バンドリ!』『五等分の花嫁』出演の注目声優・伊藤美来「かわいくて夢があって、憧れましたね。魔法少女になれるんじゃないかって」
2019年9月13日 取材・文/筒井優太 撮影/細居幸次郎
『BanG Dream!』シリーズやTVアニメ『五等分の花嫁』でブレイク中の大注目声優・伊藤美来(いとう・みく)。白く透き通った肌が眩しい、笑顔の似合う彼女が、9月14日(土)発売『週刊プレイボーイ39・40特大合併号』のグラビアに登場!
* * *
■幅広くいろんなことができる声優という職業
――山奥にあるおばあちゃんの家的な場所での撮影でした。
伊藤 ここまで自然豊かな場所に来ることはないので、すごく癒やされました。目まぐるしい都会でのお仕事から離れ、疲れとかがスッと消えていった感じです。お仕事なんですけどね(笑)。
――夏の思い出と言われたら、パッと何が思い浮かびます?
伊藤 小さい頃は毎年、夏になると家族で海や湖へキャンプに行ってました。お父さんと一緒にウインドサーフィンをやったり。
――同じクラスの好きな人とふたりで花火大会へ......みたいな甘酸っぱい夏の思い出は?
伊藤 まったくないです。もちろん、憧れはしましたよ。屋台の金魚すくいで私が全然すくえなくて落ち込んでたら、彼が2匹くらいスッスッとカッコよくすくって「ほら、やるよ」みたいな(笑)。
――過去に戻ってそういう青春時代をやり直したいと思う?
伊藤 うーん......そうでもないかな。今が充実してるっていうのもあるし、アニメやマンガにハマっていた中高生時代も十分楽しかったので。もし戻れるとしたら、キャンプに行ってたような小学生の頃に戻りたいです。時間を気にせず無邪気に遊び回って、本当に楽しいだろうなって。
――当時はどんなコでした?
伊藤 活発な女のコでしたね。好奇心旺盛でなんでもやってみたいし、休みの日は常にどこかへ遊びに行っていて。......いつからでしょう、変わってしまったのは。
――いつからでしょう(笑)。
伊藤 たぶん、中学で剣道部に入ってからです。袴(はかま)を着てみたいっていう理由だけで入ったらめちゃめちゃ厳しい部活で、休みの日は家で寝ていたいと思うようになって。それからどんどんインドアになっていったんだと思います。
――声優を志したきっかけはなんですか?
伊藤 昔からドラマやミュージカルを見ることが好きで、お芝居に携われたらいいなとはふわっと思っていて。でも、それを夢として明確に掲げることはなかったんですね。
その後、中学時代に新しくできたお友達がアニメ好きで、いろいろ教えてもらうなかで、初めて深夜アニメの存在や声優という職業を知りました。それで声優さんを調べてみたら、声のアテレコだけじゃなく、歌や舞台やラジオなど、幅広くいろんなことができるから魅力的だなと思ったんです。
――その頃にハマったアニメは?
伊藤 リアルタイムじゃないんですけど、『カードキャプターさくら』が大好きでした。かわいくて夢があって、憧れましたね。魔法少女になれるんじゃないかって。
――当時、憧れた声優さんは?
伊藤 今も変わらずですが、早見沙織さんです。声がいいし、何よりナチュラルなお芝居がすごくすてきだなって。
――伊藤さんも今日の撮影中、カメラマンに「声がいいね」と言われていたじゃないですか!
伊藤 なかなかそんなストレートに言われることはないので、うれしいです。いろんな作品に出演させていただくようになって、ファンの方からそう言われるようにはなったんですけどね。
――ここ最近出演されたなかで、印象に残っている作品は?
伊藤 『五等分の花嫁』です。原作のマンガは言わずもがな、ありがたいことにアニメもすごく人気で、2期の放送も決まりました。私はヒロインの五つ子のうち、三女の中野三玖(みく)を演じているんですが、名前が同じ"ミク"で親近感もあるし、このアニメがきっかけで私のことを知ってくれた人もたくさんいるので。
――将来の夢を教えてください。
伊藤 ずっと笑っていて、目尻にたくさん笑いジワができるようなおばあちゃんになること(笑)。今はこうして好きなお仕事をさせていただいているなかで幸せを感じていて、きっとその種類や形は変わるけど、いつまでも幸せでいられたらいいなって思います。
(スタイリング/森千鶴子 ヘアメイク/大久保沙菜)
●伊藤美来(いとう・みく)
10月12日生まれ 東京都出身 血液型=O型 ニックネーム=みっく
2019年9月13日 取材・文/筒井優太 撮影/細居幸次郎
『BanG Dream!』シリーズやTVアニメ『五等分の花嫁』でブレイク中の大注目声優・伊藤美来(いとう・みく)。白く透き通った肌が眩しい、笑顔の似合う彼女が、9月14日(土)発売『週刊プレイボーイ39・40特大合併号』のグラビアに登場!
