#健康身体 健康地球 健康生活#
〔 老いをみるまなざし 〕
第18回 正月明けの糖尿病患者
井口 昭久(いぐち あきひさ)
愛知淑徳大学健康医療科学部教授
毎年のことであるが、正月明けの外来に来る糖尿病患者たちの表情は明るくない。
年末年始に家でゴロゴロして運動もせずに、ご馳走を食べて過ごすからである。
「食べちゃった後悔」にさいなまれるのである。
正月明けのクリニックへきた68歳の女性のSさんも「血糖が上がっているのが心配でした。」
と言った。
「どうして?」と私が聞くと
「だってたくさん美味しいものを食べてきたんですもの」
「どこで?」
「香港へ旅行してたんです。中華料理いっぱい食べたんです」
と言った。
香港へ年末にツアーで旅行してきたのだそうだ。
私は思わず「僕も香港へ行ってたんよ!」と言った。
私たち夫婦も年末年始に3泊4日のツアーで香港へ行ってきた。
香港のホテルでゆっくりと年末年始を過ごそうと思ったのだった。
私たち夫婦は毎年慌ただしい年末年始を過ごしてきた。
私は未だにクリニックで外来を診ているし、妻は小児科の開業医である。
毎年12月29日まで二人とも働いている。
正月には孫たちが我が家へ集まるのが例年の行事になっている。
門松を用意しなければならないし、年末にはおせち料理も心配しなくていけない。
家族10人分の料理の用意が必要である。
年賀状も書かなければならない。
あれやこれやで慌ただしい。
たまにはのんびりした正月を過ごそうと海外旅行を企んだのだった。
忙しい日本を逃れて香港へ行けば、きっとゆっくり過ごせるだろうと、旅行の日程も確かめずにスーパーの片隅の旅行代理店で、言われるままのツアーに出かけたのだった。
年末年始の香港ツアーの料金は割高だった。
12月31日に中部国際空港から香港へ行った。香港は人で溢れていた。ホテルも忙しそうで私たちは午後の5時に着いたのに、部屋の掃除ができていないそうで直ぐには入室できずにロビーの脇のカフェで待たされた。
私たちは旅の始めからすっかり疲れてしまった。
大晦日をホテルでゆっくり過ごすには翌朝が早かった。
翌朝は6時30分から朝食であった。
それからバスに乗って観光地を回った。バスを降りるとひたすら歩いた。夜は屋根のないバスに乗って夜景見物である。
ツアーの客は総勢10名ほどで中には高校生の男の子もいた。
少しでも気を抜くとたちまち人混みの中で迷子になってしまう。
ツアーは驚くほどに小刻みで、時間に正確で、客たちは律儀であった。
私は他の客に迷惑をかけないように、遅れないように必死で歩いた。
腰に着けていた万歩計は毎日1万5千歩を超えた。
正月明けの外来にきたSさんの糖尿病は、彼女の予想に反してすっかり改善していた。
「どうしてかしら?」と彼女は言った。
私はすかさず言った。「沢山歩いたでしょう」。
「そうなんですよ!毎日2万歩も歩いたんですよ。大変だったんですよ」と彼女は言った。
彼女も香港のツアーに連れられて歩き回ってきたのだった。
私たちの年末年始はゆっくり過ごすどころか、慌ただしくて大忙しで、息が切れる日々だった。
それは糖尿病患者の運動療法にもなっていたのだった。
図:老いをみるまなざし_第18回正月明けの糖尿病患者_挿絵
(イラスト:茶畑和也)
〔 老いをみるまなざし 〕
第18回 正月明けの糖尿病患者
井口 昭久(いぐち あきひさ)
愛知淑徳大学健康医療科学部教授
毎年のことであるが、正月明けの外来に来る糖尿病患者たちの表情は明るくない。
年末年始に家でゴロゴロして運動もせずに、ご馳走を食べて過ごすからである。
「食べちゃった後悔」にさいなまれるのである。
正月明けのクリニックへきた68歳の女性のSさんも「血糖が上がっているのが心配でした。」
と言った。
「どうして?」と私が聞くと
「だってたくさん美味しいものを食べてきたんですもの」
「どこで?」
「香港へ旅行してたんです。中華料理いっぱい食べたんです」
と言った。
香港へ年末にツアーで旅行してきたのだそうだ。
私は思わず「僕も香港へ行ってたんよ!」と言った。
私たち夫婦も年末年始に3泊4日のツアーで香港へ行ってきた。
香港のホテルでゆっくりと年末年始を過ごそうと思ったのだった。
私たち夫婦は毎年慌ただしい年末年始を過ごしてきた。
私は未だにクリニックで外来を診ているし、妻は小児科の開業医である。
毎年12月29日まで二人とも働いている。
正月には孫たちが我が家へ集まるのが例年の行事になっている。
門松を用意しなければならないし、年末にはおせち料理も心配しなくていけない。
家族10人分の料理の用意が必要である。
年賀状も書かなければならない。
あれやこれやで慌ただしい。
