#健康身体 健康地球 健康生活#
公開日:2021.04.1公開日:2021.04.13
最終更新日:2021.07.02
免疫グロブリンってなに?免疫グロブリンの種類と特徴について解説!
目次
免疫グロブリンとは
免疫グロブリンの種類と特徴
免疫応答とは
免疫力を上げるのに効果的な食べ物4選!
まとめ
疑問
免疫グロブリンという言葉を耳にしたんですけど、どのようなものなんですか?
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
はい!免疫グロブリンとは、抗体としても知られるたんぱく質です!
納得
なるほど!免疫グロブリンについて、もっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
わかりました!まずは、免疫グロブリンの説明をしていきますね。
免疫グロブリンとは
免疫グロブリンとは
免疫グロブリンとは、血液や体液中にある抗体としての機能と構造をもつたんぱく質のことをいいます。
抗体は、身体の中に侵入してきた細菌やウイルスに対抗して身体を守ってくれるたんぱく質です。
免疫グロブリンには、細菌やウイルスなどの有害物質を認識、結合し、その有害物質の破壊を助けるといった免疫の役割があります。
免疫グロブリンは、5つの種類があり、それぞれが異なる役割を持っています。
さらに、感染に効果的な免疫としてはたらく種類もあるため、治療薬としても使われることもあります。
納得
なるほど!免疫グロブリンには、5つもの種類があるんですね!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、免疫グロブリンの種類と特徴について説明していきますね!
免疫グロブリンの種類と特徴
種類と特徴
免疫グロブリンには、5つの種類がありそれぞれ異なる役割をもちます。
それぞれの免疫グロブリンの種類と特徴について解説していきます。
IgG
IgG
IgGは、血液中に最も多く含まれている免疫グロブリンで抗体の約75%を占めます。
IgGの特徴として、主に細菌やウイルスに対する防御の役割があげられます。
身体の中に侵入してきた細菌やウイルスと結合して、有害物質の動きを止めたり、白血球のはたらきをサポートしたりして、有害物質から身体を守ります。
さらに、胎盤を通過することができるため、母親から胎児に移行し、生まれてからの数ヶ月間は赤ちゃんの身体を守るためにはたらきます。
IgA
IgA
IgAは、免疫グロブリンの約15%を占めます。
IgAは、のど、腸、気管支などの粘膜の表面に多く存在します。
IgAの特徴として、病原体やウイルスなどの有害物質が体内に侵入してくるのを防ぐという役割があげられます。
IgM
IgM
IgMは、免疫グロブリンの約10%を占めます。
私たちが細菌やウイルスに感染した時に、最初につくられる抗体です。
IgMは、抗体のはたらきを助ける補体といわれるたんぱく質と協力して、病原菌やウイルスなどを破壊したり、白血球が破壊した菌を食べるのをサポートします。
さらに、IgMには一度体内に入ってきた有害物質を記憶し、その有害物質だけに対応したIgGを作るはたらきがあります。
そのため、血液の中のIgMを調べることで、今どんな感染症にかかっているのかを知ることができます。
IgD
IgD
IgDは、免疫グロブリンの約0.2%を占めます。
実は、IgDの役割はよくわかっていません。
ですが、リンパ球の成長や分裂に何らかの役割を持っていると考えられています。
IgE
IgE
IgEは、免疫グロブリンの約0.002%を占めます。
免疫グロブリンの種類の中では、IgEは最も量が少なく感染への防御的役割は低いです。
ただし、防御能力が低いながらもIgEには、体内に侵入してきた花粉などのアレルギーの原因となる物質から身体を守る役割があります。
しかし、有害物質から身体を守るときに発生されるヒスタミンなどが多く出すぎてしまうと、くしゃみや鼻水などのアレルギー反応を引き起こす原因になってしまいます。
こちらの記事で、ヒスタミンが原因となって起こる花粉症の症状について詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
もしかしたら花粉症かも?花粉症の症状と植物別の症状を解説!
納得
なるほど!免疫グロブリンの種類によって、役割が異なるんですね!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
そうなんです!さらに、免疫グロブリンは免疫応答でも大きな役割をもちます!
免疫応答とは
免疫応答とは
私たちの身体は、細菌やウイルスなどの有害物質から身を守る免疫という機能が備わっています。
この免疫機能が細菌やウイルスなどに反応し、侵入を防いだり、攻撃しようとすることを免疫応答といいます。
この免疫応答で重要な役割を果たすのが、免疫グロブリンIgMとIgGです。
そして、1回目の侵入に対する免疫応答と、同じ有害物質による2回目以降の侵入に対する免疫応答は違うことがわかっています。
そこで、この2つの違いについて説明していきます。
一次応答
一次応答
一次応答とは、1回目の有害物質の侵入に対する免疫応答のことをいいます。
初めて侵入される有害物質に対しては、IgMという種類の抗体がはたらきます。
そして、IgMという抗体が有害物質に対して攻撃をしながら、有害物質の情報を記憶し、その有害物質にあった抗体を作っていきます。
新しく作られた抗体はIgGと呼ばれ、この抗体が強力な力を持っているので有害物質にとどめをさします。
一次応答は、有害物質が侵入してきて初めてIgGという抗体を作り始めるので対処が遅れ、有害物質による風邪やインフルエンザなどの感染症が長引いてしまう傾向にあります。
二次応答
二次応答
2回目以降に侵入される有害物質に対してもまず、偵察の役割を持つIgMという抗体がはたらきます。
しかし、一次応答の時に侵入された有害物質の情報を記憶しているので、すぐにその有害物質に適したIgGという抗体を作ります。
また、IgGの数も一次応答の時よりも多く作られるので、一次応答の時よりも早く対処でき、軽症化が期待できるのです。
ちなみに、ジフテリアやおたふく風邪など、感染症の中には1度感染すると、2度目以降はかからないものもあります。
これも、一次応答、二次応答の免疫機能が関係しているのです。
免疫応答について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
免疫応答って何?免疫のしくみや免疫に異常が起こった場合を解説!
