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高杉真宙、役者としての“武器”は「『何もないところ』かな、と思っています」<Interview>
2021.04.10 12:00
提供:ザテレビジョン
高杉真宙が、公開中の映画「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」に出演している。同作は、2017年に「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」、2018年に「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」、2021年1月期には今までの規模を大きく超え、若手からベテランまで100人を超えるバイプレイヤーが集結した第3弾「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」としてテレビ東京系で放送され、話題を呼んだシリーズの劇場版だ。
シリーズ初の映画となる今作の舞台は、さまざまなテレビ局の連ドラチームが隣り合わせのスタジオで撮影している、富士山の麓ののどかな撮影所「バイプレウッド」。100人の役者が出演する自主映画の撮影を始めていた濱田岳、柄本時生ら若手バイプレイヤーは、トラブル続きで撮影が難航する。
とある配信ドラマの撮影に挑んでいる田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一の手助けを受けながらも、それぞれの思いが交錯し、やがて役者同士のぶつかり合いに発展。連ドラ、大河、朝ドラ、映画チームなど、バイプレウッド全体に嵐を呼ぶ大騒動を巻き起こす。
今回、WEBザテレビジョンでは同作に若手バイプレイヤーとして本人役で出演している高杉にインタビューを実施。「バイプレイヤーズ」シリーズについてや“本人役”での演技について、そして“濱田組”の印象、もし自分が映画を撮るとしたら?など、高杉に語ってもらった。
――ドラマへの出演を経て、映画版でも活躍。映画が公開となった今の気持ちを教えてください。
この作品に出演できて良かったなと思いましたね。ドラマでも出演させていただきましたし、映画でも1人の役者として出演できることは幸せなことだと思います。こうやって選んでいただいて、さらに頑張ろうと思いました。
――「バイプレイヤーズ」という作品にはどんな印象を持っていましたか?
もともと作品は見ていて、スーツを着たオープニングがカッコいいなと思っていたし、皆さんが並んでいるポスターも印象的でした。なので今回映画のポスターでスーツを着て写真を撮りますって言われたとき、テンションが上がりましたね。
あの写真の一つに自分がなれるんだって実感して、いつか出演したいなと思っていたので、すごくうれしかったです。
――実際に作品に入って、感じたことはありますか?
この作品には、撮影をしている側の代弁というか、「そうだよな」と思わせてくれる感情が盛り込まれているんですよね。
もちろんフィクションではあるんですけど、撮影ってこうだよねって言うのを見せてくれる。そこがすごく好きで、感動するシーンじゃなくても感動してしまったりするんです。一人一人が集まってできている作品ってこうだよね、っていうのが魅力だと思います。
――普通の作品とは違って、本作は“高杉真宙”役ですね。
現場でも役名で呼ばれず、「高杉さん」とか「真宙」って呼ばれるのが不思議な感覚でした。ちょっと気を抜くと、高杉真宙を演じるんじゃなくてそのままの本人でやってしまいそうになるのが怖かったですね。台本があるので、役の高杉真宙と、本人の高杉真宙をいかにブレンドできるかを考えてました。
高杉真宙役は、撮影現場の僕というよりも、普段の僕の方が近いなと思いました。ちょっとフラフラしたところとか(笑)。素の高杉真宙に近いなって思うことが結構あって、喋り方なんて普段のままですからね。語尾が聞こえない感じとか(笑)。
ただ、あそこまで先輩にツンケンしたり突っかかったりはしないですね! 監督からは「負けないで」と言われました。先輩や共演者の方の圧がすごいので、そこに負けないようにガシガシいかなきゃなと思っていました。
役所広司との再共演は「毎回お会いするたびに緊張していました」
――物語では、濱田岳さん、柄本時生さん、菜々緒さん、芳根京子さんら若手役者たちと一緒に、濱田監督作品の映画「月のない夜の銀河鉄道」の撮影を行っている設定。濱田組の印象は?
すごく楽しかったですね。芳根さん以外の方とは初めましてだったんですが、休みの日は何をしているの?とか、先輩方が僕のことを聞いてくださいました。
濱田組の感想は、以前学生さんが制作した映画に出演させていただいたことがあるんですが、そのスタッフ側に回った気分でした。こういう自主映画から始まって、皆さん業界に入ってくるのかなとあらためて思いました。この感じがすごく良いなぁと思って、自分もそういう学校に入っていたらまた違っていたのかなとも考えたりしましたね。
ただ、濱田組には役所広司さんがいらっしゃって、録音部として参加されるので、その光景だけは違和感でした(笑)。役所さんとは以前、映画「渇き。」(2014年)でご一緒させていただいたんですが、そのときのことを覚えていてくださって、うれしかったですね。毎回お会いするたびに緊張していました。
――今作には劇中ドラマがたくさん登場しますが、気になったのは?
北村一輝さんが出演されている大河ドラマ「宮本武蔵」ですね。撮影の日がめちゃくちゃ猛暑で撮影も大変だったはずなのに、映像を見たらすごくカッコ良くて。あの豪華メンバーの「宮本武蔵」を見たいなと素直に思っちゃいましたね。
もし、実際にこの作品が撮影されるならぜひ出演したいですね。時代劇であのメンバーは強過ぎます! ちょっと濃過ぎる感じはしますけど(笑)。その他の作品は……「しばいであそぼ」はちょっと厳しそうだから怖いなぁ(笑)。
――もし、自身が監督となって、作品を作るなら?
