#赞多tasaki塔思琦品牌挚友# ☺️✨ #赞多她的生存之道#
今年最後の1日、先生はまた仕事かなぁ
なんか仕事だそうですね
今年もお世話になりました、ありがとうございます
先生は会社を始まりました✨
色んな番組を試した、っあ、私のあるニュー同僚はね47から先生を覚えた✨
ドラマを始まりました✨
ライブツアー✨
コンサート✨
新曲、舞台、作品✨✨✨
色んなイベント✨
雑誌たち✨
…
先生にとっても、私たちにとっても、収穫満々な1年だね
先生も、この2023にとても満足していますかなぁ
両親の娘以外に、私にとって、今年1番好きなアイデンティティもclausです[全力以赴]
不思議ね、コンサートからはもう1週間速い
この1週も夢みたい、毎日毎日ふわふわ、雲を踏むように
私たちのこういう状態、いつまで続きだろう
先生の新曲たち、きっと"毒"があります
しばらくして曲たちを聴かないと、喉が渇くのを感じる
色んな意味で、先生いい審美観だ
それに、先生かっこいい
『全部ダメ』、そういう話し、私ならきっと素直に上手くに伝えできない想像だけで、ストレスです
先生は最終まで、作品や曲舞台に責任を持っています
先生には先生なりの基準と限界がある、その基準と限界のレベルも高いし[哇][哇][哇]
ストレスに耐えて、先生自身の主張することもできます仕事や創作を進めていくことができる
そういうところ、本当にかっこいいです
自分の主張するだけで十分かっこいいですから
先生の魅力的なポイント…まさか無限?
私にとって、1番好きな曲を選んうのは難しいが
こっちの芸能界に、見たことがないスタイルな舞台がある[举手]
キスの舞台、最後の混乱状態は、先生わざわざのデザインでしょうね
本当に面白いハッピー元気満々なストーリーです
先生が演じるboyはね、彼がお好きな女生のタイプは大人タイプでしょう
でも今のboyはまだ恋愛ゼロ経験の少年✨
彼女のタイプになりたいですから、大人のドリンクを試す、でもなんか慣れないね✨
大人のような体格を見せたいですが、なんか彼女はね、そういうところを気付いませんね
これらは全てboyを少し落ち込むさせますね
でも勇敢な少年は諦めない、また大人男子に進めるね
その途中に、ダンサーを殴のは、boyの子供人格を殴るでしょうね
っで、本番の告白だ
boyいい準備でしたが、やっぱり恋愛ゼロ経験、緊張や混乱そしてちょっとの落胆する…
それは私が感じました✨
最後のendingはどうかなぁ、なんか告白は成功しませんね
だってー、boyは本当に彼女のタイプじゃないですから。
それに、もし、少年の偽大人っぽいが告白成功したら、それもsanta先生の価値観に合わないと思います
でも、告白も失敗しませんだそうで。
彼女本当は、boyの気持ちをずっと気付いませんね
先生の動きや表情、皆すごくaccurateだと思います
それにね、先生が演じる少年は本当に可愛いです✨
ちょっと落ち込むな気持ちがあるが、全然悲しませんね✨
かっこいい少年の勇敢 自信 いい頭 元気と単純と少年時代独特な悩み…
先生全部演じました
このような舞台はこっちの芸能界の幸運だ
赞多
@赞多SANTA
#追星能让本呔学日语更有动力吗#
今年最後の1日、先生はまた仕事かなぁ
なんか仕事だそうですね
今年もお世話になりました、ありがとうございます
先生は会社を始まりました✨
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ドラマを始まりました✨
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先生にとっても、私たちにとっても、収穫満々な1年だね
先生も、この2023にとても満足していますかなぁ
両親の娘以外に、私にとって、今年1番好きなアイデンティティもclausです[全力以赴]
不思議ね、コンサートからはもう1週間速い
この1週も夢みたい、毎日毎日ふわふわ、雲を踏むように
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先生の新曲たち、きっと"毒"があります
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色んな意味で、先生いい審美観だ
それに、先生かっこいい
『全部ダメ』、そういう話し、私ならきっと素直に上手くに伝えできない想像だけで、ストレスです
先生は最終まで、作品や曲舞台に責任を持っています
先生には先生なりの基準と限界がある、その基準と限界のレベルも高いし[哇][哇][哇]
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そういうところ、本当にかっこいいです
自分の主張するだけで十分かっこいいですから
先生の魅力的なポイント…まさか無限?
