有的站在桌子前,
有的站在窗子下,
小和尚就站在门边。
我们从顶礼三拜到问明来历,
最后告假出来,
前后不到五分钟。
但这五分钟却给我留下了
一生难忘的记忆。
老和尚长长的胡须,
白白的头发,
一身百衲衣,
一副消瘦的面孔,
一口地道的湖南湘乡话,
一对炯炯有神的目光,
目光中透出老和尚的智慧和慈悲。
老和尚坐在禅凳上巍然不动,
说话的时候很少与对话者目光相接,
仍然是眼观鼻、
鼻观心,
很少抬起头来看对方。
在老和尚的事迹那本书上,
有一张老和尚的法像,
我记得他的一位弟子
在像的顶端写了这样一句话 :
“ 才动眉毛,
便是犯了祖师的规矩。”
看到老和尚此刻的面容,
看到老和尚庄严的法相,
就想到了那句描写老和尚
威仪形象的话,
与眼前的老和尚一模一样,
连眉毛都不动一下,
因为动了眉毛就犯了祖师的规矩。
大家想想看,
这种功夫,
这种要求,
这种修养,
的确是今人难以想象的。
第一次参加禅七,
当时的那种境界再也找不回了
就是在这一年,
我正式成为一个禅宗的僧徒;
就是在这一年,
我受了比丘戒;
就是在这一年,
我第一次参加了由
虚云老和尚主持的禅七。
禅七期间,
老和尚每天晚上养息香时进堂讲开示。
那时同老和尚接触的机会太少,
每天讲了些什么,
确实听不懂,
也记不起来。
等后来给老和尚当侍者,
慢慢就能听懂一些,
最后就能全懂。
非常奇怪的是,
我从完全听不懂到完全听得懂,
也仅仅只有几天的时间。
禅七是在
“ 云门事件 ” 之后,
经过夏季、
秋季和半个冬季的辛勤劳作,
每个人都疲惫不堪。
大家把自己卖柴火买回来的米拿出来,
一起煮饭吃,
才可以打那一次禅七,
所以每位参加者都非常珍惜。
虽然只有一个七,
但每天坐香的时间很长,
最少有十二个小时。
在我的记忆中,
那次禅七有七十几个人参加,
禅堂坐得满满的。
到了养息香,
大家都来听开示,
地上还要铺棕垫。
我在晚上的养息香只能坐在棕垫上,
平常人少才可以坐在禅凳上。
那时候听班首师父说要
“ 参话头 ”,
教参
“ 念佛是谁 ”。
墙上写着 :
念佛是谁,
照顾话头。
也看过一本老和尚的
《 参禅法要 》,
知道在参话头的时候,
要在 “ 谁 ” 字上起疑情。
自己就学着做这种功夫,
学着参话头,
学着起疑情。
全堂都是老参上座,
新受戒的没有几个人。
坐了一天,
两天,
坐到第三天,
对于参话头起疑情这件事,
好像找到一点点感觉了,
觉得功夫还能用得上去。
偶尔有一枝香,
止静后提起话头参,
突然之间,
不知道身心所在,
就在顷刻之间一椎鱼子响了,
就开静了。
哦!