納得
なるほど!免疫グロブリンと免疫応答の関係性についてよくわかりました!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
はい!外から侵入してくるウイルスから身体を守るためにも免疫力が大切です!
免疫力を上げるのに効果的な食べ物4選!
効果的な食べ物
免疫に関わる免疫グロブリンがはたらくことで、身体に侵入したウイルスなどの有害物質を排除します。
そのため、身体を健康に保つためには免疫細胞がしっかりとはたらいていなければなりません。
そこで、免疫力を上げるのに効果的な食べ物を紹介します。
ヨーグルト
ヨーグルト
ヨーグルトは、乳酸菌が豊富に含まれています。
乳酸菌は腸に達すると腸内の悪玉菌を抑えて、有害な物質が作られるのを防ぐという、腸内環境を整えるはたらきがあります。
腸には免疫に関わる細胞の6割以上が存在しているといわれるほど、免疫力と密接に関係しています。
つまり、乳酸菌を豊富に含むヨーグルトを取り入れることで、免疫力を高める効果が期待できます。
ヨーグルトについては以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
ヨーグルトで免疫力を高めよう!免疫力を上げる乳酸菌とその効果を紹介
納豆
納豆
納豆は納豆菌やたんぱく質、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいます。
納豆菌とは、納豆を作るときに必要な細菌のことです。
納豆菌は、胃酸に強い性質を持っているため、胃酸で死滅することなく大腸まで届きます。
大腸に届いた納豆菌は、乳酸菌のエサになったり、腸内細菌の活動をサポートし、腸内環境を整えます。
免疫細胞の6割は腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力を上げるためにとても重要です。
納豆と免疫力についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
納豆で腸内環境を整えて免疫力を高めよう!栄養素や効果を解説!
バナナ
バナナ
バナナはビタミンB6、食物繊維、糖質などが多く含まれています。
糖質は、たんぱく質、脂質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつで、消化されることで身体のエネルギー源となります。
エネルギーが不足すると免疫力は下がってしまうので、糖質は免疫力を保つための大切な栄養素になります。
バナナは免疫力を高める以外にも疲労回復効果や集中力を高める効果などが見込めます。
バナナと免疫力についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
バナナで免疫力アップ!免疫力を上げる栄養素や嬉しい4つの効果を解説!
ユーグレナ
ユーグレナ
食物繊維は第6の栄養素ともいわれており、主な効果は腸内環境を整え、免疫細胞を活性化させることです。
免疫に関わる細胞の6割以上が腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力を上げるために非常に重要です。
食物繊維の腸内環境を整える効果から、食物繊維の摂取は免疫力アップにつながるといわれています。
さらに、食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。
食物繊維は野菜や穀類、豆類などに多く含まれていますが、その中でもユーグレナが特におすすめです。
ユーグレナには特有成分であり食物繊維の一種でもあるパラミロンが多く含まれています。
パラミロンを継続的に摂取することで免疫のバランスを調整してくれる可能性があるということが研究により明らかになりました。
以下の記事で研究内容について紹介していますので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
パラミロンの8週間の継続摂取で免疫のバランスの調整を行うことを示唆する研究結果が確認されました
納得
なるほど!免疫力を上げるためにはこれらの食べ物を取り入れることが大切なんですね!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
はい!免疫力を上げてウイルスから身体を守りましょう!
まとめ
まとめ
免疫グロブリンには、5つの種類がありそれぞれが異なるはたらきをしてくれます。
免疫グロブリンをはたらかせるためにも、これの元となる免疫力をアップさせることが大切です。
免疫力を上げるのに効果的な食べ物を取り入れて、ウイルスや細菌などの有害物質から身体を守りましょう!
納得
今日は免疫グロブリンついて教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
いえいえ、免疫力を上げるためにも、ぜひこれらの食べ物を取り入れてみてください。
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
公開日:2021.04.1公開日:2021.04.13
最終更新日:2021.07.02
免疫グロブリンってなに?免疫グロブリンの種類と特徴について解説!
目次
免疫グロブリンとは
免疫グロブリンの種類と特徴
免疫応答とは
免疫力を上げるのに効果的な食べ物4選!
まとめ
疑問
免疫グロブリンという言葉を耳にしたんですけど、どのようなものなんですか?
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
はい!免疫グロブリンとは、抗体としても知られるたんぱく質です!
納得
なるほど!免疫グロブリンについて、もっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
わかりました!まずは、免疫グロブリンの説明をしていきますね。
免疫グロブリンとは
免疫グロブリンとは
免疫グロブリンとは、血液や体液中にある抗体としての機能と構造をもつたんぱく質のことをいいます。
抗体は、身体の中に侵入してきた細菌やウイルスに対抗して身体を守ってくれるたんぱく質です。
免疫グロブリンには、細菌やウイルスなどの有害物質を認識、結合し、その有害物質の破壊を助けるといった免疫の役割があります。
免疫グロブリンは、5つの種類があり、それぞれが異なる役割を持っています。
さらに、感染に効果的な免疫としてはたらく種類もあるため、治療薬としても使われることもあります。
納得
なるほど!免疫グロブリンには、5つもの種類があるんですね!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、免疫グロブリンの種類と特徴について説明していきますね!
