孔雀東南飛（後）
石井俊雄
前回は、岩波文庫に「中国名詩選」の中の長編叙事詩「孔雀東南飛」の前半を記した。
後半では、先ず蘭芝の紛紛とした再婚話しが続き、最後は悲劇の完成となって終る。 ここでは再婚話しの部分は省略し最後の部分を記してみる。
よかったらご一読ください。
阿母謂阿女 阿母 阿女に謂う、
適得府君書 「適（まさ）に府君の書を得るに、
明日來迎汝 明日 来たりて汝を迎えんと。
何不作衣裳 何ぞ衣裳を作らざる、
莫令事不舉 事をして挙がらざらしむ莫（な）かれ。」
阿女默無聲 阿女 默して声無し。
手巾掩口啼 手巾もて口を掩いて啼き、
涙落便如瀉 涙落ちて便（すなわ）ち瀉（そそ）ぐが如し。
移我琉璃榻 我が琉璃の榻（とう）を移し、
出置前窗下 出して前窓の下に置く。
左手持刀尺 左手に刀尺を持ち、
右手執綾羅 右手に綾羅を執りて、
朝成繍狭裙 朝（あした）に繍狭裙を成し、 （注）「狭」はフォント無く代字
晩成單羅衫 晩（くれ）に單羅衫（たんらさん）を成す。
奄奄日欲暝 奄奄（えんえん）として日は暝（く）れんと欲す、 （注）「奄」はフォント無く代字
愁思出門啼 愁思門を出でて啼く。
母は娘に言った。「いましがた太守さまからお手紙を受け取ったが、あすにはお前を迎えに来るそうだよ。 さあ、早く花嫁衣装を仕立てるがよい。婚礼に間に合わないようなことがないようにね。」
娘は黙ったままだった。ハンカチで口をおさえて泣く。涙が流れんばかりに落ちるのだった。
やがて琉璃で飾った椅子を表に持ち出し、窓の下に置く。 左手に裁ちばさみと物差、右手に絹の糸を持ち、朝のうちに刺繍したあわせのスカートを、夕方までにはひとえの薄手の上着を縫い上げた。
あたりは暮れかかり、夜に入ろうとする。娘は悲しみのあまり屋敷の外へ出て泣く。
府吏聞此變 府吏 之の変を聞き、
因求假暫歸 因（よ）りて假を求めて暫く帰る。
未至二三里 未だ至たらざること二三里、
摧藏馬悲哀 摧藏（さいぞう）して馬（うま）悲哀す。
新婦識馬聲 新婦馬声を識り、
躡履相逢迎 履を躡（ふ）みて相逢迎（あいほうげい）す。
悵然遙相望 悵然（ちょうぜん）として遙かに相望（あいのぞ）み、
知是故人來 知る是れ故人の来たるを。
舉手拍馬鞍 手を挙げて馬の鞍を拍（う）ち、
嗟歎使心傷 嗟歎（さたん）して心を傷ましむ。
自君別我後 「君の我れに別れしより後、
人事不可量 人事 量る可（べ）からず、
果不如先願 果して先願の如くならず、
又非君所詳 又 君の詳（つまびらか）にする所に非ず、
我有親父母 我に親父母（しんふぼ）有り、
逼迫兼弟兄 逼迫するに弟兄（ていけい）を兼ね、
以我應他人 我を以て他人に応ぜしむ。
君還何所望 君還るも何の望む所ぞ。」
さて焦仲卿は、人から聞いてこの一大事を知り、休暇をとって一時帰休し、妻の実家を訪ねようとした。 あと二、三里のところで、馬が苦しんで悲しくいななく。 あれはあの人の馬の声と、すぐに聞き分けた劉蘭芝は、靴をつっかけて出迎える。 悲しげに遠くを望みやり、懐かしい人の来訪を知ったのであった。 やがて近づいた馬の鞍を手でたたきつつ嘆けば、胸は痛むばかりである。
「別れ別れになってしまってからというもの、人の世のことはわからないものですわねぇ、 やっぱり私たちの願いどおりには、事は運ばなかったのです。あなたにはなかなか、おわかりいただけないことですけど。 私の母がせめたてるばかりでか、兄まで加わって、無理やり私の再婚を承諾してしまったのですわ。 こうしてあなたが戻っていらしても、もう何の希望がありましょう。」
（摧藏）五臓が砕けるほど悲しむ意。馬も主人の気持ちを察して悲しむのである。
府吏謂新婦 府吏 新婦に謂う、
賀卿得高遷 「卿（きみ）の高遷を得たるを賀す。
磐石方且厚 磐石は方にして且（かつ）厚し、
可以卒千年 以て千年を卒（お）う可し。
蒲葦一時靭 蒲葦は一時の靭、 （注）「靭」はフォント無く代字
便作旦夕間 便（すなわ）ち旦夕（たんせき）の間を作（な）す。
卿當日勝貴 卿（きみ）當（まさ）に日に勝貴（しょうき）なるべし、
吾獨向黄泉 吾 独り黄泉に向わん。」
新婦謂府吏 新婦 府吏に謂う、
何意出此言 「何の意か此の言を出す、
同是被逼迫 同じく是れ逼迫せらるる、
君爾妾亦然 君も慈（しか）り 妾も亦た然（しか）り。
黄泉下相見 黄泉の下に相見（あいまみ）えん、
勿違今日言 今日の言に違うこと勿れ。」
執手分道去 手を執りて道を分ち去り、
各各還家門 各各 家門に還る。
生人作死別 生人（せいじん） 死別を作（な）す、
恨恨那可論 恨恨 那（なん）ぞ論ず可（べ）けん。
念與世間辭 念（おも）う世間と辞す、
千萬不復全 千萬復（また）全（まった）からずを。
焦仲卿が劉蘭芝にいう。「玉の輿だね、おめでとう。岩は四角な上に厚いから、千年たっても変わらぬが、 蒲や葦はしなやかで丈夫なのもほんの一時のことで、せいぜい朝から晩までしかもたないのだね。 おまえは日増しに、えらいご身分になっていくだろうな。私は、ひとりであの世へ行くよ。」
劉蘭芝が焦仲卿にいう、「どうしてそんなことをおっしゃるのです。押し付けられたという点でいえば、あなたも私も同じですわ。 私もあの世へ行って、あなたと会うことにいたします。きっと今日のその言葉を違えないでくださいね。」
手と手をとった二人は、やがて別の道をとって、それぞれの自分の家に戻ったのだった。 生きているもの同士、ここで死別れをするのである。恨めしさは、言葉で言い表せない。 二人の胸中にあったのは、「これで世間とはお別れ、どうあっても生き永らえたりはしはせぬ」との決意だった。
（高遷）立身出世。（勝貴）高貴な身分。（磐石・蒲葦）先に女の誓いの言葉を受けたもの。 （同是被逼迫）先に男が女に「逼迫するに阿母あり」と言ったことを持ち出し、立場の平等を強調したもの。
府吏還家去 府吏 家に還り去り、
上堂拜阿母 堂に上って阿母を拜す。
今日大風寒 「今日大いに風寒く、
寒風摧樹木 寒風は樹木を摧（くだ）き、
嚴霜結庭蘭 厳霜は庭蘭に結ぶ。
兒今日冥冥 兒は今日冥冥（に赴き）、
令母在後單 母をして後に在りて単ならしむ。
故作不良計 故（ことさら）に不良の計を作（な）すも、
