相手の中に映る「予想外の自分」を
どう受け入れるか
大切な人が自分の思っていた姿と異なる面を持っていた時、また、相手から見えている自分が予想外の姿だった時、そのギャップに戸惑ってしまい、どう対応してよいか迷ってしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
家族、友人、仕事相手、恋人。私たちは、それぞれの関係性の中で、いくつもの異なる顔を持っています。映画『影裏』(2月14日公開)は、そんな人の多面性や、誰もが持っている「影」の部分やそのまた「裏」の姿を描いた作品です。今作で松田龍平さんは、主人公が見知らぬ土地で心を許したただ一人の友人でありながら、ある日突然姿を消してしまう、ミステリアスで謎の多い男・日浅を演じました。
松田さんは、「自分が思う」自分の姿と、「相手から見えている」自分の姿にギャップを感じた時、そのギャップを埋めたり否定したりするのではなく、「それをどう受け入れるか」を考えるのだそうです。ひとつのことに固執せず、流れに身を任せるという松田さんの言葉からは、どんな作品にでも自然体で佇むことのできる、その理由が見えてきました。
自分にも相手にも固執しないことで、
その先にある可能性を見つける
——『影裏』での第2回海南島国際映画祭ベストアクター(最優秀俳優賞)受賞おめでとうございます! 綾野剛さん、大友啓史監督と出席されていましたが、現地の雰囲気はいかがでしたか?
松田 観客の皆様が温かく迎え入れてくれましたね。会場には5000人近くの方が集まっていたと聞いていますが、その熱気も感じました。
——受賞が発表された時、驚いてキョトンとされていたように感じました。
松田 そうですね、セレモニーを観ていて、つい自分もいち観客のような気分になってしまっていたので、本当に驚きました。
——いろんな意味でびっくりされたと(笑)。
松田 まさか自分が賞をいただけるとは思ってもいなかったので。
——受賞スピーチでは「何の言葉も用意していなくて」とおっしゃっていました。
松田 そうですね、今思い返しても、あの時は驚いていて余裕がなかったですね。
——映画祭で、一緒に登壇された綾野剛さんは「龍平君との時間が長かったので彼との時間をすごく大切にしました」とおっしゃっていましたね。綾野さんが演じた主人公・今野と日浅の関係性が、盛岡の自然に重ねられながら描かれた今作で何度も登場する“釣りのシーン”は、二人が関係を深めていく場面として印象深かったです。
松田 最初に台本を読んだ時、釣りが上手いという設定なんですが、これまでまともに魚を触ったこともなかったので、「大丈夫かな」とまず思いました(笑)。
——(笑)。
松田 でも、その釣りのシーンが、日浅と今野の感情が行き交う大切なシーンでもあったので、撮影前に実際に盛岡に行って渓流釣りのレッスンを受けたんです。
——今作では「川」や「雨」など、“水”が重要なモチーフとなっています。日浅の行動と、水の変容が並行して進んでいきましたが、それは松田さんの演技に触発された表現だと大友さんがおっしゃっていました。
松田 この映画の中で僕が演じた日浅というキャラクターは、今野から見えている側面と、家族や同僚など他の視点から語られる側面と、様々な目線から描かれているんですよね。いろんな人の目線から語られる人って実態がつかめないじゃないですか。かといって、自分で「ミステリアスだ」と意識して演じるのもおかしいし。
だから、今野を演じる綾野君と、会話をキャッチボールしていく中で見えてくる日浅を大事にしていました。始めは戸惑いもありましたけど。
——映画祭で綾野さんは、「まずは演じるというよりもその人物を生きるという感覚が強いです。映画の中でちゃんと生活するということを心掛けました」ともおっしゃっていましたが、松田さんもご自身の感覚を大切にされていたと。
松田 シーンを積み重ねていくことで、つかんでいくことが多かったかもしれないです。そうやって現場で感じたことから、役の可能性を広げていくのが楽しかったですね。
こうやって色々話していたら、結構楽しんで演じていたことを思い出しました(笑)。
——楽しかったんですね(笑)。
松田 大友監督は、セリフが終わってもカットをかけずに撮り続けることが多かったんですが、それも楽しかったです。
——大友監督は松田さんについて、「一人の等身大の人物として、日浅の足を地につけさせようとする姿に刺激を受けた」と現場での印象を語っています。
松田 日浅に限らず、人って誰しもいろんな側面を持っているんじゃないかなと思っていました。自分が思う自分自身と、人から見えている自分の姿って違うこともあるじゃないですか。それは家族だったり親友だったりと、相手との関係性によっても変わるし、そういう、人から見えている自分の姿を知ることで、「自分ってこういう人間なんだな」と形作られていく。
今回の『影裏』というタイトルにもあるように、人は誰でもそういう多面性を持っていると思うんです。だから、日浅も普通に生きているだけで、彼だけが何か特別なわけではないと捉えていました。
——松田さんも、自分が思う自身の姿と、人から見えている印象にギャップを感じることはありますか?
