テレビ質問状:「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う[给力][给力][给力]――番組の概要と魅力は?
狂言師・野村萬斎といえば、東京2020大会開会式・閉会式のチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブディレクター(東京2020総合)として注目されています。
そんな大注目の萬斎さんですが、年間300も数える狂言の公演で忙しい毎日を送っており、今回は親子三代でフランス・パリでの「三番叟(さんばそう)」の公演に挑みました。三人三様の舞ですが、まさしく、三代を見比べていただけるような、贅沢なものに仕上がりました。
――今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?
「三番叟(さんばそう)」というのは、250を超える狂言の演目の中で最も古いものの一つで、お祝いの場で披露されることが多い舞です。日仏友好160年を記念し、フランス・パリを中心に行われているたジャポニスム2018という“世界にまだ知られていない日本文化の魅力”を紹介する大規模な複合型文化芸術イベント日本文化の祭典で披露されたのですが、なにより、三代が同じ演目を日替わりで公演するというのはなかなか見られないものでもあります。その中で、野村家の芸のDNAというのがどう受け継がれてきたか、これからどう伝承されていくのかがまさしく体感できればと思い、制作に至りました。
――制作中、一番に心がけたことは?
日本が誇る伝統芸能ですが、身近なエンターテインメントとして捉えにくいというのが現状かと思います。敷居が高いと感じたり、狂言を見たことがないという人は多いと思います。それを取っ払っていただき、野村家三代、万作先生、萬斎さん、裕基さんそれぞれ、一人の役者として注目していただきたいと思います。舞台にかける思い、芸を伝承していく思い、それを祖父・父・子と家族でつなげていく思い、そういった人間ドラマを引き出せればと心がけました。
――番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?
パリ市内でのドキュメンタリー撮影というのが割と寛容で、私たち制作側にとってはありがたいことでした。行く先々で、道路の使用許可を取らなくていいわけですから(笑い)。けれども、野村家の三代の皆さんが、休演日にシャンゼリゼ通りにお出かけされるということで同行させていただいたのですが、その日のお天気が雨予報で。折角三代そろってのお出かけだったので、雨が降らないように祈るばかりでした。そうしたら取材中はなんとかお天気も持ったのですが、いざ皆さんと離れると、雨が降り出して。しかも、かなりのどしゃ降りで。機材を持ったままでしたので、スタッフ全員、あわてて避難しました(笑い)。
――番組の見どころを教えてください。
日本でも滅多に見ることのできない、三代が日替わりで披露するパリの「三番叟」。それを見比べていただけるというのが一番の見どころです。海外公演にはなかなか出向けないということもありますし、パリのお客様にはどう響いたのか、というところも体感していただけます。野村家三代の皆さまがパリで「三番叟」に挑戦し、伝統をどのように「未来」へつなげていくかにも注目です。
――視聴者へ一言お願いします。
WOWOWでは「特集:野村萬斎の世界」と題して、このドキュメンタリーだけでなく、萬斎さんの主演映画や、狂言、舞台など8作品を、2週にわたって18時間も放送いたします。萬斎さんがいかに多岐に渡って活動されているかが分かると同時に、本業である狂言がテレビでもお楽しみいただけるという貴重な機会です。先の第31回東京国際映画祭で特別上映された今回のドキュメンタリーですが、お客さまから“狂言が見たくなった”という声もいただき、今回の特集はまさにぴったりだと思います! 18時間という長い時間ですが、録画機器の準備もしっかりしていただき、2週にわたって楽しんでいただけるとうれしいです。
WOWOW 制作部 プロデューサー 長野公美
狂言師・野村萬斎といえば、東京2020大会開会式・閉会式のチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブディレクター(東京2020総合)として注目されています。
そんな大注目の萬斎さんですが、年間300も数える狂言の公演で忙しい毎日を送っており、今回は親子三代でフランス・パリでの「三番叟(さんばそう)」の公演に挑みました。三人三様の舞ですが、まさしく、三代を見比べていただけるような、贅沢なものに仕上がりました。
――今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?
