kisa线结束 我的主线剧情也全部结束了 随便写点感想给自己看当做纪念吧 废话很多
陆陆续续玩了三个多月、150个小时,ジャックジャンヌ直接成为我心中独一无二的最喜欢的作品。因为jj这部游戏我也认识了特别多好朋友,感谢大家每一次的深夜陪聊,因为总是打着打着就凌晨三四点了><在首页发疯的时候一看大家都在,一来二去就聊熟了,好喜欢大家……也期待有现在开始打繁中的朋友有任何想法可以和我聊聊!
和クォーツ的相遇让我感觉特别幸运也特别幸福,永远也无法忘记一周目的夏合宿和正式公演带给我的震撼与新鲜感,之后的六周目反复再反复因为那些台词上细小的差别、很少重复的随机对话、以及各人性格特色的不同所带来的新的故事而从未感到无聊。(虽然电波确实因人而异,不过总是止不住想看石田老师画的下一张绝美cg的欲望x并且剧本的细腻程度我真的很喜欢,总之就是全肯定!)经常会想着“真好这就是青春啊!”
看到kisa的第一瞬间其实想到的是春绯,那样模糊的性别感,坦率、细腻又聪明的女主人公让我特别喜欢。她是一枚连接着所有人的『歯車』,当她开始缓缓旋转身姿的时候,整个世界因为这颗小小的齿轮开始变化,那些不安的、焦虑的、绝望的,从原本停滞的世界中被连带着向前,不断地向前,因为从此有了值得继续前进的方向。
关于对梦想的追逐上,我在很多个瞬间跟随kisa也捡拾拼凑着自己的勇气。『たとえ叶わなくてもかまわない、それでも私は夢を選ぶ。』相信每个玩jj的人都已经把这句话刻在心上,这是kisa舞台梦的开始,是照耀着她人生路上明灯一样的光辉。这么长一段时间在univeil的生活,也更加坚定了她对梦想的执着。
其实这其中不乏让人眼前一黑的挫折,但是她比谁都稳定得更快,她是来享受舞台的,每一次公演对kisa来说都是她不可缺失的机会。所以她会说“尽全力吧,我不会留下遗憾”、会说“只要能够登上舞台我就很开心”、会说“我会为了整个quartz努力”、最终一切的一切化成一句『……私の人生は、央國キルツェが「ぜんぶ」だったんだ!』国境公演对标的univeil公演,是kisa故事的开始,也是她的梦想,她的所有、一切。仅仅是这一句台词倾注了她对自身梦想的所有感情,因为univeil让她有机会实现这个梦想,她也真的在舞台上绽放了独属于她自己的最耀眼的光彩。怎么舍得舍弃呢?怎么能舍弃呢?那样怀抱一切的期冀和坚定不移的眼神让人真的很难不共情流泪。
关于终公的故事,最完整的版本应该就呈现在kisa线。最终公演不是最惊艳我的一个,但一定是最打动我的一个。正解的终公故事完完全全是『キサの物語』。——“想いは壁を越えて”,在她探出手触及的厚重墙壁的另一边,是无尽原野上的花开。
よく頑張ってね、希佐ちゃん。
君は最高のジャックジャンヌ!
陆陆续续玩了三个多月、150个小时,ジャックジャンヌ直接成为我心中独一无二的最喜欢的作品。因为jj这部游戏我也认识了特别多好朋友,感谢大家每一次的深夜陪聊,因为总是打着打着就凌晨三四点了><在首页发疯的时候一看大家都在,一来二去就聊熟了,好喜欢大家……也期待有现在开始打繁中的朋友有任何想法可以和我聊聊!
和クォーツ的相遇让我感觉特别幸运也特别幸福,永远也无法忘记一周目的夏合宿和正式公演带给我的震撼与新鲜感,之后的六周目反复再反复因为那些台词上细小的差别、很少重复的随机对话、以及各人性格特色的不同所带来的新的故事而从未感到无聊。(虽然电波确实因人而异,不过总是止不住想看石田老师画的下一张绝美cg的欲望x并且剧本的细腻程度我真的很喜欢,总之就是全肯定!)经常会想着“真好这就是青春啊!”
