#摄影笔记[超话]# 強くなるとひとり心決めた
振り返らず怖がらず
目を閉じない
生きることそれはまるで
暗闇と朝ただくり返す
絶望の夜にも
挫けない勇気
誰より早く朝を待つ
私はアサガオになりたくて
その僅かな蔓を空に向け
希望の光掴みとりたい
泣きぬれてた
ひとりどうにもならず
いつも君がいてくれて
目を開ける
哀しみは忘れた頃
ドアを叩いてまたくり返す
大事にしたいのは
立ち上がる勇気
誰より早く朝に咲き
君には微笑みを返したい
今微かな露を花に受け
生き抜くことの意味を知るから
東の空から雲が抜けてゆく
星達が次々に消えてく
目覚めた鳥が羽ばたいている
全てゼロに戻る
光の中
誰より早く朝を待つ
私はアサガオになりたくて
その僅かな蔓を空に向け
希望の光掴みとりたい
#摄影# https://t.cn/AiEPluI8
振り返らず怖がらず
目を閉じない
生きることそれはまるで
暗闇と朝ただくり返す
絶望の夜にも
挫けない勇気
誰より早く朝を待つ
私はアサガオになりたくて
その僅かな蔓を空に向け
希望の光掴みとりたい
泣きぬれてた
ひとりどうにもならず
いつも君がいてくれて
目を開ける
哀しみは忘れた頃
ドアを叩いてまたくり返す
大事にしたいのは
立ち上がる勇気
誰より早く朝に咲き
君には微笑みを返したい
今微かな露を花に受け
生き抜くことの意味を知るから
東の空から雲が抜けてゆく
星達が次々に消えてく
目覚めた鳥が羽ばたいている
全てゼロに戻る
光の中
誰より早く朝を待つ
私はアサガオになりたくて
その僅かな蔓を空に向け
希望の光掴みとりたい
#摄影# https://t.cn/AiEPluI8
#图书室的neversista#
部分插曲歌词
「月明かりの下」
闇夜に浮かぶ琥珀の月は
全てのものを照らす光さ
心の底に潜む気持ちさえ
サーチライトに
当てられたようさ
寄り添う 二つの影は やがて
光に溶けて空へ消えてく
二人の鼓動だけが息づいて
ただただ 深みへ はまってく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく 二人
いつかは 終わる恋だとしても
僕らは 尚も突き進んでく
君とならばさ
どんな壁さえも
乗り越えて行けるそう 信じてさ
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく 二人
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく 二人
永い時の川 遠く流されて
恋に落ちてゆく
乗り越えてゆける 月の明かりの下
恋に落ちてゆく
「月に踊る」
閉ざした 部屋に 張り付いた影
小さく 小さく 消えてと つぶやいた
泣く事も笑う事も
大して変わりはなく
何一つうまくこなして
ゆけなくて
月に照らされし 日は
見透かされそうで
気づかれぬようにと
裸足のまま 踊る
無力で…
焦がれて
求めて
せがんでみたって
いつだって
いつだって
届きは しなかった
諦めが先に見えて
振り返す孤独に悶えて
何もかもが同じものに
見えてゆく
月に 照らされし 日は
見失いそうで
気づかれぬとうにと
裸足のまま 踊る
空から
見下す
赤い太陽
この目は
焼かれて
何も 映さずに
月に 照らされし 日は
溢れ出すから
この手で
支えたのに
気づく 度に
思うは
何も無い中で
嘘を重ねて
いつまで 踊ればいい?