「三番叟(さんばそう)」というのは、250を超える狂言の演目の中で最も古いものの一つで、お祝いの場で披露されることが多い舞です。日仏友好160年を記念し、フランス・パリを中心に行われているたジャポニスム2018という“世界にまだ知られていない日本文化の魅力”を紹介する大規模な複合型文化芸術イベント日本文化の祭典で披露されたのですが、なにより、三代が同じ演目を日替わりで公演するというのはなかなか見られないものでもあります。その中で、野村家の芸のDNAというのがどう受け継がれてきたか、これからどう伝承されていくのかがまさしく体感できればと思い、制作に至りました。
――制作中、一番に心がけたことは?
日本が誇る伝統芸能ですが、身近なエンターテインメントとして捉えにくいというのが現状かと思います。敷居が高いと感じたり、狂言を見たことがないという人は多いと思います。それを取っ払っていただき、野村家三代、万作先生、萬斎さん、裕基さんそれぞれ、一人の役者として注目していただきたいと思います。舞台にかける思い、芸を伝承していく思い、それを祖父・父・子と家族でつなげていく思い、そういった人間ドラマを引き出せればと心がけました。
――番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?
パリ市内でのドキュメンタリー撮影というのが割と寛容で、私たち制作側にとってはありがたいことでした。行く先々で、道路の使用許可を取らなくていいわけですから(笑い)。けれども、野村家の三代の皆さんが、休演日にシャンゼリゼ通りにお出かけされるということで同行させていただいたのですが、その日のお天気が雨予報で。折角三代そろってのお出かけだったので、雨が降らないように祈るばかりでした。そうしたら取材中はなんとかお天気も持ったのですが、いざ皆さんと離れると、雨が降り出して。しかも、かなりのどしゃ降りで。機材を持ったままでしたので、スタッフ全員、あわてて避難しました(笑い)。
――番組の見どころを教えてください。
日本でも滅多に見ることのできない、三代が日替わりで披露するパリの「三番叟」。それを見比べていただけるというのが一番の見どころです。海外公演にはなかなか出向けないということもありますし、パリのお客様にはどう響いたのか、というところも体感していただけます。野村家三代の皆さまがパリで「三番叟」に挑戦し、伝統をどのように「未来」へつなげていくかにも注目です。
――視聴者へ一言お願いします。
WOWOWでは「特集:野村萬斎の世界」と題して、このドキュメンタリーだけでなく、萬斎さんの主演映画や、狂言、舞台など8作品を、2週にわたって18時間も放送いたします。萬斎さんがいかに多岐に渡って活動されているかが分かると同時に、本業である狂言がテレビでもお楽しみいただけるという貴重な機会です。先の第31回東京国際映画祭で特別上映された今回のドキュメンタリーですが、お客さまから“狂言が見たくなった”という声もいただき、今回の特集はまさにぴったりだと思います! 18時間という長い時間ですが、録画機器の準備もしっかりしていただき、2週にわたって楽しんでいただけるとうれしいです。
WOWOW 制作部 プロデューサー 長野公美
https://t.cn/Ew3s4no
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰
2019年1月25日(金)より公開
<Case.1罪と罰 STORY>
「今回は、私の事件ってことでいいですよね、センパイ」
2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。
その運転手は青森にある潜在犯隔離施設 〈サンクチュアリ〉の心理
カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が
決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂
送還のため青森へ向かう。
そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。
<CAST>
宜野座伸元/野島健児 霜月美佳/佐倉綾音
夜坂泉/弓場沙織 久々利武弥/平井祥恵 辻飼羌香/岡寛恵 松来ロジオン/
小山力也 玄沢愛子/斉藤貴美子 能登耕二/多田野曜平 烏間明/中川慶一
常守朱/花澤香菜 須郷徹平/東地宏樹 雛河翔/櫻井孝宏 六合塚弥生/伊藤静 唐之杜志恩/沢城みゆき
<STAFF>
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:吉上亮 総作画監督:中村悟 作画監督:新野量太、古川良太、鈴木俊二、森田史、中村悟、諸貫哲朗