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■幅広くいろんなことができる声優という職業
――山奥にあるおばあちゃんの家的な場所での撮影でした。
伊藤 ここまで自然豊かな場所に来ることはないので、すごく癒やされました。目まぐるしい都会でのお仕事から離れ、疲れとかがスッと消えていった感じです。お仕事なんですけどね(笑)。
――夏の思い出と言われたら、パッと何が思い浮かびます?
伊藤 小さい頃は毎年、夏になると家族で海や湖へキャンプに行ってました。お父さんと一緒にウインドサーフィンをやったり。
――同じクラスの好きな人とふたりで花火大会へ......みたいな甘酸っぱい夏の思い出は?
伊藤 まったくないです。もちろん、憧れはしましたよ。屋台の金魚すくいで私が全然すくえなくて落ち込んでたら、彼が2匹くらいスッスッとカッコよくすくって「ほら、やるよ」みたいな(笑)。
――過去に戻ってそういう青春時代をやり直したいと思う?
伊藤 うーん......そうでもないかな。今が充実してるっていうのもあるし、アニメやマンガにハマっていた中高生時代も十分楽しかったので。もし戻れるとしたら、キャンプに行ってたような小学生の頃に戻りたいです。時間を気にせず無邪気に遊び回って、本当に楽しいだろうなって。
――当時はどんなコでした?
伊藤 活発な女のコでしたね。好奇心旺盛でなんでもやってみたいし、休みの日は常にどこかへ遊びに行っていて。......いつからでしょう、変わってしまったのは。
――いつからでしょう(笑)。
伊藤 たぶん、中学で剣道部に入ってからです。袴(はかま)を着てみたいっていう理由だけで入ったらめちゃめちゃ厳しい部活で、休みの日は家で寝ていたいと思うようになって。それからどんどんインドアになっていったんだと思います。
――声優を志したきっかけはなんですか?
伊藤 昔からドラマやミュージカルを見ることが好きで、お芝居に携われたらいいなとはふわっと思っていて。でも、それを夢として明確に掲げることはなかったんですね。
その後、中学時代に新しくできたお友達がアニメ好きで、いろいろ教えてもらうなかで、初めて深夜アニメの存在や声優という職業を知りました。それで声優さんを調べてみたら、声のアテレコだけじゃなく、歌や舞台やラジオなど、幅広くいろんなことができるから魅力的だなと思ったんです。
――その頃にハマったアニメは?
伊藤 リアルタイムじゃないんですけど、『カードキャプターさくら』が大好きでした。かわいくて夢があって、憧れましたね。魔法少女になれるんじゃないかって。
――当時、憧れた声優さんは?
伊藤 今も変わらずですが、早見沙織さんです。声がいいし、何よりナチュラルなお芝居がすごくすてきだなって。
――伊藤さんも今日の撮影中、カメラマンに「声がいいね」と言われていたじゃないですか!
伊藤 なかなかそんなストレートに言われることはないので、うれしいです。いろんな作品に出演させていただくようになって、ファンの方からそう言われるようにはなったんですけどね。
――ここ最近出演されたなかで、印象に残っている作品は?
伊藤 『五等分の花嫁』です。原作のマンガは言わずもがな、ありがたいことにアニメもすごく人気で、2期の放送も決まりました。私はヒロインの五つ子のうち、三女の中野三玖(みく)を演じているんですが、名前が同じ"ミク"で親近感もあるし、このアニメがきっかけで私のことを知ってくれた人もたくさんいるので。
――将来の夢を教えてください。
伊藤 ずっと笑っていて、目尻にたくさん笑いジワができるようなおばあちゃんになること(笑)。今はこうして好きなお仕事をさせていただいているなかで幸せを感じていて、きっとその種類や形は変わるけど、いつまでも幸せでいられたらいいなって思います。
(スタイリング/森千鶴子 ヘアメイク/大久保沙菜)
●伊藤美来(いとう・みく)
10月12日生まれ 東京都出身 血液型=O型 ニックネーム=みっく
亀梨和也 高嶋ちさ子 チョコレートプラネット出演「一撃解明バラエティ ひと目でわかる‼」10月スタート!
