2020.06.13 VIVI 官网更新 文 #山下智久[超话]#
2020年7月号 https://t.cn/A6L4pgpn
試練の裏側には“幸せのヒント”が隠れている!山Pのピンチをチャンスに変える方法【山下智久のP’s STYLE】
“山P的なもの”を発信していくViVi連載“P’s STYLE”。今回の連載はそれぞれの場所からのリモート取材。STAY HOMEな今だからできるレアな撮影だけど、山Pの中でも人に会いたい欲は高まっているようで。自分と向き合って気づいたこと、教えてもらいました。
インタビュー:PATIENCE
新しく始めたこと、増えた時間。山Pの“STAY HOME”生活
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出てから約1ヵ月。ViVi読者のみんなと同じく、僕もSTAY HOME生活を送っています。家の中で過ごし続ける毎日は、今まで普通だと思っていたことが当たり前ではない、実はとても有り難いことだったんだという気付きの連続。なかでも個人的に一番痛感したのが“人に会えない辛さ”かな。
仕事柄、僕は海外に行くことが多いんだけど、実は、海外滞在中に日本に連絡することは滅多になくて。あっても月に一度ほど、本当に大切な友人や家族に電話をかけるくらい。だからこそ、基本的に“孤独”には強い人間だと思っていたんだけど……。友達がいない前提で行く海外の寂しさと、今感じている寂しさはやっぱり少し違うよね。すぐ近くにいるからこそ、会いたい気持ちが高まるし、諦めもつかないっていうか。
僕はもともと計画を立てて友達と会うタイプではなくて。パッと思いついたときに「会おうよ」って連絡をするタイプだから。会いたいときに会えない、行動できない、その辛さもヒシヒシと感じていたりしてね。
STAY HOMEをスタートさせてから始めたことがいくつかある。そのひとつが“一日一善”ならぬ“1日1クリエイティブ”。歌詞を書く、映像の編集をする、次にやりたい仕事を書き出す……1日1個、なんでもいいから生み出してみようって。最近やったのはインスタグラムの動画編集。友達に教えてもらいながら、二人で作ったりもします。PCを使ってリモートでやり取りしながらね。
料理も新しく始めたこと。今までは滅多にしなかったんだけど、こんなときだからこそやってみようかなって。とりあえず「切るのが速いとカッコイイかな」って、無駄にキャベツを千切りしてみたりして(笑)。
新たに増えたのはトレーニング時間。背筋用の器具やエアロバイクなどトレーニングアイテムがどんどん増えて部屋がジム化してる。毎朝、それらを使って自分を追い込むトレーニングを30分。そこで思いっきりエネルギーを使うと「あれしたい」「これしたい」っていう煩悩が吹き飛んでいく気がするね。
動画や映画を観る時間もすごく増えた。一時期は、寝る前に都市伝説の動画を探して観るのがブームで。なかでも大好きなのが宇宙系のネタ。「母親の次に好きになったのは宇宙」と言っても過言ではないほど、子供の頃から大好きで。そこに関してはもう、ほぼ観尽くしたんじゃないかな。
こないだ、アメリカの国防総省がUFOの動画を公開したけど、あれも別に驚かなかった。だって、飛んでてもおかしくないよね(笑)。宇宙はいい。未知のフィールドにはロマンがある。
自分自身と向き合う日々が改めて教えてくれた“大切なこと”
何もない日の起床時間はたいてい9時。そこから1時間くらいはのんびりストレッチをして、体が動き始めたらトレーニング開始。スッキリしたあとは昼食を食べながら「今日はどんなクリエイティブをするか」を考える。で、自分にひとつ課題を与えて向き合っていると、気づけば夜になっちゃうんだよね。
基本的にダラダラ過ごすのが好きじゃないから。夜も映画を観たり、英単語を覚えたり、寝る直前まで何かしらやっている。それが僕のSTAY HOMEな一日。
これだけ長い時間を自由に使える機会はなかなかないと思うから。どうせなら有意義に使いたい。今はできないことも沢山あるけど、今だからこそできることもきっと沢山ある。