欠けていく月
答えて
答えて
答えて
「5color rainbow」
ああ 霞んでいく 虹の色は
どれだけ 数えても
足りないまま
いつかに 教わった モノローグさえ
今では あらすじを 失いかけて
あてにならない
誰かの言葉
前を向いて
僕は
運命のない
未来もない
こんな時代に落とされた
知りえぬ今に
抗えずに
立ち止まることも出来ない
何を分からない
ものを指して
僕らは いたんだと
決めつけるのか
差し伸べられる
鋭い言葉
無駄なことと 僕は
運命のない
未来もない
こんな時代に落とされた
知りえぬ今に
抗えずに
立ち止まることも出来ない
四方を囲まれた檻を飛び出た
走り続けた向こうが見えた
このまま走れば自由になると
信じ続けた だけどその先は…
僕らの手が見えないのか
何を目指し何を得るか
僕らの目が見えないのか
もう虹は消えかけている
運命のない
未来もない
こんな時代に堕とされた
知りえぬ今に
抗えずに
立ち止まることも出来ない
「13」
ねぇ 僕らの
歌が聞こえるかい
ねぇ 僕らの
何がわかるんだい
僕らが
明日に絶望し
もう全てを
捨てたと思うか
yeah 聞こえるかい?
砕けた心だけ
背負う僕らに
何も 無駄なこと
なんてなくて
僕らは 生きていくために戦う
たとえ 過ちでも 生きていく
大切な 今を無駄にして
生きているように
見えているのか
無駄なことを
積み重ねてただ
刹那の時
だけの為にって
yeah 聞こえるかい
砕けた心だけ
背負う僕らに
何も 無駄なこと なんてなくて
僕らは 生きてゆく ために戦う
たとえ 過ちでも生きて
例え 明日に 終わりが来ても
僕は それでも 戦い続ける
部分插曲歌词
「月明かりの下」
闇夜に浮かぶ琥珀の月は
全てのものを照らす光さ
心の底に潜む気持ちさえ
サーチライトに
当てられたようさ
寄り添う 二つの影は やがて
光に溶けて空へ消えてく
二人の鼓動だけが息づいて
ただただ 深みへ はまってく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく 二人
いつかは 終わる恋だとしても
僕らは 尚も突き進んでく
君とならばさ
どんな壁さえも
乗り越えて行けるそう 信じてさ
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく 二人
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく
Shooby Dooby Daba Daba
Shooby Dooby Daba Daba
恋に落ちてゆく 二人
永い時の川 遠く流されて
恋に落ちてゆく
乗り越えてゆける 月の明かりの下
恋に落ちてゆく
「月に踊る」
閉ざした 部屋に 張り付いた影
小さく 小さく 消えてと つぶやいた
泣く事も笑う事も
大して変わりはなく
何一つうまくこなして
ゆけなくて
月に照らされし 日は
見透かされそうで
気づかれぬようにと
裸足のまま 踊る
無力で…
焦がれて
求めて
せがんでみたって
いつだって
いつだって
届きは しなかった
諦めが先に見えて
振り返す孤独に悶えて
何もかもが同じものに
見えてゆく
月に 照らされし 日は
見失いそうで
気づかれぬとうにと
裸足のまま 踊る
空から
見下す
赤い太陽
この目は
焼かれて
何も 映さずに
月に 照らされし 日は
溢れ出すから
この手で
支えたのに
気づく 度に
思うは
何も無い中で
嘘を重ねて
いつまで 踊ればいい?
欠けていく月
答えて
答えて
答えて
「5color rainbow」
ああ 霞んでいく 虹の色は
どれだけ 数えても
足りないまま
いつかに 教わった モノローグさえ
今では あらすじを 失いかけて
あてにならない
誰かの言葉
前を向いて
僕は
運命のない
未来もない
こんな時代に落とされた
知りえぬ今に
抗えずに
立ち止まることも出来ない
何を分からない
ものを指して
僕らは いたんだと
決めつけるのか
差し伸べられる
鋭い言葉
無駄なことと 僕は
運命のない
未来もない
こんな時代に落とされた
知りえぬ今に
抗えずに
立ち止まることも出来ない
四方を囲まれた檻を飛び出た
走り続けた向こうが見えた
このまま走れば自由になると
信じ続けた だけどその先は…
僕らの手が見えないのか
何を目指し何を得るか
僕らの目が見えないのか
もう虹は消えかけている
運命のない
未来もない
こんな時代に堕とされた
知りえぬ今に
抗えずに
立ち止まることも出来ない
「13」
ねぇ 僕らの
歌が聞こえるかい
ねぇ 僕らの
何がわかるんだい
僕らが
明日に絶望し
もう全てを
捨てたと思うか
yeah 聞こえるかい?