私にとって、1番好きな曲を選んうのは難しいが
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本当に面白いハッピー元気満々なストーリーです
先生が演じるboyはね、彼がお好きな女生のタイプは大人タイプでしょう
でも今のboyはまだ恋愛ゼロ経験の少年✨
彼女のタイプになりたいですから、大人のドリンクを試す、でもなんか慣れないね✨
大人のような体格を見せたいですが、なんか彼女はね、そういうところを気付いませんね
これらは全てboyを少し落ち込むさせますね
でも勇敢な少年は諦めない、また大人男子に進めるね
その途中に、ダンサーを殴のは、boyの子供人格を殴るでしょうね
っで、本番の告白だ
boyいい準備でしたが、やっぱり恋愛ゼロ経験、緊張や混乱そしてちょっとの落胆する…
それは私が感じました✨
最後のendingはどうかなぁ、なんか告白は成功しませんね
だってー、boyは本当に彼女のタイプじゃないですから。
それに、もし、少年の偽大人っぽいが告白成功したら、それもsanta先生の価値観に合わないと思います
でも、告白も失敗しませんだそうで。
彼女本当は、boyの気持ちをずっと気付いませんね
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それにね、先生が演じる少年は本当に可愛いです✨
ちょっと落ち込むな気持ちがあるが、全然悲しませんね✨
かっこいい少年の勇敢 自信 いい頭 元気と単純と少年時代独特な悩み…
先生全部演じました
このような舞台はこっちの芸能界の幸運だ
赞多
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「三畳紀末の大量絶滅」の謎…なぜか、生物は「絶滅する前に小型化」する
『大量絶滅はなぜ起きるのか』の著者 尾上哲治さん
「大量絶滅」と聞くと、6,600万年前の白亜紀末に起こった恐竜の絶滅を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。しかし、この大量絶滅以外に、地球は4回もの大量絶滅を経験している。特に、2億150万年前の三畳紀末に起こった大量絶滅は非常に奇妙なものであった。絶滅前に、生物が小型化していたのだ。
なぜ三畳紀末に大量絶滅が起こったのか、なぜ生物が小型化したのか。九州大学大学院理学研究院教授の尾上哲治氏に話を聞いた。
本記事は『大量絶滅はなぜ起きるのか』の著者、尾上哲治氏へのインタビューをお送りいたします。
短期間に多くの種が消える大量絶滅の「ある特徴」
『大量絶滅はなぜ起きるのか』は、地球上に生命が誕生してから5回発生した大量絶滅の中でも、特に三畳紀末の絶滅にフォーカスしています。三畳紀とはいつ頃の時代で、その時代には、どのような生物が地球上に存在していたのでしょうか。
尾上哲治氏(以下、尾上):三畳紀は、今から約2億5,190万年前から約2億136万年前の期間を指す地質時代です。
哺乳類が出現し、陸上の生態系が大きく変化したことが、この時代の特徴です。恐竜が現れたのも、三畳紀です。動物だけではなく、植物にも現在見られる種の祖先が出現し始めました。そういった意味で、現代型の生物とその進化の過程を調べるうえで、非常に重要な時代です。
三畳紀に出現した現代型の哺乳類の中で、大量絶滅を生き延びたものが我々の祖先である、ということなのでしょうか。
尾上:そうですね。三畳紀に最初に哺乳類が誕生したのは、約2億3,000万年前です。最古の哺乳類といわれるアデロバシレウスの化石がアメリカ・テキサス州で発見されています。アデロバシレウスの大きさは10cm~15 cm程度でネズミのような見た目だったと考えられています。かわいらしいですね。
三畳紀に誕生した哺乳類の多くは、アデロバシレウス同様、ネズミのような小さな生物でした。そのような小型哺乳類の中で、三畳紀末の大量絶滅を生き延びた分類群が、現生哺乳類の祖先です。かわいいながらに、激動の時代を生き抜く力があった、あるいは幸運に恵まれたのでしょう。
「大量絶滅」と「絶滅」にはどのような違いがあるのでしょうか。
尾上:非常に短い期間で、75%以上の種が絶滅する現象を、地質学者は「大量絶滅」と呼んでいます。
