エキドナ#艾姬多娜#:
「君が持つ特性、『死に戻り』はすさまじい権能だ。
その有用さが、君は本当の意味で理解できていない。
自分の望まない終わりを許容しない、何度でもやり直す、未来へ何度でも手を伸ばせる— —それは、探究者にとって究極に近い理想だ。
だって、そうだろう?本来、ある物事への結果というものは、一つの結果が出てしまったらそこから動かせないんだ。
結果が出るまでの過程でならば、その結果がどうなるかについての仮説は様々なものが立てられる。
こういったアプローチをすれば、あるいはこういう条件にしてみれば、様々な仮説や検証は可能だ。
けれど、実際にその結果を出そうと実験に臨むとなれば、結果も試せる仮説も検証も、一つに集約されざるを得ない。
まったく、本当の意味でまったく同じ条件を作り出すことは不可能なんだ。
どんなに条件を整えたとしても、その時点とまったく同じ条件は絶対に作り出せない。
あのとき、別のやり方をしていたらどんな結果が出ていたのか――それは、ボクたち探究者にとっては決して手を届かせることのできない、理想のその先にある夢想でしかない。
『世界の記憶』を持つボクには、その答えを『知る』手段は確かにあるさ、あるとも。
あるけれど、それを使うことを、用いることをボクはよしとしない。
ボクは『知りたい』んであって、『知っていたい』わけじゃない。ひどく矛盾を生む、ボクにとっては忌むべき物体であるといえるね。
話がそれそうだから本題に戻すけれど……
そう、そんなボクたち、あるべき結果を一つのものとしか受け入れられない、観測手段を一つしか持たないボクたちからすれば、君という存在は、その権能は喉から手が出るほど欲しいものなんだ。
『同じ条件』で、『違う検証』ができ、『本来の結果』とは『別の結果』を見ることができる、究極的な権能— —これを、欲さずにいられるだろうか。
これを目の前にして、あらゆることを試さずにいられるだろうか。
もちろん、ボクとしても決して君にそれを強要するつもりなんてない。
あくまで、君は君の目的のために、その『死に戻り』を大いに利用するべきだ。ボクもまた、君が求める未来へ辿り着くために最善を尽くそう。
そして、その過程でできるならボク自身の好奇心を満たすことにも大いに貢献してもらいたい。
これぐらいは望んでも罰は当たらないはずだ。
君は答えを見られる。
ボクは好奇心を満たせる。
互いの利害は一致している。
ボクだって答えを知っているわけではないから、わざと間違った選択肢に君を誘導して、その上で惨たらしい結末を迎えるような真似はできるはずもない。
直面する問題に対して、最初から正しい答えを持たないという意味ではボクと君はあくまで対等だ。
共に同じ問題に悩み、足掻き、答えを出そうともがくという意味では正しく同志であるというべきだろう。
そのことについてはボクは恥じることなくはっきりと断言できる。
検証する手段が増える、という意味でボクは君をとても好意的に思っているから、君を無碍にするような真似は絶対にしないと誓おう。
もちろん、答えが出ない問題に直面して、ボクの協力があったとしても簡単には乗り越えられない事態も当然あり得るだろう。
知識の面で力を貸すことができても、ボクは決して現実に干渉できるわけではない。
立ちはだかる障害が肉体的な、物理的な力を必要とする問題だった場合、ボクは君の助けになることはできない。
幾度も幾度も、あるいは数百、数千と君は心と体を砕かれるかもしれない。
もしもそうなったとしても、ボクは君の心のケアを行っていきたいと本心から思っている。
そこには君という有用な存在を失いたくないという探究心からなる感情が一片も混じらないとは断言できない。
けれど、君という存在を好ましく思って、君の力になりたいとそう思う気持ちがあるのも本当なんだ。
だから悪いようには思ってもらいたくない。
繰り返しになってしまうが、ボクは君の目的に対して有用な存在だと胸を張れる。
そう、ボクがボクの好奇心といった強欲を満たすために、君の存在をある意味では利用しようと考えるのと同じように、君もまたボクという存在を君の『最善の未来へ至る』という目的のために利用したらいい。
そうやって都合のいい女として、君に扱われるのもボクとしては本望だ。
それで君がやる気になってくれるというのなら、ボクは喜んでボクという存在を捧げよう。
貧相な体ですでに死者であるこの身を、君が望んでくれるかは別としてだけどね。
おっと、こんなことを言っては君の思い人に悪いかな。
君の思い人— —銀色のハーフエルフ、そして青い髪の鬼の少女。
