#Kis-my-ft2##北山宏光##宫田俊哉##佐藤胜利##堂本光一[超话]#
人気デュオ・KinKi Kidsの堂本光一が10日、東京・帝国劇場で上演されるミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』開幕記念会見に参加した。主演の光一のほか、ライバル役を昨年から続投するSexy Zone・佐藤勝利、Kis-My-Ft2の北山宏光も登場した。
光一が作・構成・演出・主演を手掛ける『Endless SHOCK』とコロナ禍において誕生し本編ストーリーの3年後を舞台にしたスピンオフ『Endless SHOCK-Eternal-』を今年は2作連続上演。ライバル役を佐藤、オーナー役を前田美波里が務める公演を5月4日まで、その後7日から31日までライバル役を北山宏光、オーナー役を島田歌穂が務める。
昨年は収録で本編、劇場で『Eternal』を演じた佐藤は「去年光一くんが言ってくれた言葉や、今年もいろいろいただいて、ジャニーズの幹も強くなっている、1ヶ月ライバルをどれだけ深めていけるか、どれだけ探せるか、強くなっていけるか僕自身も楽しみです」と頼もしさをみせると、当の光一は「何言ったかまったく覚えていない」と苦笑しきり。
佐藤は「去年は僕がすごく自信がなく1ヶ月で、本編と『Eternal』の稽古(けいこ)を同時にして…というのを聞いたときは大丈夫かな?と不安だった。そのときに光一くんが電話で『絶対に大丈夫。勝利だったらできるよ』と言われたのがすごくうれしくて。そこでスイッチが変わった。今年も光一くんが信じてくれるならやらなきゃ。やれている姿をみせなきゃ」と奮起。
きのう迎えた本編の初日では光一がセリフを飛ばしてしまい佐藤がそのまま続行するというハプニングもあったことから「『やれるよ』って言ってる自分ができなかった…」と反省する光一に、佐藤は「それがショー・マスト・ゴー・オンですから」と笑った。
光一はそんな佐藤について「すごく堂々としてくれているし稽古のときから100%全力で演ってくれていた。常に話していた自分の引き出しをたくさん増やしていくことを自らやってくれていた。そのなかで落ち着くところは落ち着かせていいよという話はできるようになった。すごく成長したなって」と感心する。
同じくライバル役として切磋琢磨する北山も稽古では「同時に順番にやったりすることがあって自分の役を俯瞰(ふかん)で観続けるのは初めて。勝利はこういう台本の読み方をするんだって、成長を間近でみて、負けていられないなというか、もっといろんなものを引き出せたらいいなとポジティブな気持ちでいれた」と刺激を受けたよう。「1ヶ月後のステージでは、(昨年自身が出演した)博多のときよりいろんなことができるのでは」と手応えもみせていた。
人気デュオ・KinKi Kidsの堂本光一が10日、東京・帝国劇場で上演されるミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』開幕記念会見に参加した。主演の光一のほか、ライバル役を昨年から続投するSexy Zone・佐藤勝利、Kis-My-Ft2の北山宏光も登場した。
光一が作・構成・演出・主演を手掛ける『Endless SHOCK』とコロナ禍において誕生し本編ストーリーの3年後を舞台にしたスピンオフ『Endless SHOCK-Eternal-』を今年は2作連続上演。ライバル役を佐藤、オーナー役を前田美波里が務める公演を5月4日まで、その後7日から31日までライバル役を北山宏光、オーナー役を島田歌穂が務める。
昨年は収録で本編、劇場で『Eternal』を演じた佐藤は「去年光一くんが言ってくれた言葉や、今年もいろいろいただいて、ジャニーズの幹も強くなっている、1ヶ月ライバルをどれだけ深めていけるか、どれだけ探せるか、強くなっていけるか僕自身も楽しみです」と頼もしさをみせると、当の光一は「何言ったかまったく覚えていない」と苦笑しきり。
