古代博物学者プリニウスの観察によって究めようとする知性と心性、劇画でありありと―ヤマザキ マリ/とり・みき『プリニウス12』本村 凌二による書評
10/25(水) 6:00配信
◆観察で究めようとする知性と心性
プリニウスは1世紀に実在した人物だから、まずは『世界史辞典』（角川学芸出版）の素描「ローマの軍人、政治家、学者。北イタリアのコモの騎士身分の家に生まれる。23歳頃から12年間ライン地方で軍務に服し、イタリア帰国後10年ほど文筆活動に専念。ウェスパシアヌス帝により属州財務に登用され、見聞を広めつつ著作活動を続けた。晩年ナポリ湾ミセヌムの艦隊司令官に任じられ、79年ヴェスヴィオ火山の噴火の際にポンペイ近くのスタビアエで殉職。多作であったが、百科全書的な情報の宝庫たる『博物誌』全37巻のみ現存する」で輪郭がわかってもらえる。
こんな男だから、幼少期から昆虫や樹木に好奇心あふれ、長じて自然界の森羅万象に目が向かったとしても不思議ではない。とにかく何事も自分の目で確かめないと気がすまない。万巻の書に通じていながら、多少の危険があっても現物を観察したい男だった。さかのぼれば、自然現象や動植物の生態への関心も半端ではなかった。かくして古代の膨大な知識が『博物誌』として集大成されたのだ。
イタリア通として知られるヤマザキマリであるが、博物学者プリニウスについてはそもそも「どうしてもこの男が描きたかった」という。さすがに奇人のような偉人の生と死をとりあげるのは目のつけどころがいい。しかも、その執念を実らせるために、相棒に情景描写に巧みなとり・みきを迎えているところが心にくい。鬼に金棒、待ち望まれた合作が完結したのだ。
なぜ地震はおきるのか、なぜ雷鳴が轟くのか。近代科学の洗礼にあずからぬ古代人なら、神々のせいにしたい。だが、頭脳明晰な男には、観察にもとづく合理的な説明がいる。ほかにも、『博物誌』のなかには、書物からの引用や自分の体験を交えて、種々雑多な話題がとりあげられているが、それらを嘘八百やでたらめと断じるべきではない。プリニウスにとっては、自然の謎に迫るために真剣に検討すべき話題であったはずだ。
ところで、この最終巻では、属州ヒスパニア・タラコネンシスからローマに帰還したプリニウスが、親しいウェスパシアヌス帝に出会う場面がある。『博物誌』は同帝に捧げられているから、お互いの友愛が感じられて感動的である。それが史実であったか問うのは、いささか野暮ったいようでもある。
79年夏、ウェスウィウス山が噴火した。プリニウスはそれを目撃する。艦隊司令官としてナポリ湾の港にいたのだから、「燃える山」の実態を知りたくて船を出す。好奇心あふれる男だから、火山の大爆発という自然の大異変に直面すれば、出来事を調査せずにはおれなかった。もともと喘息もちにもかかわらず、降りしきる火山灰・火山礫のなかで息絶えるという壮絶な死に様。観察によって究めようとする古代人の知性と心性が、劇画でこそよく浮かび上がる。
今日の基準からすれば、『博物誌』には虚実こもごもの説明も少なくない。だが、それらは嘘でも大ボラでもない。そこにこそ古代人の心がありありと透けて見える。専門研究者なら避けて通りたい心と知識の系譜学だが、その地平を切り開くには劇画という手法がある。しかも、表情豊かな人物画と緻密をきわめる情景画がほどよく調和していているのだから、心から拍手をおくりたい。
[書き手] 本村 凌二
東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県生まれ。1973年一橋大学社会学部卒業、1980年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、2014年4月～2018年3月まで早稲田大学国際教養学部特任教授。