映画「グーニーズ」(1985年)とか冒険モノが好きなんです。でも、作品を作る才能がないと思うんですよね。できることなら、助監督とか…皆さんが撮影しやすい環境を作る側に回りたいなと思います(笑)。
――では、俳優を100人集めて作るならどんな作品にしますか?
学園モノが良いですね! 年代ごとにクラス分けをした自由度の高い学園モノなんて、楽しそうでいいじゃないですか(笑)。
――そもそも、バイプレイヤーズという存在は、作品を支える大切な存在。高杉さんは主演も助演も経験されていますが、共演者の方に助けられたことは?
たくさんありますね。一番覚えているのは、連ドラ初主演をやらせていただいた「明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜」(2015年、フジテレビ系)で、富田靖子さんが母親役だったんです。
そのときは、本当のお母さんのような富田さんの優しさに救われていました。あまり寝ることができなくて、セリフも全部飛んじゃったことがあったんですね。そのときに「寝てないでしょ! 寝なさい!」って言われて、芝居だけじゃなくて普段のことを気遣ってくださって。
健康管理はお芝居に直結すると思うので、ハッとさせられましたね。愛にあふれる富田さんだったからこそ、本当の母親に対するようなお芝居ができたのかなと思います。それ以降お会いできてないので、お会いしたいですね。
――個性豊かな俳優さんが本作にもたくさん出演されていますが、高杉さん自身の役者としての武器は何だと思いますか?
「何もないところ」かな、と思っています。現場ごとに、求められているものを100%自分の色なく出せたらいいなと。できるだけ自分の色は出したくないなと思うんです。まぁ、自分の色ってなんだろう?って考えたときに、何もなかったからなんですけどね(笑)。
役がどう見えるかなので、高杉真宙は出さなくていいんですよ。自分というものが目立たないようにお芝居を続けていきたいですね。
◆取材・文=横前さやか
高杉真宙、役者としての“武器”は「『何もないところ』かな、と思っています」<Interview>
2021.04.10 12:00
提供:ザテレビジョン
高杉真宙が、公開中の映画「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」に出演している。同作は、2017年に「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」、2018年に「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」、2021年1月期には今までの規模を大きく超え、若手からベテランまで100人を超えるバイプレイヤーが集結した第3弾「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」としてテレビ東京系で放送され、話題を呼んだシリーズの劇場版だ。
シリーズ初の映画となる今作の舞台は、さまざまなテレビ局の連ドラチームが隣り合わせのスタジオで撮影している、富士山の麓ののどかな撮影所「バイプレウッド」。100人の役者が出演する自主映画の撮影を始めていた濱田岳、柄本時生ら若手バイプレイヤーは、トラブル続きで撮影が難航する。
とある配信ドラマの撮影に挑んでいる田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一の手助けを受けながらも、それぞれの思いが交錯し、やがて役者同士のぶつかり合いに発展。連ドラ、大河、朝ドラ、映画チームなど、バイプレウッド全体に嵐を呼ぶ大騒動を巻き起こす。
今回、WEBザテレビジョンでは同作に若手バイプレイヤーとして本人役で出演している高杉にインタビューを実施。「バイプレイヤーズ」シリーズについてや“本人役”での演技について、そして“濱田組”の印象、もし自分が映画を撮るとしたら?など、高杉に語ってもらった。
――ドラマへの出演を経て、映画版でも活躍。映画が公開となった今の気持ちを教えてください。
この作品に出演できて良かったなと思いましたね。ドラマでも出演させていただきましたし、映画でも1人の役者として出演できることは幸せなことだと思います。こうやって選んでいただいて、さらに頑張ろうと思いました。
――「バイプレイヤーズ」という作品にはどんな印象を持っていましたか?
もともと作品は見ていて、スーツを着たオープニングがカッコいいなと思っていたし、皆さんが並んでいるポスターも印象的でした。なので今回映画のポスターでスーツを着て写真を撮りますって言われたとき、テンションが上がりましたね。
あの写真の一つに自分がなれるんだって実感して、いつか出演したいなと思っていたので、すごくうれしかったです。
――実際に作品に入って、感じたことはありますか?
この作品には、撮影をしている側の代弁というか、「そうだよな」と思わせてくれる感情が盛り込まれているんですよね。
もちろんフィクションではあるんですけど、撮影ってこうだよねって言うのを見せてくれる。そこがすごく好きで、感動するシーンじゃなくても感動してしまったりするんです。一人一人が集まってできている作品ってこうだよね、っていうのが魅力だと思います。
――普通の作品とは違って、本作は“高杉真宙”役ですね。
現場でも役名で呼ばれず、「高杉さん」とか「真宙」って呼ばれるのが不思議な感覚でした。ちょっと気を抜くと、高杉真宙を演じるんじゃなくてそのままの本人でやってしまいそうになるのが怖かったですね。台本があるので、役の高杉真宙と、本人の高杉真宙をいかにブレンドできるかを考えてました。
高杉真宙役は、撮影現場の僕というよりも、普段の僕の方が近いなと思いました。ちょっとフラフラしたところとか(笑)。素の高杉真宙に近いなって思うことが結構あって、喋り方なんて普段のままですからね。語尾が聞こえない感じとか(笑)。
ただ、あそこまで先輩にツンケンしたり突っかかったりはしないですね! 監督からは「負けないで」と言われました。先輩や共演者の方の圧がすごいので、そこに負けないようにガシガシいかなきゃなと思っていました。
役所広司との再共演は「毎回お会いするたびに緊張していました」
――物語では、濱田岳さん、柄本時生さん、菜々緒さん、芳根京子さんら若手役者たちと一緒に、濱田監督作品の映画「月のない夜の銀河鉄道」の撮影を行っている設定。濱田組の印象は?