没想到坐禅有这么奇妙的事,
一个小时在一瞬间就过去了。
后来再想找回这个境界,
就再也找不回了。
那个七只有那一次出现过这种境界。
也就是那一次,
让我对禅宗一法坚定了信心,
平常没有事就坐一坐。
后来不打七了,
每天晚上大家也都要进堂坐禅。
可惜1952年老和尚
就离开了云门寺去了北京,
在1953年秋天到了江西云居山。
佛源和尚1953年5月
回云门寺当了方丈,
冬天也举行禅七,
但是再也找不到
第一次禅七的那种感觉了。
净慧长老谈学禅六十年感悟
要想参禅有进步,
三个条件不能少。
一是,
要有清净的道场。
有道风、
禅风和历史的积累,
道场就有了灵气,
就有好气场。
有一个好道场,
功夫容易上路。
二是,
禅七必须要有人指导,
要有禅修经验的人指导,
最好是过来人指导禅修。
可惜时至今日,
有禅修经验的人已经很少,
过来人更是少之又少。
第三,
最关键的还是自己
要对学禅有信心。
外因只是条件,
内因才是根本。
内因就是自己要有信心,
要发心。
只要自己肯发心,
尽大地是个禅堂,
尽大地都是诸佛菩萨加持过的地方、
修行过的地方。
所以只要自己努力,
到处都可以修禅。
老衲上一个辛卯年到这一个辛卯年,
整整六十年,
禅功进步不大。
虽然断断续续地做禅修的功夫,
做禅的传播工作,
做禅文化的弘扬工作,
也恢复了几座禅宗祖庭,
但是修行是根本,
参禅是根本。
禅虽然要弘扬,
但更要实践。
禅的灵魂是体验,
禅的灵魂是开悟;
不明心见性,
把禅说得天花乱坠,
和自己的修行不相干,
和自己的生死大事不相干。
只有把修行落实了,
在修行中体验禅,
在修行中享受禅的喜悦和安详,
再把禅的体验融入到生活当中去,
融入到工作当中去,
融入到做人做事当中去,
禅才有实际的内容。
生活与禅看起来好像是两件事,
如果把它们当成两件事,
禅与生活就永远都不能融为一体。
生活禅,
就是要使生活禅化,
要使禅生活化。
禅与生活紧密地融为一体,
这才是生活禅的本质,
也是从上佛祖心地法门的精髓。
心地法门不能在生活中落实,
不能指导生活,
不能改变生活,
心地法门就只有体没有用。
体不能起用,
体就变成了一个空壳子,
就变成了枯木寒灰,
不能开花结果。
禅既要开花,
更要结果。
禅有体有用,
从体起用,
体在用中,
用在体中,
用不离体,
体不离用,
禅才会成为生动活泼的生活禅和禅生活。
老和尚六十年来尽管
有很多时间唐丧光阴,
虚度岁月,
但是这一念心从来没有改变过,
这一点功夫也从来没有放松过。
所以自己才有这样的信念,
才有这样的决心,
要在今天的社会把禅发扬光大,
要使禅生活化,
要使生活禅化,
要让禅走入社会,
走入千家万户,
落实在每一个人的心灵上。
信不信佛没有关系,
但要相信这颗心,
相信这颗心有无穷无尽的力量,
相信这颗心能净化,
相信这颗心能让每一个人
做出顶天立地的事业。
这颗心就是禅宗揭示的如来慧命,
大众的慧命,
生命的根本,
乾坤大地的一股正气、
一股清气、
一股和气。
乾坤大地与我们每个人的
这颗心没有片刻分离过。
诸佛菩萨的心,
乾坤大地的心,
一切众生的心,
都是这一颗心,
都是这颗心包太虚、
量周沙界的心。
我们要在此处好好体会,
好好用功夫,
好好地找到自己安身立命的地方。
三祖大师
《 信心铭 》说 :
“ 信心不二,
不二信心,
言语道断,
非去来今。”
又说 :
“ 不二皆同,
无不包容。
十方智者,
皆入此宗。”
心即是信,
信即是心,
心是此信,
信即此心。
能在心上用功夫,
有点受用了,
信心就坚定了,
安身立命就有把握了。
本文节选自
《 禅 》
2022年第二期
有的站在窗子下,
小和尚就站在门边。
我们从顶礼三拜到问明来历,
最后告假出来,
前后不到五分钟。
但这五分钟却给我留下了
一生难忘的记忆。
老和尚长长的胡须,
白白的头发,
一身百衲衣,
一副消瘦的面孔,
一口地道的湖南湘乡话,
一对炯炯有神的目光,
目光中透出老和尚的智慧和慈悲。
老和尚坐在禅凳上巍然不动,
说话的时候很少与对话者目光相接,
仍然是眼观鼻、
鼻观心,
很少抬起头来看对方。
在老和尚的事迹那本书上,
有一张老和尚的法像,
我记得他的一位弟子
在像的顶端写了这样一句话 :
“ 才动眉毛,
便是犯了祖师的规矩。”
看到老和尚此刻的面容,
看到老和尚庄严的法相,
就想到了那句描写老和尚
威仪形象的话,
与眼前的老和尚一模一样,
连眉毛都不动一下,
因为动了眉毛就犯了祖师的规矩。
大家想想看,
这种功夫,
这种要求,
这种修养,
的确是今人难以想象的。