専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』『教養としての「世界史」の読み方』『英語で読む高校世界史』『裕次郎』『教養としての「ローマ史」の読み方』など多数。
［書籍情報］『プリニウス12』
著者：ヤマザキマリ/とり・みき / 出版社：新潮社 / 発売日：2023年07月7日 / ISBN：4107726207
毎日新聞 2023年7月22日掲載
本村 凌二
10/25(水) 6:00配信
◆観察で究めようとする知性と心性
プリニウスは1世紀に実在した人物だから、まずは『世界史辞典』（角川学芸出版）の素描「ローマの軍人、政治家、学者。北イタリアのコモの騎士身分の家に生まれる。23歳頃から12年間ライン地方で軍務に服し、イタリア帰国後10年ほど文筆活動に専念。ウェスパシアヌス帝により属州財務に登用され、見聞を広めつつ著作活動を続けた。晩年ナポリ湾ミセヌムの艦隊司令官に任じられ、79年ヴェスヴィオ火山の噴火の際にポンペイ近くのスタビアエで殉職。多作であったが、百科全書的な情報の宝庫たる『博物誌』全37巻のみ現存する」で輪郭がわかってもらえる。
こんな男だから、幼少期から昆虫や樹木に好奇心あふれ、長じて自然界の森羅万象に目が向かったとしても不思議ではない。とにかく何事も自分の目で確かめないと気がすまない。万巻の書に通じていながら、多少の危険があっても現物を観察したい男だった。さかのぼれば、自然現象や動植物の生態への関心も半端ではなかった。かくして古代の膨大な知識が『博物誌』として集大成されたのだ。
イタリア通として知られるヤマザキマリであるが、博物学者プリニウスについてはそもそも「どうしてもこの男が描きたかった」という。さすがに奇人のような偉人の生と死をとりあげるのは目のつけどころがいい。しかも、その執念を実らせるために、相棒に情景描写に巧みなとり・みきを迎えているところが心にくい。鬼に金棒、待ち望まれた合作が完結したのだ。
なぜ地震はおきるのか、なぜ雷鳴が轟くのか。近代科学の洗礼にあずからぬ古代人なら、神々のせいにしたい。だが、頭脳明晰な男には、観察にもとづく合理的な説明がいる。ほかにも、『博物誌』のなかには、書物からの引用や自分の体験を交えて、種々雑多な話題がとりあげられているが、それらを嘘八百やでたらめと断じるべきではない。プリニウスにとっては、自然の謎に迫るために真剣に検討すべき話題であったはずだ。
ところで、この最終巻では、属州ヒスパニア・タラコネンシスからローマに帰還したプリニウスが、親しいウェスパシアヌス帝に出会う場面がある。『博物誌』は同帝に捧げられているから、お互いの友愛が感じられて感動的である。それが史実であったか問うのは、いささか野暮ったいようでもある。
79年夏、ウェスウィウス山が噴火した。プリニウスはそれを目撃する。艦隊司令官としてナポリ湾の港にいたのだから、「燃える山」の実態を知りたくて船を出す。好奇心あふれる男だから、火山の大爆発という自然の大異変に直面すれば、出来事を調査せずにはおれなかった。もともと喘息もちにもかかわらず、降りしきる火山灰・火山礫のなかで息絶えるという壮絶な死に様。観察によって究めようとする古代人の知性と心性が、劇画でこそよく浮かび上がる。
今日の基準からすれば、『博物誌』には虚実こもごもの説明も少なくない。だが、それらは嘘でも大ボラでもない。そこにこそ古代人の心がありありと透けて見える。専門研究者なら避けて通りたい心と知識の系譜学だが、その地平を切り開くには劇画という手法がある。しかも、表情豊かな人物画と緻密をきわめる情景画がほどよく調和していているのだから、心から拍手をおくりたい。
[書き手] 本村 凌二
東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県生まれ。1973年一橋大学社会学部卒業、1980年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、2014年4月～2018年3月まで早稲田大学国際教養学部特任教授。