そう君が必ず助け出すと、守ってみせると、心で誓い行動で示している少女たちだ。
二人に対して、そんな強い感情を抱く君の心のありように対するボクの考えはこの場では述べないこととして、しかし純粋に君の前に立ちはだかる壁の高さは想像を絶するものであると断言しよう。
現状、すでにわかっている障害だけでどれだけ君の手に負えないものが乱立していることか。
それらを一人で乗り越えようとする君の覚悟は貴く、そしてあまりにも悲愴なものだ。
ボクがそんな君の道筋の力になりたい、なれればと思う気持ちにも決して偽りはない。
そして、君はボクのそんな気持ちを利用するべきなんだ。
君は、君が持ちえる全てを、君が利用できる全てを利用して、それだけのことをして絆を結んだ人々を助けなくてはならない。
それが君が君自身に誓った誓いで、必要なことであると苦痛の道のりの上で割り切った信念じゃないか。
だからボクは君に問う、君に重ねる、君を想おう。君が自分の命を使い捨てて、それで歩いてきた道のりのことは皮肉にもつい今、第二の『試練』という形で証明された。
あるいはあの『試練』は、君にこれまで歩いてきた道のりを理解させるためにあったんじゃないかとすら錯覚させるほど、必要なものにすら思える。確かに必要のない、自覚することで心がすり減る類の光景であったことは事実だ。
でも、知らなかった状態と知っている状態ならば、ボクはどんな悲劇的な事実であったとしても後者の方を尊く思いたい。
君はこれまで、そしてこれからも、自分の命を『死に戻り』の対価として差し出し、そして未来を引き寄せる必要があるんだ。
そのために犠牲になるものが、世界が、こういった形で『あるのかもしれない』と心に留め置くことは必要なことだったんだ。
いずれ、自分の命を支払うことに何ら感傷を抱かなくなり、人間的な感情が希薄になって、大切な人たちの『死』にすら心を動かさなくなり、無感動で無感情で無気力な日々に沈み、最善の未来へ辿り着いたとしても、そこに君という存在が欠けた状態で辿り着く— —
そんな、徒労感だけが残る未来へ辿り着かないためにも、必要なことだったんだ。
そう、世界の全てに無駄なことなんてものはなく、全ては必要な道行、必要なパズルのピ— —スなんだ。
それを理解するために『試練』はあった。
君が今、こうして足を止めてしまっている理由に、原因にもっともらしい意味をつけて割り切ることが必要なら、こう考えるといい。そして、ボクは君のその考えを肯定する。
君が前へ進むために必要な力を、ボクが言葉で与えられるのならどんな言葉でもかけよう。
それが慰めでも、発破をかけるのでも、愛を囁くのでも、憎悪を掻き立てるものであっても、それが君の力になるのであればボクは躊躇うことなくそれを行使できる。
君はそれを厭うかもしれないが、君のこれからの歩みには必ずボクのような存在の力が必要なんだ。
君がこれから、傷付くことを避けられない孤独の道を歩んでゆくというのなら、その道のりを目を背けることなく一緒に歩ける存在が必ず必要なんだ。
そしてその役割をボクならば、他の誰でもなく、このボクならば何の問題もなく一緒に歩いていくことができる。
繰り返そう、重ねよう、何度だって君に届くように伝えよう。
君には、ボクが必要なはずだ。そして、ボクには君が必要なんだ。
君の存在が、必要なんだ。ボクの好奇心はもはや、君という存在をなくしては決して満たされない。
君という存在だけが、ボクを満たしてくれる。
ボクに、ボクの決して満たされることのない『強欲』に、きっと満足を与えてくれる。
君の存在はもはやボクの、この閉ざされた世界に住まうボクにとっては欠かせない。
君が誰かの希望でありたいと、世界を切り開くために力を行使するのであれば、ボクという哀れな存在にそのおこぼれをいただくことはできないだろうか。
ボクは君がその温情をボクに傾けてくれるというのなら、この身を、知識を、魂を、捧げることを何ら躊躇いはしない。
だからお願いだ。
ボクを信じてほしい。
こうしてこれまで本心を伝えようとしなかったのは、決して君を騙そうとしたりだとか、隠し立てをしようとしていたわけじゃない。
時期を見計らっていただけだ。今、この瞬間に本心の欠片を訴えかけていたとしたら、きっと君はボクから離れてしまったことだろう。
ボクにとってそれは耐え難い損失なんだ。もちろん、それは君にとっても、求める未来を遠ざけるという意味で正しく損失というべきだろう。
いずれ、君は『死に戻り』という特性上、きっと求める未来へ辿り着くことだろう。
