【【静岡県 愛知県に「顕著な大雨に関する情報」】】
命に危険が及ぶ災害が発生する危険性が急激に高まる
2022年09月23日 22時49分
「顕著な大雨に関する情報」は発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いて土砂災害や洪水の危険性が急激に高まった時に発表されます。
「線状降水帯」は2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って短い時間で状況が悪化する危険性があります。
この情報が出た際は
▽自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか
▽すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど
身の安全を確保することが重要です。
情報が発表される基準は
▽3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや
▽その領域の形状が「線状」であることなどと決められています。
ただ台風本体の雨雲が近づいた時など「線状降水帯」とは言えない状況でも発表されることがあります。
注意が必要なのはこの情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。
気象庁が過去の災害事例で検証したところ「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも、大きな被害が出ていた事例があるということです。
また情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。
このため気象庁は避難情報に直結はせず危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。
そのうえで情報を待つことなく
▽気象庁のホームページで確認できる危険度分布や
▽河川の水位情報などをもとに
早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。
命に危険が及ぶ災害が発生する危険性が急激に高まる
2022年09月23日 22時49分
「顕著な大雨に関する情報」は発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いて土砂災害や洪水の危険性が急激に高まった時に発表されます。
「線状降水帯」は2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って短い時間で状況が悪化する危険性があります。
この情報が出た際は
▽自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか
▽すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど
身の安全を確保することが重要です。
情報が発表される基準は
▽3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや
▽その領域の形状が「線状」であることなどと決められています。
ただ台風本体の雨雲が近づいた時など「線状降水帯」とは言えない状況でも発表されることがあります。
注意が必要なのはこの情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。
気象庁が過去の災害事例で検証したところ「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも、大きな被害が出ていた事例があるということです。
また情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。
このため気象庁は避難情報に直結はせず危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。
そのうえで情報を待つことなく
▽気象庁のホームページで確認できる危険度分布や
▽河川の水位情報などをもとに
早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。
台風15号 静岡県で「線状降水帯」発生
土砂災害など厳重警戒
2022年9月24日 0時47分
台風15号の接近の影響で、静岡県では「線状降水帯」が発生して各地で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り続き、記録的な大雨となっています。土砂災害や川の氾濫の危険性が急激に高まっているため、厳重に警戒し、安全を確保してください。台風は、24日、東海や関東甲信にかなり接近して各地で大雨となるおそれがあり、静岡県以外の地域でも厳重な警戒が必要です。
気象庁の観測によりますと、台風15号は23日午後9時には和歌山県の潮岬の南東120キロの海上を1時間に20キロの速さで北東へ進んでいます。
中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径185キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風はこのあと東よりに進み、24日東海や関東甲信にかなり接近する見込みです。
【静岡県で「線状降水帯」安全確保を】
静岡県では夜になって同じ場所に活発な雨雲がかかり続けていて、気象庁は、「線状降水帯」が確認されたとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
さらに、各地で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降って、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を午前0時半までに10回発表しました。
記録的短時間大雨情報が出た自治体はいずれも静岡県の
▽静岡市と
▽浜松市、
▽牧之原市、
▽島田市、
▽藤枝市、
▽焼津市、
▽掛川市、
▽吉田町、
▽磐田市、
▽森町、
▽川根本町です。
また、6時間に降った雨の量が
▼昨夜11時10分までに▽森町三倉で250ミリ、▽浜松市で219ミリ、
▼昨夜10時までに▽静岡空港で202.5ミリに達し、
いずれも観測史上最も多くなっています。
これまでに降った雨で静岡県と愛知県、山梨県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるほか、静岡県では多くの川で「氾濫危険水位」を超えています。
このうち、国土交通省と気象庁は静岡県の菊川では今後、堤防の決壊などによる氾濫のおそれがあり、菊川市や掛川市で浸水のおそれがあるとして「氾濫危険情報」を出しました。
気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに安全を確保するよう呼びかけています。
【東海や関東甲信で激しい雨に北日本や北陸も】
今後の見通しです。
台風の接近に伴って東海や関東甲信を中心に雷を伴って激しい雨が降り静岡県などでは局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