専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』『教養としての「世界史」の読み方』『英語で読む高校世界史』『裕次郎』『教養としての「ローマ史」の読み方』など多数。
［書籍情報］『プリニウス12』
著者：ヤマザキマリ/とり・みき / 出版社：新潮社 / 発売日：2023年07月7日 / ISBN：4107726207
毎日新聞 2023年7月22日掲載
本村 凌二
AURALEE x New Balance TDS 释出第二弹合作企划！日本时装中流砥柱之一 AURALEE 近日再携手 New Balance 的东京设计工作室 TOKYO DESIGN STUDIO (TDS) ，发布本年度第二弹服装合作企划，其中还包括两双重新设计的 1906R 球鞋。
喜欢古着单品的粉丝有福了，此次 AURALEE 再度透过重塑来自世界各地的复古单品，以挖掘 New Balance 的丰富档案。非简单呈现原版的复刻品，而是将传统与现代融为一体，并添加别具巧思的雅致细节，真正将设计带入当下。AURALEE 欣赏 TDS 强调保护传统的意识，而 TDS 对 AURALEE 的复古情结称赞有加，两者从情感层面将传统内涵与现代文化互为糅合，让古董着服在重新设计与制作的过程中得以重生，从而开创了运动服饰的“新时代”。此番值得瞩目的单品包括 Nylon Half Zip Jacket 、 Track Pant 、 Fleece Quarter Zip Jacket 以及 Fleece Jogger Pants 。最新的 TDS x AURALEE 合作系列仅在日本 AURALEE 门店、银座 Dover Street Market 、 T-HOUSE New Balance 、 Kith Tokyo 以及 New Balance 六本木店发售。
喜欢古着单品的粉丝有福了，此次 AURALEE 再度透过重塑来自世界各地的复古单品，以挖掘 New Balance 的丰富档案。非简单呈现原版的复刻品，而是将传统与现代融为一体，并添加别具巧思的雅致细节，真正将设计带入当下。AURALEE 欣赏 TDS 强调保护传统的意识，而 TDS 对 AURALEE 的复古情结称赞有加，两者从情感层面将传统内涵与现代文化互为糅合，让古董着服在重新设计与制作的过程中得以重生，从而开创了运动服饰的“新时代”。此番值得瞩目的单品包括 Nylon Half Zip Jacket 、 Track Pant 、 Fleece Quarter Zip Jacket 以及 Fleece Jogger Pants 。最新的 TDS x AURALEE 合作系列仅在日本 AURALEE 门店、银座 Dover Street Market 、 T-HOUSE New Balance 、 Kith Tokyo 以及 New Balance 六本木店发售。
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刚从看大家聊到宝冢，我就来给大家分享一下我追宝冢的经历，不过我的侧重点还不是等级分明的制度，更多的是剧情内容上。
我以前追的宝冢女演员是演男角的，可以说是剧团里的top，演的都是男主。虽然演男主，但也是从群演和配角开始演起的。我追她的时候，她已经演了将近十年、二十多部剧了，但是这二十多部中大概只有三到四部是日本故事，其他都是欧美故事（包括原创和改编），可想而知日本被美国的文化殖民和崇洋媚外的程度。
宝冢的主要看点是颜值（尤其是女扮男装的男角色）和华丽的服化道，一直被诟病的剧情大概都是“狗血玛丽苏”“无脑谈恋爱”一类的。虽然那个服化道我本人也不是很喜欢，太华丽了容易让人审美疲劳，现在看只觉得土。而且正是因为上文提到的欧美故事，导致宝冢的很多服化道（至少我看见的），都是欧美风格的衣服。最让我难受的就是亚洲人，顶着明显是亚洲风格的脸，穿着欧洲贵族那种大蓬蓬裙、洛可可风格的高耸假发，那感觉真的很怪异。