佐藤は「去年は僕がすごく自信がなく1ヶ月で、本編と『Eternal』の稽古(けいこ)を同時にして…というのを聞いたときは大丈夫かな?と不安だった。そのときに光一くんが電話で『絶対に大丈夫。勝利だったらできるよ』と言われたのがすごくうれしくて。そこでスイッチが変わった。今年も光一くんが信じてくれるならやらなきゃ。やれている姿をみせなきゃ」と奮起。
きのう迎えた本編の初日では光一がセリフを飛ばしてしまい佐藤がそのまま続行するというハプニングもあったことから「『やれるよ』って言ってる自分ができなかった…」と反省する光一に、佐藤は「それがショー・マスト・ゴー・オンですから」と笑った。
光一はそんな佐藤について「すごく堂々としてくれているし稽古のときから100%全力で演ってくれていた。常に話していた自分の引き出しをたくさん増やしていくことを自らやってくれていた。そのなかで落ち着くところは落ち着かせていいよという話はできるようになった。すごく成長したなって」と感心する。
同じくライバル役として切磋琢磨する北山も稽古では「同時に順番にやったりすることがあって自分の役を俯瞰(ふかん)で観続けるのは初めて。勝利はこういう台本の読み方をするんだって、成長を間近でみて、負けていられないなというか、もっといろんなものを引き出せたらいいなとポジティブな気持ちでいれた」と刺激を受けたよう。「1ヶ月後のステージでは、(昨年自身が出演した)博多のときよりいろんなことができるのでは」と手応えもみせていた。
2026年,电动车销量150万辆。
这是佐藤恒治团队为丰田勾勒的电气化目标。与此同时,这场发布会还释放了诸多信息,如计划在美国生产跨界电动车,再如,丰田和雷克萨斯两大品牌将在未来三年内,推出总共10款全新的纯电动汽车,以迎接电气化赛道的激烈竞争。
附:佐藤恒治发布会原文全文(日文)
皆様、こんにちは。
佐藤でございます。
本日は、ご多用の中、お集まりいただき、ありがとうございます。
4月から、新体制がスタートいたしました。
まず私からは、新体制の経営ビジョン、目指す未来について、お話したいと思います。
新体制のテーマは、「継承と進化」です。
継承とは、自分たちのブレない軸を明確にして、未来に向かっていくことだと思います。
「もっといいクルマをつくろうよ」。
これが、この13年間私たちが培ってきた最も大切な価値観です。
「現場」でクルマを語り、お客様の笑顔のために、必死に努力する。
トヨタはこのクルマづくりの原点を大切にしています。
マスタードライバーでありモリゾウである会長の豊田とともに、もっといいクルマを追求し続けていくこと。
それが、これからも、「商品で経営する」クルマ屋トヨタの一丁目一番地です。
この写真は、私の最初の愛車です。
私は、小さいころからクルマが大好きでした。
そして、トヨタでクルマづくりに長年、携わり、クルマづくりの楽しさを学びました。
その楽しさを多くの仲間に伝えたい。
そして、仲間と一緒にお客様がもっと笑顔になるクルマをつくりたい。
だから、私は「クルマをつくり続ける社長」でありたいと思っています。
そして、もうひとつ、社長としてこだわりたいことは、「チーム経営」です。
クルマづくりはチームプレーです。
世界37万人のトヨタの仲間と、仕入先、販売店の皆様と一緒に、全員でクルマをつくっています。
このクルマ屋のチーム力を生かした経営を実践したいと思っています。
今のトヨタには、価値観を共有する、しかも個性豊かな経営メンバーがたくさんいます。
今のような環境変化が激しい時代は、肩書ではなく役割で、機能を超えて動くこと、それにより、何倍ものスピードで、実践の量を増やすこと。
これが何よりも大切です。
だからこそ新体制では、「チームで、同時に、有機的に動く」新しい経営スタイルで、未来への挑戦を加速してまいります。
これから私たちはモビリティ・カンパニーへの変革を目指していきます。
トヨタの使命は、「幸せの量産」です。
美しい地球を守り、世界中の人々の暮らしを豊かにしたい。
マイナスをゼロに、そして、ゼロを超えた価値を生み出したい。