免疫グロブリンの種類と特徴
種類と特徴
免疫グロブリンには、5つの種類がありそれぞれ異なる役割をもちます。
それぞれの免疫グロブリンの種類と特徴について解説していきます。
IgG
IgG
IgGは、血液中に最も多く含まれている免疫グロブリンで抗体の約75%を占めます。
IgGの特徴として、主に細菌やウイルスに対する防御の役割があげられます。
身体の中に侵入してきた細菌やウイルスと結合して、有害物質の動きを止めたり、白血球のはたらきをサポートしたりして、有害物質から身体を守ります。
さらに、胎盤を通過することができるため、母親から胎児に移行し、生まれてからの数ヶ月間は赤ちゃんの身体を守るためにはたらきます。
IgA
IgA
IgAは、免疫グロブリンの約15%を占めます。
IgAは、のど、腸、気管支などの粘膜の表面に多く存在します。
IgAの特徴として、病原体やウイルスなどの有害物質が体内に侵入してくるのを防ぐという役割があげられます。
IgM
IgM
IgMは、免疫グロブリンの約10%を占めます。
私たちが細菌やウイルスに感染した時に、最初につくられる抗体です。
IgMは、抗体のはたらきを助ける補体といわれるたんぱく質と協力して、病原菌やウイルスなどを破壊したり、白血球が破壊した菌を食べるのをサポートします。
さらに、IgMには一度体内に入ってきた有害物質を記憶し、その有害物質だけに対応したIgGを作るはたらきがあります。
そのため、血液の中のIgMを調べることで、今どんな感染症にかかっているのかを知ることができます。
IgD
IgD
IgDは、免疫グロブリンの約0.2%を占めます。
実は、IgDの役割はよくわかっていません。
ですが、リンパ球の成長や分裂に何らかの役割を持っていると考えられています。
IgE
IgE
IgEは、免疫グロブリンの約0.002%を占めます。
免疫グロブリンの種類の中では、IgEは最も量が少なく感染への防御的役割は低いです。
ただし、防御能力が低いながらもIgEには、体内に侵入してきた花粉などのアレルギーの原因となる物質から身体を守る役割があります。
しかし、有害物質から身体を守るときに発生されるヒスタミンなどが多く出すぎてしまうと、くしゃみや鼻水などのアレルギー反応を引き起こす原因になってしまいます。
こちらの記事で、ヒスタミンが原因となって起こる花粉症の症状について詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
もしかしたら花粉症かも?花粉症の症状と植物別の症状を解説!
納得
なるほど!免疫グロブリンの種類によって、役割が異なるんですね!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
そうなんです!さらに、免疫グロブリンは免疫応答でも大きな役割をもちます!
免疫応答とは
免疫応答とは
私たちの身体は、細菌やウイルスなどの有害物質から身を守る免疫という機能が備わっています。
この免疫機能が細菌やウイルスなどに反応し、侵入を防いだり、攻撃しようとすることを免疫応答といいます。
この免疫応答で重要な役割を果たすのが、免疫グロブリンIgMとIgGです。
そして、1回目の侵入に対する免疫応答と、同じ有害物質による2回目以降の侵入に対する免疫応答は違うことがわかっています。
そこで、この2つの違いについて説明していきます。
一次応答
一次応答
一次応答とは、1回目の有害物質の侵入に対する免疫応答のことをいいます。
初めて侵入される有害物質に対しては、IgMという種類の抗体がはたらきます。
そして、IgMという抗体が有害物質に対して攻撃をしながら、有害物質の情報を記憶し、その有害物質にあった抗体を作っていきます。
新しく作られた抗体はIgGと呼ばれ、この抗体が強力な力を持っているので有害物質にとどめをさします。
一次応答は、有害物質が侵入してきて初めてIgGという抗体を作り始めるので対処が遅れ、有害物質による風邪やインフルエンザなどの感染症が長引いてしまう傾向にあります。
二次応答
二次応答
2回目以降に侵入される有害物質に対してもまず、偵察の役割を持つIgMという抗体がはたらきます。
しかし、一次応答の時に侵入された有害物質の情報を記憶しているので、すぐにその有害物質に適したIgGという抗体を作ります。
また、IgGの数も一次応答の時よりも多く作られるので、一次応答の時よりも早く対処でき、軽症化が期待できるのです。
ちなみに、ジフテリアやおたふく風邪など、感染症の中には1度感染すると、2度目以降はかからないものもあります。
これも、一次応答、二次応答の免疫機能が関係しているのです。
免疫応答について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
免疫応答って何?免疫のしくみや免疫に異常が起こった場合を解説!
納得
なるほど!免疫グロブリンと免疫応答の関係性についてよくわかりました!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
はい!外から侵入してくるウイルスから身体を守るためにも免疫力が大切です!
免疫力を上げるのに効果的な食べ物4選!
効果的な食べ物
免疫に関わる免疫グロブリンがはたらくことで、身体に侵入したウイルスなどの有害物質を排除します。
そのため、身体を健康に保つためには免疫細胞がしっかりとはたらいていなければなりません。
そこで、免疫力を上げるのに効果的な食べ物を紹介します。
ヨーグルト
ヨーグルト
ヨーグルトは、乳酸菌が豊富に含まれています。
乳酸菌は腸に達すると腸内の悪玉菌を抑えて、有害な物質が作られるのを防ぐという、腸内環境を整えるはたらきがあります。
腸には免疫に関わる細胞の6割以上が存在しているといわれるほど、免疫力と密接に関係しています。
つまり、乳酸菌を豊富に含むヨーグルトを取り入れることで、免疫力を高める効果が期待できます。
ヨーグルトについては以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
ヨーグルトで免疫力を高めよう!免疫力を上げる乳酸菌とその効果を紹介
納豆
納豆
納豆は納豆菌やたんぱく質、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいます。
納豆菌とは、納豆を作るときに必要な細菌のことです。
納豆菌は、胃酸に強い性質を持っているため、胃酸で死滅することなく大腸まで届きます。
大腸に届いた納豆菌は、乳酸菌のエサになったり、腸内細菌の活動をサポートし、腸内環境を整えます。
免疫細胞の6割は腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力を上げるためにとても重要です。
納豆と免疫力についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
納豆で腸内環境を整えて免疫力を高めよう!栄養素や効果を解説!
バナナ
バナナ
バナナはビタミンB6、食物繊維、糖質などが多く含まれています。
糖質は、たんぱく質、脂質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつで、消化されることで身体のエネルギー源となります。
エネルギーが不足すると免疫力は下がってしまうので、糖質は免疫力を保つための大切な栄養素になります。
バナナは免疫力を高める以外にも疲労回復効果や集中力を高める効果などが見込めます。
バナナと免疫力についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
バナナで免疫力アップ!免疫力を上げる栄養素や嬉しい4つの効果を解説!
