【场刊搬运】船遊女
*宝塚歌劇八月月組公演
*昭和三十二年八月三日~九月一日
(平日五时三十分一回、土曜十二时三十分•五时三十分二回、日曜十一时•四时二回开演。)
舞踊劇「船遊女」五場
脚本:川端康成
演出•振付:西川鯉三郎(根据生卒年推测应为二世西川鯉三郎)
脚色:菅沼潤
作曲•指挥:入江薫
演出:内海重典
【ものがたリ】
平家が全盛を誇る京の都に、名手の誉高い呉竹という白拍手が居た。この人は平家の侍大将悪七兵衛景清のおもい者で、二人の間にはむらさきという美しい娘がある。
むらさきには、時丸と云つて、かぶろ姿の友達があった。(かぶろとは、平家を恨みそしる者の、少くなかったのを案じた清盛が、間者として都中に配した、かぶろ髪に赤い直垂姿の少年のことを云う。時丸も、その一人であった)
今宵も、白拍子の鼓唄で呉竹とッレ舞う景清のもとへ、源氏追討のため、出陣の命令の下つたことが告げられる。具竹は行手にひろがる暗雲を感じるが、悲しみと不安をかくして舞い続けた。
景清が出陣して一年後の夏には、源義仲が大軍を持って京に攻め入り、平家は都を捨てて西海へ落ちて行った。
更に月日は流れ、景清の行方も知れぬまゝ嵯峨野に身をひそめに呉竹は明日をも知れぬ病いの床に伏し、いまはたゞ、一人残されるむらさきの事を思い、夫を案じるのみである。
月の光に笛の音が流れ、思いがけなくも時丸が訪わて来た。むらさきは懐しさに胸を轟かせたが、時丸はかぶろの役を利用して民を苦しめた罪を悔い仏門に入る覚悟をきめて、別れを告げに来たのたった。そして、せめて恋しいむらさきの而影を心にと、笛を形見に残して去って行くのだった。
余命いくぱくもないことを悟った呉竹は、むらさきを呼びよせ「過ぎし春、夫景清の琵琶の音にあわせて舞ったこの舞を心に刻み、父を探し出してもう一度父の琵琶で舞ってくれ、あの世からこの母に見せて欲しい……」と、よろめく足を踏みしめて、娘に伝える最期の舞を舞って見せる。その気魄に打たれて、むらさきも必死に舞った。母呉竹がっいにカつきてしまったことにも気づかず、むらさきは懸命に舞い続けるのだった。
平家が、壇の浦に亡んで三年あまり後、ここ宮島の厳島神社は、まつりで賑わい、源氏の侍が濶歩して居る。その中に、一人の老いた盲目の琵琶法師があった。源氏の侍の强いるまゝに一曲を奏でて立ち去った直後、やつれた旅姿のむらさきが其の場に来合わせ、侍達の求めに歌いつゝ舞ってみせると、居合せた人々は先程の琵琶法師の奏でた曲にそっくりだと不思議に思う。ハッと心に感じて、むらさきが法師の行方を追おうとするが、又も悪侍達にからかわれ、たぶらかされて無理無態に連れまられてゆく。
靴の浦――この辺りは舟遊女が小舟を浮かべる船着場である。平家の女たちが、行きずりの客に戯れては生きのびているという噂の舟遊女が……。
小雪がちらついて向いの四国も見えね。いつかの琵琶法師が子供達にせがまれて琵琶を弾いている。壇の浦に幼くして沈んだ安徳帝の悲劇を語り、自ら涙するこの法師こそ、かつての勇将景清の老いた姿である。
船が着いて、噂の舟遊女が岸辺岸辺に小舟をあやつり、客を求めてあらわれる。その中に、むらさきの落ちぶれ果てた姿がある。客に悔辱され、邪慳につき倒されてよろめくのを、娘とは知らず、父とも知らず、景清の手がやさしく抱きあげる。だがその救いの手をも振切って立去ううとしたむらさきの耳に、法師の奏でる琵琶の曲……。
駈け戻って、古い記憶を取り戻そうと焦るむらさきーー、母の幻に励まされて次第に琵琶の音に乗って舞い始める。景清も遊女の気配の中から娘の記憶をよみがえらせて、思わず立って共に舞う。
親子であることを、はっきりと感じながら、互いにいまの我が身を恥じて名乗るに名乗れず、降りしきる雪の中で、た、激しく舞いつくけるのだった。長い流浪の果でに渐くめぐりあった二人の肩に無情な雪がま結すます激しくふりそゝぐ。
*宝塚歌劇八月月組公演
*昭和三十二年八月三日~九月一日
