本周(05.16~05.22)发售
漫画
5/17
異世界転生BLアンソロジー ~転生&転移した僕らは恋をした~ vol.1/フルール編集部
寄る辺のない恋の住処/慧
二度、アイして/いぬおかにい
パーフェクト・エデュケーション/なりた晴ノ
5/18
わかってるよね、パリピくん?/結城アオ
巨人族の花嫁3/ITKZ
エンサークルメントラブ 2/淀川ゆお
5/19
猫とベッド/東条さかな
5/20
ねこ先輩と猫かぶりくん/楢崎壮太
5/21
ブラザー・イン・ピンクチェリー/tomomo
ループノット・ルーズ/佐々川かのこ
ぜんぶ恋がわるい/林マキ
小说
5/18
不器用な唇 First love/高岡ミズミ/金ひかる
5/19
獣の誓いと水神の恋/野原滋/奈良千春
保護猫と甘やかし同居始めます。/川琴ゆい華/金ひかる
5/20
ヤクザ社長と新米税理士の真剣勝負な経営事情/有実ゆひ/鈴倉温
5/21
壊れオメガは俺のもの/高月まつり/みずかねりょう
漫画
5/17
異世界転生BLアンソロジー ~転生&転移した僕らは恋をした~ vol.1/フルール編集部
寄る辺のない恋の住処/慧
二度、アイして/いぬおかにい
パーフェクト・エデュケーション/なりた晴ノ
5/18
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5/20
ねこ先輩と猫かぶりくん/楢崎壮太
5/21
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ループノット・ルーズ/佐々川かのこ
ぜんぶ恋がわるい/林マキ
小说
5/18
不器用な唇 First love/高岡ミズミ/金ひかる
5/19
獣の誓いと水神の恋/野原滋/奈良千春
保護猫と甘やかし同居始めます。/川琴ゆい華/金ひかる
5/20
ヤクザ社長と新米税理士の真剣勝負な経営事情/有実ゆひ/鈴倉温
5/21
壊れオメガは俺のもの/高月まつり/みずかねりょう
【日本民间故事】吃牛的青蛙
#流言究竟有多可怕#
はきだせ蛙
昔むかし々むかし、あるところに、毎日まいにちたくさんの鍋なべや釜かまを担にないで売うり歩あるく、「担かつぎ売うりのタヘイどん」という男おとこがおりました。
很久很久以前,有个叫“挑担货郎多平”的人,每天挑着很多的锅子呀炉子四处行销。
ある日ひのこと、いつものようにタヘイどんが鍋なべや釜かまを売うり歩あるいていると、途中とちゅうで日ひが暮くれてしまいました。辺あたりは真まっ暗な山道さんどうでタヘイどんが困こまっていると、遠とおくに一軒いっけんの家いえの明あかりが見みえました。
有一天,和往常一样,多平挑着货物四处行走时,天就暗下来了。周围是漆黑一片的山路,多平正为难时,看见远处有户人家亮着灯。
タヘイどんがその家いえを訪おとずれると、家いえに住すむ夫婦ふうふはたいそう人ひとがよさそうだったので、一晩ひとばん泊とめてもらうことにしました。そうして、その夜よる、タヘイどんは安心あんしんしてぐっすり眠ねむったそうです。
多平敲了那家的门,里面住着一对看起来很和善的夫妻,于是就请他们留宿自己一夜。当晚,多平很放心,睡得很香。
とこるが、翌朝よくあさ、タヘイどんが目めを覚さますと、商売道具しょうばいどうぐの鍋なべや釜かまが見みあたらないようになっていました。タヘイどんは慌あわてて家いえの中なかをくまなく探さがしましたが、見みつからなかったそうです。家いえの主人しゅじんは「この家いえには性悪せいあくのネズミがいて、何なにでも飲のみこんでしまうんじゃ。あんたの鍋なべや釜かまもネズミに飲のみ込こまれてしまったんじゃろう」と言いって、にやにや笑わらうばかりです。