それがグローバル企業である私たちの想いです。
クルマがこれからも社会に必要な存在であり続けるためには、クルマの未来を変えていく必要があります。
そこには、ふたつの大きなテーマがあります。
ひとつめはカーボンニュートラルです。
私たちはクルマのライフサイクル全体で2050年カーボンニュートラルの実現に全力で取り組んでいきます。
クルマづくりにおいては、エネルギーの未来と、地域ごとの現実に寄り添って、マルチパスウェイを軸に、今後も、多様な選択肢を追求していきます。
まずは今すぐにできる電動化を、徹底的にやっていきます。
足元から着実にCO2を減らすために、プラクティカルに電動車の普及を進めます。
新興国も含めてハイブリッドの販売を強化し、プラグインハイブリッドの選択肢も増やしてまいります。
重要な選択肢のひとつであるBEVは、今後数年で、ラインナップを拡充します。
同時に、将来への仕込みも大胆に進めていきます。
そのひとつとして普及期に向けた次世代BEVの開発、新しい事業モデルの構築に全力で取り組んでまいります。
そして、その先の水素社会の実現に向けたプロジェクトも加速してまいります。
タイや福島での社会実装や、商用FCEVの量産化、そして、モータースポーツの場を活用した水素エンジン技術の開発など、産業や国を超えたパートナーの皆様と一緒に、水素を「使う」領域の拡大を進めていきます。
さらに、エネルギー産業と連携し、カーボンニュートラル燃料の技術開発も進めてまいります。
私たちは、新興国も含めて、誰ひとり取り残すことなく電動車の普及やCO2の低減に取り組んでまいります。
こうした全方位での取り組みにより、全世界で販売するクルマの平均CO2排出量は2019年と比べて、2030年には33%、2035年には50%を越える削減レベルを目指します。
2050年に向かってグローバルで、着実に、脱炭素を進めてまいります。
クルマの未来を変えていくもうひとつのテーマが「移動価値の拡張」です。
これからのクルマは電動化、知能化、多様化が進んでいくことで、社会とつながった存在になってまいります。
ヒトの心が動く、感動するというMOVEやヒトやモノの移動に加えて、エネルギー、情報のMOVEを取り込み、データでひとつにつながっていきます。
それにより、他のモビリティと連動したシームレスな移動体験や、社会インフラとしてのクルマの新しい価値を提供できるようになってまいります。
そして、社会とつながったクルマは、通信や金融など人々の暮らしを支える様々なサービスとも密接につながり、モビリティを軸にした新しい付加価値の輪が広がってまいります。
「カーボンニュートラル」と「移動の価値」。
このふたつのテーマを柱に、私たちが目指すモビリティ社会のあり方をまとめたものが、「トヨタモビリティコンセプト」です。
安全・安心や運転する楽しさなどこれまで培(つちか)ってきたクルマの本質的な価値を基盤にもっと社会の役に立つ存在へクルマを進化させること。
そして、誰もが自由に、楽しく、快適に移動できるモビリティ社会を実現すること。
そんな未来に向けて、今後、3つの領域で、モビリティ・カンパニーへの変革を進めてまいります。
ひとつめの「モビリティ1.0」ここで目指すのは様々なMOVEをつなげてクルマの価値を拡張させていくことです。
例えば、BEVには、電気を運ぶモビリティとしての新しい可能性があります。
エネルギーグリッドとして社会のエネルギーセキュリティを高める。
そんな役割も果たせます。
また、知能化により、クルマやお客様から集まる情報を活用すれば、クルマはもっと進化できます。
この新しいクルマづくりのカギを握るのが、ソフトウェア基盤のアリーンです。
最新のハードとソフトがつながり、クルマと様々なアプリも自由自在につながっていく。
アリーンは、こうした進化を支えるプラットフォームとして重要な役割を担っていきます。
2026年の次世代BEVに向けてウーブンバイトヨタと一緒に全力で開発を進めてまいります。
ふたつめの「モビリティ2.0」で目指すのは新しい領域へのモビリティの拡張です。
