羽柴秀吉の関白就任前、摂関家で大問題になっていた関白の座をめぐる争い
今回の「どうする家康」では、ついに羽柴秀吉が関白の座に就いた。しかし、秀吉が関白に就任する前、摂関家で関白の座をめぐって争っていたので、その経緯を説明しておこう。
日本史上に関白という職が初めて登場するのは、宇多天皇が仁和3年(867)に太政大臣の藤原基経を任命したときといわれている。
関白には、「百官の上奏に関り、意見を白す」という意味がある。10世紀末頃からは、天皇が幼少のときには摂政を、成長してからは関白をそれぞれ置くことが慣例となった。
やがて摂政・関白の職は、藤原氏北家が独占し、藤原道長以後はその子孫が継承した(摂関政治)。鎌倉時代以後は、五摂家の近衛、九条、二条、一条、鷹司の各家が、交代で摂政・関白の職を務めるようになった。
したがって、秀吉が関白に就任したという事実は、計り知れないほどの重みと衝撃があったのである。
羽柴秀吉は、すぐに関白に就任したわけではない。天正13年(1585)3月には、正二位・内大臣に叙位・任官された(「木下家文書」)。秀吉が高い官職を強く意識し出したのは、前年11月頃からであると指摘されている。それは奇しくも、秀吉が信雄・家康と和睦を結んだ頃である。
それまでの秀吉は京都市中や畿内を掌握するなど、もはや一宿老の枠に収まらない存在となっていた。秀吉が高い官職を臨んだのは、本格的に天下人を意識した証左にならないだろうか。
秀吉が関白になったのは、関白相論がきっかけだった。関白相論とは、二条昭実と近衛信輔が関白職をめぐって争い、その相論に乗じて秀吉が関白に就任した一連の出来事のことである。天正13年(1585)5月の時点で、関白以下の任官の予定は、下記のようになっていた。
①関 白・二条昭実―――一年程度の在職ののちに辞任。
②左大臣・近衛信輔―――関白(左大臣兼務)。
③右大臣・菊亭晴季―――辞任。
④内大臣・羽柴秀吉―――右大臣。
関白職が五摂家の持ち回りなっていたので、このような予定で進められていたが、この人事計画が思わぬ波紋を巻き起こした。この人事計画に反対したのが、ほかならぬ秀吉だった。
秀吉の主だった織田信長は、右大臣を極官(最高の位)として、天正10年(1582)6月に本能寺の変で横死した。この事実をもって、右大臣に転任するのは縁起が悪いと言い出したのである。
秀吉は信長の「凶例」を避けるため、右大臣でなく左大臣への就任を要望した。現在のわれわれには、迷信らしきことを信じるのは違和感があるが、これが当時の人々の感覚であった。ちなみに、右大臣よりも左大臣の方が高位である。
その点を考慮すると、秀吉は右大臣が不吉極まりない官職であると主張するが、本当にそのように思っていたのか、いささか疑問が残る。実際は、より高い地位の左大臣を望んでいたのだろう。
主要参考文献
渡邊大門『清須会議 秀吉天下取りのスイッチはいつ入ったのか?』(朝日新書、2020年)
今回の「どうする家康」では、ついに羽柴秀吉が関白の座に就いた。しかし、秀吉が関白に就任する前、摂関家で関白の座をめぐって争っていたので、その経緯を説明しておこう。
日本史上に関白という職が初めて登場するのは、宇多天皇が仁和3年(867)に太政大臣の藤原基経を任命したときといわれている。
関白には、「百官の上奏に関り、意見を白す」という意味がある。10世紀末頃からは、天皇が幼少のときには摂政を、成長してからは関白をそれぞれ置くことが慣例となった。
やがて摂政・関白の職は、藤原氏北家が独占し、藤原道長以後はその子孫が継承した(摂関政治)。鎌倉時代以後は、五摂家の近衛、九条、二条、一条、鷹司の各家が、交代で摂政・関白の職を務めるようになった。
したがって、秀吉が関白に就任したという事実は、計り知れないほどの重みと衝撃があったのである。
羽柴秀吉は、すぐに関白に就任したわけではない。天正13年(1585)3月には、正二位・内大臣に叙位・任官された(「木下家文書」)。秀吉が高い官職を強く意識し出したのは、前年11月頃からであると指摘されている。それは奇しくも、秀吉が信雄・家康と和睦を結んだ頃である。
それまでの秀吉は京都市中や畿内を掌握するなど、もはや一宿老の枠に収まらない存在となっていた。秀吉が高い官職を臨んだのは、本格的に天下人を意識した証左にならないだろうか。
秀吉が関白になったのは、関白相論がきっかけだった。関白相論とは、二条昭実と近衛信輔が関白職をめぐって争い、その相論に乗じて秀吉が関白に就任した一連の出来事のことである。天正13年(1585)5月の時点で、関白以下の任官の予定は、下記のようになっていた。
①関 白・二条昭実―――一年程度の在職ののちに辞任。
②左大臣・近衛信輔―――関白(左大臣兼務)。
③右大臣・菊亭晴季―――辞任。
④内大臣・羽柴秀吉―――右大臣。