但是,第二天早上,当多平醒来时,发现自己的那些货物,锅子炉子全都不见了。他急急忙忙把家里仔仔细细地找了一遍,但是哪里也没有。而那家的男主人却在一边嗤笑着说:“我们家住着心眼很坏的老鼠,看到什么就吃什么。你的锅子、炉子也被它全吞进肚子里了吧。”
ネズミがあんな大おおきな鍋なべや釜かまを飲のみ込こむはずもなく、タヘイどんは眠ねむっている間まに夫婦ふうふに商売道具しょうばいどうぐの鍋なべや釜かまを騙だまし取とられたのでした。
老鼠是不可能春下那么大的锅子、炉子的,多平想,一定是自已睡着的时候,货物被那对夫妻偷走了。
タヘイどんはしかたなく一旦いったんはその家いえを出いずるましたが、ふとよいことを思おもいついてこっそり家いえに戻もどりました。そうして、夫婦ふうふが飼かっている牛うしを連つれ出だして隠かくしたのです。そうしておいて、蛙かえるを叩はたきながら「はきだせ、蛙!かえる!はきだせ、蛙!」かえる!」と言いながら、家いえの前まえで騒さわいだそうです。
多平没办法,只能先离开那对夫妻的家,突然想到个好主意就又偷偷地回去了。他把那对夫妻养的牛牵出来,藏了起来。然后,多平一边打着青蛙,一边说:“快给我吐出来,青蛙!快给我吐出来,青蛙!”在门前搞出很大的动静。
驚おどろいた夫婦ふうふが訳わけを尋たずねると、タヘイどんは「この蛙かえるがあんたたちの牛うしを飲のみ込こんでしまったから、吐はき出ださせようとしておるんじゃ」と言いったそうです。小ちいさな蛙かえるが牛うしを飲のみ込こめるはずもないが、夫婦ふうふはネズミが飲のみ込こんだことにして、タヘイどんの商売道具しょうばいどうぐを騙だまし取とっているのだから、返かえす言葉ことばもなかったのです。
那对夫妻吃惊地问出什么事了,多平回答说:“这只青蛙把你们的牛给吞下去了,我正想让他吐出来。”小小的青蛙怎么可能吞得下一头牛呢?但是那对夫妻因为骗多平说他的货物都被老鼠吞掉了所以也无话可说。
結局けっきょく、夫婦ふうふは家いえの床下ゆかしたに隠かくしていた鍋なべや釜かまをタペイどんに返かえし、心こころから謝あやまったそうです。悪わるいことをすると、その報むくいはかならず返かえってくるということです。
最后,夫妻俩把藏在地板下的锅子、炉子拿出来还给了多平,并真心地道了歉。这个故事告诉我们人只要一做恶事,就一定是会有报应的。
#流言究竟有多可怕#
はきだせ蛙
昔むかし々むかし、あるところに、毎日まいにちたくさんの鍋なべや釜かまを担にないで売うり歩あるく、「担かつぎ売うりのタヘイどん」という男おとこがおりました。
很久很久以前,有个叫“挑担货郎多平”的人,每天挑着很多的锅子呀炉子四处行销。
ある日ひのこと、いつものようにタヘイどんが鍋なべや釜かまを売うり歩あるいていると、途中とちゅうで日ひが暮くれてしまいました。辺あたりは真まっ暗な山道さんどうでタヘイどんが困こまっていると、遠とおくに一軒いっけんの家いえの明あかりが見みえました。
有一天,和往常一样,多平挑着货物四处行走时,天就暗下来了。周围是漆黑一片的山路,多平正为难时,看见远处有户人家亮着灯。
タヘイどんがその家いえを訪おとずれると、家いえに住すむ夫婦ふうふはたいそう人ひとがよさそうだったので、一晩ひとばん泊とめてもらうことにしました。そうして、その夜よる、タヘイどんは安心あんしんしてぐっすり眠ねむったそうです。
多平敲了那家的门,里面住着一对看起来很和善的夫妻,于是就请他们留宿自己一夜。当晚,多平很放心,睡得很香。
とこるが、翌朝よくあさ、タヘイどんが目めを覚さますと、商売道具しょうばいどうぐの鍋なべや釜かまが見みあたらないようになっていました。タヘイどんは慌あわてて家いえの中なかをくまなく探さがしましたが、見みつからなかったそうです。家いえの主人しゅじんは「この家いえには性悪せいあくのネズミがいて、何なにでも飲のみこんでしまうんじゃ。あんたの鍋なべや釜かまもネズミに飲のみ込こまれてしまったんじゃろう」と言いって、にやにや笑わらうばかりです。
