んでいた第9話の、あの場面…。誠が「萌はいい子だよ?」ってセリフを返した、あの瞬間、「あ、世界が変わったな…」って、思ったんです。
で、続けざま、大地くんと円が、大通りで“手をつないで”歩く場面を見て、その前の前の回、第7話で僕が叫んだあの言葉…(円が大地くんと一緒に熊本へ帰ったら)「あんた誰」じゃん!!「あの二人はゲイカップルだからね」って、すんなり、受け入れてもらえる、自然に受け止めてもらえる、そんな世界は、まだ、来てないじゃないかぁぁぁぁぁぁああああああぁぁぁーーーーーーーー!!!!(大号泣)…っていう、“あの叫び”が、このドラマの、あの場面によって、救われた気持ちになった…だけじゃなく、これはフィクションの世界だけじゃなく、現実の世界も、少しだけ“変わった”気がしたんです!!
そう、このドラマは、主人公・誠の“アップデート”を描いていたんだけれど、誠だけじゃなく、その家族が、大地くんが、円が、会社の同僚たちが、そして、見ている僕、視聴者全員が、みんな、少しだけ、 “アップデート”に成功したんだな!って、思えたんです!!
本当にそうなっているか?は問題じゃなくって、不思議と、日本が、世界が、変わりつつあるんだなって、このドラマを通して思えた!!…つまり、それって、このドラマ、“フィクション”、飛び越えたよね!?う…うん、だから、それって、そう!!!つまりそう!!!!大地くんと円が、もし、もし、もし、“そう”なったら(どうなったら!?)---
俺も、熊本帰る!!!(なんでだよ)
めざましmedia (旧フジテレビュー!!)
@mezamashimedia
https://t.cn/A6TvoBLk
<試写室>『おっパン!』見ている僕らも
「少しだけ“アップデート”に成功したんだな」
と思える素晴らしい最終回!!!
3月16日(土)23時50分~土ドラ
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』最終話
大石庸平
こんなに素晴らしい最終回、久しく出会ってない…
う・・うううぅぅ・・・・
うぉぉおおおぉぉおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーー!!!(結局号泣)
いやー、前回の最終回前、あまりにも僕がとり乱しすぎて、内容が1だった(ゼロではなく、1)、つまり内容が「大地くん(中島颯太)が小動物♡♡♡♡♡♡」のみで、こんなにも素晴らしいドラマのはずなのに、内容がなさすぎる!いや、内容とかいうレベルじゃなく、中身が一方的過ぎて、それがあまりにも不純すぎる!こんなに“いいドラマ”を目の前にしてんのに、「大地くんが小動物♡♡♡♡♡♡」だけ、じゃねーだろ!!
しかも、最終回前に、改まって、当たり前のことをいまさらに(大地くんが小動物なのは、あたりまえだかんな!!…逆ギレ)、そして何より、“アップデート”を大テーマに掲げた今作に対して、ルッキズムとも捉えかねない、ただのどうでもいい“私情”を、恥ずかしげもなく、むしろ堂々と、あけすけに言い放つだなんて、作品に対して失礼すぎる!!…と、少しは反省してた…(嘘つけ)、いや、こないだの原稿書きあげたときの、これまでにない達成感たるや、なかったよね!!?(やっぱり嘘だった)
いや、だけど、最終回くらいは、ホントに最終回くらいは、真面目に、自分の私情発露!だけじゃない、真面目なことを書こう…と思って、今回こそは、最後だから、気合い入れて、それこそ前半は、久しぶりに、メモ帳までとりだして、要点抑えながら視聴してたんだけど…
・・・・
しゃらくせぇぇぇぇぇ~~~~~~~ぇぇぇうぇぇぇぇ―――――!!!
メモとってる場合かぁぁぁぁーーーーー!?!?!ごるぁぁぁぁあああぁぁぁーーーーーああぁぁぁーー!!!
うん。はい。案の定でした。
…ということで、もうさすがに“しつこい”、ので、ここからは、ドラマ中盤、しゃらくせぇーーー!っと、グチャグチャにして投げ捨てた、メモを広げながら、いかにこのドラマが素晴らしいか、最後くらいは真面目に(たぶん)振り返りたいと思います。
フィクションの世界だけじゃなく、現実の世界も、少しだけ“変わった”気がしたんです!