関白職が五摂家の持ち回りなっていたので、このような予定で進められていたが、この人事計画が思わぬ波紋を巻き起こした。この人事計画に反対したのが、ほかならぬ秀吉だった。
秀吉の主だった織田信長は、右大臣を極官(最高の位)として、天正10年(1582)6月に本能寺の変で横死した。この事実をもって、右大臣に転任するのは縁起が悪いと言い出したのである。
秀吉は信長の「凶例」を避けるため、右大臣でなく左大臣への就任を要望した。現在のわれわれには、迷信らしきことを信じるのは違和感があるが、これが当時の人々の感覚であった。ちなみに、右大臣よりも左大臣の方が高位である。
その点を考慮すると、秀吉は右大臣が不吉極まりない官職であると主張するが、本当にそのように思っていたのか、いささか疑問が残る。実際は、より高い地位の左大臣を望んでいたのだろう。
主要参考文献
渡邊大門『清須会議 秀吉天下取りのスイッチはいつ入ったのか?』(朝日新書、2020年)
【新闻】「火をつけたのは私なのかな」不安に震える朱莉(髙橋ひかる)を浅海(眞島秀和)はそっと抱き寄せ…『ハレーションラブ』第5話
髙橋ひかるが主演を務める『ハレーションラブ』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分~深夜0時)の第5話が、9月2日(土)に放送される。
テレビ朝日ドラマ初主演の髙橋ひかる×新進気鋭の脚本家・若杉栞南という、勢いのある才能が初タッグを組んで送る、かつてない美しいラブサスペンス『ハレーションラブ』。
8月26日放送の第4話では、街で起きている事件に藤原昴(一ノ瀬颯)が関与しているのではと疑い始めた深山朱莉(髙橋)だが、昴はきっぱり否定。さらに朱莉と昴は謎の人物に追われるという事態が発生。ラストでは朱莉の家が何者かに荒らされてぼうぜんとする中、母・深山那津子(濱田マリ)が15年前の事件当日、朱莉が撮影したフィルムを隠し持っていたことが判明する。
放送回ごとに「この人が犯人かも!?」と浮上しては、また別の人物も怪しく見えてきて、視聴者を惑わせる本作。そんな中、本日9月2日放送の第5話では、真犯人につながる15年前に起きた火事の秘密が明らかとなる。
昴と一緒にいるところを謎の人物から襲われそうになり、家の中が荒らされるなど、立て続けに衝撃の事態に襲われる朱莉。何よりもショックだったのは、母・那津子が自分にうそをついて15年前の火事が起きた日のフィルムを隠し持っていたこと。那津子は「ただ朱莉を守りたかった」という一心で隠していたと言うが…。フィルムを現像し、写真を目にした朱莉は、さらなる衝撃を受ける。
「火をつけたのは私なのかな」。まさか、自分のせいで昴の兄・晶が亡くなった…? 果たして、フィルムが導き出す15年前の火事の真相とは。
考えてもみなかった可能性に朱莉ががく然とする中、偶然街中で橋本隼斗(栁俊太郎)とすれ違う。なぜか橋本は顔がはれ上がり、負傷しているようで…。しかも、朱莉に何か言いたそうな様子。橋本の身に何が起こり、何を伝えようとしているのか。
衝撃の事態が次々と襲いかかる朱莉はついに体調を崩し、大学を休んだことから、心配した浅海恭介(眞島秀和)が見舞いのためミヤマカメラへやって来る。
そんな時、1人の女子高生・中條(並木彩華)があるフィルムの現像依頼でやって来たことをきっかけに、朱莉と浅海の距離がグッと近づくことに。意を決して抱えている不安な心の内を明かしたものの、思わず涙があふれ出てしまう朱莉。浅海はそんな彼女をそっと抱き寄せ…。
事件につながる15年前の火事の真相、朱莉と浅海の恋と、物語が大きく動き出す第5話。さらに、ラストには思いもよらぬ大事件も待ち受けている。
#高桥光[超话]##高桥光##髙橋ひかる#
髙橋ひかるが主演を務める『ハレーションラブ』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分~深夜0時)の第5話が、9月2日(土)に放送される。
テレビ朝日ドラマ初主演の髙橋ひかる×新進気鋭の脚本家・若杉栞南という、勢いのある才能が初タッグを組んで送る、かつてない美しいラブサスペンス『ハレーションラブ』。
8月26日放送の第4話では、街で起きている事件に藤原昴(一ノ瀬颯)が関与しているのではと疑い始めた深山朱莉(髙橋)だが、昴はきっぱり否定。さらに朱莉と昴は謎の人物に追われるという事態が発生。ラストでは朱莉の家が何者かに荒らされてぼうぜんとする中、母・深山那津子(濱田マリ)が15年前の事件当日、朱莉が撮影したフィルムを隠し持っていたことが判明する。
放送回ごとに「この人が犯人かも!?」と浮上しては、また別の人物も怪しく見えてきて、視聴者を惑わせる本作。そんな中、本日9月2日放送の第5話では、真犯人につながる15年前に起きた火事の秘密が明らかとなる。