普通の「絶滅」では、地理的に狭い範囲に生息していて、個体数の少ない種が優先的に姿を消していきます。一方、「大量絶滅の時代」には、その絶滅のルールが適用できません。世界中に生息している個体数の多い種が、突然絶滅するのです。
「非常に短い期間」は具体的にどの程度の長さなのでしょうか。
尾上:地球はこれまでに、5回の大量絶滅を経験しています。期間にはやや幅があり、ペルム紀末や三畳紀末など、短いもので数十万年間、古生代の後期デボン紀に起こった大量絶滅は300万年程度だったと考えられています。
なので、300万年よりも短い期間に75%以上の種が絶滅した、というのが、過去5回起こった大量絶滅の定義になっています。
過去5回起こった大量絶滅の中でも、三畳紀末の大量絶滅は特殊なものであると書かれていました。
尾上:先ほど、大量絶滅の特徴として、地理的に広い範囲に多く生息していた種が、短期間で急にいなくなる、という説明をしました。
それに加え、三畳紀末の絶滅では、世界中に生息していた動物が姿を消す前に小型化する、という特徴があります。なぜ生物が小型化し、世界からいなくなるのか、という謎解きが、今回の『大量絶滅はなぜ起きるのか』のメインテーマです。
尾上先生は、三畳紀末の大量絶滅の原因として、CAMP(Central Atlantic Magmatic Province;中央大西洋マグマ地域)の火成活動が怪しい、とにらみ、研究をしていました。まず、CAMPとは何でしょうか。
尾上:三畳紀の地球の姿は、現在のそれと全く異なります。
当時はすべての大陸が合体し、一つの超大陸パンゲアが存在していました。その中央で大規模な火成活動が起こったのですが、その地域のことをCAMPと言います。CAMPの火成活動がパンゲア大陸の分裂を引き起こしたタイミングが、約2億年前、つまり、三畳紀末からジュラ紀初頭であるということが様々な研究から明らかになっています。
CAMPの火成活動によってもたらされた溶岩の量は、地球の生命の歴史の中でも桁違いに多かったことがわかっています。日本の国土面積の20倍もの地表が、いきなり溶岩で覆われる、という規模のものです。
書籍では「火成活動」という言葉を使われていましたが、火山活動と、どのような違いがあるのでしょうか。
尾上:火山活動は、マグマが地表や海底などで引き起こす現象を言います。わかりやすい例では、火山の噴火。あれは、マグマなどが急速に地表や海底に噴出する現象です。
一方、火成活動はというと、地表や海底などで起きる現象だけでなく、地球内部のマグマの動きにより直接的、あるいは間接的に引き起こされる現象全般を指します。火成活動では、マグマが地表に達することなく、地殻内に押し入って固まる貫入という現象が起こります。貫入によって生成する岩石を貫入岩と言います。
火山活動は、火成活動の一つにすぎません。
そもそも、なぜCAMPの火成活動が三畳紀末の大量絶滅の原因ではないか、という説が生まれたのでしょうか。
尾上:これまで数々の研究によって、三畳紀末の大量絶滅は2億160万年前から2億130万年前に起こったことがわかっています。
また、CAMP火成活動の年代は、主に2億100万年前から2億170万年前。「三畳紀の大量絶滅」とCAMP火成活動の年代は重複しているのです。
CAMP火成活動と生命活動の因果関係
尾上:先ほど申し上げたように、CAMP火成活動は、とてつもない規模の火成活動でした。従って、それが生命活動に影響を与えた可能性が高い。多くの研究者が、CAMP火成活動と生命活動の因果関係について研究をしてきました。
研究者たちは、二酸化炭素に目を付けました。CAMP火成活動によって放出された二酸化炭素が、海洋の酸性化や無酸素化を引き起こしたのではないか、とする説です。実際に、海洋酸性化や無酸素化が起こったことが、当時の海底で形成された地層に記録されています。
そして、さらに海洋酸性化、海洋無酸素化が進み、その変化に対応できなかった生物が絶滅した。これは、非常にわかりやすいストーリーだと思います。
残された謎
一方で、CAMP火成活動によって放出された二酸化炭素量と、当時の大気中の二酸化炭素量に乖離がある、との記載もありました。