僕にとって家で過ごす時間は、改めて自分自身と向き合う大切な時間にもなっていて。日々、自分の心の声に耳を傾けながらいろんなことを考えています。例えば、自分の仕事についてとかね。
エンターテインメントは“要”でも“急”でもないもので、「なくていい」と言われてしまえばそれまで。でも何もしないのもまた違うなって。「今、自分にできること」についてもすごく考えた。そこで始めたもののひとつがインスタライブだったりもして。
普段、みんなが送ってくれる手紙ももちろん読んでいるけど、タイムラグなくダイレクトに受け取るメッセージはまた違った角度で心にジンと響くものがある。それが今の僕にとって大きな励みになっていたりして。応援してくれる人達に何か届けたい思いで始めたことなのに、逆に僕がもらってばかり。本当、有り難いことだよね。
こうやって話していると強く感じる。僕が沢山の人に支えられて立っていること、僕にとってその人たちがどれだけ大切なのかってことを。それはSTAY HOMEな毎日が僕に改めて気づかせてくれたこと。
以前のような日常が戻ってきたら、会いたい人が沢山いる。実は今日のこのインタビューも離れた場所からやっているんですよ。PC画面の向こうに連載スタッフのみんながいて、画面越しにお互いの顔を見ながら話しているわけ。
気づけば、ViViの連載も今年で7年目。僕にとってこの連載は“仕事”というよりも“仲間”に会いにいくような感覚。毎月、当たり前のように会えていたスタッフさん達にも今は会えない。さっきも「来月は会えたらいいね」なんて話を画面越しにしたばかりだしね。
友達にも家族にも会いたいし、応援してくれるみんなにも会いたい。ずっと室内で過ごしているからこそ「眺めるだけでいいから海にいきたい」なんて願望もあるけど、それよりもまず、何よりもやりたいのはやっぱりコンサートだよね。
日々、「会いたい」気持ちは募るばかり。でも、それが募れば募るほど会えたときの喜びは絶対に大きくなるはず。その瞬間を楽しみにしているからこそ、今の僕は頑張れているわけです。
思い通りにいかないときに唱える「no pain no gain」という言葉
人生には「思い通りにならない」「上手くいかない」そう感じる瞬間が必ずあると思う。そんな壁にぶち当たるたび、僕が心の中で唱えるのが「no pain no gain(労力なくして得るものなし)」という言葉。
トレーニングを重ねて強靭になる筋肉と同じ、肉体的にも精神的にも負荷がかかったときに人は強くなれる。試練は強くなるためのチャンス。また、試練は人を強くするだけでなく、今まで見逃していた幸せにも気づかせてくれる。
僕は「人は皆、幸せになるために生まれてきた」と信じています。ただ、その幸せは痛みや失敗を何度も繰り返し、乗り越えた先にあるんだと思う。
辛いこともあれば、喜びもある、それが人生。どちらかだけが長く続くことはない。だからこそ、大変な時期をどう次のチャンスに生かすか、僕はそこに意識をむけて壁を乗り越えてきました。
一人では乗り越えられない壁も、二人や、三人と力になってくれる人がいれば乗り越えることができる。周りにいる人を頼るのも、時には大切なこと。それによって絆が強くなることだってある。
試練の裏側にはいつだって“幸せのヒント”が隠れていて、それを探しつつ耐えているうちに、気づけば「そんなこともあったね」と笑える自分に成長していたりしてね。
僕はこのSTAYHOME期間もそんなふうに成長するための時間だと考えています。これからも大変な時期が続くかもしれないけど、いつかみんなに会えたときには「成長したね」と言ってもらえるようにね。
感度の高いViVi読者の中には、オシャレやメイクや恋愛すら楽しめないこの時期を「辛い」と感じている人もいるかもしれない。そんな人にアドバイスをするならば……家で過ごす時間を美に費やし“綺麗になるための時間”に変えてしまうのはどうかな。
また、試練を乗り越えた人ってひとまわり大きくなるし魅力的になるじゃないですか。ある意味、今は素敵な女性になるチャンス。俯かずに上を向いて、高く、高く、飛んで行こう!