砕けた心だけ
背負う僕らに
何も 無駄なこと
なんてなくて
僕らは 生きていくために戦う
たとえ 過ちでも 生きていく
大切な 今を無駄にして
生きているように
見えているのか
無駄なことを
積み重ねてただ
刹那の時
だけの為にって
yeah 聞こえるかい
砕けた心だけ
背負う僕らに
何も 無駄なこと なんてなくて
僕らは 生きてゆく ために戦う
たとえ 過ちでも生きて
例え 明日に 終わりが来ても
僕は それでも 戦い続ける
看完大叔的爱第四集,横川良明 老师又激情写了观后感。也是写得深得我心:《大叔的爱》中的“爱”不仅是恋爱,还有更广阔、更多样、更大的爱。
机翻看看。
気づいたら武川さんがえらいことになっているので、そろそろ武川さんの幸せを願う会とか発足したい
横川良明
2024年1月27日 13:00
数多の不安を吹き飛ばし、2018年と変わらない面白さと温かさを届けてくれる『おっさんずラブ-リターンズ-』。ただ、強いて挙げるならば、ひとつだけ1期から欠けているものがありました。
それが、切なさ。
想いが届かない報われなさ。好きなのに、好きだから、別れを選ぶ苦しさ。1期ではライトなパッケージと相反し、誰かを好きになることで生まれる身のちぎれるような痛みを俳優たちが全身全霊で演じたことで、空前の熱狂を生んだ。
ただ、春田さんと牧が相思相愛になった以上、2期で切なさの部分が薄れるのは仕方のないこと。その分、カップルならではのイチャイチャでカツ丼5杯分くらいの満腹感をいただいているので十分幸せですという気持ちで、これまで見守っておりました。
が、ここに来て、ついにその「切なさ」を担うキャラクターが動き出してきた。他でもない菊様である。
今でこそ中森明菜くらい声の小さい和泉さんですが、かつてはバリバリの鬼教官。つーか、公安時代の井浦新は完全に和泉さんというより中堂さんだった。いつ「クソが…!」と悪態をつくかハラハラした。
事あるごとに血まみれで帰ってくるのも、失った恋人の仇を討つためだった。これまた完全に中堂さん。主題歌がスキマスイッチじゃなくて『Lemon』になっとる。
そして、そんな和泉さんを陰日向で支え続けていたのが、亡き恋人の同期であり、後釜として和泉さんのバディとなった菊様だった。和泉さんにとって菊様は弟のような存在。だけど、菊様は「弟なんかじゃねえよ」と眠っている和泉さんにそっとキスをする。
オッケーオッケー。わかりました。これはあれですね。「死に場所を探す男と、生きる場所を与えたい男の物語」ですね。もちろんめちゃくちゃ大好物です!!!!