松田 「自分ではそんなつもりじゃなかったのに、そんな風に捉えられていたんだ」と、後から思うことはありますね。
——そういう時は、そのギャップを埋めようとしますか?
松田 ネガティブに受け止められていたら、誤解をときたいとは思いますね。 でも、相手の中にある自分の姿、というのはコントロールできないことだと僕は思うので、ある程度は仕方ないと割り切っています。それよりも、相手が見ている「自分」をどう受け入れるのか、ということじゃないかなって。
——今作の中でも、日浅が、今野の中に映っていた予想外の自分の姿に、戸惑う場面がありますよね。
松田 そうですね。日浅は「え、お前そんな風に俺のこと見てたの?」という驚きがあって一度は拒絶するんですが、その後、二人で夜釣りに行くキャンプの焚き火のシーンで、日浅は今野が見ていた「予想外の自分の姿」を、少し受け入れようとしたんじゃないかと思って演じていました。
——ネタバレになるので詳しくは語れませんが、今野が見ていた「予想外の自分の姿」を日浅が受け入れるということは、相当柔軟に「他人の自分像」を受け入れないといけない気がします。
松田 僕自身も人が自分に対してどう思っているかということをコントロールしたいというよりは、そこに対してどう対応していくか、ということを考える方かもしれません。そういう意味では、日浅の人との付き合い方に似ているかもしれないですね。
「心が動く瞬間」を逃さないように
——綾野さんと松田さん演じる今野と日浅は、釣りをしたりお酒を酌み交わしたりすることで意気投合していきますが、松田さん自身は、どういう時間を重ねると人と距離が縮まっていきますか?
松田 食事を一緒にしたからとか、長い時間話したからとか、特にこれというきっかけはないかもしれないですね。一緒に過ごして楽しかったとは思うけど、一生の友だちになれるかどうかはまた別というか。
そういう意味では、僕は人との付き合いも、自分で選んでいるようで選んでいない、わりと流れに身を任せるようなところがあって。
——日浅は、あれだけ同じ時間を共にした今野の元も、あっさり去ってしまいますよね。その行動も、共感できる部分はありますか?
松田 ひとつのことに固執しない感じは、僕もわかります。きっと日浅は、自分が当たり障りなく誰とでも付き合える性格だから、物静かで内向的な今野に対して、興味を持ったと思うんです。どんな奴か知りたい、と思ったんでしょうね。
でもそれで仲良くなっても、その後、他に優先することや心の動くことがあったら、流れに身を任せていくのかなと。自分の興味主体で、正直に生きているのが日浅なのかなと思います。
——松田さんが固執しないというのは、人間関係でもお仕事の中でも同じでしょうか?
松田 ひとつの考えに固執しないことが多いですね。映画の現場も、今回は役のイメージをあまり固めずに撮影に行ったんですが、作品によってはもっと作り込んでいくこともあります。
こだわりとか固執することで、大事な瞬間を逃すんじゃないかなという気がしていて。自分の気持ちが動いた時にちゃんと行動できるような人間でいたい、と思います。それは仕事でも、普段の人付き合いでも、同じですね。
——お忙しいと思うのですが、映画館には最近行かれていますか?
