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東京都 新型コロナ 病床使用率５０．７％（１日）
2022年2月1日16時52分

東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、１日時点で５０.７％になり、都が緊急事態宣言の発出の要請を検討するとしていた５０％を超えました。

先月１日に３.３％だった都内の病床使用率は、感染拡大に伴う入院患者の急増で上昇を続け、先月１７日には２０％を超えました。

増加のペースはさらに速くなり、２０％を超えてから１週間あまりたった先月２６日には４０％を超えていました。

そして１日、都が緊急事態宣言の発出の要請を検討するとしていた５０％を超え、５０.７％なりました。

一方、都の基準で集計した重症の患者は１日時点で２９人ですが、このうち都が確保している病床に入院しているのは２８人で、重症患者用の病床使用率は５.５％になりました。

東京都は、先月１３日、都内の病床使用率が５０％になった段階で、国に緊急事態宣言の発出の要請を検討する方針を打ち出しました。

その後、病床使用率の上昇が続き、記者団から対応について聞かれた小池知事はオミクロン株の特性を見極めて対応する必要があり、専門家の意見を聞き、国と連携しながら検討する必要があるという考えを示していました。

そして、３１日は「命を守るという観点からも、病床の使用率の中でも、重症や中等症を見ていく必要がある」と述べていました。

#CRI日语新闻# 【富裕国の海外看護師採用拡大が貧困国の看護師不足を招く】ロイター通信の報道によりますと、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が拡大する中、米国など西側の富裕国が海外、特に貧困国・地域から看護師の採用を拡大していることにより、貧困国では人手不足が深刻化し、世界における健康の不平等が激化しています。