2021.08.31 公開日本テレビの人気バラエティ番組「ひと目でわかる‼」が4回の特番放送を経て、この10月よりレギュラー番組として火曜よる10時から放送されることが決定!正式番組名は「一撃解明バラエティ ひと目でわかる‼」となる。
※放送日時:2021年10月~ 毎週火曜よる10時00分~11時00分
「なぜ落ちない?コアラが木の上で眠れる理由は?」「精密カメラがなかった当時、100m走ゴールの瞬間はどうやって計測していた?」「氷山の一角というけど、海の中ではどんな形?」など、言われてみれば気になる事柄から、「地球温暖化の深刻さ」「自動車の死角」「飛行機の安全性」など、日々の生活に関わる、身近だけど意外と知らない事柄まで、世の中にあふれるさまざまな疑問や気になるニュースを1枚の写真やショート動画でズバッと“一撃解明”!
番組の顔となるのは、亀梨和也(KAT-TUN)、高嶋ちさ子、チョコレートプラネットの3組。
亀梨は「ひと目ナビゲーター」として、さまざまな疑問や気になる事柄をスカッと一撃解明する写真や動画を進行アナウンサーとともに紹介。時にはカラダを張って、自ら“ひと目でわかる”写真や映像を撮影しにいくことも!? 高嶋は「ひと目ご意見番」、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)は「ひと目キャプテン」として、それぞれ亀梨とともに番組を盛り上げる。
■亀梨和也 コメント
<番組への意気込み>
僕自身、バラエティ番組のレギュラーで進行を担当させていただくことが初めてなので、どんな感じになるのか、自分も緊張しながらも楽しみにしています。共演者の方たちと火曜よる10時の時間を楽しんでいただけるような、ちょっと緩いところも意識しつつ、いいチームを構築していけたらいいなと思ってます。高嶋さん、チョコレートプラネットさんと一緒に、僕自身も良い意味で隙を見せられるような進行をやっていけたらと思います。
<共演する高嶋ちさ子さんとチョコレートプラネットについて>
高嶋さんとは何度かご一緒させていただいたことはありますが、レギュラーとしてご一緒するのは初めてになります。テレビで拝見している印象ですと、ビシバシと鋭いコメントを仰っていたりもしますが、ご家族で車で旅に出る番組を観たことがあるのですが、ご家族のことを本当に大切にされている方という印象があります。
チョコレートプラネットさんは、本当に多才で、バラエティもよく拝見させていただいてますし、コント、トーク番組など色々な顔をお持ちで、ご一緒させていただけるのが非常に嬉しいです。
■高嶋ちさ子 コメント
日テレでレギュラー番組を持つなんて思ってもいなかったので、お話をいただいた時は「なんで私?」とちょっと戸惑いましたが、共演が亀梨さん、チョコプラさんと聞いて「なんか楽しそうだから、いっか」とかなり軽い気持ちでお受けしちゃいました。個人的には、最近、衝撃的にかわいい犬を飼い始めたので、動物に関する“ひと目でわかる”写真・映像を見たい、というか自分で撮りに行きたいです。スタッフさんからは「思った事を忖度なくビシバシ言ってください!」と言われましたが、レギュラー陣の中で唯一の女性、そして最年長でもあるので、品の良いコメントとリアクションを心がけ、この番組を通して「毒舌女王」と呼ばれる世間の間違ったイメージを払拭していきたいと思います。そちらもご期待ください。
<亀梨さんとチョコレートプラネットについて>
亀梨和也さんとは何度かご一緒させていただいたことはありますが、いつお会いしてもなんだかんだカッコイイので、「実は怖がり」とか「超かわいらしい」とか…カッコイイ以外の世に出ていない一面を探していきたいですね。
チョコレートプラネットさんは私が腹の底から笑っちゃうランキング上位の、大好きな芸人さんです。お2人ともモノマネとかコントの印象が強いのですが、実はすごく多趣味で多才だと伺ったので、色々教えてもらいたいです。現状は何の共通点もなさそうな3人なので、どんな関係性を作っていけるか、とっても楽しみです。
■チョコレートプラネット コメント
長田庄平)みんなが気になる事をひと目でわかるように伝える番組です!もう本当に“ひと目”でわかるのでめっちゃテンポも良く、途中から観てもいいし老若男女誰でも楽しめる番組になっています!
