#阳光信用##每日一善#
街角は色めく,
少女らの縄張り,
さびしがりなお下げ,
つむじ風に揺れて,
耳障りな誘惑,
花椿の香り,
雲無しの午後には,
僕の修羅が騒ぐ,
焼け付く想いは憂い募らせる,
重なる面影を見つけては項垂れている,
一、だれか僕の,
二、火を消して,
三、飛ばしてくれ,
四、イエイエ,
駆け抜けた一撃,
エレキテルびりびり,
悩ましげなまつげ,
そこはかとなくだるい,
燻ぶる思いは憂い募らせる,
あの日の思い出を薄めては大人びていく,
一、だれか僕に,
二、火をつけて,
三、燃やしてくれ,
四、イエイエ。
街角は色めく,
少女らの縄張り,
さびしがりなお下げ,
つむじ風に揺れて,
耳障りな誘惑,
花椿の香り,
雲無しの午後には,
僕の修羅が騒ぐ,
焼け付く想いは憂い募らせる,
重なる面影を見つけては項垂れている,
一、だれか僕の,
二、火を消して,
三、飛ばしてくれ,
四、イエイエ,
駆け抜けた一撃,
エレキテルびりびり,
悩ましげなまつげ,
そこはかとなくだるい,
燻ぶる思いは憂い募らせる,
あの日の思い出を薄めては大人びていく,
一、だれか僕に,
二、火をつけて,
三、燃やしてくれ,
四、イエイエ。
凄かった、、、
金原ひとみさんの作品が大好きで、
今回、初めてこの金原さんのエッセイを
読んだのだけど、これはなんというか
「金原さんの小説」という感じで!!
これまで読んできた小説の雰囲気とも同じく、
(暗さと、鋭さと、強烈な比喩、早口言葉感など)
「すごい…金原さんが書く小説って、
金原さんそのままなんだ…!!」
という発見と、感動がありました✨✨✨
エッセイなのに小説を読んでいるかのようで
楽しく、いつもどおり、
夢中で引き込まれてしまった
自己肯定とか
前向きとか
そういうものの方が大切に思われる気がしてたけど これを読むと「自分を愛さない選択肢」もあるのかぁ
と思わされます。
それがいいのか悪いのかはわからないけれど
無理に自分を好きじゃなくていいんだな、
自分を好きじゃない自分だって
受け入れてもいいんだな〜と思える一冊でした
心に響いた言葉
❶
「かつて完成された一つの実として
存在していた誰かへの思いは、
時間や言葉や熱の蓄積の中で誰にも気付けない、
日常に溶け込んだ記憶にも残らない
静電気のようなきっかけから
僅かずつ形を崩し、蝕まれ、腐っていく。
この悲しみは関係の終焉や喪失に対するもの
ではなく、実が熟れ無残に腐る、
花が咲いて枯れる、人が生まれて死ぬ、
そういう不可逆的な変化を伴って
この現実を生きることへの
悲しみなのかもしれない。」
"日常に溶け込んだ記憶にも残らない
静電気のようなきっかけから僅かずつ蝕まれ…"
という表現の秀逸さが好き
そして、関係が破綻するときって
そういうよくわからない小さなきっかけの
積み重ねによるものだよなぁと、改めて
❷
「彼女はフランス人の悪いところを
どろどろに煮詰め、
ソフトキャラメルほどに固めたような人間だ。」
"悪いところをどろどろに煮詰めて
ソフトキャラメルほどに固めた人間"
ソフトキャラメル、という言葉に
なんとなくの可愛さがあって
悪口なのにポップに聞こえる
このバランス感たるや❣️笑
❸
「言った子がいずれ自分の言ったことに
苦しむ日が来るかもしれないこと、
言われた子がその言葉を一生
忘れられないかもしれないこと、
そういうことを言われる可能性のある世界に
生きているということ、
あるいは自分が差別だとは気付かずに吐いた
言葉で誰かが苦しむかもしれないということ、
人の傷つきやすさ、
人の傷つけやすさ、
全てが恐ろしく感じられた。」
わかりすぎてわかりすぎてわかりすぎる…
こういう経験はだれにでもあるはず。
誰かの一言が呪いになってしまったこと、
「え?そんなこと言った?」な言葉を
誰かがずっと覚えていること。
人はみんな、傷つきやすさも、傷つけやすさも
両方あるよね
❹
「ここ数年日本のバラエティ番組や
ワイドショーを見てると死にたくなる。
新居に越して改めて買い直したテレビは、
配線が足りなかったのもあって、
BSとネットに繋いだだけで
地上波は接続していない。
地上波を繋ぐケーブルは死への架け橋。」
死への架け橋…!!
この感情は一般的には過敏かもしれないけれど
すごくわかるなぁと共感してしまった。
テレビなどの映像媒体は、刺激が強すぎる
❺
「好きすぎて好きであることを公言できず、
ライブは常に一人で行った。
ライブに行って歌って汗だくになって泣いて、
一人で帰る時間は純度百パーセントの幸福で、
だからやっぱり誰にもその気持ちを
伝えることはなかった。」
わぁぁっかるーー
好きすぎるものって、誰にも言えない
言葉にすると陳腐になりそうで伝えられないし、 大切な気持ちすぎて、安売りしたくない。笑
誰かに伝えたことで相手のリアクションが見えて 傷ついたりするのがイヤだ…とかも思う。笑
・・・
とまあこんな感じで
金原ひとみさんの作品を読んで
言葉や感性に出会うことで、
いつも刺激をもらいまくっています。
考えるきっかけにもなっています
エッセイって愉快な読み物かと思ってたけど、
これはとてつもなくダークネス。
エッセイへの概念が打ち砕かれた本でもある。
兎にも角にも
金原ひとみさんの言語化力は本当ーーーに
すごいすごいすごすぎるかっこいい
と、さらにファンになる一冊でした!好き!!
夜の向こうで何かが待ってて それを照らして スターライト 情熱 希望なんでもいいけど 僕らはここに居ちゃ駄目だ【在夜的那端似乎有什么东西在等待 将其照亮的就是星光 不管热情还是希望 总之我们不能待在这里】秋田ひろむ词 「スターライト」(星光)From 《夕日信仰东方主义》 台湾索尼官方中译
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