#白石麻衣[超话]# 【#白石麻衣# Twi】
だれ by まい(本人)
現場の空き時間にふらっとゲームセンターへ
プリクラ機があったので
白石さんにお願いして1人で撮ってもらいました
落書きは一緒に楽しみました✏️〰︎
特別に皆さんにも1枚お見せしますね
『今のプリクラすごい…！』
と言っておりました
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白石麻衣（@shiraishi_staff）
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プリクラ機があったので
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『今のプリクラすごい…！』
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#まいれんらくちょう
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〈解説〉小惑星ベンヌからのサンプルリターン、NASA探査機の7年間の道のりと意義
地球にカプセルを帰還させたオシリス・レックス、250グラムの試料が語りうるもの
現地時間24日午前8時52分（日本時間同午後11時52分）、小惑星ベンヌで採取された岩石サンプルが入ったミニ冷蔵庫サイズのカプセルが、米ソルトレイクシティの南西約140キロにある米陸軍ユタ試験訓練場にパラシュートで落下した。2572日間にわたって宇宙を漂っていたこのカプセルの帰還により、米国初の小惑星サンプル回収探査機オシリス・レックス（OSIRIS-REx）のミッションは終わりを迎えた。
ギャラリー：小惑星、彗星 地球にぶつかったら大変な天体12点
「まるで魔法のようです。20年前に呪文を唱えて、今こうして石を召喚できたのですから」と、米アリゾナ大学月惑星研究所の惑星科学者で、オシリス・レックスの主任研究者であるダンテ・ローレッタ氏は言う。
地球の大気圏を時速約4万5000キロで降下し始める前、オシリス・レックスから放出されたカプセルは、4時間かけて宇宙空間を進んできた。米ユタ州に着陸した後、カプセルはすぐに、陸軍基地内に設置された特別なクリーンルームへと運ばれた。カプセルの貴重な中身はそこから、米ヒューストン郊外のジョンソン宇宙センターへと輸送された。
7年かけて持ち帰った岩石の量は、約250グラムと考えられている。これが事実なら、アポロミッション以降最大量の宇宙サンプルだ。英ロンドン自然史博物館の宇宙物理学者サラ・ラッセル氏によると、サンプルには太陽系の歴史と地球の生命の起源に関する分子レベルの手がかりが含まれている可能性があるという。
「ひどく地味な見た目の岩を研究することによって、われわれの起源や太陽系の深い歴史について知ることができるというのは、実に魅力的なことだと感じます」と氏は言う。「まるで赤ちゃんに会うような気分です。どんな姿をしているのか、見るのが待ちきれません」
小惑星の「当たり年」だった1999年
このミッションのルーツは1999年に遡る。その年、天文学者たちは、火星と木星の間にある小惑星帯に望遠鏡を向け、革新的な発見をもたらしそうな新しい小惑星をいくつも発見した。その一つがベンヌだった。
「あれは小惑星にとって素晴らしい年でした。ワインで言うところの当たり年というやつです」とローレッタ氏は言う。
NASAはベンヌに興味を持ったが、天文学者らがこのエンパイア・ステート・ビルとほぼ同じの大きさの回転する岩をじっくりと観察できたのは、小惑星が再び地球に接近した2005年のことだった。地球近傍小惑星からサンプルを採取したいと考えていたNASAは、ベンヌがおあつらえ向きの候補であることに気がついた。
ベンヌは見たところ炭素が豊富で、同じような小惑星には鉄、アルミニウム、プラチナなどの金属が多く含まれており、これは長距離の宇宙旅行をサポートするうえで非常に重要な可能性がある。ベンヌの一部を形成している粘土は、生命にとって不可欠とされる水を微量に含んでいるのではないかと考えられている。また、6年に1度地球のそばを通る軌道のおかげで、ベンヌに接近するのは、より長い軌道を持つほかの小惑星よりも簡単だった。