クールな亀梨さんと、ズバズバ言う高嶋さんと、ひと目ではどんな絡みになるかわかりませんが豪華で個性的なメンバーなのでひと目で楽しい番組とわかると思います!是非観てください!
松尾駿)収録で興奮するような激アツひと目が出ると盛り上がります。ひと目で面白いと思われるような番組にしたいです!『ひと目』が流行語になるような番組にして、ひと目で面白いと思われるような番組にしたいです!亀梨さんはクール。高嶋さんはホット。その間に入り、ひと目で面白いと思われる番組にしたいです。
■番組プロデューサー 川口信洋 コメント
SNSやインターネット記事など、膨大な情報に簡単にアクセスできるようになった一方で、「それって結局どういうことなの?」「文章だけでは何ともわかりづらい…」と、そのまま理解することをあきらめてしまう経験が自分自身多々あります。
この番組は「子どもでも直感的にわかる!」を合言葉に、気になる疑問やニュースを文字通り“一撃”でズバズバ解明していきます!
火曜よる10時、仕事や家事など、1日を終えてふっと一息つくようなこの時間帯に、小難しいことは一切考えずに、「なるほど!そういうことか!」と、スカッと気分爽快になっていただければ幸いです。
2021.08.31 公開日本テレビの人気バラエティ番組「ひと目でわかる‼」が4回の特番放送を経て、この10月よりレギュラー番組として火曜よる10時から放送されることが決定!正式番組名は「一撃解明バラエティ ひと目でわかる‼」となる。
※放送日時:2021年10月~ 毎週火曜よる10時00分~11時00分
「なぜ落ちない?コアラが木の上で眠れる理由は?」「精密カメラがなかった当時、100m走ゴールの瞬間はどうやって計測していた?」「氷山の一角というけど、海の中ではどんな形?」など、言われてみれば気になる事柄から、「地球温暖化の深刻さ」「自動車の死角」「飛行機の安全性」など、日々の生活に関わる、身近だけど意外と知らない事柄まで、世の中にあふれるさまざまな疑問や気になるニュースを1枚の写真やショート動画でズバッと“一撃解明”!
番組の顔となるのは、亀梨和也(KAT-TUN)、高嶋ちさ子、チョコレートプラネットの3組。
亀梨は「ひと目ナビゲーター」として、さまざまな疑問や気になる事柄をスカッと一撃解明する写真や動画を進行アナウンサーとともに紹介。時にはカラダを張って、自ら“ひと目でわかる”写真や映像を撮影しにいくことも!? 高嶋は「ひと目ご意見番」、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)は「ひと目キャプテン」として、それぞれ亀梨とともに番組を盛り上げる。
■亀梨和也 コメント
<番組への意気込み>
僕自身、バラエティ番組のレギュラーで進行を担当させていただくことが初めてなので、どんな感じになるのか、自分も緊張しながらも楽しみにしています。共演者の方たちと火曜よる10時の時間を楽しんでいただけるような、ちょっと緩いところも意識しつつ、いいチームを構築していけたらいいなと思ってます。高嶋さん、チョコレートプラネットさんと一緒に、僕自身も良い意味で隙を見せられるような進行をやっていけたらと思います。
<共演する高嶋ちさ子さんとチョコレートプラネットについて>
高嶋さんとは何度かご一緒させていただいたことはありますが、レギュラーとしてご一緒するのは初めてになります。テレビで拝見している印象ですと、ビシバシと鋭いコメントを仰っていたりもしますが、ご家族で車で旅に出る番組を観たことがあるのですが、ご家族のことを本当に大切にされている方という印象があります。
チョコレートプラネットさんは、本当に多才で、バラエティもよく拝見させていただいてますし、コント、トーク番組など色々な顔をお持ちで、ご一緒させていただけるのが非常に嬉しいです。
■高嶋ちさ子 コメント
日テレでレギュラー番組を持つなんて思ってもいなかったので、お話をいただいた時は「なんで私?」とちょっと戸惑いましたが、共演が亀梨さん、チョコプラさんと聞いて「なんか楽しそうだから、いっか」とかなり軽い気持ちでお受けしちゃいました。個人的には、最近、衝撃的にかわいい犬を飼い始めたので、動物に関する“ひと目でわかる”写真・映像を見たい、というか自分で撮りに行きたいです。スタッフさんからは「思った事を忖度なくビシバシ言ってください!」と言われましたが、レギュラー陣の中で唯一の女性、そして最年長でもあるので、品の良いコメントとリアクションを心がけ、この番組を通して「毒舌女王」と呼ばれる世間の間違ったイメージを払拭していきたいと思います。そちらもご期待ください。
<亀梨さんとチョコレートプラネットについて>
亀梨和也さんとは何度かご一緒させていただいたことはありますが、いつお会いしてもなんだかんだカッコイイので、「実は怖がり」とか「超かわいらしい」とか…カッコイイ以外の世に出ていない一面を探していきたいですね。
チョコレートプラネットさんは私が腹の底から笑っちゃうランキング上位の、大好きな芸人さんです。お2人ともモノマネとかコントの印象が強いのですが、実はすごく多趣味で多才だと伺ったので、色々教えてもらいたいです。現状は何の共通点もなさそうな3人なので、どんな関係性を作っていけるか、とっても楽しみです。
■チョコレートプラネット コメント
長田庄平)みんなが気になる事をひと目でわかるように伝える番組です!もう本当に“ひと目”でわかるのでめっちゃテンポも良く、途中から観てもいいし老若男女誰でも楽しめる番組になっています!