ユーグレナ
ユーグレナ
食物繊維は第6の栄養素ともいわれており、主な効果は腸内環境を整え、免疫細胞を活性化させることです。
免疫に関わる細胞の6割以上が腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力を上げるために非常に重要です。
食物繊維の腸内環境を整える効果から、食物繊維の摂取は免疫力アップにつながるといわれています。
さらに、食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。
食物繊維は野菜や穀類、豆類などに多く含まれていますが、その中でもユーグレナが特におすすめです。
ユーグレナには特有成分であり食物繊維の一種でもあるパラミロンが多く含まれています。
パラミロンを継続的に摂取することで免疫のバランスを調整してくれる可能性があるということが研究により明らかになりました。
以下の記事で研究内容について紹介していますので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
パラミロンの8週間の継続摂取で免疫のバランスの調整を行うことを示唆する研究結果が確認されました
納得
なるほど!免疫力を上げるためにはこれらの食べ物を取り入れることが大切なんですね!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
はい!免疫力を上げてウイルスから身体を守りましょう!
まとめ
まとめ
免疫グロブリンには、5つの種類がありそれぞれが異なるはたらきをしてくれます。
免疫グロブリンをはたらかせるためにも、これの元となる免疫力をアップさせることが大切です。
免疫力を上げるのに効果的な食べ物を取り入れて、ウイルスや細菌などの有害物質から身体を守りましょう!
納得
今日は免疫グロブリンついて教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木 ユーグレナ 鈴木
いえいえ、免疫力を上げるためにも、ぜひこれらの食べ物を取り入れてみてください。
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
#健康身体 健康地球 健康生活#
免疫反応って何?免疫反応のながれやしくみを解説!
目次
外敵から身体を守るしくみ
免疫反応の流れ
免疫反応に異常をきたすと
まとめ
疑問
免疫反応という言葉を聞いたんですが、何なんですか?
ユーグレナ 鈴木
免疫反応は、体内に侵入する有害物質を排除しようとする反応のことです!
納得
なるほど!具体的にどういう反応をするんですか?詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
分かりました!では今回は免疫反応の流れやしくみを解説していきます!
外敵から身体を守るしくみ
外敵から身体を守るしくみ
私たちのまわりにはウイルスや細菌などさまざまな有害物質が存在します。
免疫反応について紹介する前に、それらの有害物質から身体を守るしくみについて紹介します。
物理的に侵入するのを防ぐ
自然免疫
まず最初に有害物質が体内に侵入しようとした際は物理的に侵入を防ぎます。
具体的には皮膚や粘膜が有害物質の侵入を防ぎます。
皮膚は有害物質の侵入を防ぐ役割と、有害物質である病原菌などの繁殖を防ぐ役割があります。
粘膜は鼻や口に存在していて、鼻水や唾液で殺菌をしたり、くしゃみや咳で有害物質を排除します。
自然免疫
自然免疫
自然免疫は元々人の身体に備わっているしくみです。
自然免疫に含まれる免疫細胞は、自分以外の有害物質をいち早く認識し、攻撃することで有害物質を排除します。
自然免疫を代表する細胞としてマクロファージやNK細胞、好中球やマスト細胞があります。
これらの細胞がはたらくことで、体外から侵入してきた有害物質を攻撃したり、有害物質の情報を他の免疫細胞に伝えたりします。
獲得免疫
獲得免疫
自然免疫は血液中に入った小さい病原体や、細胞の中に入り込んでしまった有害物質の対処が難しいという特徴があります。
そこで活躍するのが獲得免疫です。
獲得免疫は1度侵入した有害物質の情報を記憶するという特徴があります。
この記憶した情報を使って1週間から2週間かけて抗体を作ります。
そうすることで再び同じ有害物質が侵入してきた際に、抗体で素早く有害物質に対処することができるのです。
獲得免疫を代表する細胞として、樹状細胞やキラーT細胞、ヘルパーT細胞、制御性T細胞、B細胞があります。
獲得免疫に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
獲得免疫とは?自然免疫やインフルエンザワクチンについて解説!
納得
なるほど!こうやって私たちの身体は守られているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次は免疫反応について紹介します!
免疫反応の流れ
対処
免疫反応とは、外部から侵入しようとしてきた細菌やウイルスなどの有害物質などに対して、自然免疫や獲得免疫などのしくみを使って対処しようとする反応のことをいいます。
免疫反応は大きく分けて4段階に分かれて有害物質を排除しようとはたらきます。
では、免疫反応の4段階をそれぞれ説明していきます。
外敵を認識する
認識
免疫が有害物質を対処するためには、まず有害物質の存在を認識する必要があります。
免疫細胞が自己か有害物質化を判断できるのは、すべての細胞の表面に特徴のある分子があるからです。
白血球に含まれるB細胞は有害物質を直接認識し、T細胞は樹状細胞やマクロファージ、B細胞の助けを借りて認識します。
免疫細胞の活性化
活性化
白血球は、有害物質を認識すると活性化します。
活性化した白血球は、有害物質を捕食したり殺傷したりします。
マクロファージや活性化された白血球中のT細胞などの免疫細胞は、他の免疫細胞を問題のある場所に呼び出すはたらきもあります。
これらのしくみによって有害物質を排除します。
免疫細胞の制御
制御
免疫細胞は有害物質を排除するために、免疫細胞を問題のある場所に呼び出したり、活性化させたりします。
しかし有害物質の数が減ったり、排除し終わっても免疫細胞が活性化していると自分の身体を誤って攻撃するなど自己免疫疾患でみられるような症状を引き起こす可能性があります。
そうなることを防ぐために免疫反応を阻害するサイトカインという物質を分泌し、免疫反応を制御します。
免疫細胞の排除
排除
有害物質が排除し終わると免疫細胞は自滅します。
しかし、一部の免疫細胞は自滅せずメモリー細胞として体内に残ります。
メモリー細胞は対処した有害物質の情報を記憶し、また同じ有害物質が侵入してきた時に素早く簡単に対処できるための獲得免疫の一部なのです。
納得
なるほど、免疫反応はこのような流れになっていくんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次は免疫反応に異常をきたしてしまった場合について説明します!
