#雨湖的动漫[超话]#TV动画系列『约会大作战』制作中,#约会大作战# 公开视觉图与予告PV 动画10周年纪念杂记、日历插图企划实施决定
『デート・ア・ライブⅤ』TVアニメシリーズ制作進行中、ティザービジュアル&ティザーPV公開! アニメ10周年記念寄せ書き、カレンダーイラスト企画2023実施決定も発表
人間の少女の姿をしながらも、人間とは異なる存在――精霊。
強大な能力をもち、隣界から顕現する際に〈空間震〉と呼ばれる災害を発生させる彼女たちは、人類の天敵とさえ呼ばれている。
そんな精霊の脅威に対して人類がとりうる手段は、武力をもって殲滅する、もしくは――
『デートして、デレさせる』!
五河士道は、精霊をデレされてキスをすることで、力を封印できる能力のもち主。
その力で人類を、そして精霊たちを救ってきた彼をめぐって、大きな波乱が迫ろうとしていた。
世界有数の巨大企業にして精霊の力を狙うDEMインダストリーが、士道の命を奪うべく総力をあげて襲い来る。
そして士道の記憶の奥にいた謎の少女がその正体を現し――。
いくつもの思惑が交錯する、過去最大の戦いが始まる。
『デート・ア・ライブⅤ』TVアニメシリーズ制作進行中、ティザービジュアル&ティザーPV公開! アニメ10周年記念寄せ書き、カレンダーイラスト企画2023実施決定も発表
人間の少女の姿をしながらも、人間とは異なる存在――精霊。
強大な能力をもち、隣界から顕現する際に〈空間震〉と呼ばれる災害を発生させる彼女たちは、人類の天敵とさえ呼ばれている。
そんな精霊の脅威に対して人類がとりうる手段は、武力をもって殲滅する、もしくは――
『デートして、デレさせる』!
五河士道は、精霊をデレされてキスをすることで、力を封印できる能力のもち主。
その力で人類を、そして精霊たちを救ってきた彼をめぐって、大きな波乱が迫ろうとしていた。
世界有数の巨大企業にして精霊の力を狙うDEMインダストリーが、士道の命を奪うべく総力をあげて襲い来る。
そして士道の記憶の奥にいた謎の少女がその正体を現し――。
いくつもの思惑が交錯する、過去最大の戦いが始まる。
教場
前編 & 後編
フジテレビ 2020年放送
【木村拓哉主演 月9ドラマ『風間公親-教場0-』4/10(月)よる9時スタート!】
ここで生き残った者だけが、警察官になれる。
警察学校という密室・・・そこで、何が起きたのか。必死のサバイバルが始まる―
“教場”と呼ばれる警察学校の教室。冷酷無比な教官・風間公親(かざま・きみちか/木村拓哉)が務める初任科第198期短期課程の教場では、生徒たちが日々、早朝6時起床から激しいトレーニングにさらされている。何より厳しいのがルール厳守。その行動は、常に監視体制に置かれ、誰かのミスは連帯で責任を負う。携帯電話も没収され、外出するためには許可が必要。そんな辛苦ともいえる究極の試練が待ち受ける警察学校には、様々な背景を持つ生徒たちが様々な動機で集まってきている。また、警察学校という閉塞(へいそく)した極限状態で生徒たちが抱える葛藤も様々。「警察学校とは適性のない人間をふるい落とす場である」と考える教官・風間は、生徒がトラブルを抱えた途端、退校届を突きつける非情な男だ。また、いつも生徒たちに突然理解しがたい指令だけを告げて、その場を立ち去ってしまう。次々とふるいにかけられる“教場”という名のサバイバルゲームを生き抜くため、生徒たちの秘密と思惑が渦巻き、いろいろな事件が巻き起こっていく・・・。“風間教場”のクラスメートは30人。果たして最後までふるい落とされずに生き残り、何人の生徒が卒業証書を手にすることができるのか?さらに風間は、生徒たちが起こす事件の複雑に絡み合った真相を解決していくことはできるのか?そして、生徒たちに非常識ともいえる謎の試練を与え続ける風間の真の狙いとは?