クールな亀梨さんと、ズバズバ言う高嶋さんと、ひと目ではどんな絡みになるかわかりませんが豪華で個性的なメンバーなのでひと目で楽しい番組とわかると思います!是非観てください!
松尾駿)収録で興奮するような激アツひと目が出ると盛り上がります。ひと目で面白いと思われるような番組にしたいです!『ひと目』が流行語になるような番組にして、ひと目で面白いと思われるような番組にしたいです!亀梨さんはクール。高嶋さんはホット。その間に入り、ひと目で面白いと思われる番組にしたいです。
■番組プロデューサー 川口信洋 コメント
SNSやインターネット記事など、膨大な情報に簡単にアクセスできるようになった一方で、「それって結局どういうことなの?」「文章だけでは何ともわかりづらい…」と、そのまま理解することをあきらめてしまう経験が自分自身多々あります。
この番組は「子どもでも直感的にわかる!」を合言葉に、気になる疑問やニュースを文字通り“一撃”でズバズバ解明していきます!
火曜よる10時、仕事や家事など、1日を終えてふっと一息つくようなこの時間帯に、小難しいことは一切考えずに、「なるほど!そういうことか!」と、スカッと気分爽快になっていただければ幸いです。
松田龍平が長塚圭史の演出で、演劇界の金字塔『近松心中物語』に挑む
1979年に蜷川幸雄の演出で初演されて大ヒットして以来、キャストを変えながら幾度も上演されてきた『近松心中物語』。劇作家・秋元松代が、『冥途の飛脚』をはじめとする近松門左衛門の3作品をひとつに織り上げたこの人気作が、新芸術監督・長塚圭史の演出とスチャダラパーの音楽で、KAAT神奈川芸術劇場2021年メインシーズンの幕開けを飾る。傘屋与兵衛役を務めるのは、舞台『冒した者』(2013年、葛河思潮社公演)と『イーハトーボの劇列車』(2019年、こまつ座公演)で長塚演出を経験している松田龍平。さて、稽古初日を前にした松田の心境は?
ーー『イーハトーボの劇列車』以来、約2年ぶり5作品目の舞台出演となる松田さん。今回出演を決めたポイントは何だったのでしょう?
長塚さんとまたやりたかったからですかね。一つ前にやった『イーハトーボの劇列車』では汽車の機械音を役者が奏でたり、ギロだけで歌を歌ったり、自分の身ひとつで演じる感覚があって、やっていて面白くて。もちろん、役者同士が息をピタリと合わせる必要があったし、誤魔化しがきかないので、大変だったんですけど、やり始めると夢中になっちゃって。まあ、夢中にならないとできないという感じでしたね。僕はあまりストイックな方じゃないので、ありがたいです(笑)。思い返せば僕の場合、自分の中で「前に進めてないな」とか、なんとなく感じているときに舞台に呼んでもらうことが多くて、本当に、毎回、いい刺激をもらっています。ありがたいです。
ーー『近松心中物語』という作品は、以前からご存じでしたか?