すごく楽しかったですね。芳根さん以外の方とは初めましてだったんですが、休みの日は何をしているの?とか、先輩方が僕のことを聞いてくださいました。
濱田組の感想は、以前学生さんが制作した映画に出演させていただいたことがあるんですが、そのスタッフ側に回った気分でした。こういう自主映画から始まって、皆さん業界に入ってくるのかなとあらためて思いました。この感じがすごく良いなぁと思って、自分もそういう学校に入っていたらまた違っていたのかなとも考えたりしましたね。
ただ、濱田組には役所広司さんがいらっしゃって、録音部として参加されるので、その光景だけは違和感でした(笑)。役所さんとは以前、映画「渇き。」(2014年)でご一緒させていただいたんですが、そのときのことを覚えていてくださって、うれしかったですね。毎回お会いするたびに緊張していました。
――今作には劇中ドラマがたくさん登場しますが、気になったのは?
北村一輝さんが出演されている大河ドラマ「宮本武蔵」ですね。撮影の日がめちゃくちゃ猛暑で撮影も大変だったはずなのに、映像を見たらすごくカッコ良くて。あの豪華メンバーの「宮本武蔵」を見たいなと素直に思っちゃいましたね。
もし、実際にこの作品が撮影されるならぜひ出演したいですね。時代劇であのメンバーは強過ぎます! ちょっと濃過ぎる感じはしますけど(笑)。その他の作品は……「しばいであそぼ」はちょっと厳しそうだから怖いなぁ(笑)。
――もし、自身が監督となって、作品を作るなら?
映画「グーニーズ」(1985年)とか冒険モノが好きなんです。でも、作品を作る才能がないと思うんですよね。できることなら、助監督とか…皆さんが撮影しやすい環境を作る側に回りたいなと思います(笑)。
――では、俳優を100人集めて作るならどんな作品にしますか?
学園モノが良いですね! 年代ごとにクラス分けをした自由度の高い学園モノなんて、楽しそうでいいじゃないですか(笑)。
――そもそも、バイプレイヤーズという存在は、作品を支える大切な存在。高杉さんは主演も助演も経験されていますが、共演者の方に助けられたことは?
たくさんありますね。一番覚えているのは、連ドラ初主演をやらせていただいた「明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜」(2015年、フジテレビ系)で、富田靖子さんが母親役だったんです。
そのときは、本当のお母さんのような富田さんの優しさに救われていました。あまり寝ることができなくて、セリフも全部飛んじゃったことがあったんですね。そのときに「寝てないでしょ! 寝なさい!」って言われて、芝居だけじゃなくて普段のことを気遣ってくださって。
健康管理はお芝居に直結すると思うので、ハッとさせられましたね。愛にあふれる富田さんだったからこそ、本当の母親に対するようなお芝居ができたのかなと思います。それ以降お会いできてないので、お会いしたいですね。
――個性豊かな俳優さんが本作にもたくさん出演されていますが、高杉さん自身の役者としての武器は何だと思いますか?
「何もないところ」かな、と思っています。現場ごとに、求められているものを100%自分の色なく出せたらいいなと。できるだけ自分の色は出したくないなと思うんです。まぁ、自分の色ってなんだろう?って考えたときに、何もなかったからなんですけどね(笑)。
役がどう見えるかなので、高杉真宙は出さなくていいんですよ。自分というものが目立たないようにお芝居を続けていきたいですね。
◆取材・文=横前さやか
日本K Style采访,请自行粘入翻译器[笑cry]
――軍入隊が近づいていますが、最近はどのように過ごしていますか?
エル:最近、僕は……普通だと軍入隊を控えていたら、一人で美味しい食べ物を食べたり、知人に会ったりする人が多いと聞きましたが、僕は仕事を頑張っています。雑誌のインタビューやナレーション参加など……。たくさんのことを準備しています。そんなことをしながら、日々を送っています。
――デビュー11周年を迎え、初のソロアルバム「Memory」を発売しました。今回のアルバムはファンに贈るプレゼントだと聞きましたが、どんな心境で準備しましたか?
エル:どんな心境というよりも、ただ、何というか……。僕の歌をお聞かせしたかったです。何か大きな意味が込められている訳ではないです。現在、僕は歌手としても活動しているので、軍隊に入る前に、皆さんの記憶に残るような曲をプレゼントしたいと思い、今回の新曲を準備しました。
――新曲「Memory」の歌詞で「本当に多くのことが恋しくなる / 目を閉じて / 少し、少しだけ / 僕は旅するように」という部分が、軍入隊を直前に控えている今、とても印象的に感じました。どんな気持ちが込められているのでしょうか?
エル:この歌詞は僕が書いている訳ではないので……(笑)。どんな歌詞も、とても包括的な意味が込められ、人の考え方次第でその意味のとらえ方が変わってきます。人それぞれが置かれている状況が異なるので、そこで感じられることをこの歌詞に当てはめることで、様々な解釈がされるんだろうと思っています。もちろん、軍入隊に関することをそのような歌詞で描くこともできるでしょうが、その歌詞以外にも「記憶と記憶の間で」「季節と季節の間で」など、とてもおぼろげな雰囲気の歌詞がとても多いです。初めて聴いたときよりも、2度目、3度目に聴いた時に、また異なる雰囲気が感じられるのがこの曲の特徴ですので、全体的にとても多くの意味が込められていると思います。なので皆さんには、それぞれの状況に応じて異なる捉え方で楽しんで聴いていただきたいです。
――韓国でのインタビューで「いつも歌いたかったし、良い歌を聴いてもらいたかった」と話されていましたが、エルさんにとって歌うこととはどんなことですか?