尾上:CAMP火成活動によって噴出した溶岩を分析することで、どの程度の二酸化炭素が大気に放出されたかを見積もることができます。どのくらいの量の二酸化炭素が大気に放出されたかがわかれば、どの程度、海洋の酸性化が進んだのかも計算できます。
その結果、CAMP火成活動によってもたらされた二酸化炭素の量は、大量絶滅を引き起こすほどの海洋の酸性化を引き起こすのに十分ではない、との結論が導き出されました。
しかし、現在は議論がさらに進んでいます。溶岩の分析から見積もられたよりも多くの二酸化炭素が放出された可能性も、検討されているのです。溶岩は、マグマが噴出して地上で冷却されたものです。マグマは、マントルの一部の岩石が溶けたものです。つまり、溶岩の材料はマントルです。マントルにどれくらいの二酸化炭素が含まれているか、という点はまだ明らかになっていません。
溶岩の材料となるマントルの場所や深さによって、含まれる二酸化炭素量が異なる、ということでしょうか。
尾上:そうかもしれません。マントルには我々が現在想定している以上に大量の二酸化炭素が含まれている可能性があります。また、おっしゃる通り、場所によって不均質であることも否定できません。
同じ規模の火成活動が起こったとしても、場所や時代によって、排出される二酸化炭素量が異なるとすると、先ほどの「CAMP火成活動によってもたらされた二酸化炭素の量が、大量絶滅を引き起こすほどの海洋の酸性化を引き起こすのに十分ではない」という結論は再考を迫られます。
三畳紀末の大量絶滅とCAMP火成活動の関係性については、まだ決着はついていません。その火成活動によって、地球の大気にどのような変化が起こったのか、これはきちんとわかっていない部分です。
マントルに含まれる二酸化炭素の量などが明らかになれば、三畳紀末の大量絶滅とCAMP火成活動の関連付けは、より強固なものになるのでしょうか。
尾上:CAMP火成活動が三畳紀末の大量絶滅の引き金になったことは、揺るがない事実として我々地質学者は認識しています。
ただ、CAMP火成活動が二酸化炭素排出量も含め、実際にどのような環境変動を起こすのか、という部分は定量的にわかっていません。どのくらいの二酸化炭素が出て、それがどの程度の環境変動を招いたのかという部分は、これからクリアにしていくべき課題です。
(聞き手:関瑶子、ライター&ビデオクリエイター)
◇ ◇ ◇
ここまで読んで、CAMP火成活動によって放出された二酸化炭素が、海洋の酸性化や無酸素化を進め、三畳紀末の大量絶滅を引き起こした、という印象を受けたかもしれない。しかし、頭からそう信じてよいのだろうか。CAMP火成活動は、確かに地球に大きな環境変動をもたらした。ただ、それが本当に大量絶滅を引き起こすに十分なものかは明らかになっていない。
尾上氏は、CAMP火成活動と三畳紀末の大量絶滅の間に何らかの関係がある、という考え方には賛成している。その一方、大量絶滅を引き起こすに足りる大きな環境変動は、海洋酸性化や無酸素化だけとしてよいのか、疑問を抱いている。三畳紀末に、地球上でどのような環境変動が起こったのか。そして、それが大量絶滅を引き起こす可能性はあるのか。
では、三畳紀末に起こった環境変化はどのようなものだったのか、それが大量絶滅を引き起こした可能性はあるのか…さらに、尾上氏に直撃する。
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大量絶滅はなぜ起きるのか? 生命を脅かす地球の異変
2億150万年前(三畳紀末期)の地球で、陸も海も関係なく、80%もの生物種が一斉に消えた。世界中の地層に記録されたその大事件を「三畳紀末大量絶滅」という。このとき、いったい何が起きたのか? 気鋭の地質学者が、まったく新しい「絶滅論」を提唱する。
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尾上 哲治(九州大学大学院教授)
『大量絶滅はなぜ起きるのか』の著者 尾上哲治さん
「大量絶滅」と聞くと、6,600万年前の白亜紀末に起こった恐竜の絶滅を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。しかし、この大量絶滅以外に、地球は4回もの大量絶滅を経験している。特に、2億150万年前の三畳紀末に起こった大量絶滅は非常に奇妙なものであった。絶滅前に、生物が小型化していたのだ。