勿復怨鬼神 復（ま）た鬼神を怨むこと勿れ。
命如南山石 命は南山の石の如く、
四體康且直 四体 康にして且つ直（ちょく）なれ。」
焦仲卿は家に戻ると奥座敷に上がって母親に挨拶した。
「ずいぶん風が強く、寒い日ですね。冷たい風で樹木が折れ、厳しい霜が庭の蘭に貼り付いています。 私は今日この日、あの世へ参るつもりです。 母上をひとりあとに残すことになりますが、このような怪しからぬ考えは、私がわざわざ決めたことですから、 どうか神様を怨まないでください。母上が南山の石のように長生きなさって、いつまでもお健やかでお腰も曲がりませぬように。」
（命如南山石）『詩経』にも「南山の寿きが如く」とある通り、人の長寿をことほぐ語。。
阿母得聞之 阿母 之を聞くを得て、
零涙應聲落 零涙 声に応じて落つ。
汝是大家子 「汝は是れ大家の子、
仕宦於臺閣 台閣に仕宦す。
慎勿為婦死 慎みて婦の為に死すること勿かれ、
貴賤情何薄 貴賤 情 何ぞ薄き。
東家有賢女 東家に賢女有り、
窈窕艷城郭 窈窕（ようちょう） 城郭に艷なり。
阿母為汝求 阿母 汝が為に求めんこと、
便復在旦夕 便（すなわ）ち復（ま）た旦夕に在り。」
府吏再拜還 府吏 再拜して還り、
長歎空房中 空房の中に長歎し、
作計乃爾立 計を作して乃（すなわ）ち慈（しか）く立つ。
轉頭向戸裡 頭を転じて戸裡に向い、
漸見愁煎迫 漸く愁いの煎迫するを見る。
これを聞いて、母親は息子を説得しようとするが、ひとこと話すたび、涙がぽろぽろ落ちるのだった。
「お前は名家の子。わが家は高官を出した家柄なのだよ。どうか女のために死ぬようなことはやめておくれ。 身分の上下で心を移す薄情女ではないか。それより近所の家に賢い娘がおる。 その美しさは町一番、母がおまえにもらってやろう。すぐ今にでも。」
焦仲卿は再拝して自分の部屋に戻る。妻のいないがらんとした部屋で、しばらく溜息をついていたが、 かねての考え通りに事を運ぼうと決心した。 戸口から家の内をかえり見ると、しだいに悲しみが胸の中に煮えたってくる。
其日馬牛嘶 其日 馬牛嘶（いなな）き、
新婦入青廬 新婦は青廬に入る。
菴菴黄昏後 菴菴（あんあん）たり 黄昏の後、
寂寂人定初 寂寂（せきせき）たり 人定まるの初め。
我命絶今日 我が命は今日絶えん、
魂去尸長留 魂去りて尸（し）は長く留まらん。
攬裙脱絲履 裙を攬りて糸履を脱ぎ、
舉身赴清池 身を挙げて清池に赴く。
府吏聞此事 府吏 此の事を聞き、
心知長別離 心に知る 長（とこしえ）の別離なるを。
徘徊庭樹下 庭樹の下に徘徊し、
自掛東南枝 自（みずか）ら東南の枝に掛る。
その結婚の当日、馬がしきりに鳴いた。いよいよ蘭芝は、花嫁用の仮小屋に入った。 夕暮が深まり、暗闇が迫る頃、人々が寝静まったころである。 「私の命はきょうで終り、魂は飛び去り、屍だけが残されるのだ」と思いつつ、蘭芝はスカートのすそをつまみあげ、 絹のくつを脱ぐと、池に身を投じた。 その知らせを聞くと、焦仲卿は、これが永の別れと知り、庭の樹の下をさまよったのち、東南に伸びた枝に首をくくった。
（馬牛）牛はつけたりの字でここでは単に馬。（青廬）青布の幔幕をめぐらした仮小屋。
兩家求合葬 兩家 合葬を求め、
合葬華山傍 華山の傍に合葬す。
東西植松柏 東西に松柏を植え、
左右種梧桐 左右に梧桐を種（う）う。
枝枝相覆蓋 枝枝（しし） 相覆蓋（あいふくがい）、
葉葉相交通 葉葉（ようよう） 相交通（あいこうつう）す。
中有雙飛鳥 中に双飛鳥（そうひちょう）有り、
自名為鴛鴦 自（みずか）ら名づけて鴛鴦（えんおう）と為す。
仰頭相向鳴 頭を仰いで相向って鳴き、
夜夜達五更 夜夜 五更（ごこう）に達す。
行人駐足聽 行人 足を駐（とど）めて聽き、
寡婦起傍徨 寡婦 起きて傍徨す。
多謝後世人 多謝す 後世の人、
戒之慎勿忘 之を戒めて 慎みて忘るること勿かれ。
焦家と劉家は双方とも、合葬したいと申し出、ここに二人は華山のふもとに合葬された。 墓の東西には松と柏、左右に梧桐を植えた。枝と枝は覆い重なり、葉と葉は入り混じった。 その中に一対の鳥がいる。「エン」「オウ」と鳴き交わすところから「鴛鴦」と名付けられた。 いつも首を挙げて向き合って鳴き、明け方まで鳴きつづけるのであった。 その声に、道行く人は足をとめて聞き入り、夫を亡くした女は床から起き出し、周囲を歩きまわる。
後世の方がたに申し上げたい、どうか、これを戒めとして、お忘れにならぬように。
（自名為鴛鴦）鳥は自らその名を呼ぶという。（多謝）くれぐれも申し上げる。
石井俊雄
前回は、岩波文庫に「中国名詩選」の中の長編叙事詩「孔雀東南飛」の前半を記した。
後半では、先ず蘭芝の紛紛とした再婚話しが続き、最後は悲劇の完成となって終る。 ここでは再婚話しの部分は省略し最後の部分を記してみる。
よかったらご一読ください。
阿母謂阿女 阿母 阿女に謂う、
適得府君書 「適（まさ）に府君の書を得るに、
明日來迎汝 明日 来たりて汝を迎えんと。
何不作衣裳 何ぞ衣裳を作らざる、
莫令事不舉 事をして挙がらざらしむ莫（な）かれ。」
阿女默無聲 阿女 默して声無し。
手巾掩口啼 手巾もて口を掩いて啼き、
涙落便如瀉 涙落ちて便（すなわ）ち瀉（そそ）ぐが如し。
移我琉璃榻 我が琉璃の榻（とう）を移し、
出置前窗下 出して前窓の下に置く。
左手持刀尺 左手に刀尺を持ち、
右手執綾羅 右手に綾羅を執りて、
朝成繍狭裙 朝（あした）に繍狭裙を成し、 （注）「狭」はフォント無く代字
晩成單羅衫 晩（くれ）に單羅衫（たんらさん）を成す。
奄奄日欲暝 奄奄（えんえん）として日は暝（く）れんと欲す、 （注）「奄」はフォント無く代字
愁思出門啼 愁思門を出でて啼く。
母は娘に言った。「いましがた太守さまからお手紙を受け取ったが、あすにはお前を迎えに来るそうだよ。 さあ、早く花嫁衣装を仕立てるがよい。婚礼に間に合わないようなことがないようにね。」
娘は黙ったままだった。ハンカチで口をおさえて泣く。涙が流れんばかりに落ちるのだった。
やがて琉璃で飾った椅子を表に持ち出し、窓の下に置く。 左手に裁ちばさみと物差、右手に絹の糸を持ち、朝のうちに刺繍したあわせのスカートを、夕方までにはひとえの薄手の上着を縫い上げた。