免疫反応に異常をきたすと
免疫反応の異常
免疫は、はたらけばはたらくほど良いというわけではありません。
免疫のバランスが崩れ、免疫反応に異常をきたすとさまざまな病気を引き起こしてしまう可能性があります。
どのような病気を引き起こしてしまうのか紹介します。
自己免疫疾患
自己免疫疾患
免疫は本来、外部から侵入してきた有害物質に対して攻撃をします。
しかし、なんらかの理由で免疫に異常が起きて、自分の細胞を外部から侵入してきた有害物質と認識してしまい、自分の細胞に攻撃をしてしまうことを自己免疫疾患といいます。
実は自己免疫疾患の原因は、完全には明らかにされていません。
原因として体内の変質したたんぱく質を有害物質として誤認してしまったり、似ているたんぱく質の構造を誤認するということが考えられています。
免疫不全
免疫不全
免疫不全は免疫機能が低下してしまい、病気などにかかりやすくなったり、治りづらくなってしまう状態のことです。
具体的にはマクロファージ、T細胞、B細胞などのはたらきが弱くなってしまった状態です。
免疫不全は白血病、HIV感染症、糖尿病などが原因で起こります。
アレルギー反応
アレルギー反応
アレルギーは免疫の過剰反応によって起こります。
何らかの原因で免疫に異常が起こると、無害な物質などに対しても過剰な反応をしてしまい、自分の身体を傷つけてしまうのです。
代表的なアレルギーとして、食物アレルギーや花粉症などがあります。
また、スズメバチに刺された際に、2回目が危ないという話を聞いたこともあるのではないでしょうか?
これはアナフィラキシーショックというアレルギー反応の1種です。
スズメバチに初めて刺された際に、獲得免疫によって抗体を作り出します。
そして、2回目に刺された際に、作った抗体とともに免疫が過剰反応してしまうため2回目が重症となってしまうのです。
納得
なるほど!免疫反応に異常がきたしてしまうとこれらの症状を引き起こしてしまうんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうですね。しかし、免疫反応に異常をきたす原因は分かっていないことが多いんです。
まとめ
まとめ
私たちの身体は、免疫機能によって守られています。
この免疫反応に異常をきたすと自己免疫疾患やアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性があります。
免疫の過剰反応については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
アレルギーは免疫の過剰反応が原因!?免疫の過剰反応による症状や対策方法を紹介!
納得
今日は免疫反応について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ!免疫の過剰反応についてもぜひ調べてみてください!
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
免疫反応って何?免疫反応のながれやしくみを解説!
目次
外敵から身体を守るしくみ
免疫反応の流れ
免疫反応に異常をきたすと
まとめ
疑問
免疫反応という言葉を聞いたんですが、何なんですか?
ユーグレナ 鈴木
免疫反応は、体内に侵入する有害物質を排除しようとする反応のことです!
納得
なるほど!具体的にどういう反応をするんですか?詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
分かりました!では今回は免疫反応の流れやしくみを解説していきます!
外敵から身体を守るしくみ
外敵から身体を守るしくみ
私たちのまわりにはウイルスや細菌などさまざまな有害物質が存在します。
免疫反応について紹介する前に、それらの有害物質から身体を守るしくみについて紹介します。
物理的に侵入するのを防ぐ
自然免疫
まず最初に有害物質が体内に侵入しようとした際は物理的に侵入を防ぎます。
具体的には皮膚や粘膜が有害物質の侵入を防ぎます。
皮膚は有害物質の侵入を防ぐ役割と、有害物質である病原菌などの繁殖を防ぐ役割があります。
粘膜は鼻や口に存在していて、鼻水や唾液で殺菌をしたり、くしゃみや咳で有害物質を排除します。
自然免疫
自然免疫
自然免疫は元々人の身体に備わっているしくみです。
自然免疫に含まれる免疫細胞は、自分以外の有害物質をいち早く認識し、攻撃することで有害物質を排除します。
自然免疫を代表する細胞としてマクロファージやNK細胞、好中球やマスト細胞があります。
これらの細胞がはたらくことで、体外から侵入してきた有害物質を攻撃したり、有害物質の情報を他の免疫細胞に伝えたりします。
獲得免疫
獲得免疫
自然免疫は血液中に入った小さい病原体や、細胞の中に入り込んでしまった有害物質の対処が難しいという特徴があります。
そこで活躍するのが獲得免疫です。
獲得免疫は1度侵入した有害物質の情報を記憶するという特徴があります。
この記憶した情報を使って1週間から2週間かけて抗体を作ります。
そうすることで再び同じ有害物質が侵入してきた際に、抗体で素早く有害物質に対処することができるのです。
獲得免疫を代表する細胞として、樹状細胞やキラーT細胞、ヘルパーT細胞、制御性T細胞、B細胞があります。
獲得免疫に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
獲得免疫とは?自然免疫やインフルエンザワクチンについて解説!
納得
なるほど!こうやって私たちの身体は守られているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次は免疫反応について紹介します!