看到kisa的第一瞬间其实想到的是春绯,那样模糊的性别感,坦率、细腻又聪明的女主人公让我特别喜欢。她是一枚连接着所有人的『歯車』,当她开始缓缓旋转身姿的时候,整个世界因为这颗小小的齿轮开始变化,那些不安的、焦虑的、绝望的,从原本停滞的世界中被连带着向前,不断地向前,因为从此有了值得继续前进的方向。
关于对梦想的追逐上,我在很多个瞬间跟随kisa也捡拾拼凑着自己的勇气。『たとえ叶わなくてもかまわない、それでも私は夢を選ぶ。』相信每个玩jj的人都已经把这句话刻在心上,这是kisa舞台梦的开始,是照耀着她人生路上明灯一样的光辉。这么长一段时间在univeil的生活,也更加坚定了她对梦想的执着。
其实这其中不乏让人眼前一黑的挫折,但是她比谁都稳定得更快,她是来享受舞台的,每一次公演对kisa来说都是她不可缺失的机会。所以她会说“尽全力吧,我不会留下遗憾”、会说“只要能够登上舞台我就很开心”、会说“我会为了整个quartz努力”、最终一切的一切化成一句『……私の人生は、央國キルツェが「ぜんぶ」だったんだ!』国境公演对标的univeil公演,是kisa故事的开始,也是她的梦想,她的所有、一切。仅仅是这一句台词倾注了她对自身梦想的所有感情,因为univeil让她有机会实现这个梦想,她也真的在舞台上绽放了独属于她自己的最耀眼的光彩。怎么舍得舍弃呢?怎么能舍弃呢?那样怀抱一切的期冀和坚定不移的眼神让人真的很难不共情流泪。
关于终公的故事,最完整的版本应该就呈现在kisa线。最终公演不是最惊艳我的一个,但一定是最打动我的一个。正解的终公故事完完全全是『キサの物語』。——“想いは壁を越えて”,在她探出手触及的厚重墙壁的另一边,是无尽原野上的花开。
よく頑張ってね、希佐ちゃん。
君は最高のジャックジャンヌ!
【新闻】DA PUMP ISSAが語る『U.S.A.』裏話。最初に聞いた時は「これ…えっと…」
「パンサー向井のふらっと」はTBSラジオで月曜~木曜の朝8時30分から放送中!
6月29日(木)、9時台の『ふらっとトピック』は、DA PUMPのISSAさんをゲストにお迎えしました!
去年の年末にウーファービーツのコーナーでDA PUMPを特集した時に、 オンエアを聴いてツイートしてくれたISSAさん!今回は、ISSA VS 向井でDA PUMPしばりのイントロクイズを行うことに!
DA PUMP縛りのイントロクイズ、意外と向井慧が有利!?
向井:歌ってる本人とやること?と思ってますけどね(笑)。ISSAさんと僕でDA PUMPさんのイントロクイズをするという、非常に無茶な企画(笑)。もちろん世代的にはめちゃめちゃ聴いてます。
ISSA:ありがとうございます。
向井:カラオケでも何回も歌ってますし。ただ、イントロクイズをご自分の楽曲でするってどうですか?
ISSA:もう…300以上の曲があるんでね。
高橋:すごすぎ!
ISSA:逆にわかんないですね。
向井:(笑)。でも何百回と歌ってるじゃないですか。イントロももちろん自分で聴きながら歌い出してるわけですよね。
ISSA:イントロをそのまま使うっていうのもあるんですけど、やっぱり変えて出したりとかミックスしてやったりするっていう…曲をいろんなバージョンでやってきてるんで正解が何なのかっていうのが…。
向井:なるほど、逆に混乱するかもしれないですね。意外とチャンスがあるかも。
高橋:向井さんの方が意外と有利かもしれないですよ!
向井:僕の方がストレート脳だから(笑)。
デビュー曲、最初は師匠 m.c.A・Tの許可も得ずにパフォーマンスしていた!
高橋:DA PUMP縛りイントロクイズ、1問目は! ~イントロ~
ISSA:これは…わかんないとダメでしょ!1997年6月11日にデビューした曲です。『Feelin' Good ~It's PARADISE~』です。これはわかんないとダメ!
高橋:正解です。早すぎる~!
向井:早い!