PROFILE
山下智久
1985年生まれ、千葉県出身。Huluの世界規模配信大型ドラマ「THE HEAD」の公開を6/12に控えている。
Text: Miwa Ishii
2020年7月号 https://t.cn/A6L4pgpn
試練の裏側には“幸せのヒント”が隠れている!山Pのピンチをチャンスに変える方法【山下智久のP’s STYLE】
“山P的なもの”を発信していくViVi連載“P’s STYLE”。今回の連載はそれぞれの場所からのリモート取材。STAY HOMEな今だからできるレアな撮影だけど、山Pの中でも人に会いたい欲は高まっているようで。自分と向き合って気づいたこと、教えてもらいました。
インタビュー:PATIENCE
新しく始めたこと、増えた時間。山Pの“STAY HOME”生活
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出てから約1ヵ月。ViVi読者のみんなと同じく、僕もSTAY HOME生活を送っています。家の中で過ごし続ける毎日は、今まで普通だと思っていたことが当たり前ではない、実はとても有り難いことだったんだという気付きの連続。なかでも個人的に一番痛感したのが“人に会えない辛さ”かな。
仕事柄、僕は海外に行くことが多いんだけど、実は、海外滞在中に日本に連絡することは滅多になくて。あっても月に一度ほど、本当に大切な友人や家族に電話をかけるくらい。だからこそ、基本的に“孤独”には強い人間だと思っていたんだけど……。友達がいない前提で行く海外の寂しさと、今感じている寂しさはやっぱり少し違うよね。すぐ近くにいるからこそ、会いたい気持ちが高まるし、諦めもつかないっていうか。
僕はもともと計画を立てて友達と会うタイプではなくて。パッと思いついたときに「会おうよ」って連絡をするタイプだから。会いたいときに会えない、行動できない、その辛さもヒシヒシと感じていたりしてね。
STAY HOMEをスタートさせてから始めたことがいくつかある。そのひとつが“一日一善”ならぬ“1日1クリエイティブ”。歌詞を書く、映像の編集をする、次にやりたい仕事を書き出す……1日1個、なんでもいいから生み出してみようって。最近やったのはインスタグラムの動画編集。友達に教えてもらいながら、二人で作ったりもします。PCを使ってリモートでやり取りしながらね。
料理も新しく始めたこと。今までは滅多にしなかったんだけど、こんなときだからこそやってみようかなって。とりあえず「切るのが速いとカッコイイかな」って、無駄にキャベツを千切りしてみたりして(笑)。
新たに増えたのはトレーニング時間。背筋用の器具やエアロバイクなどトレーニングアイテムがどんどん増えて部屋がジム化してる。毎朝、それらを使って自分を追い込むトレーニングを30分。そこで思いっきりエネルギーを使うと「あれしたい」「これしたい」っていう煩悩が吹き飛んでいく気がするね。
動画や映画を観る時間もすごく増えた。一時期は、寝る前に都市伝説の動画を探して観るのがブームで。なかでも大好きなのが宇宙系のネタ。「母親の次に好きになったのは宇宙」と言っても過言ではないほど、子供の頃から大好きで。そこに関してはもう、ほぼ観尽くしたんじゃないかな。
こないだ、アメリカの国防総省がUFOの動画を公開したけど、あれも別に驚かなかった。だって、飛んでてもおかしくないよね(笑)。宇宙はいい。未知のフィールドにはロマンがある。
自分自身と向き合う日々が改めて教えてくれた“大切なこと”
何もない日の起床時間はたいてい9時。そこから1時間くらいはのんびりストレッチをして、体が動き始めたらトレーニング開始。スッキリしたあとは昼食を食べながら「今日はどんなクリエイティブをするか」を考える。で、自分にひとつ課題を与えて向き合っていると、気づけば夜になっちゃうんだよね。
基本的にダラダラ過ごすのが好きじゃないから。夜も映画を観たり、英単語を覚えたり、寝る直前まで何かしらやっている。それが僕のSTAY HOMEな一日。
これだけ長い時間を自由に使える機会はなかなかないと思うから。どうせなら有意義に使いたい。今はできないことも沢山あるけど、今だからこそできることもきっと沢山ある。
僕にとって家で過ごす時間は、改めて自分自身と向き合う大切な時間にもなっていて。日々、自分の心の声に耳を傾けながらいろんなことを考えています。例えば、自分の仕事についてとかね。