松田 そうですね、最近だと『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)を観に行きましたね。
——1969年のハリウッドを舞台に、かつて西部劇のスターであった落ち目の俳優と、彼の付き人の専属スタントマン、二人の姿を描いた作品ですね。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作としても、話題になりました。
松田 役者としての生き様を見せつけられました。自分に重ねるつもりはなくても、仕事柄、おのずと重ねて観てしまいますよね。
どう受け入れるか
大切な人が自分の思っていた姿と異なる面を持っていた時、また、相手から見えている自分が予想外の姿だった時、そのギャップに戸惑ってしまい、どう対応してよいか迷ってしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
家族、友人、仕事相手、恋人。私たちは、それぞれの関係性の中で、いくつもの異なる顔を持っています。映画『影裏』(2月14日公開)は、そんな人の多面性や、誰もが持っている「影」の部分やそのまた「裏」の姿を描いた作品です。今作で松田龍平さんは、主人公が見知らぬ土地で心を許したただ一人の友人でありながら、ある日突然姿を消してしまう、ミステリアスで謎の多い男・日浅を演じました。
松田さんは、「自分が思う」自分の姿と、「相手から見えている」自分の姿にギャップを感じた時、そのギャップを埋めたり否定したりするのではなく、「それをどう受け入れるか」を考えるのだそうです。ひとつのことに固執せず、流れに身を任せるという松田さんの言葉からは、どんな作品にでも自然体で佇むことのできる、その理由が見えてきました。
自分にも相手にも固執しないことで、
その先にある可能性を見つける
——『影裏』での第2回海南島国際映画祭ベストアクター(最優秀俳優賞)受賞おめでとうございます! 綾野剛さん、大友啓史監督と出席されていましたが、現地の雰囲気はいかがでしたか?
松田 観客の皆様が温かく迎え入れてくれましたね。会場には5000人近くの方が集まっていたと聞いていますが、その熱気も感じました。
——受賞が発表された時、驚いてキョトンとされていたように感じました。
松田 そうですね、セレモニーを観ていて、つい自分もいち観客のような気分になってしまっていたので、本当に驚きました。
——いろんな意味でびっくりされたと(笑)。
松田 まさか自分が賞をいただけるとは思ってもいなかったので。
——受賞スピーチでは「何の言葉も用意していなくて」とおっしゃっていました。
松田 そうですね、今思い返しても、あの時は驚いていて余裕がなかったですね。
——映画祭で、一緒に登壇された綾野剛さんは「龍平君との時間が長かったので彼との時間をすごく大切にしました」とおっしゃっていましたね。綾野さんが演じた主人公・今野と日浅の関係性が、盛岡の自然に重ねられながら描かれた今作で何度も登場する“釣りのシーン”は、二人が関係を深めていく場面として印象深かったです。
松田 最初に台本を読んだ時、釣りが上手いという設定なんですが、これまでまともに魚を触ったこともなかったので、「大丈夫かな」とまず思いました(笑)。
——(笑)。
松田 でも、その釣りのシーンが、日浅と今野の感情が行き交う大切なシーンでもあったので、撮影前に実際に盛岡に行って渓流釣りのレッスンを受けたんです。
——今作では「川」や「雨」など、“水”が重要なモチーフとなっています。日浅の行動と、水の変容が並行して進んでいきましたが、それは松田さんの演技に触発された表現だと大友さんがおっしゃっていました。
松田 この映画の中で僕が演じた日浅というキャラクターは、今野から見えている側面と、家族や同僚など他の視点から語られる側面と、様々な目線から描かれているんですよね。いろんな人の目線から語られる人って実態がつかめないじゃないですか。かといって、自分で「ミステリアスだ」と意識して演じるのもおかしいし。
だから、今野を演じる綾野君と、会話をキャッチボールしていく中で見えてくる日浅を大事にしていました。始めは戸惑いもありましたけど。
——映画祭で綾野さんは、「まずは演じるというよりもその人物を生きるという感覚が強いです。映画の中でちゃんと生活するということを心掛けました」ともおっしゃっていましたが、松田さんもご自身の感覚を大切にされていたと。
松田 シーンを積み重ねていくことで、つかんでいくことが多かったかもしれないです。そうやって現場で感じたことから、役の可能性を広げていくのが楽しかったですね。
こうやって色々話していたら、結構楽しんで演じていたことを思い出しました(笑)。
——楽しかったんですね(笑)。
松田 大友監督は、セリフが終わってもカットをかけずに撮り続けることが多かったんですが、それも楽しかったです。
——大友監督は松田さんについて、「一人の等身大の人物として、日浅の足を地につけさせようとする姿に刺激を受けた」と現場での印象を語っています。
松田 日浅に限らず、人って誰しもいろんな側面を持っているんじゃないかなと思っていました。自分が思う自分自身と、人から見えている自分の姿って違うこともあるじゃないですか。それは家族だったり親友だったりと、相手との関係性によっても変わるし、そういう、人から見えている自分の姿を知ることで、「自分ってこういう人間なんだな」と形作られていく。
今回の『影裏』というタイトルにもあるように、人は誰でもそういう多面性を持っていると思うんです。だから、日浅も普通に生きているだけで、彼だけが何か特別なわけではないと捉えていました。
——松田さんも、自分が思う自身の姿と、人から見えている印象にギャップを感じることはありますか?