第一次参加禅七,
当时的那种境界再也找不回了
就是在这一年,
我正式成为一个禅宗的僧徒;
就是在这一年,
我受了比丘戒;
就是在这一年,
我第一次参加了由
虚云老和尚主持的禅七。
禅七期间,
老和尚每天晚上养息香时进堂讲开示。
那时同老和尚接触的机会太少,
每天讲了些什么,
确实听不懂,
也记不起来。
等后来给老和尚当侍者,
慢慢就能听懂一些,
最后就能全懂。
非常奇怪的是,
我从完全听不懂到完全听得懂,
也仅仅只有几天的时间。
禅七是在
“ 云门事件 ” 之后,
经过夏季、
秋季和半个冬季的辛勤劳作,
每个人都疲惫不堪。
大家把自己卖柴火买回来的米拿出来,
一起煮饭吃,
才可以打那一次禅七,
所以每位参加者都非常珍惜。
虽然只有一个七,
但每天坐香的时间很长,
最少有十二个小时。
在我的记忆中,
那次禅七有七十几个人参加,
禅堂坐得满满的。
到了养息香,
大家都来听开示,
地上还要铺棕垫。
我在晚上的养息香只能坐在棕垫上,
平常人少才可以坐在禅凳上。
那时候听班首师父说要
“ 参话头 ”,
教参
“ 念佛是谁 ”。
墙上写着 :
念佛是谁,
照顾话头。
也看过一本老和尚的
《 参禅法要 》,
知道在参话头的时候,
要在 “ 谁 ” 字上起疑情。
自己就学着做这种功夫,
学着参话头,
学着起疑情。
全堂都是老参上座,
新受戒的没有几个人。
坐了一天,
两天,
坐到第三天,
对于参话头起疑情这件事,
好像找到一点点感觉了,
觉得功夫还能用得上去。
偶尔有一枝香,
止静后提起话头参,
突然之间,
不知道身心所在,
就在顷刻之间一椎鱼子响了,
就开静了。
哦!
没想到坐禅有这么奇妙的事,
一个小时在一瞬间就过去了。
后来再想找回这个境界,
就再也找不回了。
那个七只有那一次出现过这种境界。
也就是那一次,
让我对禅宗一法坚定了信心,
平常没有事就坐一坐。
后来不打七了,
每天晚上大家也都要进堂坐禅。
可惜1952年老和尚
就离开了云门寺去了北京,
在1953年秋天到了江西云居山。
佛源和尚1953年5月
回云门寺当了方丈,
冬天也举行禅七,
但是再也找不到
第一次禅七的那种感觉了。
净慧长老谈学禅六十年感悟
要想参禅有进步,
三个条件不能少。
一是,
要有清净的道场。
有道风、
禅风和历史的积累,
道场就有了灵气,
就有好气场。
有一个好道场,
功夫容易上路。
二是,
禅七必须要有人指导,
要有禅修经验的人指导,
最好是过来人指导禅修。
可惜时至今日,
有禅修经验的人已经很少,
过来人更是少之又少。
第三,
最关键的还是自己
要对学禅有信心。
外因只是条件,
内因才是根本。
内因就是自己要有信心,
要发心。
只要自己肯发心,
尽大地是个禅堂,
尽大地都是诸佛菩萨加持过的地方、
修行过的地方。
所以只要自己努力,
到处都可以修禅。
老衲上一个辛卯年到这一个辛卯年,
整整六十年,
禅功进步不大。
虽然断断续续地做禅修的功夫,
做禅的传播工作,
做禅文化的弘扬工作,
也恢复了几座禅宗祖庭,
但是修行是根本,
参禅是根本。
禅虽然要弘扬,
但更要实践。
禅的灵魂是体验,
禅的灵魂是开悟;
不明心见性,
把禅说得天花乱坠,
和自己的修行不相干,
和自己的生死大事不相干。
只有把修行落实了,
在修行中体验禅,
在修行中享受禅的喜悦和安详,
再把禅的体验融入到生活当中去,
融入到工作当中去,
融入到做人做事当中去,
禅才有实际的内容。
生活与禅看起来好像是两件事,
如果把它们当成两件事,
禅与生活就永远都不能融为一体。
生活禅,
就是要使生活禅化,
要使禅生活化。
禅与生活紧密地融为一体,
这才是生活禅的本质,
也是从上佛祖心地法门的精髓。
心地法门不能在生活中落实,
不能指导生活,
不能改变生活,
心地法门就只有体没有用。
体不能起用,
体就变成了一个空壳子,
就变成了枯木寒灰,
不能开花结果。
禅既要开花,
更要结果。
禅有体有用,
从体起用,
体在用中,
用在体中,
用不离体,
体不离用,
禅才会成为生动活泼的生活禅和禅生活。
老和尚六十年来尽管
有很多时间唐丧光阴,
虚度岁月,
但是这一念心从来没有改变过,
这一点功夫也从来没有放松过。
所以自己才有这样的信念,
才有这样的决心,
要在今天的社会把禅发扬光大,
要使禅生活化,
要使生活禅化,
要让禅走入社会,
走入千家万户,
落实在每一个人的心灵上。
信不信佛没有关系,
但要相信这颗心,
相信这颗心有无穷无尽的力量,
相信这颗心能净化,
相信这颗心能让每一个人
做出顶天立地的事业。