エル:現在は歌手として活動しつつ、俳優としても活躍していますが、実際に僕は歌うことがとても好きです。僕が好きなジャンルでも、新しいジャンルでもいいので、除隊後にも引き続きアルバムを出したいという思いが強いです。なので、今後も歌手としての活動やそれに関連した活動を続けていくだろうと思っています。
――今回の「Memory」のMVは、森や海の美しい風景の中で撮影されています。撮影時のエピソードがあれば教えてください。
エル:エピソードとしては、撮影時期が年末ごろで、ドラマの撮影の合間に江陵(カンヌン)に行って撮影をしたのですが、この時期はもともと気温も氷点下まで落ちるし、海辺だと風も吹き荒れることが多いのでとても寒いのですが、その日はすごく天気が良かったんです。僕は撮影がある時、毎回、とても天気が良い気がします。当時も気温が6度で秋のような天気でした。もちろん寒かったのですが、あまり苦労せずに撮影できた気がします。美味しい食べ物も買ってきて食べたりもしたので……。なので、今回のMV撮影はとても良い思い出として記憶に残っています。
――「Memory」は、心をなだめるようなメロディで、聴いていると安らかな気持ちになれる曲です。エルさんは、落ち着きたい時や心を安らげたい時には何をして過ごしますか?
エル:僕は呼吸をして心を落ち着かせます。息を吸って、吐くということ。これは以前、あるドキュメンタリー映画の撮影でフリーダイビングに挑戦した時に、水中で呼吸を長く維持する方法として学んだことなんですが、5秒間息を吸って5秒間で吐いて、そのまま息を止めるということを2~3分から、長い時には5分まで続けていると、心がとても落ち着いたんです。僕は、これが実生活の中でもとても役に立つ呼吸法だと思ったので、よく活用しています。
――デビューから今までを振り返って、最も記憶に残っている瞬間はいつですか?
エル:正直に言うと、今までの記憶がとても断片的にしか残っていないので、毎回最も記憶に残る瞬間が変わる気がします。でも、今、思い出した時に、最も記憶に残る瞬間というのは、最近撮影を終えたドラマ「暗行御史」の最後の撮影が最も記憶に残っています。実際の撮影が約5ヶ月だったんですが、準備期間なども含めると10~11ヶ月くらいの期間、体を鍛えたり、寒い中で撮影に臨んだり、アクションシーンに挑戦するなど、とても苦労した瞬間が頭をよぎるので、ドラマ「暗行御史」の最後の撮影の瞬間が最も記憶に残っています。
――日本活動の中で最も記憶に残っていることはありますか?
エル:日本の活動の中では、日本のファンの皆さんとファンミーティングなどでハイタッチをした記憶が一番残っています。皆さんパネルを手に持って、胸元には名札も付けていて。パネルに書かれた言葉や名前を呼んだ時に、とても喜んでくれたので、その場面が最も記憶に残っています。
――日本でのオフの時間やプライベートでの思い出、もう一度行きたい場所などあれば教えて下さい。
エル:僕は日本でスケジュールが終わってオフの時間があると、カフェに行って何もしないで過ごすのが好きです。ただ僕が見て「いいな」と感じた街の空間で、何もせずに時間を過ごすのが好きです。人々が何をしているのか見ることも好きですし……。また、僕が訪れた時には毎回、日本特有の空気感というものがありました。秋の香りのような……。そのようなものが思い出として残っています。コーヒーを飲みながら、美味しいケーキなどを食べて、そんな感じでプライベートの時間を過ごしていましたね。もう1度行きたい場所は……。何処か1ヶ所に行きたいというよりも、その時その時の気分や状況によって行きたい場所が変わる気がします。敢えて言うとしたら、日本に行きたいですね(笑)。
――海兵隊への入隊が決まって先輩や周りの人からアドバイスはありましたか?
エル:軍隊に関して誰からもアドバイスや連絡をもらったことがないので、つい昨日の夜、軍隊に関して準備するものや必需品などをコミュニティサイトで調べてみました。今の気分としては、思ったよりもとても淡々としているので一人で軍入隊に向けた準備を進めています。
――軍入隊、そして1年6ヶ月という空白期間について、不安や心配はありますか?
エル:心配していないと言えば嘘ですが、空白期間は不安ではないです。だからこそ、今のうちにたくさん仕事をして、入隊後にはできないだろうと思うことに挑戦しています。また逆に、軍隊でも学ぶことがたくさんあるだろうと思っているし、活動中は1人で心を休めたり、ゆっくりと考えを整理する機会がなかったので、軍隊に入隊することで内面的に成長できるのではないか思っています。除隊後にはより良い姿を皆さんにお見せできるだろうと考えています。
――韓国では30歳を迎えましたが、20代から変わったことはありますか? また、この先楽しみに感じていることはありますか?
エル:30歳を迎えて楽しみに感じているのは、先ほど話したように、今までよりも成熟した姿をお見せできるということです。20代から変わったことは……正直に、まだ感じられていないです。30歳になったばかりでもあるので。僕は、歳をとることについてあまり深く考えていないです。歳をとることは、人間として豊かになっていくことで、特にそれ以上に深い意味を持っていないと思います。キム・ミョンスという人間の、フレーズが大きくなっていくことではないでしょうか。
――「歌手エル」として、「俳優キム・ミョンス」として、どのように記憶されたいですか?