ISSA:これはわかんないとグループを退く羽目になる。
向井:(笑)。まさにこの曲でデビュー。
ISSA:そうなんですよ。デビューの前の年には東京にすでに出てきてて色々レッスンを積んだりとかしててですね。沖縄時代にアクターズスクールっていうところで当時の4人で組んでいろんな曲やってたんですけど。
向井:はい。
ISSA:日本人の方で歌って踊ってラップもある曲を探してて、それでうちの師匠のm.c.A・Tの曲にたどり着いて。で、この曲を僕らはパフォーマンスとして、そのときは師匠の許可も得ずにやってたんですよ。それで、いろんな楽曲をデビュー曲に当てたんですけどなんかしっくりこなくて。やっぱり社長が最初に聞いたこの曲がっていうところで師匠にお願いして、そこからOKいただいてm.c.A・T、富樫明生のプロジェクトで始まるという。
向井:ご自分たちで探したんですね。そりゃ思い入れありますよね。
ISSA:それわかんなかった本当に…ですよ(笑)。
DA PUMP最大のヒット・シングル『if...』、カラオケではラップ担当
高橋:DA PUMP縛りイントロクイズ、2問目は! ~イントロ~
向井:はい!『if...』!
高橋:正解~!
ISSA:バッチリです。
向井:これは何回カラオケで歌ったことか!
ISSA:俺より歌ってんじゃないですか?
向井:可能性あるよね。無理無理無理無理!ってみんなで。
ISSA:カラオケ入れられたら消すからね。
高橋:え~!
向井:仲間内でカラオケ行くときに、ご自分の歌っていうのは?
ISSA:それこそ知らない人とか初めて一緒に飲んだ人とかとカラオケ行って曲を入れてもらった時には、普段歌ってるから逆に歌ってくださいと。僕ラップやるんで、って。
向井・高橋:え~~!
ISSA:俺は普段ラップできないから。そうすると曲を入れた人も嫌な気分にならないじゃないですか。
向井:カラオケでラップ歌うの楽しいですか?
ISSA:楽しいですよ。たまに1人で全部やる時もある。
向井:贅沢な!
大ヒット曲『U.S.A.』を最初に聞いた時は「これ、えっと…」
高橋:DA PUMP縛りイントロクイズ、3問目は! ~イントロ~
向井:はははは(笑)。
ISSA:これはもうね(笑)。同時にいきましょうか。
向井・ISSA:せーの、『U.S.A.』!
向井:イントロに答え出てるから、ユユユって(笑)。
高橋:これはもうみんなが歌える。
向井:2018年。
ISSA:5年前ですね。
高橋:全然そんな前に感じない。
ISSA:ありがとうございます。
向井:この楽曲の広がり方ってちょっと特殊でしたよね。
ISSA:そうですね。ジャケ写も3種類ぐらい出したんですよ。その中の一つが飛び抜けて…ダサい、みたいな。
向井・高橋:(笑)。
#高桥光[超话]##高桥光##髙橋ひかる#
「パンサー向井のふらっと」はTBSラジオで月曜~木曜の朝8時30分から放送中!
6月29日(木)、9時台の『ふらっとトピック』は、DA PUMPのISSAさんをゲストにお迎えしました!
去年の年末にウーファービーツのコーナーでDA PUMPを特集した時に、 オンエアを聴いてツイートしてくれたISSAさん!今回は、ISSA VS 向井でDA PUMPしばりのイントロクイズを行うことに!
DA PUMP縛りのイントロクイズ、意外と向井慧が有利!?
向井:歌ってる本人とやること?と思ってますけどね(笑)。ISSAさんと僕でDA PUMPさんのイントロクイズをするという、非常に無茶な企画(笑)。もちろん世代的にはめちゃめちゃ聴いてます。
ISSA:ありがとうございます。
向井:カラオケでも何回も歌ってますし。ただ、イントロクイズをご自分の楽曲でするってどうですか?
ISSA:もう…300以上の曲があるんでね。
高橋:すごすぎ!
ISSA:逆にわかんないですね。
向井:(笑)。でも何百回と歌ってるじゃないですか。イントロももちろん自分で聴きながら歌い出してるわけですよね。
ISSA:イントロをそのまま使うっていうのもあるんですけど、やっぱり変えて出したりとかミックスしてやったりするっていう…曲をいろんなバージョンでやってきてるんで正解が何なのかっていうのが…。
向井:なるほど、逆に混乱するかもしれないですね。意外とチャンスがあるかも。
高橋:向井さんの方が意外と有利かもしれないですよ!
