綾薙学園天文部公式 @hstar_mu：
星「どこだどこだ～」
月「星谷。那雪から聞いたが…天花寺も言った通り、新しい星なんて簡単には見つからないんだぞ。高校の天文部にあるような望遠鏡ではとても……」
星「え、そうなのっ？鳳先輩は見つかるって言ってたのになあ」
月「え……。……兄に、機材を借りられるか聞いてみるか？」
星「どこだどこだ～」
月「星谷。那雪から聞いたが…天花寺も言った通り、新しい星なんて簡単には見つからないんだぞ。高校の天文部にあるような望遠鏡ではとても……」
星「え、そうなのっ？鳳先輩は見つかるって言ってたのになあ」
月「え……。……兄に、機材を借りられるか聞いてみるか？」
綾薙学園天文部公式 @hstar_mu：
星「どこだどこだ～」
那「ふふ。星谷くん、熱心に望遠鏡覗いてるね」
星「そう、ゆうた星を探してるんだ！」
那「え。そんな名前の星があるの？」
星「違った！ゆうた星になるはずの星を探してるんだ！」
那「それって……この間言ってた新しい星を見つけるっていう？本気だったの……？」
星「どこだどこだ～」
那「ふふ。星谷くん、熱心に望遠鏡覗いてるね」
星「そう、ゆうた星を探してるんだ！」
那「え。そんな名前の星があるの？」
星「違った！ゆうた星になるはずの星を探してるんだ！」
那「それって……この間言ってた新しい星を見つけるっていう？本気だったの……？」
むき出しの好奇心にブレーキをかけて、はっきり[知らない]と言えず、そして、それを恥ずかし、と思うようになるのは、それだけ自我意識が確立した、ということにほかられないわけだから、いちがいに、それを悪いことだ、とは思わない。しかし、知りたいと欲求を抑えて、知ったかぶりをする、というのは人生の生き方として、大きなマイナスなのではないか。頭の中には、まだいくらでも情報はいる余裕がある。好奇心にブレーキをかけるのは、けっして賢明なことではないのだ。——加藤秀俊
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