エル:徐々に大人っぽく成長していく姿を見せられる人間として記憶されたいです。
――歌手・俳優としても活躍してきましたが、エルさんにとってターニングポイントになったと思う曲や作品はありますか?
エル:すべての作品からそれぞれ新しく感じることがあるので、僕にとってのターニングポイントとなった特定の作品や曲があるわけではないです。なので、すべての作品や曲がターニングポイントになっている気がします。
――2月20日にはオンラインファンミーティングがありますが、どのような時間を過ごしたいですか?
エル:今回のオンラインファンミーティングに向けて本当にたくさんの準備を行いました。写真を撮ったり、歌を準備したり、ファンミーティングで行うコンテンツに関してもスタッフの皆さんと意見を出し合いながら準備を進めました。2月20日のオンラインファンミーティングが軍入隊前の最後のスケジュールなので、そのような意味でも期待感が大きく、とてもドキドキしました。このファンミーティングの後はすぐに入隊するので、特に何もせず、入隊の準備を行うと思います。
――入隊まであと少しですが、今一番ファンに伝えたいことは?
エル:いつも健康に、そして幸せで元気に過ごして欲しいです!
――最後に日本ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
エル:Kstyleをご覧の皆さん、次回、ご挨拶できるのがかなり先になってしまうと思います。最近は新型コロナウイルスの感染拡大により、辛い日々をお過ごしでしょうが、いつも健康には気をつけて幸せいっぱいの日々を過ごして欲しいです。2021年は、健康で温かい1年にしてください! 以上、キム・ミョンスでした。
――軍入隊が近づいていますが、最近はどのように過ごしていますか?
エル:最近、僕は……普通だと軍入隊を控えていたら、一人で美味しい食べ物を食べたり、知人に会ったりする人が多いと聞きましたが、僕は仕事を頑張っています。雑誌のインタビューやナレーション参加など……。たくさんのことを準備しています。そんなことをしながら、日々を送っています。
――デビュー11周年を迎え、初のソロアルバム「Memory」を発売しました。今回のアルバムはファンに贈るプレゼントだと聞きましたが、どんな心境で準備しましたか?
エル:どんな心境というよりも、ただ、何というか……。僕の歌をお聞かせしたかったです。何か大きな意味が込められている訳ではないです。現在、僕は歌手としても活動しているので、軍隊に入る前に、皆さんの記憶に残るような曲をプレゼントしたいと思い、今回の新曲を準備しました。
――新曲「Memory」の歌詞で「本当に多くのことが恋しくなる / 目を閉じて / 少し、少しだけ / 僕は旅するように」という部分が、軍入隊を直前に控えている今、とても印象的に感じました。どんな気持ちが込められているのでしょうか?
エル:この歌詞は僕が書いている訳ではないので……(笑)。どんな歌詞も、とても包括的な意味が込められ、人の考え方次第でその意味のとらえ方が変わってきます。人それぞれが置かれている状況が異なるので、そこで感じられることをこの歌詞に当てはめることで、様々な解釈がされるんだろうと思っています。もちろん、軍入隊に関することをそのような歌詞で描くこともできるでしょうが、その歌詞以外にも「記憶と記憶の間で」「季節と季節の間で」など、とてもおぼろげな雰囲気の歌詞がとても多いです。初めて聴いたときよりも、2度目、3度目に聴いた時に、また異なる雰囲気が感じられるのがこの曲の特徴ですので、全体的にとても多くの意味が込められていると思います。なので皆さんには、それぞれの状況に応じて異なる捉え方で楽しんで聴いていただきたいです。
――韓国でのインタビューで「いつも歌いたかったし、良い歌を聴いてもらいたかった」と話されていましたが、エルさんにとって歌うこととはどんなことですか?
エル:現在は歌手として活動しつつ、俳優としても活躍していますが、実際に僕は歌うことがとても好きです。僕が好きなジャンルでも、新しいジャンルでもいいので、除隊後にも引き続きアルバムを出したいという思いが強いです。なので、今後も歌手としての活動やそれに関連した活動を続けていくだろうと思っています。
――今回の「Memory」のMVは、森や海の美しい風景の中で撮影されています。撮影時のエピソードがあれば教えてください。
エル:エピソードとしては、撮影時期が年末ごろで、ドラマの撮影の合間に江陵(カンヌン)に行って撮影をしたのですが、この時期はもともと気温も氷点下まで落ちるし、海辺だと風も吹き荒れることが多いのでとても寒いのですが、その日はすごく天気が良かったんです。僕は撮影がある時、毎回、とても天気が良い気がします。当時も気温が6度で秋のような天気でした。もちろん寒かったのですが、あまり苦労せずに撮影できた気がします。美味しい食べ物も買ってきて食べたりもしたので……。なので、今回のMV撮影はとても良い思い出として記憶に残っています。
――「Memory」は、心をなだめるようなメロディで、聴いていると安らかな気持ちになれる曲です。エルさんは、落ち着きたい時や心を安らげたい時には何をして過ごしますか?
エル:僕は呼吸をして心を落ち着かせます。息を吸って、吐くということ。これは以前、あるドキュメンタリー映画の撮影でフリーダイビングに挑戦した時に、水中で呼吸を長く維持する方法として学んだことなんですが、5秒間息を吸って5秒間で吐いて、そのまま息を止めるということを2~3分から、長い時には5分まで続けていると、心がとても落ち着いたんです。僕は、これが実生活の中でもとても役に立つ呼吸法だと思ったので、よく活用しています。
――デビューから今までを振り返って、最も記憶に残っている瞬間はいつですか?