这颗心就是禅宗揭示的如来慧命,
大众的慧命,
生命的根本,
乾坤大地的一股正气、
一股清气、
一股和气。
乾坤大地与我们每个人的
这颗心没有片刻分离过。
诸佛菩萨的心,
乾坤大地的心,
一切众生的心,
都是这一颗心,
都是这颗心包太虚、
量周沙界的心。
我们要在此处好好体会,
好好用功夫,
好好地找到自己安身立命的地方。
三祖大师
《 信心铭 》说 :
“ 信心不二,
不二信心,
言语道断,
非去来今。”
又说 :
“ 不二皆同,
无不包容。
十方智者,
皆入此宗。”
心即是信,
信即是心,
心是此信,
信即此心。
能在心上用功夫,
有点受用了,
信心就坚定了,
安身立命就有把握了。
本文节选自
《 禅 》
2022年第二期
ミラノ、石川祐希がMVPの活躍で最強ペルージャを再度撃破!勝負は第5戦へ!!
2023年4月3日
イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはペルージャとのプレーオフ準々決勝第4戦を現地時間4月2日(日)にホームで戦い、3-2(25-15, 19-25, 19-25, 28-26, 15-13)で勝利しました。
石川祐希はこの試合もスタメンで出場し、第5セット終盤に脚を負傷して離脱するもチーム2位の18得点の活躍で勝利に大きく貢献し、試合のMVPにも選ばれました。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)
ペルージャ
OH:レオン(ポーランド)、セメニウク(ポーランド)
MB:ソレ(アルゼンチン/イタリア)、ルッソ(イタリア)
OP:エレラ(キューバ)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)/ピッチネッリ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
この試合のスタッツはこちら
試合レポート
第1セット、序盤から石川のサーブからOPパトリィがスパイクを決めるなどしてミラノが連続得点をあげて6-2とリードします。
さらにOHメルガレホのスパイクやOPパトリィのサービスエースで連続ブレイクを決めて11-4とペルージャを突き放します。
その後もスパイクが決まらずミスが多いペルージャに対してSポッロの連続サービスエース、MBロセルのブロックなど終始ミラノが圧倒し、最後はOPパトリィがスパイクを決めて25-15でこのセットをミラノが取ります。
第2セット、先ほどとは打って変わってOHレオンをはじめペルージャのサイド攻撃が次々と決まりだし、またOPエレラのサービスエースなどで4-8とペルージャがリードします。
そこからMBソレのブロック、OHセメニウクのサービスエースなどで11-16とペルージャがさらに点差を広げます。
終盤にミラノもOH石川がOPエレラを1枚ブロックで止めるなど応戦して19-22としますが、最後はOPエレラのサーブとOHレオンのブロックにOH石川が続けてやられてしまい、19-25でペルージャがこのセットを取り返します。
第3セット、序盤ミラノがSポッロのサービスエースで3-1とするも、OHセメニウクのエースとOHレオンのスパイクでペルージャが5-6すぐさま逆転します。
さらにペルージャはOPエレラのスパイク、OHレオンのサービスエースで8-12とリードを広げます。
その後もペルージャがOHセメニウクのスパイク、MBルッソのブロックなどでじわじわとブレイクを取って14-21と点差を更に広げます。
終盤ミラノはOHメルガレホのサーブからエースを含む3連続ブレイクで18-21としますが、最後はOPエレラが強烈なサーブとスパイクで点数たたき出して19-25でこのセットもペルージャが取ります。
第4セット、序盤はお互いにサーブミスが続きサイドアウトの取り合いになりますが、OPパトリィがブロックとサービスエースでブレイクポイントを決めて12-10とミラノが先行します。
その後もお互いサイド攻撃を中心にサイドアウトを取り合う展開となり、ミラノが20-17とリードを保ったままセット終盤を迎えます。
しかしMBソレのブロックとOHセメニウクのサーブからのOHレオンのダイレクトスパイクでペルージャが21-21と同点に追いつきます。
それでもOH石川が巧みなアタックで連続でサイドアウト決めるなどして24-23とミラノが先にセットポイントを握りますが、そのOH石川にセンターラインを踏み越える反則が出てしまい24-24と試合はデュースに。