向井:僕の方がストレート脳だから(笑)。
デビュー曲、最初は師匠 m.c.A・Tの許可も得ずにパフォーマンスしていた!
高橋:DA PUMP縛りイントロクイズ、1問目は! ~イントロ~
ISSA:これは…わかんないとダメでしょ!1997年6月11日にデビューした曲です。『Feelin' Good ~It's PARADISE~』です。これはわかんないとダメ!
高橋:正解です。早すぎる~!
向井:早い!
ISSA:これはわかんないとグループを退く羽目になる。
向井:(笑)。まさにこの曲でデビュー。
ISSA:そうなんですよ。デビューの前の年には東京にすでに出てきてて色々レッスンを積んだりとかしててですね。沖縄時代にアクターズスクールっていうところで当時の4人で組んでいろんな曲やってたんですけど。
向井:はい。
ISSA:日本人の方で歌って踊ってラップもある曲を探してて、それでうちの師匠のm.c.A・Tの曲にたどり着いて。で、この曲を僕らはパフォーマンスとして、そのときは師匠の許可も得ずにやってたんですよ。それで、いろんな楽曲をデビュー曲に当てたんですけどなんかしっくりこなくて。やっぱり社長が最初に聞いたこの曲がっていうところで師匠にお願いして、そこからOKいただいてm.c.A・T、富樫明生のプロジェクトで始まるという。
向井:ご自分たちで探したんですね。そりゃ思い入れありますよね。
ISSA:それわかんなかった本当に…ですよ(笑)。
DA PUMP最大のヒット・シングル『if...』、カラオケではラップ担当
高橋:DA PUMP縛りイントロクイズ、2問目は! ~イントロ~
向井:はい!『if...』!
高橋:正解~!
ISSA:バッチリです。
向井:これは何回カラオケで歌ったことか!
ISSA:俺より歌ってんじゃないですか?
向井:可能性あるよね。無理無理無理無理!ってみんなで。
ISSA:カラオケ入れられたら消すからね。
高橋:え~!
向井:仲間内でカラオケ行くときに、ご自分の歌っていうのは?
ISSA:それこそ知らない人とか初めて一緒に飲んだ人とかとカラオケ行って曲を入れてもらった時には、普段歌ってるから逆に歌ってくださいと。僕ラップやるんで、って。
向井・高橋:え~~!
ISSA:俺は普段ラップできないから。そうすると曲を入れた人も嫌な気分にならないじゃないですか。
向井:カラオケでラップ歌うの楽しいですか?
ISSA:楽しいですよ。たまに1人で全部やる時もある。
向井:贅沢な!
大ヒット曲『U.S.A.』を最初に聞いた時は「これ、えっと…」
高橋:DA PUMP縛りイントロクイズ、3問目は! ~イントロ~
向井:はははは(笑)。
ISSA:これはもうね(笑)。同時にいきましょうか。
向井・ISSA:せーの、『U.S.A.』!
向井:イントロに答え出てるから、ユユユって(笑)。
高橋:これはもうみんなが歌える。
向井:2018年。
ISSA:5年前ですね。
高橋:全然そんな前に感じない。
ISSA:ありがとうございます。
向井:この楽曲の広がり方ってちょっと特殊でしたよね。
ISSA:そうですね。ジャケ写も3種類ぐらい出したんですよ。その中の一つが飛び抜けて…ダサい、みたいな。
向井・高橋:(笑)。
#高桥光[超话]##高桥光##髙橋ひかる#
『どうする家康』諸説ある「築山殿・信康事件」で斬新な解釈を打ち出した背景
NHK大河ドラマ『どうする家康』で、新しい歴史解釈を取り入れながらの演出が話題になっている。第24回「築山へ集え!」では、瀬名と信康が各方面に密書を送り、多くの者が築山を訪ねていることを家康は知る。訪問者のなかには武田方の者もいて、いよいよ見過ごせないと家康が瀬名のもとに向かうが・・・。今回の見所について『なにかと人間くさい徳川将軍』の著者で、偉人研究家の真山知幸氏が解説する。(JBpress編集部)
家康の息子・信康が自刃した二俣城跡
■ カオス状態の岡崎城に置き去りにされた築山殿