松田 「自分ではそんなつもりじゃなかったのに、そんな風に捉えられていたんだ」と、後から思うことはありますね。
——そういう時は、そのギャップを埋めようとしますか?
松田 ネガティブに受け止められていたら、誤解をときたいとは思いますね。 でも、相手の中にある自分の姿、というのはコントロールできないことだと僕は思うので、ある程度は仕方ないと割り切っています。それよりも、相手が見ている「自分」をどう受け入れるのか、ということじゃないかなって。
——今作の中でも、日浅が、今野の中に映っていた予想外の自分の姿に、戸惑う場面がありますよね。
松田 そうですね。日浅は「え、お前そんな風に俺のこと見てたの?」という驚きがあって一度は拒絶するんですが、その後、二人で夜釣りに行くキャンプの焚き火のシーンで、日浅は今野が見ていた「予想外の自分の姿」を、少し受け入れようとしたんじゃないかと思って演じていました。
——ネタバレになるので詳しくは語れませんが、今野が見ていた「予想外の自分の姿」を日浅が受け入れるということは、相当柔軟に「他人の自分像」を受け入れないといけない気がします。
松田 僕自身も人が自分に対してどう思っているかということをコントロールしたいというよりは、そこに対してどう対応していくか、ということを考える方かもしれません。そういう意味では、日浅の人との付き合い方に似ているかもしれないですね。
「心が動く瞬間」を逃さないように
——綾野さんと松田さん演じる今野と日浅は、釣りをしたりお酒を酌み交わしたりすることで意気投合していきますが、松田さん自身は、どういう時間を重ねると人と距離が縮まっていきますか?
松田 食事を一緒にしたからとか、長い時間話したからとか、特にこれというきっかけはないかもしれないですね。一緒に過ごして楽しかったとは思うけど、一生の友だちになれるかどうかはまた別というか。
そういう意味では、僕は人との付き合いも、自分で選んでいるようで選んでいない、わりと流れに身を任せるようなところがあって。
——日浅は、あれだけ同じ時間を共にした今野の元も、あっさり去ってしまいますよね。その行動も、共感できる部分はありますか?
松田 ひとつのことに固執しない感じは、僕もわかります。きっと日浅は、自分が当たり障りなく誰とでも付き合える性格だから、物静かで内向的な今野に対して、興味を持ったと思うんです。どんな奴か知りたい、と思ったんでしょうね。
でもそれで仲良くなっても、その後、他に優先することや心の動くことがあったら、流れに身を任せていくのかなと。自分の興味主体で、正直に生きているのが日浅なのかなと思います。
——松田さんが固執しないというのは、人間関係でもお仕事の中でも同じでしょうか?
松田 ひとつの考えに固執しないことが多いですね。映画の現場も、今回は役のイメージをあまり固めずに撮影に行ったんですが、作品によってはもっと作り込んでいくこともあります。
こだわりとか固執することで、大事な瞬間を逃すんじゃないかなという気がしていて。自分の気持ちが動いた時にちゃんと行動できるような人間でいたい、と思います。それは仕事でも、普段の人付き合いでも、同じですね。
——お忙しいと思うのですが、映画館には最近行かれていますか?