ご高齢の方々や過疎地にお住まいの方々、クルマ市場が成熟していない新興国など、私たちが、移動をお支えできていない方々が、たくさんいらっしゃいます。
また、「空のモビリティ」など、新しい移動の可能性も広がっています。
トヨタには、フルラインナップのクルマに加えてイーパレットなどの新しいモビリティや、MaaS領域をはじめ、産業を超えた仲間とのネットワークがあります。
こうした強みを生かし、今の事業範囲を超えて世界中のお客様の移動をお支えしていきたいと考えています。
そして、「モビリティ3.0」は社会システムとの融合です。
エネルギーや交通システム、物流、暮らしのあり方まで入り込み、街や社会と一体となったモビリティのエコシステムをつくる。
そして、ウェルビーイングを実現していく未来です。
そのために、Woven Cityでの実証実験を進めていきます。
例えば、新しい物流の仕組みづくりや街と一体となった自動運転モビリティの開発、また、Woven Cityを起点としたCO2フリー水素のサプライチェーン実証や暮らしの中で水素利用の可能性を広げる実証も進めてまいります。
デジタルを活用したこれまでの実証に加えて、2025年からは、リアルな街での総合的な実証を加速し、パートナーとともに社会実装につなげていきます。
このモビリティ・コンセプトで最もお伝えしたいことは「クルマが進化した先にモビリティがある」ということです。
モビリティ・カンパニーへの変革の真ん中には、クルマがあります。
クルマの持つ可能性を広げていく。
そのためには、これまで培ってきたもっといいクルマづくりと町いちばんの考え方を基盤にした進化が必要です。
商品・地域を軸に、クルマの未来を変えていきます。
それでは、まず、商品を軸にした取り組みについては中嶋副社長から、その後、地域を軸にした取り組みについて宮崎副社長からもう少し詳しく、ご説明申し上げます。
では、中嶋さん、よろしくお願いします。
|完|
这是佐藤恒治团队为丰田勾勒的电气化目标。与此同时,这场发布会还释放了诸多信息,如计划在美国生产跨界电动车,再如,丰田和雷克萨斯两大品牌将在未来三年内,推出总共10款全新的纯电动汽车,以迎接电气化赛道的激烈竞争。
附:佐藤恒治发布会原文全文(日文)
皆様、こんにちは。
佐藤でございます。
本日は、ご多用の中、お集まりいただき、ありがとうございます。
4月から、新体制がスタートいたしました。
まず私からは、新体制の経営ビジョン、目指す未来について、お話したいと思います。
新体制のテーマは、「継承と進化」です。
継承とは、自分たちのブレない軸を明確にして、未来に向かっていくことだと思います。
「もっといいクルマをつくろうよ」。
これが、この13年間私たちが培ってきた最も大切な価値観です。
「現場」でクルマを語り、お客様の笑顔のために、必死に努力する。
トヨタはこのクルマづくりの原点を大切にしています。
マスタードライバーでありモリゾウである会長の豊田とともに、もっといいクルマを追求し続けていくこと。
それが、これからも、「商品で経営する」クルマ屋トヨタの一丁目一番地です。
この写真は、私の最初の愛車です。
私は、小さいころからクルマが大好きでした。
そして、トヨタでクルマづくりに長年、携わり、クルマづくりの楽しさを学びました。
その楽しさを多くの仲間に伝えたい。
そして、仲間と一緒にお客様がもっと笑顔になるクルマをつくりたい。
だから、私は「クルマをつくり続ける社長」でありたいと思っています。
そして、もうひとつ、社長としてこだわりたいことは、「チーム経営」です。
クルマづくりはチームプレーです。
世界37万人のトヨタの仲間と、仕入先、販売店の皆様と一緒に、全員でクルマをつくっています。
このクルマ屋のチーム力を生かした経営を実践したいと思っています。
今のトヨタには、価値観を共有する、しかも個性豊かな経営メンバーがたくさんいます。
今のような環境変化が激しい時代は、肩書ではなく役割で、機能を超えて動くこと、それにより、何倍ものスピードで、実践の量を増やすこと。