大河ドラマ『どうする家康』の放送が始まるやいなや、注目されたのが、徳川家康と正室の築山殿(瀬名)との運命である。
家康は天正7(1579)年9月15日に、嫡男である信康を自害させた。それに先立って、8月29日には家康の正妻で信康の生母である築山殿も、家康は自害させている。
そんな凄惨な事件を思えば、家康と築山殿の夫婦仲はよくなかった、もしくは、どこかですれ違ったと考えるのが自然だが、『どうする家康』での松本潤演じる家康と、有村架純演じる築山殿は仲むつまじい夫婦として描かれてきた。
最初のターニングポイントは、やはり家康が桶狭間の戦い後、今川方から離れて岡崎城で独立し、織田方についたことだろう。
というのも、築山殿は今川氏の重臣である関口氏純の娘にあたる。夫の家康が今川方を見限るとは、婚姻時には全く想定していなかったに違いない。結果的には、築山殿と子ども達は岡崎城に迎え入れられるが、そのあたりから家康への不信感があってもおかしくはない。
しかも、岡崎城には、家康の生母である於大の方が、夫の久松俊勝とともにすでに入っていた。さらに、息子・信康の妻として迎えることになったのは、織田信長の娘、徳姫である。
そんなカオス状態のなか、家康は築山殿を岡崎城に置き去りにして、新たに居城とした浜松城へと移ってしまう。岡崎で何も対立が起きないほうが難しいような状態といってよいだろう。
案の定、徳姫は夫の信康とも、姑の築山殿とも折り合いが悪くなり、父の信長に「十二カ条の弾劾状」を書いて送ることになる。そのことが信康と築山殿の処断につながった、とされてきた。
文献ではキーパーソンだった大賀弥四郎の暗躍ぶり
だが、『どうする家康』では、築山殿はむしろ岡崎城で生き生きと過ごしている。家康が側室を迎えることにも理解を示し、姑や嫁との軋轢も深刻化することなく、穏やかに過ごしていた。
家康と築山殿との間に、これという対立ポイントがないまま武田信玄が病死し、長篠の戦いでは家康軍と織田軍が連合して、勝頼率いる武田勢に大勝するところまで来てしまった。
そうなると、家康が築山殿と信康を処断せねばならなくなる理由としては、「武田との内通」ということになるだろう。
その場合にキーパーソンとなるのが、大賀弥四郎である。大賀弥四郎については、江戸時代初期に旗本の大久保忠教の著作『三河物語』や、徳川幕府の正史『徳川実紀』などで説明されているが、とりわけ詳しいのが、家康の言行録『東照宮御遺訓』である。
『東照宮御遺訓』によると、浜松城にいる家康のもとに、大賀弥四郎なる人物が現れた。弥四郎は立ち居振る舞いも美しく、文筆に優れ、年貢勘定など財政実務にも長けていたため、家康は大喜びでいつもそばに置いていたという。
だが、実は弥四郎は武田家のスパイで、岡崎城にいる築山殿に近づくと、息子の信康とともに取り込んでしまい、武田と家康とで密約を結ばせる寸前まで事が運んだという。
そんななか、信康の妻、徳姫がこの陰謀を知り、父の信長に書状で知らせたために、築山殿と信康は処断されたというものだ。『東照宮御遺訓』自体は信頼性の高い史料ではないものの、弥四郎の動きについては『三河物語』や『徳川実紀』の記述と合わせても、それほど違和感はない。
しかし、大賀弥四郎が事件を巻き起こしたのは、長篠の決戦の目前で、信康と築山殿の事件が起きる時期は異なるという説もあり、今回のドラマでもそのように描かれている。大賀弥四郎の乱が、築山殿や信康に与えた動揺は大きかったが、事件としての直接的な関係は、ドラマ上では持たされていない。
そのほかの説として、家康と信康との間で、父子関係の悪化が事件の背景にあり、家康の家臣団と信康の家臣団との間に、いさかいがあったとも言われている。
だが、この説も今回のドラマでは採用されていない。信康が勇猛さを見せて、何かと慎重な家康と険悪になる場面があったものの、自分の家臣たちを従えて、父と対立軸をつくるほどの求心力は信康に見られなかった。
築山殿と信康の「クーデター説」を採用せず