前編 & 後編
フジテレビ 2020年放送
【木村拓哉主演 月9ドラマ『風間公親-教場0-』4/10(月)よる9時スタート!】
ここで生き残った者だけが、警察官になれる。
警察学校という密室・・・そこで、何が起きたのか。必死のサバイバルが始まる―
“教場”と呼ばれる警察学校の教室。冷酷無比な教官・風間公親(かざま・きみちか/木村拓哉)が務める初任科第198期短期課程の教場では、生徒たちが日々、早朝6時起床から激しいトレーニングにさらされている。何より厳しいのがルール厳守。その行動は、常に監視体制に置かれ、誰かのミスは連帯で責任を負う。携帯電話も没収され、外出するためには許可が必要。そんな辛苦ともいえる究極の試練が待ち受ける警察学校には、様々な背景を持つ生徒たちが様々な動機で集まってきている。また、警察学校という閉塞(へいそく)した極限状態で生徒たちが抱える葛藤も様々。「警察学校とは適性のない人間をふるい落とす場である」と考える教官・風間は、生徒がトラブルを抱えた途端、退校届を突きつける非情な男だ。また、いつも生徒たちに突然理解しがたい指令だけを告げて、その場を立ち去ってしまう。次々とふるいにかけられる“教場”という名のサバイバルゲームを生き抜くため、生徒たちの秘密と思惑が渦巻き、いろいろな事件が巻き起こっていく・・・。“風間教場”のクラスメートは30人。果たして最後までふるい落とされずに生き残り、何人の生徒が卒業証書を手にすることができるのか?さらに風間は、生徒たちが起こす事件の複雑に絡み合った真相を解決していくことはできるのか?そして、生徒たちに非常識ともいえる謎の試練を与え続ける風間の真の狙いとは?
ミラノ、石川祐希がMVPの活躍で最強ペルージャを再度撃破!勝負は第5戦へ!!
2023年4月3日
イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはペルージャとのプレーオフ準々決勝第4戦を現地時間4月2日(日)にホームで戦い、3-2(25-15, 19-25, 19-25, 28-26, 15-13)で勝利しました。
石川祐希はこの試合もスタメンで出場し、第5セット終盤に脚を負傷して離脱するもチーム2位の18得点の活躍で勝利に大きく貢献し、試合のMVPにも選ばれました。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)
ペルージャ
OH:レオン(ポーランド)、セメニウク(ポーランド)
MB:ソレ(アルゼンチン/イタリア)、ルッソ(イタリア)
OP:エレラ(キューバ)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)/ピッチネッリ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
この試合のスタッツはこちら
試合レポート
第1セット、序盤から石川のサーブからOPパトリィがスパイクを決めるなどしてミラノが連続得点をあげて6-2とリードします。
さらにOHメルガレホのスパイクやOPパトリィのサービスエースで連続ブレイクを決めて11-4とペルージャを突き放します。
その後もスパイクが決まらずミスが多いペルージャに対してSポッロの連続サービスエース、MBロセルのブロックなど終始ミラノが圧倒し、最後はOPパトリィがスパイクを決めて25-15でこのセットをミラノが取ります。
第2セット、先ほどとは打って変わってOHレオンをはじめペルージャのサイド攻撃が次々と決まりだし、またOPエレラのサービスエースなどで4-8とペルージャがリードします。
そこからMBソレのブロック、OHセメニウクのサービスエースなどで11-16とペルージャがさらに点差を広げます。
終盤にミラノもOH石川がOPエレラを1枚ブロックで止めるなど応戦して19-22としますが、最後はOPエレラのサーブとOHレオンのブロックにOH石川が続けてやられてしまい、19-25でペルージャがこのセットを取り返します。
第3セット、序盤ミラノがSポッロのサービスエースで3-1とするも、OHセメニウクのエースとOHレオンのスパイクでペルージャが5-6すぐさま逆転します。
さらにペルージャはOPエレラのスパイク、OHレオンのサービスエースで8-12とリードを広げます。