あたりは暮れかかり、夜に入ろうとする。娘は悲しみのあまり屋敷の外へ出て泣く。
府吏聞此變 府吏 之の変を聞き、
因求假暫歸 因（よ）りて假を求めて暫く帰る。
未至二三里 未だ至たらざること二三里、
摧藏馬悲哀 摧藏（さいぞう）して馬（うま）悲哀す。
新婦識馬聲 新婦馬声を識り、
躡履相逢迎 履を躡（ふ）みて相逢迎（あいほうげい）す。
悵然遙相望 悵然（ちょうぜん）として遙かに相望（あいのぞ）み、
知是故人來 知る是れ故人の来たるを。
舉手拍馬鞍 手を挙げて馬の鞍を拍（う）ち、
嗟歎使心傷 嗟歎（さたん）して心を傷ましむ。
自君別我後 「君の我れに別れしより後、
人事不可量 人事 量る可（べ）からず、
果不如先願 果して先願の如くならず、
又非君所詳 又 君の詳（つまびらか）にする所に非ず、
我有親父母 我に親父母（しんふぼ）有り、
逼迫兼弟兄 逼迫するに弟兄（ていけい）を兼ね、
以我應他人 我を以て他人に応ぜしむ。
君還何所望 君還るも何の望む所ぞ。」
さて焦仲卿は、人から聞いてこの一大事を知り、休暇をとって一時帰休し、妻の実家を訪ねようとした。 あと二、三里のところで、馬が苦しんで悲しくいななく。 あれはあの人の馬の声と、すぐに聞き分けた劉蘭芝は、靴をつっかけて出迎える。 悲しげに遠くを望みやり、懐かしい人の来訪を知ったのであった。 やがて近づいた馬の鞍を手でたたきつつ嘆けば、胸は痛むばかりである。
「別れ別れになってしまってからというもの、人の世のことはわからないものですわねぇ、 やっぱり私たちの願いどおりには、事は運ばなかったのです。あなたにはなかなか、おわかりいただけないことですけど。 私の母がせめたてるばかりでか、兄まで加わって、無理やり私の再婚を承諾してしまったのですわ。 こうしてあなたが戻っていらしても、もう何の希望がありましょう。」
（摧藏）五臓が砕けるほど悲しむ意。馬も主人の気持ちを察して悲しむのである。
府吏謂新婦 府吏 新婦に謂う、
賀卿得高遷 「卿（きみ）の高遷を得たるを賀す。
磐石方且厚 磐石は方にして且（かつ）厚し、
可以卒千年 以て千年を卒（お）う可し。
蒲葦一時靭 蒲葦は一時の靭、 （注）「靭」はフォント無く代字
便作旦夕間 便（すなわ）ち旦夕（たんせき）の間を作（な）す。
卿當日勝貴 卿（きみ）當（まさ）に日に勝貴（しょうき）なるべし、
吾獨向黄泉 吾 独り黄泉に向わん。」
新婦謂府吏 新婦 府吏に謂う、
何意出此言 「何の意か此の言を出す、
同是被逼迫 同じく是れ逼迫せらるる、
君爾妾亦然 君も慈（しか）り 妾も亦た然（しか）り。
黄泉下相見 黄泉の下に相見（あいまみ）えん、
勿違今日言 今日の言に違うこと勿れ。」
執手分道去 手を執りて道を分ち去り、
各各還家門 各各 家門に還る。
生人作死別 生人（せいじん） 死別を作（な）す、
恨恨那可論 恨恨 那（なん）ぞ論ず可（べ）けん。
念與世間辭 念（おも）う世間と辞す、
千萬不復全 千萬復（また）全（まった）からずを。
焦仲卿が劉蘭芝にいう。「玉の輿だね、おめでとう。岩は四角な上に厚いから、千年たっても変わらぬが、 蒲や葦はしなやかで丈夫なのもほんの一時のことで、せいぜい朝から晩までしかもたないのだね。 おまえは日増しに、えらいご身分になっていくだろうな。私は、ひとりであの世へ行くよ。」
劉蘭芝が焦仲卿にいう、「どうしてそんなことをおっしゃるのです。押し付けられたという点でいえば、あなたも私も同じですわ。 私もあの世へ行って、あなたと会うことにいたします。きっと今日のその言葉を違えないでくださいね。」
手と手をとった二人は、やがて別の道をとって、それぞれの自分の家に戻ったのだった。 生きているもの同士、ここで死別れをするのである。恨めしさは、言葉で言い表せない。 二人の胸中にあったのは、「これで世間とはお別れ、どうあっても生き永らえたりはしはせぬ」との決意だった。
（高遷）立身出世。（勝貴）高貴な身分。（磐石・蒲葦）先に女の誓いの言葉を受けたもの。 （同是被逼迫）先に男が女に「逼迫するに阿母あり」と言ったことを持ち出し、立場の平等を強調したもの。
府吏還家去 府吏 家に還り去り、
上堂拜阿母 堂に上って阿母を拜す。
今日大風寒 「今日大いに風寒く、
寒風摧樹木 寒風は樹木を摧（くだ）き、
嚴霜結庭蘭 厳霜は庭蘭に結ぶ。
兒今日冥冥 兒は今日冥冥（に赴き）、
令母在後單 母をして後に在りて単ならしむ。
故作不良計 故（ことさら）に不良の計を作（な）すも、
勿復怨鬼神 復（ま）た鬼神を怨むこと勿れ。
命如南山石 命は南山の石の如く、
四體康且直 四体 康にして且つ直（ちょく）なれ。」
焦仲卿は家に戻ると奥座敷に上がって母親に挨拶した。
「ずいぶん風が強く、寒い日ですね。冷たい風で樹木が折れ、厳しい霜が庭の蘭に貼り付いています。 私は今日この日、あの世へ参るつもりです。 母上をひとりあとに残すことになりますが、このような怪しからぬ考えは、私がわざわざ決めたことですから、 どうか神様を怨まないでください。母上が南山の石のように長生きなさって、いつまでもお健やかでお腰も曲がりませぬように。」
（命如南山石）『詩経』にも「南山の寿きが如く」とある通り、人の長寿をことほぐ語。。
阿母得聞之 阿母 之を聞くを得て、
零涙應聲落 零涙 声に応じて落つ。
汝是大家子 「汝は是れ大家の子、
仕宦於臺閣 台閣に仕宦す。
慎勿為婦死 慎みて婦の為に死すること勿かれ、
貴賤情何薄 貴賤 情 何ぞ薄き。
東家有賢女 東家に賢女有り、
窈窕艷城郭 窈窕（ようちょう） 城郭に艷なり。
阿母為汝求 阿母 汝が為に求めんこと、
便復在旦夕 便（すなわ）ち復（ま）た旦夕に在り。」
府吏再拜還 府吏 再拜して還り、
長歎空房中 空房の中に長歎し、
作計乃爾立 計を作して乃（すなわ）ち慈（しか）く立つ。
轉頭向戸裡 頭を転じて戸裡に向い、
漸見愁煎迫 漸く愁いの煎迫するを見る。
これを聞いて、母親は息子を説得しようとするが、ひとこと話すたび、涙がぽろぽろ落ちるのだった。