たまにはのんびりした正月を過ごそうと海外旅行を企んだのだった。
忙しい日本を逃れて香港へ行けば、きっとゆっくり過ごせるだろうと、旅行の日程も確かめずにスーパーの片隅の旅行代理店で、言われるままのツアーに出かけたのだった。
年末年始の香港ツアーの料金は割高だった。
12月31日に中部国際空港から香港へ行った。香港は人で溢れていた。ホテルも忙しそうで私たちは午後の5時に着いたのに、部屋の掃除ができていないそうで直ぐには入室できずにロビーの脇のカフェで待たされた。
私たちは旅の始めからすっかり疲れてしまった。
大晦日をホテルでゆっくり過ごすには翌朝が早かった。
翌朝は6時30分から朝食であった。
それからバスに乗って観光地を回った。バスを降りるとひたすら歩いた。夜は屋根のないバスに乗って夜景見物である。
ツアーの客は総勢10名ほどで中には高校生の男の子もいた。
少しでも気を抜くとたちまち人混みの中で迷子になってしまう。
ツアーは驚くほどに小刻みで、時間に正確で、客たちは律儀であった。
私は他の客に迷惑をかけないように、遅れないように必死で歩いた。
腰に着けていた万歩計は毎日1万5千歩を超えた。
正月明けの外来にきたSさんの糖尿病は、彼女の予想に反してすっかり改善していた。
「どうしてかしら?」と彼女は言った。
私はすかさず言った。「沢山歩いたでしょう」。
「そうなんですよ!毎日2万歩も歩いたんですよ。大変だったんですよ」と彼女は言った。
彼女も香港のツアーに連れられて歩き回ってきたのだった。
私たちの年末年始はゆっくり過ごすどころか、慌ただしくて大忙しで、息が切れる日々だった。
それは糖尿病患者の運動療法にもなっていたのだった。
図:老いをみるまなざし_第18回正月明けの糖尿病患者_挿絵
(イラスト:茶畑和也)
#夏生大湖#、『六本木クラス』『silent』出演も「未だ実感湧かない」憧れの作品&俳優も明かす
■夏生大湖(なつき おみ)
2001年4月5日生まれ、大分県出身。幼少期より日本舞踊を始め、9歳から13歳まで女形、11歳から18歳まで和太鼓を経験。2021年の「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「明色美顔ボーイ賞」を受賞し、芸能界入り。
■夏生大湖(なつき おみ)
2001年4月5日生まれ、大分県出身。幼少期より日本舞踊を始め、9歳から13歳まで女形、11歳から18歳まで和太鼓を経験。2021年の「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「明色美顔ボーイ賞」を受賞し、芸能界入り。
日本爱知县整骨院36岁院长男子以“想尝试新的手术方法”为由把21岁女客人骗出来,结果却对女客人做出触摸身体等的猥亵行为嫌疑而被逮捕,受害女客人案发后报警
东海电视台
2023年2月25日星期六傍晚6:27
日本爱知县冈崎市的整骨院,36岁院长男子以“想尝试新的手术方法”为由而把21岁女客人骗过来,结果却对女客人做出触摸身体等的猥亵行为嫌疑而被逮捕。
被逮捕的是日本冈崎市八帖北町的“翼整骨院”院长 二桥俊介 (36岁)。
据警方透露,嫌疑人二桥涉嫌于2月18日晚上10点多,对被骗过来整骨院的21岁女客人,以“新的手术方法”为幌子触摸女客人的身体,涉嫌准强制猥亵。
嫌疑人二桥对受害女客人撒谎说“希望让我尝试新的手术方法”,并在营业时间外把受害女客人叫到了骨科医院,女客人在案发后向警方申报了被害,这起事件由此被发现。
对于调查,二桥嫌疑犯承认了犯罪嫌疑称“没错”,警方正在调查动机和余罪等。
#日本负面新闻#
【「新しい施術方法を試したい」整骨院に21歳女性客呼び出し体触るなどのわいせつ行為か 院長の36歳男逮捕|FNNプライムオンライン】https://t.cn/A6CfhHtZ
东海电视台
2023年2月25日星期六傍晚6:27
日本爱知县冈崎市的整骨院,36岁院长男子以“想尝试新的手术方法”为由而把21岁女客人骗过来,结果却对女客人做出触摸身体等的猥亵行为嫌疑而被逮捕。
被逮捕的是日本冈崎市八帖北町的“翼整骨院”院长 二桥俊介 (36岁)。
据警方透露,嫌疑人二桥涉嫌于2月18日晚上10点多,对被骗过来整骨院的21岁女客人,以“新的手术方法”为幌子触摸女客人的身体,涉嫌准强制猥亵。
嫌疑人二桥对受害女客人撒谎说“希望让我尝试新的手术方法”,并在营业时间外把受害女客人叫到了骨科医院,女客人在案发后向警方申报了被害,这起事件由此被发现。
对于调查,二桥嫌疑犯承认了犯罪嫌疑称“没错”,警方正在调查动机和余罪等。
#日本负面新闻#
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