松田 そうですね、最近だと『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)を観に行きましたね。
——1969年のハリウッドを舞台に、かつて西部劇のスターであった落ち目の俳優と、彼の付き人の専属スタントマン、二人の姿を描いた作品ですね。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作としても、話題になりました。
松田 役者としての生き様を見せつけられました。自分に重ねるつもりはなくても、仕事柄、おのずと重ねて観てしまいますよね。
为纪念电影《仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション》票房大卖而于1月7日在東京ユナイテッド・シネマ豊洲举行了舞台挨拶,有《仮面ライダーゼロワン》中的#高桥文哉[超话]# (飛電或人/仮面ライダーゼロワン役),#冈田龙太郎[超话]# (不破諫/仮面ライダーバルカン役),#鶴嶋乃愛# (イズ役),#井桁弘恵[超话]# (刃唯阿/仮面ライダーバルキリー役);《仮面ライダージオウ》中的#奥野壮[超话]# (常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ役),#押田岳[超话]# (明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ役),#大幡しえり# (ツクヨミ/仮面ライダーツクヨミ役)出席了活动[赞啊]
值得纪念的“令和仮面ライダー”系列的剧场版第一作于去年12月21日上映就票房大卖,更有观看了10次以上的粉丝。7人在谈话环节中还讲了拍摄中的故事,“ジオウ”队向今后继续拍摄电视剧版的“ゼロワン”队打气:“总之请一定注意健康”(奥野)令会场氛围热烈,还展示了写了2020年抱负的“書き初め”[给力]
值得纪念的“令和仮面ライダー”系列的剧场版第一作于去年12月21日上映就票房大卖,更有观看了10次以上的粉丝。7人在谈话环节中还讲了拍摄中的故事,“ジオウ”队向今后继续拍摄电视剧版的“ゼロワン”队打气:“总之请一定注意健康”(奥野)令会场氛围热烈,还展示了写了2020年抱负的“書き初め”[给力]
総額50億円のフォード&フェラーリを従え、光一がカーマニアぶりを発揮!
https://t.cn/AisJyYih
1月10日(金)に公開される映画『フォードvsフェラーリ』の公開記念イベントが6日、都内で開催され、同作のアンバサダーに就任したKinKi Kidsの堂本光一が出席した。
フォード10台、フェラーリ10台がズラッと並ぶ中、光一は“フォード GT40 マークⅡ”に乗って颯爽と登場。司会進行を務めた安東弘樹アナウンサーが「光一さんといえばフェラーリ好きとしても有名ですが、映画にも登場したこのGT40に乗車した感想は?」と質問。
すると、光一は「たまらなかったですね。今、安藤さんがおっしゃったように自分はフェラーリ好きなので申し訳ないと思いながら乗ってきたんですけど、でも、やっぱり無駄に(テンションが)上がります」と表情をゆるめつつ、「この空間がたまらない」と背後のフォード&フェラーリを見渡した。
長い芸歴ながら、光一がアンバサダーを務めるのは初めての経験。改めて就任の心境を問われると、「最初はちょっと不安があったんですけど、素晴らしい映画であることを確認させていただきましたし、今まで『車好き』と公言しながら芸能生活を送ってきてよかったなって思いました」。
続けて「それが仕事につながる。こんなオイシイ仕事をさせてもらっていいのかなって。今日もそうですが、この場所にいられることが幸せです」と感激していた。
作品を観た感想を尋ねられると、「お話をいただいた時に、その時代(1960年代後半)って、フォードがフェラーリをぶっ倒すストーリーだよなって不安になったんです」と当時の時代背景を鑑み、「でも、作品を観たらそんな不安は吹っ飛び、フォードのやり方、フェラーリのやり方を忠実にしっかりと描いていて、フェラーリ好きからしても楽しめる映画だった」と絶賛した。
また、劇中では2人の男性の友情も描かれており、光一は「エンジニアとレーサーの友情がとても素敵に描かれているんです。取っ組み合いのケンカをしても、そこにはお互い愛情がある」といい、「僕も2人組で活動してるんですが、これまで1回もケンカをしたことがないんです。だから、映画の中の2人のように取っ組み合いのケンカができるのも素敵だなと感じました」。
そんな光一の発言に、安藤アナが「今度、お2人で取っ組み合いをしてみますか?」とジョーク交じりに話をふると、光一は「それもいいかもしれないですね」と笑い飛ばした。
さらに、「不可能に思えることを絶対に実現させる」と熱い気持ちをもってチャレンジする登場人物にちなみ、これまで光一自身が似た経験をしたことがあるかという問いかけには「自分のやっている仕事というのは、ライブにしても舞台にしてもある意味、魔法の空間のような気がしている」とキッパリ。
そして、「これは僕の口癖でもあるんですけど、スタッフと打ち合わせをしている時に『言うのはタダだから言うけどさ』みたいな感じで話を進めることもあって、不可能を可能に変えていく。そんな作業が僕はすごく好きで、魔法の空間を作っていくような仕事に携われてすごく幸せ」と自身の仕事になぞらえて話した。
最後に光一は目前に迫った作品の公開に向け、「レースシーンなんかも迫力ある形で描かれておりますので、ぜひ大スクリーンで、そして、大音量でご覧いただいて、車っていいな、人間同士の友情について忘れていた感覚があるな、など思い起こしていただけたら」とアピールしていた。
『フォードvsフェラーリ』1月10日(金)全国ロードショー!