これが何よりも大切です。
だからこそ新体制では、「チームで、同時に、有機的に動く」新しい経営スタイルで、未来への挑戦を加速してまいります。
これから私たちはモビリティ・カンパニーへの変革を目指していきます。
トヨタの使命は、「幸せの量産」です。
美しい地球を守り、世界中の人々の暮らしを豊かにしたい。
マイナスをゼロに、そして、ゼロを超えた価値を生み出したい。
それがグローバル企業である私たちの想いです。
クルマがこれからも社会に必要な存在であり続けるためには、クルマの未来を変えていく必要があります。
そこには、ふたつの大きなテーマがあります。
ひとつめはカーボンニュートラルです。
私たちはクルマのライフサイクル全体で2050年カーボンニュートラルの実現に全力で取り組んでいきます。
クルマづくりにおいては、エネルギーの未来と、地域ごとの現実に寄り添って、マルチパスウェイを軸に、今後も、多様な選択肢を追求していきます。
まずは今すぐにできる電動化を、徹底的にやっていきます。
足元から着実にCO2を減らすために、プラクティカルに電動車の普及を進めます。
新興国も含めてハイブリッドの販売を強化し、プラグインハイブリッドの選択肢も増やしてまいります。
重要な選択肢のひとつであるBEVは、今後数年で、ラインナップを拡充します。
同時に、将来への仕込みも大胆に進めていきます。
そのひとつとして普及期に向けた次世代BEVの開発、新しい事業モデルの構築に全力で取り組んでまいります。
そして、その先の水素社会の実現に向けたプロジェクトも加速してまいります。
タイや福島での社会実装や、商用FCEVの量産化、そして、モータースポーツの場を活用した水素エンジン技術の開発など、産業や国を超えたパートナーの皆様と一緒に、水素を「使う」領域の拡大を進めていきます。
さらに、エネルギー産業と連携し、カーボンニュートラル燃料の技術開発も進めてまいります。
私たちは、新興国も含めて、誰ひとり取り残すことなく電動車の普及やCO2の低減に取り組んでまいります。
こうした全方位での取り組みにより、全世界で販売するクルマの平均CO2排出量は2019年と比べて、2030年には33%、2035年には50%を越える削減レベルを目指します。
2050年に向かってグローバルで、着実に、脱炭素を進めてまいります。
クルマの未来を変えていくもうひとつのテーマが「移動価値の拡張」です。
これからのクルマは電動化、知能化、多様化が進んでいくことで、社会とつながった存在になってまいります。
ヒトの心が動く、感動するというMOVEやヒトやモノの移動に加えて、エネルギー、情報のMOVEを取り込み、データでひとつにつながっていきます。
それにより、他のモビリティと連動したシームレスな移動体験や、社会インフラとしてのクルマの新しい価値を提供できるようになってまいります。
そして、社会とつながったクルマは、通信や金融など人々の暮らしを支える様々なサービスとも密接につながり、モビリティを軸にした新しい付加価値の輪が広がってまいります。
「カーボンニュートラル」と「移動の価値」。
このふたつのテーマを柱に、私たちが目指すモビリティ社会のあり方をまとめたものが、「トヨタモビリティコンセプト」です。
安全・安心や運転する楽しさなどこれまで培(つちか)ってきたクルマの本質的な価値を基盤にもっと社会の役に立つ存在へクルマを進化させること。
そして、誰もが自由に、楽しく、快適に移動できるモビリティ社会を実現すること。
そんな未来に向けて、今後、3つの領域で、モビリティ・カンパニーへの変革を進めてまいります。
ひとつめの「モビリティ1.0」ここで目指すのは様々なMOVEをつなげてクルマの価値を拡張させていくことです。
例えば、BEVには、電気を運ぶモビリティとしての新しい可能性があります。
エネルギーグリッドとして社会のエネルギーセキュリティを高める。
そんな役割も果たせます。