エル:正直に言うと、今までの記憶がとても断片的にしか残っていないので、毎回最も記憶に残る瞬間が変わる気がします。でも、今、思い出した時に、最も記憶に残る瞬間というのは、最近撮影を終えたドラマ「暗行御史」の最後の撮影が最も記憶に残っています。実際の撮影が約5ヶ月だったんですが、準備期間なども含めると10~11ヶ月くらいの期間、体を鍛えたり、寒い中で撮影に臨んだり、アクションシーンに挑戦するなど、とても苦労した瞬間が頭をよぎるので、ドラマ「暗行御史」の最後の撮影の瞬間が最も記憶に残っています。
――日本活動の中で最も記憶に残っていることはありますか?
エル:日本の活動の中では、日本のファンの皆さんとファンミーティングなどでハイタッチをした記憶が一番残っています。皆さんパネルを手に持って、胸元には名札も付けていて。パネルに書かれた言葉や名前を呼んだ時に、とても喜んでくれたので、その場面が最も記憶に残っています。
――日本でのオフの時間やプライベートでの思い出、もう一度行きたい場所などあれば教えて下さい。
エル:僕は日本でスケジュールが終わってオフの時間があると、カフェに行って何もしないで過ごすのが好きです。ただ僕が見て「いいな」と感じた街の空間で、何もせずに時間を過ごすのが好きです。人々が何をしているのか見ることも好きですし……。また、僕が訪れた時には毎回、日本特有の空気感というものがありました。秋の香りのような……。そのようなものが思い出として残っています。コーヒーを飲みながら、美味しいケーキなどを食べて、そんな感じでプライベートの時間を過ごしていましたね。もう1度行きたい場所は……。何処か1ヶ所に行きたいというよりも、その時その時の気分や状況によって行きたい場所が変わる気がします。敢えて言うとしたら、日本に行きたいですね(笑)。
――海兵隊への入隊が決まって先輩や周りの人からアドバイスはありましたか?
エル:軍隊に関して誰からもアドバイスや連絡をもらったことがないので、つい昨日の夜、軍隊に関して準備するものや必需品などをコミュニティサイトで調べてみました。今の気分としては、思ったよりもとても淡々としているので一人で軍入隊に向けた準備を進めています。
――軍入隊、そして1年6ヶ月という空白期間について、不安や心配はありますか?
エル:心配していないと言えば嘘ですが、空白期間は不安ではないです。だからこそ、今のうちにたくさん仕事をして、入隊後にはできないだろうと思うことに挑戦しています。また逆に、軍隊でも学ぶことがたくさんあるだろうと思っているし、活動中は1人で心を休めたり、ゆっくりと考えを整理する機会がなかったので、軍隊に入隊することで内面的に成長できるのではないか思っています。除隊後にはより良い姿を皆さんにお見せできるだろうと考えています。
――韓国では30歳を迎えましたが、20代から変わったことはありますか? また、この先楽しみに感じていることはありますか?
エル:30歳を迎えて楽しみに感じているのは、先ほど話したように、今までよりも成熟した姿をお見せできるということです。20代から変わったことは……正直に、まだ感じられていないです。30歳になったばかりでもあるので。僕は、歳をとることについてあまり深く考えていないです。歳をとることは、人間として豊かになっていくことで、特にそれ以上に深い意味を持っていないと思います。キム・ミョンスという人間の、フレーズが大きくなっていくことではないでしょうか。
――「歌手エル」として、「俳優キム・ミョンス」として、どのように記憶されたいですか?
エル:徐々に大人っぽく成長していく姿を見せられる人間として記憶されたいです。
――歌手・俳優としても活躍してきましたが、エルさんにとってターニングポイントになったと思う曲や作品はありますか?
エル:すべての作品からそれぞれ新しく感じることがあるので、僕にとってのターニングポイントとなった特定の作品や曲があるわけではないです。なので、すべての作品や曲がターニングポイントになっている気がします。
――2月20日にはオンラインファンミーティングがありますが、どのような時間を過ごしたいですか?
エル:今回のオンラインファンミーティングに向けて本当にたくさんの準備を行いました。写真を撮ったり、歌を準備したり、ファンミーティングで行うコンテンツに関してもスタッフの皆さんと意見を出し合いながら準備を進めました。2月20日のオンラインファンミーティングが軍入隊前の最後のスケジュールなので、そのような意味でも期待感が大きく、とてもドキドキしました。このファンミーティングの後はすぐに入隊するので、特に何もせず、入隊の準備を行うと思います。
――入隊まであと少しですが、今一番ファンに伝えたいことは?
エル:いつも健康に、そして幸せで元気に過ごして欲しいです!