その後もペルージャがOHセメニウクのスパイク、MBルッソのブロックなどでじわじわとブレイクを取って14-21と点差を更に広げます。
終盤ミラノはOHメルガレホのサーブからエースを含む3連続ブレイクで18-21としますが、最後はOPエレラが強烈なサーブとスパイクで点数たたき出して19-25でこのセットもペルージャが取ります。
第4セット、序盤はお互いにサーブミスが続きサイドアウトの取り合いになりますが、OPパトリィがブロックとサービスエースでブレイクポイントを決めて12-10とミラノが先行します。
その後もお互いサイド攻撃を中心にサイドアウトを取り合う展開となり、ミラノが20-17とリードを保ったままセット終盤を迎えます。
しかしMBソレのブロックとOHセメニウクのサーブからのOHレオンのダイレクトスパイクでペルージャが21-21と同点に追いつきます。
それでもOH石川が巧みなアタックで連続でサイドアウト決めるなどして24-23とミラノが先にセットポイントを握りますが、そのOH石川にセンターラインを踏み越える反則が出てしまい24-24と試合はデュースに。
しかしミラノは直後のOHレオンのサーブをOHメルガレホのスパイクで1本で切ると、最後はOPパトリィとOH石川が渾身のスパイクを続けて決めて28-26でこのセットをミラノが取り切ります。
第5セット、開始早々にSポッロがサービスエースを決めてミラノが3-1と前に出ますが、直後にOHレオンが3連続サービスエースを決めるなどして3-6となり、ペルージャが一気に試合の主導権を奪います。
しかしその後ミラノはOHメルガレホが確実にサイドアウトを決め、粘りのラリーからOH石川のスパイクで2本のブレイクを決めて10-11と1点差まで迫ると、さらにOHレオンのスパイクミスで12-12と同点に追いつきます。
ただしこの直後、OPエレラの一度はセンターライン踏み越しの反則を取られたプレーがあり、それを避けようとしたOH石川が脚を負傷します。
チャレンジの結果踏み越しはなくこのプレーはノーカウントとなりますが、試合続行不可能となったOH石川は、OHエバディプールがすでにこのセットで起用されていたため違うポジションのMBヴィテッリと交代。
しかしこの嫌な雰囲気を断ち切るかのようにSポッロがサービスエースを決めて13-12とミラノが逆転します。
続くSポッロのサーブはミスとなりますが、直後のOHレオンのサーブをLペサレージが完璧にセッターに返球し、1本では決まらなかったもののOHセメニウクのスパイクに対してMBヴィテッリがブロックタッチを取り、直後に自らクイックを叩き込んで14-13とミラノがマッチポイントを握ります。
そして最後はOPエレラのスパイクをMBロセルが完璧なブロックでシャットアウトし、15-13でこのセットを取り切ったミラノが3-2でペルージャに勝利しました。
MVP:石川祐希(18得点(うちブロック2)、アタック決定率44%、サーブレシーブ成功率44%)
これでミラノは準々決勝の戦績を2勝2敗のタイとし、準決勝進出チームの決定は第5戦までもつれることになりました。
運命のプレーオフ準々決勝第5戦は現地時間4月10日(月)18:00(日本時間翌1:00)からアウェイのペルージャで行われます。
試合の感想など
この試合は現地にいましたが、本当にとんでもない試合を見ました。
現地で見た試合の中で過去一にすごい試合だったかもしれません、少なくとも3本の指に入る屈指の名試合だったことは間違いありません。
正直言うと、チームミラノのスクデット獲得(リーグ制覇)への旅は今日で終わるのではないかと思っていました。
ミラノに勝ってほしいと思ってはいるものの、客観的に考えるとペルージャが勝つ可能性が高いのは明らか。
会場や配信で戦況を見守っていた方々の中でも同じように思っていた人が多かったのではないでしょうか。
しかし彼らはそんな大方の予想を見事に裏切って、期待に応えてくれました。
まずはMVPの石川祐希。
3セット目まではメルガレホやパトリィの活躍の陰に隠れていた感がありましたが(ただしブロックを除く)、4セット目以降の逆転劇を支えたのは間違いなく石川でした。
4セット目の序盤のサーブでリードを作り、終盤は怒涛の連続スパイク。
おそらくセッターのポッロに「自分にトスを持ってこい」と伝えていたのでしょう、終盤はほとんどのボールが石川に託され、それを見事に次々と得点していきました。