エンターテインメントは“要”でも“急”でもないもので、「なくていい」と言われてしまえばそれまで。でも何もしないのもまた違うなって。「今、自分にできること」についてもすごく考えた。そこで始めたもののひとつがインスタライブだったりもして。
普段、みんなが送ってくれる手紙ももちろん読んでいるけど、タイムラグなくダイレクトに受け取るメッセージはまた違った角度で心にジンと響くものがある。それが今の僕にとって大きな励みになっていたりして。応援してくれる人達に何か届けたい思いで始めたことなのに、逆に僕がもらってばかり。本当、有り難いことだよね。
こうやって話していると強く感じる。僕が沢山の人に支えられて立っていること、僕にとってその人たちがどれだけ大切なのかってことを。それはSTAY HOMEな毎日が僕に改めて気づかせてくれたこと。
以前のような日常が戻ってきたら、会いたい人が沢山いる。実は今日のこのインタビューも離れた場所からやっているんですよ。PC画面の向こうに連載スタッフのみんながいて、画面越しにお互いの顔を見ながら話しているわけ。
気づけば、ViViの連載も今年で7年目。僕にとってこの連載は“仕事”というよりも“仲間”に会いにいくような感覚。毎月、当たり前のように会えていたスタッフさん達にも今は会えない。さっきも「来月は会えたらいいね」なんて話を画面越しにしたばかりだしね。
友達にも家族にも会いたいし、応援してくれるみんなにも会いたい。ずっと室内で過ごしているからこそ「眺めるだけでいいから海にいきたい」なんて願望もあるけど、それよりもまず、何よりもやりたいのはやっぱりコンサートだよね。
日々、「会いたい」気持ちは募るばかり。でも、それが募れば募るほど会えたときの喜びは絶対に大きくなるはず。その瞬間を楽しみにしているからこそ、今の僕は頑張れているわけです。
思い通りにいかないときに唱える「no pain no gain」という言葉
人生には「思い通りにならない」「上手くいかない」そう感じる瞬間が必ずあると思う。そんな壁にぶち当たるたび、僕が心の中で唱えるのが「no pain no gain(労力なくして得るものなし)」という言葉。
トレーニングを重ねて強靭になる筋肉と同じ、肉体的にも精神的にも負荷がかかったときに人は強くなれる。試練は強くなるためのチャンス。また、試練は人を強くするだけでなく、今まで見逃していた幸せにも気づかせてくれる。
僕は「人は皆、幸せになるために生まれてきた」と信じています。ただ、その幸せは痛みや失敗を何度も繰り返し、乗り越えた先にあるんだと思う。
辛いこともあれば、喜びもある、それが人生。どちらかだけが長く続くことはない。だからこそ、大変な時期をどう次のチャンスに生かすか、僕はそこに意識をむけて壁を乗り越えてきました。
一人では乗り越えられない壁も、二人や、三人と力になってくれる人がいれば乗り越えることができる。周りにいる人を頼るのも、時には大切なこと。それによって絆が強くなることだってある。
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PROFILE
山下智久
1985年生まれ、千葉県出身。Huluの世界規模配信大型ドラマ「THE HEAD」の公開を6/12に控えている。
Text: Miwa Ishii
#玉城Tina[超话]#
\Tina Tamashiro× #ムードカラーフォト/
#玉城ティナ ちゃんが
#ムードカラー の世界に染まる✨
今月は #まろやかアッシュ
“なりたい私は、気分次第”
メルティアッシュで、
今の気分を、塗りかえてみない?
画像をタップすると、全画面表示できます♪
#セルフカラー #ヘアカラー
\Tina Tamashiro× #ムードカラーフォト/
#玉城ティナ ちゃんが
#ムードカラー の世界に染まる✨
今月は #まろやかアッシュ
“なりたい私は、気分次第”
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#セルフカラー #ヘアカラー
相羽あいな インタビュー『バイト時代に先輩からもらったアドバイスが夢を追うキッカケになった』
#相羽爱奈#
https://t.cn/A6wILmzH

元女子プロレスラーという異色の経歴をもち、昨年10月からは音楽活動を再始動させた声優の相羽あいなさん。声優を目指すキッカケをもらったという居酒屋でのバイトや、お肉好きが高じて始めたという焼肉店での接客など、貴重なバイト経験について伺いました。4月15日にリリースされる、ミニアルバム『SiGN』の制作エピソードについてもインタビュー!