演出:黒川智之、下司泰弘 撮影監督:荒井栄児 3D:サブリメイション 色彩設計:上野詠美子 美術監督:草森秀一
音響監督:岩浪美和 音楽:菅野祐悟 キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、阿部恒 シリーズ原案:虚淵玄
キャラクター原案:天野明 アニメーション制作:Production I.G 配給:東宝映像事業部 cサイコパス製作委員会
■PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System Case.2First Guardian
2019年2月15日(金)より公開
<Case.2 First Guardian STORY>
「『フットスタンプ作戦』……
あそこで、本当はいったいなにがあったんですか!」
常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。
国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロ
ットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドロ
ーンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、
国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに
事件の真相に迫る。
<CAST>
須郷徹平/東地宏樹 征陸智己/有本欽隆
青柳璃彩/浅野真澄 大友逸樹/てらそままさき 大友燐/大原さやか
狡噛慎也/関智一 宜野座伸元/野島健児 縢秀星/石田彰 六合塚弥生/
伊藤静 唐之杜志恩/沢城みゆき 花城フレデリカ/本田貴子 常守朱/花澤香菜 霜月美佳/佐倉綾音
<STAFF>
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:深見真 総作画監督:阿部恒 作画監督:中村深雪、古川良太、阿部恒、諸貫哲朗 演出:下司泰弘 撮影監督:荒井栄児
3D:I.G3D 色彩設計:上野詠美子 美術監督:草森秀一 音響監督:岩浪美和 音楽:菅野祐悟
キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、青木康浩 シリーズ原案:虚淵玄 キャラクター原案:天野明
アニメーション制作:Production I.G 配給:東宝映像事業部 cサイコパス製作委員会
■PSYCHO-PASSサイコパスSinners of the System Case.3恩讐の彼方に__
2019年3月8日(金)より公開
<Case.3 恩讐の彼方に__STORY>
「わたしの、先生になってもらえませんか」
2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。
<CAST>
狡噛慎也/関智一
テンジン・ワンチュク/諸星すみれ 花城フレデリカ/本田貴子 キンレイ・ドルジ/志村知幸 ギレルモ・ガルシア/磯部勉 ツェリン・グルン/高木渉 ジャン=マルセル・ベルモンド/鶴岡聡
<STAFF>
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:深見真 総作画監督:恩田尚之、阿部恒、中村悟 作画監督:中村深雪、古川良太、竹内知海、古川尚哉、市川美帆、
黄瀬和哉、阿部恒、諸貫哲朗、新野量太、中村悟 演出:河野利幸、遠藤広隆 撮影監督:荒井栄児 3D:サブリメイション
色彩設計:上野詠美子 美術監督:草森秀一 音響監督:岩浪美和 音楽:菅野祐悟 キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、阿部恒 シリーズ原案:虚淵玄 キャラクター原案:天野明 アニメーション制作:Production I.G 配給:東宝映像事業部
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰
2019年1月25日(金)より公開
<Case.1罪と罰 STORY>
「今回は、私の事件ってことでいいですよね、センパイ」
2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。
その運転手は青森にある潜在犯隔離施設 〈サンクチュアリ〉の心理
カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が
決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂
送還のため青森へ向かう。
そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。
<CAST>
宜野座伸元/野島健児 霜月美佳/佐倉綾音
夜坂泉/弓場沙織 久々利武弥/平井祥恵 辻飼羌香/岡寛恵 松来ロジオン/
小山力也 玄沢愛子/斉藤貴美子 能登耕二/多田野曜平 烏間明/中川慶一
常守朱/花澤香菜 須郷徹平/東地宏樹 雛河翔/櫻井孝宏 六合塚弥生/伊藤静 唐之杜志恩/沢城みゆき
<STAFF>
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:吉上亮 総作画監督:中村悟 作画監督:新野量太、古川良太、鈴木俊二、森田史、中村悟、諸貫哲朗
演出:黒川智之、下司泰弘 撮影監督:荒井栄児 3D:サブリメイション 色彩設計:上野詠美子 美術監督:草森秀一
音響監督:岩浪美和 音楽:菅野祐悟 キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、阿部恒 シリーズ原案:虚淵玄
キャラクター原案:天野明 アニメーション制作:Production I.G 配給:東宝映像事業部 cサイコパス製作委員会
■PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System Case.2First Guardian
2019年2月15日(金)より公開
<Case.2 First Guardian STORY>
「『フットスタンプ作戦』……
あそこで、本当はいったいなにがあったんですか!」
常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。
国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロ
ットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドロ
ーンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、
国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに
事件の真相に迫る。
<CAST>
須郷徹平/東地宏樹 征陸智己/有本欽隆
青柳璃彩/浅野真澄 大友逸樹/てらそままさき 大友燐/大原さやか
狡噛慎也/関智一 宜野座伸元/野島健児 縢秀星/石田彰 六合塚弥生/
伊藤静 唐之杜志恩/沢城みゆき 花城フレデリカ/本田貴子 常守朱/花澤香菜 霜月美佳/佐倉綾音
<STAFF>
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:深見真 総作画監督:阿部恒 作画監督:中村深雪、古川良太、阿部恒、諸貫哲朗 演出:下司泰弘 撮影監督:荒井栄児
3D:I.G3D 色彩設計:上野詠美子 美術監督:草森秀一 音響監督:岩浪美和 音楽:菅野祐悟
キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、青木康浩 シリーズ原案:虚淵玄 キャラクター原案:天野明
アニメーション制作:Production I.G 配給:東宝映像事業部 cサイコパス製作委員会
■PSYCHO-PASSサイコパスSinners of the System Case.3恩讐の彼方に__
2019年3月8日(金)より公開
<Case.3 恩讐の彼方に__STORY>
「わたしの、先生になってもらえませんか」
2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。
<CAST>
狡噛慎也/関智一
テンジン・ワンチュク/諸星すみれ 花城フレデリカ/本田貴子 キンレイ・ドルジ/志村知幸 ギレルモ・ガルシア/磯部勉 ツェリン・グルン/高木渉 ジャン=マルセル・ベルモンド/鶴岡聡
<STAFF>
SSストーリー原案・監督:塩谷直義
脚本:深見真 総作画監督:恩田尚之、阿部恒、中村悟 作画監督:中村深雪、古川良太、竹内知海、古川尚哉、市川美帆、
黄瀬和哉、阿部恒、諸貫哲朗、新野量太、中村悟 演出:河野利幸、遠藤広隆 撮影監督:荒井栄児 3D:サブリメイション
色彩設計:上野詠美子 美術監督:草森秀一 音響監督:岩浪美和 音楽:菅野祐悟 キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、阿部恒 シリーズ原案:虚淵玄 キャラクター原案:天野明 アニメーション制作:Production I.G 配給:東宝映像事業部