けれど、その辿り着ける未来に対し、君が支払う代償は少ない方がいいに決まっている。
ボクは、ボクならばそれを軽減することが可能だ。
最終的に求める結果に辿り着ければいい、などと大目的を理由に小目的を蔑ろにするような、人でなしな考えをするとは誤解しないでほしいんだ。
確かに誘惑に駆られて、こうした場合の結果を見たいがために、最善の道行きに必要な要素に気付いていながら言葉にしない— —というような行いを絶対にしないと断言できるほど、ボクはボクの欲望を抑制できていない。そのことは認めよう。
けれど、誤魔化しはしない。もし仮にそんな信頼に背くような行いに手を染めるようなことがあれば、それを隠すようなことだけは絶対にしない。
必ず打ち明ける。
そして、失った信頼に応えられるよう、何度でも君のために力を尽くそう。
どんなことがあっても、必ずボクは君を君が望む最善の未来へ送り出す。
絶対に、絶対にだ。だからそのために必要な手段であると割り切って、ボクを選んではくれないだろうか。
ボクが君に望み、君に求める要求は契約の際に述べたこと通りだ。
あとは君が、君自身が、欲しいと欲する願いに対してどこまで身を切れるか、という話になってくる。
ボクの覚悟は今述べた通りだ。
あとは、君の覚悟を聞きたい。
君の方こそ、ボクとの契約を交わし、ボクの協力を得て、その上で必ず未来へ辿り着くのだと、その気概があるのだとボクに証明してみせてほしい。
それができてこそ初めて、君は第二の『試練』に打ち勝ったと胸を張って言えるんだ。
第三の『試練』に進み、そしてそれを乗り越えて『聖域』の解放を果たす。
今後、『聖域』と君の思い人、そして大切な人々に降りかかる災厄を思えば、これは越えなくてはならない正しく『試練』なんだ。それを乗り越える力が、覚悟が君にあるのだと、ボクに教えてほしい。
そしてその上で、ボクを奪って、ボクの知識を利用して、その先にあるものを得ていこう。
ボクが君に望み、君に求め、そして代わりに君に差し出せるものは以上だ。
ボクは真摯に、正直に、全てを打ち明けたつもりだ。
その上で、君がどういった判断をするのか— —それを、ボクに教えてほしい。ボクという存在の、好奇心の一端を満たすためにも、ね」
動畫只有1/4的量,原作4000字的超長超硬台詞!
「君が持つ特性、『死に戻り』はすさまじい権能だ。
その有用さが、君は本当の意味で理解できていない。
自分の望まない終わりを許容しない、何度でもやり直す、未来へ何度でも手を伸ばせる— —それは、探究者にとって究極に近い理想だ。
だって、そうだろう?本来、ある物事への結果というものは、一つの結果が出てしまったらそこから動かせないんだ。
結果が出るまでの過程でならば、その結果がどうなるかについての仮説は様々なものが立てられる。
こういったアプローチをすれば、あるいはこういう条件にしてみれば、様々な仮説や検証は可能だ。
けれど、実際にその結果を出そうと実験に臨むとなれば、結果も試せる仮説も検証も、一つに集約されざるを得ない。
まったく、本当の意味でまったく同じ条件を作り出すことは不可能なんだ。
どんなに条件を整えたとしても、その時点とまったく同じ条件は絶対に作り出せない。
あのとき、別のやり方をしていたらどんな結果が出ていたのか――それは、ボクたち探究者にとっては決して手を届かせることのできない、理想のその先にある夢想でしかない。
『世界の記憶』を持つボクには、その答えを『知る』手段は確かにあるさ、あるとも。
あるけれど、それを使うことを、用いることをボクはよしとしない。
ボクは『知りたい』んであって、『知っていたい』わけじゃない。ひどく矛盾を生む、ボクにとっては忌むべき物体であるといえるね。
話がそれそうだから本題に戻すけれど……
そう、そんなボクたち、あるべき結果を一つのものとしか受け入れられない、観測手段を一つしか持たないボクたちからすれば、君という存在は、その権能は喉から手が出るほど欲しいものなんだ。
『同じ条件』で、『違う検証』ができ、『本来の結果』とは『別の結果』を見ることができる、究極的な権能— —これを、欲さずにいられるだろうか。
これを目の前にして、あらゆることを試さずにいられるだろうか。
もちろん、ボクとしても決して君にそれを強要するつもりなんてない。
あくまで、君は君の目的のために、その『死に戻り』を大いに利用するべきだ。ボクもまた、君が求める未来へ辿り着くために最善を尽くそう。
そして、その過程でできるならボク自身の好奇心を満たすことにも大いに貢献してもらいたい。