※直筆サイン入りチェキが当たる! 記事の後半でプレゼントキャンペーンを実施中!(2020年4月20日まで)
様々なテイストの楽曲を収録――自分自身の“好き”が詰まった作品になりました!

——1曲目に収録される「Beauty or Beast」は、相羽さんがスペシャルサポーターを務める女子プロレス団体『スターダム』の2020団体テーマソングですね。
はい、とても光栄です。曲を作っていただく際に、作曲家の上松範康さんとお会いしたのですが、上松さんもプロレスがお好きだということですごく盛り上がりました。完成したものを聞いた時は、プロレスをしていた当時を思い出しましたし、お話した事が曲として形になっていて“キター!”と、喜んでしまいました(笑)。
——イメージ通りだったと。
そうですね。実は、この曲は昨年の12月24日のスターダムさんの試合でも、映像の一部として後楽園ホールで流してもらっていて。まだ歌を入れる前のインストの状態でしたが、1人で“これが次の私の曲になるんだな”とワクワクしていました。ようやく形になって聴いてもらえるのが楽しみです!
——では、レコーディングでこだわった点について教えてください。
プロレス=強さの象徴というだけでなく、人間だからこその弱さも歌っているので、そういった部分も歌声で感じてもらえるように意識しました。
——歌詞には《自分に言い聞かせている》といったフレーズがありますが、相羽さんご自身が言い聞かせている言葉はありますか?
小さいころから、「出来る出来る」とか「強い強い」と自分自身に言い聞かせることは多かったです。学生時代は、理不尽さを感じたり困難にぶつかると、いつも心の中で言い聞かせていました。
特にプロレスをやっていたころは、自分より強い相手と戦う場合、気持ちで負けてしまうと勝てないどころか試合にもならないんです。なので、少しでも自分の信じられる部分を探して、「出来る、私は強い!」と言い聞かせていましたし、今のお仕事でもレコーディングやライブ前など緊張すると、声に出して言ったりしています。
——そして、今作では作詞に初挑戦されていますね。
「Signal」は、学生時代の恋心や告白をイメージして歌詞を書いたので、普段の私というよりは、少し弱さや切なさを感じる部分が強いかもしれないです。最初にスタッフさんに見せた時は、脳の中をそのまま見られているようで恥ずかしかったですね(笑)。
——他にも、可愛らしさのある「センスオブワンダー」や、セクシーな「Liar Pain」など、色々な要素が詰まっているなと感じました。
今回は私自身の“好き”が詰まったミニアルバムになりました。他にも「Love-4U-」は、ライブでみなさんと歌いたいなと思っています。6色の相羽あいなが収録されていますが、これからさらに新しい色を増やしていけたらいいなと思っています!
お肉が好きすぎて!? バイトの必須条件は「焼肉店」「まかない」でした

——ここからは、バイト経験について聞かせてください。
高校に入学してバイトが出来るようになってすぐに焼肉店で働きました。接客に興味があったのと、とにかくお肉が好きだったのでどうしても焼き肉店が良かったんです。“まかないがあること”が絶対条件だったので、面接でも一通りの説明を受けた後に、「あのぉ、ご飯は出ますか?」と聞きました(笑)。
——ちなみにバイトを始めたキッカケは?
社会経験をしておきたかったのと、アニメが好きでフィギアを集めていたので、“お金があれば自由に欲しい物が買える!”と思ったし、自分でお金を稼ぐことで世界が広がる気がしていました。
——その焼き肉店ではどれくらい働いんたのでしょうか?
