福島第一原発 1号機の格納容器圧力低下 放射線量に変化なし
2022年3月17日 18時07分
福島第一原子力発電所では、11年前の事故で溶け落ちた燃料デブリがある1号機の格納容器の内部の圧力が今回の地震の前より低い状態になり、東京電力が原因などを調べています。
建屋の外の放射性物質を測るダストモニターや放射線量を測定するモニタリングポストの値に、変化はないということです。
東京電力によりますと、福島第一原発1号機では、燃料デブリがある格納容器の内部の圧力が地震の直後に上昇したあと下降し、地震の前と比べて低い状態になっているということです。
東京電力が、原因や内部の空気の漏れがないかなどを調べていますが、建屋の外の周辺の放射性物質を測るダストモニターの値に変化はないということです。
2号機と5号機では、使用済み核燃料を保管するプールで、冷却のための水を循環させるポンプが止まるなどしましたが、いずれも午前7時半すぎまでに復旧したということです。
また、5号機と6号機の使用済み核燃料プール、それに共用プールと呼ばれる別の施設のプールの周辺で、地震の揺れによってあふれたとみられる水たまりが確認されましたが、量は少なく、いずれも冷却に問題はないということです。
このほか、汚染水を処理した後の水を保管している屋外のタンクでは、土台とタンクのずれや水位計の故障が多数確認されたほか、一部の配管の付け根で水漏れのようなあとが見つかり、順次復旧作業を進めています。
一方、福島第二原子力発電所でも1号機と3号機の使用済み核燃料プールで、冷却のための水を循環させるポンプが停止しましたが、いずれも復旧したということです。
このほか、1号機の原子炉建屋で内部の圧力を調整する「ブローアウトパネル」がこぶし大程度開いていることが確認されましたが、固定する対応をとり、内部の圧力を保つ機能は維持されていて、放射性物質が外部に放出されるおそれはないとしています。
東京電力によりますと、福島第二原発でもモニタリングポストの値に変化はないということです。
福島第一原発と第二原発では、それぞれ午前1時半すぎに最大20センチの津波を観測しましたが、いずれも原子炉建屋がある敷地の浸水などの被害はなかったということです。
2022年3月17日 18時07分
福島第一原子力発電所では、11年前の事故で溶け落ちた燃料デブリがある1号機の格納容器の内部の圧力が今回の地震の前より低い状態になり、東京電力が原因などを調べています。
建屋の外の放射性物質を測るダストモニターや放射線量を測定するモニタリングポストの値に、変化はないということです。
東京電力によりますと、福島第一原発1号機では、燃料デブリがある格納容器の内部の圧力が地震の直後に上昇したあと下降し、地震の前と比べて低い状態になっているということです。
東京電力が、原因や内部の空気の漏れがないかなどを調べていますが、建屋の外の周辺の放射性物質を測るダストモニターの値に変化はないということです。
2号機と5号機では、使用済み核燃料を保管するプールで、冷却のための水を循環させるポンプが止まるなどしましたが、いずれも午前7時半すぎまでに復旧したということです。
また、5号機と6号機の使用済み核燃料プール、それに共用プールと呼ばれる別の施設のプールの周辺で、地震の揺れによってあふれたとみられる水たまりが確認されましたが、量は少なく、いずれも冷却に問題はないということです。
このほか、汚染水を処理した後の水を保管している屋外のタンクでは、土台とタンクのずれや水位計の故障が多数確認されたほか、一部の配管の付け根で水漏れのようなあとが見つかり、順次復旧作業を進めています。
一方、福島第二原子力発電所でも1号機と3号機の使用済み核燃料プールで、冷却のための水を循環させるポンプが停止しましたが、いずれも復旧したということです。
このほか、1号機の原子炉建屋で内部の圧力を調整する「ブローアウトパネル」がこぶし大程度開いていることが確認されましたが、固定する対応をとり、内部の圧力を保つ機能は維持されていて、放射性物質が外部に放出されるおそれはないとしています。
東京電力によりますと、福島第二原発でもモニタリングポストの値に変化はないということです。
福島第一原発と第二原発では、それぞれ午前1時半すぎに最大20センチの津波を観測しましたが、いずれも原子炉建屋がある敷地の浸水などの被害はなかったということです。