このお話をいただいてからネットで調べたら、“演劇界の金字塔”と書いてあって、おお!? と思いました(笑)。1000回以上上演されていて、海外でも公演していて……それだけ愛されている作品ですから。もちろんそういう意味でもプレッシャーはありますけど、舞台のいいところは、皆と芝居を重ねる時間をもらえるというところですかね。この舞台も座組の皆さんと力を合わせて、作っていけたらと思います。
ーー元禄時代の大阪を舞台に、飛脚宿亀屋の真面目な養子・忠兵衛と遊女梅川、忠兵衛に梅川を身請けする手付金を貸したことから窮地に陥る古物商傘屋の若旦那・与兵衛とその妻・お亀という2組の男女の恋を描いた本作品。台本の印象はいかがですか?
話としては、複雑に入り組んでる話ではないから、その分、世界観とか、役柄みたいなものが浮き彫りになりそうだと思いました。あとは、ハートでどこまでやれるかですかね(笑)。僕が演じる与兵衛については、自分が本当はどう生きていきたいのか、違う生き方があるんじゃないかと模索している印象がありました。ただ、人との繋がりには、筋を通しているというイメージがあります。
ーー傘屋の箱入り娘で、婿養子の与兵衛にぞっこんの妻・お亀役は、石橋静河さん。女性にモテモテで、石橋さんが演じる役に思いを寄せられるところなど、与兵衛とドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』で松田さんが演じていた田中八作には、共通点を感じます。
たしかに、言われてみれば、そういうところもあるかもしれないですね。実は、石橋さんとの共演は、今回で5回目なんです。石橋さんとは親同士のつながりもあって、幼い頃から知っているので、すごい縁だなと。哲司さんの忠兵衛、笹本さんの遊女梅川をはじめ、めちゃめちゃ素敵なキャストが揃ってますし、自分もホントに頑張らないとヤバいですね。
ーー関西弁で演じることについてはどう感じていますか?
大変そうですね。関西弁でお芝居をするのは初めてなので、どうしようかなと。勝手なイメージですけど、東北弁は口をあまり開けないでしゃべる感じで、意外と雰囲気で誤魔化せたんじゃないかと思っているのですが、関西弁だと、それも通用しなさそうですよね(笑)。ただ、この舞台での関西弁は、秋元さんが書かれた江戸時代の関西弁ですから。関西の方に「何弁?」って言われないように、そこは今のうちから、インタビューでなるべく主張していこうと思ってます(笑)。
ーー会見で「長塚さんはいつも僕に対してピリッとしたことを言ってくれる」と話されていましたが、印象に残る“ピリッとした言葉”があったら教えてください。
稽古中に長塚さんが話をしている時に、つい聞いてない時が(笑)。そう言うことで怒られてますね。変なタイミングで栗を食べたり。完全に僕が集中力足りてないだけですね(笑)。そういう部分はさて置き、そうですね。長塚さんの演出は、物語のテーマだったり、確固としたイメージがあるのを感じるんです。だからこそ、自分も同じ温度を保ってないと置いていかれるような緊張感があるし、応えたいと思うから、自分の気持ちもピリッとします。
ーーKAAT神奈川芸術劇場への出演は、『冒した者』以来ですね。劇場や横浜にはどんな思い出がありますか?
『冒した者』は、稽古もKAATでやらせてもらったので、懐かしいですね。僕は毎日、都内から自分の車で稽古に通っていたんですけど、運転しながらセリフを繰り返すと、結構覚えやすいなと思った記憶があります。ただ、道を覚える前にそれをやると、高速で降りるところを間違えたり、慣れるまで気をつけないといけないですね(笑)。僕の場合、家でも、普通に台本を読むより、何かちょっとした作業をしながらのほうが、セリフを覚えやすいです。
ーーコロナ禍では、どんなふうに過ごしていたのですか?
家でテレビを見たり、ゲームをしたりですね……もともと家で過ごすのが好きですし、仕事もけっこうスケジュールが先になったりして。でも、割りと大きくは変わらずでしたね。会社勤めだったり、コンスタントに動いていた人は急に生活スタイルが変わって大変なんだと思います。
僕としては「休めるならこのままずっと休みたい」と思ってしまう事のほうが怖かったです。
ーーお仕事を再開された時は、どんな思いがありましたか?
そうですね。久々の撮影は「どうやるんだっけ?」という感じでした(笑)。でもやっぱり楽しかったです。何よりありがたかったし、もっと楽しくするためにはどうしたらいいのか考えないとですね。この仕事ははっきりしたものがあるわけじゃないから、そういう思いは尽きることがないんでしょうけど。これからもずっと、そんなことを考えながら、繰り返していけたらって思います。
ーー松田さんが俳優になってよかったなと思うのは、どんな時ですか?