「お前は名家の子。わが家は高官を出した家柄なのだよ。どうか女のために死ぬようなことはやめておくれ。 身分の上下で心を移す薄情女ではないか。それより近所の家に賢い娘がおる。 その美しさは町一番、母がおまえにもらってやろう。すぐ今にでも。」
焦仲卿は再拝して自分の部屋に戻る。妻のいないがらんとした部屋で、しばらく溜息をついていたが、 かねての考え通りに事を運ぼうと決心した。 戸口から家の内をかえり見ると、しだいに悲しみが胸の中に煮えたってくる。
其日馬牛嘶 其日 馬牛嘶（いなな）き、
新婦入青廬 新婦は青廬に入る。
菴菴黄昏後 菴菴（あんあん）たり 黄昏の後、
寂寂人定初 寂寂（せきせき）たり 人定まるの初め。
我命絶今日 我が命は今日絶えん、
魂去尸長留 魂去りて尸（し）は長く留まらん。
攬裙脱絲履 裙を攬りて糸履を脱ぎ、
舉身赴清池 身を挙げて清池に赴く。
府吏聞此事 府吏 此の事を聞き、
心知長別離 心に知る 長（とこしえ）の別離なるを。
徘徊庭樹下 庭樹の下に徘徊し、
自掛東南枝 自（みずか）ら東南の枝に掛る。
その結婚の当日、馬がしきりに鳴いた。いよいよ蘭芝は、花嫁用の仮小屋に入った。 夕暮が深まり、暗闇が迫る頃、人々が寝静まったころである。 「私の命はきょうで終り、魂は飛び去り、屍だけが残されるのだ」と思いつつ、蘭芝はスカートのすそをつまみあげ、 絹のくつを脱ぐと、池に身を投じた。 その知らせを聞くと、焦仲卿は、これが永の別れと知り、庭の樹の下をさまよったのち、東南に伸びた枝に首をくくった。
（馬牛）牛はつけたりの字でここでは単に馬。（青廬）青布の幔幕をめぐらした仮小屋。
兩家求合葬 兩家 合葬を求め、
合葬華山傍 華山の傍に合葬す。
東西植松柏 東西に松柏を植え、
左右種梧桐 左右に梧桐を種（う）う。
枝枝相覆蓋 枝枝（しし） 相覆蓋（あいふくがい）、
葉葉相交通 葉葉（ようよう） 相交通（あいこうつう）す。
中有雙飛鳥 中に双飛鳥（そうひちょう）有り、
自名為鴛鴦 自（みずか）ら名づけて鴛鴦（えんおう）と為す。
仰頭相向鳴 頭を仰いで相向って鳴き、
夜夜達五更 夜夜 五更（ごこう）に達す。
行人駐足聽 行人 足を駐（とど）めて聽き、
寡婦起傍徨 寡婦 起きて傍徨す。
多謝後世人 多謝す 後世の人、
戒之慎勿忘 之を戒めて 慎みて忘るること勿かれ。
焦家と劉家は双方とも、合葬したいと申し出、ここに二人は華山のふもとに合葬された。 墓の東西には松と柏、左右に梧桐を植えた。枝と枝は覆い重なり、葉と葉は入り混じった。 その中に一対の鳥がいる。「エン」「オウ」と鳴き交わすところから「鴛鴦」と名付けられた。 いつも首を挙げて向き合って鳴き、明け方まで鳴きつづけるのであった。 その声に、道行く人は足をとめて聞き入り、夫を亡くした女は床から起き出し、周囲を歩きまわる。
後世の方がたに申し上げたい、どうか、これを戒めとして、お忘れにならぬように。
（自名為鴛鴦）鳥は自らその名を呼ぶという。（多謝）くれぐれも申し上げる。
129.这一切的鬼神看见墙崩、房倒、屋塌了，都生一种恐惧心【法华经浅释】
譬喻品第三
◎一九六八年宣化上人讲述于
美国加州三藩市佛教讲堂
开经偈
无上甚深微妙法 百千万劫难遭遇
我今见闻得受持 愿解如来真实义
Ｎ2 明火起之由
是朽故宅 属于一人
其人近出 未久之间
于后宅舍 忽然火起
是朽故宅：这个已经要墙倒屋塌这样子的坏房子。朽故宅，就是形容“三界无安”，在三界里边，没有一个安全的地方，到处都非常危险。这个宅子，不是现在造出来的，所以叫“故宅”。就是说三界没有一个开始，所以它就朽故了。可是这个宅子，属于一人：这是说欲界、色界、无色界这三界之内，就是佛以应身来教化众生的一个处所，所以叫“属于一人”。
佛从发心到成佛，中间经过三大阿僧祇劫这样长的一个时间，他发誓愿──不单发誓愿，而且还发大誓愿；不单发大誓愿，而且还发无量无边这种大的誓愿；这种大的誓愿，就是要度所有的众生都离苦得乐、了生脱死。所以我们佛教徒，一定要学佛这种的誓愿，也一定要学佛这种的大誓愿，也一定要学佛这无量无边的大誓愿：要度脱一切的众生！
你想度脱一切众生，到哪个地方去度呢？就在你眼前。你所接近的人，如果他不明白佛法，你就应该尽你的心去度他们信佛；最先要由你的家庭里来度起，因为你信佛，你知道佛法是好，所以你的父亲、母亲先要度，令他们明白佛法，令他们成佛。所谓“亲得离尘垢，子道方成就”，你要是能度父母信真正的道理，这是为人子真正的孝顺。然后就是兄弟方面，度他明白真理，走一个正路；姊妹方面，也要度她们明白真正的道理，远离邪知、邪见。由亲属，然后再到朋友方面，要度朋友；这所谓“由近及远”，由亲戚而连带到朋友，由朋友再连带到一切的众生。你这样去教化众生、度脱众生，这就是仿照佛的大誓大愿。你看！释迦牟尼佛成佛之后，还到忉利天为母亲说《地藏经》；这就是成佛之后，还要度脱自己的父母。
这个三界是佛所应化的地方，这就叫属于一人。这“一人”就是那位“大富长者”，也就是“佛”。因为这位长者在这个三界，在这家里头的时候，可以叫小孩子不要玩火，不要调皮；可是这位长者有事情到外边去，家里就剩下一些小孩子；这小孩子是无知无识的，没有真正的智慧，不知道什么是危险、什么是安全，所以在家里玩火。这一玩火，就把房子烧了！
其人近出：这个“人”，也就是这“一人”，也就是“佛”。这是说，释迦牟尼佛在大通佛的时候，就教化这一切众生，令一切众生都降伏五浊；把五浊降伏，众生这种业感也完了，所以佛也就入涅槃了。佛入涅槃之后，这一切的众生，所谓“离了柺杖就倒了”；好像不能走的人，拄着一条柺杖，这柺杖没有了，他就不能走了。那么这一切众生，等到佛入涅槃了之后，又起了五浊的思想了；五浊，就是劫浊、见浊、烦恼浊、众生浊、命浊。佛在这个世界入了涅槃，到其他的世界，因缘成熟了，又去教化众生；可是到其他的世界去教化众生，也不能常常在其他的世界久住，所以这叫“近出”。“其人近出”，就是不太久远，佛又出世了。
又有一个说法，说佛教化的众生，已经得到无生法忍了，所谓“诸漏已尽，梵行已立，所作已办，不受后有”；不再生于三界，不到欲界、色界、无色界这三界来了，所以这叫“出”。虽然佛成佛，超出三界去；可是佛也会倒驾慈航，再来世上教化众生，所以这叫“近”。在本经〈寿量品〉里头说：“佛数现涅槃”。数，就是很多的数；现，就是出现。这就是说，佛有很多次出世，很多次又入涅槃，这数目是很多了。所以说“数现涅槃”，这意思就表示“出三界火宅”。