単身テロ組織に乗り込みながらも毎回返り討ちに遭う和泉さん。あれはもちろん秋斗の死に対する報復もあるけれど、それ以上に和泉さんは秋斗のいない世界で生きる意味を失ってしまっているんじゃないだろうか。
自分がいながら、目の前で秋斗が死んでしまった。なんなら秋斗は自分を守るために盾となり銃弾を浴びた。悪夢は、罪悪感となって和泉さんを蝕み続けた。もしも復讐を遂げられるのならば、この命など惜しくない。だから、あんな無謀なことを繰り返し続けていた。
だけど、菊様は和泉さんに生きてほしいと願っている。手負いとなって帰ってくる和泉さんを、家に匿い、傷の手当てをする。そして、傷が癒えたらまた和泉さんは危険を顧みず敵地に潜り込む。もうやめろなんて言えない。なぜなら、そんな和泉さんを支えることだけが今の自分たちをつなぎ止める唯一の方法だからーー増え続ける傷の数は、ふたりの歴史。ハードボイルドすぎて、もはや金曜ナイトドラマ枠じゃない。高村薫先生か。
なんなら、今のところネタでしかないおかかしかないおむすびにも隠れた設定とかある気がしてきた。和泉さんがおいしいねと言ってくれたから、以来、おかかのおむすびばっかりつくるようになったみたいなサラダ記念日的エピソードがあったら、菊様にうっかり恋しちゃいそうです。
この菊様の「切なさ」が、ここからのリターンズのいい起爆剤となってくれそうだ。
「切なさ」と言えば、ある意味菊様以上に切ないのが、武川さんである。今、武川さんが背負っているのは、切なさと言っても中年の切なさ。それもあまりに痛々しすぎて、春田さんと牧じゃなくても、そっとテレビの電源を切るレベル。
そもそも1期の頃から『おっさんずラブ』はやたらキャラクター相関図内でカップリングが成立するドラマではあった。春田さんと牧、マロと蝶子さん、そして鉄平兄とマイマイ。主要キャラ9名のうち3組がカップル成立。『ママレード・ボーイ』くらい登場人物同士でくっついてる。
ドラマ自体が「人を愛するとはどういうことか」を主題に掲げていたので、カップルが多くなるのは当然と言えば当然だし、特にそれを難点だとも思わないけれど、一瞬だけ部長と武川さんの間でフラグが立っていたことも含め(そして、今のところその設定は2期ではなかったことになっている)、あらゆる関係性が恋愛に回収されていくのは、ちょっとどうなんだろうという気持ちもなくはなかった。
そこが続編ではどうなるんだろうと少し懸念していた分、3話で「春田と牧が幸せでさえいてくれたら、それでいいんだからさ」と泣きじゃくる部長を見て、なるほど、今回の部長は恋愛を超越した「博愛」の象徴として存在しているのだなと新しい風が吹くような気持ちになった。とてもいいテーマの拡張だと思った。
だからこそ、恋愛迷子の武川さんの扱いをどうするかが今作の成否を握っていると僕は思う。
現時点の武川さんは完全にピエロである。大前提として『おっさんずラブ』はコメディなので、笑いをまじえて描くこと自体は全然オッケー。ただ、武川さんが今ぶち当たっているのは「ミドルエイジクライシス」という普遍的かつ今日的な問題なので、これにどうオチをつけるかは制作陣の手腕が問われるところ。
これまでギャグ的に描いてきた武川さんの迷走を、どこかのタイミングでしっかりとヒューマンドラマに昇華できたら、僕は1期以上にリターンズのことを好きになるかもしれない。それが恋愛なのか、もっと違う愛なのかはわからないけど、ピエロに終わらない武川さんの人生に期待したい(注:次回予告の三点倒立はめちゃくちゃ笑いました)。
長くなるけど、あともう一つだけ。2期ならではの面白さとしてどんどん膨らんでいるのが、牧と部長の関係性である。当初は相変わらず犬猿の仲だったけど、徐々に軟化。今回は、踏み台から転んだ部長を牧がいたわる場面があった。そこで牧が感じたのが、部長の老い。あんなに大きく見えた部長が、少しずつ小さく、体も軽くなってる。そのことに、牧は言いようのない寂しさを覚える。
こういうところでグッとくるのが、『おっさんずラブ』の良さ。ライバルだったはずの牧と部長の間に芽生える奇妙な親近感。ふたりはあれですね、『ときめきトゥナイト』で言う蘭世と曜子。『姫ちゃんのリボン』の姫ちゃんと日比野ひかるです。
すでに春田さんにとっては部長は父親のような存在だと公言されているので、おそらく今後は牧にとっても部長がそれに等しい存在へと変わっていくのだろう。血のつながりも、戸籍も、拠り所としない家族の形を『おっさんずラブ』は描こうとしているのかもしれない。
そう考えると、武川さんにもきっと何かしらの幸せが訪れるはず。『おっさんずラブ』の「ラブ」とは、恋愛だけじゃない、もっと広く、もっと多様で、もっと大きな愛だ。
追伸、牧が父親のことを本人に対しては「お父さん」と呼ぶのに、本人がいないところでは「親父」になるの、日陰気質の文化系男子って感じがして最高でしたありがとうございます!!!!!!
