6試合を終えて、チーム防御率は1.17。それも、誰かひとりが完投、完封するという形ではなく、みんなでつないで投げてこの結果だ。もともと日体大投手陣はレベルが高い。ただ、故障明けの投手や初登板の投手ばかりの今季は、未知の部分が多かった。どんなに力がある投手だと言われていても、実際に公式戦で投げてみなければ、結果を出せるかどうかはわからない。
そんな中、ここまで3試合に登板し、3勝・防御率0.00の結果を残しているのが寺西成騎投手(3年・星稜)だ。公式戦デビューとなったのは、開幕戦の明学大1回戦。三番手で登板すると、4回無失点で勝ち投手となった。武蔵大1回戦では先発し、5回2失点(自責0)。東海大1回戦も5回無失点と、安定した投球を続けている。
高校3年春に右肩関節唇損傷の手術を受けた。リハビリに励んだが、投げるとどうしても痛みが出てくる。日体大入学後も、一進一退の日々だったが根気よく続けた。「病院のリハビリの先生に教えてもらったインナートレーニングと、日体大にはいいピッチャーが多いので、みんながやっているそれぞれの筋力トレーニングを教えてもらいながらやっていました」。
また、辻孟彦コーチの作ったメニューも、寺西を支えた。「もともと『強化班』とか『投げられない組』とかがあって、主に1,2年生がそういうメニューをやるんですけど、めちゃくちゃきつくて、その期間がすごくいいなと思いました。辻コーチのメニューをやってきて、足も速くなりましたし、体の出力も上がっていると思います」。地道な努力が実り、昨年12月にやっと痛みがなく投げられるようになった。
2月のキャンプから実戦で投げ始め、大学3年となった4月1日、リーグ戦初登板を迎えた。力のあるストレートに、スライダーやフォークで打者を打ち取っていく。「カーブももっと使っていきたいです」と、次の試合を見据える。先の見えない日々は終わった。
試合後には、星稜高時代のチームメイト内山壮真捕手(ヤクルト)から「初勝利おめでとう」とLINEが来たという。「さすがプロだな」というアドバイスももらった。「自分の目指しているところはプロ野球なので、全国の舞台に行って、そういうところでピッチングを見てもらいたいです。プロを目指すことで自分の取り組みも変わっていきますし、レベルも上がっていくと思うので、意識を高く持ちたいと思っています」と、まずは自分の投球でチームを全国の舞台へ連れて行く。
そんな中、ここまで3試合に登板し、3勝・防御率0.00の結果を残しているのが寺西成騎投手(3年・星稜)だ。公式戦デビューとなったのは、開幕戦の明学大1回戦。三番手で登板すると、4回無失点で勝ち投手となった。武蔵大1回戦では先発し、5回2失点(自責0)。東海大1回戦も5回無失点と、安定した投球を続けている。
高校3年春に右肩関節唇損傷の手術を受けた。リハビリに励んだが、投げるとどうしても痛みが出てくる。日体大入学後も、一進一退の日々だったが根気よく続けた。「病院のリハビリの先生に教えてもらったインナートレーニングと、日体大にはいいピッチャーが多いので、みんながやっているそれぞれの筋力トレーニングを教えてもらいながらやっていました」。
また、辻孟彦コーチの作ったメニューも、寺西を支えた。「もともと『強化班』とか『投げられない組』とかがあって、主に1,2年生がそういうメニューをやるんですけど、めちゃくちゃきつくて、その期間がすごくいいなと思いました。辻コーチのメニューをやってきて、足も速くなりましたし、体の出力も上がっていると思います」。地道な努力が実り、昨年12月にやっと痛みがなく投げられるようになった。
2月のキャンプから実戦で投げ始め、大学3年となった4月1日、リーグ戦初登板を迎えた。力のあるストレートに、スライダーやフォークで打者を打ち取っていく。「カーブももっと使っていきたいです」と、次の試合を見据える。先の見えない日々は終わった。