1年くらい働いたころ、お店が移転することになってしまったので、また別の焼き肉店を探しました(笑)。探す時に、「まかないが美味しくて、少し高めの価格帯のお店で、お肉や接客のマナーについても教えてもらえるようなところにしよう」と、自分で条件を決めて探しました。
メニューに載っていない知識も貪欲に吸収。そのおかげで自信を持って接客ができた

——お肉についての知識も得ようと。
はい、お肉が好きすぎて(笑)。ホールスタッフでしたが、せっかく働くなら、お肉の部位や焼き加減とかも覚えられたらいいなと思って、空いた時間を見つけては厨房に行って作業風景を見ていました。そこで部位の名前や調理方法などをメモっていたことで、お客さんに質問された時にサッと答えられたりと役に立つこともありました。
――接客をする上で気をつけていたことはありますか?
今の答えと被りますが、なるべくメニューに載っていないことを覚えるようにしていました。たとえば、人気のお肉や産地や焼き方とかですね。知識を持っているほうが気持ちに余裕が生まれますし、何よりお肉のことを知れるのが自分自身も楽しかったので(笑)。
――しばらくは、そのお店でのバイトを続けるのでしょうか?
はい。ただ、知り合いから頼まれて居酒屋でのバイトを掛け持ちしていたのですが、人手が足りなかったのもあって最終的には居酒屋だけにしました。実はそこで知り合った先輩に、声優になる夢を後押ししてもらったことで、人生が大きく変わりました。
――詳しく教えてもらえますか?
小さいころから歌手や声優への憧れはありましたが、夢物語としか考えていなかったんです。でも、先輩に「やりたいことがあるなら、やったらいいじゃん! やらないで後悔するよりやって後悔したほうがきっと楽しいよ」と言われて……。その時は「え?」と思ったんですけど、人に言葉にしてもらえたことで夢を現実のものとして考えられるようになりました。
その居酒屋は個人経営で地元の人に親しまれるようなところで、常連さんとは普段からよく話もしていたし、人生の先輩からの言葉ということもあってずっしりきましたね。そのアドバイスがあったおかげで、声優の専門学校に通うことに決めました。
もう1つの夢であった保育士。バイトを通して親の強さを感じました

——ちなみに、それが最後のバイトになるのでしょうか?
地元では最後ですね。そのあと、オーディションを受けて上京した後に、東京では保育園でバイトをしました。声優を目指していなかったら保育士になりたかったので、それを知っていた知り合いが紹介してくれました。バイトなので、子どもたちを直接お世話するというより、ご飯を用意したりオムツを替えたりなどの雑務でしたが楽しかったです。
——夢の1つでもあった保育士を体験してみてどうでしたか?
素敵な仕事だと思いましたが、同時に大変さも感じました。保育園での業務が終わっても、自宅で翌日に子どもたちと遊ぶための工作をしたり、どうやって楽しく遊ぶかを考えていたりと、保育士のみなさんは常に子どもたちのことを考えていてすごくパワフルなんです。それを自分に置き換えた時に、“私は将来こんなにふうになれるのかな”と思いましたね。ご自身の子どもが少し大きくなって外で働くようになった“お母さん保育士さん”が多かったので、保育士という仕事の枠を超えて、改めて母親というものの強さも身近に感じることが出来ました。
大変なことも興味を持って取り組むことで、“楽しい”に変換できる!

――バイトをして良かったと思うのはどんなことでしょうか?
保育士のバイトもそうですが、人と触れ合う仕事だったのが良かったのかもしれません。焼き肉店で働いていた時も学校のコミュニティとは違って、色々な年代の方が来店されるので、たとえば父親と同じ年くらいの方が来ると、“働いた後にお店に寄ってくれたのかな? お父さんもこんな感じなのかな?”と思ったり。客観視することで、相手のことを考えられるようになったのは大きな変化だと思います。
——お話を伺うと、何かしら学びつつ楽しんで取り組まれているなと感じました。
ありがとうございます。もちろん大変なことありますけど、せっかく経験させてもらえるとこを、“イヤ”とか“辛い”という思い出で終わらせたくないんです。実は根本はネガティブなタイプではあるのですが、興味を持ったり、知ろうとする。その考え方1つで大変なことも楽しく変換出来ると思うので、これからも出来るだけ楽しく笑顔で過ごしていたいなと思っています。
#相羽爱奈#
https://t.cn/A6wILmzH

元女子プロレスラーという異色の経歴をもち、昨年10月からは音楽活動を再始動させた声優の相羽あいなさん。声優を目指すキッカケをもらったという居酒屋でのバイトや、お肉好きが高じて始めたという焼肉店での接客など、貴重なバイト経験について伺いました。4月15日にリリースされる、ミニアルバム『SiGN』の制作エピソードについてもインタビュー!