“是朽故宅”的“宅”，是譬喻欲界、色界、无色界这三界；“舍”就譬喻色、受、想、行、识这五阴。未久之间，于后宅舍：在没有好久的时间，就在这个舍宅后边，忽然火起：忽然间就起了火了。怎么起的火呢？就是这些个小孩子玩火玩的，所以不小心就发生了火警了。这火警一发生，你说这些小孩子在里边，是不是都要烧死呢？这就是表示我们这三界，犹如火宅；我们的五阴火，把三界都给烧坏了。
Ｎ3 明火起之势
四面一时 其焰俱炽
栋梁椽柱 爆声震裂
摧折堕落 墙壁崩倒
四面：这是譬喻四念处。佛入涅槃之后，一切修道的比丘、比丘尼都要依四念处而住。四念处，是身念处、受念处、心念处、法念处。
（一）观身不净。修四念处，首先要修不净观，就是破除我执。为什么你执著你的身体，去帮助它？你就觉得它是好，觉得我这个身体非常可爱，所以也不肯叫它冷着、热着、渴着、饿着；总而言之，时时刻刻都帮助这个身体。因为你不知道它是一个不干净的东西！你若知道这身体是个不干净的东西，你穿好衣服、吃好东西，有什么用呢？穿好衣服，好像用美丽的衣服，来庄严厕所一样。你把厕所里边，给它设备得非常美丽；可是怎么样美丽，那个地方还是属于不干净的。
我们这个身体也是这样子，你穿再好的衣服，也就等于庄严厕所一样；你吃再好的东西，也不过制造多一点的粪，没有什么大的用处。所以要观身不净，对治你这个“我执”，不要把这身体看得那么宝贵。可是话又说回来了，你要是贪而无厌地帮助身体造业，这个身体就是一个坏的、不净的；你要是修道，这个身体就是一个干净的东西，它可以帮助你成佛的。
这“不净”，有九种的不净。身体怎么会不净呢？因为它种子不净；怎么是种子不净？因为是父精母血和合而成。既然不净，所以我们就不要把这身体看得太重要了！在我们这个身体来说，你若一个礼拜不沐浴，身体就生出一股汗泥味，并且有很多的泥垢在身上，所以这身体不能说是净的。
九种不净，也就叫九孔常流不净。九孔──两个眼睛，有眼泪、眼眵常常流出来，这是不净；两个耳朵又是两个孔，也有耳屎这种不净的东西，它不知道从什么地方来的，时间一久，耳朵里就生这种东西；又加上鼻子有两个孔，也有鼻涕流出来，这也是不干净的东西；口里就有黏痰唾沫，也是不净的。这七孔，再加上两孔出大便、小便，这是不净的东西。你认为这个身体是这样宝贵，结果呢？这里头有多少不洁净的东西！
我们的身体，和装垃圾的桶子，没有什么分别；所以你要是想为这个身体劳劳碌碌、奔奔波波、辛辛苦苦，你说这有什么价值呢？给这身体一个好房子住，给它买了很多好衣服穿，又预备了很多好东西吃；你对它怎么样好，可是它对你是毫不客气的，还是一样的会老。你对它再好，它到老的时候，也要老；它有病的时候，也要有病；到死的时候，也是要死的。所以这九孔常流不净，这种不净的情形，是一言难尽！这是观身不净。
（二）观受是苦。受，就是享受、领受、接受，总而言之，就要自己得到好的这一种感觉。观受是苦，就是无论你所有的接受、领受，一切的境界，都是苦的。苦有三苦、八苦、无量诸苦。三苦，就是苦苦、坏苦、行苦。苦苦，就是既贫穷而又困难，这叫贫穷的困苦。坏苦，就是富贵不长久，半路途中，它就坏了，这叫富贵的坏苦。行苦，既没有贫穷的困苦，又没有富贵的坏苦，是平平常常的；可是虽然平常，这种行，就是由少而壮，由壮而老，由老而病，由病而死；念念迁流，念念不停，它结果也是苦。所以要观受是苦。
（三）观心无常。我们的心是无常的，它念念迁变、念念不停，好像水波浪似的，前念灭、后念生，后念灭、后念又生。可是每一念都是无常的，每一念都是虚妄的。
（四）观法无我。我们人在没有明白佛法时，就有一个我执；明白佛法之后，又变成法执，执着有“法”。所以佛说四念处，要观一切法都无我。
这是四念处。观身不净，观受、心、法也都不净。身既然不净了，受也不净；受既然不净，心也不净；心不净，法就也不净。观受是苦，观身也是苦、观心也是苦、观法也是苦。观心无常，观身也无常、观受也无常、观法也无常。观法无我，观心也无我、观受也无我、观身也无我。这身、受、心、法，只要观其中的一念处，其余的三念处，也就都随着这个观成就了，所以要修这四念处。
一时：也是一种譬喻，譬喻我们有四倒、五浊、八苦，都很快就生出来，所以这叫“一时”。什么叫四倒？本来是常、乐、我、净，涅槃的德，可是外道和颠倒的众生，就有这种颠倒的见。什么叫颠倒见？就是“非常计常，非乐计乐，非我计我，非净计净”。本来不是常的，他就说是常的；本来不是快乐的，他就认为是快乐了；本来不属于我的，他认为这是我；本来就不净的，他说这是净；正和修道的相反，所以叫四倒。在这世界上，因为有四倒，所以也就有连着就生出五浊了，这就是五浊恶世。因为有五浊，又有了八苦──生苦、老苦、病苦、死苦、爱别离苦、怨憎会苦、求不得苦、五阴炽盛苦，这种种的苦都生出了，所以这叫“一时”。
其焰俱炽：这同时，四倒、五浊、八苦互相帮助，所以这叫“其焰俱炽”。栋梁椽柱：栋，就是房子的一个柁，那个最大的木头，能支持房子的力量。梁，是屋上边的横梁。椽，有椽子，有檩子，椽子细一点。柱，是柱子，也是支持房子架子的。这就形容我们四肢、脊骨和身上其他的部份。爆声震裂：爆，就是断命了，身命没有了。裂，就像风刀解体──这风好像一把刀似的，把你这个身体都给吹散了。
摧折堕落，墙壁崩倒：命也断了，骨和肉都分离开了，这就叫摧折堕落。怎么叫墙壁崩倒呢？墙壁，就是你的身体，你的身体是由四大和合而成的；在这时候，地、水、火、风这四大是各有所还，这叫四大解散了。四大解散，就是譬喻墙壁崩倒，这墙壁都坏了；我们这四大一分离，这个身体也化为乌有了。
Ｎ4 明被烧之相
诸鬼神等 扬声大叫
雕鹫诸鸟 鸠槃荼等
周慞惶怖 不能自出
诸鬼神等：这合起来前边所说的鬼和神，这就譬喻我们这个五钝使和五利使。扬声大叫：就是很大声地大喊大叫。因为在突然间火起，这一切的鬼神看见墙崩、房倒、屋塌了，都生了一种恐惧心，所以就扬声大叫。
