#天声人语[超话]# 【天声人语】人間讃歌(20230617)
https://t.cn/A6p0EbSF
記者という仕事で暗いニュースばかり見聞きするから、なおさらなのかもしれない。何かの拍子に、笑顔がはじけた子どもの写真に目がとまり、いいなと思う。撮影した人を確かめると写真家の田沼武能(たけよし)さんだ。そんなことが何度かあった▼
たとえば、授業を終えたばかりのアフリカ・マラウイの子どもたちが、裸足で車と競走する一枚。きゃっきゃとはしゃぐ声が聞こえてきそうだ。ぽっこりおなかを出した中米グアテマラの男の子は、聴診器で初めて聞いた自分の心音に目をむく▼
「子どもたちはみな『神はまだ人間に失望していない』というメッセージを神さまからもらい、この世に生まれてきた」。詩人タゴールのことばを、田沼さんは写真集『ぼくたち地球っこ』に引用している▼
子どもを通じて世界を見ようと、ライフワークを定めたのは30代半ばだった。ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんの海外訪問にも自費で同行し、93歳で亡くなるまで120を超える国や地域を訪れた▼
レバノンでは、本物の銃を構える少年を撮った。アフガニスタンの少女はまっすぐにレンズをみつめる。その目が問うているのは、見えない未来だろうか、世界の無関心だろうか。胸が痛む▼
それでも、田沼さんは人間を信じ、愛し続けた。「社会事情や文化、風土が異なっても人間は生きる事への希望を決して忘れることはない。だからこそ人間はすばらしいのだ」。人間讃歌(さんか)、と題した回顧展が東京都写真美術館で開かれている。来月30日まで。
#日语专业考研[超话]#
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記者という仕事で暗いニュースばかり見聞きするから、なおさらなのかもしれない。何かの拍子に、笑顔がはじけた子どもの写真に目がとまり、いいなと思う。撮影した人を確かめると写真家の田沼武能(たけよし)さんだ。そんなことが何度かあった▼
たとえば、授業を終えたばかりのアフリカ・マラウイの子どもたちが、裸足で車と競走する一枚。きゃっきゃとはしゃぐ声が聞こえてきそうだ。ぽっこりおなかを出した中米グアテマラの男の子は、聴診器で初めて聞いた自分の心音に目をむく▼
「子どもたちはみな『神はまだ人間に失望していない』というメッセージを神さまからもらい、この世に生まれてきた」。詩人タゴールのことばを、田沼さんは写真集『ぼくたち地球っこ』に引用している▼
子どもを通じて世界を見ようと、ライフワークを定めたのは30代半ばだった。ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんの海外訪問にも自費で同行し、93歳で亡くなるまで120を超える国や地域を訪れた▼
レバノンでは、本物の銃を構える少年を撮った。アフガニスタンの少女はまっすぐにレンズをみつめる。その目が問うているのは、見えない未来だろうか、世界の無関心だろうか。胸が痛む▼
それでも、田沼さんは人間を信じ、愛し続けた。「社会事情や文化、風土が異なっても人間は生きる事への希望を決して忘れることはない。だからこそ人間はすばらしいのだ」。人間讃歌(さんか)、と題した回顧展が東京都写真美術館で開かれている。来月30日まで。
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#天声人语[超话]# 【天声人语】骨太の方針(20230616)
https://t.cn/A6p0EAig
国のかじ取りへの、じつに真っ当な批判である。「借金つまり国債発行は、総選挙の時に投票権がなかった将来の有権者が納めた税金を、現在の有権者の歓心を買う資金に充てたということです」▼
どこかの新聞の社説ではない。野党時代の自民党が2010年にまとめた文書から引いた。財政再建をうたう党綱領と一体になった解説だ。旧民主党政権の看板だった子ども手当を「ばらまき」となじり、予算の無駄を削れば財源は出てくるという発想の安易さも戒めている▼