但是,第二天早上,当多平醒来时,发现自己的那些货物,锅子炉子全都不见了。他急急忙忙把家里仔仔细细地找了一遍,但是哪里也没有。而那家的男主人却在一边嗤笑着说:“我们家住着心眼很坏的老鼠,看到什么就吃什么。你的锅子、炉子也被它全吞进肚子里了吧。”
ネズミがあんな大おおきな鍋なべや釜かまを飲のみ込こむはずもなく、タヘイどんは眠ねむっている間まに夫婦ふうふに商売道具しょうばいどうぐの鍋なべや釜かまを騙だまし取とられたのでした。
老鼠是不可能春下那么大的锅子、炉子的,多平想,一定是自已睡着的时候,货物被那对夫妻偷走了。
タヘイどんはしかたなく一旦いったんはその家いえを出いずるましたが、ふとよいことを思おもいついてこっそり家いえに戻もどりました。そうして、夫婦ふうふが飼かっている牛うしを連つれ出だして隠かくしたのです。そうしておいて、蛙かえるを叩はたきながら「はきだせ、蛙!かえる!はきだせ、蛙!」かえる!」と言いながら、家いえの前まえで騒さわいだそうです。
多平没办法,只能先离开那对夫妻的家,突然想到个好主意就又偷偷地回去了。他把那对夫妻养的牛牵出来,藏了起来。然后,多平一边打着青蛙,一边说:“快给我吐出来,青蛙!快给我吐出来,青蛙!”在门前搞出很大的动静。
驚おどろいた夫婦ふうふが訳わけを尋たずねると、タヘイどんは「この蛙かえるがあんたたちの牛うしを飲のみ込こんでしまったから、吐はき出ださせようとしておるんじゃ」と言いったそうです。小ちいさな蛙かえるが牛うしを飲のみ込こめるはずもないが、夫婦ふうふはネズミが飲のみ込こんだことにして、タヘイどんの商売道具しょうばいどうぐを騙だまし取とっているのだから、返かえす言葉ことばもなかったのです。
那对夫妻吃惊地问出什么事了,多平回答说:“这只青蛙把你们的牛给吞下去了,我正想让他吐出来。”小小的青蛙怎么可能吞得下一头牛呢?但是那对夫妻因为骗多平说他的货物都被老鼠吞掉了所以也无话可说。
結局けっきょく、夫婦ふうふは家いえの床下ゆかしたに隠かくしていた鍋なべや釜かまをタペイどんに返かえし、心こころから謝あやまったそうです。悪わるいことをすると、その報むくいはかならず返かえってくるということです。
最后,夫妻俩把藏在地板下的锅子、炉子拿出来还给了多平,并真心地道了歉。这个故事告诉我们人只要一做恶事,就一定是会有报应的。
綾瀬はるか、震災10年特集ドラマに主演「前向きなメッセージが伝われば」【#これから私は】
あす6日にNHK総合・BS4Kで放送される東日本大震災10年 特集ドラマ『あなたのそばで明日が笑う』(後7:30~8:43)に出演する綾瀬はるか、池松壮亮などから、作品への思いなどを込めたコメントが公開されたので、紹介する。
このドラマは、被災地宮城県出身の三浦直之氏が脚本を担当。宮城県石巻市を舞台に、行方不明の夫を待つ女性が、震災を知らない建築士と出会い、心を通わせていく中で、それを見守る人々の優しい心に包まれて、前を向き、歩み始める愛の物語。
震災で行方不明の夫を待ち続けている主人公・真城蒼(ましろ・あお)役を演じた綾瀬は、次のようにコメントを寄せた。
「震災から10年がたって、被災地が今どういう状況なのか、そこに住む人たちや震災に遭われた方々がどのような気持ちで過ごしているかということを感じました。私が演じた蒼は、震災で夫が行方不明になってしまい、日々苦しみながら、それでも前を向こうともがいている女性です。大事な人を失ったという現実を受け入れる中で、忘れようとするのではなく、悲しみさえも自分の中に取り込んで、前に進む力に変えていける。人それぞれ、大小関係なく悩み、苦しみがあると思いますが、時間がかかっても受け入れながら前に進んでいくと明日に繋がっていくという、前向きなメッセージが伝わればと思います。蒼の姿を通して『前を向いて頑張っている人たちがいるんだ』ということを少しでも知ってもらい、寄り添ってもらえたらと思います」