https://t.cn/AisJyYih
1月10日(金)に公開される映画『フォードvsフェラーリ』の公開記念イベントが6日、都内で開催され、同作のアンバサダーに就任したKinKi Kidsの堂本光一が出席した。
フォード10台、フェラーリ10台がズラッと並ぶ中、光一は“フォード GT40 マークⅡ”に乗って颯爽と登場。司会進行を務めた安東弘樹アナウンサーが「光一さんといえばフェラーリ好きとしても有名ですが、映画にも登場したこのGT40に乗車した感想は?」と質問。
すると、光一は「たまらなかったですね。今、安藤さんがおっしゃったように自分はフェラーリ好きなので申し訳ないと思いながら乗ってきたんですけど、でも、やっぱり無駄に(テンションが)上がります」と表情をゆるめつつ、「この空間がたまらない」と背後のフォード&フェラーリを見渡した。
長い芸歴ながら、光一がアンバサダーを務めるのは初めての経験。改めて就任の心境を問われると、「最初はちょっと不安があったんですけど、素晴らしい映画であることを確認させていただきましたし、今まで『車好き』と公言しながら芸能生活を送ってきてよかったなって思いました」。
続けて「それが仕事につながる。こんなオイシイ仕事をさせてもらっていいのかなって。今日もそうですが、この場所にいられることが幸せです」と感激していた。
作品を観た感想を尋ねられると、「お話をいただいた時に、その時代(1960年代後半)って、フォードがフェラーリをぶっ倒すストーリーだよなって不安になったんです」と当時の時代背景を鑑み、「でも、作品を観たらそんな不安は吹っ飛び、フォードのやり方、フェラーリのやり方を忠実にしっかりと描いていて、フェラーリ好きからしても楽しめる映画だった」と絶賛した。
また、劇中では2人の男性の友情も描かれており、光一は「エンジニアとレーサーの友情がとても素敵に描かれているんです。取っ組み合いのケンカをしても、そこにはお互い愛情がある」といい、「僕も2人組で活動してるんですが、これまで1回もケンカをしたことがないんです。だから、映画の中の2人のように取っ組み合いのケンカができるのも素敵だなと感じました」。
そんな光一の発言に、安藤アナが「今度、お2人で取っ組み合いをしてみますか?」とジョーク交じりに話をふると、光一は「それもいいかもしれないですね」と笑い飛ばした。
さらに、「不可能に思えることを絶対に実現させる」と熱い気持ちをもってチャレンジする登場人物にちなみ、これまで光一自身が似た経験をしたことがあるかという問いかけには「自分のやっている仕事というのは、ライブにしても舞台にしてもある意味、魔法の空間のような気がしている」とキッパリ。
そして、「これは僕の口癖でもあるんですけど、スタッフと打ち合わせをしている時に『言うのはタダだから言うけどさ』みたいな感じで話を進めることもあって、不可能を可能に変えていく。そんな作業が僕はすごく好きで、魔法の空間を作っていくような仕事に携われてすごく幸せ」と自身の仕事になぞらえて話した。
最後に光一は目前に迫った作品の公開に向け、「レースシーンなんかも迫力ある形で描かれておりますので、ぜひ大スクリーンで、そして、大音量でご覧いただいて、車っていいな、人間同士の友情について忘れていた感覚があるな、など思い起こしていただけたら」とアピールしていた。
『フォードvsフェラーリ』1月10日(金)全国ロードショー!
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