これぐらいは望んでも罰は当たらないはずだ。
君は答えを見られる。
ボクは好奇心を満たせる。
互いの利害は一致している。
ボクだって答えを知っているわけではないから、わざと間違った選択肢に君を誘導して、その上で惨たらしい結末を迎えるような真似はできるはずもない。
直面する問題に対して、最初から正しい答えを持たないという意味ではボクと君はあくまで対等だ。
共に同じ問題に悩み、足掻き、答えを出そうともがくという意味では正しく同志であるというべきだろう。
そのことについてはボクは恥じることなくはっきりと断言できる。
検証する手段が増える、という意味でボクは君をとても好意的に思っているから、君を無碍にするような真似は絶対にしないと誓おう。
もちろん、答えが出ない問題に直面して、ボクの協力があったとしても簡単には乗り越えられない事態も当然あり得るだろう。
知識の面で力を貸すことができても、ボクは決して現実に干渉できるわけではない。
立ちはだかる障害が肉体的な、物理的な力を必要とする問題だった場合、ボクは君の助けになることはできない。
幾度も幾度も、あるいは数百、数千と君は心と体を砕かれるかもしれない。
もしもそうなったとしても、ボクは君の心のケアを行っていきたいと本心から思っている。
そこには君という有用な存在を失いたくないという探究心からなる感情が一片も混じらないとは断言できない。
けれど、君という存在を好ましく思って、君の力になりたいとそう思う気持ちがあるのも本当なんだ。
だから悪いようには思ってもらいたくない。
繰り返しになってしまうが、ボクは君の目的に対して有用な存在だと胸を張れる。
そう、ボクがボクの好奇心といった強欲を満たすために、君の存在をある意味では利用しようと考えるのと同じように、君もまたボクという存在を君の『最善の未来へ至る』という目的のために利用したらいい。
そうやって都合のいい女として、君に扱われるのもボクとしては本望だ。
それで君がやる気になってくれるというのなら、ボクは喜んでボクという存在を捧げよう。
貧相な体ですでに死者であるこの身を、君が望んでくれるかは別としてだけどね。
おっと、こんなことを言っては君の思い人に悪いかな。
君の思い人— —銀色のハーフエルフ、そして青い髪の鬼の少女。
そう君が必ず助け出すと、守ってみせると、心で誓い行動で示している少女たちだ。
二人に対して、そんな強い感情を抱く君の心のありように対するボクの考えはこの場では述べないこととして、しかし純粋に君の前に立ちはだかる壁の高さは想像を絶するものであると断言しよう。
現状、すでにわかっている障害だけでどれだけ君の手に負えないものが乱立していることか。
それらを一人で乗り越えようとする君の覚悟は貴く、そしてあまりにも悲愴なものだ。
ボクがそんな君の道筋の力になりたい、なれればと思う気持ちにも決して偽りはない。
そして、君はボクのそんな気持ちを利用するべきなんだ。
君は、君が持ちえる全てを、君が利用できる全てを利用して、それだけのことをして絆を結んだ人々を助けなくてはならない。
それが君が君自身に誓った誓いで、必要なことであると苦痛の道のりの上で割り切った信念じゃないか。
だからボクは君に問う、君に重ねる、君を想おう。君が自分の命を使い捨てて、それで歩いてきた道のりのことは皮肉にもつい今、第二の『試練』という形で証明された。
あるいはあの『試練』は、君にこれまで歩いてきた道のりを理解させるためにあったんじゃないかとすら錯覚させるほど、必要なものにすら思える。確かに必要のない、自覚することで心がすり減る類の光景であったことは事実だ。
でも、知らなかった状態と知っている状態ならば、ボクはどんな悲劇的な事実であったとしても後者の方を尊く思いたい。
君はこれまで、そしてこれからも、自分の命を『死に戻り』の対価として差し出し、そして未来を引き寄せる必要があるんだ。
そのために犠牲になるものが、世界が、こういった形で『あるのかもしれない』と心に留め置くことは必要なことだったんだ。
いずれ、自分の命を支払うことに何ら感傷を抱かなくなり、人間的な感情が希薄になって、大切な人たちの『死』にすら心を動かさなくなり、無感動で無感情で無気力な日々に沈み、最善の未来へ辿り着いたとしても、そこに君という存在が欠けた状態で辿り着く— —
そんな、徒労感だけが残る未来へ辿り着かないためにも、必要なことだったんだ。
そう、世界の全てに無駄なことなんてものはなく、全ては必要な道行、必要なパズルのピ— —スなんだ。