雕鹫诸鸟：“雕”是雕鸟，就是吃鹿的那种红嘴的鸟；“鹫”是鹫鸟，它欢喜吃不洁净的东西。这是表示五钝使里边最不好、最坏的使，也是最有力量的钝使。鸠槃荼等：鸠槃荼，就是魇魅鬼，像个大冬瓜似的；这是譬喻五利使里边最厉害的。虽然这五钝使、五利使它们这样坏，但是周慞惶怖：他没有一种目的地，在那儿乱跑，越跑就越惊慌害怕。不能自出：不能自出去这个三界。要是没有佛、法、僧三宝，和苦、集、灭、道四谛，和四念处等种种的法，它们就不会超出这个三界，就不能自出。所以我们学佛法的人，不要受五钝使和五利使的主动，不要被它们所转，要把这个五钝使、五利使都化过来；化过，它们都可以做护法。在前边所讲这些个道理，是譬喻欲界不容易出去，必须要藉着佛、法、僧三宝的力量。
譬喻品第三
◎一九六八年宣化上人讲述于
美国加州三藩市佛教讲堂
开经偈
无上甚深微妙法 百千万劫难遭遇
我今见闻得受持 愿解如来真实义
Ｎ2 明火起之由
是朽故宅 属于一人
其人近出 未久之间
于后宅舍 忽然火起
是朽故宅：这个已经要墙倒屋塌这样子的坏房子。朽故宅，就是形容“三界无安”，在三界里边，没有一个安全的地方，到处都非常危险。这个宅子，不是现在造出来的，所以叫“故宅”。就是说三界没有一个开始，所以它就朽故了。可是这个宅子，属于一人：这是说欲界、色界、无色界这三界之内，就是佛以应身来教化众生的一个处所，所以叫“属于一人”。
佛从发心到成佛，中间经过三大阿僧祇劫这样长的一个时间，他发誓愿──不单发誓愿，而且还发大誓愿；不单发大誓愿，而且还发无量无边这种大的誓愿；这种大的誓愿，就是要度所有的众生都离苦得乐、了生脱死。所以我们佛教徒，一定要学佛这种的誓愿，也一定要学佛这种的大誓愿，也一定要学佛这无量无边的大誓愿：要度脱一切的众生！
你想度脱一切众生，到哪个地方去度呢？就在你眼前。你所接近的人，如果他不明白佛法，你就应该尽你的心去度他们信佛；最先要由你的家庭里来度起，因为你信佛，你知道佛法是好，所以你的父亲、母亲先要度，令他们明白佛法，令他们成佛。所谓“亲得离尘垢，子道方成就”，你要是能度父母信真正的道理，这是为人子真正的孝顺。然后就是兄弟方面，度他明白真理，走一个正路；姊妹方面，也要度她们明白真正的道理，远离邪知、邪见。由亲属，然后再到朋友方面，要度朋友；这所谓“由近及远”，由亲戚而连带到朋友，由朋友再连带到一切的众生。你这样去教化众生、度脱众生，这就是仿照佛的大誓大愿。你看！释迦牟尼佛成佛之后，还到忉利天为母亲说《地藏经》；这就是成佛之后，还要度脱自己的父母。
这个三界是佛所应化的地方，这就叫属于一人。这“一人”就是那位“大富长者”，也就是“佛”。因为这位长者在这个三界，在这家里头的时候，可以叫小孩子不要玩火，不要调皮；可是这位长者有事情到外边去，家里就剩下一些小孩子；这小孩子是无知无识的，没有真正的智慧，不知道什么是危险、什么是安全，所以在家里玩火。这一玩火，就把房子烧了！
其人近出：这个“人”，也就是这“一人”，也就是“佛”。这是说，释迦牟尼佛在大通佛的时候，就教化这一切众生，令一切众生都降伏五浊；把五浊降伏，众生这种业感也完了，所以佛也就入涅槃了。佛入涅槃之后，这一切的众生，所谓“离了柺杖就倒了”；好像不能走的人，拄着一条柺杖，这柺杖没有了，他就不能走了。那么这一切众生，等到佛入涅槃了之后，又起了五浊的思想了；五浊，就是劫浊、见浊、烦恼浊、众生浊、命浊。佛在这个世界入了涅槃，到其他的世界，因缘成熟了，又去教化众生；可是到其他的世界去教化众生，也不能常常在其他的世界久住，所以这叫“近出”。“其人近出”，就是不太久远，佛又出世了。
又有一个说法，说佛教化的众生，已经得到无生法忍了，所谓“诸漏已尽，梵行已立，所作已办，不受后有”；不再生于三界，不到欲界、色界、无色界这三界来了，所以这叫“出”。虽然佛成佛，超出三界去；可是佛也会倒驾慈航，再来世上教化众生，所以这叫“近”。在本经〈寿量品〉里头说：“佛数现涅槃”。数，就是很多的数；现，就是出现。这就是说，佛有很多次出世，很多次又入涅槃，这数目是很多了。所以说“数现涅槃”，这意思就表示“出三界火宅”。
“是朽故宅”的“宅”，是譬喻欲界、色界、无色界这三界；“舍”就譬喻色、受、想、行、识这五阴。未久之间，于后宅舍：在没有好久的时间，就在这个舍宅后边，忽然火起：忽然间就起了火了。怎么起的火呢？就是这些个小孩子玩火玩的，所以不小心就发生了火警了。这火警一发生，你说这些小孩子在里边，是不是都要烧死呢？这就是表示我们这三界，犹如火宅；我们的五阴火，把三界都给烧坏了。
Ｎ3 明火起之势
四面一时 其焰俱炽
栋梁椽柱 爆声震裂
摧折堕落 墙壁崩倒
四面：这是譬喻四念处。佛入涅槃之后，一切修道的比丘、比丘尼都要依四念处而住。四念处，是身念处、受念处、心念处、法念处。
（一）观身不净。修四念处，首先要修不净观，就是破除我执。为什么你执著你的身体，去帮助它？你就觉得它是好，觉得我这个身体非常可爱，所以也不肯叫它冷着、热着、渴着、饿着；总而言之，时时刻刻都帮助这个身体。因为你不知道它是一个不干净的东西！你若知道这身体是个不干净的东西，你穿好衣服、吃好东西，有什么用呢？穿好衣服，好像用美丽的衣服，来庄严厕所一样。你把厕所里边，给它设备得非常美丽；可是怎么样美丽，那个地方还是属于不干净的。
我们这个身体也是这样子，你穿再好的衣服，也就等于庄严厕所一样；你吃再好的东西，也不过制造多一点的粪，没有什么大的用处。所以要观身不净，对治你这个“我执”，不要把这身体看得那么宝贵。可是话又说回来了，你要是贪而无厌地帮助身体造业，这个身体就是一个坏的、不净的；你要是修道，这个身体就是一个干净的东西，它可以帮助你成佛的。
这“不净”，有九种的不净。身体怎么会不净呢？因为它种子不净；怎么是种子不净？因为是父精母血和合而成。既然不净，所以我们就不要把这身体看得太重要了！在我们这个身体来说，你若一个礼拜不沐浴，身体就生出一股汗泥味，并且有很多的泥垢在身上，所以这身体不能说是净的。
九种不净，也就叫九孔常流不净。九孔──两个眼睛，有眼泪、眼眵常常流出来，这是不净；两个耳朵又是两个孔，也有耳屎这种不净的东西，它不知道从什么地方来的，时间一久，耳朵里就生这种东西；又加上鼻子有两个孔，也有鼻涕流出来，这也是不干净的东西；口里就有黏痰唾沫，也是不净的。这七孔，再加上两孔出大便、小便，这是不净的东西。你认为这个身体是这样宝贵，结果呢？这里头有多少不洁净的东西！