――最後に日本ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
エル:Kstyleをご覧の皆さん、次回、ご挨拶できるのがかなり先になってしまうと思います。最近は新型コロナウイルスの感染拡大により、辛い日々をお過ごしでしょうが、いつも健康には気をつけて幸せいっぱいの日々を過ごして欲しいです。2021年は、健康で温かい1年にしてください! 以上、キム・ミョンスでした。
乾電池・リチウム一次電池
廃棄方法
●それぞれの電池の端子部分にテープを貼り絶縁して捨ててください。
✅端子「たんし」
✅絶縁「ぜつえん」
●市町村によってごみの捨て方が異なりますので、その指示に従ってください。
電池の端子は金属製であり、特にコイン形リチウム一次電池はほぼ全面が金属です。
他の金属や電池と触れると、ショート(短絡)し、発熱・発火・破裂などの事故を起こす恐れがあります。
電池はショート(短絡)させない
電池をネックレスやヘアピン、コイン、鍵などの金属製品と一緒に持ち運んだり保管しないでください。金属は電気を流すため、電池のプラス極とマイナス極に鍵などの金属がふれるとショートして大きな電流が流れ、発熱、破裂、発火する場合があります。また、ボタン電池が9V形電池のプラス、マイナス端子部に挟まりショートすると、電池が充電または過放電され破裂や発火するなどして危険です。
乾電池やリチウム一次電池は充電しない
乾電池やリチウム一次電池は充電できません。充電すると液もれ、発熱、破裂、発火につながり危険です。
電池や電池パックは分解、改造はしない
電池や電池パックを分解すると内容物で化学やけどを負ったり、破裂し発火する場合があり危険です。また改造すると危険を防ぐ機能が損なわれ、破裂、発熱、発火する原因となります。
電池は火中に投入しない
電池を火中に投入すると、破裂や発火し非常に危険です。また、電池を加熱すると、液もれ、破裂、発火などが起こる場合があり危険です。
リサイクルの現状
2009年の使用済みのリチウム一次電池を含む乾電池は、年間約4万9000トン※と推定されており、殆どが一般廃棄物として自治体によって回収・処理されています。この内、自治体で乾電池を分別されている場合は、野村興産(株)等で処理・リサイクルされています。その他の分別されていないものは自治体で、主として不燃ゴミとして安全に処分されています。
現在、国内で市販されている乾電池の使用済み品は、環境に大きな影響を与えるものではありません。環境への影響が心配されていた水銀は、国内では、マンガン乾電池が1991年、アルカリ乾電池は1992年から使用されていません(水銀0使用)。近年、資源有効利用の視点から乾電池の使用材料を有効に活用するための処理方法が、主要各国で研究されていますが、環境負荷、資源有効利用、エネルギー消費量、経済性など、総合的な視点で見て合理的な処理方法はまだ確立されておりません。このため電池工業会では新しい処理技術について情報を集めて検討すると共に、世界各国に建設された日本の電池メーカーの海外工場を中心として世界に水銀0使用の乾電池生産を広めるなどの努力を続けています。
※電池工業会会員調べ。会員外輸入は含まれておりません。
電池のリサイクルに対する考え方
1)「(1)環境に対して健全で、(2)資源の再利用が有効に実施でき、(3)その利点 がコストに釣り合う」という場合において支持できるものと考えています。
2)リサイクルを実施する場合は、これらの点に関するアセスメント(事前評価)が実施され、明らかにされる必要があります。
3)乾電池は、水銀を使用していない場合、現在の技術においては全てを回収・リサイクルすることは適切ではないと考えています。これは、次の日欧米三極電池専門家会議の公式見解と基本的に同じ考え方であります。
使用済み乾電池の取り扱いに関する日欧米三極電池専門家会議の公式見解
三極グループは、消費者使用後の一次電池の健全な環境管理を唱道し、次の原則を支持しております。
・アルカリ乾電池およびマンガン乾電池は、通常の使用と処分を通じ環境に大きな脅威をおよぼすことはなく、一般ゴミとして安全に処分することができる。
・円筒形の標準的なアルカリ乾電池およびマンガン乾電池への水銀添加は、世界の全ての地域で禁止されるべきである。
・家庭用乾電池の回収およびリサイクルの義務付けは、廃棄物の流れから有害物質を除去するという観点から見れば不要である。ただし、天然資源を保護するために、三極グループは、電池のリサイクルが環境に対して健全で、安全な形で実施でき、かつ、その利点が少なくともコストに釣り合うのであれば、電池の自主的な回収を支持する。
・家庭用乾電池の回収は、リサイクルによって得られる環境保護上の利点よりもリサイクルによって発生する環境に対する有害な影響の方が大きい場合がある。回収プログラムは、第一に自治体によって実施されるべきであり、しかも、環境に対する影響が最小限に抑えられることがアセスメントによって明らかにされる場合に限るべきである。
・家庭用乾電池に対する回収・リサイクルの決定は、環境保護上の利点を、影響(たとえば、エネルギー消費量の増加)、関連コスト、適正なリサイクル方法の可能性と対比して慎重に検討した上で行なうべきである。
・電池業界は、家庭用乾電池の管理について最善の方策を実施するために、政府および他の公共団体と引き続き協力していく所存である。
乾電池埋め立て実験結果
廃棄された乾電池中の水銀による環境汚染が懸念されるようになったため、社団法人 電池工業会(当時は日本乾電池工業会)は福岡大学に委託して、1985年8月から埋め立処分された水銀を含む使用済み乾電池中の水銀、その他の成分の挙動について、継続的に調査研究を行ってきた。
その間に,1991年末までにはわが国の乾電池は水銀0使用を達成し,埋立て10年後の1995年、並びに15年後の2000年には、本研究の埋め立て実験槽群の一部を解体し、埋め立て10年、15年間における水銀や他の乾電池中に含まれる成分についての挙動、並びに収支等について調査研究を行ってきました。