そうなると、今回のドラマでは、築山殿と信康の事件について一体どんな見解が打ち出されるのか。注目が高まるなか、いよいよ瀬名が動き出したのが、今回の第24回「築山へ集え!」であった。
ドラマの冒頭から、築山殿は武田家の人間と接触し、交流を始めたことから、信康と築山殿のクーデター説をとったかと思いきやそうではなかった。
ドラマでは、築山殿が長年胸に秘めていた夢が語られる。それは、戦をなくして、各戦国大名が手を取り合い、自分たちの土地ではとれないものを物々交換によって補い合い、平和的な外交を行うというもの。同じ通貨を用いての経済圏の構想まで飛び出して、築山殿は家康らに頭を下げてこう言った。
「どうかわたくしたちと、同じ夢を見てくださいませ」
築山殿の頬には、涙が一筋流れる。感動的なシーンのように見えるが、すでにこの段階で、築山殿は信康と共に、各方面へ勝手に働きかけていた。不穏な雰囲気を信長に指摘されて、家康が岡崎に向かったところ、築山殿から壮大な構想を打ち明けられることとなったのである。
まさかの事後報告を受けた家康だったが、意外なほどすんなりとそれに乗り、家臣たちもそんな家康に追従。武田と手を結びながら表面上の戦を続け、信長には内密にしたまま各方面と連携を進める。そんな予想外の展開となった。
築山殿の真意を知った家康が「そなたは途方もないことを考える」とこぼす場面があったが、視聴者も同様の感想を持ったことだろう。
■ 家康が築山殿の謀をすんなり受け入れた「違和感」
しかし、結局ドラマの展開としては、築山殿のもくろみは織田側に露見してしまう。キーパーソンとなったのは、眞栄田郷敦演じる武田勝頼である。
勝頼は築山殿の壮大な構想に賛同し、家康と連携したふりをしていただけで、腹の底では「父・信玄を超える」という野心を捨ててはいなかった。古川琴音演じる千代と、田辺誠一演じる穴山信君を呼び出して、まさかの指令を出すことになる。
「すべてを明るみに出す頃合いよ。噂を振りまけ。徳川は織田を騙し、武田と裏で結んでおると」
これで築山殿の謀(はかりごと)は露見することとなる。ここからは怒れる信長のターンとなり、次回を迎えることになった。
これまでの歴史ドラマで、これほど勝頼が存在感を発揮したことはなかった。てっきり勝頼は良い役どころを与えられたと思いきや、まさかの裏切りとなった。だが、勝頼の次の言葉に「ごもっとも」とうなずいた視聴者のほうがむしろ多かったのではないか。少なくとも筆者はその一人である。
「すまんな。やはりわしは、女子(おなご)のままごとのごとき謀には乗れん」
築山殿が実は、戦のない世を夢見ていたというのは、これまでのドラマ上の流れからも納得がいく。また、築山殿から夢を託された家康が江戸幕府を開くことで、それを実現させるという壮大な物語も斬新ではある。しかし、築山殿が家康に相談せずにここまで動いていたこと、またこれほどの大きな方針の転換を、家康や家康の重臣たちが受け入れて、すぐさま実行に移したのは違和感がある。
今回の大河は回想シーンが多用されるのも特徴の一つだ。次回で、家康や家康の家臣たちが、築山殿の構想に賛同した背景が描かれることを期待したい。
【参考文献】
大久保彦左衛門、小林賢章訳『現代語訳 三河物語』(ちくま学芸文庫)
大石学、小宮山敏和、野口朋隆、佐藤宏之編『家康公伝〈1〉~〈5〉 現代語訳徳川実紀 』(吉川弘文館)
太田牛一、中川太古訳『現代語訳 信長公記』(新人物文庫)
中村孝也『徳川家康文書の研究』(吉川弘文館)
所理喜夫『徳川将軍権力の構造』(吉川弘文館)
本多隆成『定本 徳川家康』(吉川弘文館)
二木謙一『徳川家康』(ちくま新書)
菊地浩之『徳川家臣団の謎』(角川選書)
真山 知幸
NHK大河ドラマ『どうする家康』で、新しい歴史解釈を取り入れながらの演出が話題になっている。第24回「築山へ集え!」では、瀬名と信康が各方面に密書を送り、多くの者が築山を訪ねていることを家康は知る。訪問者のなかには武田方の者もいて、いよいよ見過ごせないと家康が瀬名のもとに向かうが・・・。今回の見所について『なにかと人間くさい徳川将軍』の著者で、偉人研究家の真山知幸氏が解説する。(JBpress編集部)