“バイオリズム”の素晴らしさ
なんといってもこのドラマ、“バイオリズム”が素晴らしいですよね?(急に)いや、“バイオリズム”って言うのは、波長ってことなんですけどね(知ってる)。
誰かが“下がる”と誰かが“上がって”、誰かが“下がる”と誰かが“上がって”…って、そういうこと、です。
例えば初回、主人公の誠(原田泰造)が、“アップデート”できていなくて“下がって”いたとき、大地くんは“上がって”いて(っていう言い方も変だけど)、後半、大地くんがある意味“上がり過ぎて”いるとき、円(東啓介)は“下がりまくって”すれ違いが起きてたし、で、それはメインの登場人物たちだけじゃなく、細部にまで行き渡ってて、第9話でお姉ちゃんが人と関わる才能がないって“下がって”たとき、お父さんの誠は順調にアップデートできていて、“上がって”たもんだから、的確に励まし、アドバイスもできるし…という、そのそれぞれの登場人物の“バイオリズム”が絶妙で、しかもそれが作為的…物語の作劇上であえてそうしてる、みたいには見えないもんだから、お互いが助けあって理解し合う世界=“ダイバーシティ”という、このドラマのテーマ、世界観を見事に表現できていたし。
で、実際の現実でも、上がってる人もいれば下がっている人もいる…しかもそれは不思議と申し合わせてるかのように呼応しあっていることが多いから、とてつもないリアリティまでも生んでいた…と思うんです。
うん、だけど、そうは言っても、ここまでの10回。毎回毎回、“上がってる”人と、“下がってる”人が対(つい)になっている、わけがなくて…全員が全員“下がって”いるときもあれば、全員が全員“上がって”るときだって、ある…よね…ってことで、その“バイオリズム”の美しさが、最終回、見事に、見事に、美しく重なり合う!!!!その、瞬間、大ラスを迎えるのです!
“テーマ”と“ドラマティック”の“食べ合わせ”
『おっパン!』のように、時代の変化に合わせて自らを“アップデートする”っていう、“テーマ”が明確なドラマって、“ドラマティック”との“食べ合わせ”が、すごく悪いような気がするんです。
だって、テーマ先行だと説教臭くなってしまうし、ドラマティックが先行してしまうと何を言いたいのか?がぼやけてしまったり、物語のためだけにテーマを乱用してるみたいになっちゃうじゃないですか。
で、今回の『おっパン!』も、ともすれば、説教臭くなってもおかしくないし、テーマを掲げるためだけに大地くんと円の関係性を安易に当てはめた作品になってしまう可能性だってあった、わけです。で、それはもう、みなさんもおわかりの通り、ここまでは、決してそうならなかった…。
うん、そう、なんだけど、そこまではいいとして、ことドラマの最終回(とその前の回)っていうのは、どうしてもこれまで以上のドラマティックを用意しなければならない宿命があるわけです。だから、これまでは良くても、最終回前~最終回にかけてのドラマティック、最終回への“引き”、は、とてつもなく慎重にならなければならなかったと思うんです。
で、で、その最終回への、大一番への“引き”が、大地くんと円の“結婚”に反対する大地くんの父(相島一之)が現れる…って、言ってしまえば、結婚に反対する敵=ラスボスが現れるっていう、とてつもないドラマティック、なわけじゃないですか。なんだけど、字面からすると、とてつもなく危険。だって、これまで散々、いろんな紆余曲折を経て、大地くんと円は“結婚”を決意したっていうのに、最終回の“ためだけ”に、大きな“引き”をつけるためだけに、ドラマティックを用意した、みたいになるじゃないですか。
だけど、決してそうでは、なかったですよね?(誰に確かめてんだよ!)だって、大地くんと円の“結婚”は、このドラマにおいて、“その先”も描かなければならない。当事者ではない第三者だけが判断して、“愛し合ってる同士”なんだからって、“その先”は曖昧(あいまい)にして、コトが進められるドラマではない…じゃないですか。
責任のとれない他人よりも何よりも、責任が伴う親の反対をどう乗り越えるか、は、このドラマこそが描くべきで、“理解し合える世界”の、最も高い場所、かつ、険しい場所、と言ってもいいわけじゃないですか。
うん、だって、そう、このドラマは「恋愛ドラマ」じゃないんですからね。人は生きていくなかで、仕事もするし、親とケンカもするし、友情もはぐくむし、恋愛もする…それらを描いた、「人間ドラマ」、なんですからね。
で、まさか、その、危険、にも思えた、“結婚の反対”ってのが、“ドラマティック”的にも、“テーマ”的も、最終回前で、見事に合致するという奇跡!!!!!…では、“その先”を描く、最終回とは?…そう!期待を裏切らないわけがないのです!!