それを理解するために『試練』はあった。
君が今、こうして足を止めてしまっている理由に、原因にもっともらしい意味をつけて割り切ることが必要なら、こう考えるといい。そして、ボクは君のその考えを肯定する。
君が前へ進むために必要な力を、ボクが言葉で与えられるのならどんな言葉でもかけよう。
それが慰めでも、発破をかけるのでも、愛を囁くのでも、憎悪を掻き立てるものであっても、それが君の力になるのであればボクは躊躇うことなくそれを行使できる。
君はそれを厭うかもしれないが、君のこれからの歩みには必ずボクのような存在の力が必要なんだ。
君がこれから、傷付くことを避けられない孤独の道を歩んでゆくというのなら、その道のりを目を背けることなく一緒に歩ける存在が必ず必要なんだ。
そしてその役割をボクならば、他の誰でもなく、このボクならば何の問題もなく一緒に歩いていくことができる。
繰り返そう、重ねよう、何度だって君に届くように伝えよう。
君には、ボクが必要なはずだ。そして、ボクには君が必要なんだ。
君の存在が、必要なんだ。ボクの好奇心はもはや、君という存在をなくしては決して満たされない。
君という存在だけが、ボクを満たしてくれる。
ボクに、ボクの決して満たされることのない『強欲』に、きっと満足を与えてくれる。
君の存在はもはやボクの、この閉ざされた世界に住まうボクにとっては欠かせない。
君が誰かの希望でありたいと、世界を切り開くために力を行使するのであれば、ボクという哀れな存在にそのおこぼれをいただくことはできないだろうか。
ボクは君がその温情をボクに傾けてくれるというのなら、この身を、知識を、魂を、捧げることを何ら躊躇いはしない。
だからお願いだ。
ボクを信じてほしい。
こうしてこれまで本心を伝えようとしなかったのは、決して君を騙そうとしたりだとか、隠し立てをしようとしていたわけじゃない。
時期を見計らっていただけだ。今、この瞬間に本心の欠片を訴えかけていたとしたら、きっと君はボクから離れてしまったことだろう。
ボクにとってそれは耐え難い損失なんだ。もちろん、それは君にとっても、求める未来を遠ざけるという意味で正しく損失というべきだろう。
いずれ、君は『死に戻り』という特性上、きっと求める未来へ辿り着くことだろう。
けれど、その辿り着ける未来に対し、君が支払う代償は少ない方がいいに決まっている。
ボクは、ボクならばそれを軽減することが可能だ。
最終的に求める結果に辿り着ければいい、などと大目的を理由に小目的を蔑ろにするような、人でなしな考えをするとは誤解しないでほしいんだ。
確かに誘惑に駆られて、こうした場合の結果を見たいがために、最善の道行きに必要な要素に気付いていながら言葉にしない— —というような行いを絶対にしないと断言できるほど、ボクはボクの欲望を抑制できていない。そのことは認めよう。
けれど、誤魔化しはしない。もし仮にそんな信頼に背くような行いに手を染めるようなことがあれば、それを隠すようなことだけは絶対にしない。
必ず打ち明ける。
そして、失った信頼に応えられるよう、何度でも君のために力を尽くそう。
どんなことがあっても、必ずボクは君を君が望む最善の未来へ送り出す。
絶対に、絶対にだ。だからそのために必要な手段であると割り切って、ボクを選んではくれないだろうか。
ボクが君に望み、君に求める要求は契約の際に述べたこと通りだ。
あとは君が、君自身が、欲しいと欲する願いに対してどこまで身を切れるか、という話になってくる。
ボクの覚悟は今述べた通りだ。
あとは、君の覚悟を聞きたい。
君の方こそ、ボクとの契約を交わし、ボクの協力を得て、その上で必ず未来へ辿り着くのだと、その気概があるのだとボクに証明してみせてほしい。
それができてこそ初めて、君は第二の『試練』に打ち勝ったと胸を張って言えるんだ。
第三の『試練』に進み、そしてそれを乗り越えて『聖域』の解放を果たす。
今後、『聖域』と君の思い人、そして大切な人々に降りかかる災厄を思えば、これは越えなくてはならない正しく『試練』なんだ。それを乗り越える力が、覚悟が君にあるのだと、ボクに教えてほしい。
そしてその上で、ボクを奪って、ボクの知識を利用して、その先にあるものを得ていこう。
ボクが君に望み、君に求め、そして代わりに君に差し出せるものは以上だ。
ボクは真摯に、正直に、全てを打ち明けたつもりだ。
その上で、君がどういった判断をするのか— —それを、ボクに教えてほしい。ボクという存在の、好奇心の一端を満たすためにも、ね」
動畫只有1/4的量,原作4000字的超長超硬台詞!