※直筆サイン入りチェキが当たる! 記事の後半でプレゼントキャンペーンを実施中!(2020年4月20日まで)
様々なテイストの楽曲を収録――自分自身の“好き”が詰まった作品になりました!

——1曲目に収録される「Beauty or Beast」は、相羽さんがスペシャルサポーターを務める女子プロレス団体『スターダム』の2020団体テーマソングですね。
はい、とても光栄です。曲を作っていただく際に、作曲家の上松範康さんとお会いしたのですが、上松さんもプロレスがお好きだということですごく盛り上がりました。完成したものを聞いた時は、プロレスをしていた当時を思い出しましたし、お話した事が曲として形になっていて“キター!”と、喜んでしまいました(笑)。
——イメージ通りだったと。
そうですね。実は、この曲は昨年の12月24日のスターダムさんの試合でも、映像の一部として後楽園ホールで流してもらっていて。まだ歌を入れる前のインストの状態でしたが、1人で“これが次の私の曲になるんだな”とワクワクしていました。ようやく形になって聴いてもらえるのが楽しみです!
——では、レコーディングでこだわった点について教えてください。
プロレス=強さの象徴というだけでなく、人間だからこその弱さも歌っているので、そういった部分も歌声で感じてもらえるように意識しました。
——歌詞には《自分に言い聞かせている》といったフレーズがありますが、相羽さんご自身が言い聞かせている言葉はありますか?
小さいころから、「出来る出来る」とか「強い強い」と自分自身に言い聞かせることは多かったです。学生時代は、理不尽さを感じたり困難にぶつかると、いつも心の中で言い聞かせていました。
特にプロレスをやっていたころは、自分より強い相手と戦う場合、気持ちで負けてしまうと勝てないどころか試合にもならないんです。なので、少しでも自分の信じられる部分を探して、「出来る、私は強い!」と言い聞かせていましたし、今のお仕事でもレコーディングやライブ前など緊張すると、声に出して言ったりしています。
——そして、今作では作詞に初挑戦されていますね。
「Signal」は、学生時代の恋心や告白をイメージして歌詞を書いたので、普段の私というよりは、少し弱さや切なさを感じる部分が強いかもしれないです。最初にスタッフさんに見せた時は、脳の中をそのまま見られているようで恥ずかしかったですね(笑)。
——他にも、可愛らしさのある「センスオブワンダー」や、セクシーな「Liar Pain」など、色々な要素が詰まっているなと感じました。
今回は私自身の“好き”が詰まったミニアルバムになりました。他にも「Love-4U-」は、ライブでみなさんと歌いたいなと思っています。6色の相羽あいなが収録されていますが、これからさらに新しい色を増やしていけたらいいなと思っています!
お肉が好きすぎて!? バイトの必須条件は「焼肉店」「まかない」でした

——ここからは、バイト経験について聞かせてください。
高校に入学してバイトが出来るようになってすぐに焼肉店で働きました。接客に興味があったのと、とにかくお肉が好きだったのでどうしても焼き肉店が良かったんです。“まかないがあること”が絶対条件だったので、面接でも一通りの説明を受けた後に、「あのぉ、ご飯は出ますか?」と聞きました(笑)。
——ちなみにバイトを始めたキッカケは?
社会経験をしておきたかったのと、アニメが好きでフィギアを集めていたので、“お金があれば自由に欲しい物が買える!”と思ったし、自分でお金を稼ぐことで世界が広がる気がしていました。
——その焼き肉店ではどれくらい働いんたのでしょうか?