免疫反応の流れ
対処
免疫反応とは、外部から侵入しようとしてきた細菌やウイルスなどの有害物質などに対して、自然免疫や獲得免疫などのしくみを使って対処しようとする反応のことをいいます。
免疫反応は大きく分けて4段階に分かれて有害物質を排除しようとはたらきます。
では、免疫反応の4段階をそれぞれ説明していきます。
外敵を認識する
認識
免疫が有害物質を対処するためには、まず有害物質の存在を認識する必要があります。
免疫細胞が自己か有害物質化を判断できるのは、すべての細胞の表面に特徴のある分子があるからです。
白血球に含まれるB細胞は有害物質を直接認識し、T細胞は樹状細胞やマクロファージ、B細胞の助けを借りて認識します。
免疫細胞の活性化
活性化
白血球は、有害物質を認識すると活性化します。
活性化した白血球は、有害物質を捕食したり殺傷したりします。
マクロファージや活性化された白血球中のT細胞などの免疫細胞は、他の免疫細胞を問題のある場所に呼び出すはたらきもあります。
これらのしくみによって有害物質を排除します。
免疫細胞の制御
制御
免疫細胞は有害物質を排除するために、免疫細胞を問題のある場所に呼び出したり、活性化させたりします。
しかし有害物質の数が減ったり、排除し終わっても免疫細胞が活性化していると自分の身体を誤って攻撃するなど自己免疫疾患でみられるような症状を引き起こす可能性があります。
そうなることを防ぐために免疫反応を阻害するサイトカインという物質を分泌し、免疫反応を制御します。
免疫細胞の排除
排除
有害物質が排除し終わると免疫細胞は自滅します。
しかし、一部の免疫細胞は自滅せずメモリー細胞として体内に残ります。
メモリー細胞は対処した有害物質の情報を記憶し、また同じ有害物質が侵入してきた時に素早く簡単に対処できるための獲得免疫の一部なのです。
納得
なるほど、免疫反応はこのような流れになっていくんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次は免疫反応に異常をきたしてしまった場合について説明します!
免疫反応に異常をきたすと
免疫反応の異常
免疫は、はたらけばはたらくほど良いというわけではありません。
免疫のバランスが崩れ、免疫反応に異常をきたすとさまざまな病気を引き起こしてしまう可能性があります。
どのような病気を引き起こしてしまうのか紹介します。
自己免疫疾患
自己免疫疾患
免疫は本来、外部から侵入してきた有害物質に対して攻撃をします。
しかし、なんらかの理由で免疫に異常が起きて、自分の細胞を外部から侵入してきた有害物質と認識してしまい、自分の細胞に攻撃をしてしまうことを自己免疫疾患といいます。
実は自己免疫疾患の原因は、完全には明らかにされていません。
原因として体内の変質したたんぱく質を有害物質として誤認してしまったり、似ているたんぱく質の構造を誤認するということが考えられています。
免疫不全
免疫不全
免疫不全は免疫機能が低下してしまい、病気などにかかりやすくなったり、治りづらくなってしまう状態のことです。
具体的にはマクロファージ、T細胞、B細胞などのはたらきが弱くなってしまった状態です。
免疫不全は白血病、HIV感染症、糖尿病などが原因で起こります。
アレルギー反応
アレルギー反応
アレルギーは免疫の過剰反応によって起こります。
何らかの原因で免疫に異常が起こると、無害な物質などに対しても過剰な反応をしてしまい、自分の身体を傷つけてしまうのです。
代表的なアレルギーとして、食物アレルギーや花粉症などがあります。
また、スズメバチに刺された際に、2回目が危ないという話を聞いたこともあるのではないでしょうか?
これはアナフィラキシーショックというアレルギー反応の1種です。
スズメバチに初めて刺された際に、獲得免疫によって抗体を作り出します。
そして、2回目に刺された際に、作った抗体とともに免疫が過剰反応してしまうため2回目が重症となってしまうのです。
納得
なるほど!免疫反応に異常がきたしてしまうとこれらの症状を引き起こしてしまうんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうですね。しかし、免疫反応に異常をきたす原因は分かっていないことが多いんです。
まとめ
まとめ
私たちの身体は、免疫機能によって守られています。
この免疫反応に異常をきたすと自己免疫疾患やアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性があります。
免疫の過剰反応については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
アレルギーは免疫の過剰反応が原因!?免疫の過剰反応による症状や対策方法を紹介!
納得
今日は免疫反応について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ!免疫の過剰反応についてもぜひ調べてみてください!
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
#健康身体 健康地球 健康生活#
公開日:2021.02.24
最終更新日:2021.06.09
免疫応答って何?免疫のしくみや免疫に異常が起こった場合を解説!
目次
免疫応答とは
免疫応答のしくみ
免疫寛容と免疫異常
まとめ
疑問
免疫応答という言葉を聞いたんですけど、免疫応答とはなんですか?
ユーグレナ 鈴木
免疫応答は有害物質から身体を守る免疫機能の反応のことをいいます。
納得
なるほど!免疫機能って他にもあるんですか?もっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
わかりました!それでは免疫応答やその他の免疫機能などを紹介します!
免疫応答とは
疑問
私たちの身体は、細菌やウイルスなどの有害物質から身を守る免疫という機能が備わっています。
この免疫機能が細菌やウイルスなどに反応し、侵入を防いだり、攻撃しようとすることを免疫応答といいます。
そして、1回目の侵入に対する免疫応答と、同じ有害物質による2回目以降の侵入に対する免疫応答は違うことがわかっています。
そこで、この2つの違いについて説明していきます。
一次応答
一次応答
初めて侵入される有害物質に対しては、IgMという種類の抗体がはたらきます。
そして、IgMという抗体が有害物質に対して攻撃をしながら、有害物質の情報を記憶し、その有害物質にあった抗体を作っていきます。
新しく作られた抗体はIgGと呼ばれ、この抗体が強力な力を持っているので有害物質にとどめをさします。
一次応答は、有害物質が侵入してきて初めてIgGという抗体を作り始めるので対処が遅れ、有害物質による風邪やインフルエンザなどの感染症が長引いてしまう傾向にあります。
二次応答
二次応答
2回目以降に侵入される有害物質に対してもまず、偵察の役割を持つIgMという抗体がはたらきます。
しかし、一次応答の時に侵入された有害物質の情報を記憶しているので、すぐにその有害物質に適したIgGという抗体を作ります。
また、IgGの数も一次応答の時よりも多く作られるので、一次応答の時よりも早く対処でき、軽症化が期待できるのです。
ちなみに、ジフテリアやおたふく風邪など、感染症の中には1度感染すると、2度目以降はかからないものもあります。
これも、一次応答、二次応答の免疫機能が関係しているのです。
納得
なるほど!これらの機能のことを免疫応答と呼ぶんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次は免疫応答のしくみについて詳しく紹介します!