しかしミラノは直後のOHレオンのサーブをOHメルガレホのスパイクで1本で切ると、最後はOPパトリィとOH石川が渾身のスパイクを続けて決めて28-26でこのセットをミラノが取り切ります。
第5セット、開始早々にSポッロがサービスエースを決めてミラノが3-1と前に出ますが、直後にOHレオンが3連続サービスエースを決めるなどして3-6となり、ペルージャが一気に試合の主導権を奪います。
しかしその後ミラノはOHメルガレホが確実にサイドアウトを決め、粘りのラリーからOH石川のスパイクで2本のブレイクを決めて10-11と1点差まで迫ると、さらにOHレオンのスパイクミスで12-12と同点に追いつきます。
ただしこの直後、OPエレラの一度はセンターライン踏み越しの反則を取られたプレーがあり、それを避けようとしたOH石川が脚を負傷します。
チャレンジの結果踏み越しはなくこのプレーはノーカウントとなりますが、試合続行不可能となったOH石川は、OHエバディプールがすでにこのセットで起用されていたため違うポジションのMBヴィテッリと交代。
しかしこの嫌な雰囲気を断ち切るかのようにSポッロがサービスエースを決めて13-12とミラノが逆転します。
続くSポッロのサーブはミスとなりますが、直後のOHレオンのサーブをLペサレージが完璧にセッターに返球し、1本では決まらなかったもののOHセメニウクのスパイクに対してMBヴィテッリがブロックタッチを取り、直後に自らクイックを叩き込んで14-13とミラノがマッチポイントを握ります。
そして最後はOPエレラのスパイクをMBロセルが完璧なブロックでシャットアウトし、15-13でこのセットを取り切ったミラノが3-2でペルージャに勝利しました。
MVP:石川祐希(18得点(うちブロック2)、アタック決定率44%、サーブレシーブ成功率44%)
これでミラノは準々決勝の戦績を2勝2敗のタイとし、準決勝進出チームの決定は第5戦までもつれることになりました。
運命のプレーオフ準々決勝第5戦は現地時間4月10日(月)18:00(日本時間翌1:00)からアウェイのペルージャで行われます。
試合の感想など
この試合は現地にいましたが、本当にとんでもない試合を見ました。
現地で見た試合の中で過去一にすごい試合だったかもしれません、少なくとも3本の指に入る屈指の名試合だったことは間違いありません。
正直言うと、チームミラノのスクデット獲得(リーグ制覇)への旅は今日で終わるのではないかと思っていました。
ミラノに勝ってほしいと思ってはいるものの、客観的に考えるとペルージャが勝つ可能性が高いのは明らか。
会場や配信で戦況を見守っていた方々の中でも同じように思っていた人が多かったのではないでしょうか。
しかし彼らはそんな大方の予想を見事に裏切って、期待に応えてくれました。
まずはMVPの石川祐希。
3セット目まではメルガレホやパトリィの活躍の陰に隠れていた感がありましたが(ただしブロックを除く)、4セット目以降の逆転劇を支えたのは間違いなく石川でした。
4セット目の序盤のサーブでリードを作り、終盤は怒涛の連続スパイク。
おそらくセッターのポッロに「自分にトスを持ってこい」と伝えていたのでしょう、終盤はほとんどのボールが石川に託され、それを見事に次々と得点していきました。
23点目の相手ブロックをあざ笑うかのような巧みなフェイントには思わず声を上げてしまいましたし、途中24-23の場面では気持ちが前に出過ぎてかセンターラインを踏み越してしまいましたがそのミスにも引きずられず、次のセットポイントのときには鬼気迫る強烈なスパイクをコートに叩き込み、見事にセットを奪取。
この4セット目終盤のプレーを見ているときに、なんだか泣きそうになっている自分がいることに気が付きました。
普段はほとんど試合を見ながら涙を浮かべることはないですが、やっぱり前回の宮浦同様に、今シーズンは直になんども話を聞いてきたし、試合もありがたいことに近い位置から見ることができているので、細かい選手の表情とかまではっきり見えているからこそ、なんだろう、感情が揺さぶられやすくなっているのでしょう。
まだ4セット取ったあとで、これから5セット目が待っていると言うのに、なんだかすでに感傷に浸りそうになっていました。