“恋愛ドラマ”としての着地点
ついさっき、「恋愛ドラマ」じゃない、とか断言しといて、舌の根の乾かぬうち…どころの騒ぎじゃないですが、ま、そうはいっても、大地くんと円の、「恋愛ドラマ」としての着地点が、気にならないわけ、ないですよね!??!(間違いない)
だって、男女の恋愛ドラマであれば、好き同士、で、話は完結。結婚する。どうぞどうぞ。じゃないですか。なのに、大地くんと円の場合、好き同士、だけでは完結しなくて、“結婚する”とは言っても、日本では“認められていない”わけだから、それがどう着地するのか?こんなにも二人の恋愛模様に、ラストどうなるのか?に、ドキドキしてしまうこと、ないですよね。往年の月9なら、タイトルバックでもうどう結ばれるかどうかなんて、わかっちゃうしね。
だけど、大地くんと円は好き同士、とはいっても、その先どうなるのか、どんな決着を迎えるのか…。あぁ、もう、無理…。最後の場面…いや、最後のお衣装、二人のビジュアル(そこ!?)、を思い出しただけで泣けてくる…。
そんな(!?)僕のように、不純に、「恋愛ドラマ」として楽しんでいる方にも…いいや!大地くんと円の恋愛模様を見守ることの、どこが、不純だって言えます!?(自分で言うたんやん!)ねぇ?!?!どこが、不純ですか!?(いい加減にしろ!)
うん、そう、結局は、最後の最後まで、どうなってしまうのか?ハラハラドキドキがたっぷりの、「至高の恋愛ドラマ」にも仕上がっておりますので、どうぞ、お楽しみに!!
“フィクション”飛び越えたよね?
最後に、僕がこれまで、あまりにもひとりで身勝手に熱狂し過ぎてしまったせいで、ずっと言い忘れていた大切なこと、があるので、最後ですし、ちゃんとここに記しておこうと思います。
それは、さっきも例に挙げた、お姉ちゃん(大原梓)が人付き合いがうまくないことで悩んでいた第9話の、あの場面…。誠が「萌はいい子だよ?」ってセリフを返した、あの瞬間、「あ、世界が変わったな…」って、思ったんです。
で、続けざま、大地くんと円が、大通りで“手をつないで”歩く場面を見て、その前の前の回、第7話で僕が叫んだあの言葉…(円が大地くんと一緒に熊本へ帰ったら)「あんた誰」じゃん!!「あの二人はゲイカップルだからね」って、すんなり、受け入れてもらえる、自然に受け止めてもらえる、そんな世界は、まだ、来てないじゃないかぁぁぁぁぁぁああああああぁぁぁーーーーーーーー!!!!(大号泣)…っていう、“あの叫び”が、このドラマの、あの場面によって、救われた気持ちになった…だけじゃなく、これはフィクションの世界だけじゃなく、現実の世界も、少しだけ“変わった”気がしたんです!!
そう、このドラマは、主人公・誠の“アップデート”を描いていたんだけれど、誠だけじゃなく、その家族が、大地くんが、円が、会社の同僚たちが、そして、見ている僕、視聴者全員が、みんな、少しだけ、 “アップデート”に成功したんだな!って、思えたんです!!
本当にそうなっているか?は問題じゃなくって、不思議と、日本が、世界が、変わりつつあるんだなって、このドラマを通して思えた!!…つまり、それって、このドラマ、“フィクション”、飛び越えたよね!?う…うん、だから、それって、そう!!!つまりそう!!!!大地くんと円が、もし、もし、もし、“そう”なったら(どうなったら!?)---
俺も、熊本帰る!!!(なんでだよ)
✋热门推荐