追伸の追伸、春田さんと牧のスーツ姿のアクスタが出ました。マジで2期になってからオタクが望むものを全部くれるんですけど、幸せすぎて不幸の予兆としか思えない。絶対に終盤でオタクをどん底に叩き落とす展開があると覚悟しているので、今からメンタルトレーニングの本とか読んでおきます!!
机翻看看。
気づいたら武川さんがえらいことになっているので、そろそろ武川さんの幸せを願う会とか発足したい
横川良明
2024年1月27日 13:00
数多の不安を吹き飛ばし、2018年と変わらない面白さと温かさを届けてくれる『おっさんずラブ-リターンズ-』。ただ、強いて挙げるならば、ひとつだけ1期から欠けているものがありました。
それが、切なさ。
想いが届かない報われなさ。好きなのに、好きだから、別れを選ぶ苦しさ。1期ではライトなパッケージと相反し、誰かを好きになることで生まれる身のちぎれるような痛みを俳優たちが全身全霊で演じたことで、空前の熱狂を生んだ。
ただ、春田さんと牧が相思相愛になった以上、2期で切なさの部分が薄れるのは仕方のないこと。その分、カップルならではのイチャイチャでカツ丼5杯分くらいの満腹感をいただいているので十分幸せですという気持ちで、これまで見守っておりました。
が、ここに来て、ついにその「切なさ」を担うキャラクターが動き出してきた。他でもない菊様である。
今でこそ中森明菜くらい声の小さい和泉さんですが、かつてはバリバリの鬼教官。つーか、公安時代の井浦新は完全に和泉さんというより中堂さんだった。いつ「クソが…!」と悪態をつくかハラハラした。
事あるごとに血まみれで帰ってくるのも、失った恋人の仇を討つためだった。これまた完全に中堂さん。主題歌がスキマスイッチじゃなくて『Lemon』になっとる。
そして、そんな和泉さんを陰日向で支え続けていたのが、亡き恋人の同期であり、後釜として和泉さんのバディとなった菊様だった。和泉さんにとって菊様は弟のような存在。だけど、菊様は「弟なんかじゃねえよ」と眠っている和泉さんにそっとキスをする。
オッケーオッケー。わかりました。これはあれですね。「死に場所を探す男と、生きる場所を与えたい男の物語」ですね。もちろんめちゃくちゃ大好物です!!!!
単身テロ組織に乗り込みながらも毎回返り討ちに遭う和泉さん。あれはもちろん秋斗の死に対する報復もあるけれど、それ以上に和泉さんは秋斗のいない世界で生きる意味を失ってしまっているんじゃないだろうか。
自分がいながら、目の前で秋斗が死んでしまった。なんなら秋斗は自分を守るために盾となり銃弾を浴びた。悪夢は、罪悪感となって和泉さんを蝕み続けた。もしも復讐を遂げられるのならば、この命など惜しくない。だから、あんな無謀なことを繰り返し続けていた。
だけど、菊様は和泉さんに生きてほしいと願っている。手負いとなって帰ってくる和泉さんを、家に匿い、傷の手当てをする。そして、傷が癒えたらまた和泉さんは危険を顧みず敵地に潜り込む。もうやめろなんて言えない。なぜなら、そんな和泉さんを支えることだけが今の自分たちをつなぎ止める唯一の方法だからーー増え続ける傷の数は、ふたりの歴史。ハードボイルドすぎて、もはや金曜ナイトドラマ枠じゃない。高村薫先生か。
なんなら、今のところネタでしかないおかかしかないおむすびにも隠れた設定とかある気がしてきた。和泉さんがおいしいねと言ってくれたから、以来、おかかのおむすびばっかりつくるようになったみたいなサラダ記念日的エピソードがあったら、菊様にうっかり恋しちゃいそうです。
この菊様の「切なさ」が、ここからのリターンズのいい起爆剤となってくれそうだ。
「切なさ」と言えば、ある意味菊様以上に切ないのが、武川さんである。今、武川さんが背負っているのは、切なさと言っても中年の切なさ。それもあまりに痛々しすぎて、春田さんと牧じゃなくても、そっとテレビの電源を切るレベル。