もちろん5セット目もすごくて、レオンの連続サービスエースで絶望的な状況になってからも諦めずにプレーを続け、6点目のパイプ攻撃を決めたあたりから脚を痛めたような素振りを見せつつもプレーを続け、特に10点目のハイボール、普段ならああいう不利な場面では積極的にリバウンドを狙いにいくところを渾身の強打で決める。
かっこよすぎかよ。
だからこそ、その後エレラの危険なプレーで脚の状態が悪化し、コートを去らなければならなくなったときはもう一気に絶望に突き落とされたようでした。
同時にコッパイタリア準決勝の、石川が負傷退場後に逆転負けしてしまった試合がよみがえります。
しかもあの時はまだ3セット目でまだなんとか控えの選手どうにかできるかもというところでしたが、今回はもうあとがない5セット目で控えサイドのエバディプールはすでにパトリィと交代していたため、交代で入ったのはミドルのヴィテッリ。
サイドアウトになればミドルの少なくとも誰かひとりがサーブレシーブに入らなければいけない状況で、いくら12-12の同点とはいえかなり厳しかったです。
正直、ミラノの負けを覚悟しました。
しかし石川のいないコートで他の選手たちが奮起。
ポッロのサービスエースからはじまり、ペサレージのサーブレシーブ、ヴィテッリのブロックとクイック、そしてロセルのブロック。
こんなドラマチックな試合、残りの人生の中であといったい何回見ることができるでしょうか。
こんな素晴らしい試合に立ち会えたことに本当に感謝します。
結局試合後も石川はトレーナーさんの治療を受けていて、僕なんかが話しかけることはできませんでしたが、ペルージャに勝つためにはやはり彼の力が必要不可欠なので、来週月曜日にまた元気な姿が見られることを願います。
(こういうときでも話しかけられるような関係性を築けていたらよかったですが…)
次の最終戦も現地ペルージャで見守ることにしました。
ペルージャホームでペルージャはまだ負けがありませんが、伝説を見届けたいと思います。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
2023年4月3日
イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはペルージャとのプレーオフ準々決勝第4戦を現地時間4月2日(日)にホームで戦い、3-2(25-15, 19-25, 19-25, 28-26, 15-13)で勝利しました。
石川祐希はこの試合もスタメンで出場し、第5セット終盤に脚を負傷して離脱するもチーム2位の18得点の活躍で勝利に大きく貢献し、試合のMVPにも選ばれました。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)
ペルージャ
OH:レオン(ポーランド)、セメニウク(ポーランド)
MB:ソレ(アルゼンチン/イタリア)、ルッソ(イタリア)
OP:エレラ(キューバ)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)/ピッチネッリ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
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試合レポート
第1セット、序盤から石川のサーブからOPパトリィがスパイクを決めるなどしてミラノが連続得点をあげて6-2とリードします。
さらにOHメルガレホのスパイクやOPパトリィのサービスエースで連続ブレイクを決めて11-4とペルージャを突き放します。
その後もスパイクが決まらずミスが多いペルージャに対してSポッロの連続サービスエース、MBロセルのブロックなど終始ミラノが圧倒し、最後はOPパトリィがスパイクを決めて25-15でこのセットをミラノが取ります。
第2セット、先ほどとは打って変わってOHレオンをはじめペルージャのサイド攻撃が次々と決まりだし、またOPエレラのサービスエースなどで4-8とペルージャがリードします。
そこからMBソレのブロック、OHセメニウクのサービスエースなどで11-16とペルージャがさらに点差を広げます。
終盤にミラノもOH石川がOPエレラを1枚ブロックで止めるなど応戦して19-22としますが、最後はOPエレラのサーブとOHレオンのブロックにOH石川が続けてやられてしまい、19-25でペルージャがこのセットを取り返します。
第3セット、序盤ミラノがSポッロのサービスエースで3-1とするも、OHセメニウクのエースとOHレオンのスパイクでペルージャが5-6すぐさま逆転します。