北海道や東北 21日にかけ暴風雪など警戒 日本海側は大雪も警戒
2022年2月20日 20時33分
急速に発達している低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、全国的に風が強まっています。
これから21日にかけては低気圧が近づく北海道や東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みで、暴風雪や高波などに警戒してください。
北陸や新潟県を含む日本海側では雪が強まる見込みで、大雪にも警戒が必要です。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北海道付近へ進んでいて、次第に強い冬型の気圧配置になっている影響で、全国的に風が強まっています。
午後8時までの3時間に観測された最大瞬間風速は、
▽伊豆諸島の三宅島で29.3メートル
▽北海道根室市で27.7メートル
▽静岡県の石廊崎で27.5メートル
▽北海道えりも岬で26.3メートル
▽山形県酒田市の飛島で25.1メートル
▽福井県敦賀市で24.6メートルなどとなっています。
北海道や東北に加えて東日本の日本海側でも雪が強まっています。
午後8時までの3時間に降った雪の量は、
▽長野県小谷村で20センチ
▽岐阜県飛騨市河合で18センチ
▽北海道斜里町ウトロで13センチ
▽新潟県津南町で12センチなどとなっています。
【低気圧が急速に発達雪を伴い非常に強い風】
低気圧は急速に発達しながら北海道の東へと進む見込みで、これから21日にかけては北海道や東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みです。
21日にかけて予想される最大風速は北海道と東北で25メートルで、最大瞬間風速は35メートルに達する見込みです。
北海道では21日、陸上でも最大瞬間風速が35メートルと予想されていて、見通しのきかない猛吹雪いわゆる「ホワイトアウト」になって交通機関に影響が出るおそれがあります。
波も高くなり、北海道と東北、それに新潟県で大しけとなる見込みです。
気象庁は暴風雪や猛吹雪、吹きだまりによる交通への影響のほか、暴風や高波にも警戒を呼びかけています。
北海道では高潮にも十分な注意が必要です。
【冬型強まる・大雪にも警戒を】
新潟県や北陸などの日本海側では大雪にも警戒が必要です。
21日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽新潟県で80センチ
▽北海道と長野県で60センチ
▽北陸で50センチと予想されています。
その後、22日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで
▽新潟県で60センチから80センチ
▽北海道と北陸、それに長野県で30センチから50センチと予想されています。
北陸などではその後も雪が降り続く見込みです。
大雪による交通への影響のほか、雪崩や着雪による停電、屋根からの落雪にも十分注意してください。
【“急発達” 低気圧に警戒】
今シーズンはたびたび大雪や暴風、猛吹雪に警戒が呼びかけられています。
今回は「急発達」する低気圧で、暴風のほか、見通しのきかない猛吹雪・いわゆる「ホワイトアウト」などに警戒が必要です。
24時間に40ヘクトパスカルも低下
この低気圧は、もともと太平洋側にあり、中心気圧は、20日午前9時には東北の沖合で996ヘクトパスカルでした。
21日午前9時には、北海道付近で956ヘクトパスカルに低下すると予想されています。
「急発達」する低気圧とは24時間以内に中心の気圧が20ヘクトパスカル以上低下、つまり、勢力を強める低気圧のことを指します。
20日午前9時からの24時間に40ヘクトパスカルもの急発達が見込まれ、その後もさらに気圧が低下する見通しです。
【広範囲で暴風に】
最大瞬間風速は陸上でも35メートルが予想されるなど、風の強さだけみると台風並みとは言えますが、注意が必要なのは中心付近ほど風が強まる台風とは大きく異なり、暴風や強風が吹く範囲が台風より広くなることです。
冬に急発達する低気圧は寒気と暖気がぶつかる範囲が広いため、風の強い範囲も広くなりやすいのです。
【“ホワイトアウト”に警戒を】