そもそも1期の頃から『おっさんずラブ』はやたらキャラクター相関図内でカップリングが成立するドラマではあった。春田さんと牧、マロと蝶子さん、そして鉄平兄とマイマイ。主要キャラ9名のうち3組がカップル成立。『ママレード・ボーイ』くらい登場人物同士でくっついてる。
ドラマ自体が「人を愛するとはどういうことか」を主題に掲げていたので、カップルが多くなるのは当然と言えば当然だし、特にそれを難点だとも思わないけれど、一瞬だけ部長と武川さんの間でフラグが立っていたことも含め(そして、今のところその設定は2期ではなかったことになっている)、あらゆる関係性が恋愛に回収されていくのは、ちょっとどうなんだろうという気持ちもなくはなかった。
そこが続編ではどうなるんだろうと少し懸念していた分、3話で「春田と牧が幸せでさえいてくれたら、それでいいんだからさ」と泣きじゃくる部長を見て、なるほど、今回の部長は恋愛を超越した「博愛」の象徴として存在しているのだなと新しい風が吹くような気持ちになった。とてもいいテーマの拡張だと思った。
だからこそ、恋愛迷子の武川さんの扱いをどうするかが今作の成否を握っていると僕は思う。
現時点の武川さんは完全にピエロである。大前提として『おっさんずラブ』はコメディなので、笑いをまじえて描くこと自体は全然オッケー。ただ、武川さんが今ぶち当たっているのは「ミドルエイジクライシス」という普遍的かつ今日的な問題なので、これにどうオチをつけるかは制作陣の手腕が問われるところ。
これまでギャグ的に描いてきた武川さんの迷走を、どこかのタイミングでしっかりとヒューマンドラマに昇華できたら、僕は1期以上にリターンズのことを好きになるかもしれない。それが恋愛なのか、もっと違う愛なのかはわからないけど、ピエロに終わらない武川さんの人生に期待したい(注:次回予告の三点倒立はめちゃくちゃ笑いました)。
長くなるけど、あともう一つだけ。2期ならではの面白さとしてどんどん膨らんでいるのが、牧と部長の関係性である。当初は相変わらず犬猿の仲だったけど、徐々に軟化。今回は、踏み台から転んだ部長を牧がいたわる場面があった。そこで牧が感じたのが、部長の老い。あんなに大きく見えた部長が、少しずつ小さく、体も軽くなってる。そのことに、牧は言いようのない寂しさを覚える。
こういうところでグッとくるのが、『おっさんずラブ』の良さ。ライバルだったはずの牧と部長の間に芽生える奇妙な親近感。ふたりはあれですね、『ときめきトゥナイト』で言う蘭世と曜子。『姫ちゃんのリボン』の姫ちゃんと日比野ひかるです。
すでに春田さんにとっては部長は父親のような存在だと公言されているので、おそらく今後は牧にとっても部長がそれに等しい存在へと変わっていくのだろう。血のつながりも、戸籍も、拠り所としない家族の形を『おっさんずラブ』は描こうとしているのかもしれない。
そう考えると、武川さんにもきっと何かしらの幸せが訪れるはず。『おっさんずラブ』の「ラブ」とは、恋愛だけじゃない、もっと広く、もっと多様で、もっと大きな愛だ。
追伸、牧が父親のことを本人に対しては「お父さん」と呼ぶのに、本人がいないところでは「親父」になるの、日陰気質の文化系男子って感じがして最高でしたありがとうございます!!!!!!
追伸の追伸、春田さんと牧のスーツ姿のアクスタが出ました。マジで2期になってからオタクが望むものを全部くれるんですけど、幸せすぎて不幸の予兆としか思えない。絶対に終盤でオタクをどん底に叩き落とす展開があると覚悟しているので、今からメンタルトレーニングの本とか読んでおきます!!
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