さらにペルージャはOPエレラのスパイク、OHレオンのサービスエースで8-12とリードを広げます。
その後もペルージャがOHセメニウクのスパイク、MBルッソのブロックなどでじわじわとブレイクを取って14-21と点差を更に広げます。
終盤ミラノはOHメルガレホのサーブからエースを含む3連続ブレイクで18-21としますが、最後はOPエレラが強烈なサーブとスパイクで点数たたき出して19-25でこのセットもペルージャが取ります。
第4セット、序盤はお互いにサーブミスが続きサイドアウトの取り合いになりますが、OPパトリィがブロックとサービスエースでブレイクポイントを決めて12-10とミラノが先行します。
その後もお互いサイド攻撃を中心にサイドアウトを取り合う展開となり、ミラノが20-17とリードを保ったままセット終盤を迎えます。
しかしMBソレのブロックとOHセメニウクのサーブからのOHレオンのダイレクトスパイクでペルージャが21-21と同点に追いつきます。
それでもOH石川が巧みなアタックで連続でサイドアウト決めるなどして24-23とミラノが先にセットポイントを握りますが、そのOH石川にセンターラインを踏み越える反則が出てしまい24-24と試合はデュースに。
しかしミラノは直後のOHレオンのサーブをOHメルガレホのスパイクで1本で切ると、最後はOPパトリィとOH石川が渾身のスパイクを続けて決めて28-26でこのセットをミラノが取り切ります。
第5セット、開始早々にSポッロがサービスエースを決めてミラノが3-1と前に出ますが、直後にOHレオンが3連続サービスエースを決めるなどして3-6となり、ペルージャが一気に試合の主導権を奪います。
しかしその後ミラノはOHメルガレホが確実にサイドアウトを決め、粘りのラリーからOH石川のスパイクで2本のブレイクを決めて10-11と1点差まで迫ると、さらにOHレオンのスパイクミスで12-12と同点に追いつきます。
ただしこの直後、OPエレラの一度はセンターライン踏み越しの反則を取られたプレーがあり、それを避けようとしたOH石川が脚を負傷します。
チャレンジの結果踏み越しはなくこのプレーはノーカウントとなりますが、試合続行不可能となったOH石川は、OHエバディプールがすでにこのセットで起用されていたため違うポジションのMBヴィテッリと交代。
しかしこの嫌な雰囲気を断ち切るかのようにSポッロがサービスエースを決めて13-12とミラノが逆転します。
続くSポッロのサーブはミスとなりますが、直後のOHレオンのサーブをLペサレージが完璧にセッターに返球し、1本では決まらなかったもののOHセメニウクのスパイクに対してMBヴィテッリがブロックタッチを取り、直後に自らクイックを叩き込んで14-13とミラノがマッチポイントを握ります。
そして最後はOPエレラのスパイクをMBロセルが完璧なブロックでシャットアウトし、15-13でこのセットを取り切ったミラノが3-2でペルージャに勝利しました。
MVP:石川祐希(18得点(うちブロック2)、アタック決定率44%、サーブレシーブ成功率44%)
これでミラノは準々決勝の戦績を2勝2敗のタイとし、準決勝進出チームの決定は第5戦までもつれることになりました。
運命のプレーオフ準々決勝第5戦は現地時間4月10日(月)18:00(日本時間翌1:00)からアウェイのペルージャで行われます。
試合の感想など
この試合は現地にいましたが、本当にとんでもない試合を見ました。
現地で見た試合の中で過去一にすごい試合だったかもしれません、少なくとも3本の指に入る屈指の名試合だったことは間違いありません。
正直言うと、チームミラノのスクデット獲得(リーグ制覇)への旅は今日で終わるのではないかと思っていました。
ミラノに勝ってほしいと思ってはいるものの、客観的に考えるとペルージャが勝つ可能性が高いのは明らか。
会場や配信で戦況を見守っていた方々の中でも同じように思っていた人が多かったのではないでしょうか。
しかし彼らはそんな大方の予想を見事に裏切って、期待に応えてくれました。
まずはMVPの石川祐希。
3セット目まではメルガレホやパトリィの活躍の陰に隠れていた感がありましたが(ただしブロックを除く)、4セット目以降の逆転劇を支えたのは間違いなく石川でした。
4セット目の序盤のサーブでリードを作り、終盤は怒涛の連続スパイク。