なぜ三畳紀末に大量絶滅が起こったのか、なぜ生物が小型化したのか。九州大学大学院理学研究院教授の尾上哲治氏に話を聞いた。
本記事は『大量絶滅はなぜ起きるのか』の著者、尾上哲治氏へのインタビューをお送りいたします。
短期間に多くの種が消える大量絶滅の「ある特徴」
『大量絶滅はなぜ起きるのか』は、地球上に生命が誕生してから5回発生した大量絶滅の中でも、特に三畳紀末の絶滅にフォーカスしています。三畳紀とはいつ頃の時代で、その時代には、どのような生物が地球上に存在していたのでしょうか。
尾上哲治氏(以下、尾上):三畳紀は、今から約2億5,190万年前から約2億136万年前の期間を指す地質時代です。
哺乳類が出現し、陸上の生態系が大きく変化したことが、この時代の特徴です。恐竜が現れたのも、三畳紀です。動物だけではなく、植物にも現在見られる種の祖先が出現し始めました。そういった意味で、現代型の生物とその進化の過程を調べるうえで、非常に重要な時代です。
三畳紀に出現した現代型の哺乳類の中で、大量絶滅を生き延びたものが我々の祖先である、ということなのでしょうか。
尾上:そうですね。三畳紀に最初に哺乳類が誕生したのは、約2億3,000万年前です。最古の哺乳類といわれるアデロバシレウスの化石がアメリカ・テキサス州で発見されています。アデロバシレウスの大きさは10cm~15 cm程度でネズミのような見た目だったと考えられています。かわいらしいですね。
三畳紀に誕生した哺乳類の多くは、アデロバシレウス同様、ネズミのような小さな生物でした。そのような小型哺乳類の中で、三畳紀末の大量絶滅を生き延びた分類群が、現生哺乳類の祖先です。かわいいながらに、激動の時代を生き抜く力があった、あるいは幸運に恵まれたのでしょう。
「大量絶滅」と「絶滅」にはどのような違いがあるのでしょうか。
尾上:非常に短い期間で、75%以上の種が絶滅する現象を、地質学者は「大量絶滅」と呼んでいます。
普通の「絶滅」では、地理的に狭い範囲に生息していて、個体数の少ない種が優先的に姿を消していきます。一方、「大量絶滅の時代」には、その絶滅のルールが適用できません。世界中に生息している個体数の多い種が、突然絶滅するのです。
「非常に短い期間」は具体的にどの程度の長さなのでしょうか。
尾上:地球はこれまでに、5回の大量絶滅を経験しています。期間にはやや幅があり、ペルム紀末や三畳紀末など、短いもので数十万年間、古生代の後期デボン紀に起こった大量絶滅は300万年程度だったと考えられています。
なので、300万年よりも短い期間に75%以上の種が絶滅した、というのが、過去5回起こった大量絶滅の定義になっています。
過去5回起こった大量絶滅の中でも、三畳紀末の大量絶滅は特殊なものであると書かれていました。
尾上:先ほど、大量絶滅の特徴として、地理的に広い範囲に多く生息していた種が、短期間で急にいなくなる、という説明をしました。
それに加え、三畳紀末の絶滅では、世界中に生息していた動物が姿を消す前に小型化する、という特徴があります。なぜ生物が小型化し、世界からいなくなるのか、という謎解きが、今回の『大量絶滅はなぜ起きるのか』のメインテーマです。
尾上先生は、三畳紀末の大量絶滅の原因として、CAMP(Central Atlantic Magmatic Province;中央大西洋マグマ地域)の火成活動が怪しい、とにらみ、研究をしていました。まず、CAMPとは何でしょうか。
尾上:三畳紀の地球の姿は、現在のそれと全く異なります。
当時はすべての大陸が合体し、一つの超大陸パンゲアが存在していました。その中央で大規模な火成活動が起こったのですが、その地域のことをCAMPと言います。CAMPの火成活動がパンゲア大陸の分裂を引き起こしたタイミングが、約2億年前、つまり、三畳紀末からジュラ紀初頭であるということが様々な研究から明らかになっています。
CAMPの火成活動によってもたらされた溶岩の量は、地球の生命の歴史の中でも桁違いに多かったことがわかっています。日本の国土面積の20倍もの地表が、いきなり溶岩で覆われる、という規模のものです。
書籍では「火成活動」という言葉を使われていましたが、火山活動と、どのような違いがあるのでしょうか。