上空に強い寒気も流れ込むため、雪も強まる見込みで、北海道を中心にところによって見通しが全くきかない猛吹雪いわゆる「ホワイトアウト」にも警戒が必要です。
去年1月には宮城県の東北自動車道で「ホワイトアウト」の状態の中およそ50台が絡む事故が起きました。
雪が降っていなくても、積もった状態であれば、暴風で地面の雪が巻き上げられ、数メートル先も真っ白になり、見通しがきかなくなることがあります。
視界が悪い中で車を運転すると、突然、前方に車が見えてブレーキが間に合わず、追突するおそれもあります。
暴風雪のおそれがある時は、車の運転は控えるようにしてください。
【暴風に湿った重い雪・停電備えを】
暴風に加え、今回は「湿った重い雪」となるところが多くなる見込みで、着雪による倒木や停電のリスクもあります。
停電に備えた燃料式の暖房器具など、落ち着いて屋内で過ごせる準備をしておくと安心です。
2022年2月20日 20時33分
急速に発達している低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、全国的に風が強まっています。
これから21日にかけては低気圧が近づく北海道や東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みで、暴風雪や高波などに警戒してください。
北陸や新潟県を含む日本海側では雪が強まる見込みで、大雪にも警戒が必要です。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北海道付近へ進んでいて、次第に強い冬型の気圧配置になっている影響で、全国的に風が強まっています。
午後8時までの3時間に観測された最大瞬間風速は、
▽伊豆諸島の三宅島で29.3メートル
▽北海道根室市で27.7メートル
▽静岡県の石廊崎で27.5メートル
▽北海道えりも岬で26.3メートル
▽山形県酒田市の飛島で25.1メートル
▽福井県敦賀市で24.6メートルなどとなっています。
北海道や東北に加えて東日本の日本海側でも雪が強まっています。
午後8時までの3時間に降った雪の量は、
▽長野県小谷村で20センチ
▽岐阜県飛騨市河合で18センチ
▽北海道斜里町ウトロで13センチ
▽新潟県津南町で12センチなどとなっています。
【低気圧が急速に発達雪を伴い非常に強い風】
低気圧は急速に発達しながら北海道の東へと進む見込みで、これから21日にかけては北海道や東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く見込みです。
21日にかけて予想される最大風速は北海道と東北で25メートルで、最大瞬間風速は35メートルに達する見込みです。
北海道では21日、陸上でも最大瞬間風速が35メートルと予想されていて、見通しのきかない猛吹雪いわゆる「ホワイトアウト」になって交通機関に影響が出るおそれがあります。
波も高くなり、北海道と東北、それに新潟県で大しけとなる見込みです。
気象庁は暴風雪や猛吹雪、吹きだまりによる交通への影響のほか、暴風や高波にも警戒を呼びかけています。
北海道では高潮にも十分な注意が必要です。
【冬型強まる・大雪にも警戒を】
新潟県や北陸などの日本海側では大雪にも警戒が必要です。
21日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽新潟県で80センチ
▽北海道と長野県で60センチ
▽北陸で50センチと予想されています。
その後、22日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで
▽新潟県で60センチから80センチ
▽北海道と北陸、それに長野県で30センチから50センチと予想されています。
北陸などではその後も雪が降り続く見込みです。
大雪による交通への影響のほか、雪崩や着雪による停電、屋根からの落雪にも十分注意してください。
【“急発達” 低気圧に警戒】
今シーズンはたびたび大雪や暴風、猛吹雪に警戒が呼びかけられています。
今回は「急発達」する低気圧で、暴風のほか、見通しのきかない猛吹雪・いわゆる「ホワイトアウト」などに警戒が必要です。
24時間に40ヘクトパスカルも低下
この低気圧は、もともと太平洋側にあり、中心気圧は、20日午前9時には東北の沖合で996ヘクトパスカルでした。