#暴太郎战队donbrothers[超话]#
ドン!舞台挨拶!!
暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新初恋ヒーロー
新宿バルト9で舞台挨拶が開催されたDON!!
縁が出来た皆さん、ありがDON!!
みんなはもう観たDON?
まだの人は映画館へGO✨
一回観た人も意味がわかるまで何度でもGO!GO
#ドンブラthemovie
ドン!舞台挨拶!!
暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新初恋ヒーロー
新宿バルト9で舞台挨拶が開催されたDON!!
縁が出来た皆さん、ありがDON!!
みんなはもう観たDON?
まだの人は映画館へGO✨
一回観た人も意味がわかるまで何度でもGO!GO
#ドンブラthemovie
无情?有情?童磨的爱因何而生?
——公式书《鬼杀队见闻录2》上弦之二部分解读
写这篇分析的原因是前两天在wb上看到有人号称“童磨对待琴叶和别人不同,没有吃了她而是土葬了”、“童磨招式里的莲花源自琴叶”、“是公式书2写的”(该po发在超话,现已删除
我???整个一大问号❓
别人看的都是假的公式书是吗??
明明公式书2里谈及琴叶只有寥寥几笔带过,说的也只是童磨曾收留过琴叶,但在琴叶抛下猪猪后就杀了她……都不知道土葬这个说法是怎么传出来的[黑线]
关于招式的谣言就更是离谱,真看不出来他的“万世极乐教”来源是什么吗?招式里的莲花元素分明来自佛教,除了莲花他的招式里甚至还有“菩萨”,是不是也和琴叶有关??
是【因为莲花本就是他的象征物,所以插图才用了莲花】,而不是【因为插图画了莲花,所以他的招式里才有了莲花元素】好吗……连事情发展的先后顺序都完全没搞清楚,童磨当了几百年的鬼,招式能是因为琴叶想出来的?这脑补有多离谱还用说么[费解]
况且要是说到CP的实锤,反而是锤了童磨对蝴蝶忍是“因初次感受到的激烈心跳而面红耳赤”以及有着“强烈的积极性”——具体表现为对着忍激情告白并且邀她一起下地狱[允悲]
P3【強烈な前向きさ】【初めての高鳴る鼓動に頬を赤らめる】
实际上,仔细分析完童磨这个角色后就会顿悟,为什么童磨对忍会产生这样的情感,我甚至在回顾时忍不住惊叹一些细节方面的刻画,原作的描写加上公式书的解读,能完完全全剖析出童磨这个鬼的思维逻辑和行为模式。
这个角色的一切言行皆出之有因,包括他生前的态度与死后的转变,那些对比冲突绝不是毫无计划地“想到哪里画到哪里”。
按公式书所说,童磨小时候觉得人类实在可悲,看着自己父母欺骗教徒号称他能聆听神谕,但他明明“既听不到神谕也根本就不信神佛”,更是觉得“盲目依靠神佛来支撑心灵的人类愚蠢而又可怜”,还因此流下了眼泪。
P4【極楽浄土の存在は全く信じておらず神の声を聞いたこともなかったため、神や仏にすがる人間を愚かだと哀れみ、涙を流した】
神奇的是,童磨虽然曾因“人类的愚蠢可怜”而落泪,但在面对父母的惨剧时,他却丝毫“不觉得悲伤与孤独”,只是在想“血的味道太重需要通通风”——人类的感情对他来说如同镜花水月,面对死亡他根本就不为所动。
P5【悲しさや寂しさを感じず、血の匂いを換気することなどを考えていた】
根据这些描述,其实可以推得童磨并非没有感情,而是没有“和人类相同的感情”。
他的思维逻辑生来就异于常人,无法与普通人共情,也从未觉得死亡是悲伤可怖的,甚至在自己临死前心里都没有涌现出惧意或悔意这类“像人类那样的情感”。
P6【死を目前にしても恐怖や悔しさはなく、人間らしい感情を覚えることはなかった】
而在童磨的认知里“拯救人类是自己的使命”,“吃掉信徒”就是他的拯救方式——这部分也有原作里他在死前的独白作为佐证,他认为自己“为了人类和这个世界尽心竭力,做出了无数的贡献”……也就是说,他是真的有在兢兢业业地当他的教主[笑cry]
P7【善行として人間を喰い、解放へと導く】【人間を救済することは使命だと信じて疑わなかった】
所以童磨你……就是一直把自己当作卡密对吧???