綾瀬演じる蒼と出会う移住者の建築士・葉山瑛希役の池松は「このドラマが、見てくださった方々にとって、この国で10年前に起こった災いの記憶を、そして今世界で起きていることを見つめ直し、再生に向かう一歩となることを願っています。もっと願わくば、この世に数多ある同時代の無念の魂に寄り添い、共に笑い、共に怒り、共に涙を流し、共に生きてゆく微々たる力になればうれしいです」と願いを込めた。
震災後に東京からUターンしてきた蒼の義理の妹・真城遥役で出演する土村芳は、「この作品には、蒼さんのように過去を忘れられずにいる人や、前を向けないと思っている人を、包み込むようなあたたかさを感じます。きっと過去にはつらい痛みと同時に、かけがえのない大切な思い出も存在していて、そこから今や明日へ向かうための希望のような、何かを見出せる事だってあると気づかせてくれる、とても優しさに溢れた作品になっていると思います。私自身、主演の綾瀬さんはじめ、共演者の皆さんやスタッフの皆さんに助けていただきながら、現場を通して支えていただく事の有り難さや尊さに改めて気付きました。多くの方にこの作品が届く事を願っています」と、コメントを寄せた。
「私の役は綾瀬はるかさん演じる蒼のお姑さん。意地悪な姑かと期待していたら、まことに人のいい邪気のないばあさんで、その『いいお義母さん』モードを保つのが難しかったです」と自己紹介するのは、高臣の母で、蒼の義母、真城浅子役を演じた阿川佐和子。
石巻弁を叩き込むため、現地で行われたロケ撮影の空き時間にせりふを心で唱えながら、「一人で石巻の街をぐるぐるとたくさん歩き回った」という。「石ノ森章太郎さんの『サイボーグ009』の銅像を確認したり、海を見渡す防波堤の上を歩いたり、どのお寿司屋さんの暖簾をくぐろうかと店の前で佇んだり。最終的に入ったお寿司屋さんのカウンターに腰掛けて、おいしい握りを頬張りながら大将夫妻や常連客と話をしたり。かつて倍賞美津子さんがおっしゃっていました。『地方ロケのときは、撮影前にその町を一人スッピンでぐるぐる歩き回るの。そうすると、その町の空気がわかるから』と」。
ロケを思い出しながら阿川は「十年前、この町はどれほど混乱し、涙と落胆と怒りに溢れていただろう。そして十年経ち、なんと静かに笑顔を浮かべ、落ち着いた日常を取り戻しているのだろう。その軌跡を想像するとおのずと涙が出てきました。エセ石巻人ではあるけれど、少しでも石巻の人たちの気持に沿った、意地悪ではないお義母さんを演じることができていたら、うれしいです」と、思いを伝えた。
真城高臣役を演じた高良健吾は「それぞれの一生があります。そのそれぞれをすべて肯定してくれているドラマになっていると思います。ぜひ。」と、コメントを寄せている。
あす6日にNHK総合・BS4Kで放送される東日本大震災10年 特集ドラマ『あなたのそばで明日が笑う』(後7:30~8:43)に出演する綾瀬はるか、池松壮亮などから、作品への思いなどを込めたコメントが公開されたので、紹介する。
このドラマは、被災地宮城県出身の三浦直之氏が脚本を担当。宮城県石巻市を舞台に、行方不明の夫を待つ女性が、震災を知らない建築士と出会い、心を通わせていく中で、それを見守る人々の優しい心に包まれて、前を向き、歩み始める愛の物語。
震災で行方不明の夫を待ち続けている主人公・真城蒼(ましろ・あお)役を演じた綾瀬は、次のようにコメントを寄せた。