23点目の相手ブロックをあざ笑うかのような巧みなフェイントには思わず声を上げてしまいましたし、途中24-23の場面では気持ちが前に出過ぎてかセンターラインを踏み越してしまいましたがそのミスにも引きずられず、次のセットポイントのときには鬼気迫る強烈なスパイクをコートに叩き込み、見事にセットを奪取。
この4セット目終盤のプレーを見ているときに、なんだか泣きそうになっている自分がいることに気が付きました。
普段はほとんど試合を見ながら涙を浮かべることはないですが、やっぱり前回の宮浦同様に、今シーズンは直になんども話を聞いてきたし、試合もありがたいことに近い位置から見ることができているので、細かい選手の表情とかまではっきり見えているからこそ、なんだろう、感情が揺さぶられやすくなっているのでしょう。
まだ4セット取ったあとで、これから5セット目が待っていると言うのに、なんだかすでに感傷に浸りそうになっていました。
もちろん5セット目もすごくて、レオンの連続サービスエースで絶望的な状況になってからも諦めずにプレーを続け、6点目のパイプ攻撃を決めたあたりから脚を痛めたような素振りを見せつつもプレーを続け、特に10点目のハイボール、普段ならああいう不利な場面では積極的にリバウンドを狙いにいくところを渾身の強打で決める。
かっこよすぎかよ。
だからこそ、その後エレラの危険なプレーで脚の状態が悪化し、コートを去らなければならなくなったときはもう一気に絶望に突き落とされたようでした。
同時にコッパイタリア準決勝の、石川が負傷退場後に逆転負けしてしまった試合がよみがえります。
しかもあの時はまだ3セット目でまだなんとか控えの選手どうにかできるかもというところでしたが、今回はもうあとがない5セット目で控えサイドのエバディプールはすでにパトリィと交代していたため、交代で入ったのはミドルのヴィテッリ。
サイドアウトになればミドルの少なくとも誰かひとりがサーブレシーブに入らなければいけない状況で、いくら12-12の同点とはいえかなり厳しかったです。
正直、ミラノの負けを覚悟しました。
しかし石川のいないコートで他の選手たちが奮起。
ポッロのサービスエースからはじまり、ペサレージのサーブレシーブ、ヴィテッリのブロックとクイック、そしてロセルのブロック。
こんなドラマチックな試合、残りの人生の中であといったい何回見ることができるでしょうか。
こんな素晴らしい試合に立ち会えたことに本当に感謝します。
結局試合後も石川はトレーナーさんの治療を受けていて、僕なんかが話しかけることはできませんでしたが、ペルージャに勝つためにはやはり彼の力が必要不可欠なので、来週月曜日にまた元気な姿が見られることを願います。
(こういうときでも話しかけられるような関係性を築けていたらよかったですが…)
次の最終戦も現地ペルージャで見守ることにしました。
ペルージャホームでペルージャはまだ負けがありませんが、伝説を見届けたいと思います。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
2023年4月3日
イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはペルージャとのプレーオフ準々決勝第4戦を現地時間4月2日(日)にホームで戦い、3-2(25-15, 19-25, 19-25, 28-26, 15-13)で勝利しました。
石川祐希はこの試合もスタメンで出場し、第5セット終盤に脚を負傷して離脱するもチーム2位の18得点の活躍で勝利に大きく貢献し、試合のMVPにも選ばれました。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)
ペルージャ
OH:レオン(ポーランド)、セメニウク(ポーランド)
MB:ソレ(アルゼンチン/イタリア)、ルッソ(イタリア)
OP:エレラ(キューバ)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)/ピッチネッリ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
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試合レポート
第1セット、序盤から石川のサーブからOPパトリィがスパイクを決めるなどしてミラノが連続得点をあげて6-2とリードします。