而事实上他又不信神佛,所以甚至可以说,在他的认知里神佛都无法与自己相比较……
因为从小就与众不同,所以他认为自己是区别于人类的存在,虽然缺乏人类角度的认知,但会因为感到人类可悲可怜而流下眼泪——这不是没有感情,而是不理解“人类的感情”。
童磨把自己认作为人类的救世主,“觉得人类很可怜”。尽管他也很好奇人类的感情,但内心深处却并不认为高高在上的自己必须要去理解这些。
P8【真意では人間は気の毒な存在だと哀れみ、見下している】
所以,不要再谣传什么土葬了,如果真的有仔细解读童磨这个鬼,又怎么可能还会认为土葬代表了在他心中与众不同,代表了“真爱”?
对于童磨来说,只有被他吃下去才能达成救赎……他把琴叶土葬?这得是多重的惩罚??不要为了磕CP而ooc角色啊。
不论如何,事实就是对于童磨来说,琴叶与其他所有等待自己拯救的可怜人类一样,没有什么不同,没有什么特殊,对待人类他向来一视同仁——都需要他的救济,也都需要被他吃掉。
他会因为香奈乎的激将法而生气,正是因为香奈乎说他“很可怜”、“很愚蠢”——这威胁到了他身为救世主的尊严与权威:人类作为被怜悯被拯救的对象,又怎么能反过来对救世主怜悯鄙夷呢?
这样看来,对童磨来说“作为鬼被杀死”,或许正是“神明堕为凡人”的一个过程、一种暗喻。
他已不是高高在上的救世主,落入凡尘坠入地狱,也就意味着他才终于拥有了“初次心动”的可能性。
至于他为什么会心动,其实原作早已给出了答案。
在死后见到忍时,他甚至不清楚她究竟是谁,后来却因为忍的一句话而瞬间改变了神色:
“我坚信自己的战友之中,一定有人能将他消灭。”
还记得回忆里童磨曾为了什么而流泪吗?
——“盲目信仰神佛的人类愚蠢而又可怜”
但是在这里,忍的信任并不是寄托于虚无缥缈的神佛,而是寄托给了一直以来并肩作战的同伴——她所相信的是人类自己。
对于童磨来说,这句话直击心灵,正是蝴蝶忍在他眼中变得与众不同的开始。
曾经不信神佛又如何?
他都能在躯体消亡后再次和她相见。
他都能在失去心脏后初次感受心跳。
那么,邀请心上人一起走一遭地狱,又有什么不可以?
#童忍# #鬼灭之刃#
——公式书《鬼杀队见闻录2》上弦之二部分解读
写这篇分析的原因是前两天在wb上看到有人号称“童磨对待琴叶和别人不同,没有吃了她而是土葬了”、“童磨招式里的莲花源自琴叶”、“是公式书2写的”(该po发在超话,现已删除
我???整个一大问号❓
别人看的都是假的公式书是吗??
明明公式书2里谈及琴叶只有寥寥几笔带过,说的也只是童磨曾收留过琴叶,但在琴叶抛下猪猪后就杀了她……都不知道土葬这个说法是怎么传出来的[黑线]
关于招式的谣言就更是离谱,真看不出来他的“万世极乐教”来源是什么吗?招式里的莲花元素分明来自佛教,除了莲花他的招式里甚至还有“菩萨”,是不是也和琴叶有关??