而且宝冢的部分服化道是需要演员自己准备的，之前看过一个故事，说的是一位演员上台前被指定需要一个国际名牌的奢侈品做首饰，但是她根本买不起，于是她的母亲就跑遍了全城终于找到了一个高仿货，才让她上了台。
在这里多说一句，宝冢的演员也是需要自己往外卖票的，咖位越大，需要卖的票越多，卖不够数就不让上台。
另外，在这里给大家分享一下我唯一还记得的剧情：
大正时期，一个军官跟一个贵族小姐包办婚姻，然后在慢慢的接触中互相喜欢上了（但还没结婚）后来军官去打日俄战争，受了伤、失忆了，被一个俄国女贵族救了，跟俄国女贵族结婚。然而在日本的女主就苦苦等待，一边自己当编辑打工一边等男主（好像还帮男主养着家里的奶奶）。后来男主回到了日本，女主发现男主不记得她了，就死缠烂打，最终经过一番纠葛，男主恢复了记忆，两人修成正果，俄国女贵族也放手了。这部剧里因为女主从贵族小姐变成了自己一边打零工一边等男主，所以被标榜为“独立女性”。
看完我都想骂一句，哪个“独立女性”去纠缠有妇之夫啊！就算那是你前男友也不行啊！你凭什么用过去的感情打搅别人的婚姻家庭呢？你在一棵树上吊死，还指望着对方慷慨放手？这在俄国女贵族看来，那不是前任当小三吗？
这种无脑剧情看个爽也就完了，还美名其曰“独立女性”，实在令人恶心。
顺便提一句，这是一部2020年左右的剧。
另外，这部剧里男主身为大正时期的军官，穿的军服是后来侵华日军的军服。
可以说五毒俱全。
宝冢还翻演过中日合拍的《苍穹之昂》，不说演技如何，就那个妆造，说句故意恶心中国人不为过。
就是这么一个殖民气息严重、剧情无脑还偏要拔高立意、服化道也一股暴发户气息、内部规矩又多又离谱、前后辈等级森严的剧团，还被奉为日本的“国宝”，还上了东京奥运会开幕式（好像是？这个不确定了），足以体现日本社会完全就是一个半殖民半封建社会。
补充1：这个剧团好像在开拓中国市场，半年前在抖音b站上总能刷到她们的视频，现在消停一些了。
补充2：我追的那个女演员，无论是在内网还是外网，都查不到任何家庭信息，完全不像内娱的演员能摸清家底和过往经历。宝冢剧团上台前，都是先从社会里通过考试筛选女孩进入宝冢学院，在学院里培养出才，再上台表演。而我追的那个女演员，完全查不到入宝冢学院前的任何信息。
追加情节
说来惭愧，我一开始知道了前面提过的“大正时期”的剧中军服是后来侵华日军的军服，心理虽然也别扭，但是为了颜值也还是忍了（现在想来实在不该）。但是我忍了之后的那天晚上，差不多十二点左右，我躺在床上刷抖音，突然毫无征兆地，刷到了一张图，是被日本731部队扒下来的三张中国人皮，完整的、一家三口的、人皮，高清无打码。
当时就把我吓清醒了，结果第二天早上就鬼压床，更把我吓着了。
当时我正好在查那个女演员的家庭信息，但是内外网都查不到，结合这两件“灵异”事件，我就怀疑，这个女演员是不是有什么问题。
因为宝冢剧团之前不是还有一个宝冢学院嘛，这个学院的学费很贵，住宿费学费生活费基本都是自己承担，不是中产以上根本进不了宝冢。而以前恰好看过天行老师的文章，说日本很多现在的大企业大财阀都是抗日战争发的财，我就想，这个女演员家里会不会也是大财阀，而且极有可能第一桶金沾着中国人的血，所以老祖宗会给我这种警示，让我离她远点。
所以我就脱粉不追了。
全文完
再次感谢@小咕不爱学数学 的分享。
之前说过，没进生产队的同志也可以联系我发自己的文章。这里是同志们的平台，欢迎投稿表达自己的想法。
欢迎看置顶微博了解生产队社群
刚从看大家聊到宝冢，我就来给大家分享一下我追宝冢的经历，不过我的侧重点还不是等级分明的制度，更多的是剧情内容上。
我以前追的宝冢女演员是演男角的，可以说是剧团里的top，演的都是男主。虽然演男主，但也是从群演和配角开始演起的。我追她的时候，她已经演了将近十年、二十多部剧了，但是这二十多部中大概只有三到四部是日本故事，其他都是欧美故事（包括原创和改编），可想而知日本被美国的文化殖民和崇洋媚外的程度。