さらにOHメルガレホのスパイクやOPパトリィのサービスエースで連続ブレイクを決めて11-4とペルージャを突き放します。
その後もスパイクが決まらずミスが多いペルージャに対してSポッロの連続サービスエース、MBロセルのブロックなど終始ミラノが圧倒し、最後はOPパトリィがスパイクを決めて25-15でこのセットをミラノが取ります。
第2セット、先ほどとは打って変わってOHレオンをはじめペルージャのサイド攻撃が次々と決まりだし、またOPエレラのサービスエースなどで4-8とペルージャがリードします。
そこからMBソレのブロック、OHセメニウクのサービスエースなどで11-16とペルージャがさらに点差を広げます。
終盤にミラノもOH石川がOPエレラを1枚ブロックで止めるなど応戦して19-22としますが、最後はOPエレラのサーブとOHレオンのブロックにOH石川が続けてやられてしまい、19-25でペルージャがこのセットを取り返します。
第3セット、序盤ミラノがSポッロのサービスエースで3-1とするも、OHセメニウクのエースとOHレオンのスパイクでペルージャが5-6すぐさま逆転します。
さらにペルージャはOPエレラのスパイク、OHレオンのサービスエースで8-12とリードを広げます。
その後もペルージャがOHセメニウクのスパイク、MBルッソのブロックなどでじわじわとブレイクを取って14-21と点差を更に広げます。
終盤ミラノはOHメルガレホのサーブからエースを含む3連続ブレイクで18-21としますが、最後はOPエレラが強烈なサーブとスパイクで点数たたき出して19-25でこのセットもペルージャが取ります。
第4セット、序盤はお互いにサーブミスが続きサイドアウトの取り合いになりますが、OPパトリィがブロックとサービスエースでブレイクポイントを決めて12-10とミラノが先行します。
その後もお互いサイド攻撃を中心にサイドアウトを取り合う展開となり、ミラノが20-17とリードを保ったままセット終盤を迎えます。
しかしMBソレのブロックとOHセメニウクのサーブからのOHレオンのダイレクトスパイクでペルージャが21-21と同点に追いつきます。
それでもOH石川が巧みなアタックで連続でサイドアウト決めるなどして24-23とミラノが先にセットポイントを握りますが、そのOH石川にセンターラインを踏み越える反則が出てしまい24-24と試合はデュースに。
しかしミラノは直後のOHレオンのサーブをOHメルガレホのスパイクで1本で切ると、最後はOPパトリィとOH石川が渾身のスパイクを続けて決めて28-26でこのセットをミラノが取り切ります。
第5セット、開始早々にSポッロがサービスエースを決めてミラノが3-1と前に出ますが、直後にOHレオンが3連続サービスエースを決めるなどして3-6となり、ペルージャが一気に試合の主導権を奪います。
しかしその後ミラノはOHメルガレホが確実にサイドアウトを決め、粘りのラリーからOH石川のスパイクで2本のブレイクを決めて10-11と1点差まで迫ると、さらにOHレオンのスパイクミスで12-12と同点に追いつきます。
ただしこの直後、OPエレラの一度はセンターライン踏み越しの反則を取られたプレーがあり、それを避けようとしたOH石川が脚を負傷します。
チャレンジの結果踏み越しはなくこのプレーはノーカウントとなりますが、試合続行不可能となったOH石川は、OHエバディプールがすでにこのセットで起用されていたため違うポジションのMBヴィテッリと交代。
しかしこの嫌な雰囲気を断ち切るかのようにSポッロがサービスエースを決めて13-12とミラノが逆転します。
続くSポッロのサーブはミスとなりますが、直後のOHレオンのサーブをLペサレージが完璧にセッターに返球し、1本では決まらなかったもののOHセメニウクのスパイクに対してMBヴィテッリがブロックタッチを取り、直後に自らクイックを叩き込んで14-13とミラノがマッチポイントを握ります。
そして最後はOPエレラのスパイクをMBロセルが完璧なブロックでシャットアウトし、15-13でこのセットを取り切ったミラノが3-2でペルージャに勝利しました。
MVP:石川祐希(18得点(うちブロック2)、アタック決定率44%、サーブレシーブ成功率44%)
これでミラノは準々決勝の戦績を2勝2敗のタイとし、準決勝進出チームの決定は第5戦までもつれることになりました。