ちなみに、ベンヌが地球に接近するということは、いつか地球に衝突する可能性が、小さくともゼロではないことを意味している。いずれNASAがベンヌの通常の進路を逸らすために何らかの対策をとる可能性もある。
遠隔から化学組成を分析したところ、ベンヌは約46億年前に太陽系を誕生させた大激変の名残であることが判明した。小さな岩石のかけらが、自らの重力によって合体し、ベンヌを始めとする多くの小惑星が形成されたのだ。
宇宙の虚空を回転しながら進むこうした古代の岩石は、われわれが地球と呼ぶこの小さな天体の一部を形成した力と、そのプロセスの記録を運んでいると、米ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所の地球物理学者で、オシリス・レックスチームのメンバーであるオリビエ・バーナイン氏は言う。
「ああした小惑星はかなり原始的なものです。ほかの小惑星から衝突されることを除けば、この物質は太陽系が形成された最初の段階からほとんど変わっていません」と氏は言う。
原始的な世界への飛行
オシリス・レックスは2016年9月8日（日本時間9日）に打ち上げられた。ロボットアームの先端には試料採取器が取り付けられ、これを使って小惑星の表面から物質を集めようという計画だった。ベンヌの表面は岩石の破片（レゴリス）から構成されていると科学者らは予想していたが、探査機が現地に接近するにつれ、懸念される状況が明らかになってきた。
「近づくにつれて、見えるのは大きな岩ばかりになっていったのです」とバーナイン氏は言う。これではサンプルを採取するのも、地球に持ち帰れる小さな破片を見つけることも容易ではない。
探査機が再調整を行い、適切な採取場所を見つけるまでに数カ月を要したものの、2020年10月20日、オシリス・レックスはベンヌの柔らかい表面に接触した。圧縮空気の噴射を利用して、試料採取器がベンヌのレゴリスを容器めがけて吹き飛ばした後、探査機は後退して地球への帰還に備えた。
サンプルの帰還はしかし、オシリス・プロジェクトの終わりを意味しているわけではない。カプセルを分離した20分後、探査機はスラスターを噴射し、新たなミッション「オシリス・エイペックス」をスタートさせた。このミッションでは、2029年にもう一つ別の、やはり地球との衝突が懸念されている小惑星「アポフィス」とのランデブーを目指す。
ローレッタ氏にとって、オシリス・レックスのサンプルリターンは半生をかけた仕事の集大成となる。氏の最初のタスクは、カプセルで帰還したサンプルの目録を作ることだ。サンプルのうちごく一部はカナダと日本の科学者に提供されるが、大部分はNASAで研究する資格のある科学者たちに提供されることになる。
「いわば宇宙岩石の公共図書館のようなものです」とローレッタ氏は言う。
文＝CARRIE ARNOLD／訳＝北村京子
地球にカプセルを帰還させたオシリス・レックス、250グラムの試料が語りうるもの
現地時間24日午前8時52分（日本時間同午後11時52分）、小惑星ベンヌで採取された岩石サンプルが入ったミニ冷蔵庫サイズのカプセルが、米ソルトレイクシティの南西約140キロにある米陸軍ユタ試験訓練場にパラシュートで落下した。2572日間にわたって宇宙を漂っていたこのカプセルの帰還により、米国初の小惑星サンプル回収探査機オシリス・レックス（OSIRIS-REx）のミッションは終わりを迎えた。
ギャラリー：小惑星、彗星 地球にぶつかったら大変な天体12点
「まるで魔法のようです。20年前に呪文を唱えて、今こうして石を召喚できたのですから」と、米アリゾナ大学月惑星研究所の惑星科学者で、オシリス・レックスの主任研究者であるダンテ・ローレッタ氏は言う。
地球の大気圏を時速約4万5000キロで降下し始める前、オシリス・レックスから放出されたカプセルは、4時間かけて宇宙空間を進んできた。米ユタ州に着陸した後、カプセルはすぐに、陸軍基地内に設置された特別なクリーンルームへと運ばれた。カプセルの貴重な中身はそこから、米ヒューストン郊外のジョンソン宇宙センターへと輸送された。
7年かけて持ち帰った岩石の量は、約250グラムと考えられている。これが事実なら、アポロミッション以降最大量の宇宙サンプルだ。英ロンドン自然史博物館の宇宙物理学者サラ・ラッセル氏によると、サンプルには太陽系の歴史と地球の生命の起源に関する分子レベルの手がかりが含まれている可能性があるという。