(平日五时三十分一回、土曜十二时三十分•五时三十分二回、日曜十一时•四时二回开演。)
舞踊劇「船遊女」五場
脚本:川端康成
演出•振付:西川鯉三郎(根据生卒年推测应为二世西川鯉三郎)
脚色:菅沼潤
作曲•指挥:入江薫
演出:内海重典
【ものがたリ】
平家が全盛を誇る京の都に、名手の誉高い呉竹という白拍手が居た。この人は平家の侍大将悪七兵衛景清のおもい者で、二人の間にはむらさきという美しい娘がある。
むらさきには、時丸と云つて、かぶろ姿の友達があった。(かぶろとは、平家を恨みそしる者の、少くなかったのを案じた清盛が、間者として都中に配した、かぶろ髪に赤い直垂姿の少年のことを云う。時丸も、その一人であった)
今宵も、白拍子の鼓唄で呉竹とッレ舞う景清のもとへ、源氏追討のため、出陣の命令の下つたことが告げられる。具竹は行手にひろがる暗雲を感じるが、悲しみと不安をかくして舞い続けた。
景清が出陣して一年後の夏には、源義仲が大軍を持って京に攻め入り、平家は都を捨てて西海へ落ちて行った。
更に月日は流れ、景清の行方も知れぬまゝ嵯峨野に身をひそめに呉竹は明日をも知れぬ病いの床に伏し、いまはたゞ、一人残されるむらさきの事を思い、夫を案じるのみである。
月の光に笛の音が流れ、思いがけなくも時丸が訪わて来た。むらさきは懐しさに胸を轟かせたが、時丸はかぶろの役を利用して民を苦しめた罪を悔い仏門に入る覚悟をきめて、別れを告げに来たのたった。そして、せめて恋しいむらさきの而影を心にと、笛を形見に残して去って行くのだった。
余命いくぱくもないことを悟った呉竹は、むらさきを呼びよせ「過ぎし春、夫景清の琵琶の音にあわせて舞ったこの舞を心に刻み、父を探し出してもう一度父の琵琶で舞ってくれ、あの世からこの母に見せて欲しい……」と、よろめく足を踏みしめて、娘に伝える最期の舞を舞って見せる。その気魄に打たれて、むらさきも必死に舞った。母呉竹がっいにカつきてしまったことにも気づかず、むらさきは懸命に舞い続けるのだった。
平家が、壇の浦に亡んで三年あまり後、ここ宮島の厳島神社は、まつりで賑わい、源氏の侍が濶歩して居る。その中に、一人の老いた盲目の琵琶法師があった。源氏の侍の强いるまゝに一曲を奏でて立ち去った直後、やつれた旅姿のむらさきが其の場に来合わせ、侍達の求めに歌いつゝ舞ってみせると、居合せた人々は先程の琵琶法師の奏でた曲にそっくりだと不思議に思う。ハッと心に感じて、むらさきが法師の行方を追おうとするが、又も悪侍達にからかわれ、たぶらかされて無理無態に連れまられてゆく。
靴の浦――この辺りは舟遊女が小舟を浮かべる船着場である。平家の女たちが、行きずりの客に戯れては生きのびているという噂の舟遊女が……。
小雪がちらついて向いの四国も見えね。いつかの琵琶法師が子供達にせがまれて琵琶を弾いている。壇の浦に幼くして沈んだ安徳帝の悲劇を語り、自ら涙するこの法師こそ、かつての勇将景清の老いた姿である。
船が着いて、噂の舟遊女が岸辺岸辺に小舟をあやつり、客を求めてあらわれる。その中に、むらさきの落ちぶれ果てた姿がある。客に悔辱され、邪慳につき倒されてよろめくのを、娘とは知らず、父とも知らず、景清の手がやさしく抱きあげる。だがその救いの手をも振切って立去ううとしたむらさきの耳に、法師の奏でる琵琶の曲……。
駈け戻って、古い記憶を取り戻そうと焦るむらさきーー、母の幻に励まされて次第に琵琶の音に乗って舞い始める。景清も遊女の気配の中から娘の記憶をよみがえらせて、思わず立って共に舞う。
親子であることを、はっきりと感じながら、互いにいまの我が身を恥じて名乗るに名乗れず、降りしきる雪の中で、た、激しく舞いつくけるのだった。長い流浪の果でに渐くめぐりあった二人の肩に無情な雪がま結すます激しくふりそゝぐ。
どうする家康、壮絶はりつけ死の岡崎体育・強右衛門が「生きろ!」の絶叫、ネット涙