我们的身体，和装垃圾的桶子，没有什么分别；所以你要是想为这个身体劳劳碌碌、奔奔波波、辛辛苦苦，你说这有什么价值呢？给这身体一个好房子住，给它买了很多好衣服穿，又预备了很多好东西吃；你对它怎么样好，可是它对你是毫不客气的，还是一样的会老。你对它再好，它到老的时候，也要老；它有病的时候，也要有病；到死的时候，也是要死的。所以这九孔常流不净，这种不净的情形，是一言难尽！这是观身不净。
（二）观受是苦。受，就是享受、领受、接受，总而言之，就要自己得到好的这一种感觉。观受是苦，就是无论你所有的接受、领受，一切的境界，都是苦的。苦有三苦、八苦、无量诸苦。三苦，就是苦苦、坏苦、行苦。苦苦，就是既贫穷而又困难，这叫贫穷的困苦。坏苦，就是富贵不长久，半路途中，它就坏了，这叫富贵的坏苦。行苦，既没有贫穷的困苦，又没有富贵的坏苦，是平平常常的；可是虽然平常，这种行，就是由少而壮，由壮而老，由老而病，由病而死；念念迁流，念念不停，它结果也是苦。所以要观受是苦。
（三）观心无常。我们的心是无常的，它念念迁变、念念不停，好像水波浪似的，前念灭、后念生，后念灭、后念又生。可是每一念都是无常的，每一念都是虚妄的。
（四）观法无我。我们人在没有明白佛法时，就有一个我执；明白佛法之后，又变成法执，执着有“法”。所以佛说四念处，要观一切法都无我。
这是四念处。观身不净，观受、心、法也都不净。身既然不净了，受也不净；受既然不净，心也不净；心不净，法就也不净。观受是苦，观身也是苦、观心也是苦、观法也是苦。观心无常，观身也无常、观受也无常、观法也无常。观法无我，观心也无我、观受也无我、观身也无我。这身、受、心、法，只要观其中的一念处，其余的三念处，也就都随着这个观成就了，所以要修这四念处。
一时：也是一种譬喻，譬喻我们有四倒、五浊、八苦，都很快就生出来，所以这叫“一时”。什么叫四倒？本来是常、乐、我、净，涅槃的德，可是外道和颠倒的众生，就有这种颠倒的见。什么叫颠倒见？就是“非常计常，非乐计乐，非我计我，非净计净”。本来不是常的，他就说是常的；本来不是快乐的，他就认为是快乐了；本来不属于我的，他认为这是我；本来就不净的，他说这是净；正和修道的相反，所以叫四倒。在这世界上，因为有四倒，所以也就有连着就生出五浊了，这就是五浊恶世。因为有五浊，又有了八苦──生苦、老苦、病苦、死苦、爱别离苦、怨憎会苦、求不得苦、五阴炽盛苦，这种种的苦都生出了，所以这叫“一时”。
其焰俱炽：这同时，四倒、五浊、八苦互相帮助，所以这叫“其焰俱炽”。栋梁椽柱：栋，就是房子的一个柁，那个最大的木头，能支持房子的力量。梁，是屋上边的横梁。椽，有椽子，有檩子，椽子细一点。柱，是柱子，也是支持房子架子的。这就形容我们四肢、脊骨和身上其他的部份。爆声震裂：爆，就是断命了，身命没有了。裂，就像风刀解体──这风好像一把刀似的，把你这个身体都给吹散了。
摧折堕落，墙壁崩倒：命也断了，骨和肉都分离开了，这就叫摧折堕落。怎么叫墙壁崩倒呢？墙壁，就是你的身体，你的身体是由四大和合而成的；在这时候，地、水、火、风这四大是各有所还，这叫四大解散了。四大解散，就是譬喻墙壁崩倒，这墙壁都坏了；我们这四大一分离，这个身体也化为乌有了。
Ｎ4 明被烧之相
诸鬼神等 扬声大叫
雕鹫诸鸟 鸠槃荼等
周慞惶怖 不能自出
诸鬼神等：这合起来前边所说的鬼和神，这就譬喻我们这个五钝使和五利使。扬声大叫：就是很大声地大喊大叫。因为在突然间火起，这一切的鬼神看见墙崩、房倒、屋塌了，都生了一种恐惧心，所以就扬声大叫。
雕鹫诸鸟：“雕”是雕鸟，就是吃鹿的那种红嘴的鸟；“鹫”是鹫鸟，它欢喜吃不洁净的东西。这是表示五钝使里边最不好、最坏的使，也是最有力量的钝使。鸠槃荼等：鸠槃荼，就是魇魅鬼，像个大冬瓜似的；这是譬喻五利使里边最厉害的。虽然这五钝使、五利使它们这样坏，但是周慞惶怖：他没有一种目的地，在那儿乱跑，越跑就越惊慌害怕。不能自出：不能自出去这个三界。要是没有佛、法、僧三宝，和苦、集、灭、道四谛，和四念处等种种的法，它们就不会超出这个三界，就不能自出。所以我们学佛法的人，不要受五钝使和五利使的主动，不要被它们所转，要把这个五钝使、五利使都化过来；化过，它们都可以做护法。在前边所讲这些个道理，是譬喻欲界不容易出去，必须要藉着佛、法、僧三宝的力量。
身体365个穴位，无非这8穴，此8穴治疗身体一切疾病，收了吧！
八大最平安的穴位统治众病
照海穴——辞别咽痛和失眠的强肾降火妙穴
申脉穴——体恤身寒多病者的纯阳大药
内关穴——关上心结，养颜养心的漂亮穴
外关穴——霎时复原听力的“聪耳神穴”
列缺穴——专治落枕、偏头痛的随身医师
后溪穴——统治所有颈肩腰椎病的奇效大穴
公孙穴——摆平痛经和脾胃疾患的第一温阳大穴
临泣穴——毕生守护身材少阳之气的“小柴胡汤”
三百六十穴，不外十要穴”，能够加强抗病才能，进步人体免疫性能。
三里内关穴，胸腹中妙诀。
曲池与合谷，头面病可彻。
腰背痛相连，殷门昆仑穴。
头项若有病，后溪并风池。
膝前兼胸胁，环跳与阳陵。
三百六十穴，不外十要穴。
风池穴
取穴：在项部，当枕骨之下，与风府相平，胸锁乳突肌与斜方肌上端之间的凸起处。
足少阳胆经与阳维脉的会穴。
办法：
1、先将右手拇指与食指岔开，分按两侧风池，两指同时使劲一捏一松25下；
2、换左手捏拿风池25下；
3、双手两拇指分按两风池，余四指抱头，两拇指同时使劲揉捻旋转各50下。
曲池穴
取穴：在肘横纹外侧端，屈肘，当尺泽与肱骨外上髁连线的中点。（屈肘成直角时在纹外端凸起处，掌心向内取穴。）
手阳明大肠经的合穴，马丹阳天星十二穴之一。
办法：
1、用右手食指按压在左手曲池上，拇指托住少海穴（在肘窝底曲池对面），拇、食两指同时使劲捏捻50下；
2、换左手拇指捏拿揉捻右肘曲池50下。
内关穴
取穴：在前臂掌侧，当曲泽与大陵连线上，腕横纹上2寸，掌长肌腱与桡侧腕屈肌腱之间。
手少阴心包经络穴。
办法：
1、用右手拇指按压左手内关，食指托住外关穴（在腕关节背侧，与内关绝对）。两指同时按压，一捏一松50下；换左手捏拿右手内关50下。
2、用右手拇指按压捻揉左手内关50下；换左手拇指捻揉右手内关50下。
合谷穴
取穴：在手背，第1、2（拇、食指）掌骨之间，当第2掌骨桡侧中点处。
手阳明大肠经原穴，四总穴，马丹阳天星十二穴和回阳九针穴之一。
办法：
用右手拇、食指岔开，捏拿左手合谷50下；换左手捏拿右手合谷50下。
后溪穴