また、知能化により、クルマやお客様から集まる情報を活用すれば、クルマはもっと進化できます。
この新しいクルマづくりのカギを握るのが、ソフトウェア基盤のアリーンです。
最新のハードとソフトがつながり、クルマと様々なアプリも自由自在につながっていく。
アリーンは、こうした進化を支えるプラットフォームとして重要な役割を担っていきます。
2026年の次世代BEVに向けてウーブンバイトヨタと一緒に全力で開発を進めてまいります。
ふたつめの「モビリティ2.0」で目指すのは新しい領域へのモビリティの拡張です。
ご高齢の方々や過疎地にお住まいの方々、クルマ市場が成熟していない新興国など、私たちが、移動をお支えできていない方々が、たくさんいらっしゃいます。
また、「空のモビリティ」など、新しい移動の可能性も広がっています。
トヨタには、フルラインナップのクルマに加えてイーパレットなどの新しいモビリティや、MaaS領域をはじめ、産業を超えた仲間とのネットワークがあります。
こうした強みを生かし、今の事業範囲を超えて世界中のお客様の移動をお支えしていきたいと考えています。
そして、「モビリティ3.0」は社会システムとの融合です。
エネルギーや交通システム、物流、暮らしのあり方まで入り込み、街や社会と一体となったモビリティのエコシステムをつくる。
そして、ウェルビーイングを実現していく未来です。
そのために、Woven Cityでの実証実験を進めていきます。
例えば、新しい物流の仕組みづくりや街と一体となった自動運転モビリティの開発、また、Woven Cityを起点としたCO2フリー水素のサプライチェーン実証や暮らしの中で水素利用の可能性を広げる実証も進めてまいります。
デジタルを活用したこれまでの実証に加えて、2025年からは、リアルな街での総合的な実証を加速し、パートナーとともに社会実装につなげていきます。
このモビリティ・コンセプトで最もお伝えしたいことは「クルマが進化した先にモビリティがある」ということです。
モビリティ・カンパニーへの変革の真ん中には、クルマがあります。
クルマの持つ可能性を広げていく。
そのためには、これまで培ってきたもっといいクルマづくりと町いちばんの考え方を基盤にした進化が必要です。
商品・地域を軸に、クルマの未来を変えていきます。
それでは、まず、商品を軸にした取り組みについては中嶋副社長から、その後、地域を軸にした取り組みについて宮崎副社長からもう少し詳しく、ご説明申し上げます。
では、中嶋さん、よろしくお願いします。
|完|
#健康身体 健康地球 健康生活#
〔 老いをみるまなざし〕
第44回 老衰死について
井口 昭久(いぐち あきひさ)
愛知淑徳大学健康医療科学部教授
現在の日本人の死因の1位は「癌」であることは誰でも知っています。2位は「心臓疾患」であることも知っていると思います。それでは3位は?と問われてすぐに「老衰」と答えられる人は少ないでしょう。
そうなんです。厚生労働省の統計によると、2000年代に入ってから男女ともに「老衰」が増加し、2018年にはそれまで死因の3位だった「脳血管疾患」や「肺炎」から「老衰」になりました。
歴史的にみると1950年代までの日本では老衰は現在と同じ3位に位置していました。1950年代以降、老衰死亡率は著明に低下して死因の5位以内に入らなくなりました。
医療・診断技術などが一段と向上し、高齢者の死因について安易な老衰の臨床診断を下すことが避けられるようになったことによると思われます。
私が学生の頃は死亡診断書の死因に老衰と書くことはありませんでした。
「人がなんの病気もなしに純粋な老化だけで死ぬなんて馬鹿も休み休み言ってほしい」と医者が考えていました。
西洋の医学界でも直接的な死因が必ずあり、死因を特定することが至上命令であると信じていたのです。
その証拠に世界の医者たちは取り憑かれたような細かさで死因を分類しています。
世界保健機関(WHO)が発行する「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」は死因や疾病の国際的な統計基準として公表している分類です。