おそらくセッターのポッロに「自分にトスを持ってこい」と伝えていたのでしょう、終盤はほとんどのボールが石川に託され、それを見事に次々と得点していきました。
23点目の相手ブロックをあざ笑うかのような巧みなフェイントには思わず声を上げてしまいましたし、途中24-23の場面では気持ちが前に出過ぎてかセンターラインを踏み越してしまいましたがそのミスにも引きずられず、次のセットポイントのときには鬼気迫る強烈なスパイクをコートに叩き込み、見事にセットを奪取。
この4セット目終盤のプレーを見ているときに、なんだか泣きそうになっている自分がいることに気が付きました。
普段はほとんど試合を見ながら涙を浮かべることはないですが、やっぱり前回の宮浦同様に、今シーズンは直になんども話を聞いてきたし、試合もありがたいことに近い位置から見ることができているので、細かい選手の表情とかまではっきり見えているからこそ、なんだろう、感情が揺さぶられやすくなっているのでしょう。
まだ4セット取ったあとで、これから5セット目が待っていると言うのに、なんだかすでに感傷に浸りそうになっていました。
もちろん5セット目もすごくて、レオンの連続サービスエースで絶望的な状況になってからも諦めずにプレーを続け、6点目のパイプ攻撃を決めたあたりから脚を痛めたような素振りを見せつつもプレーを続け、特に10点目のハイボール、普段ならああいう不利な場面では積極的にリバウンドを狙いにいくところを渾身の強打で決める。
かっこよすぎかよ。
だからこそ、その後エレラの危険なプレーで脚の状態が悪化し、コートを去らなければならなくなったときはもう一気に絶望に突き落とされたようでした。
同時にコッパイタリア準決勝の、石川が負傷退場後に逆転負けしてしまった試合がよみがえります。
しかもあの時はまだ3セット目でまだなんとか控えの選手どうにかできるかもというところでしたが、今回はもうあとがない5セット目で控えサイドのエバディプールはすでにパトリィと交代していたため、交代で入ったのはミドルのヴィテッリ。
サイドアウトになればミドルの少なくとも誰かひとりがサーブレシーブに入らなければいけない状況で、いくら12-12の同点とはいえかなり厳しかったです。
正直、ミラノの負けを覚悟しました。
しかし石川のいないコートで他の選手たちが奮起。
ポッロのサービスエースからはじまり、ペサレージのサーブレシーブ、ヴィテッリのブロックとクイック、そしてロセルのブロック。
こんなドラマチックな試合、残りの人生の中であといったい何回見ることができるでしょうか。
こんな素晴らしい試合に立ち会えたことに本当に感謝します。
結局試合後も石川はトレーナーさんの治療を受けていて、僕なんかが話しかけることはできませんでしたが、ペルージャに勝つためにはやはり彼の力が必要不可欠なので、来週月曜日にまた元気な姿が見られることを願います。
(こういうときでも話しかけられるような関係性を築けていたらよかったですが…)
次の最終戦も現地ペルージャで見守ることにしました。
ペルージャホームでペルージャはまだ負けがありませんが、伝説を見届けたいと思います。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
明心见性者,乃明白心之妙用,皆依性体而起;从用见体,从流得源也。
古德云:体无形相,非用不显;性无状貌,非心不明!起用正以显体,明心方可见性。这就是说要见性须从明心上下手,离心无性可见。因为性体无形象,不可见,而心是用,用无相不显,从有相之心用,方可得见无相之性体。
上面说过,我人之思想、工作、创造、发明,乃至今日世界之文明,皆是心之作用。要见性,即须从这些作用上来见,离开作用,即无性可见。犹如世间之理与事,事无理不成,理无事不显;理立正所以成事,事成正所以显理,理即事,事即理,理事不分,故见理须从事上见,离事亦无理可见也。
古德云:体无形相,非用不显;性无状貌,非心不明!起用正以显体,明心方可见性。这就是说要见性须从明心上下手,离心无性可见。因为性体无形象,不可见,而心是用,用无相不显,从有相之心用,方可得见无相之性体。
上面说过,我人之思想、工作、创造、发明,乃至今日世界之文明,皆是心之作用。要见性,即须从这些作用上来见,离开作用,即无性可见。犹如世间之理与事,事无理不成,理无事不显;理立正所以成事,事成正所以显理,理即事,事即理,理事不分,故见理须从事上见,离事亦无理可见也。
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