4日に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」では、長篠城の危機を救った鳥居強右衛門(岡崎体育)が、ふんどし一丁ではりつけにされる視聴者号泣のシーンが放送された。ネットでは「鳥居強右衛門」がトレンド入り。熱演した岡崎体育にも「泣けた」の声があふれた。
この日の「どうする家康」では、長篠城の危機に、城主・奥平信昌のために強右衛門が岡崎城の家康の元へ走り、助けを求める。必死の訴えで織田軍と家康軍が長篠城を救いに行く事が決まり、強右衛門は一刻も早く殿に知らせたいと、再び長篠城へ走って戻る。
公式HPでは「走ると自然と口ずさむ癖がある」との言葉通り、必死に走る中、「走れ~走れ~強右衛門~」などと歌を歌って鼓舞。そしてあと少しで長篠城というところで、武田勝頼軍に捕まってしまう。
金を貰う代わりに、家康軍は長篠を見捨てたと言うように脅された強右衛門は、城主の奥平に徳川・織田軍は来ないと告げ、味方を絶望させるが、やはりうそは付けず、隙をつき「あと、ちいとの辛抱じゃ。持ちこたえろ、持ちこたえるんじゃ!」「生きろ!」と呼びかけ。再び強右衛門は捉えられ、はりつけにされてしまう。
はりつけの上から強右衛門は「徳川の姫君様はそりゃ本当に素晴らしい姫君様じゃ!」と奥平に告げ、最後は武田軍に槍で突き殺される…。地図のゼンリンの公式ツイートによると、「長篠城~岡崎城は片道約48キロ(現在)。往復で100キロ近くで、更に豊川を4キロ下ったという話も。どんだけ鉄人なんだって思いますよね。長篠城を救った英雄に合掌」と、強右衛門が戦国のメロスとも言われる理由を説明。
壮絶なはりつけ死に、ネットも涙、涙。「漢だね、すねえもん」「走って泳いで、しかも歌って。岡崎強右衛門大活躍じゃ」「岡崎体育サンの鳥居強右衛門がめっちゃ良かった、泣いた、昨日の放送から、今も未だ余韻の中」「強右衛門は全然愚か者じゃなかったし、最後の勇姿を見届けましたぞ」など絶賛の声が相次いでいた。
4日に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」では、長篠城の危機を救った鳥居強右衛門(岡崎体育)が、ふんどし一丁ではりつけにされる視聴者号泣のシーンが放送された。ネットでは「鳥居強右衛門」がトレンド入り。熱演した岡崎体育にも「泣けた」の声があふれた。
この日の「どうする家康」では、長篠城の危機に、城主・奥平信昌のために強右衛門が岡崎城の家康の元へ走り、助けを求める。必死の訴えで織田軍と家康軍が長篠城を救いに行く事が決まり、強右衛門は一刻も早く殿に知らせたいと、再び長篠城へ走って戻る。
公式HPでは「走ると自然と口ずさむ癖がある」との言葉通り、必死に走る中、「走れ~走れ~強右衛門~」などと歌を歌って鼓舞。そしてあと少しで長篠城というところで、武田勝頼軍に捕まってしまう。
金を貰う代わりに、家康軍は長篠を見捨てたと言うように脅された強右衛門は、城主の奥平に徳川・織田軍は来ないと告げ、味方を絶望させるが、やはりうそは付けず、隙をつき「あと、ちいとの辛抱じゃ。持ちこたえろ、持ちこたえるんじゃ!」「生きろ!」と呼びかけ。再び強右衛門は捉えられ、はりつけにされてしまう。
はりつけの上から強右衛門は「徳川の姫君様はそりゃ本当に素晴らしい姫君様じゃ!」と奥平に告げ、最後は武田軍に槍で突き殺される…。地図のゼンリンの公式ツイートによると、「長篠城~岡崎城は片道約48キロ(現在)。往復で100キロ近くで、更に豊川を4キロ下ったという話も。どんだけ鉄人なんだって思いますよね。長篠城を救った英雄に合掌」と、強右衛門が戦国のメロスとも言われる理由を説明。
壮絶なはりつけ死に、ネットも涙、涙。「漢だね、すねえもん」「走って泳いで、しかも歌って。岡崎強右衛門大活躍じゃ」「岡崎体育サンの鳥居強右衛門がめっちゃ良かった、泣いた、昨日の放送から、今も未だ余韻の中」「強右衛門は全然愚か者じゃなかったし、最後の勇姿を見届けましたぞ」など絶賛の声が相次いでいた。
【どうする家康】信長が家康に提示した難題とは 鳥居強右衛門の“走れメロス”も注目