運命のプレーオフ準々決勝第5戦は現地時間4月10日(月)18:00(日本時間翌1:00)からアウェイのペルージャで行われます。
試合の感想など
この試合は現地にいましたが、本当にとんでもない試合を見ました。
現地で見た試合の中で過去一にすごい試合だったかもしれません、少なくとも3本の指に入る屈指の名試合だったことは間違いありません。
正直言うと、チームミラノのスクデット獲得(リーグ制覇)への旅は今日で終わるのではないかと思っていました。
ミラノに勝ってほしいと思ってはいるものの、客観的に考えるとペルージャが勝つ可能性が高いのは明らか。
会場や配信で戦況を見守っていた方々の中でも同じように思っていた人が多かったのではないでしょうか。
しかし彼らはそんな大方の予想を見事に裏切って、期待に応えてくれました。
まずはMVPの石川祐希。
3セット目まではメルガレホやパトリィの活躍の陰に隠れていた感がありましたが(ただしブロックを除く)、4セット目以降の逆転劇を支えたのは間違いなく石川でした。
4セット目の序盤のサーブでリードを作り、終盤は怒涛の連続スパイク。
おそらくセッターのポッロに「自分にトスを持ってこい」と伝えていたのでしょう、終盤はほとんどのボールが石川に託され、それを見事に次々と得点していきました。
23点目の相手ブロックをあざ笑うかのような巧みなフェイントには思わず声を上げてしまいましたし、途中24-23の場面では気持ちが前に出過ぎてかセンターラインを踏み越してしまいましたがそのミスにも引きずられず、次のセットポイントのときには鬼気迫る強烈なスパイクをコートに叩き込み、見事にセットを奪取。
この4セット目終盤のプレーを見ているときに、なんだか泣きそうになっている自分がいることに気が付きました。
普段はほとんど試合を見ながら涙を浮かべることはないですが、やっぱり前回の宮浦同様に、今シーズンは直になんども話を聞いてきたし、試合もありがたいことに近い位置から見ることができているので、細かい選手の表情とかまではっきり見えているからこそ、なんだろう、感情が揺さぶられやすくなっているのでしょう。
まだ4セット取ったあとで、これから5セット目が待っていると言うのに、なんだかすでに感傷に浸りそうになっていました。
もちろん5セット目もすごくて、レオンの連続サービスエースで絶望的な状況になってからも諦めずにプレーを続け、6点目のパイプ攻撃を決めたあたりから脚を痛めたような素振りを見せつつもプレーを続け、特に10点目のハイボール、普段ならああいう不利な場面では積極的にリバウンドを狙いにいくところを渾身の強打で決める。
かっこよすぎかよ。
だからこそ、その後エレラの危険なプレーで脚の状態が悪化し、コートを去らなければならなくなったときはもう一気に絶望に突き落とされたようでした。
同時にコッパイタリア準決勝の、石川が負傷退場後に逆転負けしてしまった試合がよみがえります。
しかもあの時はまだ3セット目でまだなんとか控えの選手どうにかできるかもというところでしたが、今回はもうあとがない5セット目で控えサイドのエバディプールはすでにパトリィと交代していたため、交代で入ったのはミドルのヴィテッリ。
サイドアウトになればミドルの少なくとも誰かひとりがサーブレシーブに入らなければいけない状況で、いくら12-12の同点とはいえかなり厳しかったです。
正直、ミラノの負けを覚悟しました。
しかし石川のいないコートで他の選手たちが奮起。
ポッロのサービスエースからはじまり、ペサレージのサーブレシーブ、ヴィテッリのブロックとクイック、そしてロセルのブロック。
こんなドラマチックな試合、残りの人生の中であといったい何回見ることができるでしょうか。
こんな素晴らしい試合に立ち会えたことに本当に感謝します。
結局試合後も石川はトレーナーさんの治療を受けていて、僕なんかが話しかけることはできませんでしたが、ペルージャに勝つためにはやはり彼の力が必要不可欠なので、来週月曜日にまた元気な姿が見られることを願います。
(こういうときでも話しかけられるような関係性を築けていたらよかったですが…)
次の最終戦も現地ペルージャで見守ることにしました。
ペルージャホームでペルージャはまだ負けがありませんが、伝説を見届けたいと思います。
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