1893年に初めて世に出たときには、161個の分類の見出しがあったのですが現在ではそれが1万5千個を超えています。
ところがそのような流れに逆行するように最近再び死因の状況に変化が出現しているのです。
理由はいくつか考えられます。
まず初めに平均寿命が延びて死亡者全体のうち高齢者が占める割合が増えているためではないかと考えられます。
次に高齢者の死因は明確な傷病名をもって診断し難いため、「死因は究明すれば必ずあるはずであるが、とりあえず便宜上、老衰としておこう」としたと考えられます。
さらには医療現場が「老衰死」と言う様態を自然死として受け入れるようになったからとも思われます。無理して治療するよりも自然な死を受け入れようと考える人が増えてきたとも言えます。
世界で最も早く超高齢社会になっている我が国において、老衰が増えるのは極めて自然だと思われます。
将来、老衰が死因の1位になる可能性もあります。
我々老年科医の究極の目的は老衰が純粋に老化の果ての死の原因になることであります。
図:老いをみるまなざし_第44回老衰死について_挿絵
(イラスト:茶畑和也)
〔 老いをみるまなざし〕
第44回 老衰死について
井口 昭久(いぐち あきひさ)
愛知淑徳大学健康医療科学部教授
現在の日本人の死因の1位は「癌」であることは誰でも知っています。2位は「心臓疾患」であることも知っていると思います。それでは3位は?と問われてすぐに「老衰」と答えられる人は少ないでしょう。
そうなんです。厚生労働省の統計によると、2000年代に入ってから男女ともに「老衰」が増加し、2018年にはそれまで死因の3位だった「脳血管疾患」や「肺炎」から「老衰」になりました。
歴史的にみると1950年代までの日本では老衰は現在と同じ3位に位置していました。1950年代以降、老衰死亡率は著明に低下して死因の5位以内に入らなくなりました。
医療・診断技術などが一段と向上し、高齢者の死因について安易な老衰の臨床診断を下すことが避けられるようになったことによると思われます。
私が学生の頃は死亡診断書の死因に老衰と書くことはありませんでした。
「人がなんの病気もなしに純粋な老化だけで死ぬなんて馬鹿も休み休み言ってほしい」と医者が考えていました。
西洋の医学界でも直接的な死因が必ずあり、死因を特定することが至上命令であると信じていたのです。
その証拠に世界の医者たちは取り憑かれたような細かさで死因を分類しています。
世界保健機関(WHO)が発行する「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」は死因や疾病の国際的な統計基準として公表している分類です。
1893年に初めて世に出たときには、161個の分類の見出しがあったのですが現在ではそれが1万5千個を超えています。
ところがそのような流れに逆行するように最近再び死因の状況に変化が出現しているのです。
理由はいくつか考えられます。
まず初めに平均寿命が延びて死亡者全体のうち高齢者が占める割合が増えているためではないかと考えられます。
次に高齢者の死因は明確な傷病名をもって診断し難いため、「死因は究明すれば必ずあるはずであるが、とりあえず便宜上、老衰としておこう」としたと考えられます。
さらには医療現場が「老衰死」と言う様態を自然死として受け入れるようになったからとも思われます。無理して治療するよりも自然な死を受け入れようと考える人が増えてきたとも言えます。
世界で最も早く超高齢社会になっている我が国において、老衰が増えるのは極めて自然だと思われます。
将来、老衰が死因の1位になる可能性もあります。
我々老年科医の究極の目的は老衰が純粋に老化の果ての死の原因になることであります。
図:老いをみるまなざし_第44回老衰死について_挿絵
(イラスト:茶畑和也)
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