家康の息子・信康が自刃した二俣城跡
■ カオス状態の岡崎城に置き去りにされた築山殿
大河ドラマ『どうする家康』の放送が始まるやいなや、注目されたのが、徳川家康と正室の築山殿(瀬名)との運命である。
家康は天正7(1579)年9月15日に、嫡男である信康を自害させた。それに先立って、8月29日には家康の正妻で信康の生母である築山殿も、家康は自害させている。
そんな凄惨な事件を思えば、家康と築山殿の夫婦仲はよくなかった、もしくは、どこかですれ違ったと考えるのが自然だが、『どうする家康』での松本潤演じる家康と、有村架純演じる築山殿は仲むつまじい夫婦として描かれてきた。
最初のターニングポイントは、やはり家康が桶狭間の戦い後、今川方から離れて岡崎城で独立し、織田方についたことだろう。
というのも、築山殿は今川氏の重臣である関口氏純の娘にあたる。夫の家康が今川方を見限るとは、婚姻時には全く想定していなかったに違いない。結果的には、築山殿と子ども達は岡崎城に迎え入れられるが、そのあたりから家康への不信感があってもおかしくはない。
しかも、岡崎城には、家康の生母である於大の方が、夫の久松俊勝とともにすでに入っていた。さらに、息子・信康の妻として迎えることになったのは、織田信長の娘、徳姫である。
そんなカオス状態のなか、家康は築山殿を岡崎城に置き去りにして、新たに居城とした浜松城へと移ってしまう。岡崎で何も対立が起きないほうが難しいような状態といってよいだろう。
案の定、徳姫は夫の信康とも、姑の築山殿とも折り合いが悪くなり、父の信長に「十二カ条の弾劾状」を書いて送ることになる。そのことが信康と築山殿の処断につながった、とされてきた。
文献ではキーパーソンだった大賀弥四郎の暗躍ぶり
だが、『どうする家康』では、築山殿はむしろ岡崎城で生き生きと過ごしている。家康が側室を迎えることにも理解を示し、姑や嫁との軋轢も深刻化することなく、穏やかに過ごしていた。
家康と築山殿との間に、これという対立ポイントがないまま武田信玄が病死し、長篠の戦いでは家康軍と織田軍が連合して、勝頼率いる武田勢に大勝するところまで来てしまった。
そうなると、家康が築山殿と信康を処断せねばならなくなる理由としては、「武田との内通」ということになるだろう。
その場合にキーパーソンとなるのが、大賀弥四郎である。大賀弥四郎については、江戸時代初期に旗本の大久保忠教の著作『三河物語』や、徳川幕府の正史『徳川実紀』などで説明されているが、とりわけ詳しいのが、家康の言行録『東照宮御遺訓』である。
『東照宮御遺訓』によると、浜松城にいる家康のもとに、大賀弥四郎なる人物が現れた。弥四郎は立ち居振る舞いも美しく、文筆に優れ、年貢勘定など財政実務にも長けていたため、家康は大喜びでいつもそばに置いていたという。
だが、実は弥四郎は武田家のスパイで、岡崎城にいる築山殿に近づくと、息子の信康とともに取り込んでしまい、武田と家康とで密約を結ばせる寸前まで事が運んだという。
そんななか、信康の妻、徳姫がこの陰謀を知り、父の信長に書状で知らせたために、築山殿と信康は処断されたというものだ。『東照宮御遺訓』自体は信頼性の高い史料ではないものの、弥四郎の動きについては『三河物語』や『徳川実紀』の記述と合わせても、それほど違和感はない。
しかし、大賀弥四郎が事件を巻き起こしたのは、長篠の決戦の目前で、信康と築山殿の事件が起きる時期は異なるという説もあり、今回のドラマでもそのように描かれている。大賀弥四郎の乱が、築山殿や信康に与えた動揺は大きかったが、事件としての直接的な関係は、ドラマ上では持たされていない。
そのほかの説として、家康と信康との間で、父子関係の悪化が事件の背景にあり、家康の家臣団と信康の家臣団との間に、いさかいがあったとも言われている。