尾上:火山活動は、マグマが地表や海底などで引き起こす現象を言います。わかりやすい例では、火山の噴火。あれは、マグマなどが急速に地表や海底に噴出する現象です。
一方、火成活動はというと、地表や海底などで起きる現象だけでなく、地球内部のマグマの動きにより直接的、あるいは間接的に引き起こされる現象全般を指します。火成活動では、マグマが地表に達することなく、地殻内に押し入って固まる貫入という現象が起こります。貫入によって生成する岩石を貫入岩と言います。
火山活動は、火成活動の一つにすぎません。
そもそも、なぜCAMPの火成活動が三畳紀末の大量絶滅の原因ではないか、という説が生まれたのでしょうか。
尾上:これまで数々の研究によって、三畳紀末の大量絶滅は2億160万年前から2億130万年前に起こったことがわかっています。
また、CAMP火成活動の年代は、主に2億100万年前から2億170万年前。「三畳紀の大量絶滅」とCAMP火成活動の年代は重複しているのです。
CAMP火成活動と生命活動の因果関係
尾上:先ほど申し上げたように、CAMP火成活動は、とてつもない規模の火成活動でした。従って、それが生命活動に影響を与えた可能性が高い。多くの研究者が、CAMP火成活動と生命活動の因果関係について研究をしてきました。
研究者たちは、二酸化炭素に目を付けました。CAMP火成活動によって放出された二酸化炭素が、海洋の酸性化や無酸素化を引き起こしたのではないか、とする説です。実際に、海洋酸性化や無酸素化が起こったことが、当時の海底で形成された地層に記録されています。
そして、さらに海洋酸性化、海洋無酸素化が進み、その変化に対応できなかった生物が絶滅した。これは、非常にわかりやすいストーリーだと思います。
残された謎
一方で、CAMP火成活動によって放出された二酸化炭素量と、当時の大気中の二酸化炭素量に乖離がある、との記載もありました。
尾上:CAMP火成活動によって噴出した溶岩を分析することで、どの程度の二酸化炭素が大気に放出されたかを見積もることができます。どのくらいの量の二酸化炭素が大気に放出されたかがわかれば、どの程度、海洋の酸性化が進んだのかも計算できます。
その結果、CAMP火成活動によってもたらされた二酸化炭素の量は、大量絶滅を引き起こすほどの海洋の酸性化を引き起こすのに十分ではない、との結論が導き出されました。
しかし、現在は議論がさらに進んでいます。溶岩の分析から見積もられたよりも多くの二酸化炭素が放出された可能性も、検討されているのです。溶岩は、マグマが噴出して地上で冷却されたものです。マグマは、マントルの一部の岩石が溶けたものです。つまり、溶岩の材料はマントルです。マントルにどれくらいの二酸化炭素が含まれているか、という点はまだ明らかになっていません。
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尾上:そうかもしれません。マントルには我々が現在想定している以上に大量の二酸化炭素が含まれている可能性があります。また、おっしゃる通り、場所によって不均質であることも否定できません。
同じ規模の火成活動が起こったとしても、場所や時代によって、排出される二酸化炭素量が異なるとすると、先ほどの「CAMP火成活動によってもたらされた二酸化炭素の量が、大量絶滅を引き起こすほどの海洋の酸性化を引き起こすのに十分ではない」という結論は再考を迫られます。
三畳紀末の大量絶滅とCAMP火成活動の関係性については、まだ決着はついていません。その火成活動によって、地球の大気にどのような変化が起こったのか、これはきちんとわかっていない部分です。
マントルに含まれる二酸化炭素の量などが明らかになれば、三畳紀末の大量絶滅とCAMP火成活動の関連付けは、より強固なものになるのでしょうか。
尾上:CAMP火成活動が三畳紀末の大量絶滅の引き金になったことは、揺るがない事実として我々地質学者は認識しています。
ただ、CAMP火成活動が二酸化炭素排出量も含め、実際にどのような環境変動を起こすのか、という部分は定量的にわかっていません。どのくらいの二酸化炭素が出て、それがどの程度の環境変動を招いたのかという部分は、これからクリアにしていくべき課題です。
(聞き手:関瑶子、ライター&ビデオクリエイター)