宝冢的主要看点是颜值（尤其是女扮男装的男角色）和华丽的服化道，一直被诟病的剧情大概都是“狗血玛丽苏”“无脑谈恋爱”一类的。虽然那个服化道我本人也不是很喜欢，太华丽了容易让人审美疲劳，现在看只觉得土。而且正是因为上文提到的欧美故事，导致宝冢的很多服化道（至少我看见的），都是欧美风格的衣服。最让我难受的就是亚洲人，顶着明显是亚洲风格的脸，穿着欧洲贵族那种大蓬蓬裙、洛可可风格的高耸假发，那感觉真的很怪异。
而且宝冢的部分服化道是需要演员自己准备的，之前看过一个故事，说的是一位演员上台前被指定需要一个国际名牌的奢侈品做首饰，但是她根本买不起，于是她的母亲就跑遍了全城终于找到了一个高仿货，才让她上了台。
在这里多说一句，宝冢的演员也是需要自己往外卖票的，咖位越大，需要卖的票越多，卖不够数就不让上台。
另外，在这里给大家分享一下我唯一还记得的剧情：
大正时期，一个军官跟一个贵族小姐包办婚姻，然后在慢慢的接触中互相喜欢上了（但还没结婚）后来军官去打日俄战争，受了伤、失忆了，被一个俄国女贵族救了，跟俄国女贵族结婚。然而在日本的女主就苦苦等待，一边自己当编辑打工一边等男主（好像还帮男主养着家里的奶奶）。后来男主回到了日本，女主发现男主不记得她了，就死缠烂打，最终经过一番纠葛，男主恢复了记忆，两人修成正果，俄国女贵族也放手了。这部剧里因为女主从贵族小姐变成了自己一边打零工一边等男主，所以被标榜为“独立女性”。
看完我都想骂一句，哪个“独立女性”去纠缠有妇之夫啊！就算那是你前男友也不行啊！你凭什么用过去的感情打搅别人的婚姻家庭呢？你在一棵树上吊死，还指望着对方慷慨放手？这在俄国女贵族看来，那不是前任当小三吗？
这种无脑剧情看个爽也就完了，还美名其曰“独立女性”，实在令人恶心。
顺便提一句，这是一部2020年左右的剧。
另外，这部剧里男主身为大正时期的军官，穿的军服是后来侵华日军的军服。
可以说五毒俱全。
宝冢还翻演过中日合拍的《苍穹之昂》，不说演技如何，就那个妆造，说句故意恶心中国人不为过。
就是这么一个殖民气息严重、剧情无脑还偏要拔高立意、服化道也一股暴发户气息、内部规矩又多又离谱、前后辈等级森严的剧团，还被奉为日本的“国宝”，还上了东京奥运会开幕式（好像是？这个不确定了），足以体现日本社会完全就是一个半殖民半封建社会。
补充1：这个剧团好像在开拓中国市场，半年前在抖音b站上总能刷到她们的视频，现在消停一些了。
补充2：我追的那个女演员，无论是在内网还是外网，都查不到任何家庭信息，完全不像内娱的演员能摸清家底和过往经历。宝冢剧团上台前，都是先从社会里通过考试筛选女孩进入宝冢学院，在学院里培养出才，再上台表演。而我追的那个女演员，完全查不到入宝冢学院前的任何信息。
追加情节
说来惭愧，我一开始知道了前面提过的“大正时期”的剧中军服是后来侵华日军的军服，心理虽然也别扭，但是为了颜值也还是忍了（现在想来实在不该）。但是我忍了之后的那天晚上，差不多十二点左右，我躺在床上刷抖音，突然毫无征兆地，刷到了一张图，是被日本731部队扒下来的三张中国人皮，完整的、一家三口的、人皮，高清无打码。
当时就把我吓清醒了，结果第二天早上就鬼压床，更把我吓着了。
当时我正好在查那个女演员的家庭信息，但是内外网都查不到，结合这两件“灵异”事件，我就怀疑，这个女演员是不是有什么问题。
因为宝冢剧团之前不是还有一个宝冢学院嘛，这个学院的学费很贵，住宿费学费生活费基本都是自己承担，不是中产以上根本进不了宝冢。而以前恰好看过天行老师的文章，说日本很多现在的大企业大财阀都是抗日战争发的财，我就想，这个女演员家里会不会也是大财阀，而且极有可能第一桶金沾着中国人的血，所以老祖宗会给我这种警示，让我离她远点。
所以我就脱粉不追了。
全文完
再次感谢@小咕不爱学数学 的分享。
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