だが、この説も今回のドラマでは採用されていない。信康が勇猛さを見せて、何かと慎重な家康と険悪になる場面があったものの、自分の家臣たちを従えて、父と対立軸をつくるほどの求心力は信康に見られなかった。
築山殿と信康の「クーデター説」を採用せず
そうなると、今回のドラマでは、築山殿と信康の事件について一体どんな見解が打ち出されるのか。注目が高まるなか、いよいよ瀬名が動き出したのが、今回の第24回「築山へ集え!」であった。
ドラマの冒頭から、築山殿は武田家の人間と接触し、交流を始めたことから、信康と築山殿のクーデター説をとったかと思いきやそうではなかった。
ドラマでは、築山殿が長年胸に秘めていた夢が語られる。それは、戦をなくして、各戦国大名が手を取り合い、自分たちの土地ではとれないものを物々交換によって補い合い、平和的な外交を行うというもの。同じ通貨を用いての経済圏の構想まで飛び出して、築山殿は家康らに頭を下げてこう言った。
「どうかわたくしたちと、同じ夢を見てくださいませ」
築山殿の頬には、涙が一筋流れる。感動的なシーンのように見えるが、すでにこの段階で、築山殿は信康と共に、各方面へ勝手に働きかけていた。不穏な雰囲気を信長に指摘されて、家康が岡崎に向かったところ、築山殿から壮大な構想を打ち明けられることとなったのである。
まさかの事後報告を受けた家康だったが、意外なほどすんなりとそれに乗り、家臣たちもそんな家康に追従。武田と手を結びながら表面上の戦を続け、信長には内密にしたまま各方面と連携を進める。そんな予想外の展開となった。
築山殿の真意を知った家康が「そなたは途方もないことを考える」とこぼす場面があったが、視聴者も同様の感想を持ったことだろう。
■ 家康が築山殿の謀をすんなり受け入れた「違和感」
しかし、結局ドラマの展開としては、築山殿のもくろみは織田側に露見してしまう。キーパーソンとなったのは、眞栄田郷敦演じる武田勝頼である。
勝頼は築山殿の壮大な構想に賛同し、家康と連携したふりをしていただけで、腹の底では「父・信玄を超える」という野心を捨ててはいなかった。古川琴音演じる千代と、田辺誠一演じる穴山信君を呼び出して、まさかの指令を出すことになる。
「すべてを明るみに出す頃合いよ。噂を振りまけ。徳川は織田を騙し、武田と裏で結んでおると」
これで築山殿の謀(はかりごと)は露見することとなる。ここからは怒れる信長のターンとなり、次回を迎えることになった。
これまでの歴史ドラマで、これほど勝頼が存在感を発揮したことはなかった。てっきり勝頼は良い役どころを与えられたと思いきや、まさかの裏切りとなった。だが、勝頼の次の言葉に「ごもっとも」とうなずいた視聴者のほうがむしろ多かったのではないか。少なくとも筆者はその一人である。
「すまんな。やはりわしは、女子(おなご)のままごとのごとき謀には乗れん」
築山殿が実は、戦のない世を夢見ていたというのは、これまでのドラマ上の流れからも納得がいく。また、築山殿から夢を託された家康が江戸幕府を開くことで、それを実現させるという壮大な物語も斬新ではある。しかし、築山殿が家康に相談せずにここまで動いていたこと、またこれほどの大きな方針の転換を、家康や家康の重臣たちが受け入れて、すぐさま実行に移したのは違和感がある。
今回の大河は回想シーンが多用されるのも特徴の一つだ。次回で、家康や家康の家臣たちが、築山殿の構想に賛同した背景が描かれることを期待したい。
【参考文献】
大久保彦左衛門、小林賢章訳『現代語訳 三河物語』(ちくま学芸文庫)
大石学、小宮山敏和、野口朋隆、佐藤宏之編『家康公伝〈1〉~〈5〉 現代語訳徳川実紀 』(吉川弘文館)
太田牛一、中川太古訳『現代語訳 信長公記』(新人物文庫)
中村孝也『徳川家康文書の研究』(吉川弘文館)
所理喜夫『徳川将軍権力の構造』(吉川弘文館)
本多隆成『定本 徳川家康』(吉川弘文館)
二木謙一『徳川家康』(ちくま新書)
菊地浩之『徳川家臣団の謎』(角川選書)
真山 知幸
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