◇ ◇ ◇
ここまで読んで、CAMP火成活動によって放出された二酸化炭素が、海洋の酸性化や無酸素化を進め、三畳紀末の大量絶滅を引き起こした、という印象を受けたかもしれない。しかし、頭からそう信じてよいのだろうか。CAMP火成活動は、確かに地球に大きな環境変動をもたらした。ただ、それが本当に大量絶滅を引き起こすに十分なものかは明らかになっていない。
尾上氏は、CAMP火成活動と三畳紀末の大量絶滅の間に何らかの関係がある、という考え方には賛成している。その一方、大量絶滅を引き起こすに足りる大きな環境変動は、海洋酸性化や無酸素化だけとしてよいのか、疑問を抱いている。三畳紀末に、地球上でどのような環境変動が起こったのか。そして、それが大量絶滅を引き起こす可能性はあるのか。
では、三畳紀末に起こった環境変化はどのようなものだったのか、それが大量絶滅を引き起こした可能性はあるのか…さらに、尾上氏に直撃する。
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大量絶滅はなぜ起きるのか? 生命を脅かす地球の異変
2億150万年前(三畳紀末期)の地球で、陸も海も関係なく、80%もの生物種が一斉に消えた。世界中の地層に記録されたその大事件を「三畳紀末大量絶滅」という。このとき、いったい何が起きたのか? 気鋭の地質学者が、まったく新しい「絶滅論」を提唱する。
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尾上 哲治(九州大学大学院教授)
中村七之助、富姫役は「巡り合わせ、ご縁、運命」父・勘三郎さん盟友の坂東玉三郎から熱血指導で伝授https://t.cn/A6ltqfhW
美形の女形として人気の中村七之助(40)が、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」(26日・千秋楽)第3部「天守物語」で富姫役を好演している。5月の平成中村座姫路公演以来、7か月ぶり2度目。異例の短期間での再演だ。その背景には中村屋が歩んできた足跡や巡り合わせがあった。七之助はそれを「運命」と表現する。来年2、3月に予定している父・中村勘三郎さん(2012年死去、享年57)の十三回忌追善興行への思いも語った。
文豪・泉鏡花が姫路城の天守閣に住む異界の者たちを幻想的に描いた物語。37年間で12回も富姫を演じている坂東玉三郎(73)という絶対的な存在を前に、七之助は「『天守物語』は立ち入ることのできない聖域。アンタッチャブルな作品」と思っていたという。
今年5月、物語の舞台となった姫路城の世界遺産登録30周年記念として、姫路城三の丸広場で平成中村座を実施することになった。ご当地の演目を上演するのが平成中村座の基本方針。自然な流れで「天守物語」が候補に挙がったが、七之助は「恐れ多い」と一度は断った。それでも「本物の姫路城の前でやるのは一生に一度かもしれない」と自分に言い聞かせ、玉三郎に演出を依頼し、富姫を初役で勤めた。
現地で行われた舞台稽古では「おじさま」と慕う玉三郎の指導をみっちりと受けた。「女形としての基礎から、富姫の心の動き、人物像まで細かく教えていただきました」。1日11時間、ほぼ休憩なしの熱血指導。「作品への愛、歌舞伎への愛、役者としての生きざまを感じました。おじさまの姿勢には、天国の父も脱帽していると思います」。開幕前には実際の姫路城の天守閣に上り「城下を見下ろして見た風景、距離感を心と体に刻み込みました」。
それから7か月。歌舞伎座で七之助の富姫、演出も手掛ける玉三郎が妹分の亀姫という配役で上演中だ。富姫を当たり役とする玉三郎の隣で演じることに「プレッシャーがすごい」と心配したが、共演してみると「おじさまは、とにかく優しい。絶対に遠慮をさせない。むしろ隣に居てくれることが心強い。そして、おじさまの亀姫がかわいい。お客様には『スペシャルな天守物語を見逃さないで』と言いたい」と力を込めた。
七之助にとって玉三郎は「大尊敬する大恩人」だ。父・勘三郎さんと玉三郎が親友だったこともあり、「物心ついた頃から楽屋でおじさまと握手して『あなた、女形をやりなさい』と言われていました」。転機は2006年の新春浅草歌舞伎。稽古で「仮名手本忠臣蔵」のお軽を実演してもらい「涙が出たんです。素晴らし過ぎて。我慢したり耐え忍ぶ印象が強かった女形のイメージがガラッと変わって、神髄を見せつけられました」。当時22歳。この瞬間、女形として生きることを決意した。