免疫応答のしくみ
免疫応答のしくみ
免疫応答には、一次応答と二次応答があるということを説明しました。
この免疫応答が具体的にどのような細胞やしくみによって成り立っているかを紹介します。
自然免疫応答
自然免疫応答
自然免疫は元々人の身体に備わっているしくみです。
自然免疫に含まれる免疫細胞は、自分以外の有害物質をいち早く認識し、攻撃することで有害物質を排除します。
自然免疫を代表する細胞としてマクロファージやNK細胞、好中球やマスト細胞があります。
これらの細胞がはたらくことで、IgMという抗体をつくり体外から侵入してきた有害物質を攻撃したり、有害物質の情報を他の免疫細胞に伝えたりします。
この自然免疫による反応のことを自然免疫応答と呼び、主に一次応答でみられるしくみです。
免疫細胞の種類などは以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
免疫や免疫細胞にはどんな種類がある?役割やはたらきなどを詳しく解説!
獲得免疫応答
獲得免疫応答
自然免疫は血液中に入った小さい病原体や、細胞の中に入り込んでしまった有害物質の対処が難しいという特徴があります。
そこで活躍するのが獲得免疫です。
獲得免疫は1度侵入した有害物質の情報を記憶するという特徴があります。
この記憶した情報を使って1週間から2週間かけてIgGとよばれる抗体を作ります。
そうすることで再び同じ有害物質が侵入してきた際に、抗体で素早く有害物質に対処することができるのです。
獲得免疫を代表する細胞として、樹状細胞やキラーT細胞、ヘルパーT細胞、制御性T細胞、B細胞があります。
獲得免疫の細胞は有害物質を攻撃する抗体を作ったり、抗体の記憶、有害物質の攻撃、攻撃の制御などをおこなっています。
この獲得免疫による反応のことを獲得免疫応答と呼び、主に二次応答でみられるしくみです。
獲得免疫については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
獲得免疫とは?自然免疫やインフルエンザワクチンについて解説!
納得
なるほど!このしくみが免疫に大きくかかわっているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!つぎは免疫機能に異常が生じてしまった場合などを紹介していきます!
免疫寛容と免疫異常
免疫
免疫細胞は、身体を守るために有害物質を攻撃するはたらきがあります。
その免疫細胞が自分自身の身体を攻撃しないのは、免疫寛容というしくみがあるからです。
免疫寛容が弱まるなど、免疫機能に異常が生じることで引き起こされる病気もあります。
そこで、免疫寛容や免疫異常について紹介していきます。
免疫寛容
免疫寛容
免疫機能が正常にはたらき、体内に侵入してきた有害物質を排除することで、私たちは健康を保っています。
そんな免疫機能ですが、自分の身体をつくる細胞自身や普段口にする食べ物、栄養素である乳酸菌などには反応しません。
有害物質だけ排除して、他の物質は排除しないということができる理由は、身体に免疫だけでなく、免疫寛容という機能も備わっているからです。
免疫寛容の具体的な機能は2つあります。
1つは中枢性免疫寛容と呼ばれる、B細胞とT細胞がちゃんと攻撃する相手か見分けられる細胞かチェックし、自分自身を傷付ける可能性がある細胞は死滅させるというしくみです。
2つ目は末梢性免疫寛容と呼ばれる、上のチェックにもれたB細胞とT細胞が自分自身を傷付けようとした場合、その細胞を抑制するしくみがあります。
免疫寛容のこの2つの機能によって身体を守っているのです。
免疫寛容については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください
アイコンこちらの記事も読まれています
免疫寛容って何だろう?免疫と免疫寛容について分かりやすく解説!
免疫異常
免疫異常
一次応答や二次応答のような免疫機能や免疫寛容が何らかの原因で弱まったり、強すぎたりしてしまうことを免疫異常と呼びます。
一次応答や二次応答のような免疫機能に異常が生じると、身体の抵抗力が低下し、感染症にかかりやすくなってしまいます。
また、免疫寛容に異常が生じて免疫の過剰反応などが起こると、自分の身体を傷付けてしまったり、アレルギー症状を引き起こしてしまいます。
免疫の過剰反応については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
アレルギーは免疫の過剰反応が原因!?免疫の過剰反応による症状や対策方法を紹介!
納得
なるほど!自分の細胞から自分自身を守る免疫の機能もあるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!さまざまな免疫機能がはたらいているおかげで健康でいられるんです!
まとめ
まとめ
同じ感染症にかかってしまっても、軽度の症状ですんだり、早く治ったりするのは二次応答という反応が関係しています。
その他にも外部から侵入してくる有害物質から自分を守る自然免疫、獲得免疫や自分自身の免疫細胞から身体を守る免疫寛容など免疫にはさまざまな機能があります。
その機能に異常が起き、病気を発症しないようにするには免疫力を保つことが大切です。
納得
今日は免疫応答について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康体でいるために、免疫力を意識して生活してください!
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
公開日:2021.02.24
最終更新日:2021.06.09
免疫応答って何?免疫のしくみや免疫に異常が起こった場合を解説!
目次
免疫応答とは
免疫応答のしくみ
免疫寛容と免疫異常
まとめ
疑問
免疫応答という言葉を聞いたんですけど、免疫応答とはなんですか?
ユーグレナ 鈴木
免疫応答は有害物質から身体を守る免疫機能の反応のことをいいます。
納得
なるほど!免疫機能って他にもあるんですか?もっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
わかりました!それでは免疫応答やその他の免疫機能などを紹介します!