1年くらい働いたころ、お店が移転することになってしまったので、また別の焼き肉店を探しました(笑)。探す時に、「まかないが美味しくて、少し高めの価格帯のお店で、お肉や接客のマナーについても教えてもらえるようなところにしよう」と、自分で条件を決めて探しました。
メニューに載っていない知識も貪欲に吸収。そのおかげで自信を持って接客ができた

——お肉についての知識も得ようと。
はい、お肉が好きすぎて(笑)。ホールスタッフでしたが、せっかく働くなら、お肉の部位や焼き加減とかも覚えられたらいいなと思って、空いた時間を見つけては厨房に行って作業風景を見ていました。そこで部位の名前や調理方法などをメモっていたことで、お客さんに質問された時にサッと答えられたりと役に立つこともありました。
――接客をする上で気をつけていたことはありますか?
今の答えと被りますが、なるべくメニューに載っていないことを覚えるようにしていました。たとえば、人気のお肉や産地や焼き方とかですね。知識を持っているほうが気持ちに余裕が生まれますし、何よりお肉のことを知れるのが自分自身も楽しかったので(笑)。
――しばらくは、そのお店でのバイトを続けるのでしょうか?
はい。ただ、知り合いから頼まれて居酒屋でのバイトを掛け持ちしていたのですが、人手が足りなかったのもあって最終的には居酒屋だけにしました。実はそこで知り合った先輩に、声優になる夢を後押ししてもらったことで、人生が大きく変わりました。
――詳しく教えてもらえますか?
小さいころから歌手や声優への憧れはありましたが、夢物語としか考えていなかったんです。でも、先輩に「やりたいことがあるなら、やったらいいじゃん! やらないで後悔するよりやって後悔したほうがきっと楽しいよ」と言われて……。その時は「え?」と思ったんですけど、人に言葉にしてもらえたことで夢を現実のものとして考えられるようになりました。
その居酒屋は個人経営で地元の人に親しまれるようなところで、常連さんとは普段からよく話もしていたし、人生の先輩からの言葉ということもあってずっしりきましたね。そのアドバイスがあったおかげで、声優の専門学校に通うことに決めました。
もう1つの夢であった保育士。バイトを通して親の強さを感じました

——ちなみに、それが最後のバイトになるのでしょうか?
地元では最後ですね。そのあと、オーディションを受けて上京した後に、東京では保育園でバイトをしました。声優を目指していなかったら保育士になりたかったので、それを知っていた知り合いが紹介してくれました。バイトなので、子どもたちを直接お世話するというより、ご飯を用意したりオムツを替えたりなどの雑務でしたが楽しかったです。
——夢の1つでもあった保育士を体験してみてどうでしたか?
素敵な仕事だと思いましたが、同時に大変さも感じました。保育園での業務が終わっても、自宅で翌日に子どもたちと遊ぶための工作をしたり、どうやって楽しく遊ぶかを考えていたりと、保育士のみなさんは常に子どもたちのことを考えていてすごくパワフルなんです。それを自分に置き換えた時に、“私は将来こんなにふうになれるのかな”と思いましたね。ご自身の子どもが少し大きくなって外で働くようになった“お母さん保育士さん”が多かったので、保育士という仕事の枠を超えて、改めて母親というものの強さも身近に感じることが出来ました。
大変なことも興味を持って取り組むことで、“楽しい”に変換できる!

――バイトをして良かったと思うのはどんなことでしょうか?
保育士のバイトもそうですが、人と触れ合う仕事だったのが良かったのかもしれません。焼き肉店で働いていた時も学校のコミュニティとは違って、色々な年代の方が来店されるので、たとえば父親と同じ年くらいの方が来ると、“働いた後にお店に寄ってくれたのかな? お父さんもこんな感じなのかな?”と思ったり。客観視することで、相手のことを考えられるようになったのは大きな変化だと思います。
——お話を伺うと、何かしら学びつつ楽しんで取り組まれているなと感じました。
ありがとうございます。もちろん大変なことありますけど、せっかく経験させてもらえるとこを、“イヤ”とか“辛い”という思い出で終わらせたくないんです。実は根本はネガティブなタイプではあるのですが、興味を持ったり、知ろうとする。その考え方1つで大変なことも楽しく変換出来ると思うので、これからも出来るだけ楽しく笑顔で過ごしていたいなと思っています。
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