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメントだ。
【写真】“走れメロス”ぶりに高まる期待 岡崎体育が演じる鳥居強右衛門の姿
5月28日に放送された第20回では、武田勝頼(眞栄田郷敦)が徳川領を攻め、総大将の徳川信康(細田佳央太)は苦戦を強いられた。そんな中、信康を補佐する岡崎城奉行・大岡弥四郎(毎熊克哉)が徳川を裏切るクーデターが描かれた。だが、結局、弥四郎の企ては失敗し、弥四郎は捕らえられた。また、終盤には瀬名(有村架純)が武田側の千代(古川琴音)に「お友だちになりましょう」と声をかけるシーンもあった。4日放送の第21回はどうなるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、第21回は武田に包囲された奥三河の長篠城をめぐる内容になりそうだ。城主・奥平信昌(白洲迅)はピンチを伝えるため、鳥居強右衛門(岡崎体育)を岡崎へ送り出す。強右衛門の手紙を受け取った家康は、織田に援護を求めると、信長(岡田准一)は2万を超える軍勢を率いて岡崎へやって来る。そして天下一統に突き進む信長は、参戦の条件として家康に驚くべき条件を提示するという。
第21回は、歴史好きでなくても聞いたことはあるであろう「長篠の戦い」に向けて動きだす。公式サイトの予告映像では、冒頭、強右衛門が「長篠を救ってくだせーまし」と懇願する姿に続き、家康の長女・亀姫(當真あみ)の「はあ?」と驚く顔が映し出された。その後、強右衛門が必死に走っている姿や「信長が難題を迫る」という字幕が映し出された。信長が家康に提示した難題も気になるが、もう一つ気になるのは岡崎が演じる強右衛門。信昌に送り出された強右衛門の戦国版“走れメロス”ぶりがどう描かれるかだ。視聴者の心を揺り動かしてくれることを期待したい。
ENCOUNT編集部
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメントだ。
【写真】“走れメロス”ぶりに高まる期待 岡崎体育が演じる鳥居強右衛門の姿
5月28日に放送された第20回では、武田勝頼(眞栄田郷敦)が徳川領を攻め、総大将の徳川信康(細田佳央太)は苦戦を強いられた。そんな中、信康を補佐する岡崎城奉行・大岡弥四郎(毎熊克哉)が徳川を裏切るクーデターが描かれた。だが、結局、弥四郎の企ては失敗し、弥四郎は捕らえられた。また、終盤には瀬名(有村架純)が武田側の千代(古川琴音)に「お友だちになりましょう」と声をかけるシーンもあった。4日放送の第21回はどうなるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、第21回は武田に包囲された奥三河の長篠城をめぐる内容になりそうだ。城主・奥平信昌(白洲迅)はピンチを伝えるため、鳥居強右衛門(岡崎体育)を岡崎へ送り出す。強右衛門の手紙を受け取った家康は、織田に援護を求めると、信長(岡田准一)は2万を超える軍勢を率いて岡崎へやって来る。そして天下一統に突き進む信長は、参戦の条件として家康に驚くべき条件を提示するという。
第21回は、歴史好きでなくても聞いたことはあるであろう「長篠の戦い」に向けて動きだす。公式サイトの予告映像では、冒頭、強右衛門が「長篠を救ってくだせーまし」と懇願する姿に続き、家康の長女・亀姫(當真あみ)の「はあ?」と驚く顔が映し出された。その後、強右衛門が必死に走っている姿や「信長が難題を迫る」という字幕が映し出された。信長が家康に提示した難題も気になるが、もう一つ気になるのは岡崎が演じる強右衛門。信昌に送り出された強右衛門の戦国版“走れメロス”ぶりがどう描かれるかだ。視聴者の心を揺り動かしてくれることを期待したい。
ENCOUNT編集部
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