免疫応答とは
疑問
私たちの身体は、細菌やウイルスなどの有害物質から身を守る免疫という機能が備わっています。
この免疫機能が細菌やウイルスなどに反応し、侵入を防いだり、攻撃しようとすることを免疫応答といいます。
そして、1回目の侵入に対する免疫応答と、同じ有害物質による2回目以降の侵入に対する免疫応答は違うことがわかっています。
そこで、この2つの違いについて説明していきます。
一次応答
一次応答
初めて侵入される有害物質に対しては、IgMという種類の抗体がはたらきます。
そして、IgMという抗体が有害物質に対して攻撃をしながら、有害物質の情報を記憶し、その有害物質にあった抗体を作っていきます。
新しく作られた抗体はIgGと呼ばれ、この抗体が強力な力を持っているので有害物質にとどめをさします。
一次応答は、有害物質が侵入してきて初めてIgGという抗体を作り始めるので対処が遅れ、有害物質による風邪やインフルエンザなどの感染症が長引いてしまう傾向にあります。
二次応答
二次応答
2回目以降に侵入される有害物質に対してもまず、偵察の役割を持つIgMという抗体がはたらきます。
しかし、一次応答の時に侵入された有害物質の情報を記憶しているので、すぐにその有害物質に適したIgGという抗体を作ります。
また、IgGの数も一次応答の時よりも多く作られるので、一次応答の時よりも早く対処でき、軽症化が期待できるのです。
ちなみに、ジフテリアやおたふく風邪など、感染症の中には1度感染すると、2度目以降はかからないものもあります。
これも、一次応答、二次応答の免疫機能が関係しているのです。
納得
なるほど!これらの機能のことを免疫応答と呼ぶんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次は免疫応答のしくみについて詳しく紹介します!
免疫応答のしくみ
免疫応答のしくみ
免疫応答には、一次応答と二次応答があるということを説明しました。
この免疫応答が具体的にどのような細胞やしくみによって成り立っているかを紹介します。
自然免疫応答
自然免疫応答
自然免疫は元々人の身体に備わっているしくみです。
自然免疫に含まれる免疫細胞は、自分以外の有害物質をいち早く認識し、攻撃することで有害物質を排除します。
自然免疫を代表する細胞としてマクロファージやNK細胞、好中球やマスト細胞があります。
これらの細胞がはたらくことで、IgMという抗体をつくり体外から侵入してきた有害物質を攻撃したり、有害物質の情報を他の免疫細胞に伝えたりします。
この自然免疫による反応のことを自然免疫応答と呼び、主に一次応答でみられるしくみです。
免疫細胞の種類などは以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
免疫や免疫細胞にはどんな種類がある?役割やはたらきなどを詳しく解説!
獲得免疫応答
獲得免疫応答
自然免疫は血液中に入った小さい病原体や、細胞の中に入り込んでしまった有害物質の対処が難しいという特徴があります。
そこで活躍するのが獲得免疫です。
獲得免疫は1度侵入した有害物質の情報を記憶するという特徴があります。
この記憶した情報を使って1週間から2週間かけてIgGとよばれる抗体を作ります。
そうすることで再び同じ有害物質が侵入してきた際に、抗体で素早く有害物質に対処することができるのです。
獲得免疫を代表する細胞として、樹状細胞やキラーT細胞、ヘルパーT細胞、制御性T細胞、B細胞があります。
獲得免疫の細胞は有害物質を攻撃する抗体を作ったり、抗体の記憶、有害物質の攻撃、攻撃の制御などをおこなっています。
この獲得免疫による反応のことを獲得免疫応答と呼び、主に二次応答でみられるしくみです。
獲得免疫については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
獲得免疫とは?自然免疫やインフルエンザワクチンについて解説!
納得
なるほど!このしくみが免疫に大きくかかわっているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!つぎは免疫機能に異常が生じてしまった場合などを紹介していきます!
免疫寛容と免疫異常
免疫
免疫細胞は、身体を守るために有害物質を攻撃するはたらきがあります。
その免疫細胞が自分自身の身体を攻撃しないのは、免疫寛容というしくみがあるからです。
免疫寛容が弱まるなど、免疫機能に異常が生じることで引き起こされる病気もあります。
そこで、免疫寛容や免疫異常について紹介していきます。
免疫寛容
免疫寛容
免疫機能が正常にはたらき、体内に侵入してきた有害物質を排除することで、私たちは健康を保っています。
そんな免疫機能ですが、自分の身体をつくる細胞自身や普段口にする食べ物、栄養素である乳酸菌などには反応しません。
有害物質だけ排除して、他の物質は排除しないということができる理由は、身体に免疫だけでなく、免疫寛容という機能も備わっているからです。
免疫寛容の具体的な機能は2つあります。
1つは中枢性免疫寛容と呼ばれる、B細胞とT細胞がちゃんと攻撃する相手か見分けられる細胞かチェックし、自分自身を傷付ける可能性がある細胞は死滅させるというしくみです。
2つ目は末梢性免疫寛容と呼ばれる、上のチェックにもれたB細胞とT細胞が自分自身を傷付けようとした場合、その細胞を抑制するしくみがあります。
免疫寛容のこの2つの機能によって身体を守っているのです。
免疫寛容については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください
アイコンこちらの記事も読まれています
免疫寛容って何だろう?免疫と免疫寛容について分かりやすく解説!
免疫異常
免疫異常
一次応答や二次応答のような免疫機能や免疫寛容が何らかの原因で弱まったり、強すぎたりしてしまうことを免疫異常と呼びます。
一次応答や二次応答のような免疫機能に異常が生じると、身体の抵抗力が低下し、感染症にかかりやすくなってしまいます。
また、免疫寛容に異常が生じて免疫の過剰反応などが起こると、自分の身体を傷付けてしまったり、アレルギー症状を引き起こしてしまいます。
免疫の過剰反応については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
アレルギーは免疫の過剰反応が原因!?免疫の過剰反応による症状や対策方法を紹介!
納得
なるほど!自分の細胞から自分自身を守る免疫の機能もあるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!さまざまな免疫機能がはたらいているおかげで健康でいられるんです!
まとめ
まとめ
同じ感染症にかかってしまっても、軽度の症状ですんだり、早く治ったりするのは二次応答という反応が関係しています。
その他にも外部から侵入してくる有害物質から自分を守る自然免疫、獲得免疫や自分自身の免疫細胞から身体を守る免疫寛容など免疫にはさまざまな機能があります。
その機能に異常が起き、病気を発症しないようにするには免疫力を保つことが大切です。
納得
今日は免疫応答について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康体でいるために、免疫力を意識して生活してください!
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
✋热门推荐