#人魚の眠る家##沉睡的人鱼之家##篠原涼子##西島秀俊#
篠原涼子「人魚の眠る家」出演の決め手は?坂口健太郎は西島秀俊に「懐いてました」
2018年10月29日 21:39
「人魚の眠る家」のワールドプレミアが本日10月29日に、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中泯、監督を務めた堤幸彦が登壇した。
第31回東京国際映画祭にて、今回より新設されたGALAスクリーニングに選ばれた本作。東野圭吾の同名小説をもとに、愛娘の脳死を宣告された離婚寸前の夫婦が、前例のない最先端テクノロジーで娘を回復させようとする姿を描く。篠原が狂気的な行動で我が子を守り抜こうとする播磨薫子、西島が薫子の常軌を逸した姿に苦悩する夫・和昌を演じた。
舞台挨拶に先立ち、六本木ヒルズアリーナにて行われたレッドカーペットセレモニーに出席したキャスト陣と堤。マイクを取った篠原はオファーを受けた決め手として、原作をすでに読んでいた夫・市村正親の後押しがあったことを明かす。「『こんなにいい作品をやらないのは損だよ』という言葉に揺り動かされて。自分でも読み直したんですが、たった2時間の世界の中で、こんなにもいろんな登場人物がいろんな感情になれる作品を逃したらもったいないと思い、やらせていただきたいという気持ちになりました」と語った。
劇場で行われた舞台挨拶では、篠原が本作で3度目となる西島との共演について「お互いが家族を持ってから、家族をテーマにした作品で初めてご一緒させていただきました。内容が実生活と重なるので、すごくいろんな話をしましたし、考えさせられるものがありましたね」としみじみと述べる。西島は「はい」と同意しながら「篠原さんが実人生で積み重ねられたことの重みと演技の深さを感じました。今回の作品は子供についての物語なので、実人生ごと役に向かわれたのかなと思います」と分析した。
坂口は自身が演じた、和昌が経営する会社の研究員・星野について「僕から見ても肩に手を置いて『力を抜いて』って言いたくなるぐらい走っちゃう役。でも星野なりの正義をちゃんと見せたいと思いました。徐々に周りが見えなくなっていったりとか、歯車がちょっとずつずれていく調整を現場では考えてましたね」と回想。星野の恋人・真緒役の川栄は自身の役どころを「播磨家の中で起きていることを一番客観的に見ている人物」と解説し、演じるうえで堤から「菩薩のような優しさを持つ人物」とオーダーされていたと語る。MCから「星野のように仕事に没頭する男性をどう思うか?」と問われると「もうちょっと気を抜いてよ、って言っちゃうかもしれないですね」と苦笑いを浮かべた。
薫子の妹・美晴を演じた山口は「監督から、薫子とは対照的な役でいてほしいと言われたので、深すぎる悲しみの中に没入していく薫子さんを日常に引き戻したいと思ってました。薫子の太陽にはなれないけど、裸電球ぐらいの温かみで包み込めるように、薫子の前では明るくいるように努めました」と話す。和昌の父・多津朗を演じた田中は「きっとおじいさんの中にも戻せない時間に対する悔しさはあったんだと思います。歳を取るということが、ただ時間を重ねるということではなく、私たち1人ひとりが時代の質問を受けながら生きているんだと、この作品に参加している最中に思いました」と語った。
堤は、本作の撮影はほぼ順撮りで行われたと説明したのち「このストーリーにおける感情は順番に醸成されていくものだと思ったんです。物語の始まりから順に追わせていただいて、大変ぜいたくなやり方です。丁寧に感情を作れるようにやってきたつもりです」と自信をのぞかせた。撮影中の楽しかった思い出を問われた坂口は「播磨家での撮影中、カットがかかると子役の子たちがセットとかに興味がわいて、はしゃぐんですよ。その様子を篠原さんと西島さんが実の親のように見ていて。2人も一緒にはしゃいだりする様子を見ると、心が和やかになりました」と思い返す。MCが「自分にも子役が懐けばいいのにと思いませんでしたか?」と問うと、坂口は「僕も西島さんに懐いてました!」と笑顔を浮かべながら返し、会場の笑いを誘った。
最後に堤は「たくさん作品を撮ってきましたが本当に自信をもってお届けできる作品。この作品は結論が1つではありません。観た人によってはいろんなお考えがあるでしょうと思います。私自身も原作を読んで『他人事じゃないな……』と思ったことが始まりでした」と述懐。篠原は「ハラハラドキドキしてクライマックスがどうなるかわからない作品になってます。最後まで、思いっきり泣いてください!」と観客に呼びかけ、会場を後にした。
「人魚の眠る家」は11月16日より全国でロードショー。第31回東京国際映画祭は11月3日まで開催される。
https://t.cn/EwLlHLe