勘三郎さんが築き上げた平成中村座の存在、さらに玉三郎との友情を背景に7か月で2度も富姫を演じる幸運に恵まれた。「巡り合わせ、ご縁、運命ですよね」と感謝し「作品の根っこをつかんでいる玉三郎のおじさまの深さには、まだまだ及ばない。いつも『何で、おじさまの演じる役柄はこんなにかわいいんだろう?』と、後ろ姿を見て研究しています」。
美しい富姫と亀姫が、血のしたたる生首を手にほほ笑み合う“美の競演”が見どころ。暗く静まり返った天守閣で繰り広げられる妖艶な世界。七之助は敬愛する玉三郎の背中を追い、聖域に足を踏み入れた。
美形の女形として人気の中村七之助(40)が、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」(26日・千秋楽)第3部「天守物語」で富姫役を好演している。5月の平成中村座姫路公演以来、7か月ぶり2度目。異例の短期間での再演だ。その背景には中村屋が歩んできた足跡や巡り合わせがあった。七之助はそれを「運命」と表現する。来年2、3月に予定している父・中村勘三郎さん(2012年死去、享年57)の十三回忌追善興行への思いも語った。
文豪・泉鏡花が姫路城の天守閣に住む異界の者たちを幻想的に描いた物語。37年間で12回も富姫を演じている坂東玉三郎(73)という絶対的な存在を前に、七之助は「『天守物語』は立ち入ることのできない聖域。アンタッチャブルな作品」と思っていたという。
今年5月、物語の舞台となった姫路城の世界遺産登録30周年記念として、姫路城三の丸広場で平成中村座を実施することになった。ご当地の演目を上演するのが平成中村座の基本方針。自然な流れで「天守物語」が候補に挙がったが、七之助は「恐れ多い」と一度は断った。それでも「本物の姫路城の前でやるのは一生に一度かもしれない」と自分に言い聞かせ、玉三郎に演出を依頼し、富姫を初役で勤めた。
現地で行われた舞台稽古では「おじさま」と慕う玉三郎の指導をみっちりと受けた。「女形としての基礎から、富姫の心の動き、人物像まで細かく教えていただきました」。1日11時間、ほぼ休憩なしの熱血指導。「作品への愛、歌舞伎への愛、役者としての生きざまを感じました。おじさまの姿勢には、天国の父も脱帽していると思います」。開幕前には実際の姫路城の天守閣に上り「城下を見下ろして見た風景、距離感を心と体に刻み込みました」。
それから7か月。歌舞伎座で七之助の富姫、演出も手掛ける玉三郎が妹分の亀姫という配役で上演中だ。富姫を当たり役とする玉三郎の隣で演じることに「プレッシャーがすごい」と心配したが、共演してみると「おじさまは、とにかく優しい。絶対に遠慮をさせない。むしろ隣に居てくれることが心強い。そして、おじさまの亀姫がかわいい。お客様には『スペシャルな天守物語を見逃さないで』と言いたい」と力を込めた。
七之助にとって玉三郎は「大尊敬する大恩人」だ。父・勘三郎さんと玉三郎が親友だったこともあり、「物心ついた頃から楽屋でおじさまと握手して『あなた、女形をやりなさい』と言われていました」。転機は2006年の新春浅草歌舞伎。稽古で「仮名手本忠臣蔵」のお軽を実演してもらい「涙が出たんです。素晴らし過ぎて。我慢したり耐え忍ぶ印象が強かった女形のイメージがガラッと変わって、神髄を見せつけられました」。当時22歳。この瞬間、女形として生きることを決意した。
勘三郎さんが築き上げた平成中村座の存在、さらに玉三郎との友情を背景に7か月で2度も富姫を演じる幸運に恵まれた。「巡り合わせ、ご縁、運命ですよね」と感謝し「作品の根っこをつかんでいる玉三郎のおじさまの深さには、まだまだ及ばない。いつも『何で、おじさまの演じる役柄はこんなにかわいいんだろう?』と、後ろ姿を見て研究しています」。
美しい富姫と亀姫が、血のしたたる生首を手にほほ笑み合う“美の競演”が見どころ。暗く静まり返った天守閣で繰り広げられる妖艶な世界。七之助は敬愛する玉三郎の背中を追い、聖域に足を踏み入れた。
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