「震災から10年がたって、被災地が今どういう状況なのか、そこに住む人たちや震災に遭われた方々がどのような気持ちで過ごしているかということを感じました。私が演じた蒼は、震災で夫が行方不明になってしまい、日々苦しみながら、それでも前を向こうともがいている女性です。大事な人を失ったという現実を受け入れる中で、忘れようとするのではなく、悲しみさえも自分の中に取り込んで、前に進む力に変えていける。人それぞれ、大小関係なく悩み、苦しみがあると思いますが、時間がかかっても受け入れながら前に進んでいくと明日に繋がっていくという、前向きなメッセージが伝わればと思います。蒼の姿を通して『前を向いて頑張っている人たちがいるんだ』ということを少しでも知ってもらい、寄り添ってもらえたらと思います」
綾瀬演じる蒼と出会う移住者の建築士・葉山瑛希役の池松は「このドラマが、見てくださった方々にとって、この国で10年前に起こった災いの記憶を、そして今世界で起きていることを見つめ直し、再生に向かう一歩となることを願っています。もっと願わくば、この世に数多ある同時代の無念の魂に寄り添い、共に笑い、共に怒り、共に涙を流し、共に生きてゆく微々たる力になればうれしいです」と願いを込めた。
震災後に東京からUターンしてきた蒼の義理の妹・真城遥役で出演する土村芳は、「この作品には、蒼さんのように過去を忘れられずにいる人や、前を向けないと思っている人を、包み込むようなあたたかさを感じます。きっと過去にはつらい痛みと同時に、かけがえのない大切な思い出も存在していて、そこから今や明日へ向かうための希望のような、何かを見出せる事だってあると気づかせてくれる、とても優しさに溢れた作品になっていると思います。私自身、主演の綾瀬さんはじめ、共演者の皆さんやスタッフの皆さんに助けていただきながら、現場を通して支えていただく事の有り難さや尊さに改めて気付きました。多くの方にこの作品が届く事を願っています」と、コメントを寄せた。
「私の役は綾瀬はるかさん演じる蒼のお姑さん。意地悪な姑かと期待していたら、まことに人のいい邪気のないばあさんで、その『いいお義母さん』モードを保つのが難しかったです」と自己紹介するのは、高臣の母で、蒼の義母、真城浅子役を演じた阿川佐和子。
石巻弁を叩き込むため、現地で行われたロケ撮影の空き時間にせりふを心で唱えながら、「一人で石巻の街をぐるぐるとたくさん歩き回った」という。「石ノ森章太郎さんの『サイボーグ009』の銅像を確認したり、海を見渡す防波堤の上を歩いたり、どのお寿司屋さんの暖簾をくぐろうかと店の前で佇んだり。最終的に入ったお寿司屋さんのカウンターに腰掛けて、おいしい握りを頬張りながら大将夫妻や常連客と話をしたり。かつて倍賞美津子さんがおっしゃっていました。『地方ロケのときは、撮影前にその町を一人スッピンでぐるぐる歩き回るの。そうすると、その町の空気がわかるから』と」。
ロケを思い出しながら阿川は「十年前、この町はどれほど混乱し、涙と落胆と怒りに溢れていただろう。そして十年経ち、なんと静かに笑顔を浮かべ、落ち着いた日常を取り戻しているのだろう。その軌跡を想像するとおのずと涙が出てきました。エセ石巻人ではあるけれど、少しでも石巻の人たちの気持に沿った、意地悪ではないお義母さんを演じることができていたら、うれしいです」と、思いを伝えた。
真城高臣役を演じた高良健吾は「それぞれの一生があります。そのそれぞれをすべて肯定してくれているドラマになっていると思います。ぜひ。」と、コメントを寄せている。
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