昴と一緒にいるところを謎の人物から襲われそうになり、家の中が荒らされるなど、立て続けに衝撃の事態に襲われる朱莉。何よりもショックだったのは、母・那津子が自分にうそをついて15年前の火事が起きた日のフィルムを隠し持っていたこと。那津子は「ただ朱莉を守りたかった」という一心で隠していたと言うが…。フィルムを現像し、写真を目にした朱莉は、さらなる衝撃を受ける。
「火をつけたのは私なのかな」。まさか、自分のせいで昴の兄・晶が亡くなった…? 果たして、フィルムが導き出す15年前の火事の真相とは。
考えてもみなかった可能性に朱莉ががく然とする中、偶然街中で橋本隼斗(栁俊太郎)とすれ違う。なぜか橋本は顔がはれ上がり、負傷しているようで…。しかも、朱莉に何か言いたそうな様子。橋本の身に何が起こり、何を伝えようとしているのか。
衝撃の事態が次々と襲いかかる朱莉はついに体調を崩し、大学を休んだことから、心配した浅海恭介(眞島秀和)が見舞いのためミヤマカメラへやって来る。
そんな時、1人の女子高生・中條(並木彩華)があるフィルムの現像依頼でやって来たことをきっかけに、朱莉と浅海の距離がグッと近づくことに。意を決して抱えている不安な心の内を明かしたものの、思わず涙があふれ出てしまう朱莉。浅海はそんな彼女をそっと抱き寄せ…。
事件につながる15年前の火事の真相、朱莉と浅海の恋と、物語が大きく動き出す第5話。さらに、ラストには思いもよらぬ大事件も待ち受けている。
#高桥光[超话]##高桥光##髙橋ひかる#
ラウール、10回目の「TGC」でキレッキレな“TRANSCENDANCE”パフォーマンスを披露(WEBザテレビジョン)
Snow Man・ラウールが「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER」(9月2日、さいたまスーパーアリーナ)の「TGC SPECIAL STAGE」に登場。圧巻のステージジングで会場を魅了した。
■ダイナミックなパフォーマンスで会場を魅了
日本を代表する人気グループに成長を遂げたSnow Manからラウールが出演。「マイナビ presents TGC 2019 S/S」に初登場してから今回で連続出演10回目となり、20歳を迎えて初めてのTGCのランウエーとなる。
スモークの中からラウールが登場すると、会場からは割れんばかりの歓声が。今回のステージテーマは「TRANSCENDANCE」。キラキラ輝くシルバーのセットアップを抜群のスタイルで着こなし、衣装に合わせたラメのメークを施したラウールは、ランウエートップでキレッキレのダンスを披露し、会場の視線を釘付けに。
途中、コミカルな動きとともに早替えも披露。その後も、手足の長さを生かしたダイナミックなパフォーマンスで、会場の空気を一変。ラウールがステージを去った後も、会場は興奮冷めやらぬ観客の声が止まらなかった。
■ネットに称賛コメントが多数
また、生中継されたABEMAのコメント欄には、「すごい」「かっこいい」「パリコレすぎる」「マイケルジャクソンか」「スタイルもパフォーマンスもえぐい」「日本の宝」など、ラウールを絶賛するコメントが溢れていた。
Snow Man・ラウールが「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER」(9月2日、さいたまスーパーアリーナ)の「TGC SPECIAL STAGE」に登場。圧巻のステージジングで会場を魅了した。
■ダイナミックなパフォーマンスで会場を魅了
日本を代表する人気グループに成長を遂げたSnow Manからラウールが出演。「マイナビ presents TGC 2019 S/S」に初登場してから今回で連続出演10回目となり、20歳を迎えて初めてのTGCのランウエーとなる。
スモークの中からラウールが登場すると、会場からは割れんばかりの歓声が。今回のステージテーマは「TRANSCENDANCE」。キラキラ輝くシルバーのセットアップを抜群のスタイルで着こなし、衣装に合わせたラメのメークを施したラウールは、ランウエートップでキレッキレのダンスを披露し、会場の視線を釘付けに。
途中、コミカルな動きとともに早替えも披露。その後も、手足の長さを生かしたダイナミックなパフォーマンスで、会場の空気を一変。ラウールがステージを去った後も、会場は興奮冷めやらぬ観客の声が止まらなかった。
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また、生中継されたABEMAのコメント欄には、「すごい」「かっこいい」「パリコレすぎる」「マイケルジャクソンか」「スタイルもパフォーマンスもえぐい」「日本の宝」など、ラウールを絶賛するコメントが溢れていた。
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