21日午前9時には、北海道付近で956ヘクトパスカルに低下すると予想されています。
「急発達」する低気圧とは24時間以内に中心の気圧が20ヘクトパスカル以上低下、つまり、勢力を強める低気圧のことを指します。
20日午前9時からの24時間に40ヘクトパスカルもの急発達が見込まれ、その後もさらに気圧が低下する見通しです。
【広範囲で暴風に】
最大瞬間風速は陸上でも35メートルが予想されるなど、風の強さだけみると台風並みとは言えますが、注意が必要なのは中心付近ほど風が強まる台風とは大きく異なり、暴風や強風が吹く範囲が台風より広くなることです。
冬に急発達する低気圧は寒気と暖気がぶつかる範囲が広いため、風の強い範囲も広くなりやすいのです。
【“ホワイトアウト”に警戒を】
上空に強い寒気も流れ込むため、雪も強まる見込みで、北海道を中心にところによって見通しが全くきかない猛吹雪いわゆる「ホワイトアウト」にも警戒が必要です。
去年1月には宮城県の東北自動車道で「ホワイトアウト」の状態の中およそ50台が絡む事故が起きました。
雪が降っていなくても、積もった状態であれば、暴風で地面の雪が巻き上げられ、数メートル先も真っ白になり、見通しがきかなくなることがあります。
視界が悪い中で車を運転すると、突然、前方に車が見えてブレーキが間に合わず、追突するおそれもあります。
暴風雪のおそれがある時は、車の運転は控えるようにしてください。
【暴風に湿った重い雪・停電備えを】
暴風に加え、今回は「湿った重い雪」となるところが多くなる見込みで、着雪による倒木や停電のリスクもあります。
停電に備えた燃料式の暖房器具など、落ち着いて屋内で過ごせる準備をしておくと安心です。
日本海側 あすから18日にかけこの冬一番の大雪の可能性
2022年2月15日 18時13分
発達する低気圧と強い寒気の影響で、16日から今週金曜日にかけて、日本海側を中心に大雪となり、平地でも雪が強まるおそれがあります。北陸や岐阜県を中心にこの冬一番の大雪となる可能性もあり、気象庁は最新の気象情報を確認し大雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、日本海にある低気圧が発達しながら17日にかけて北陸から東北付近に近づき、上空には強い寒気が流れ込む見込みです。
このため、16日から今週金曜日の18日にかけて日本海側を中心に大雪となり平地でも雪が強まる見込みです。
特に低気圧が近づく17日は短時間で積雪が急増するおそれがあり、北陸や岐阜県周辺ではこの冬一番の大雪となるおそれもあります。
【雪の見通しは】
16日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで、北陸と岐阜県で60センチ、北海道と青森県で50センチ、新潟県と近畿北部で40センチと予想されています。
さらに17日夕方までの24時間には、岐阜県で70センチから90センチ、北陸で60センチから80センチ、新潟県と近畿北部で50センチから70センチ、中国地方で40センチから60センチの雪が降り、その後も18日の金曜日にかけて積雪が増える見込みです。
気象庁は最新の気象や交通情報に注意するとともに大雪による交通への影響に警戒し、雪崩や屋根からの落雪、着雪による停電などに十分注意するよう呼びかけています。
大雪が予想される地域に車で向かわなければならない場合は冬用タイヤやチェーンの装着など早めの備えを進めるようにしてください。
また、低気圧が近づく東日本の日本海側では大気の状態が不安定になって海上は大しけとなる見込みで、高波のほか落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意が必要です。
【北陸・近畿・中国地方整備局 十分な備え呼びかけ】
16日から今週金曜日にかけて、日本海側を中心に大雪が予想されていることから、国土交通省の北陸地方整備局と近畿地方整備局、それに中国地方整備局は車の立往生が発生しないよう、やむをえず車を運転する場合には冬用タイヤやチェーンを装着するとともに、大雪となった場合は不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
国土交通省によりますと、去年12月下旬に近畿北部で記録的な大雪になった際には、滋賀県彦根市の国道で立往生が発生し、解消には丸一日以上にあたるおよそ28時間かかったということです。