試合後には、星稜高時代のチームメイト内山壮真捕手(ヤクルト)から「初勝利おめでとう」とLINEが来たという。「さすがプロだな」というアドバイスももらった。「自分の目指しているところはプロ野球なので、全国の舞台に行って、そういうところでピッチングを見てもらいたいです。プロを目指すことで自分の取り組みも変わっていきますし、レベルも上がっていくと思うので、意識を高く持ちたいと思っています」と、まずは自分の投球でチームを全国の舞台へ連れて行く。
波よ聞いてくれ
第2話『君と向き合いたい』
テレビ朝日 4月28日(金)放送分
スープカレー店でアルバイトする傍ら、ひょんなことから深夜の冠番組でラジオパーソナリティーとしてデビューすることになってしまった鼓田ミナレ(小芝風花)。その上、店長の宝田嘉樹(西村瑞樹)が交通事故に遭って入院したため、中原忠也(片寄涼太)と2人で店を回さなくてはならず、大忙し! そこへ、宝田を事故に巻き込んだ男の妹・城華マキエ(中村ゆりか)が謝罪のために店を訪れる。しかも、お詫びに無給で店を手伝うと申し出てきて、背に腹は代えられないミナレは、この申し出を受けることに。閉店後、なぜか「家に帰りたくない」と言うマキエを、中原は「ウチ来れば?」と誘い、自分一筋だった中原の驚きの行動にミナレは不機嫌に。
第2話『君と向き合いたい』
テレビ朝日 4月28日(金)放送分
スープカレー店でアルバイトする傍ら、ひょんなことから深夜の冠番組でラジオパーソナリティーとしてデビューすることになってしまった鼓田ミナレ(小芝風花)。その上、店長の宝田嘉樹(西村瑞樹)が交通事故に遭って入院したため、中原忠也(片寄涼太)と2人で店を回さなくてはならず、大忙し! そこへ、宝田を事故に巻き込んだ男の妹・城華マキエ(中村ゆりか)が謝罪のために店を訪れる。しかも、お詫びに無給で店を手伝うと申し出てきて、背に腹は代えられないミナレは、この申し出を受けることに。閉店後、なぜか「家に帰りたくない」と言うマキエを、中原は「ウチ来れば?」と誘い、自分一筋だった中原の驚きの行動にミナレは不機嫌に。
NHK大河「どうする家康」テルマエ信玄の怒りに松本家康「脱糞カウントダウン」SNS大盛り上がり!「織田タイソン信長」も登場…第16回見どころ
嵐の松本潤が江戸幕府の初代将軍・徳川家康を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜・後8時)の第16回「信玄を怒らせるな」(30日放送)で、武田信玄(阿部寛)の力を怖がる家康が虎の尾を踏んでしまう。
「風林火山」の旗印と最強の騎馬隊で知られる武田軍団。今川氏真(溝端淳平)の領土を折半して以降、緊張感は高まるばかり。困った家康はついに、信玄のライバル・上杉謙信へ接触を試みる。だがその動きが信玄に漏れ、ついに甲斐の虎を怒らせてしまう。
戦国時代において、負けることがほとんどなかったという信玄。歴史好きには、信玄の強さに恐怖した家康の脱糞伝説が有名だ。SNSでは早くも「どう表現するのか楽しみすぎる」「脱糞させるしかない」「脱糞カウントダウン」と怪しい動きが始まっている。
記者が松本を取材した際は「あの逸話は、実話じゃなかったという節もあるんです…」と、やや消極的だった。だが今作では、架空の女性キャラが40kmの道のりを走破するなどオリジナルな要素も盛りだくさん。松本の言葉は予防線なのか、実は前フリなのか。信玄とのやり取りは楽しみになってくる。番組関係者も「どうなるんでしょうか…」と多くを語らない。前週の第15回「姉川でどうする!」(23日放送)では、姉川の戦いで織田信長(岡田准一)を裏切り、浅井長政(大貫勇輔)につきかけた家康が思いとどまった。「わしは、浅井長政につく」と宣言しながらも家臣・石川数正(松重豊)、酒井忠次(大森南朋)の進言に従って織田から離れなかった。
特に石川の「今なら信長を倒せます。しかし倒した後どうするのか」。酒井の「桶狭間の後のぐっちゃぐっちゃに逆戻りじゃな」の言葉は説得力十分だった。今作での三英傑(信長、秀吉、家康)を見ていると、家康が家臣の意見に一番耳を傾け、人望が厚いように描かれている。3人の末路を考えると、なるほどなと思わされる。組織の上に立つには、イエスマンを集めるだけでは限界があるのかも知れない。