篠原涼子「人魚の眠る家」出演の決め手は?坂口健太郎は西島秀俊に「懐いてました」
2018年10月29日 21:39
「人魚の眠る家」のワールドプレミアが本日10月29日に、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中泯、監督を務めた堤幸彦が登壇した。
第31回東京国際映画祭にて、今回より新設されたGALAスクリーニングに選ばれた本作。東野圭吾の同名小説をもとに、愛娘の脳死を宣告された離婚寸前の夫婦が、前例のない最先端テクノロジーで娘を回復させようとする姿を描く。篠原が狂気的な行動で我が子を守り抜こうとする播磨薫子、西島が薫子の常軌を逸した姿に苦悩する夫・和昌を演じた。
舞台挨拶に先立ち、六本木ヒルズアリーナにて行われたレッドカーペットセレモニーに出席したキャスト陣と堤。マイクを取った篠原はオファーを受けた決め手として、原作をすでに読んでいた夫・市村正親の後押しがあったことを明かす。「『こんなにいい作品をやらないのは損だよ』という言葉に揺り動かされて。自分でも読み直したんですが、たった2時間の世界の中で、こんなにもいろんな登場人物がいろんな感情になれる作品を逃したらもったいないと思い、やらせていただきたいという気持ちになりました」と語った。
劇場で行われた舞台挨拶では、篠原が本作で3度目となる西島との共演について「お互いが家族を持ってから、家族をテーマにした作品で初めてご一緒させていただきました。内容が実生活と重なるので、すごくいろんな話をしましたし、考えさせられるものがありましたね」としみじみと述べる。西島は「はい」と同意しながら「篠原さんが実人生で積み重ねられたことの重みと演技の深さを感じました。今回の作品は子供についての物語なので、実人生ごと役に向かわれたのかなと思います」と分析した。
坂口は自身が演じた、和昌が経営する会社の研究員・星野について「僕から見ても肩に手を置いて『力を抜いて』って言いたくなるぐらい走っちゃう役。でも星野なりの正義をちゃんと見せたいと思いました。徐々に周りが見えなくなっていったりとか、歯車がちょっとずつずれていく調整を現場では考えてましたね」と回想。星野の恋人・真緒役の川栄は自身の役どころを「播磨家の中で起きていることを一番客観的に見ている人物」と解説し、演じるうえで堤から「菩薩のような優しさを持つ人物」とオーダーされていたと語る。MCから「星野のように仕事に没頭する男性をどう思うか?」と問われると「もうちょっと気を抜いてよ、って言っちゃうかもしれないですね」と苦笑いを浮かべた。
薫子の妹・美晴を演じた山口は「監督から、薫子とは対照的な役でいてほしいと言われたので、深すぎる悲しみの中に没入していく薫子さんを日常に引き戻したいと思ってました。薫子の太陽にはなれないけど、裸電球ぐらいの温かみで包み込めるように、薫子の前では明るくいるように努めました」と話す。和昌の父・多津朗を演じた田中は「きっとおじいさんの中にも戻せない時間に対する悔しさはあったんだと思います。歳を取るということが、ただ時間を重ねるということではなく、私たち1人ひとりが時代の質問を受けながら生きているんだと、この作品に参加している最中に思いました」と語った。
堤は、本作の撮影はほぼ順撮りで行われたと説明したのち「このストーリーにおける感情は順番に醸成されていくものだと思ったんです。物語の始まりから順に追わせていただいて、大変ぜいたくなやり方です。丁寧に感情を作れるようにやってきたつもりです」と自信をのぞかせた。撮影中の楽しかった思い出を問われた坂口は「播磨家での撮影中、カットがかかると子役の子たちがセットとかに興味がわいて、はしゃぐんですよ。その様子を篠原さんと西島さんが実の親のように見ていて。2人も一緒にはしゃいだりする様子を見ると、心が和やかになりました」と思い返す。MCが「自分にも子役が懐けばいいのにと思いませんでしたか?」と問うと、坂口は「僕も西島さんに懐いてました!」と笑顔を浮かべながら返し、会場の笑いを誘った。
最後に堤は「たくさん作品を撮ってきましたが本当に自信をもってお届けできる作品。この作品は結論が1つではありません。観た人によってはいろんなお考えがあるでしょうと思います。私自身も原作を読んで『他人事じゃないな……』と思ったことが始まりでした」と述懐。篠原は「ハラハラドキドキしてクライマックスがどうなるかわからない作品になってます。最後まで、思いっきり泣いてください!」と観客に呼びかけ、会場を後にした。
「人魚の眠る家」は11月16日より全国でロードショー。第31回東京国際映画祭は11月3日まで開催される。
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