お芝居は、コミュニケーションの上にあるものなので、役に対して混じりっけなく真っ直ぐになれた時は、気持ちいいなと感じます。普段の人との会話もそうですよね。不安とか嫉妬とか、そういう余計な要素がなく、相手に対してお互いに真っ直ぐ話し合えたら、それは幸せな時間ですし。自分はそういう機会を、いろいろな役やシチュエーションを通して得ているのかもしれません。そういう意味では、こんなに楽しいことはないなと思います。特に舞台は何度も稽古を重ねたうえで役と向き合えるので最高ですね。
ーーこの『近松心中物語』で始まるKAATの2021年メインシーズンのテーマは“冒”だそうです。松田さんが冒険、挑戦したいことを教えてください。
色々な国の人と仕事をしたいですね。もちろん言葉の壁はありますけど、繋がり方も変わってきていると思うし。チャンスはあるんじゃないかな。まあ、今は『近松心中物語』をやり切らないとですね。こんな世の中で、出掛けるのはなかなか難しい状況になるかもしれませんが、『近松心中物語』。「心中」に魅了された男女の物語をぜひ劇場でご覧ください。
ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)
スタイリスト:石井大
取材・文=岡﨑 香 撮影=西村彩子(SELF:PSY’S)
1979年に蜷川幸雄の演出で初演されて大ヒットして以来、キャストを変えながら幾度も上演されてきた『近松心中物語』。劇作家・秋元松代が、『冥途の飛脚』をはじめとする近松門左衛門の3作品をひとつに織り上げたこの人気作が、新芸術監督・長塚圭史の演出とスチャダラパーの音楽で、KAAT神奈川芸術劇場2021年メインシーズンの幕開けを飾る。傘屋与兵衛役を務めるのは、舞台『冒した者』(2013年、葛河思潮社公演)と『イーハトーボの劇列車』(2019年、こまつ座公演)で長塚演出を経験している松田龍平。さて、稽古初日を前にした松田の心境は?
ーー『イーハトーボの劇列車』以来、約2年ぶり5作品目の舞台出演となる松田さん。今回出演を決めたポイントは何だったのでしょう?
長塚さんとまたやりたかったからですかね。一つ前にやった『イーハトーボの劇列車』では汽車の機械音を役者が奏でたり、ギロだけで歌を歌ったり、自分の身ひとつで演じる感覚があって、やっていて面白くて。もちろん、役者同士が息をピタリと合わせる必要があったし、誤魔化しがきかないので、大変だったんですけど、やり始めると夢中になっちゃって。まあ、夢中にならないとできないという感じでしたね。僕はあまりストイックな方じゃないので、ありがたいです(笑)。思い返せば僕の場合、自分の中で「前に進めてないな」とか、なんとなく感じているときに舞台に呼んでもらうことが多くて、本当に、毎回、いい刺激をもらっています。ありがたいです。
ーー『近松心中物語』という作品は、以前からご存じでしたか?
このお話をいただいてからネットで調べたら、“演劇界の金字塔”と書いてあって、おお!? と思いました(笑)。1000回以上上演されていて、海外でも公演していて……それだけ愛されている作品ですから。もちろんそういう意味でもプレッシャーはありますけど、舞台のいいところは、皆と芝居を重ねる時間をもらえるというところですかね。この舞台も座組の皆さんと力を合わせて、作っていけたらと思います。
ーー元禄時代の大阪を舞台に、飛脚宿亀屋の真面目な養子・忠兵衛と遊女梅川、忠兵衛に梅川を身請けする手付金を貸したことから窮地に陥る古物商傘屋の若旦那・与兵衛とその妻・お亀という2組の男女の恋を描いた本作品。台本の印象はいかがですか?
話としては、複雑に入り組んでる話ではないから、その分、世界観とか、役柄みたいなものが浮き彫りになりそうだと思いました。あとは、ハートでどこまでやれるかですかね(笑)。僕が演じる与兵衛については、自分が本当はどう生きていきたいのか、違う生き方があるんじゃないかと模索している印象がありました。ただ、人との繋がりには、筋を通しているというイメージがあります。
ーー傘屋の箱入り娘で、婿養子の与兵衛にぞっこんの妻・お亀役は、石橋静河さん。女性にモテモテで、石橋さんが演じる役に思いを寄せられるところなど、与兵衛とドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』で松田さんが演じていた田中八作には、共通点を感じます。
たしかに、言われてみれば、そういうところもあるかもしれないですね。実は、石橋さんとの共演は、今回で5回目なんです。石橋さんとは親同士のつながりもあって、幼い頃から知っているので、すごい縁だなと。哲司さんの忠兵衛、笹本さんの遊女梅川をはじめ、めちゃめちゃ素敵なキャストが揃ってますし、自分もホントに頑張らないとヤバいですね。
ーー関西弁で演じることについてはどう感じていますか?