取穴：在手掌尺侧，微握拳，当小指本节（第5掌骨指关节）前的掌指横纹头赤白肉际。手太阳小肠经腧穴，八脉交会穴通督脉。
办法：
1、用右手拇、食指岔开，拇指在左手掌上，食指在左手背，两指同时使劲掐捏捻揉左手后溪50下；换左手掐捏捻揉右手后溪50下。
2、两手握拳，拳心朝上，两后溪对敲50下。
环跳穴
取穴：在股外侧部，侧卧屈股，当股骨大转子最凸点与骶管裂孔连线的外1／3与中1／3交点处。
取穴：侧卧屈股，术者以拇指掌指关节横纹压在大转子凸点上，指头指向脊椎，拇指尖之处是穴。
足少阳胆经与足太阳膀胱经的会穴，马丹阳天星十二穴和回阳九针穴之一。
办法：
脱去外衣留内衣，两手握拳，手心向内，两拳同时捶打两侧环跳各50下。
足三里穴
取穴：正坐屈膝垂足，当犊鼻下3寸，距胫骨前缘一横指（中指）。
足阳明胃经合穴，四总穴，马丹阳天星十二穴和回阳九针穴之一。
办法：
1、衣着内衣正坐，双腿屈膝，用两手拇指别离按压在两腿足三里上，余四指并拢扶住小腿肚，两拇指同时使劲按揉50下。
2、双掌同时拍打两腿足三里50下。足三里是降虚火、定神志、强健保健的要穴。
殷门穴
取穴：在大腿前面，当承扶与委中连线上（臀横纹至膕横纹正中连线上），承扶下6寸。
足太阳膀胱经腧穴。
办法：
1、脱去外衣留内衣，正坐床上或椅凳上，用两手拇、食指岔开，同时捏拿两殷门各50下。
2、两手掌别离按两腿殷门，同时高低摩擦50下。
阳陵泉穴
取穴：在小腿外侧，当膝下腓骨头前下方凸起处。
足少阳胆经合穴，马丹阳天星十二穴之一，八会穴中的筋会穴。
办法：
1、用两手拇指按压在两腿阳陵泉上，其他四指并拢托住小腿肚，同时使劲揉捻50下。
2、两手掌分按两膝外侧，同时使劲拍打各50下。
昆仑穴
取穴：在足部外踝前方，当外踝尖与跟腱之间凸起处。
足太阳膀胱经腧穴，马丹阳天星十二穴之一。
办法：
1、用右手拇、食指岔开，食指按住右足昆仑穴，拇指按在右足内踝下照海穴上，拇食指同时使劲捏拿50下；换左手捏拿左足昆仑穴50下。
2、两拇指分按两足昆仑穴同时揉捻50下。
每天按摩5分钟，轻松赶走各种疾病，不花一分钱！
八大最平安的穴位统治众病
照海穴——辞别咽痛和失眠的强肾降火妙穴
申脉穴——体恤身寒多病者的纯阳大药
内关穴——关上心结，养颜养心的漂亮穴
外关穴——霎时复原听力的“聪耳神穴”
列缺穴——专治落枕、偏头痛的随身医师
后溪穴——统治所有颈肩腰椎病的奇效大穴
公孙穴——摆平痛经和脾胃疾患的第一温阳大穴
临泣穴——毕生守护身材少阳之气的“小柴胡汤”
三百六十穴，不外十要穴”，能够加强抗病才能，进步人体免疫性能。
三里内关穴，胸腹中妙诀。
曲池与合谷，头面病可彻。
腰背痛相连，殷门昆仑穴。
头项若有病，后溪并风池。
膝前兼胸胁，环跳与阳陵。
三百六十穴，不外十要穴。
风池穴
取穴：在项部，当枕骨之下，与风府相平，胸锁乳突肌与斜方肌上端之间的凸起处。
足少阳胆经与阳维脉的会穴。
办法：
1、先将右手拇指与食指岔开，分按两侧风池，两指同时使劲一捏一松25下；
2、换左手捏拿风池25下；
3、双手两拇指分按两风池，余四指抱头，两拇指同时使劲揉捻旋转各50下。
曲池穴
取穴：在肘横纹外侧端，屈肘，当尺泽与肱骨外上髁连线的中点。（屈肘成直角时在纹外端凸起处，掌心向内取穴。）
手阳明大肠经的合穴，马丹阳天星十二穴之一。
办法：
1、用右手食指按压在左手曲池上，拇指托住少海穴（在肘窝底曲池对面），拇、食两指同时使劲捏捻50下；
2、换左手拇指捏拿揉捻右肘曲池50下。
内关穴
取穴：在前臂掌侧，当曲泽与大陵连线上，腕横纹上2寸，掌长肌腱与桡侧腕屈肌腱之间。
手少阴心包经络穴。
办法：
1、用右手拇指按压左手内关，食指托住外关穴（在腕关节背侧，与内关绝对）。两指同时按压，一捏一松50下；换左手捏拿右手内关50下。
2、用右手拇指按压捻揉左手内关50下；换左手拇指捻揉右手内关50下。
合谷穴
取穴：在手背，第1、2（拇、食指）掌骨之间，当第2掌骨桡侧中点处。
手阳明大肠经原穴，四总穴，马丹阳天星十二穴和回阳九针穴之一。
办法：
用右手拇、食指岔开，捏拿左手合谷50下；换左手捏拿右手合谷50下。
后溪穴
取穴：在手掌尺侧，微握拳，当小指本节（第5掌骨指关节）前的掌指横纹头赤白肉际。手太阳小肠经腧穴，八脉交会穴通督脉。
办法：
1、用右手拇、食指岔开，拇指在左手掌上，食指在左手背，两指同时使劲掐捏捻揉左手后溪50下；换左手掐捏捻揉右手后溪50下。
2、两手握拳，拳心朝上，两后溪对敲50下。
环跳穴
取穴：在股外侧部，侧卧屈股，当股骨大转子最凸点与骶管裂孔连线的外1／3与中1／3交点处。
取穴：侧卧屈股，术者以拇指掌指关节横纹压在大转子凸点上，指头指向脊椎，拇指尖之处是穴。
足少阳胆经与足太阳膀胱经的会穴，马丹阳天星十二穴和回阳九针穴之一。
办法：
脱去外衣留内衣，两手握拳，手心向内，两拳同时捶打两侧环跳各50下。
足三里穴
取穴：正坐屈膝垂足，当犊鼻下3寸，距胫骨前缘一横指（中指）。
足阳明胃经合穴，四总穴，马丹阳天星十二穴和回阳九针穴之一。
办法：
1、衣着内衣正坐，双腿屈膝，用两手拇指别离按压在两腿足三里上，余四指并拢扶住小腿肚，两拇指同时使劲按揉50下。
2、双掌同时拍打两腿足三里50下。足三里是降虚火、定神志、强健保健的要穴。
殷门穴
取穴：在大腿前面，当承扶与委中连线上（臀横纹至膕横纹正中连线上），承扶下6寸。
足太阳膀胱经腧穴。
办法：
1、脱去外衣留内衣，正坐床上或椅凳上，用两手拇、食指岔开，同时捏拿两殷门各50下。
2、两手掌别离按两腿殷门，同时高低摩擦50下。
阳陵泉穴
取穴：在小腿外侧，当膝下腓骨头前下方凸起处。
足少阳胆经合穴，马丹阳天星十二穴之一，八会穴中的筋会穴。
办法：
1、用两手拇指按压在两腿阳陵泉上，其他四指并拢托住小腿肚，同时使劲揉捻50下。
2、两手掌分按两膝外侧，同时使劲拍打各50下。
昆仑穴
取穴：在足部外踝前方，当外踝尖与跟腱之间凸起处。
足太阳膀胱经腧穴，马丹阳天星十二穴之一。
办法：
1、用右手拇、食指岔开，食指按住右足昆仑穴，拇指按在右足内踝下照海穴上，拇食指同时使劲捏拿50下；换左手捏拿左足昆仑穴50下。
2、两拇指分按两足昆仑穴同时揉捻50下。
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