政治は生き物だ。世界の動きや人々の関心によって、掲げた政策を変えることはあるだろう。ただ綱領は党の基本方針だ。「野党時代だけのものではありません」とも記している。比べるうちに、ここで批判した手法が、いまの岸田政権のやり方に映ってくる▼
「骨太の方針」が、きょうにも閣議決定される。少子化対策は、児童手当の所得制限をなくして大盤ぶるまいとなる。防衛費も、以前ならありえないほど増やされる。なのにどちらも財源はぼんやりしていて、いまの無駄をさがす歳出改革だのみの部分があ▼
負担は先送りだ。防衛増税を始める時期は「2025年以降のしかるべき時期とすることも可能」。もってまわった悪文の見本のような決着になりそうだ。少子化対策では、つなぎ国債に頼る▼
綱領はいわば政党の憲法です――先の解説のことばだ。誰かに押しつけられたわけでもなく、自主的に定めた“憲法”であろう。放り投げてどうする。
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国のかじ取りへの、じつに真っ当な批判である。「借金つまり国債発行は、総選挙の時に投票権がなかった将来の有権者が納めた税金を、現在の有権者の歓心を買う資金に充てたということです」▼
どこかの新聞の社説ではない。野党時代の自民党が2010年にまとめた文書から引いた。財政再建をうたう党綱領と一体になった解説だ。旧民主党政権の看板だった子ども手当を「ばらまき」となじり、予算の無駄を削れば財源は出てくるという発想の安易さも戒めている▼
政治は生き物だ。世界の動きや人々の関心によって、掲げた政策を変えることはあるだろう。ただ綱領は党の基本方針だ。「野党時代だけのものではありません」とも記している。比べるうちに、ここで批判した手法が、いまの岸田政権のやり方に映ってくる▼
「骨太の方針」が、きょうにも閣議決定される。少子化対策は、児童手当の所得制限をなくして大盤ぶるまいとなる。防衛費も、以前ならありえないほど増やされる。なのにどちらも財源はぼんやりしていて、いまの無駄をさがす歳出改革だのみの部分があ▼
負担は先送りだ。防衛増税を始める時期は「2025年以降のしかるべき時期とすることも可能」。もってまわった悪文の見本のような決着になりそうだ。少子化対策では、つなぎ国債に頼る▼
綱領はいわば政党の憲法です――先の解説のことばだ。誰かに押しつけられたわけでもなく、自主的に定めた“憲法”であろう。放り投げてどうする。
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星期四,『为美好世界献上爆焰』第12話(最終回)「この素晴らしい世界に爆焔【エクスプロージョン】を!」
「『エクスプロージョン』――ッ!」
上位悪魔・ホーストには、アクセルで一番のパーティでも全く歯が立たない。それでも、売られた喧嘩は必ず買うと言うめぐみんは、ちょむすけを引き渡す取引には応じず、自らホーストに挑むことを決める。
調達した一千万エリスで準備を整え、戦いを翌日に控えたその夜。めぐみんがなかなか寝付けずにいると、部屋にひっそりと入ってくる人影が。「……めぐみん、寝てるよね?」ゆんゆんは、ぽつりぽつりと、心の丈を語り始める。
脚本:上江洲誠
絵コンテ:安部祐二郎
演出:安川央里
総作画監督:牛ノ濱由惟、北村友幸、竹本佳子
#动漫##日本动漫##雨湖的动漫[超话]#
「『エクスプロージョン』――ッ!」
上位悪魔・ホーストには、アクセルで一番のパーティでも全く歯が立たない。それでも、売られた喧嘩は必ず買うと言うめぐみんは、ちょむすけを引き渡す取引には応じず、自らホーストに挑むことを決める。
調達した一千万エリスで準備を整え、戦いを翌日に控えたその夜。めぐみんがなかなか寝付けずにいると、部屋にひっそりと入ってくる人影が。「……めぐみん、寝てるよね?」ゆんゆんは、ぽつりぽつりと、心の丈を語り始める。
脚本:上江洲誠
絵コンテ:安部祐二郎
演出:安川央里
総作画監督:牛ノ濱由惟、北村友幸、竹本佳子
#动漫##日本动漫##雨湖的动漫[超话]#
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