「ひどく地味な見た目の岩を研究することによって、われわれの起源や太陽系の深い歴史について知ることができるというのは、実に魅力的なことだと感じます」と氏は言う。「まるで赤ちゃんに会うような気分です。どんな姿をしているのか、見るのが待ちきれません」
小惑星の「当たり年」だった1999年
このミッションのルーツは1999年に遡る。その年、天文学者たちは、火星と木星の間にある小惑星帯に望遠鏡を向け、革新的な発見をもたらしそうな新しい小惑星をいくつも発見した。その一つがベンヌだった。
「あれは小惑星にとって素晴らしい年でした。ワインで言うところの当たり年というやつです」とローレッタ氏は言う。
NASAはベンヌに興味を持ったが、天文学者らがこのエンパイア・ステート・ビルとほぼ同じの大きさの回転する岩をじっくりと観察できたのは、小惑星が再び地球に接近した2005年のことだった。地球近傍小惑星からサンプルを採取したいと考えていたNASAは、ベンヌがおあつらえ向きの候補であることに気がついた。
ベンヌは見たところ炭素が豊富で、同じような小惑星には鉄、アルミニウム、プラチナなどの金属が多く含まれており、これは長距離の宇宙旅行をサポートするうえで非常に重要な可能性がある。ベンヌの一部を形成している粘土は、生命にとって不可欠とされる水を微量に含んでいるのではないかと考えられている。また、6年に1度地球のそばを通る軌道のおかげで、ベンヌに接近するのは、より長い軌道を持つほかの小惑星よりも簡単だった。
ちなみに、ベンヌが地球に接近するということは、いつか地球に衝突する可能性が、小さくともゼロではないことを意味している。いずれNASAがベンヌの通常の進路を逸らすために何らかの対策をとる可能性もある。
遠隔から化学組成を分析したところ、ベンヌは約46億年前に太陽系を誕生させた大激変の名残であることが判明した。小さな岩石のかけらが、自らの重力によって合体し、ベンヌを始めとする多くの小惑星が形成されたのだ。
宇宙の虚空を回転しながら進むこうした古代の岩石は、われわれが地球と呼ぶこの小さな天体の一部を形成した力と、そのプロセスの記録を運んでいると、米ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所の地球物理学者で、オシリス・レックスチームのメンバーであるオリビエ・バーナイン氏は言う。
「ああした小惑星はかなり原始的なものです。ほかの小惑星から衝突されることを除けば、この物質は太陽系が形成された最初の段階からほとんど変わっていません」と氏は言う。
原始的な世界への飛行
オシリス・レックスは2016年9月8日（日本時間9日）に打ち上げられた。ロボットアームの先端には試料採取器が取り付けられ、これを使って小惑星の表面から物質を集めようという計画だった。ベンヌの表面は岩石の破片（レゴリス）から構成されていると科学者らは予想していたが、探査機が現地に接近するにつれ、懸念される状況が明らかになってきた。
「近づくにつれて、見えるのは大きな岩ばかりになっていったのです」とバーナイン氏は言う。これではサンプルを採取するのも、地球に持ち帰れる小さな破片を見つけることも容易ではない。
探査機が再調整を行い、適切な採取場所を見つけるまでに数カ月を要したものの、2020年10月20日、オシリス・レックスはベンヌの柔らかい表面に接触した。圧縮空気の噴射を利用して、試料採取器がベンヌのレゴリスを容器めがけて吹き飛ばした後、探査機は後退して地球への帰還に備えた。
サンプルの帰還はしかし、オシリス・プロジェクトの終わりを意味しているわけではない。カプセルを分離した20分後、探査機はスラスターを噴射し、新たなミッション「オシリス・エイペックス」をスタートさせた。このミッションでは、2029年にもう一つ別の、やはり地球との衝突が懸念されている小惑星「アポフィス」とのランデブーを目指す。
ローレッタ氏にとって、オシリス・レックスのサンプルリターンは半生をかけた仕事の集大成となる。氏の最初のタスクは、カプセルで帰還したサンプルの目録を作ることだ。サンプルのうちごく一部はカナダと日本の科学者に提供されるが、大部分はNASAで研究する資格のある科学者たちに提供されることになる。
「いわば宇宙岩石の公共図書館のようなものです」とローレッタ氏は言う。
文＝CARRIE ARNOLD／訳＝北村京子
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