このため国土交通省の北陸地方整備局と近畿地方整備局、中国地方整備局は今回の大雪で車の立往生のほか、路面の凍結による車のスリップ事故などが発生するおそれもあるとして、大雪が予想される地域でやむをえず車を運転する場合は冬用タイヤやチェーンを必ず装着するよう呼びかけています。
大雪となった場合は不要不急の外出を控えるとともに、国道や高速道路の広い範囲で通行止めを行う可能性もあるとして、最新の道路情報を確認し、う回など通行ルートの見直しも求めています。
過去の大雪では大型車の立往生が大規模な交通影響につながったことから、事業用の車が冬用タイヤやチェーンを装着せずに立往生した場合、悪質なケースについては行政処分を行う可能性もあるとして十分な備えを呼びかけています。
2022年2月15日 18時13分
発達する低気圧と強い寒気の影響で、16日から今週金曜日にかけて、日本海側を中心に大雪となり、平地でも雪が強まるおそれがあります。北陸や岐阜県を中心にこの冬一番の大雪となる可能性もあり、気象庁は最新の気象情報を確認し大雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、日本海にある低気圧が発達しながら17日にかけて北陸から東北付近に近づき、上空には強い寒気が流れ込む見込みです。
このため、16日から今週金曜日の18日にかけて日本海側を中心に大雪となり平地でも雪が強まる見込みです。
特に低気圧が近づく17日は短時間で積雪が急増するおそれがあり、北陸や岐阜県周辺ではこの冬一番の大雪となるおそれもあります。
【雪の見通しは】
16日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで、北陸と岐阜県で60センチ、北海道と青森県で50センチ、新潟県と近畿北部で40センチと予想されています。
さらに17日夕方までの24時間には、岐阜県で70センチから90センチ、北陸で60センチから80センチ、新潟県と近畿北部で50センチから70センチ、中国地方で40センチから60センチの雪が降り、その後も18日の金曜日にかけて積雪が増える見込みです。
気象庁は最新の気象や交通情報に注意するとともに大雪による交通への影響に警戒し、雪崩や屋根からの落雪、着雪による停電などに十分注意するよう呼びかけています。
大雪が予想される地域に車で向かわなければならない場合は冬用タイヤやチェーンの装着など早めの備えを進めるようにしてください。
また、低気圧が近づく東日本の日本海側では大気の状態が不安定になって海上は大しけとなる見込みで、高波のほか落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意が必要です。
【北陸・近畿・中国地方整備局 十分な備え呼びかけ】
16日から今週金曜日にかけて、日本海側を中心に大雪が予想されていることから、国土交通省の北陸地方整備局と近畿地方整備局、それに中国地方整備局は車の立往生が発生しないよう、やむをえず車を運転する場合には冬用タイヤやチェーンを装着するとともに、大雪となった場合は不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
国土交通省によりますと、去年12月下旬に近畿北部で記録的な大雪になった際には、滋賀県彦根市の国道で立往生が発生し、解消には丸一日以上にあたるおよそ28時間かかったということです。
このため国土交通省の北陸地方整備局と近畿地方整備局、中国地方整備局は今回の大雪で車の立往生のほか、路面の凍結による車のスリップ事故などが発生するおそれもあるとして、大雪が予想される地域でやむをえず車を運転する場合は冬用タイヤやチェーンを必ず装着するよう呼びかけています。
大雪となった場合は不要不急の外出を控えるとともに、国道や高速道路の広い範囲で通行止めを行う可能性もあるとして、最新の道路情報を確認し、う回など通行ルートの見直しも求めています。
過去の大雪では大型車の立往生が大規模な交通影響につながったことから、事業用の車が冬用タイヤやチェーンを装着せずに立往生した場合、悪質なケースについては行政処分を行う可能性もあるとして十分な備えを呼びかけています。
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