また、北日本から東日本付近を通過する前線に台風などの湿った空気が流れ込むため、北海道や北陸、新潟県でも激しい雨が降るおそれがあります。
24日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽東海で250ミリ、
▽関東甲信で180ミリ、
▽北海道で150ミリ、
▽北陸と新潟県で100ミリ、
▽近畿で80ミリと予想されています。
西日本と東日本の太平洋側では海上を中心に風が強まり、ところによって波が高くなる見込みです。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、強風や高波、落雷、竜巻などの突風に注意するよう呼びかけています。
【夜間の避難は危険安全な場所で過ごして】
雨が強まっている地域では夜間の避難は危険を伴う場合があります。
すでに周囲が冠水しているなどして自治体が指定する避難場所への移動が難しい場合などには、近くの頑丈な建物に移動したり、建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも安全を確保してください。
土砂災害など厳重警戒
2022年9月24日 0時47分
台風15号の接近の影響で、静岡県では「線状降水帯」が発生して各地で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り続き、記録的な大雨となっています。土砂災害や川の氾濫の危険性が急激に高まっているため、厳重に警戒し、安全を確保してください。台風は、24日、東海や関東甲信にかなり接近して各地で大雨となるおそれがあり、静岡県以外の地域でも厳重な警戒が必要です。
気象庁の観測によりますと、台風15号は23日午後9時には和歌山県の潮岬の南東120キロの海上を1時間に20キロの速さで北東へ進んでいます。
中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径185キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風はこのあと東よりに進み、24日東海や関東甲信にかなり接近する見込みです。
【静岡県で「線状降水帯」安全確保を】
静岡県では夜になって同じ場所に活発な雨雲がかかり続けていて、気象庁は、「線状降水帯」が確認されたとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
さらに、各地で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降って、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を午前0時半までに10回発表しました。
記録的短時間大雨情報が出た自治体はいずれも静岡県の
▽静岡市と
▽浜松市、
▽牧之原市、
▽島田市、
▽藤枝市、
▽焼津市、
▽掛川市、
▽吉田町、
▽磐田市、
▽森町、
▽川根本町です。
また、6時間に降った雨の量が
▼昨夜11時10分までに▽森町三倉で250ミリ、▽浜松市で219ミリ、
▼昨夜10時までに▽静岡空港で202.5ミリに達し、
いずれも観測史上最も多くなっています。
これまでに降った雨で静岡県と愛知県、山梨県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるほか、静岡県では多くの川で「氾濫危険水位」を超えています。
このうち、国土交通省と気象庁は静岡県の菊川では今後、堤防の決壊などによる氾濫のおそれがあり、菊川市や掛川市で浸水のおそれがあるとして「氾濫危険情報」を出しました。
気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに安全を確保するよう呼びかけています。
【東海や関東甲信で激しい雨に北日本や北陸も】
今後の見通しです。
台風の接近に伴って東海や関東甲信を中心に雷を伴って激しい雨が降り静岡県などでは局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
また、北日本から東日本付近を通過する前線に台風などの湿った空気が流れ込むため、北海道や北陸、新潟県でも激しい雨が降るおそれがあります。
24日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽東海で250ミリ、
▽関東甲信で180ミリ、
▽北海道で150ミリ、
▽北陸と新潟県で100ミリ、
▽近畿で80ミリと予想されています。
西日本と東日本の太平洋側では海上を中心に風が強まり、ところによって波が高くなる見込みです。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、強風や高波、落雷、竜巻などの突風に注意するよう呼びかけています。
【夜間の避難は危険安全な場所で過ごして】
雨が強まっている地域では夜間の避難は危険を伴う場合があります。
すでに周囲が冠水しているなどして自治体が指定する避難場所への移動が難しい場合などには、近くの頑丈な建物に移動したり、建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも安全を確保してください。
顕著な大雨に関する静岡県気象情報 第1号
2022年09月23日22時49分 静岡地方気象台発表
静岡県中部、西部では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
顕著な大雨に関する愛知県気象情報 第3号
2022年09月23日22時49分 名古屋地方気象台発表
愛知県東部では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
顕著な大雨に関する東海地方気象情報 第2号
2022年09月23日22時49分 名古屋地方気象台発表
静岡県、愛知県では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
顕著な大雨に関する全般気象情報 第2号
2022年09月23日22時49分 気象庁発表
静岡県、愛知県では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
2022年09月23日22時49分 静岡地方気象台発表
静岡県中部、西部では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
顕著な大雨に関する愛知県気象情報 第3号
2022年09月23日22時49分 名古屋地方気象台発表
愛知県東部では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
顕著な大雨に関する東海地方気象情報 第2号
2022年09月23日22時49分 名古屋地方気象台発表
静岡県、愛知県では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
顕著な大雨に関する全般気象情報 第2号
2022年09月23日22時49分 気象庁発表
静岡県、愛知県では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
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