その結果乾電池に含まれる金属の流出は殆どないことが確認されており、調査研究結果の詳細は報告書やビデオ録画テープに纏められ、貴重な研究結果として日欧米で活用されています。 https://t.cn/RJqepsh
廃棄方法
●それぞれの電池の端子部分にテープを貼り絶縁して捨ててください。
✅端子「たんし」
✅絶縁「ぜつえん」
●市町村によってごみの捨て方が異なりますので、その指示に従ってください。
電池の端子は金属製であり、特にコイン形リチウム一次電池はほぼ全面が金属です。
他の金属や電池と触れると、ショート(短絡)し、発熱・発火・破裂などの事故を起こす恐れがあります。
電池はショート(短絡)させない
電池をネックレスやヘアピン、コイン、鍵などの金属製品と一緒に持ち運んだり保管しないでください。金属は電気を流すため、電池のプラス極とマイナス極に鍵などの金属がふれるとショートして大きな電流が流れ、発熱、破裂、発火する場合があります。また、ボタン電池が9V形電池のプラス、マイナス端子部に挟まりショートすると、電池が充電または過放電され破裂や発火するなどして危険です。
乾電池やリチウム一次電池は充電しない
乾電池やリチウム一次電池は充電できません。充電すると液もれ、発熱、破裂、発火につながり危険です。
電池や電池パックは分解、改造はしない
電池や電池パックを分解すると内容物で化学やけどを負ったり、破裂し発火する場合があり危険です。また改造すると危険を防ぐ機能が損なわれ、破裂、発熱、発火する原因となります。
電池は火中に投入しない
電池を火中に投入すると、破裂や発火し非常に危険です。また、電池を加熱すると、液もれ、破裂、発火などが起こる場合があり危険です。
リサイクルの現状
2009年の使用済みのリチウム一次電池を含む乾電池は、年間約4万9000トン※と推定されており、殆どが一般廃棄物として自治体によって回収・処理されています。この内、自治体で乾電池を分別されている場合は、野村興産(株)等で処理・リサイクルされています。その他の分別されていないものは自治体で、主として不燃ゴミとして安全に処分されています。
現在、国内で市販されている乾電池の使用済み品は、環境に大きな影響を与えるものではありません。環境への影響が心配されていた水銀は、国内では、マンガン乾電池が1991年、アルカリ乾電池は1992年から使用されていません(水銀0使用)。近年、資源有効利用の視点から乾電池の使用材料を有効に活用するための処理方法が、主要各国で研究されていますが、環境負荷、資源有効利用、エネルギー消費量、経済性など、総合的な視点で見て合理的な処理方法はまだ確立されておりません。このため電池工業会では新しい処理技術について情報を集めて検討すると共に、世界各国に建設された日本の電池メーカーの海外工場を中心として世界に水銀0使用の乾電池生産を広めるなどの努力を続けています。
※電池工業会会員調べ。会員外輸入は含まれておりません。
電池のリサイクルに対する考え方
1)「(1)環境に対して健全で、(2)資源の再利用が有効に実施でき、(3)その利点 がコストに釣り合う」という場合において支持できるものと考えています。
2)リサイクルを実施する場合は、これらの点に関するアセスメント(事前評価)が実施され、明らかにされる必要があります。
3)乾電池は、水銀を使用していない場合、現在の技術においては全てを回収・リサイクルすることは適切ではないと考えています。これは、次の日欧米三極電池専門家会議の公式見解と基本的に同じ考え方であります。
使用済み乾電池の取り扱いに関する日欧米三極電池専門家会議の公式見解
三極グループは、消費者使用後の一次電池の健全な環境管理を唱道し、次の原則を支持しております。
・アルカリ乾電池およびマンガン乾電池は、通常の使用と処分を通じ環境に大きな脅威をおよぼすことはなく、一般ゴミとして安全に処分することができる。
・円筒形の標準的なアルカリ乾電池およびマンガン乾電池への水銀添加は、世界の全ての地域で禁止されるべきである。
・家庭用乾電池の回収およびリサイクルの義務付けは、廃棄物の流れから有害物質を除去するという観点から見れば不要である。ただし、天然資源を保護するために、三極グループは、電池のリサイクルが環境に対して健全で、安全な形で実施でき、かつ、その利点が少なくともコストに釣り合うのであれば、電池の自主的な回収を支持する。
・家庭用乾電池の回収は、リサイクルによって得られる環境保護上の利点よりもリサイクルによって発生する環境に対する有害な影響の方が大きい場合がある。回収プログラムは、第一に自治体によって実施されるべきであり、しかも、環境に対する影響が最小限に抑えられることがアセスメントによって明らかにされる場合に限るべきである。
・家庭用乾電池に対する回収・リサイクルの決定は、環境保護上の利点を、影響(たとえば、エネルギー消費量の増加)、関連コスト、適正なリサイクル方法の可能性と対比して慎重に検討した上で行なうべきである。
・電池業界は、家庭用乾電池の管理について最善の方策を実施するために、政府および他の公共団体と引き続き協力していく所存である。
乾電池埋め立て実験結果
廃棄された乾電池中の水銀による環境汚染が懸念されるようになったため、社団法人 電池工業会(当時は日本乾電池工業会)は福岡大学に委託して、1985年8月から埋め立処分された水銀を含む使用済み乾電池中の水銀、その他の成分の挙動について、継続的に調査研究を行ってきた。
その間に,1991年末までにはわが国の乾電池は水銀0使用を達成し,埋立て10年後の1995年、並びに15年後の2000年には、本研究の埋め立て実験槽群の一部を解体し、埋め立て10年、15年間における水銀や他の乾電池中に含まれる成分についての挙動、並びに収支等について調査研究を行ってきました。
その結果乾電池に含まれる金属の流出は殆どないことが確認されており、調査研究結果の詳細は報告書やビデオ録画テープに纏められ、貴重な研究結果として日欧米で活用されています。 https://t.cn/RJqepsh
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