是【因为莲花本就是他的象征物,所以插图才用了莲花】,而不是【因为插图画了莲花,所以他的招式里才有了莲花元素】好吗……连事情发展的先后顺序都完全没搞清楚,童磨当了几百年的鬼,招式能是因为琴叶想出来的?这脑补有多离谱还用说么[费解]
况且要是说到CP的实锤,反而是锤了童磨对蝴蝶忍是“因初次感受到的激烈心跳而面红耳赤”以及有着“强烈的积极性”——具体表现为对着忍激情告白并且邀她一起下地狱[允悲]
P3【強烈な前向きさ】【初めての高鳴る鼓動に頬を赤らめる】
实际上,仔细分析完童磨这个角色后就会顿悟,为什么童磨对忍会产生这样的情感,我甚至在回顾时忍不住惊叹一些细节方面的刻画,原作的描写加上公式书的解读,能完完全全剖析出童磨这个鬼的思维逻辑和行为模式。
这个角色的一切言行皆出之有因,包括他生前的态度与死后的转变,那些对比冲突绝不是毫无计划地“想到哪里画到哪里”。
按公式书所说,童磨小时候觉得人类实在可悲,看着自己父母欺骗教徒号称他能聆听神谕,但他明明“既听不到神谕也根本就不信神佛”,更是觉得“盲目依靠神佛来支撑心灵的人类愚蠢而又可怜”,还因此流下了眼泪。
P4【極楽浄土の存在は全く信じておらず神の声を聞いたこともなかったため、神や仏にすがる人間を愚かだと哀れみ、涙を流した】
神奇的是,童磨虽然曾因“人类的愚蠢可怜”而落泪,但在面对父母的惨剧时,他却丝毫“不觉得悲伤与孤独”,只是在想“血的味道太重需要通通风”——人类的感情对他来说如同镜花水月,面对死亡他根本就不为所动。
P5【悲しさや寂しさを感じず、血の匂いを換気することなどを考えていた】
根据这些描述,其实可以推得童磨并非没有感情,而是没有“和人类相同的感情”。
他的思维逻辑生来就异于常人,无法与普通人共情,也从未觉得死亡是悲伤可怖的,甚至在自己临死前心里都没有涌现出惧意或悔意这类“像人类那样的情感”。
P6【死を目前にしても恐怖や悔しさはなく、人間らしい感情を覚えることはなかった】
而在童磨的认知里“拯救人类是自己的使命”,“吃掉信徒”就是他的拯救方式——这部分也有原作里他在死前的独白作为佐证,他认为自己“为了人类和这个世界尽心竭力,做出了无数的贡献”……也就是说,他是真的有在兢兢业业地当他的教主[笑cry]
P7【善行として人間を喰い、解放へと導く】【人間を救済することは使命だと信じて疑わなかった】
所以童磨你……就是一直把自己当作卡密对吧???
而事实上他又不信神佛,所以甚至可以说,在他的认知里神佛都无法与自己相比较……
因为从小就与众不同,所以他认为自己是区别于人类的存在,虽然缺乏人类角度的认知,但会因为感到人类可悲可怜而流下眼泪——这不是没有感情,而是不理解“人类的感情”。
童磨把自己认作为人类的救世主,“觉得人类很可怜”。尽管他也很好奇人类的感情,但内心深处却并不认为高高在上的自己必须要去理解这些。
P8【真意では人間は気の毒な存在だと哀れみ、見下している】
所以,不要再谣传什么土葬了,如果真的有仔细解读童磨这个鬼,又怎么可能还会认为土葬代表了在他心中与众不同,代表了“真爱”?
对于童磨来说,只有被他吃下去才能达成救赎……他把琴叶土葬?这得是多重的惩罚??不要为了磕CP而ooc角色啊。
不论如何,事实就是对于童磨来说,琴叶与其他所有等待自己拯救的可怜人类一样,没有什么不同,没有什么特殊,对待人类他向来一视同仁——都需要他的救济,也都需要被他吃掉。
他会因为香奈乎的激将法而生气,正是因为香奈乎说他“很可怜”、“很愚蠢”——这威胁到了他身为救世主的尊严与权威:人类作为被怜悯被拯救的对象,又怎么能反过来对救世主怜悯鄙夷呢?
这样看来,对童磨来说“作为鬼被杀死”,或许正是“神明堕为凡人”的一个过程、一种暗喻。
他已不是高高在上的救世主,落入凡尘坠入地狱,也就意味着他才终于拥有了“初次心动”的可能性。
至于他为什么会心动,其实原作早已给出了答案。
在死后见到忍时,他甚至不清楚她究竟是谁,后来却因为忍的一句话而瞬间改变了神色:
“我坚信自己的战友之中,一定有人能将他消灭。”
还记得回忆里童磨曾为了什么而流泪吗?
——“盲目信仰神佛的人类愚蠢而又可怜”
但是在这里,忍的信任并不是寄托于虚无缥缈的神佛,而是寄托给了一直以来并肩作战的同伴——她所相信的是人类自己。
对于童磨来说,这句话直击心灵,正是蝴蝶忍在他眼中变得与众不同的开始。
曾经不信神佛又如何?
他都能在躯体消亡后再次和她相见。
他都能在失去心脏后初次感受心跳。
那么,邀请心上人一起走一遭地狱,又有什么不可以?
#童忍# #鬼灭之刃#
✋热门推荐