大変そうですね。関西弁でお芝居をするのは初めてなので、どうしようかなと。勝手なイメージですけど、東北弁は口をあまり開けないでしゃべる感じで、意外と雰囲気で誤魔化せたんじゃないかと思っているのですが、関西弁だと、それも通用しなさそうですよね(笑)。ただ、この舞台での関西弁は、秋元さんが書かれた江戸時代の関西弁ですから。関西の方に「何弁?」って言われないように、そこは今のうちから、インタビューでなるべく主張していこうと思ってます(笑)。
ーー会見で「長塚さんはいつも僕に対してピリッとしたことを言ってくれる」と話されていましたが、印象に残る“ピリッとした言葉”があったら教えてください。
稽古中に長塚さんが話をしている時に、つい聞いてない時が(笑)。そう言うことで怒られてますね。変なタイミングで栗を食べたり。完全に僕が集中力足りてないだけですね(笑)。そういう部分はさて置き、そうですね。長塚さんの演出は、物語のテーマだったり、確固としたイメージがあるのを感じるんです。だからこそ、自分も同じ温度を保ってないと置いていかれるような緊張感があるし、応えたいと思うから、自分の気持ちもピリッとします。
ーーKAAT神奈川芸術劇場への出演は、『冒した者』以来ですね。劇場や横浜にはどんな思い出がありますか?
『冒した者』は、稽古もKAATでやらせてもらったので、懐かしいですね。僕は毎日、都内から自分の車で稽古に通っていたんですけど、運転しながらセリフを繰り返すと、結構覚えやすいなと思った記憶があります。ただ、道を覚える前にそれをやると、高速で降りるところを間違えたり、慣れるまで気をつけないといけないですね(笑)。僕の場合、家でも、普通に台本を読むより、何かちょっとした作業をしながらのほうが、セリフを覚えやすいです。
ーーコロナ禍では、どんなふうに過ごしていたのですか?
家でテレビを見たり、ゲームをしたりですね……もともと家で過ごすのが好きですし、仕事もけっこうスケジュールが先になったりして。でも、割りと大きくは変わらずでしたね。会社勤めだったり、コンスタントに動いていた人は急に生活スタイルが変わって大変なんだと思います。
僕としては「休めるならこのままずっと休みたい」と思ってしまう事のほうが怖かったです。
ーーお仕事を再開された時は、どんな思いがありましたか?
そうですね。久々の撮影は「どうやるんだっけ?」という感じでした(笑)。でもやっぱり楽しかったです。何よりありがたかったし、もっと楽しくするためにはどうしたらいいのか考えないとですね。この仕事ははっきりしたものがあるわけじゃないから、そういう思いは尽きることがないんでしょうけど。これからもずっと、そんなことを考えながら、繰り返していけたらって思います。
ーー松田さんが俳優になってよかったなと思うのは、どんな時ですか?
お芝居は、コミュニケーションの上にあるものなので、役に対して混じりっけなく真っ直ぐになれた時は、気持ちいいなと感じます。普段の人との会話もそうですよね。不安とか嫉妬とか、そういう余計な要素がなく、相手に対してお互いに真っ直ぐ話し合えたら、それは幸せな時間ですし。自分はそういう機会を、いろいろな役やシチュエーションを通して得ているのかもしれません。そういう意味では、こんなに楽しいことはないなと思います。特に舞台は何度も稽古を重ねたうえで役と向き合えるので最高ですね。
ーーこの『近松心中物語』で始まるKAATの2021年メインシーズンのテーマは“冒”だそうです。松田さんが冒険、挑戦したいことを教えてください。
色々な国の人と仕事をしたいですね。もちろん言葉の壁はありますけど、繋がり方も変わってきていると思うし。チャンスはあるんじゃないかな。まあ、今は『近松心中物語』をやり切らないとですね。こんな世の中で、出掛けるのはなかなか難しい状況になるかもしれませんが、『近松心中物語』。「心中」に魅了された男女の物語をぜひ劇場でご覧ください。
ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)
スタイリスト:石井大
取材・文=岡﨑 香 撮影=西村彩子(SELF:PSY’S)
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