女性視聴者に人気の信長と家康の絡みでは、信長が戦で動きの鈍かった家康に「判断を間違えるなよ。白ウサギ」と言って耳をかじった。まるで米ボクサーのマイク・タイソンのような一幕。ネット上でも「タイソンか!」「織田タイソン信長である」と爆笑のツイートが相次ぐ。
第15回の平均世帯視聴率は11・1%で微減。同時間帯ではライバルのテレビ朝日系「ポツンと一軒家」の12・7%に次ぐ数字だった。戦国オールスターたちの動きが活発化し始め、誰もが知っている出来事やイベントがより出てくるようになる。脚本やスタッフによるストーリー解釈とキャスト陣の熱演を楽しみたい。
(NHK担当・浦本将樹)
※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区
報知新聞社
嵐の松本潤が江戸幕府の初代将軍・徳川家康を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜・後8時)の第16回「信玄を怒らせるな」(30日放送)で、武田信玄(阿部寛)の力を怖がる家康が虎の尾を踏んでしまう。
「風林火山」の旗印と最強の騎馬隊で知られる武田軍団。今川氏真(溝端淳平)の領土を折半して以降、緊張感は高まるばかり。困った家康はついに、信玄のライバル・上杉謙信へ接触を試みる。だがその動きが信玄に漏れ、ついに甲斐の虎を怒らせてしまう。
戦国時代において、負けることがほとんどなかったという信玄。歴史好きには、信玄の強さに恐怖した家康の脱糞伝説が有名だ。SNSでは早くも「どう表現するのか楽しみすぎる」「脱糞させるしかない」「脱糞カウントダウン」と怪しい動きが始まっている。
記者が松本を取材した際は「あの逸話は、実話じゃなかったという節もあるんです…」と、やや消極的だった。だが今作では、架空の女性キャラが40kmの道のりを走破するなどオリジナルな要素も盛りだくさん。松本の言葉は予防線なのか、実は前フリなのか。信玄とのやり取りは楽しみになってくる。番組関係者も「どうなるんでしょうか…」と多くを語らない。前週の第15回「姉川でどうする!」(23日放送)では、姉川の戦いで織田信長(岡田准一)を裏切り、浅井長政(大貫勇輔)につきかけた家康が思いとどまった。「わしは、浅井長政につく」と宣言しながらも家臣・石川数正(松重豊)、酒井忠次(大森南朋)の進言に従って織田から離れなかった。
特に石川の「今なら信長を倒せます。しかし倒した後どうするのか」。酒井の「桶狭間の後のぐっちゃぐっちゃに逆戻りじゃな」の言葉は説得力十分だった。今作での三英傑(信長、秀吉、家康)を見ていると、家康が家臣の意見に一番耳を傾け、人望が厚いように描かれている。3人の末路を考えると、なるほどなと思わされる。組織の上に立つには、イエスマンを集めるだけでは限界があるのかも知れない。
女性視聴者に人気の信長と家康の絡みでは、信長が戦で動きの鈍かった家康に「判断を間違えるなよ。白ウサギ」と言って耳をかじった。まるで米ボクサーのマイク・タイソンのような一幕。ネット上でも「タイソンか!」「織田タイソン信長である」と爆笑のツイートが相次ぐ。
第15回の平均世帯視聴率は11・1%で微減。同時間帯ではライバルのテレビ朝日系「ポツンと一軒家」の12・7%に次ぐ数字だった。戦国オールスターたちの動きが活発化し始め、誰もが知っている出来事やイベントがより出てくるようになる。脚本やスタッフによるストーリー解釈とキャスト陣の熱演を楽しみたい。
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※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区
報知新聞社
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